熱間押出
押出はビレットと呼ばれるアルミニウムの塊を350~550℃の熱間で、押出機を用いて強い圧力を加え、いろいろな形をしたダイス穴から押出して、さまざまな断面形状をもった製品を作ります。
アルミニウム押出材の製造工程
アルミニウム押出品は、冷暖房の熱交換器ラジエータ、カークーラなどの生活必需品から、レジャー用品、航空機材まで幅広く活用されています。それだけに製品開発は活発です。切削作業の円滑化を飛躍的に高めた快削合金の開発により、オーディオ、カメラ部品などの合理化を推進。溶接構造の研究開発により、鉄道車両の軽量化に協力。さらに、最新設備の導入により、航空機などの極めて高い品質が要求される製品の製造も行っています。こうした技術革新を通じて厚い信頼を得ています。