悲劇「リア王」百花斉放 新訳や92歳女帝、新たな価値観
悲劇「リア王」百花斉放 新訳や92歳女帝、新たな価値観
シェークスピア悲劇「リア王」の上演がこの秋相次ぐ。女性の強さを明確に打ち出した新訳や、大胆な翻案による92歳の女帝、そしてオペラ。三者三様の老王が新たな価値観を提案する。
「テーマは分断と寛容と愛。特に世代間の分断を理解し合うことの難しさを、リア王の中に見いだした」と語るのは気鋭の演出家、藤田俊太郎だ。KAAT神奈川芸術劇場(横浜市)で10月3日まで上演中の「リア王の悲劇」で、シェークスピア作品…