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原油、先物に供給過剰の兆し 「逆ざや」4年ぶり低水準
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原油の先物市場に供給過剰の兆しが見えている。期近物が期先物より高い「逆ざや」が、9月中旬としては2020年以来の水準まで縮まった。原油需要の鈍化や米国、カナダなどによる増産を見すえた取引が、現物不足を示唆していた逆ざやの縮小をもたらしている。
原油の国際指標である北海ブレント原油先物(期近物)は10日、一時1バレル68.68ドルまで下がり、ロシアがウクライナを侵略する前の21年12月以来の低水準...
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