自民「臨時国会10月9日まで」提案 立民「受け入れがたい」
自民党の浜田靖一、立憲民主党の笠浩史両国会対策委員長は30日、国会内で会談した。浜田氏は10月1日召集する臨時国会の会期を9日までとするよう笠氏に提案した。笠氏は会談後「9日に(衆院を)解散をすることが前提の提案だ。到底受け入れがたい」と記者団に述べた。
立民など野党各党の国対委員長は浜田氏との会談前に国会内で会談し、臨時国会で予算委員会を開くよう自民党の石破茂総裁に要求する方針を確認していた。
自民党は同日午後の衆院議院運営委員会の理事会で9日までの会期を正式に提案した。野党は反対し、理事会は休憩となった。立民の青柳陽一郎氏は理事会後、予算委の開催を重ねて要求したことを明かし、記者団に「9日間で折り合うつもりは全くない」と強調した。