JP2001231990A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001231990A
JP2001231990A JP2000044807A JP2000044807A JP2001231990A JP 2001231990 A JP2001231990 A JP 2001231990A JP 2000044807 A JP2000044807 A JP 2000044807A JP 2000044807 A JP2000044807 A JP 2000044807A JP 2001231990 A JP2001231990 A JP 2001231990A
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Sadao Ioki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技の興趣を高めることが可能な遊技機を提
供する。 【解決手段】 遊技制御手段からの指令に基づいて変動
表示装置の表示制御を行う表示制御手段を備え、複数の
変動表示領域における表示結果が、予め設定されている
有効ライン上において特定の組合せ態様となることに関
連して特別遊技状態が発生し、該特別遊技状態の発生に
基づき所定の遊技価値を付与可能な遊技機である。表示
制御手段は、所定条件が成立した場合に、複数の変動表
示領域の中で特定の変動表示領域に表示されている第1
の識別情報を拡大表示させると共に、特定の変動表示領
域以外の変動表示領域に表示されている第2の識別情報
を縮小表示させ、該第2の識別情報の縮小表示に伴い、
該第2の識別情報の表示数と特定の組合せ態様を成立さ
せ得る有効ラインの数を増加させる表示制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の変動表示領
域における表示結果が、予め設定されている有効ライン
上において特定の組合せ態様となることに関連して特別
遊技状態が発生し、該特別遊技状態の発生に基づき所定
の遊技価値を付与可能な遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、遊技領域に発射した遊技球の
始動口への入賞等に基づいて、液晶表示装置(LCD)
やブラウン管(CRT)等からなる変動表示装置に、複
数種類の識別情報を変動表示すると共に、その変動表示
の結果が予め定められた特定の組合せ態様(例えば、
「1,1,1」など)となることに関連して特別遊技状
態(例えば、大当たり)を発生させ、該特別遊技状態の
発生に基づき所定の遊技価値(多数の遊技媒体の獲得機
会)を遊技者に付与可能な遊技機として、例えば、パチ
ンコ遊技機が知られている。また、このような遊技機の
中には、上記特定の組合せ態様が成立する可能性のある
リーチ状態のときに、例えば、既に停止表示されている
識別情報を縮小表示し、遊技者が最も注視する変動表示
中の識別情報を拡大表示する表示制御を行う遊技機も知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の遊
技機のように、リーチ状態のときに、既に停止表示され
ている識別情報を縮小表示し、変動表示中の識別情報を
拡大表示する場合には、変動表示中の識別情報の視認性
を向上させることができるものの、遊技性に変化が無
く、それだけでは遊技の興趣を得難いという問題点があ
った。
【0004】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、遊技の興趣を高めることが可能
な遊技機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、複数の変動表示領域(10
a、10b、10c)を有し、該変動表示領域の各々に
複数種類の識別情報からなる一連の識別情報を順次変動
表示可能な変動表示装置(4a)と、遊技の進行に関す
る制御を行う遊技制御手段(例えば、遊技制御装置20
など)と、該遊技制御手段からの指令に基づいて前記変
動表示装置の表示制御を行う表示制御手段(例えば、表
示制御装置40など)と、を備え、前記複数の変動表示
領域における表示結果が、予め設定されている有効ライ
ン上において特定の組合せ態様となることに関連して特
別遊技状態が発生し、該特別遊技状態の発生に基づき所
定の遊技価値を付与可能な遊技機(例えば、パチンコ遊
技機など)において、前記表示制御手段は、所定条件が
成立した場合に、前記複数の変動表示領域の中で特定の
変動表示領域(例えば、変動表示領域10bなど)に表
示されている第1の識別情報を拡大表示させると共に、
前記特定の変動表示領域以外の変動表示領域(例えば、
変動表示領域10a、10cなど)に表示されている第
2の識別情報を縮小表示させ、該第2の識別情報の縮小
表示に伴い、該第2の識別情報の表示数と前記特定の組
合せ態様を成立させ得る前記有効ラインの数を増加させ
る表示制御を行う構成とした。
【0006】この請求項1記載の発明によれば、所定条
件が成立した場合に、複数の変動表示領域の中で特定の
変動表示領域に表示されている第1の識別情報を拡大表
示させると共に、特定の変動表示領域以外の変動表示領
域に表示されている第2の識別情報を縮小表示させ、該
第2の識別情報の縮小表示に伴い、該第2の識別情報の
表示数と特定の組合せ態様を成立させ得る有効ラインの
数を増加させるようにしたので、所定条件が成立した場
合において、特別遊技状態発生の期待感をより一層高め
ることができ、その結果として、遊技の興趣を高めるこ
とができる。しかも、第1の識別情報を拡大表示させる
と共に、第2の識別情報を縮小表示させるようにしたの
で、変動表示装置の限られた表示領域を有効に活用する
ことができ、それにより効果的な演出表示が可能とな
る。例えば、拡大表示する第1の識別情報を、変動表示
中の識別情報とすることで、遊技者の最も注視する変動
表示中の識別情報の視認性を向上させることができ、尚
かつ遊技の臨場感を高めることができる。
【0007】ここで、遊技機には、パチンコ遊技機、ア
レンジボール遊技機、雀球遊技機などの弾球遊技機や、
パチスロ或いはスロットマシーンなどが含まれる。識別
情報には、数字、文字、記号およびキャラクタ、並び
に、色彩など、視覚により識別可能な識別図柄(識別標
識)等が含まれる。変動表示装置は、液晶表示装置、C
RT(陰極線管)表示装置などの単体の装置であって
も、また、これら装置と多数の発光素子を配列した表示
装置、回転ドラムを使用したメカ式の表示装置などとの
組み合わせでもよく、画像表示可能な領域を含んでいれ
ばよい。特別遊技状態とは、通常遊技時に比べて遊技者
に特に有利となる遊技状態(多数の遊技媒体(所定の遊
技価値)を獲得し易い状態)をいい、例えば、第1種の
パチンコ遊技機における大入賞口(特別変動入賞装置と
もいう。)の開放、第3種のパチンコ遊技機における権
利発生の状態、或いは電動役物を複数備えた一般電役機
における電動役物を連続して開放させる状態、スロット
マシーンでのボーナスゲームなどがある。所定条件の成
立としては、各変動表示領域の識別情報が順に停止され
る過程で、所定の有効ライン上において特定の組合せ態
様の成立する可能性が生じて、リーチ状態が発生したと
きなどが挙げられる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊
技機において、前記表示制御手段は、前記一連の識別情
報の変動表示速度を遊技者が視認可能な低速に切り換え
る変動表示速度切換手段を備え、該変動表示速度切換手
段は、前記特定の組合せ態様を成立させ得る識別情報
が、該識別情報の停止表示によって前記特定の組合せ態
様が成立する有効ライン上を通過するときに、前記一連
の識別情報の変動表示速度を低速に切り換えるようにな
っている構成とした。
【0009】この請求項2記載の発明によれば、特定の
組合せ態様を成立させ得る識別情報が、該識別情報の停
止表示によって特定の組合せ態様が成立する有効ライン
上を通過するときに、一連の識別情報の変動表示速度を
低速に切り換えるようにしたので、遊技者の最も注視す
る識別情報の視認性を向上させることができる。また、
特別遊技状態発生の期待感をさらに高めることができ
る。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の遊技機において、前記表示制御手段は、前記特定
の組合せ態様を成立させ得る識別情報が、該識別情報の
停止表示によって前記特定の組合せ態様が成立する有効
ライン上を通過するときに、その有効ラインを他の有効
ラインと区別して表示させる表示制御を行う構成とし
た。
【0011】この請求項3記載の発明によれば、特定の
組合せ態様を成立させ得る識別情報が、該識別情報の停
止表示によって特定の組合せ態様が成立する有効ライン
上を通過するときに、その有効ラインを他の有効ライン
と区別して表示させるようにしたので、特定の組合せ態
様が成立する可能性のある有効ラインを認識するのが容
易となる。従って、遊技者が遊技の興趣を得やすくな
る。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何
れかに記載の遊技機において、前記表示制御手段は、前
記特定の組合せ態様を成立させ得る識別情報が、該識別
情報の停止表示によって前記特定の組合せ態様が成立す
る有効ライン上を通過するときに、その有効ライン上で
既に停止表示されている識別情報の態様を変化させるこ
とで、前記特定の組合せ態様が成立する可能性のある有
効ラインを報知するようになっている構成とした。
【0013】この請求項4記載の発明によれば、特定の
組合せ態様を成立させ得る識別情報が、該識別情報の停
止表示によって特定の組合せ態様が成立する有効ライン
上を通過するときに、その有効ライン上で既に停止表示
されている識別情報の態様を変化させることで、特定の
組合せ態様が成立する可能性のある有効ラインを報知す
るようにしたので、特定の組合せ態様が成立する可能性
のある有効ラインを認識するのが容易となる。従って、
遊技者が遊技の興趣を得やすくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図6の図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は、本発明に係る遊技機として例示す
るパチンコ遊技機の遊技盤を示す正面図である。
【0016】この実施の形態のパチンコ遊技機は、内部
の遊技領域(後述)内に遊技球(遊技媒体)を発射して
遊技を行うもので、その前側上半部のガラス板の奥側に
は、遊技領域1aを構成する遊技盤1が設置されてい
る。
【0017】この遊技盤1のガイドレール2で囲まれた
遊技領域1aには、普図始動ゲート6,6、特別図柄
(特図)表示装置4、普通図柄(普図)表示装置7、普
図変動表示遊技の結果如何によって開閉部材9a,9a
を開(遊技者にとって有利な状態)閉(遊技者にとって
不利な状態)させる特図始動口を兼ねた普通変動入賞装
置9、特図変動表示遊技の結果如何によって大入賞口を
閉じた状態(遊技者にとって不利な状態)から開放状態
(遊技者にとって有利な状態)に変換するサイクル遊技
を行う特別変動入賞装置5、一般入賞口8,…、サイド
ランプ12,12、風車と呼ばれる打球方向変換部材
(図示省略)、多数の障害釘(図示省略)などが配設さ
れている。遊技領域1aの最下端部中央にはアウト球を
回収するためのアウト穴13が設けられている。
【0018】特別図柄表示装置4は、例えば、液晶表示
装置(LCD:Liquid Crystal Display)からなる特図
の変動表示装置4aと、遊技制御装置20(図2)の制
御下で変動表示装置4aの表示制御を行う表示制御手段
として例示する表示制御装置40(図3)と、を備えて
いる。変動表示装置4aは、複数の変動表示領域10
a、10b、10cを有し、該変動表示領域の各々に一
連の識別情報を順次変動表示させた後に停止させること
で、特図の変動表示遊技の表示が可能となっている。ま
た、特別図柄表示装置4の上部には、普通変動入賞装置
9に遊技球が入賞して特図変動表示遊技が未処理となっ
ている未処理回数を点灯表示する特図始動記憶表示器4
b,…が設けられている。普通図柄表示器7は、例え
ば、7セグメント型のLEDなどによって構成され、普
通図柄(例えば、図柄、数字、記号などの識別情報)の
変動表示遊技が行われるようになっている。また、特別
変動入賞装置5の開閉扉5aの右側には、普図始動ゲー
ト6,6に遊技球が入賞(普図の始動入賞)して普図変
動表示遊技が未処理となっている未処理回数を表示する
普図始動記憶表示器6aが配設されている。
【0019】普通変動入賞装置9は左右一対の開閉部材
9a,9aを具備し、この開閉部材9a,9aは、常時
は遊技球が1個流入可能な程度の間隔で閉じた状態を保
持しているが、普通図柄表示器7の変動表示遊技の結果
が所定の停止表示態様(例えば、「7」)となった場合
には、逆「ハ」の字状に開いて普通変動入賞装置9に遊
技球が流入し易い状態(遊技者にとって有利な状態)に
変化されるようになっている。この普通変動入賞装置9
は、特図の始動口も兼ね、その内部(入賞領域)に特図
始動センサ9b(図2)を備えている。また、普図始動
ゲート6,6内には、該普図始動ゲート6,6を通過し
た遊技球を検出するための普図始動ゲートセンサ6b,
6b(図2)が設けられている。
【0020】特別変動入賞装置5はアタッカー形式の開
閉扉5aによって開閉される大入賞口5bを備えてい
る。開閉扉5aはその上端側が手前側に倒れる方向に回
動して開放可能になっていて、特図の変動表示遊技の結
果が特定の組合せ態様(例えば、「7、7、7」のゾロ
目)となって大当たり等が発生した場合に、大入賞口5
bが開放されて、多数の遊技媒体(所定の遊技価値)を
獲得し易い状態に変換されるようになっている。この大
入賞口5bの内部(入賞領域)には、該大入賞口5bに
入った遊技球を検出するためのカウントセンサ5c(図
2)と、大入賞口5bに入った遊技球のうち継続入賞領
域(V入賞領域)に流入した遊技球を検出するための継
続センサ5d(図2)が配設されている。また、各一般
入賞口8,…の内部(入賞領域)には、該入賞口8,…
に入った遊技球を検出するための入賞口センサ8a,…
(図2)が配設されている。
【0021】図2には、このパチンコ遊技機の裏側に設
置された遊技系統の制御を行う遊技制御手段として例示
する遊技制御装置20の主要制御ブロック図を示す。
【0022】遊技制御装置20は、内部にCPU(Cent
ral Processing Unit)21a、RAM(Random Access
Memory)21b及びROM(Read Only Memory)21
cを備えた遊技用マイクロコンピュータ21、入力I/
F23a、出力I/F23b、発振器22等により構成
されている。
【0023】CPU21aは、制御部、演算部を備え、
演算制御を行う他、特図や普図の変動表示遊技の遊技内
容決定に関与する各種乱数値なども生成している。RA
M21bは、特図始動信号としての特図始動センサ9b
のオン信号の記憶(特図始動記憶)および普図始動信号
としての普図始動ゲートセンサ6b,6bのオン信号の
記憶(普図始動記憶)の記憶領域、CPU21aで生成
される各種乱数値の記憶領域、各種データを一時的に記
憶する記憶領域、並びに、CPU21aの作業領域を備
えている。このRAM21bには、バックアップ電源2
4が接続されており、例えば、停電発生時など、RAM
21bへの電源供給が遮断された場合においても、RA
M21bの記憶内容が所定時間保持されるようになって
いる。ROM21cには、遊技上の制御プログラムや制
御データが書き込まれている他、特図や普図の変動表示
遊技の遊技内容を決定するための各種判定値(例えば、
特図の大当たり発生を判定するための特図の大当たり判
定値)などが書き込まれている。
【0024】入力I/F23aには、図示しないローパ
スフィルタ及びバッファーゲートを介して、下皿のオー
バーフロー状態を検出するためのオーバーフローセンサ
84、予備球の貯留状態を検出するための半端球センサ
85、遊技盤1前方のガラス板を保持するガラス枠の開
放状態を検出するためのガラス枠センサ86、特図始動
センサ9b、普図始動ゲートセンサ6b,6b、継続セ
ンサ5d、カウントセンサ5c、入賞口センサ8a,
…、などが接続されていて、これらから出力される各種
の出力信号をCPU21aに出力している。一方、出力
I/F23bには、CPU21aから出力される制御信
号を入力して、図示しない出力ポート及びドライバーを
介して、普通図柄表示器7、特別変動入賞装置5の開閉
扉5aを開閉するための駆動力を付与する大入賞口ソレ
ノイド5e、普通変動入賞装置9の開閉部材9a,9a
を開閉するための駆動力を付与する普通電動役物ソレノ
イド6c、遊技制御装置20の制御下で排出ユニット
(図示省略)の排出制御等を行う排出制御装置30、遊
技制御装置20の制御下で各種装飾ランプ・LED等の
点灯・点滅制御を行う装飾制御装置50、遊技制御装置
20の制御下でスピーカ(図示省略)の出力制御を行う
音制御装置60、盤用外部情報出力部81、枠用外部情
報出力部82などに出力している。
【0025】図3には、この遊技制御装置20の制御下
で変動表示装置4aの表示制御を行う表示制御手段とし
て例示する表示制御装置40の主要制御ブロック図を示
す。
【0026】この表示制御装置40は、CPU(Central
Processing Unit)41、ROM(Read Only Memory)
42、RAM(Random Access Memory)43およびDMA
C(Direct Memory Access Controller)44、クロッ
ク45、VDC(Video Digital Controller)46、フ
ォントROM47、VDC46の電気信号(入力信号)
を光信号(出力信号)に変換させる際のγ補正を行うγ
補正回路48、インターフェイス49などを備えてい
る。
【0027】CPU41は、その内部に制御部、演算
部、各種カウンタ、各種レジスタなどを備え、遊技制御
装置20とインターフェイス49を介して接続され、遊
技制御装置20の制御下、変動表示装置4aの制御を行
っている。その制御データはクロック45からのパルス
に同期させてVDC46に送られる。ROM42には、
変動表示装置4aの表示制御を行うための表示制御プロ
グラム(各種リーチ演出の表示制御プログラムも含む)
や表示制御データ等が書き込まれている。RAM43
は、各種データを一時的に記憶する記憶領域とCPU4
1の作業領域などを備えている。DMAC44は、遊技
用マイクロコンピュータ21からの表示制御情報(指
令)に対し、CPU41とのアクセスなしで直接各メモ
リーやVDC46等の間で表示制御データのやり取りを
行っている。
【0028】フォントROM47には、変動表示遊技用
の識別情報の表示データ、背景画像の表示データ、キャ
ラクタ画像の表示データ、リーチ画像の表示データ、遊
技内容を説明する文字の表示データなどが書き込まれて
いる。VDC46の内部には、図示は省略するが、スプ
ライトRAM、パレットRAM、V−RAM等が備えら
れていて、次のような画像データ制御を行っている。即
ち、VDC46は、CPU41からの指令信号を受け
て、フォントROM47から識別情報や背景画像の表示
データを取り出して編集する。そして、その指令信号に
含まれる配色データに基づいて、その編集した画像デー
タに対し配色の指定をパレットRAMで行い、次いでス
プライトRAMにて識別情報やキャラクタ等の画像編集
を行う。この編集された画像データ信号はγ補正回路4
8で補正された後、V_SYNCやH_SYNCと同期
させて変動表示装置(LCD)4aに送信される。
【0029】この実施の形態に係るパチンコ遊技機は、
上記のように構成されていて、遊技制御装置20や表示
制御装置40により、例えば、次のような遊技制御と表
示制御が行われる。
【0030】即ち、常時は、遊技制御装置20からの表
示制御情報(指令)に基づいて表示制御装置40が変動
表示装置4aの表示制御を行って、変動表示装置4a
で、例えば、客寄せ用呼び込み表示等の画像表示が行わ
れている。
【0031】この状態で、遊技領域1aに打ち込まれた
遊技球が普図の始動ゲート6,6中を通過すると、その
遊技球の通過が普図始動ゲートセンサ6b,6bに検出
されて該検出信号が遊技制御装置20のCPU21aに
入力される。その検出信号の入力に基づいて、遊技制御
装置20のCPU21aでは、RAM21bに記憶され
ている普図に関する各種乱数値(所定周期で記憶更新さ
れている)を抽出し、該抽出した乱数値と、予めROM
21cに記憶されている普図に関する各種判定値との比
較により、普図の変動表示遊技の内容を決定すると共
に、この決定に基づいて、普通図柄表示器7に制御信号
を出力して、普通図柄表示器7の表示領域において普図
の変動表示遊技を行わせる。この普図の変動表示遊技
は、普通図柄表示器7の表示領域に数字や記号等の図柄
の変動表示が行われ、所定時間(例えば、30秒)経過
後に、ある図柄が停止表示される遊技である。例えば、
遊技制御装置20において、普図の当たり判定用の乱数
値とその判定値との比較により、普図の当たりが決定さ
れている場合には、普通図柄表示器7の変動表示を当た
りの停止表示態様(例えば、「7」)で停止させ、普図
の当たりを発生させる。普図の当たりが発生すると、普
通変動入賞装置9が所定時間(例えば、0.5秒間)開
放され、それにより、普通変動入賞装置9に遊技球が入
賞しやすくなり、特図の変動表示遊技の始動が容易とな
る。
【0032】次に、特図の変動表示遊技について説明す
る。
【0033】遊技領域1a中に打ち込まれた遊技球が、
普通変動入賞装置9に入賞すると、その入賞が特図始動
センサ9bに検出されて該検出信号が遊技制御装置20
のCPU21aに入力される。その検出信号の入力に基
づいて、遊技制御装置20のCPU21aでは、RAM
21bに記憶されている特図に関する各種乱数値(所定
周期で記憶更新されている)を抽出し、該抽出した乱数
値と、予めROM21cに記憶されている特図に関する
各種判定値との比較により、特図の変動表示遊技の内容
(例えば、大当たりを発生するか否か、リーチ状態を発
生するか否か、各変動表示領域10a、10b、10c
に最終停止させる識別情報をどの識別情報とするかな
ど)を決定すると共に、この決定に基づいて、表示制御
装置40に表示制御情報(指令)を出力する。そして、
表示制御装置40では、その表示制御情報に基づいて画
像データを編集すると共に、この編集した画像データを
変動表示装置4aに送って、変動表示装置4aの変動表
示領域10a、10b、10cの各々に、一連の識別情
報を順次変動表示させた後に停止させる特図の変動表示
遊技を行わせる。
【0034】なお、図4(a)に示すように、常時は、
変動表示領域10a、10cの識別情報(左図柄、右図
柄)が、変動表示領域10bの識別情報(中図柄)より
大きく表示されている。つまり、リーチ状態の発生に関
わる識別情報を大きく表示することで、リーチ状態にな
るかどうかを遊技者に分かり易く表示している。
【0035】この特図の変動表示遊技において、各変動
表示領域10a、10b、10cの識別情報(左図柄、
中図柄、右図柄)が、左図柄→右図柄→中図柄の順に停
止される過程で、例えば、図4(b)に示すように、特
定の組合せ態様(例えば、「6,6,6」などのゾロ
目)となる可能性のある表示態様(例えば、「6,−,
6」、−は変動表示中)となった場合には、例えば、次
に示すようなリーチ演出が行われる。
【0036】このリーチ演出では、図4(b)に示すよ
うに、変動表示領域(特定の変動表示領域)10bの識
別情報(第1の識別情報)が拡大表示されると共に、変
動表示領域10a、10cの識別情報(第2の識別情
報)が縮小表示される。つまり、遊技者の最も注視する
変動表示中の識別情報を拡大表示することで、大当たり
(特別遊技状態)が発生するかどうかを遊技者に分かり
易く表示している。また、図4(c)に示すように、変
動表示領域10a、10cの識別情報の縮小表示に伴
い、特定の組合せ態様を成立させ得る有効ラインの数が
増加される。即ち、変動表示領域10a、10cでは、
識別情報の縮小表示に伴い、識別情報の表示数が1個か
ら3個に増加されて、有効ラインの数が、1本(横方向
の有効ライン)から3本(横方向の有効ライン3Aと斜
め方向の有効ライン3B、3C)に増加される。例え
ば、図4(c)の例では、「6,−,6」の表示態様で
リーチ状態が発生した後に、変動表示領域10a、10
cに、既に停止表示されていた識別情報「6」に加え
て、この識別情報「6」の前後に配列される識別情報
「5」、「7」が上下に停止表示されることで、横方向
の有効ライン3A(「6,−,6」)と、斜め方向(右
上がり)の有効ライン3B(「5,−,5」)と、斜め
方向(右下がり)の有効ライン3C(「7,−,7」)
とが形成される。従って、それら有効ライン3A、3
B、3Cが交差する変動表示領域10bの中央で、識別
情報「5」、「6」、「7」の何れかが停止表示された
場合には、何れかの有効ライン上で特定の組合せ態様
(「5,5,5」、「6,6,6」、「7,7,7」)
が成立する。
【0037】このリーチ演出においては、例えば、特定
の組合せ態様を成立させ得る識別情報(図4(c)の例
では、「5」、「6」、「7」)が各々の有効ライン
(その識別情報の停止表示によって特定の組合せ態様が
成立する有効ライン)上を通過するときに、表示制御装
置40(変動表示速度切換手段)による表示制御によっ
て、変動表示領域10bにおける識別情報の変動表示速
度が低速(遊技者が視認可能な速度)に切り換えられる
ようになっている。これにより、大当たり(特別遊技状
態)発生の期待感がより一層高められるようになってい
る。
【0038】また、このリーチ演出においては、例え
ば、図5に示すように、特定の組合せ態様を成立させ得
る識別情報(図5の例では、「5」、「6」、「7」)
が各々の有効ライン(その識別情報の停止表示によって
特定の組合せ態様が成立する有効ライン)上を通過する
ときに、その有効ラインが他の有効ラインと区別して表
示される。例えば、識別情報「5」が変動表示領域10
bの中央付近を通過するときには、図5(a)に示すよ
うに、斜め方向(右上がり)の有効ライン3Bが他の有
効ライン3A、3Cより目立つように発光した状態で表
示され、同様に、識別情報「6」が変動表示領域10b
の中央付近を通過するときには、図5(b)に示すよう
に、横方向の有効ライン3Aが発光した状態で表示さ
れ、識別情報「7」が変動表示領域10bの中央付近を
通過するときには、図5(c)に示すように、斜め方向
(右下がり)の有効ライン3Cが発光した状態で表示さ
れる。これに加えて、特定の組合せ態様を成立させ得る
識別情報が各々の有効ライン上を通過するときには、そ
の有効ライン上で既に停止表示されている識別情報の態
様が変化する。例えば、識別情報「5」が変動表示領域
10bの中央付近を通過するときには、斜め方向(右上
がり)の有効ライン3B上で既に停止表示されている識
別情報「5」に含まれる「てんとう虫」が体の一部(手
足、羽、目など)を動かし、同様に、識別情報「6」が
変動表示領域10bの中央付近を通過するときには、横
方向の有効ライン3A上で既に停止表示されている識別
情報「6」に含まれる「くわがた」が体の一部を動か
し、識別情報「7」が変動表示領域10bの中央付近を
通過するときには、斜め方向(右下がり)の有効ライン
3C上で既に停止表示されている識別情報「7」に含ま
れる「とんぼ」が体の一部を動かすようになっている。
このため、特定の組合せ態様の成立する可能性がある有
効ラインを容易に認識することができる。
【0039】このリーチ演出の結果、何れかの有効ライ
ン3A、3B、3C上において特定の組合せ態様が成立
した場合には、図6(a)に示すように、各変動表示領
域10a、10b、10cの識別情報が揃った状態で再
度変動表示(全回転スクロール)されて、図6(b)に
示すように、有効ライン3A上において特定の組合せ態
様(例えば、「7,7,7」)で識別情報が本停止され
る。これにより、特定の組合せ態様の成立が確定し、大
当たりと呼ばれる特別遊技状態が発生する。
【0040】この大当たり(特別遊技状態)は、特別変
動入賞装置5の開閉扉5aが所定時間(例えば、29.
5秒間)開放して閉じるサイクルを1ラウンドとし、各
ラウンド中、遊技球が大入賞口5b中の継続入賞領域の
継続センサ5dに検出されることを条件に所定ラウンド
(例えば、16ラウンド)まで継続される遊技である。
但し、各ラウンド中、大入賞口5bに遊技球が所定個数
(例えば、10個)入賞したときはその時点でそのラウ
ンドを終了する。各ラウンド中、大入賞口5bへの入賞
個数は、カウントセンサ5cにより検出されてRAM2
1bに記憶され、所定個数に達すると開閉扉5aが閉じ
られてそのラウンドの特別遊技状態が終了する。
【0041】また、この大当たり(特別遊技状態)が、
特定の条件を満たした組合せ態様(例えば、「3」、
「7」など、特定図柄が3個揃ったゾロ目、即ち確率変
動図柄)で発生したときには、その大当たりの特別遊技
の終了後、その後に大当たりが所定回数(例えば、1
回)発生するまで大当たりの発生確率が通常確率(例え
ば、1/359)から高確率(例えば、7/359)に
変換される確率変動状態が発生する。
【0042】以上のように、この実施の形態のパチンコ
遊技機によれば、リーチ状態が発生した場合(所定条件
が成立した場合)のリーチ演出において、複数の変動表
示領域10a、10b、10cの中で特定の変動表示領
域10b(中図柄)に表示されている第1の識別情報
(変動表示中の識別情報)を拡大表示させると共に、特
定の変動表示領域10b以外の変動表示領域10a、1
0cに表示されている第2の識別情報(停止表示されて
いる識別情報)を縮小表示させ、該第2の識別情報の縮
小表示に伴い、該第2の識別情報の表示数と特定の組合
せ態様を成立させ得る有効ラインの数を増加させるよう
にしたので、リーチ状態が発生した場合において、大当
たり発生の期待感をより一層高めることができ、その結
果として、遊技の興趣を高めることができる。しかも、
変動表示中の識別情報を拡大表示させると共に、停止表
示中の識別情報を縮小表示させるようにしたので、変動
表示装置4aの限られた表示領域を有効に活用すること
ができ、それにより効果的な演出表示が可能となる。即
ち、遊技者の最も注視する変動表示中の識別情報の視認
性を向上させることができ、その上、遊技の臨場感を高
めることもできる。
【0043】また、特定の組合せ態様を成立させ得る識
別情報がその有効ライン上を通過するときに、変動表示
中の識別情報の変動表示速度を低速に切り換えるように
したので、変動表示中の識別情報の視認性をさらに向上
させることができる。また、大当たり発生の期待感をさ
らに高めることもできる。また、特定の組合せ態様を成
立させ得る識別情報がその有効ライン上を通過するとき
に、その有効ラインを他の有効ラインと区別して表示さ
せると共に、その有効ライン上で既に停止表示されてい
る識別情報の態様を変化させることで、特定の組合せ態
様の成立する可能性がある有効ラインを報知するように
したので、特定の組合せ態様の成立する可能性がある有
効ラインを認識するのが容易となる。従って、遊技者が
遊技の興趣を得やすくなる。
【0044】なお、本発明はこの実施の形態のパチンコ
遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチ
ンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの
弾球遊技機や、パチスロ、スロットマシーン等の遊技機
にも適用可能である。また、この実施の形態では、識別
情報を変動表示させる方法として、縦方向にスクロール
表示させる方法を例示したが、これに限られるものでは
なく、例えば、横方向にスクロール表示させる方法や、
所定の仮想軸線を中心に回転表示させる方法などであっ
てもよい。また、この実施の形態では、リーチ演出にお
いて、変動表示領域10a、10cに、既に停止表示さ
れていた識別情報(例えば、「6」)に加えて、この識
別情報の前後に配列される識別情報(例えば、「5」、
「7」)を停止表示させるようにしたが、配列に関係な
い識別情報(例えば、「3」、「6」など)を停止表示
させるようにしてもよい。例えば、その際に停止表示さ
せる確率変動図柄の割合をその都度異ならせることで、
遊技の興趣をさらに向上することも可能である。また、
リーチ演出において、増加させる有効ラインの数も2に
限られるものではなく、0や1、或いは3以上であって
もよい。例えば、増加させる有効ライン数をその都度変
更するようにしたり、また、有効ラインの増加数に応じ
て大当たり(特別遊技状態)の発生割合を異ならせるよ
うにしてもよい。また、この実施の形態では、リーチ演
出において、特定の組合せ態様を成立させ得る識別情報
が各々の有効ライン上を通過するときに、その有効ライ
ン上で既に停止表示されている識別情報に含まれるキャ
ラクタ画像の一部(例えば、手足、羽、目など)を動か
すことで、特定の組合せ態様の成立する可能性がある有
効ラインを報知するようにしたが、例えば、有効ライン
上で既に停止表示されている識別情報に含まれる色彩を
変化させる(例えば、通常色から特定の色に変化させ
る)ことで、特定の組合せ態様の成立する可能性がある
有効ラインを報知することも可能である。また、リーチ
演出において、特定の組合せ態様を成立させ得る識別情
報がその有効ライン上を通過するときに、その有効ライ
ンを他の有効ラインと区別して表示する方法としては、
前述した方法以外にも、例えば、ラインの太さや色を変
える方法、該当する有効ラインのみを表示する方法、該
当する有効ラインの近傍のみをスポットライト表示する
方法などが挙げられるが、どのような方法であってもよ
い。また、今回開示された実施の形態はすべての点で例
示であって制限的なものではないと考えられるべきであ
る。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の
範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味およ
び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、所定条件
が成立した場合に、複数の変動表示領域の中で特定の変
動表示領域に表示されている第1の識別情報を拡大表示
させると共に、特定の変動表示領域以外の変動表示領域
に表示されている第2の識別情報を縮小表示させ、該第
2の識別情報の縮小表示に伴い、該第2の識別情報の表
示数と特定の組合せ態様を成立させ得る有効ラインの数
を増加させるようにしたので、所定条件が成立した場合
において、特別遊技状態発生の期待感をより一層高める
ことができ、その結果として、遊技の興趣を高めること
ができる。しかも、第1の識別情報を拡大表示させると
共に、第2の識別情報を縮小表示させるようにしたの
で、変動表示装置の限られた表示領域を有効に活用する
ことができ、それにより効果的な演出表示が可能とな
る。例えば、拡大表示する第1の識別情報を、変動表示
中の識別情報とすることで、遊技者の最も注視する変動
表示中の識別情報の視認性を向上させることができ、尚
かつ遊技の臨場感を高めることができる。
【0046】請求項2記載の発明によれば、特定の組合
せ態様を成立させ得る識別情報が、該識別情報の停止表
示によって特定の組合せ態様が成立する有効ライン上を
通過するときに、一連の識別情報の変動表示速度を低速
に切り換えるようにしたので、遊技者の最も注視する識
別情報の視認性を向上させることができる。また、特別
遊技状態発生の期待感をさらに高めることができる。
【0047】請求項3記載の発明によれば、特定の組合
せ態様を成立させ得る識別情報が、該識別情報の停止表
示によって特定の組合せ態様が成立する有効ライン上を
通過するときに、その有効ラインを他の有効ラインと区
別して表示させるようにしたので、特定の組合せ態様が
成立する可能性のある有効ラインを認識するのが容易と
なる。従って、遊技者が遊技の興趣を得やすくなる。
【0048】請求項4記載の発明によれば、特定の組合
せ態様を成立させ得る識別情報が、該識別情報の停止表
示によって特定の組合せ態様が成立する有効ライン上を
通過するときに、その有効ライン上で既に停止表示され
ている識別情報の態様を変化させることで、特定の組合
せ態様が成立する可能性のある有効ラインを報知するよ
うにしたので、特定の組合せ態様が成立する可能性のあ
る有効ラインを認識するのが容易となる。従って、遊技
者が遊技の興趣を得やすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機として例示するパチンコ遊
技機の遊技盤を示す正面図である。
【図2】図1のパチンコ遊技機に備わる遊技制御装置の
主要制御ブロック図である。
【図3】図1のパチンコ遊技機に備わる表示制御装置の
主要制御ブロック図である。
【図4】図1のパチンコ遊技機に備わる変動表示装置に
おける変動表示例を示す図である。
【図5】図4の変動表示例の続きを示す図である。
【図6】図5の変動表示例の続きを示す図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 1a 遊技領域 3A、3B、3C 有効ライン 4 特別図柄表示装置 4a 変動表示装置 10a、10b、10c 変動表示領域 20 遊技制御装置(遊技制御手段) 40 表示制御装置(表示制御手段、変動表示速度切
換手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の変動表示領域を有し、該変動表示領
    域の各々に複数種類の識別情報からなる一連の識別情報
    を順次変動表示可能な変動表示装置と、 遊技の進行に関する制御を行う遊技制御手段と、 該遊技制御手段からの指令に基づいて前記変動表示装置
    の表示制御を行う表示制御手段と、を備え、 前記複数の変動表示領域における表示結果が、予め設定
    されている有効ライン上において特定の組合せ態様とな
    ることに関連して特別遊技状態が発生し、該特別遊技状
    態の発生に基づき所定の遊技価値を付与可能な遊技機に
    おいて、 前記表示制御手段は、 所定条件が成立した場合に、前記複数の変動表示領域の
    中で特定の変動表示領域に表示されている第1の識別情
    報を拡大表示させると共に、前記特定の変動表示領域以
    外の変動表示領域に表示されている第2の識別情報を縮
    小表示させ、該第2の識別情報の縮小表示に伴い、該第
    2の識別情報の表示数と前記特定の組合せ態様を成立さ
    せ得る前記有効ラインの数を増加させる表示制御を行う
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記表示制御手段は、 前記一連の識別情報の変動表示速度を遊技者が視認可能
    な低速に切り換える変動表示速度切換手段を備え、 該変動表示速度切換手段は、 前記特定の組合せ態様を成立させ得る識別情報が、該識
    別情報の停止表示によって前記特定の組合せ態様が成立
    する有効ライン上を通過するときに、前記一連の識別情
    報の変動表示速度を低速に切り換えるようになっている
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記表示制御手段は、 前記特定の組合せ態様を成立させ得る識別情報が、該識
    別情報の停止表示によって前記特定の組合せ態様が成立
    する有効ライン上を通過するときに、その有効ラインを
    他の有効ラインと区別して表示させる表示制御を行うこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記表示制御手段は、 前記特定の組合せ態様を成立させ得る識別情報が、該識
    別情報の停止表示によって前記特定の組合せ態様が成立
    する有効ライン上を通過するときに、その有効ライン上
    で既に停止表示されている識別情報の態様を変化させる
    ことで、前記特定の組合せ態様が成立する可能性のある
    有効ラインを報知するようになっていることを特徴とす
    る請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006325674A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ機
JP2008119550A (ja) * 2008-02-22 2008-05-29 Heiwa Corp 遊技機

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