WEDDING / FEATURE

スニーカーに、キャップ!スポーティなウエディングの叶え方【ウエディングに革命を!人気スタイリストがポイント指南】

ナビゲーターは人気スタイリストの仙波レナさん。ウエディングドレスをおしゃれに着こなすには?をテーマに、過去に彼女が手がけたウエディングドレスのモダンなスタイリングのコツを読者のために披露する。今回は、スケートボードパークで撮影したファッションストーリーを振り返りながら、スポーティなウエディングスタイルの着こなしを語る。

ウエディングとストリートが融合すると……

Photo: Rene Habermacher

純白のドレスにスニーカー。そんな大胆な組み合わせは、インパクトあるウエディングフォトを求めるカップルにもおすすめしたいスタイリングだ。

「若いストリートっぽいカップルの子たちが、こういうウエディングスタイルを楽しんでいるのを見ることも増えましたよね。写真として残すためのスタイリングとしてもいいし、二次会やプレパーティーなどでも着こなせると思います」と仙波レナさん。

「上の写真では、グローブはあえてレースのものを選びました。ドレスとグローブだけ見たらウエディング姿、引いて見ると実はキャップとスリッポンを合わせている、という構図が面白いなと思ったんです」

Photo: Rene Habermacher

こちらは、キャップにヴェールをつけるというアイデア。「シンプルでモダンなデザインだからこそ、キャップも大人っぽく見えるんですよね」と仙波さんが解説。

ウエディングらしいアイテムや色と、それに相反するストリートのエレメント。仙波さんのアドバイスをもとに、その足し引きのバランスを考えてみよう。

Photo: Rene Habermacher

「上の写真では分かりづらいのですが、このブラウスにはフリンジがあしらわれていて、動くたびに揺れる感じがとても可愛かったんです。今は動画を残すこともあると思うので、こうした動きのある服はやはりとても映えますね。写真だけではなく実際に見たとき、動いたときのフォルム、布や素材の動きは大事にしているポイント。特に外でのウエディングでは、それがとても生きてくるのです」

Photo: Rene Habermacher

大きなパールのイヤリングをマックイーンのミニドレスに合わせたスタイリング。写真では見えていないが、足もとにはスニーカーを合わせたのだそう。

「レースで首も詰まっているデザインだけど、素材の切り替えのデザインとボディコンシャスなシルエットがスポーティさを感じさせる一着です。こういったミニドレスはショートヴェールでコンパクトにスタイリングしても可愛いと思います」

Photo: Rene Habermacher

「ホワイトのシャツパンツは、アンダーカバーUNDERCOVER)のものでした。なかなかウエディングの撮影でも使わない珍しいセットアップです。ジャケットだとハンサムになりすぎる場合もありますが、こういったシャツだと程よいカジュアル感も出せる。普通のシャツのデザインではないからこそ、ウエディングに合うんですよね。アンダーカバーのアイテムは、ウエディングの撮影でちょっとストリートシックな味付けをしたいときによく合わせています」