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アンダーカバー / UNDERCOVER

1990年、高橋盾が文化服装学院アパレルデザイン科在学中に友人とともに立ち上げた日本のファッションブランド。1993年、アパレルショップ「ノーウェア」をNIGO®とともに原宿にオープン。1994年、東京コレクションに初参加。レディースとメンズを本格的にスタートさせる。パンクスピリットを持ち合わせた、ストリートとモードの間にあるデザイン性が若者の間でカルト的な人気となる。1997年毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞を受賞。2001年、第19回毎日ファッション大賞を受賞。2002年よりパリコレクションに参加。2010年、ナイキラボとのコラボレーションライン「GYAKUSOU」のランニングコレクションを発表。現在に至るまで継続的にコレクションを発表している。2012年、ユニクロとのコレボレーション「UU(ユニクロ アンダーカバー)」を発表。UUのキッズウェアは2014年以降も3シーズン続いた。2015年、ブランド設立25周年を記念し、展覧会「LABYRINTH OF UNDERCOVER “25 year retrospective”」を東京で開催。ファッション以外にも映像、絵画など多様なクリエーションが展示された。 ■概要 UNDERCOVER(アンダーカバー)は、1990年、現在でもデザイナーをつとめる高橋盾が文化服装学院アパレルデザイン科在学中に、友人と立ち上げた日本のファッションブランド。独創的なデザイン性とパンク精神の強い影響が若者を中心にカルト的な人気を誇り、1990年代には、東京の裏原系ブランドの代表格として知られるようになる。2002年には、パリコレクションにも初めて参加し、海外でも高く評価され、世界的にも注目を集めるブランドとして飛躍を遂げた。パリコレクションには、一時不参加があったものの、現在では復帰している。2013年からは、ブランド初のセカンドラインとして、レディースの「SueUNDERCOVER(スーアンダーカバー)」とメンズの「JohnUNDERCOVER(ジョンアンダーカバー)」を同時スタートさせた。 ■特徴 デザイナーの高橋盾は、UNDERCOVER(アンダーカバー)のデザインは、ストリートとモードの間にあると表現する。アンダーカバーのデザインの中には、パンクファッション的なテイストも見ることができる。しかし、決して、パンクファッションということではない。すべてのデザインの根底には、「見たことがあるようで、誰も見たことのない服を創りたい」という高橋盾の考えが強く反映され、流行への反逆とも言える反抗心が常にデザインの中に存在している点が、特徴だと言える。そのため、ただ美しさを追求するのではなく、美しさと醜さが同居する独特なデザインを、何重ものレイヤードや独特なカラープリント、フェミニンでありながら毒を持つスタイル、デストロイ系のものなど、様々な手法を用いて表現することで、独創的な世界観を作り出しているブランドである。 ■歴史 1990年、UNDERCOVER(アンダーカバー)をスタート。1994年、東京コレクションに初参加した。2010年からはNikelab(ナイキラボ)とランニングウェアライン「GYAKUSOU」を展開したり、2012年にはユニクロと「UU(ユニクロ アンダーカバー)」を発表したりするなど、近年ではコラボレーションにも力を入れている。設立25周年となる2015年には、東京オペラシティーのアートギャラリーにて、ブランドの25年の歩みを振り返る展覧会「LABYRINTH OF UNDERCOVER “25 year retrospective”」を開催した。 ■デザイナー デザイナーの高橋盾は1969年、群馬県桐生市に生まれた。その後、1989年に、文化服装学院アパレルデザイン科に入学、同学在学中から、友人とUNDERCOVER(アンダーカバー)をスタートさせ、現在でもレディース、メンズともにデザインを担当している。受賞暦としては、1997年に毎日ファッション大賞の新人賞を受賞し、2001年には当時31歳の若さで毎日ファッション大賞に受賞したことが、話題となった。さらに、2013年には2度目となる毎日ファッション大賞に輝いている。高橋盾は「ジョニオ」の愛称で親しまれている。理由は、文化服装学院在学時代に、セックスピストルズのコピーバンドのボーカルを担当していたこととともに、本家のジョニー・ロットンにも似ていることからだと言われる。また、影響を受けたファッションデザイナーとしては、Comme des Garçons(コムデギャルソン)の創始者である川久保玲の名前を挙げている。 ■商品ラインナップ 春夏、秋冬の各シーズンのコンセプトを反映させた、ジャケット類からボトムス、カバン、靴にいたるまで、幅広い商品を展開している。また、ブランドが手刷りのTシャツからスタートしたこともあり、ブランドの象徴とも言えるTシャツの展開が多いのも、特徴のひとつと言える。コラージュや転写プリントなど、毎シーズンさまざまなTシャツが発売され、特に、高い人気を誇っている。シーズンによっては、ぬいぐるみやネックレスなどの装飾品などの小物類を多く展開することもある。小物類は、シーズンのコンセプトを反映させた、遊び心溢れるものが多い。 ■日本での活動 日本では、東京を中心に店舗を展開している。東京では、レディース、メンズともに、青山に本店があるほか、新宿伊勢丹やGINZA SIX、Dover Street Market Ginzaにて、レディースもメンズも取り扱う店舗がある。メンズのみになるが、阪急メンズ東京、六本木ヒルズなどでも、店舗を展開する。都内ではほかにも、渋谷区にあるDISTRICT UNITEDARROWSなどのセレクトショップで商品の一部を取り扱いっている。また、原宿ラフォーレや名古屋パルコでは、ブランドの世界観を気軽に楽しめる「MADSTORE UNDERCOVER」という雑貨や日常着を扱うコンセプトショップを展開している。東京以外では、金沢、仙台、名古屋にオンリーショップ、阪急メンズ大阪にメンズ、阪急梅田にウィメンズ、Lucua 1100にメンズ・レディースともに取り扱う店舗があるほか、福岡、群馬、栃木などにあるセレクトショップにて、ブランドの一部商品を扱っている。 ★アンダーカバー 注目コレクション: ・アンダーカバー 2018春夏プレタポルテコレクション | パリアンダーカバー 2017春夏プレタポルテコレクション | パリアンダーカバー 2017春夏メンズコレクション | パリアンダーカバー 2016-17秋冬プレタポルテコレクション | パリ ★アンダーカバー 注目記事: ・ビーツ・バイ・ドクタードレ×アンダーカバーのコラボワイヤレスイヤフォンが登場!パリメンズコレクションを締めくくる、アンダーカバー。【パリ メンズ 10】アンダーカバー、初となる作品集を発売! ★アンダーカバー コレクション一覧TOPページ: ★アンダーカバー 関連キーワード: タカハシ ジュン ★アンダーカバーに関連するサイト: ・VOGUE GIRLFacebookInstagramTwitter公式サイト