高等学校のNIEの取り組みや活性化のアイディアについて情報を交換する「高等学校NIEネットワーク部会」を8月21日15時、オンラインで開催しました。会議には、座長として新潟翠江高校の早川勝志校長先生(県NIEアドバイザー)、高田南城高校の小日向史校長先生、糸魚川高校の須戸修校長先生、中条高校の横堀正晴校長先生、新発田商業高校の蟻塚宰子先生(県NIEアドバイザー)、三条高校の押木和子先生(県NIEアドバイザー)、新潟第一高校の五島拓先生(県NIEリーダー)、豊栄高校の佐藤洋司先生、長岡向陵高校の金子将人先生、オブザーバーとして帝京長岡高校の吉田さおり先生、新潟日報社の山田孝夫未来読者推進室長、田村博文室次長、県NIE推進協議会の伊藤充会長と宇ノ井修二事務局長の14名が参加しました。

 部会では「新聞の活用はあくまでも手段。どんな力を付けたいかを明確にすることが重要だ。」「生徒の知識の引き出しを広げてやりたい。」等、目指すところを明確にすることの必要性が紹介されました。

一方で「生徒は新聞に触れる機会が少ない。」「ネットニュースですら見ていないため、就職試験の面接練習において、社会情勢について答えられる子がいなかった。」等の実態や、「データベースを活用して取組を進めている。」「NIEタイムを設定したり、NIEコーナーを設置したり、新聞の日常化に向けて取り組んでいる。」等、取組の具体が報告されました。

 最後に伊藤会長から、実践から学んでいく場を大切にしていくためにも、実践・研究委嘱校が行う「まとめの校内授業研修」や「研究発表会」の案内等を共有し、可能な場合は参観させていただくよう提案がありました。