本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

インターネット経由でブラウザーだけでリモートデスクトップやSSH接続ができるクラウドサービスTunaclo Remote Desktop

Tunaclo Remote Desktop(ツナクロ リモート デスクトップ)は、オンプレミスやクラウド上で稼働しているサーバーやPCに対してインターネット経由でウェブブラウザーからリモートデスクトップやSSH接続を実現するクラウドサービスです。手軽にリモート接続が利用できることで、現地に出向くことなくお客様システムの運用・開発が行えたり、複数の拠点やクラウド上の環境を一元管理できるようになるため、業務の効率化に繋がります。また、手軽なテレワークソリューションとしてもお使いいただけます。

本サービスのメリット

本サービスによって、遠隔地に置かれたサーバーへのリモートデスクトップやSSH接続を安全・迅速に実現することができ、テレワーク・多拠点・ハイブリッドクラウドなどの地理的分断のあるシステムの運用・開発を行う方に効果を発揮します。

リモートアクセスで求められるセキュリティをワンストップで提供

  • 外部から攻撃されない(多要素認証、受信ポートを開放しない)
  • 不正アクセスを防止(利用者、接続先、利用場所[IPアドレス]、日時で接続制限)
  • 内部不正を抑止(アクセスログ、ファイル転送ログ、操作録画ログを記録)

複数拠点のリモートアクセスを一元管理

  • リモート接続やアクセス制御をTunaclo RD ポータルから操作するだけで実現

導入、増強が簡単

  • 機器搬入、クライアント端末・接続先サーバーの設定が不要

用途に合わせて選択できるリモートアクセスを提供

リモートアクセスを一元管理

利用シーン

委託先との共同開発をセキュアーで効率的に

複数の委託先との共同開発では、開発環境へのリモートアクセス環境が必要となりますが、重要なデータが保管されているサーバーをインターネットに公開できないため、踏み台サーバーを設置したり、サーバー毎に業務委託先の参照範囲を絞るといったアクセス許可の付与・削除など、サーバーの維持・管理が大変になります。セキュリティ強度を高めれば高めるほど非効率的にならざるを得ません。
Tunaclo Remote Desktopなら、インターネットに公開せずにお客様サーバーにリモート接続でき、アクセス権限の一元管理で企業のセキュリティポリシーに沿った運用を効率的に実現できます。

委託先との共同開発をセキュアーで効率的に

お客様環境のシステム運用・保守をリモートで

従来、システムの保守や運用などの作業では、お客様から求められるセキュリティ要件を満たすため、入退出管理や行動記録が完備された事務所で作業する必要がありました。しかし、これには台風などの自然災害によって公共交通機関が運休になったり深夜など出社できないというリスクがあります。
Tunaclo Remote Desktopを導入することで、アクセスログや操作記録ログによる作業記録の取得や多要素認証(MFA)によるログイン管理によりセキュアーなアクセス環境を実現できます。また、アクセス申請/承認ワークフローによりアドホックなアクセス許可と履歴保管ができ、緊急時のアクセスも効率的に安全に運用することができます。さらに、対象のサーバーの保守作業をZoomなどのコラボレーションツールでチームメンバーと画面共有しながら実施できるため、自宅からの作業を可能にし、働き方改革を促進します。

お客様環境のシステム運用・保守をリモートで

マルチクラウドやハイブリットクラウドの保守を効率的に

VPN利用時は、本番環境とテスト環境など、アクセスする環境を切り替える際、VPNを繋ぎ変える必要があったり、作業環境に接続中にインターネットへの接続ができないなど、接続に制約があるため、作業効率が悪化します。
Tunaclo Remote Desktopでは、複数拠点やインターネットへの同時接続を実現できるため、保守作業の時間短縮や定期保守を計画通りに遂行できるようになります。

マルチクラウドやハイブリットクラウドの保守を効率的に

特権アクセス管理をリモートから効率的に

複数の拠点や委託先から特権IDでアクセスするシステムでは、特権ID管理製品などを導入し『誰がいつ・どこにアクセスして、どのような作業をしたのか』を厳重に管理しています。しかし、システムが複数拠点に分散していたり、オンプレとクラウドが混在している場合には、それぞれの拠点毎の管理となり運用管理が煩雑になります。また、国内外の委託先からの利用ではVPNや専用線などセキュアーなアクセス方法を別に用意する必要があり、コストがかかります。
Tunaclo Remote Desktopは、複数拠点のシステムのID管理、アクセス管理、証跡管理をクラウドで一元管理することができます。インターネットを利用したセキュアーな通信方式により、専用線などを別途用意する必要がなく、簡単に複数拠点の特権アクセス管理を実現できます。

特権ID管理をリモートから効率的に

手軽に素早く安全にテレワークを開始

働き方として一般的になってきたテレワークを実現するには、VDI環境や閉域回線の導入に多大なコストが掛かります。Tunaclo Remote Desktopでは、初期投資の費用が不要でインターネット回線だけでセキュアーな接続が実現できるため、既存設備を有効活用して安価に素早くテレワーク環境の導入ができます。

手軽に素早く安全にテレワークを開始

  • 図注
    図の中に記した金額は100人規模における一例であり参考価格です。費用として保証するものではありません。

動作環境

本ページに記載していない動作環境については、各種「お問い合わせ」窓口または、当社担当営業までお問い合わせください。

クライアント

Tunaclo Remote Desktop ポータルに接続するクライアントの推奨環境は以下のとおりです。なお、必要となるメモリーやハードディスクの容量はシステム環境によって異なる場合があります。

OS
  • Windows 11
  • Windows 10
  • macOS 10.13以降 ※Apple社のMacシリーズの場合
  • iPadOS 15.7以降 ※Apple社のiPadシリーズの場合
対応機種 CPU 動作周波数2GHz以上の64ビットプロセッサーまたは同等以上の互換プロセッサー
メモリー 4GB以上
HDD 10GB以上
モニター解像度 1920 × 1080ドットを推奨
ウェブブラウザー
  • Google Chrome 110以降
  • Microsoft Edge 110以降

RDエージェント

ターゲットとなるお客様サーバー上で動作するRDエージェントの推奨環境は以下のとおりです。推奨環境以外での使用を希望されるお客様は、各種「お問い合わせ」窓口または、当社担当営業までお問い合わせください。

CPU 2CPU以上(注1
メモリー 4GB以上(注1
HDD システム領域として30GB以上
サーバー仮想化ソフトウェア Hyper-V
  • Microsoft Windows Server 2022
  • Microsoft Windows Server 2019
  • Microsoft Windows Server 2016
  • Windows 11
  • Windows 10
IaaS(注2
  • Fujitsu Hybrid IT Service FJcloud-O
    • 東日本リージョン1
    • 東日本リージョン2
    • 東日本リージョン3
  • Fujitsu Hybrid IT Service FJcloud-V
  • Amazon EC2
  • Microsoft Azure Virtual Machines
VMware vSphere
  • VMware vSphere 8.0
  • VMware vSphere 7.0
Oracle VM VirtualBox
  • VirtualBox 7.0.8(注3
ネットワークアダプター Fujitsu Hybrid IT Service FJcloud-O 任意
Fujitsu Hybrid IT Service FJcloud-V
Amazon EC2
Hyper-V
Microsoft Azure Virtual Machines(注4
Oracle VM VirtualBox
VMware vSphere VMXNET3、e1000
接続先サーバーとの通信プロトコル
  • リモートデスクトップ(RDP)
  • SSH
  • VNC
  • 注1
    同時接続数により必要なスペックが異なります。詳細は「利用ガイド」を参照ください。
  • 注2
    CPUクレジットの概念のあるIaaSの仮想マシン(AWSのT系インスタンス、AzureのBシリーズなど)をRDエージェントに使用することは推奨しません。 長時間運用した場合、操作レスポンスが悪化する可能性があります。
  • 注3
    Microsoft Windows Server 2016およびWindows 10で動作確認済みです。
  • 注4
    Azureの高速ネットワークが必須となっている仮想マシンのサイズは利用しないでください。
    仮想マシンのデプロイに失敗します。仮想マシンのサイズについての詳細は、Azureの製品マニュアルを参照してください。

Webアクセスエージェント

CPU(注5 2GHz 64ビット プロセッサー、2コア以上
メモリー(注5 1GB以上
HDD 1GB以上
OS Red Hat Enterprise Linux 9.4
  • 注5
    同時接続数により必要なスペックが異なります。詳細は「利用ガイド」を参照ください。

価格

本サービスは、基本サービスとオプション機能で構成されています。利用形態に合わせて、サーバー台数や同時接続セッション数や保存容量を追加することができます。また、料金は通信量にかかわらず契約ごとに毎月固定です。詳細については、各種「お問い合わせ」窓口または、当社担当営業までお問い合わせください。

基本機能

メニュー 基本サービス 拡張ライセンス
サーバー追加オプション 同時接続セッション追加オプション
プラン サブスクリプション サブスクリプション サブスクリプション
価格(税別) 99,000 / 月 1,100 / 1台あたり・月 2,200 / 1セッションあたり・月
備考 Remote Desktop機能 サーバーまたはPCは30台まで、同時接続セッション数30セッションまで、ログの保存期間は1年間    
API Connect機能 登録できる通信先ID数は70個まで、ログの保存期間は3か月間    

オプション機能

Remote Desktop機能を利用する場合のオプション

メニュー 操作録画オプション 拡張ライセンス
操作録画サーバー追加オプション 操作録画保存容量追加オプション
プラン サブスクリプション サブスクリプション サブスクリプション
価格(税別) 33,000 / 月 1,100 / 1台あたり・月 3,300 / 1TBあたり・月
備考 サーバーまたはPCは30台まで、操作録画保存容量1TBまで、操作録画の保存期間は1年間    

Webアクセス機能を利用する場合のオプション

メニュー Webアクセスオプション 拡張ライセンス
Webアプリ追加オプション
プラン サブスクリプション サブスクリプション
価格(税別) 50,000 / 月 500 / 1Webアプリあたり・月
備考 接続先Webアプリを100個(100URL)まで  

製品のご購入にあたって

  • サブスクリプションには、サポートサービスが含まれます。
  • 価格表に記載されている「サーバー台数」とは、リモートデスクトップ接続、SSH接続およびVNC接続先としてTunaclo Remote Desktopのポータルサイトに登録するサーバー数です。

カタログ・資料

  • Tunaclo Remote Desktop ご紹介本サービスの概要、特長や適用パターン、サービスメニューまでを紹介するプレゼンテーション資料です。
    • ファイルサイズ2.46 MB
    • ページ数52
    • 掲載日2024年9月6日
  • Webアクセス機能 ご紹介本サービスのWebアクセス機能をご紹介するプレゼンテーション資料です。
    • ファイルサイズ1.29 MB
    • ページ数19
    • 掲載日2024年9月6日
  • API Connect機能 ご紹介本サービスのAPI Connect機能をご紹介するプレゼンテーション資料です。
    • ファイルサイズ2.33 MB
    • ページ数32
    • 掲載日2022年5月27日

無料トライアル

簡単な初期設定を行うだけで即利用可
最大30日間無料トライアル実施中

今すぐ、リモートワークを実現!

  • 接続先にエージェント(仮想アプライアンス)を導入して、簡単な設定を行うだけで始められます。
  • クライアントソフトウェアのインストールは不要で、ウェブブラウザーのみで利用できます。
  • 煩わしいネットワークの設定変更や機器の追加なども不要です。

ご利用は、弊社営業にお問い合わせください。

Tunaclo Remote Desktop に関するお問い合わせ

ご検討中のお客様

お電話で

富士通コンタクトライン(総合窓口)

0120-933-200

受付時間:9時~12時および13時~17時30分
(土曜日・日曜日・祝日・当社指定の休業日を除く)

富士通コンタクトラインでは、お問い合わせ内容の正確な把握、およびお客様サービス向上のため、お客様との会話を記録・録音させていただいておりますので、予めご了承ください。

Webで

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ご使用中のお客様

サポート情報

Tunaclo Remote Desktop Webページにおきまして、各種サポート情報を公開しております。ご質問・お問い合わせに先だち ぜひご参照ください。

使用方法、技術的なお問合せ

製品購入後にお伝えしましたサポート窓口または製品を購入された販売会社もしくは当社担当営業・SEまでご連絡ください。

この製品に関するお問い合わせは、富士通株式会社のフォームを使用し、2024年4月1日よりエフサステクノロジーズ株式会社が対応いたします。

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