JPS61135979A - デイ−ゼル機関の燃料噴射弁 - Google Patents
デイ−ゼル機関の燃料噴射弁Info
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- JPS61135979A JPS61135979A JP25510684A JP25510684A JPS61135979A JP S61135979 A JPS61135979 A JP S61135979A JP 25510684 A JP25510684 A JP 25510684A JP 25510684 A JP25510684 A JP 25510684A JP S61135979 A JPS61135979 A JP S61135979A
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- JP
- Japan
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- fuel
- needle valve
- pressure
- valve
- nozzle hole
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M45/00—Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship
- F02M45/02—Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship with each cyclic delivery being separated into two or more parts
- F02M45/04—Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship with each cyclic delivery being separated into two or more parts with a small initial part, e.g. initial part for partial load and initial and main part for full load
- F02M45/08—Injectors peculiar thereto
- F02M45/086—Having more than one injection-valve controlling discharge orifices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M2200/00—Details of fuel-injection apparatus, not otherwise provided for
- F02M2200/46—Valves, e.g. injectors, with concentric valve bodies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、ディーゼル機関の燃料噴射弁に関する。
〈従来の技術〉
従来のディーゼル機関の燃料噴射弁としては、例えば、
第3図に示すようなものがある(SAEpaper 8
10479参照)。
第3図に示すようなものがある(SAEpaper 8
10479参照)。
図において、ノズルボディ1内には針弁2が上下方向摺
動自由に嵌挿され、この針弁2が上下動することによっ
てノズルボディ1先端部に穿設された噴孔から燃料が噴
射される。針弁2はブツシュロッド3を介してスプリン
グ4により閉弁方向に付勢され、ブツシュロッド3頂壁
には所定の間隙をもってセントラルプランジャ5が上下
動自由に配設されている。また、セントラルプランジャ
5の上方に形成された圧力室6とノズルボディ1゜針弁
2間に形成された図示しない燃料溜まりとが燃料it¥
l路7によって連通している。
動自由に嵌挿され、この針弁2が上下動することによっ
てノズルボディ1先端部に穿設された噴孔から燃料が噴
射される。針弁2はブツシュロッド3を介してスプリン
グ4により閉弁方向に付勢され、ブツシュロッド3頂壁
には所定の間隙をもってセントラルプランジャ5が上下
動自由に配設されている。また、セントラルプランジャ
5の上方に形成された圧力室6とノズルボディ1゜針弁
2間に形成された図示しない燃料溜まりとが燃料it¥
l路7によって連通している。
そして、図外の燃料噴射ポンプのプランジャの往復動に
より圧送される燃料が、この燃料溜まり内に導入されて
燃料の圧力上昇により針弁2が図で上昇してブツシュロ
ッド3がセントラルプランジャ5に当接して、その後は
針弁2はセントラルプランジャ5を圧力室6内の燃料圧
力に抗して押し上げつつ上昇するので、針弁2の上昇は
抑制される。
より圧送される燃料が、この燃料溜まり内に導入されて
燃料の圧力上昇により針弁2が図で上昇してブツシュロ
ッド3がセントラルプランジャ5に当接して、その後は
針弁2はセントラルプランジャ5を圧力室6内の燃料圧
力に抗して押し上げつつ上昇するので、針弁2の上昇は
抑制される。
このため実質噴孔面積の拡大が抑制されるので、燃料噴
射ポンプから圧送される燃料圧力が比較的低い低負荷域
での噴射圧が高められるので、噴霧の微粒化が促進され
、黒煙やHCの発生量が低減されるという特徴がある。
射ポンプから圧送される燃料圧力が比較的低い低負荷域
での噴射圧が高められるので、噴霧の微粒化が促進され
、黒煙やHCの発生量が低減されるという特徴がある。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら、このような従来の燃料噴射弁にあっては
、低負荷域での特性向上を図って針弁2の開弁動作を十
分に抑制させるために針弁2とセントラルプランジャ5
との夫々の受圧面積との比を1:1に近づけると、高負
荷域での燃料噴射期間が長くなり過ぎ、燃焼性が悪化し
て黒煙の多発や燃費の悪化を招いていた。
、低負荷域での特性向上を図って針弁2の開弁動作を十
分に抑制させるために針弁2とセントラルプランジャ5
との夫々の受圧面積との比を1:1に近づけると、高負
荷域での燃料噴射期間が長くなり過ぎ、燃焼性が悪化し
て黒煙の多発や燃費の悪化を招いていた。
また、このタイプの噴射弁は、噴孔部がビントル型ある
いはスロットル弁型の場合は、噴射初期に針弁2先端に
設けられたビンが噴孔内に入り込んで噴孔面積を絞るの
で、噴霧の微粒化が高められるが、多噴孔のホール型の
場合は噴孔面積を絞ることはないため、針弁2の開弁速
度を抑制して噴射圧を高めようとしても噴霧の微粒化は
効果的に行われないという問題点があった。
いはスロットル弁型の場合は、噴射初期に針弁2先端に
設けられたビンが噴孔内に入り込んで噴孔面積を絞るの
で、噴霧の微粒化が高められるが、多噴孔のホール型の
場合は噴孔面積を絞ることはないため、針弁2の開弁速
度を抑制して噴射圧を高めようとしても噴霧の微粒化は
効果的に行われないという問題点があった。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みなされたもので
、開弁圧力の異なる同軸2重針弁機構として全運転領域
で良好な燃焼を行わせ、HC及び黒煙を減少させると共
に、燃費の向上を図れるディーゼル機関の燃料噴射弁を
提供することを目的とする。
、開弁圧力の異なる同軸2重針弁機構として全運転領域
で良好な燃焼を行わせ、HC及び黒煙を減少させると共
に、燃費の向上を図れるディーゼル機関の燃料噴射弁を
提供することを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉
このため本発明は、ノズルボディ先端部の中心軸から相
対的に遠い側と近い側とに夫々開口面積が相対的に小さ
な1以上の第1噴孔と、開口面積が相対的に大きな1以
上の第2噴孔とを形成すると共に、前記ノズルボディ内
に嵌挿され燃料圧力を受けて移動することにより前記第
1噴孔を開閉自由な中空状の第1針弁と、該第1針弁の
空洞内に嵌挿され、同じく燃料圧力を受けて移動するこ
とにより前記第2噴孔を開閉自由な第2針弁とを設け、
かつ第1針弁の中間部分外周壁に形成された受圧面を経
由して第1針弁先端部に通じるように形成された第1燃
料通路と、該第1燃料通路の第1針弁先端部近傍と第2
針弁の中間部外周壁に形成された受圧面とを結んで形成
された第2燃料通路と、第1針弁を閉弁方向に付勢する
第1リターンスプリングと、第2針弁を第1針弁の閉弁
付勢力より大きな力で閉弁方向に付勢する第2リターン
スプリングとを設けた構成とする。
対的に遠い側と近い側とに夫々開口面積が相対的に小さ
な1以上の第1噴孔と、開口面積が相対的に大きな1以
上の第2噴孔とを形成すると共に、前記ノズルボディ内
に嵌挿され燃料圧力を受けて移動することにより前記第
1噴孔を開閉自由な中空状の第1針弁と、該第1針弁の
空洞内に嵌挿され、同じく燃料圧力を受けて移動するこ
とにより前記第2噴孔を開閉自由な第2針弁とを設け、
かつ第1針弁の中間部分外周壁に形成された受圧面を経
由して第1針弁先端部に通じるように形成された第1燃
料通路と、該第1燃料通路の第1針弁先端部近傍と第2
針弁の中間部外周壁に形成された受圧面とを結んで形成
された第2燃料通路と、第1針弁を閉弁方向に付勢する
第1リターンスプリングと、第2針弁を第1針弁の閉弁
付勢力より大きな力で閉弁方向に付勢する第2リターン
スプリングとを設けた構成とする。
く作用〉
かかる構成により、低負荷時は第1針弁のみが開いて開
口面積小の第1噴孔から噴射された燃料の微粒化が促進
され、黒煙、HCの発生が低減されると共に、高負荷時
には燃料圧力が上昇して第2針弁も開弁じ、開口面積大
の噴孔から燃料が噴射されるので、燃料噴射期間の増大
が抑制され、黒煙の発生、燃費の悪化を防止できる。
口面積小の第1噴孔から噴射された燃料の微粒化が促進
され、黒煙、HCの発生が低減されると共に、高負荷時
には燃料圧力が上昇して第2針弁も開弁じ、開口面積大
の噴孔から燃料が噴射されるので、燃料噴射期間の増大
が抑制され、黒煙の発生、燃費の悪化を防止できる。
また、燃料圧力が第2燃料通路により噴孔近傍部を経由
して第2針弁の受圧面に伝播するため、噴孔近傍の燃料
圧力を十分高めた状態で第2針弁が開かれるため、第2
噴孔からの噴霧性状も良好で、かつ、中負荷域で第2針
弁が微小量リフトして液だれを生じること等も防止され
る。
して第2針弁の受圧面に伝播するため、噴孔近傍の燃料
圧力を十分高めた状態で第2針弁が開かれるため、第2
噴孔からの噴霧性状も良好で、かつ、中負荷域で第2針
弁が微小量リフトして液だれを生じること等も防止され
る。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1の実施例を示す第1図において、ノズルボディ11
の先端(図中下端)部には中心軸から相対的に遠い外周
側に低負荷時用の小径の第1噴孔12が複数個開口され
、同じく中心軸から相対的に近い内周側に高負荷時用の
大径の第2噴孔13が複数個開口されている。
の先端(図中下端)部には中心軸から相対的に遠い外周
側に低負荷時用の小径の第1噴孔12が複数個開口され
、同じく中心軸から相対的に近い内周側に高負荷時用の
大径の第2噴孔13が複数個開口されている。
かかる噴孔を有したノズルボディ11内には、第1噴孔
12を開閉させる中空状の第1針弁14が嵌挿され、該
第1針弁14の空洞内には第2噴孔13を開閉させる第
2針弁15が嵌挿されている。
12を開閉させる中空状の第1針弁14が嵌挿され、該
第1針弁14の空洞内には第2噴孔13を開閉させる第
2針弁15が嵌挿されている。
ノズルボディ11の頂壁にコンタクトピース16を介し
て中空のハウジング17が接合され、該ハウジング17
内に一対のリテーナ18.19を介して第1針弁14を
閉弁方向に付勢する第1リターンスプリング20が嵌挿
されると共に、一対のリテーナ21.22を介して第2
針弁15を閉弁方向に付勢する第2リターンスプリング
23が嵌挿されている。
て中空のハウジング17が接合され、該ハウジング17
内に一対のリテーナ18.19を介して第1針弁14を
閉弁方向に付勢する第1リターンスプリング20が嵌挿
されると共に、一対のリテーナ21.22を介して第2
針弁15を閉弁方向に付勢する第2リターンスプリング
23が嵌挿されている。
ここで、第1針弁14は低負荷時の比較的低い燃料圧力
で開弁じ、第2針弁15は高負荷時の高い燃料圧力で開
弁するように第1リターンスプリング20及び第2リタ
ーンスプリング23のセット荷重を設定しである。
で開弁じ、第2針弁15は高負荷時の高い燃料圧力で開
弁するように第1リターンスプリング20及び第2リタ
ーンスプリング23のセット荷重を設定しである。
また、ハウジング17.コンタクトピース16.ノズル
ボディ11に、第1針弁14の中間部分外周壁に形成さ
れた受圧面14aを経由して第1針弁14の先端部に通
じるように第1燃料通路24が形成されると共に、該第
1燃料通路24の第1針弁14先端部近傍から該第1針
弁14先端部近傍に内・外周壁を連通して複数箇所形成
された連通孔25a及び第1針弁14内周壁と第2針弁
15外周壁との間隙を経て第2針弁15の中間部外周壁
に形成された受圧面15aに通じる第2燃料通路25が
形成される。
ボディ11に、第1針弁14の中間部分外周壁に形成さ
れた受圧面14aを経由して第1針弁14の先端部に通
じるように第1燃料通路24が形成されると共に、該第
1燃料通路24の第1針弁14先端部近傍から該第1針
弁14先端部近傍に内・外周壁を連通して複数箇所形成
された連通孔25a及び第1針弁14内周壁と第2針弁
15外周壁との間隙を経て第2針弁15の中間部外周壁
に形成された受圧面15aに通じる第2燃料通路25が
形成される。
次に、かかる第1実施例の作用を説明する。
図示しない燃料噴射ポンプから燃料の圧送が開始される
と、燃料の圧力上昇は第1燃料通路24を介して第1針
弁14の受圧面14aに作用し、次いで、ノズルボディ
11先端部近傍から第2燃料通路25を介して第2針弁
15の受圧面15aに作用する。
と、燃料の圧力上昇は第1燃料通路24を介して第1針
弁14の受圧面14aに作用し、次いで、ノズルボディ
11先端部近傍から第2燃料通路25を介して第2針弁
15の受圧面15aに作用する。
前記したようにミ第1針弁14の開弁圧は、第2針弁1
5の開弁圧より低く設定されているので、始めに第1針
弁14が図中上昇する。これにより、第1噴孔12が開
き、噴射が始まる。
5の開弁圧より低く設定されているので、始めに第1針
弁14が図中上昇する。これにより、第1噴孔12が開
き、噴射が始まる。
噴射量が少ない低負荷時には、第1燃料1tli路24
の下端、即ち、第1噴孔12近くの燃料圧力は十分には
上昇しないので、第2針弁15は閉弁状態に保持される
。
の下端、即ち、第1噴孔12近くの燃料圧力は十分には
上昇しないので、第2針弁15は閉弁状態に保持される
。
この場合、噴射圧は比較的低いが、第1噴孔12を小径
として開口面積を小さくしているので、噴霧速度が増大
して燃料の微粒化が促進され、これにより燃焼性が向上
して黒鉛、HCの生成量を効果的に低減できる。
として開口面積を小さくしているので、噴霧速度が増大
して燃料の微粒化が促進され、これにより燃焼性が向上
して黒鉛、HCの生成量を効果的に低減できる。
一方、高負荷域では、噴射量の増大に伴って噴射圧力が
上昇し、第2燃料通路25を介して第2針弁15の受圧
面15aに作用する圧力が第2針弁15の開弁圧を超え
ると、第2針弁15も上昇して第2噴孔13も開かれる
。
上昇し、第2燃料通路25を介して第2針弁15の受圧
面15aに作用する圧力が第2針弁15の開弁圧を超え
ると、第2針弁15も上昇して第2噴孔13も開かれる
。
そして、高負荷時には、噴射圧力は十分高められている
ため、燃料は開口面積の大きな第2噴孔13から燃焼室
内圧力が高い間に短時間で噴射を完了し、これにより燃
焼圧力、温度が増大して高出力が得られ、黒煙の発生を
効果的に防止できると共に、燃費を向上できる。
ため、燃料は開口面積の大きな第2噴孔13から燃焼室
内圧力が高い間に短時間で噴射を完了し、これにより燃
焼圧力、温度が増大して高出力が得られ、黒煙の発生を
効果的に防止できると共に、燃費を向上できる。
尚、高負荷域では、噴射圧が十分上昇すること、燃焼室
内の火炎容積が大きいこと等から開口面積大の第2噴孔
13からの噴霧がHCを増大させることはない。
内の火炎容積が大きいこと等から開口面積大の第2噴孔
13からの噴霧がHCを増大させることはない。
さらに本発明では、第2燃料通路25の入口を第11I
lit孔12近くに設けているため、第2針弁15の受
圧面15aでは噴孔近傍の圧力が作用し、実噴射圧が確
実に上昇するまでは第2針弁15の開弁は確実・ に抑
えられる。
lit孔12近くに設けているため、第2針弁15の受
圧面15aでは噴孔近傍の圧力が作用し、実噴射圧が確
実に上昇するまでは第2針弁15の開弁は確実・ に抑
えられる。
したがって、例えば第2燃料通路を受圧面14aと受圧
面15aとを直結するように第1針弁14壁を貫通して
設けた場合に、受圧面15aに作用する燃料圧力が第1
噴孔12近傍の噴射圧より高いことにより中負荷時にお
いて第2針弁15が僅かにリフトすることを確実に防止
でき、該微小リフトによる燃料だれに伴うHCの発生も
防止できる。
面15aとを直結するように第1針弁14壁を貫通して
設けた場合に、受圧面15aに作用する燃料圧力が第1
噴孔12近傍の噴射圧より高いことにより中負荷時にお
いて第2針弁15が僅かにリフトすることを確実に防止
でき、該微小リフトによる燃料だれに伴うHCの発生も
防止できる。
第2図は、第2の実施例を示す。第1実施例と異なるの
は第2燃料通路26が第1針弁14内部を軸方向に形成
して設けられている点である。その他の構成は第1実施
例と同様であり、したがって、作用、効果も同様である
。
は第2燃料通路26が第1針弁14内部を軸方向に形成
して設けられている点である。その他の構成は第1実施
例と同様であり、したがって、作用、効果も同様である
。
但し、第2燃料通路の加工は、第1実施例の方が容易で
ある。
ある。
〈発明の効果〉
以上説明したように本発明によれば、開口面積小の噴孔
を開閉する第1針弁と、開口面積大の大2噴孔を開閉す
る第2針弁を備え、第1針弁の開弁圧を第2針弁の開弁
圧より低く設定する一方、第2針弁の受圧面に噴孔入口
の近傍の燃料圧力を作用させるように燃料通路を設けた
構成としたため、噴射圧の低い低負荷域では第1針弁の
みが開いてHC発生量を低減でき、噴射圧の高い高負荷
域では第2針弁を開いて燃費、出力を向上でき、さらに
、第2針弁の微小リフトを防止して燃料だれによるH
Cの発生を良好に防止できる。
を開閉する第1針弁と、開口面積大の大2噴孔を開閉す
る第2針弁を備え、第1針弁の開弁圧を第2針弁の開弁
圧より低く設定する一方、第2針弁の受圧面に噴孔入口
の近傍の燃料圧力を作用させるように燃料通路を設けた
構成としたため、噴射圧の低い低負荷域では第1針弁の
みが開いてHC発生量を低減でき、噴射圧の高い高負荷
域では第2針弁を開いて燃費、出力を向上でき、さらに
、第2針弁の微小リフトを防止して燃料だれによるH
Cの発生を良好に防止できる。
第1図(4)は本発明の第1の実施例を示す断面図、同
図0は同じく底面図、第2図(2)は本発明の第2の実
施例を示す断面図、同図[F]は同じく底面図、第3図
は従来のディーゼル機関の燃料噴射弁の一例を示す断面
図である。 11・・・ノズルボディ 12・・・第1噴孔 1
3・・・第2噴孔 14・・・第1針弁 14a・
・・受圧面15・・・第2針弁 15a・・・受圧面
20・・・第1リターンスプリング 23・・・
第2リターンスプリング24・・・第1燃料通路 2
5.26・・・第2燃料通路特許出願人 日産自動車
株式会社 代理人 弁理士 笹 島 富二雄 11・・・ノズルボティ 18゜1
2・・第1噴孔 13・・・第2噴孔 2o71
4・・・第1針弁 14a・・・受圧面 20・・・第」リターンスプリング 23 ・・第2リターンスプリング 24・・・第1燃料通路 24−25
・・・第2燃利通路
図0は同じく底面図、第2図(2)は本発明の第2の実
施例を示す断面図、同図[F]は同じく底面図、第3図
は従来のディーゼル機関の燃料噴射弁の一例を示す断面
図である。 11・・・ノズルボディ 12・・・第1噴孔 1
3・・・第2噴孔 14・・・第1針弁 14a・
・・受圧面15・・・第2針弁 15a・・・受圧面
20・・・第1リターンスプリング 23・・・
第2リターンスプリング24・・・第1燃料通路 2
5.26・・・第2燃料通路特許出願人 日産自動車
株式会社 代理人 弁理士 笹 島 富二雄 11・・・ノズルボティ 18゜1
2・・第1噴孔 13・・・第2噴孔 2o71
4・・・第1針弁 14a・・・受圧面 20・・・第」リターンスプリング 23 ・・第2リターンスプリング 24・・・第1燃料通路 24−25
・・・第2燃利通路
Claims (1)
- ノズルボディ先端部の中心軸から相対的に遠い側と近
い側とに夫々開口面積が相対的に小さな1以上の第1噴
孔と、開口面積が相対的に大きな1以上の第2噴孔とを
形成すると共に、前記ノズルボディ内に嵌挿され燃料圧
力を受けて移動することにより前記第1噴孔を開閉自由
な中空状の第1針弁と、該第1針弁の空洞内に嵌挿され
、同じく燃料圧力を受けて移動することにより前記第2
噴孔を開閉自由な第2針弁とを設け、かつ第1針弁の中
間部分外周壁に形成された受圧面を経由して第1針弁先
端部に通じるように形成された第1燃料通路と、該第1
燃料通路の第1針弁先端部近傍と第2針弁の中間部外周
壁に形成された受圧面とを結んで形成された第2燃料通
路と、第1針弁を閉弁方向に付勢する第1リターンスプ
リングと、第2針弁を第1針弁の閉弁付勢力より大きな
力で閉弁方向に付勢する第2リターンスプリングとを設
けて構成したことを特徴とするディーゼル機関の燃料噴
射弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25510684A JPS61135979A (ja) | 1984-12-04 | 1984-12-04 | デイ−ゼル機関の燃料噴射弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25510684A JPS61135979A (ja) | 1984-12-04 | 1984-12-04 | デイ−ゼル機関の燃料噴射弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61135979A true JPS61135979A (ja) | 1986-06-23 |
Family
ID=17274188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25510684A Pending JPS61135979A (ja) | 1984-12-04 | 1984-12-04 | デイ−ゼル機関の燃料噴射弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61135979A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6379468U (ja) * | 1986-11-13 | 1988-05-25 | ||
US5458292A (en) * | 1994-05-16 | 1995-10-17 | General Electric Company | Two-stage fuel injection nozzle |
US5984211A (en) * | 1997-06-20 | 1999-11-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel injection valve for an internal combustion engine |
US6024297A (en) * | 1997-05-14 | 2000-02-15 | Lucas Industries | Fuel injector |
US6089476A (en) * | 1997-06-25 | 2000-07-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel injection valve for an internal combustion engine |
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