JPS6111500A - オ−プン羽根車のサ−ジング防止装置 - Google Patents
オ−プン羽根車のサ−ジング防止装置Info
- Publication number
- JPS6111500A JPS6111500A JP13103184A JP13103184A JPS6111500A JP S6111500 A JPS6111500 A JP S6111500A JP 13103184 A JP13103184 A JP 13103184A JP 13103184 A JP13103184 A JP 13103184A JP S6111500 A JPS6111500 A JP S6111500A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- slide
- slit
- surging
- range
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- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、オープン羽根車のサージング防止装置に係り
、特にオープン羽根車を使用した送風機や圧IIa機な
どにおいて、巾広い運転範囲を要求される場合に好適な
オープン羽根車のサージング防止装置に関するものであ
る。
、特にオープン羽根車を使用した送風機や圧IIa機な
どにおいて、巾広い運転範囲を要求される場合に好適な
オープン羽根車のサージング防止装置に関するものであ
る。
オープン羽根車を使用した送風機や圧縮機などのサージ
ング防止のためのケーシング加工処理(以下ケーシング
トリートメントという)技術のひとつとして、羽根車入
口部のケーシング側に短い区間において円周上に数多く
のスリットを設けることにより羽根車のサージマージン
を大キく改善できることが確かめられている。
ング防止のためのケーシング加工処理(以下ケーシング
トリートメントという)技術のひとつとして、羽根車入
口部のケーシング側に短い区間において円周上に数多く
のスリットを設けることにより羽根車のサージマージン
を大キく改善できることが確かめられている。
この技術は、1980手にベルギーのブリュッセルで行
われたAGARO55th 5pecialists’
Mtg、”(:entrifugal (:ompre
ssors 、 FIOWphenomena and
performance ”に提出されたJanse
nほかによる“)nprOVement8 in su
rgeMargin for Centrifugal
compressors ”と題する論文に記載され
ている。
われたAGARO55th 5pecialists’
Mtg、”(:entrifugal (:ompre
ssors 、 FIOWphenomena and
performance ”に提出されたJanse
nほかによる“)nprOVement8 in su
rgeMargin for Centrifugal
compressors ”と題する論文に記載され
ている。
Jansenのケーシングトリートメントを第5図に示
す。
す。
第5図は、従来のオープン羽根車のケーシングトリート
メントを示すもので、(a)は縦断面図、(b)は、(
a)のL部拡大図、(C)は、υ)のX矢視図、(d)
は、0のY矢視図である。
メントを示すもので、(a)は縦断面図、(b)は、(
a)のL部拡大図、(C)は、υ)のX矢視図、(d)
は、0のY矢視図である。
図においてIAはオープン羽根車、2Aは、オープン羽
根車IAを覆うケーシング、3Aはケーシングトリート
メント部、4Aはケーシングトリートメン)3A部に設
けた多数のスリットである。
根車IAを覆うケーシング、3Aはケーシングトリート
メント部、4Aはケーシングトリートメン)3A部に設
けた多数のスリットである。
このケーシングトリートメントは、オープン羽根車IA
の内部流れをスリット4Aにより内部循環させることで
、オープン羽根車IA人口部における流れの剥離をおさ
えようとするものであるから、サージマージンは拡大で
きるものの、効率の低下が避けられないものであった。
の内部流れをスリット4Aにより内部循環させることで
、オープン羽根車IA人口部における流れの剥離をおさ
えようとするものであるから、サージマージンは拡大で
きるものの、効率の低下が避けられないものであった。
圧縮機や送風機においては、サージマージンの拡大とと
もに効率の向上が同時に要求される事柄であり、上記の
ようなケーシングトリートメントは、そのままでは実機
に適用できない場合が多かった。
もに効率の向上が同時に要求される事柄であり、上記の
ようなケーシングトリートメントは、そのままでは実機
に適用できない場合が多かった。
本発明は、前述の問題点を解決するためになされたもの
で、オープン羽根車を使用した送風機や圧縮機などにお
いて、その効率を低下させることなく、ターシマージン
を大巾に改善させ、巾広い範囲の運転制御を可能とする
オープン羽根車のケーシング防止装置の提供を、その目
的としている。
で、オープン羽根車を使用した送風機や圧縮機などにお
いて、その効率を低下させることなく、ターシマージン
を大巾に改善させ、巾広い範囲の運転制御を可能とする
オープン羽根車のケーシング防止装置の提供を、その目
的としている。
本発明に係るオープン羽根車のケーシング防止装置の構
成は、オープン羽根車を覆うケーシングを羽根車人口部
の近傍でサクションケーシングと本体ケーシングに分割
可能に構成し、前記サクションケーシングの前記本体ケ
ーシングに対向する部分に空間部を形成して、その空間
部に、軸方向に移動可能なスライドケーシングを内設す
るものであって、前記本体ケーシングと前記スライドケ
ーシングとを、これらの各ケーシングに軸方向の短い長
さの範囲で設けた多数のスリットが互いに噛合う状態に
装着するとともに、これら本体ケーシングとスライドケ
ーシングのいずルか一方または両方にスライドケーシン
グ移動手段を設け、このスライドケーシング移動手段に
よって、サージングを生じる特性範囲においてのみスリ
ットを開口させるために前記スライドケーシングを軸方
向に移動させるようにしたものである。
成は、オープン羽根車を覆うケーシングを羽根車人口部
の近傍でサクションケーシングと本体ケーシングに分割
可能に構成し、前記サクションケーシングの前記本体ケ
ーシングに対向する部分に空間部を形成して、その空間
部に、軸方向に移動可能なスライドケーシングを内設す
るものであって、前記本体ケーシングと前記スライドケ
ーシングとを、これらの各ケーシングに軸方向の短い長
さの範囲で設けた多数のスリットが互いに噛合う状態に
装着するとともに、これら本体ケーシングとスライドケ
ーシングのいずルか一方または両方にスライドケーシン
グ移動手段を設け、このスライドケーシング移動手段に
よって、サージングを生じる特性範囲においてのみスリ
ットを開口させるために前記スライドケーシングを軸方
向に移動させるようにしたものである。
なお、本発明を開発した考え方を付記すると、次のとお
りである。
りである。
オープン羽根車を覆うケーシングに、常時スリットを設
けておくことは、送風機や圧縮機の全体の効率をfげて
しまい、たとえサージマージンが拡大できてもメリット
は少ない。したがって、スリットがサージマージンに対
して効果のある範囲においてのみ、スリットを開口する
ようにできればメリットが大である。
けておくことは、送風機や圧縮機の全体の効率をfげて
しまい、たとえサージマージンが拡大できてもメリット
は少ない。したがって、スリットがサージマージンに対
して効果のある範囲においてのみ、スリットを開口する
ようにできればメリットが大である。
すなわち、オープン羽根車を使用した送風機や圧縮機の
運転において、スリット無しでは、サージングに入る風
量範囲についてのみスリットヲ使用できるようにすれば
よい。
運転において、スリット無しでは、サージングに入る風
量範囲についてのみスリットヲ使用できるようにすれば
よい。
そこで、本発明は、スリットを設けるべきケーシングを
スリット部で分割し、それぞれのケーシングがスリット
部で互いに噛合うように構成し、一方のケーシングを軸
方向に移動可能なスライドケーシングにすることによシ
、サージングを生じる風量範囲のときにスライドケーシ
ングをずらせて他方のケーシングにスリットを開口し、
その他のときはスリット部を閉塞することができるよう
にしたものである。
スリット部で分割し、それぞれのケーシングがスリット
部で互いに噛合うように構成し、一方のケーシングを軸
方向に移動可能なスライドケーシングにすることによシ
、サージングを生じる風量範囲のときにスライドケーシ
ングをずらせて他方のケーシングにスリットを開口し、
その他のときはスリット部を閉塞することができるよう
にしたものである。
その効果を第6図を参照して説明する。
第6図は、オープン羽根車を使用した送風機または圧縮
機の特性線図で、横軸に風量Qをとり、縦軸に効率ηお
よび圧力Pをとって、効率曲線ηと圧力曲線Pを示して
いる。
機の特性線図で、横軸に風量Qをとり、縦軸に効率ηお
よび圧力Pをとって、効率曲線ηと圧力曲線Pを示して
いる。
線図の実線は、ケーシングにスリットがない場合、破線
は、m、n間にスリットを開口した場合を示している。
は、m、n間にスリットを開口した場合を示している。
第6図に示すように、スリットがない場合、風量Q1の
m点でサージングを起こしていたものが、スリットを開
口することにより風量Q、のnAまで運転範囲を拡大す
ることができるようになるのである。
m点でサージングを起こしていたものが、スリットを開
口することにより風量Q、のnAまで運転範囲を拡大す
ることができるようになるのである。
以ド、本発明の各実施例を第1図ないし第4図を参照し
て説明する。
て説明する。
まず、第1図は、本発明の一実施例に係るオープン羽根
車のサージング防止装置におけるケーシングのスリット
部が閉じた状態を示し、(a)は断面図、Φ)は、スリ
ット部のA矢視図、(C)は、スリット部のB矢視図で
ある。
車のサージング防止装置におけるケーシングのスリット
部が閉じた状態を示し、(a)は断面図、Φ)は、スリ
ット部のA矢視図、(C)は、スリット部のB矢視図で
ある。
また、第2図は、第1図と同じ装置におけるケーシング
のスリット部が開口した状態を示し、(a)は断面図、
(b)は、スリット部のA′矢睨図、(C)は、スリッ
ト部のB′矢視図であり、第2図において第1図と同一
部は同一符号で示している。
のスリット部が開口した状態を示し、(a)は断面図、
(b)は、スリット部のA′矢睨図、(C)は、スリッ
ト部のB′矢視図であり、第2図において第1図と同一
部は同一符号で示している。
図に示すものは、オープン羽根車を使用した送風機また
は圧縮機の膜構成で、1はオープン羽根車、2はディフ
ューザ、3は本体ケーシング、4はスライドケーシング
、5はブシュ、6はサクションケーシングである。
は圧縮機の膜構成で、1はオープン羽根車、2はディフ
ューザ、3は本体ケーシング、4はスライドケーシング
、5はブシュ、6はサクションケーシングである。
オープン羽根車1を覆うケーシングは、羽根車人口部の
近傍でサクションケーシング6と本体ケーシング3とに
分割されておりボルトで一体的に結合されている。サク
ションケーシング6と本体ケーシング3とが対向する円
周に、スライドケーシング4を内設し移動させうる空間
6aが形成されている。
近傍でサクションケーシング6と本体ケーシング3とに
分割されておりボルトで一体的に結合されている。サク
ションケーシング6と本体ケーシング3とが対向する円
周に、スライドケーシング4を内設し移動させうる空間
6aが形成されている。
スライドケーシング4と本体ケーシング3のスライドケ
ーシング装着部には、各ケーシングに短い長さの範囲で
切込んだ多数のスリットが形設されておシ、これら谷ケ
ーシングの多数のスリットが互いに噛合う状態で、スラ
イドケーシング4が本体ケーシング3に装着されている
。
ーシング装着部には、各ケーシングに短い長さの範囲で
切込んだ多数のスリットが形設されておシ、これら谷ケ
ーシングの多数のスリットが互いに噛合う状態で、スラ
イドケーシング4が本体ケーシング3に装着されている
。
ブシュ5は本体ケーシング3に嵌着され、スライドケー
シング4の軸方向の移動を円滑にするものである。
シング4の軸方向の移動を円滑にするものである。
なお、矢印はオープン羽根車1の回転方向、太い白矢印
は空気の流れを示すものである。
は空気の流れを示すものである。
第1図は、本体ケーシング3のスリット部とスライドケ
ーシング4のスリット部が(b)に示すように互いに噛
合っておシ、この状態では、通常の羽根車のサクション
ケーシング部と同等である。
ーシング4のスリット部が(b)に示すように互いに噛
合っておシ、この状態では、通常の羽根車のサクション
ケーシング部と同等である。
このスライドケーシング4は、軸方向に移動可能な構造
をしており、送風機または圧縮機がサージングを起す特
性範囲、たとえば第6図のQゆ以下の風量範囲になった
ときには、後述するスライドケーシング移動手段の働き
によシスライドケーシング4を軸方向に、図面に向って
左方へ移動させ、第2図に示すように羽根車人口部の本
体ケーシング3内周に多数のスリット71r、開口させ
る。
をしており、送風機または圧縮機がサージングを起す特
性範囲、たとえば第6図のQゆ以下の風量範囲になった
ときには、後述するスライドケーシング移動手段の働き
によシスライドケーシング4を軸方向に、図面に向って
左方へ移動させ、第2図に示すように羽根車人口部の本
体ケーシング3内周に多数のスリット71r、開口させ
る。
これによって、サージングを防止し、サージング限界を
移動させ運転範囲を先の第6図に示すよ、うに風量Q1
からQ、の少流盪■すに拡大するものである。
移動させ運転範囲を先の第6図に示すよ、うに風量Q1
からQ、の少流盪■すに拡大するものである。
したがって、スリット7(i?閉塞した範囲では、高効
率での運転が可能であり、さらに小流量側での運転が必
要となる場合には、スリット7を開口させ゛C運転制御
範囲を拡大することが可能である。
率での運転が可能であり、さらに小流量側での運転が必
要となる場合には、スリット7を開口させ゛C運転制御
範囲を拡大することが可能である。
次に、このようなオープン羽根車のサージング防止装置
のスライドケーシング移動手段について、第3図お工び
第4図を参照して説明する。
のスライドケーシング移動手段について、第3図お工び
第4図を参照して説明する。
まず、第3図は、第1図に示すオープン羽根車のサージ
ング防止装置におけるスライドケーシング移動手段の一
実施例を示す断面図であり、図中、第1図と同一符号の
部分は先は説明した実施例と同等部分でおるから、その
説明を省略する。
ング防止装置におけるスライドケーシング移動手段の一
実施例を示す断面図であり、図中、第1図と同一符号の
部分は先は説明した実施例と同等部分でおるから、その
説明を省略する。
第3図において、10はスライドケーシング移動手段に
係るアクチュエーターで、アクチュエーター10は、ス
ライドケーシング4とサクションケーシング6Aとの間
の空間部6A、に、円周上3〜4個所の複数個所に装着
したもので、流体圧に係る油圧または空圧によりスライ
ドケーシング4を軸方向に移動させ、スライド7を開口
、閉塞するものである。
係るアクチュエーターで、アクチュエーター10は、ス
ライドケーシング4とサクションケーシング6Aとの間
の空間部6A、に、円周上3〜4個所の複数個所に装着
したもので、流体圧に係る油圧または空圧によりスライ
ドケーシング4を軸方向に移動させ、スライド7を開口
、閉塞するものである。
次に、第4図は、本発明の他の実施例に係るオープン羽
根車のサージング防止装置を示し、そのスライドケーシ
ング移動手段の他の実施例の拡大断面図である。
根車のサージング防止装置を示し、そのスライドケーシ
ング移動手段の他の実施例の拡大断面図である。
第4図において、1はオープン羽根車、3Bは本体ケー
シング、4Bはスライドケーシング、5Bは7’ツシユ
、6Bはサクションケーシングである。
シング、4Bはスライドケーシング、5Bは7’ツシユ
、6Bはサクションケーシングである。
本例のスライドケーシング移動手段は、本体ケ一シング
3Bとスライドケーシング4Bとの装着部に形成したア
クチュエーター11である。
3Bとスライドケーシング4Bとの装着部に形成したア
クチュエーター11である。
アクチュエーター11は、サクションケーシング6Bの
、本体ケーシング3Bに対向する部分に形成された空間
部6B、内に位置し、本体ケーシング3Bのフランジ部
3B、と、これに対向するスライドケーシング4Bと、
前記本体ケーシング3Bのフランジ3B、にねじ13で
固定されるストッパー12とによって流体導入部が構成
される。
、本体ケーシング3Bに対向する部分に形成された空間
部6B、内に位置し、本体ケーシング3Bのフランジ部
3B、と、これに対向するスライドケーシング4Bと、
前記本体ケーシング3Bのフランジ3B、にねじ13で
固定されるストッパー12とによって流体導入部が構成
される。
流体導入部は、前記スライドケーシング4Bのランド4
B、によって、油圧または空圧(以下流体圧という)を
満たす圧力室14.15に仕切られている。この圧力室
14.15には、それぞれ導圧管16,17が接続して
いて、流体圧が導圧される。
B、によって、油圧または空圧(以下流体圧という)を
満たす圧力室14.15に仕切られている。この圧力室
14.15には、それぞれ導圧管16,17が接続して
いて、流体圧が導圧される。
18は、これらストッパー12.ランド4B。
ブツシュ5Bにそれぞれ設は九密封用の01Jングであ
る。
る。
いま複数の流体導入部に係る圧力室14.15に流体圧
を満たし、導圧管16によって圧力室14に流体圧を加
えると、ランド4B、に流体圧が付加され、スライドケ
ーシング4Bは図に向って左方へ移動し、スリット部が
離脱して多数のスリット7を開口するっ また、反対に導圧管17によって圧力室15に流体圧を
加えると、スライドケーシング4Bは右方へ移動し、ス
リット部が噛合わされスリット7は閉塞される。
を満たし、導圧管16によって圧力室14に流体圧を加
えると、ランド4B、に流体圧が付加され、スライドケ
ーシング4Bは図に向って左方へ移動し、スリット部が
離脱して多数のスリット7を開口するっ また、反対に導圧管17によって圧力室15に流体圧を
加えると、スライドケーシング4Bは右方へ移動し、ス
リット部が噛合わされスリット7は閉塞される。
このようにアクチュエーター11の複数の流体導入部の
流体圧を制御することによシ、容易にスライドケーシン
グ4Bを左右にスライドさせ、スリット7を開口、閉塞
することができる。
流体圧を制御することによシ、容易にスライドケーシン
グ4Bを左右にスライドさせ、スリット7を開口、閉塞
することができる。
前記の各実施例によれば、スリットを用いないでも運転
できる風量範囲では、スリットを閉塞した状態を保つこ
とにより、効率を低下させることなく運転し、スリット
無しではケーシングに入る風量範囲では、スリット7を
開口させて運転範囲を拡大できるため、送風機、圧縮機
などの運転特性の改善に対して顕著な効果がある。
できる風量範囲では、スリットを閉塞した状態を保つこ
とにより、効率を低下させることなく運転し、スリット
無しではケーシングに入る風量範囲では、スリット7を
開口させて運転範囲を拡大できるため、送風機、圧縮機
などの運転特性の改善に対して顕著な効果がある。
以上述べたように、本発明によれば、オープン羽根車を
使用した送風機や圧縮機などにおいて、その効率を低下
させることなく、サージマージンを大巾に改善させ、巾
広い範囲の運転制御を可能とするオープン羽根車のサー
ジング防止装置を提供することができる。
使用した送風機や圧縮機などにおいて、その効率を低下
させることなく、サージマージンを大巾に改善させ、巾
広い範囲の運転制御を可能とするオープン羽根車のサー
ジング防止装置を提供することができる。
第1図は、本発明の一実施例に係るオープン羽根車のサ
ージング防止装置におけるケーシングのスリット部が閉
じた状態を示し、(a)は断面図、(6)は、スリット
部のA矢視図、(C)は、スリット部のB矢視図、第2
図は、第1図と同じ装置におけるケーシングのスリット
部が開口した状態を示し、(a)は断面図、■は、スリ
ット部のA′矢視図、(C)は、スリット部のB′矢視
図、第3図は、第1図に示すオープン羽根車のサージン
グ防止装置におけるスライドケーシング移動手段の一実
施例を示す断面図、第4図は、本発明の他の実施例に係
るオープン羽根車のサージング防止装置を示し、そのス
ライドケーシング移動手段の他の実施例の拡大断面図、
第5図は、従来のオープン羽根車のケーシングトリート
メントを示すもので、(a)は縦断面図、(b)は、(
a)+7)L部拡大図、(C)は、(b)ノX矢視図、
(d)は、(b)のY矢視図、第6図は、オープン羽根
車を使用した送風機または圧縮機の特性線図である。 1・・・オープン羽根車、3.3B・・・本体ケーシン
グ、3B、・・・フランジ、4.4B・・・スライドケ
ーシング、4B、・・・ランド、5,5B川ブツシユ、
616A、6B・・・サクションケーシング、s al
6Aa 。 6B、・・・中空部、7・・・スリン)、10.11・
・・アクチュエーター、12・・・ストッパー、14.
15)i’i+[21 (α) yfJ5+¥1 ^ (c() 語舒良 4A [==) 冥6図
ージング防止装置におけるケーシングのスリット部が閉
じた状態を示し、(a)は断面図、(6)は、スリット
部のA矢視図、(C)は、スリット部のB矢視図、第2
図は、第1図と同じ装置におけるケーシングのスリット
部が開口した状態を示し、(a)は断面図、■は、スリ
ット部のA′矢視図、(C)は、スリット部のB′矢視
図、第3図は、第1図に示すオープン羽根車のサージン
グ防止装置におけるスライドケーシング移動手段の一実
施例を示す断面図、第4図は、本発明の他の実施例に係
るオープン羽根車のサージング防止装置を示し、そのス
ライドケーシング移動手段の他の実施例の拡大断面図、
第5図は、従来のオープン羽根車のケーシングトリート
メントを示すもので、(a)は縦断面図、(b)は、(
a)+7)L部拡大図、(C)は、(b)ノX矢視図、
(d)は、(b)のY矢視図、第6図は、オープン羽根
車を使用した送風機または圧縮機の特性線図である。 1・・・オープン羽根車、3.3B・・・本体ケーシン
グ、3B、・・・フランジ、4.4B・・・スライドケ
ーシング、4B、・・・ランド、5,5B川ブツシユ、
616A、6B・・・サクションケーシング、s al
6Aa 。 6B、・・・中空部、7・・・スリン)、10.11・
・・アクチュエーター、12・・・ストッパー、14.
15)i’i+[21 (α) yfJ5+¥1 ^ (c() 語舒良 4A [==) 冥6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、オープン羽根車を覆うケーシングを羽根車入口部の
近傍でサクションケーシングと本体ケーシングに分割可
能に構成し、前記サクションケーシングの前記本体ケー
シングに対向する部分に空間部を形成して、その空間部
に、軸方向に移動可能なスライドケーシングを内設する
ものであつて、前記本体ケーシングと前記スライドケー
シングとを、これらの各ケーシングに軸方向の短い長さ
の範囲で設けた多数のスリットが互いに噛合う状態に装
着するとともに、これら本体ケーシングとスライドケー
シングのいずれか一方または両方にスライドケーシング
移動手段を設け、このスライドケーシング移動手段によ
つて、サージングを生じる特性範囲においてのみスリッ
トを開口させるために前記スライドケーシングを軸方向
に移動させるように構成したことを特徴とするオープン
羽根車のサージング防止装置。 2、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、スライ
ドケーシング移動手段を、スライドケーシングとサクシ
ョンケーシングとの間の空間部に装着したアクチュエー
ターとし、このアクチュエーターの流体圧によりスライ
ドケーシングを軸方向に移動させるものであるオープン
羽根車のサージング防止装置。 3、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、スライ
ドケーシング移動手段を、本体ケーシングとスライドケ
ーシングとの装着部に形成したアクチュエーターとし、
このアクチュエーターに、スライドケーシングを移動せ
しめる流体圧を付加する複数の流体導入部を設けたもの
であるオープン羽根車のサージング防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13103184A JPS6111500A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | オ−プン羽根車のサ−ジング防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13103184A JPS6111500A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | オ−プン羽根車のサ−ジング防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6111500A true JPS6111500A (ja) | 1986-01-18 |
Family
ID=15048396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13103184A Pending JPS6111500A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | オ−プン羽根車のサ−ジング防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6111500A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003013898A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Hitachi Ltd | 軸流形流体機械 |
-
1984
- 1984-06-27 JP JP13103184A patent/JPS6111500A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003013898A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Hitachi Ltd | 軸流形流体機械 |
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