JPH0316896A - アクチュエータを直列連装した航空機の操向脚 - Google Patents
アクチュエータを直列連装した航空機の操向脚Info
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- JPH0316896A JPH0316896A JP14955589A JP14955589A JPH0316896A JP H0316896 A JPH0316896 A JP H0316896A JP 14955589 A JP14955589 A JP 14955589A JP 14955589 A JP14955589 A JP 14955589A JP H0316896 A JPH0316896 A JP H0316896A
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- Japan
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- actuator
- steering
- actuators
- aircraft
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- Pending
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はステアリングアクチュエータを直列連装した航
空機の操向脚に関する。
空機の操向脚に関する。
〔従来の技術]
従来の航空機の操向脚では第3図に一例を示すように1
つの操向脚に対し1つのステアリング用アクチュエータ
01を装備することにより又は1つの操向脚に対し2つ
のステアリング用アクチュエータを並列に装備し、パワ
ー(出力)を加算することにより歯車02を回転,トル
クアーム03を回転(回動)させて車輪04を軸心Y回
りに回転させ、操向していた。
つの操向脚に対し1つのステアリング用アクチュエータ
01を装備することにより又は1つの操向脚に対し2つ
のステアリング用アクチュエータを並列に装備し、パワ
ー(出力)を加算することにより歯車02を回転,トル
クアーム03を回転(回動)させて車輪04を軸心Y回
りに回転させ、操向していた。
(発明が解決しようとする課題〕
上記従来の航空機の操向脚には解決すべき次の課題があ
った。即ち、従来の操向脚では、1つのアクチュエータ
が暴走あるいは固着してしまうと車輪が制御不能になる
か或はある操向角度のまま固定されてしまい、航空機が
操@1者の意図しない方向に走行し最終的には滑走路か
ら外れてしまうような事故の発生する確率が高い。
った。即ち、従来の操向脚では、1つのアクチュエータ
が暴走あるいは固着してしまうと車輪が制御不能になる
か或はある操向角度のまま固定されてしまい、航空機が
操@1者の意図しない方向に走行し最終的には滑走路か
ら外れてしまうような事故の発生する確率が高い。
特に、電動式のアクチュエータを用いている場合には、
電気的な暴走及びアクチュエータの固着の生じる可能性
が高い。
電気的な暴走及びアクチュエータの固着の生じる可能性
が高い。
本発明は上記課題の解決手段として、アクチュエータの
駆動ストロークによって地上操向し機体を所定の方向に
導く航空機の操向脚において、各々の駆動ストロークが
相加可能に直列に装備された2個のアクチュエータを具
備してなることを特徴とするアクチュエータを直列連装
した航空機の操向脚を提供しようとするものである。
駆動ストロークによって地上操向し機体を所定の方向に
導く航空機の操向脚において、各々の駆動ストロークが
相加可能に直列に装備された2個のアクチュエータを具
備してなることを特徴とするアクチュエータを直列連装
した航空機の操向脚を提供しようとするものである。
本発明は上記のように構威されるので次の作用を有する
。即ち、2つのアクチュエータを、各駆動ストロークを
相加可能に直列に装備することにより、操向ストローク
が、2つのアクチュエータのストロークの和となるので
1つのアクチュエータが固着され作動しない場合におい
ても、もう1つのアクチュエータにより、車輪の操向が
可能である。
。即ち、2つのアクチュエータを、各駆動ストロークを
相加可能に直列に装備することにより、操向ストローク
が、2つのアクチュエータのストロークの和となるので
1つのアクチュエータが固着され作動しない場合におい
ても、もう1つのアクチュエータにより、車輪の操向が
可能である。
すなわち1つのアクチュエータが暴走あるいは固着した
場合にもう1つのアクチュエータで操向角を補正し航空
機を滑走路上で安全に減速,停止することができる。
場合にもう1つのアクチュエータで操向角を補正し航空
機を滑走路上で安全に減速,停止することができる。
本発明の一実施例を第1図及び第2図により説明する。
第1図は本実施例の図で(a)は平面図、(b)は側面
図、第2図は平面図による本実施例の作動原理を示す図
である。両図において、操向脚のシリンダ1と一体とな
った固定プレート2に取付けられた第1アクチュエータ
3が第1歯車4を介して遊動プレート5及び遊動プレー
ト5に取付けられた第2アクチュエータ6を脚ピストン
10の軸心回りに回転させる(第2図(a)の状態)。
図、第2図は平面図による本実施例の作動原理を示す図
である。両図において、操向脚のシリンダ1と一体とな
った固定プレート2に取付けられた第1アクチュエータ
3が第1歯車4を介して遊動プレート5及び遊動プレー
ト5に取付けられた第2アクチュエータ6を脚ピストン
10の軸心回りに回転させる(第2図(a)の状態)。
第2アクチュエータ6は第2歯車7を介してトルクカラ
ー8を回転させる。トルクカラー8の回転は、トルクア
ーム9を介して脚ピストン10に伝達され、脚ピストン
10下部の図示しない車輪を操向させる。
ー8を回転させる。トルクカラー8の回転は、トルクア
ーム9を介して脚ピストン10に伝達され、脚ピストン
10下部の図示しない車輪を操向させる。
通常の作動においては第1アクチュエータ3及び第2ア
クチュエータ6の2つのアクチュエータの出力(ストロ
ーク)を同方向に加算し、車輪を回転させる(第2図(
b)の状態)。第1アクチュエータ3及び第2アクチュ
エータ6のうち何れか1つのアクチュエータが固着ある
いは暴走した緊急の場合には健全なもう1つのアクチュ
エータの出力(ストローク)を反対方向に加算し、車輪
の方向を補正する(第2図(c)の状態)。なお、通常
状態における第lアクチュエータ3及び第2アクチュエ
ータ6の使用方法としては2つを同格として、ストロー
クを半分づつ受け持つ方法や、2つのアクチュエータに
主従の関係をつけ、1つは緊急時だけ使用する方法等が
ある。
クチュエータ6の2つのアクチュエータの出力(ストロ
ーク)を同方向に加算し、車輪を回転させる(第2図(
b)の状態)。第1アクチュエータ3及び第2アクチュ
エータ6のうち何れか1つのアクチュエータが固着ある
いは暴走した緊急の場合には健全なもう1つのアクチュ
エータの出力(ストローク)を反対方向に加算し、車輪
の方向を補正する(第2図(c)の状態)。なお、通常
状態における第lアクチュエータ3及び第2アクチュエ
ータ6の使用方法としては2つを同格として、ストロー
クを半分づつ受け持つ方法や、2つのアクチュエータに
主従の関係をつけ、1つは緊急時だけ使用する方法等が
ある。
以上の通り、本実施例によれば正常時は第1アクチュエ
ータ3のストロークに対し、第2アクチュエータ6のス
トロークが相加されて車輪を操向させるので高能率操向
が果たされ、第1アクチュエータ3または第2アクチュ
エータ6の何れかに固着その他の不測のトラブルが発生
した場合は健全な側のアクチュエータが独立して操向機
能を果すので、正常操向が損われることがないという著
しい利点がある。
ータ3のストロークに対し、第2アクチュエータ6のス
トロークが相加されて車輪を操向させるので高能率操向
が果たされ、第1アクチュエータ3または第2アクチュ
エータ6の何れかに固着その他の不測のトラブルが発生
した場合は健全な側のアクチュエータが独立して操向機
能を果すので、正常操向が損われることがないという著
しい利点がある。
本発明は上記のように構威されるので次の効果を有する
。即ち、直列連装したアクチュエータが、相互にいわゆ
るオーバーライドシステムを形威するのでアクチュエー
タが固着あるいは暴走し、車輪がある操向角度のまま固
定されてしまう重大な故障の発生確率を減少させ、信頼
性を向上させる。
。即ち、直列連装したアクチュエータが、相互にいわゆ
るオーバーライドシステムを形威するのでアクチュエー
タが固着あるいは暴走し、車輪がある操向角度のまま固
定されてしまう重大な故障の発生確率を減少させ、信頼
性を向上させる。
なお、その信頼度は、従来の1つのアクチュエータの操
向脚に比し、2乗倍が期待できる。
向脚に比し、2乗倍が期待できる。
第1図は本発明の一実施例の図で、(a)はその平面図
、(b)は側面図、第2図は上記実施例の作動を説明し
た平面図で、(a)は作動前の状態、(b)は通常の作
動(操向)後の状態、(c)は緊急の作動(操向)後の
状態をそれぞれ示す図、第3図は従来例(1つのアクチ
ュエータによる操向脚)を示す図で(a)は側面図、(
b)は(a)のb−b矢視平断面図である。 1・・・シリンダ. 2・・・固定プレー
ト3・・・第1アクチュエータ, 4・・・第1歯車
,5・・・遊動プレート, 6・・・第2アクチュエ
ータ,7・・・第2歯車, 8・・・トル
クカラー9・・・トルクアーム, 10・・
・脚ピストン。
、(b)は側面図、第2図は上記実施例の作動を説明し
た平面図で、(a)は作動前の状態、(b)は通常の作
動(操向)後の状態、(c)は緊急の作動(操向)後の
状態をそれぞれ示す図、第3図は従来例(1つのアクチ
ュエータによる操向脚)を示す図で(a)は側面図、(
b)は(a)のb−b矢視平断面図である。 1・・・シリンダ. 2・・・固定プレー
ト3・・・第1アクチュエータ, 4・・・第1歯車
,5・・・遊動プレート, 6・・・第2アクチュエ
ータ,7・・・第2歯車, 8・・・トル
クカラー9・・・トルクアーム, 10・・
・脚ピストン。
Claims (1)
- アクチュエータの駆動ストロークによって地上操向し機
体を所定の方向に導く航空機の操向脚において、各々の
駆動ストロークが相加可能に直列に装備された2個のア
クチュエータを具備してなることを特徴とするアクチュ
エータを直列連装した航空機の操向脚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14955589A JPH0316896A (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | アクチュエータを直列連装した航空機の操向脚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14955589A JPH0316896A (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | アクチュエータを直列連装した航空機の操向脚 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0316896A true JPH0316896A (ja) | 1991-01-24 |
Family
ID=15477728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14955589A Pending JPH0316896A (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | アクチュエータを直列連装した航空機の操向脚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0316896A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6257529B1 (en) | 1999-03-18 | 2001-07-10 | Advanced Technology Institute Of Commuter-Helicopter, Ltd. | Servo actuator apparatus and aircraft control apparatus |
EP1845016A1 (fr) * | 2006-04-12 | 2007-10-17 | Messier-Bugatti | Atterrisseur comportant plusieurs actionneurs électromécaniques d'orientation |
JP2010504485A (ja) * | 2006-09-25 | 2010-02-12 | エアバス・ユ―ケ―・リミテッド | アクチュエータ |
-
1989
- 1989-06-14 JP JP14955589A patent/JPH0316896A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6257529B1 (en) | 1999-03-18 | 2001-07-10 | Advanced Technology Institute Of Commuter-Helicopter, Ltd. | Servo actuator apparatus and aircraft control apparatus |
EP1845016A1 (fr) * | 2006-04-12 | 2007-10-17 | Messier-Bugatti | Atterrisseur comportant plusieurs actionneurs électromécaniques d'orientation |
FR2899871A1 (fr) * | 2006-04-12 | 2007-10-19 | Messier Bugatti Sa | Atterisseur comportant plusieurs actionneurs electromecaniques d'orientation |
US7854411B2 (en) | 2006-04-12 | 2010-12-21 | Messier-Bugatti | Aircraft undercarriage including a plurality of electromechanical actuators, and a method of testing it |
JP2010504485A (ja) * | 2006-09-25 | 2010-02-12 | エアバス・ユ―ケ―・リミテッド | アクチュエータ |
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