JP2004277397A - 1, 2-azole derivative - Google Patents

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JP2004277397A
JP2004277397A JP2003144984A JP2003144984A JP2004277397A JP 2004277397 A JP2004277397 A JP 2004277397A JP 2003144984 A JP2003144984 A JP 2003144984A JP 2003144984 A JP2003144984 A JP 2003144984A JP 2004277397 A JP2004277397 A JP 2004277397A
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Takeshi Maekawa
毅志 前川
Riyouma Hara
亮磨 原
Hiroyuki Odaka
裕之 小高
Hiroyuki Kimura
宏之 木村
Hideya Mizufune
秀哉 水船
Koji Fukatsu
考司 深津
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a 1,2-azole derivative useful as a preventing and treating agent of diabetic mellitus, or the like. <P>SOLUTION: This 1,2-azole derivative is expressed by formula (1) [wherein, ring A may have 1 to 3 substituents; ring B is the 1,2-azole ring which may further have 1 to 3 substituents; X<SB>a</SB>, X<SB>b</SB>and X<SB>c</SB>are mutually same or different and are each a bonding hand, O, S, or the like; Y<SB>a</SB>is a 1-20C divalent aliphatic hydrocarbon residue; Y<SB>b</SB>, Y<SB>c</SB>are mutually same or different and are each a bonding hand or a 1-20C divalent hydrocarbon residue; ring C is a single ring type aromatic ring which may further have 1 to 3 substituents; and R is OR<SP>4</SP>(wherein, R<SP>4</SP>is H or a hydrocarbon group which may be substituted), or the like], or its salt or a prodrug. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、優れた血糖低下作用および血中脂質低下作用を有し、糖尿病、高脂血症、動脈硬化症、耐糖能不全などの予防・治療剤として有用な1,2−アゾール誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】
ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体ガンマ(PPARγ)は、ステロイドホルモン受容体や甲状腺ホルモン受容体に代表される核内ホルモン受容体スーパーファミリーの一員で、脂肪細胞分化のごく初期にその発現が誘導され、マスターレギュレーターとして脂肪細胞の分化に重要な役割を果たしている。PPARγは、リガンドと結合することによりレチノイドX受容体(RXR)と二量体を形成し、核内で標的遺伝子の応答性部位と結合して転写効率を直接制御(活性化)している。近年、プロスタグランジンDの代謝物である15−デオキシ−△12.14プロスタグランジンJがPPARγの内因性リガンドである可能性が示唆され、さらに、チアゾリジンジオン誘導体に代表される一種のインスリン感受性増強薬がPPARγのリガンド活性を有し、その強さと血糖低下作用あるいは脂肪細胞分化促進作用が平行することが判明した(例えば、非特許文献1〜3参照)。さらに、最近、1)ヒト脂肪肉腫由来の培養細胞にPPARγが発現し、PPARγリガンドの添加によってその増殖が停止すること(例えば、非特許文献4参照)、2)インドメタシン、フェノプロフェンに代表されるノンステロイド抗炎症薬がPPARγリガンド活性を持つこと(例えば、非特許文献5参照)、3)活性化されたマクロファージでPPARγが高発現し、そのリガンド添加によって炎症に関与する遺伝子の転写が阻害されること(例えば、非特許文献6参照)、4)PPARγリガンドが、単球による炎症性サイトカイン(TNFα、IL−1β、IL−6)の産生を抑制すること(例えば、非特許文献7参照)、5)PPARγヘテロ欠損マウスでは脂肪細胞の肥大化や脂肪の蓄積、インスリン抵抗性の発現が抑制されること(例えば、非特許文献8参照)、6)PPARγリガンドが、PPARγアゴニストによる10T1/2 細胞の脂肪細胞への分化を阻害すること(例えば、非特許文献9参照)、7)PPARγリガンドが、PPARγアゴニストによる3T3−L1細胞の脂肪細胞への分化を抑制すること(例えば、非特許文献10参照)などが判明している。
【0003】
ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体デルタ(PPARδ)は、核内受容体PPARファミリーの一員で、他のPPARファミリーと同様にリガンド結合することによりレチノイドX受容体(RXR)と二量体を形成し、核内で標的遺伝子の上流にある応答性部位に結合して転写効率を直接制御している。PPARδのリガンドとしては長鎖脂肪酸やカルバプロスタサイクリンが挙げられるが、PPARδに特異的な標的遺伝子は同定されていない。PPARδは普遍的に発現しているが、特に発現が強いのは腸、腎臓、心臓である。また、PPARδについては、マウス前駆脂肪細胞の分化促進作用を示すこと(例えば、非特許文献11〜13参照);ラットおよびヒト骨格筋細胞のUCP−2およびUCP−3発現促進作用を示すこと(例えば、非特許文献14、15参照);乏突起神経膠細胞の分化促進作用を示すこと(例えば、非特許文献16、17参照);db/dbマウスにおいてHDL−C増加作用を示すこと(例えば、非特許文献18参照);肥満アカゲザルにおいてHDL−C増加、LDL−C、VLDLおよびTG低下作用を示すこと;ヒト単球THP−1細胞のApoA1を介したコレステロール搬出促進作用を示すこと(例えば、非特許文献19参照)が報告されている。さらに、PPARδが、大腸癌(例えば、非特許文献20、21参照)、妊娠時の着床(例えば、非特許文献22参照)、破骨細胞における骨吸収作用(例えば、非特許文献23参照)、炎症におけるapoptosis(例えば、非特許文献24参照)、脳における2型acyl CoA合成酵素の制御(例えば、非特許文献25参照)と関連することが報告されている。
【0004】
PPARリガンドとしては、下記の化合物が知られている。
(1)PPAR受容体リガンドとして、式
【0005】
【化16】

Figure 2004277397
【0006】
[式中、
【0007】
【化17】
Figure 2004277397
【0008】
独立して、アリールなどを;Aは−O−などを;Bは−O−などを;Dは−O−などを;Eは結合手またはエチレン基を;a,b,cおよびeは0−4を;dは0−5を;fは0−6を;R,R,R,R,RおよびR11は独立して水素などを;R,R,R,R,R10およびR12は独立して−(CH)−Xを;qは0−3を;Xは水素などを;ZはR21C−などを;R21は水素などを示す]で表される化合物が報告されている(特許文献1参照)。
(2)レチノイド関連受容体機能調節剤として、式
【0009】
【化18】
Figure 2004277397
【0010】
[式中、Rは置換されていてもよい炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を;Xは結合手,O,S,−CO−,−CS−,−CR(OR)−または−NR−(RおよびRは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を、Rは水素原子または水酸基の保護基を示す)を; mは0−3を;YはO,S,−SO−,−SO−,−NR−,−CONR−または−NRCO−(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)を;環Aは1〜3の置換基をさらに有していてもよい芳香環を;nは1−8を;環Bはアルキル基でさらに置換されていてもよい含窒素5員複素環を;Xは結合手、O、S、−SO−、−SO−、−O−SO−または−NR16−(R16は水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)を;Rは水素原子、置換されていてもよい炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を;Wは結合手またはC1−20の2価炭化水素残基を;Rは−OR(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)または−NR10(RおよびR10は、同一又は異なって水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよい複素環基または置換されていてもよいアシル基を示すか、RおよびR10が互いに結合して環を形成する)を示す」で表される化合物が報告されている(特許文献2参照)。
(3)ヒトPPARδの選択的なアクチベーターとして、式
【0011】
【化19】
Figure 2004277397
【0012】
[式中、XはCOOHまたはテトラゾリル基を;XはNH,NCH,O,S,結合手等を;XはOまたはSを;RおよびRは独立してH,CH,OCHまたはハロゲンを;nは1または2を;YおよびZの一方はNを他方はSまたはOを;yは0,1,2,3,4または5を;RはCFまたはハロゲンを示す]で表される化合物が報告されている(特許文献3参照)。
(4)PPARδの活性化剤として、式
【0013】
【化20】
Figure 2004277397
【0014】
[式中、AはO,S等を;R、RおよびRは水素原子、C1−8アルキル,置換基を有していてもよいC6−10アリール基等を;XおよびXはO,S等を;Yは置換基を有していてもよいC1−8アルキレン鎖を;BはCW(Wは水素原子等を示す)またはNを;BはCW(Wは水素原子等を示す)またはNを;DはO,S等を;ZはOまたはSを;YはC1−4アルキレン鎖または結合手を;RおよびRは水素原子等を;Eはカルボキシル基、C2−8アルコキシカルボニル基等を示す]で表される化合物が報告されている(特許文献4参照)。
(5)PPARγアゴニストとして、式
【0015】
【化21】
Figure 2004277397
【0016】
[式中、Aはハロゲン原子、C1−6アルキル、C1−3アルコキシ、C1−3フルオロアルコキシ等から選ばれる置換基で置換されていてよいフェニル、O,NおよびSから選ばれる少なくとも1個のヘテロ原子を含む5または6員複素環基等を;BはC1−6アルキレン、−MC1−6アルキレン(MはO,S等を示す)、少なくとも1個の窒素ヘテロ原子とO,NおよびSから選ばれる少なくとも1個のヘテロ原子とを含みC1−3アルキルで置換されていてもよい5または6員複素環基、Het−C1−6アルキレン(Hetは複素環基を示す)等を;ALKはC1−3アルキレンを;Rは水素原子またはC1−3アルキルを;Zはフェニルがハロゲン原子で置換されていてもよい−(C1−3アルキレン)フェニル等を示す]で表される化合物が報告されている(特許文献5参照)。
一方、1,2−アゾール誘導体としては、下記の化合物が知られている。
(6)カラー写真感光材料に用いられる漂白促進剤放出化合物(Bleach Accelerator Releasing化合物)として、以下の化合物が報告されている(特許文献6参照)。
【0017】
【化22】
Figure 2004277397
【0018】
(7)カラー写真感光材料に用いられる漂白促進剤放出化合物(Bleach Accelerator Releasing化合物)として、以下の化合物が報告されている(特許文献7参照)。
【0019】
【化23】
Figure 2004277397
【0020】
(8)エンドセリン変換酵素阻害剤として、式
【0021】
【化24】
Figure 2004277397
[式中、R1はハロゲン、ニトロ、シアノ、−COOH、−COO−C1−3アルキル等から選ばれる置換基で置換されていてもよいC1−8アルキル等を;R2はC1−5アルキル等を;R4はH等を示す]で表される化合物が報告されている(特許文献8参照)。
(9)血小板凝集阻害剤として、式
【0022】
【化25】
Figure 2004277397
【0023】
[式中、Rは水素原子、低級アルキルまたはアルカリ金属イオンを;R1aは低級アルキルを;HETは4,5−ジフェニル−2−チアゾリル、4,5−ジフェニル−1H−イミダゾール−2−イル、3,4−ジフェニル−1H−ピラゾール−1−イル、4,5−ジフェニル−1H−ピラゾール−1−イル、1,5−ジフェニル−1H−ピラゾール−3−イル等を示す]で表される化合物が報告されている(特許文献9参照)。
(10)心血管疾患治療剤として、式
【0024】
【化26】
Figure 2004277397
【0025】
[式中、BはC6−10アリールまたは1〜9の炭素原子および3個までのヘテロ原子を含む複素環を;rは0または1を;Vは欠如しているかO等を;Qは欠如しているかO等を飽和または不飽和のアルキレン等を;Yは水素原子等を;Rは水素原子、ハロゲン等を;Wはアルキレン等を;Uはアルキレン等を;Aは欠如しているかC6−10アリールまたは1〜9の炭素原子および3個までのヘテロ原子を含む芳香族複素環を;RはCN、テトラゾリル、COOR26またはCONR2728(R26、R27およびR28は水素原子等を示す)を;Xはアルキレン等を;R1はCN、テトラゾリル、COOR35またはCONR3637(R35、R36およびR37は水素原子等を示す)を示す]で表される化合物が報告されている(特許文献10参照)。
【0026】
【非特許文献1】
セル(Cell)、(1995年)、第83巻、p.803
【非特許文献2】
ザ・ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(The Journal of Biological Chemistry)、(1995年)、第270巻、p.12953
【非特許文献3】
ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー(Journal of Medicinal Chemistry)、(1996年)、第39巻、p.655
【非特許文献4】
プロシーディングス・オブ・ザ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンシズ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ(Proceedings of The National Academy of Sciences of The United States of America)、(1997年)、第94巻、p.237
【非特許文献5】
ザ・ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(The Journal of Biological Chemistry)、(1997年)、第272巻、p.3406
【非特許文献6】
ネイチャー(Nature)、(1998年)、第391巻、p.79
【非特許文献7】
ネイチャー(Nature)、(1998年)、第391巻、p.82
【非特許文献8】
モレキュラー セル(Molecular Cell)、(1999年)、第4巻、p.597
【非特許文献9】
プロシーディングス・オブ・ザ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンシズ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ(Proceedings of The National Academy of Sciences of The United States of America)、(1999年)、第96巻、p.6102
【非特許文献10】
モレキュラー エンドクリノロジー(Molecular Endocrinology)、(2000年)、第14巻、p.1425
【非特許文献11】
ザ・ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(The Journal of Biological Chemistry)、(1999年)、第274巻、p.21920−21925
【非特許文献12】
ザ・ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(The Journal of Biological Chemistry)、(2000年)、第275巻、p.38768−38773
【非特許文献13】
ザ・ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(The Journal of Biological Chemistry)、(2001年)、第276巻、p.3175−3182
【非特許文献14】
ザ・ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(The Journal of Biological Chemistry)、(2001年)、第276巻、p.10853−10860
【非特許文献15】
エンドクリノロジー(Endocrinology)、(2001年)、第142巻、p. 4189−4194
【非特許文献16】
モレキュラー セル バイオロジー(Molecular Cell Biology)、(2000年)、第20巻、p.5119−5128
【非特許文献17】
グリア(Glia)、(2001年)、第33巻、p.191−204
【非特許文献18】
フェブス レターズ(FEBS letters)、(2000年)、第473巻、p.333−336
【非特許文献19】
プロシーディングス・オブ・ザ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンス・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ(Proceedings of The National Academy of Science of The United States of America)、(2001年)、第98巻、p.5306−5311
【非特許文献20】
セル(Cell)、(1999年)、第99巻、p.335−345
【非特許文献21】
プロシーディングス・オブ・ザ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンス・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ(Proceedings of The National Academy of Science of The United States of America)、(2001年)、第98巻、p.2598−2603
【非特許文献22】
ジーンズ・アンド・ディベロップメント(Genes and Development)、(1999年)、第13巻、p.1561−1574
【非特許文献23】
ザ・ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(The Journal of Biological Chemistry)、(2000年)、第275巻、p.8126−8132
【非特許文献24】
ジーンズ・アンド・ディベロップメント(Genes and Development)、(2001年)、第15巻、p.3263−3277
【非特許文献25】
ザ・ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(The Journal of Biological Chemistry)、(1999年)、第274巻、p.35881−35888
【特許文献1】
国際公開第WO00/64876号パンフレット
【特許文献2】
国際公開第WO01/38325号パンフレット
【特許文献3】
国際公開第WO01/00603号パンフレット
【特許文献4】
特開2001−354671号公報
【特許文献5】
国際公開第WO97/31907号パンフレット
【特許文献6】
特開平4−194845号公報
【特許文献7】
特開平4−184435号公報
【特許文献8】
国際公開第WO00/61579号パンフレット
【特許文献9】
欧州特許出願公開第442448号明細書
【特許文献10】
国際公開第WO01/19778号パンフレット
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
糖尿病、高脂血症、動脈硬化症、耐糖能不全などの予防・治療剤として有用であり、かつ副作用が少ない等、医薬として優れた性質を有する1,2−アゾール誘導体の開発が望まれている。
【0028】
【課題を解決するための手段】
本発明は、
1)式
【0029】
【化27】
Figure 2004277397
【0030】
[式中、環Aは1ないし3個の置換基を有していてもよい環を;
環Bは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい1,2−アゾール環を;
Xa、XbおよびXcは、同一または異なって、結合手、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CO−、−CS−、−CR(OR)−、−NR−、−CONR−または−NRCO−(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を、Rは水素原子または水酸基の保護基を、Rは水素原子、置換されていてもよい炭化水素基またはアミノ基の保護基を示す)を;
Yaは、炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
YbおよびYcは、同一または異なって、結合手または炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
環Cは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい単環式芳香環を;
Rは−OR(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)または−NR(RおよびRは、同一または異なって、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を示すか、あるいはRおよびRが隣接する窒素原子とともに置換されていてもよい複素環を形成する)を示す。
ただし、
▲1▼環Bで示される1,2−アゾール環がピラゾールであるとき、環Cはチアジアゾールまたはオキサジアゾールでなく;
▲2▼環Bで示される1,2−アゾール環がイソオキサゾールであるとき、環Cは置換されていてもよいピリドンでなく;
▲3▼環Bで示される1,2−アゾール環がピラゾール、かつXaおよびXbが結合手であるとき、環Cはベンゼン環でない]で表される化合物またはその塩;
2)環Aで示される環が芳香環である前記1)記載の化合物;
3)芳香環がベンゼン環、ピリジン環またはピリダジン環である前記2)記載の化合物;
4)環Bで示される1,2−アゾール環がピラゾールである前記1)記載の化合物;
5)環Bがさらに有していてもよい置換基が炭化水素基である前記1)記載の化合物;
6)環Bがさらに有していてもよい置換基がアルコキシ基である前記1)記載の化合物;
7)YaがC1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレンである前記1)記載の化合物;
8)Xbが−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CO−、−CS−、−CR(OR)−、−NR−、−CONR−または−NRCO−(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を、Rは水素原子または水酸基の保護基を、Rは水素原子、置換されていてもよい炭化水素基またはアミノ基の保護基を示す)である前記1)記載の化合物;
9)環Cで示される単環式芳香環がベンゼン環である前記1)記載の化合物;
10)環Cで示される単環式芳香環がピラゾールである前記1)記載の化合物;
11)Rが−OR(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)である前記1)記載の化合物;
12)Xaが結合手である前記1)記載の化合物;
13)Xbが−O−である前記1)記載の化合物;
14)Ybが結合手である前記1)記載の化合物;
15)Xcが結合手または−O−である前記1)記載の化合物;
16)YcがC1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレンである前記1)記載の化合物;
17) 3−[1−フェニル−3−(4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]ブトキシ)−1H−ピラゾール−5−イル]プロピオン酸;
2−[3−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェノキシ]−2−メチルプロピオン酸;
3−[2−エトキシ−4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロピオン酸;
3−[3−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]プロピオン酸;
[1−フェニル−3−(4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸;
[2−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸;
[2−(3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸;
(2−[3−[1−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−メトキシフェニル)酢酸;
[3−エチル−2−(3−[3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル) ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸;
[2−(3−{3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸;
[3−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸;
[1−エチル−5−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸;
[1−エチル−5−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸;
(2−{3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸;または
[2−(3−{3−tert−ブチル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メチルフェニル]酢酸である前記1)記載の化合物;
18)前記1)記載の化合物またはその塩のプロドラッグ;
19)前記1)記載の化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有してなる医薬組成物;
20)式
【0031】
【化28】
Figure 2004277397
【0032】
[式中、環Aは1ないし3個の置換基を有していてもよい環を;
環Bは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい1,2−アゾール環を;
Xa、XbおよびXcは、同一または異なって、結合手、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CO−、−CS−、−CR(OR)−、−NR−、−CONR−または−NRCO−(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を、Rは水素原子または水酸基の保護基を、Rは水素原子、置換されていてもよい炭化水素基またはアミノ基の保護基を示す)を;
Yaは、炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
YbおよびYcは、同一または異なって、結合手または炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
環Cは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい単環式芳香環を;
Rは−OR(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)または−NR(RおよびRは、同一または異なって、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を示すか、あるいはRおよびRが隣接する窒素原子とともに置換されていてもよい複素環を形成する)を示す]で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有してなる糖尿病の予防・治療剤;
21)式(Ia)で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有してなる高脂血症の予防・治療剤;
22)式
【0033】
【化29】
Figure 2004277397
【0034】
[式中、環Aは1ないし3個の置換基を有していてもよい環を;
環Bは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい1,2−アゾール環を;
Xa、XbおよびXcは、同一または異なって、結合手、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CO−、−CS−、−CR(OR)−、−NR−、−CONR−または−NRCO−(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を、Rは水素原子または水酸基の保護基を、Rは水素原子、置換されていてもよい炭化水素基またはアミノ基の保護基を示す)を;
Yaは、炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
YbおよびYcは、同一または異なって、結合手または炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
環Cは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい単環式芳香環を;
Rは−OR(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)または−NR(RおよびRは、同一または異なって、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を示すか、あるいはRおよびRが隣接する窒素原子とともに置換されていてもよい複素環を形成する)を示す。
ただし、環Bで示される1,2−アゾール環がイソオキサゾールであるとき、環Cは置換されていてもよいピリドンでない]で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有してなる動脈硬化症の予防・治療剤;
23)式(Ia)で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有してなる耐糖能不全の予防・治療剤;
24)式(Ia)で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有してなるレチノイド関連受容体機能調節剤;
25)ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体リガンドである前記24)記載の剤;
26)レチノイドX受容体リガンドである前記24)記載の剤;
27)式(Ia)で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有してなるインスリン抵抗性改善剤;
28)式(Ia)で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを哺乳動物に投与することを特徴とする、該哺乳動物における糖尿病の予防または治療方法;
29)糖尿病の予防・治療剤を製造するための、式(Ia)で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグの使用;
30)式(Ia)で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有してなるGPR40受容体機能調節剤;
31)式
【0035】
【化30】
Figure 2004277397
【0036】
[式中、R12は置換されていてもよい炭化水素基を、その他の記号は前記1)記載と同意義を示す]で表される化合物またはその塩を加水分解反応に付すことを特徴とする、式
【0037】
【化31】
Figure 2004277397
【0038】
[式中の記号は前記と同意義を示す]で表される化合物またはその塩の製造法;
32)式
【0039】
【化32】
Figure 2004277397
【0040】
[式中、nは0ないし5の整数を、R11はCHOまたはCOOR13(R13は炭素数1〜6のアルキル基を示す)を、その他の記号は前記1)記載と同意義を示す]で表される化合物またはその塩を還元反応に付すことを特徴とする、式
【0041】
【化33】
Figure 2004277397
【0042】
[式中の記号は前記と同意義を示す]で表される化合物またはその塩の製造法;
33)式
【0043】
【化34】
Figure 2004277397
【0044】
[式中、nは0ないし5の整数を、R13aはCHOH、CHOまたはCOOR14(R14は炭素数1〜6のアルキル基を示す)を、その他の記号は前記1)記載と同意義を示す]で表される化合物またはその塩;などに関する。
【0045】
以下に、式(I)、(Ia)および(Ib)中の各記号の定義について詳述する。
環Aで示される環としては、例えば芳香族炭化水素、芳香族複素環などの芳香環;脂環式炭化水素、非芳香族複素環などの非芳香環が挙げられる。
芳香族炭化水素としては、例えば炭素数6〜14の芳香族炭化水素が挙げられる。該芳香族炭化水素の好適な例としては、ベンゼン、ナフタレン、アントラセン、フェナントレン、アセナフチレン、インデンなどが挙げられ、なかでもベンゼン、ナフタレンなどが好ましい。
芳香族複素環としては、例えば環構成原子として炭素原子以外に酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれるヘテロ原子を1ないし4個含有する5〜7員の単環式芳香族複素環または縮合芳香族複素環が挙げられる。該縮合芳香族複素環としては、例えばこれら5〜7員の単環式芳香族複素環と、1ないし2個の窒素原子を含む6員環、ベンゼン環または1個の硫黄原子を含む5員環とが縮合した環等が挙げられる。
芳香族複素環の好適な例としては、フラン、チオフェン、ピリジン、ピリミジン、ピリダジン、ピラジン、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、イソオキサゾール、イソチアゾール、オキサゾール、チアゾール、オキサジアゾール、チアジアゾール、トリアゾール、テトラゾール、キノリン、キナゾリン、キノキサリン、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンズイミダゾール、インドール、1H−インダゾール、1H−ピロロ[2,3−b]ピラジン、1H−ピロロピリジン、1H−イミダゾピリジン、1H−イミダゾピラジン、トリアジン、イソキノリン、ベンゾチアジアゾールなどが挙げられる。
芳香族複素環は、好ましくは5または6員芳香族複素環、さらに好ましくはフラン、チオフェン、ピリジン、ピリミジン、ピラゾール、オキサゾール、チアゾール、ピリダジン、オキサジアゾール、チアジアゾールなどである。
【0046】
脂環式炭化水素としては、炭素数3〜12の飽和または不飽和の脂環式炭化水素、例えばシクロアルカン、シクロアルケン、シクロアルカジエンなどが挙げられる。
シクロアルカンの好適な例としては、炭素数3〜10のシクロアルカン、例えばシクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタン、ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、ビシクロ[2.2.2]オクタン、ビシクロ[3.2.1]オクタン、ビシクロ[3.2.2]ノナン、ビシクロ[3.3.1]ノナン、ビシクロ[4.2.1]ノナン、ビシクロ[4.3.1]デカンなどが挙げられる。
シクロアルケンの好適な例としては、炭素数3〜10のシクロアルケン、例えばシクロペンテン、シクロヘキセンなどが挙げられる。
シクロアルカジエンの好適な例としては、炭素数4〜10のシクロアルカジエン、例えば2,4−シクロペンタジエン、2,4−シクロヘキサジエン、2,5−シクロヘキサジエンなどが挙げられる。
非芳香族複素環としては、例えば環構成原子として炭素原子以外に酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれるヘテロ原子を1ないし4個含有する5〜7員の単環式非芳香族複素環または縮合非芳香族複素環が挙げられる。該縮合非芳香族複素環としては、例えばこれら5〜7員の単環式非芳香族複素環と、1ないし2個の窒素原子を含む6員環、ベンゼン環または1個の硫黄原子を含む5員環とが縮合した環等が挙げられる。
非芳香族複素環の好適な例としては、ピロリジン、ピロリン、ピラゾリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、チオモルホリン、ヘキサメチレンイミン、オキサゾリジン、チアゾリジン、イミダゾリジン、イミダゾリン、テトラヒドロフラン、アゼパン、テトラヒドロピリジンなどが挙げられる。
環Aで示される環は、好ましくは芳香族炭化水素、芳香族複素環などの芳香環であり、さらに好ましくは炭素数6〜14の芳香族炭化水素および5または6員芳香族複素環である。なかでもベンゼン、ピリジン、ピリミジン、ピリダジン、オキサジアゾール、チアジアゾールなどが好ましく、とりわけベンゼン、ピリジン、ピリダジンなどが好ましい。環Aで示される環は、最も好ましくはピリジンまたはピリダジンである。
【0047】
環Aで示される環は、置換可能な位置に1ないし3個の置換基を有していてもよい。該置換基としては、例えば「ハロゲン原子」、「ニトロ基」、「シアノ基」、「置換されていてもよい脂肪族炭化水素基」、「置換されていてもよい脂環式炭化水素基」、「置換されていてもよい芳香族炭化水素基」、「置換されていてもよい芳香脂肪族炭化水素基」、「置換されていてもよい複素環基」、「置換されていてもよいアシル基」、「置換されていてもよいアミノ基」、「置換されていてもよいヒドロキシ基」、「置換されていてもよいチオール基」、「エステル化もしくはアミド化されていてもよいカルボキシル基」などが挙げられる。
「ハロゲン原子」としては、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素が挙げられ、なかでもフッ素および塩素が好ましい。
「置換されていてもよい脂肪族炭化水素基」における脂肪族炭化水素基としては、炭素数1〜15の直鎖状または分枝状の脂肪族炭化水素基が好ましい。該脂肪族炭化水素基としては、例えばアルキル基、アルケニル基、アルキニル基等が挙げられる。
アルキル基の好適な例としては、炭素数1〜10のアルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec.−ブチル、t.−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、1−エチルプロピル、ヘキシル、イソヘキシル、1,1−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、2−エチルブチル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、1−メチルブチルなどが挙げられる。
アルケニル基の好適な例としては、炭素数2〜10のアルケニル基、例えばエテニル、1−プロペニル、2−プロペニル、2−メチル−1−プロペニル、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、3−メチルー2−ブテニル、1−ペンテニル、2−ペンテニル、3−ペンテニル、4−ペンテニル、4−メチル−3−ペンテニル、1−ヘキセニル、3−ヘキセニル、5−ヘキセニル、1−ヘプテニル、1−オクテニルなどが挙げられる。
アルキニル基の好適な例としては、炭素数2〜10のアルキニル基、例えばエチニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチニル、1−ペンチニル、2−ペンチニル、3−ペンチニル、4−ペンチニル、1−ヘキシニル、2−ヘキシニル、3−ヘキシニル、4−ヘキシニル、5−ヘキシニル、1−ヘプチニル、1−オクチニルなどが挙げられる。
【0048】
「置換されていてもよい脂肪族炭化水素基」における置換基としては、例えばハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);スルホ基;シアノ基;アジド基;ニトロ基;ニトロソ基;炭素数3〜10のシクロアルキル基;芳香族複素環基(例、チエニル、フリル、ピリジル、オキサゾリル、チアゾリル);非芳香族複素環基(例、テトラヒドロフリル、モルホリノ、チオモルホリノ、ピペリジノ、ピロリジニル、ピペラジニル);炭素数1〜4のアルキル基および炭素数2〜8のアシル基(例、アルカノイル基)から選ばれる置換基でモノあるいはジ置換されていてもよいアミノ基;アミジノ基;炭素数2〜8のアシル基(例、アルカノイル基);炭素数1〜4のアルキル基でモノあるいはジ置換されていてもよいカルバモイル基;炭素数1〜4のアルキル基でモノあるいはジ置換されていてもよいスルファモイル基;カルボキシル基;炭素数2〜8のアルコキシカルボニル基;ヒドロキシ基;1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基;炭素数7〜13のアラルキルオキシ基;炭素数6〜14のアリールオキシ基(例、フェニルオキシ、ナフチルオキシ);チオール基;1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基;炭素数7〜13のアラルキルチオ基;炭素数6〜14のアリールチオ基(例、フェニルチオ、ナフチルチオ)などが挙げられる。置換基の数は、例えば1〜3個である。
【0049】
「置換されていてもよい脂環式炭化水素基」における脂環式炭化水素基としては、飽和または不飽和の炭素数3〜10の脂環式炭化水素基が好ましい。該脂環式炭化水素基としては、例えばシクロアルキル基、シクロアルケニル基、シクロアルカジエニル基等が挙げられる。
シクロアルキル基の好適な例としては、炭素数3〜10のシクロアルキル基、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルなどが挙げられる。
シクロアルケニル基の好適な例としては、炭素数3〜10のシクロアルケニル基、例えば1−シクロペンテニル、2−シクロペンテニル、3−シクロペンテニル、1−シクロヘキセニル、2−シクロヘキセニル、3−シクロヘキセニル、1−シクロヘプテニル、2−シクロヘプテニル、3−シクロヘプテニルなどが挙げられる。
シクロアルカジエニル基の好適な例としては、炭素数5〜10のシクロアルカジエニル基、例えば2,4−シクロヘプタジエニルなどが挙げられる。
【0050】
「置換されていてもよい芳香族炭化水素基」における芳香族炭化水素基としては、炭素数6〜14のアリール基が好ましい。該アリール基としては、例えばフェニル、ナフチル、アントリル、フェナントリル、アセナフチレニルなどが挙げられる。なかでもフェニル、1−ナフチル、2−ナフチルなどが好ましい。
「置換されていてもよい芳香脂肪族炭化水素基」における芳香脂肪族炭化水素基としては、炭素数7〜13の芳香脂肪族炭化水素基が好ましい。該芳香脂肪族炭化水素基としては、例えばアラルキル基、アリールアルケニル基などが挙げられる。
アラルキル基の好適な例としては、炭素数7〜13のアラルキル基、例えばベンジル、フェネチル、ナフチルメチル、ベンズヒドリルなどが挙げられる。
アリールアルケニル基の好適な例としては、炭素数8〜13のアリールアルケニル基、例えばスチリルなどが挙げられる。
「置換されていてもよい複素環基」における複素環基としては、例えば環構成原子として炭素原子以外に酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれるヘテロ原子を1ないし4個含有する5〜7員の単環式複素環基または縮合複素環基が挙げられる。該縮合複素環基としては、例えばこれら5〜7員の単環式複素環基と、1ないし2個の窒素原子を含む6員環、ベンゼン環または1個の硫黄原子を含む5員環とが縮合した基等が挙げられる。
複素環基の具体例としては、例えばフリル(2−フリル、3−フリル)、チエニル(2−チエニル、3−チエニル)、ピロリル(1−ピロリル、2−ピロリル、3−ピロリル)、イミダゾリル(1−イミダゾリル、2−イミダゾリル、4−イミダゾリル、5−イミダゾリル)、ピラゾリル(1−ピラゾリル、3−ピラゾリル、4−ピラゾリル)、イソオキサゾリル(3−イソオキサゾリル、4−イソオキサゾリル、5−イソオキサゾリル)、イソチアゾリル(3−イソチアゾリル、4−イソチアゾリル、5−イソチアゾリル)、チアゾリル(2−チアゾリル、4−チアゾリル、5−チアゾリル)、オキサゾリル(2−オキサゾリル、4−オキサゾリル、5−オキサゾリル)、オキサジアゾリル(1,2,4−オキサジアゾール−3−イル、1,2,4−オキサジアゾール−5−イル、1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)、チアジアゾリル(1,3,4−チアジアゾール−2−イル)、トリアゾリル(1,2,4−トリアゾール−1−イル、1,2,4−トリアゾール−3−イル、1,2,3−トリアゾール−1−イル、1,2,3−トリアゾール−2−イル、1,2,3−トリアゾール−4−イル)、テトラゾリル(テトラゾール−1−イル、テトラゾール−5−イル)、ピリジル(2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル)、ピリミジニル(2−ピリミジニル、4−ピリミジニル、5−ピリミジニル、6−ピリミジニル)、ピリダジニル(3−ピリダジニル、4−ピリダジニル)、ピラジニル(2−ピラジニル)、キノリル(2−キノリル、3−キノリル、4−キノリル)、キナゾリル(2−キナゾリル、4−キナゾリル)、キノキサリル(2−キノキサリル)、ベンゾオキサゾリル(2−ベンゾオキサゾリル)、ベンゾチアゾリル(2−ベンゾチアゾリル)、ベンズイミダゾリル(ベンズイミダゾール−1−イル、ベンズイミダゾール−2−イル)、インドリル(インドール−1−イル、インドール−3−イル)、インダゾリル(1H−インダゾール−3−イル)、ピロロピラジニル(1H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)、ピロロピリジニル(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−6−イル)、イミダゾピリジニル(1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−イル、1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)、イミダゾピラジニル(1H−イミダゾ[4,5−b]ピラジン−2−イル)、ベンズトリアゾリル(ベンズトリアゾール−1−イル)等の芳香族複素環基;およびピロリジニル(1−ピロリジニル、2−ピロリジニル、3−ピロリジニル)、イミダゾリジニル(2−イミダゾリジニル、4−イミダゾリジニル)、ピラゾリジニル(2−ピラゾリジニル、3−ピラゾリジニル、4−ピラゾリジニル)、チアゾリジニル(チアゾリジン−3−イル)、オキサゾリジニル(オキサゾリジン−3−イル)、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ、ピペラジニル(1−ピペラジニル)、ヘキサメチレンイミニル(ヘキサメチレンイミン−1−イル)等の非芳香族複素環基等が挙げられる。
【0051】
前記「置換されていてもよい脂環式炭化水素基」、「置換されていてもよい芳香族炭化水素基」、「置換されていてもよい芳香脂肪族炭化水素基」および「置換されていてもよい複素環基」における置換基としては、例えばハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);スルホ基;シアノ基;アジド基;ニトロ基;ニトロソ基;1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル基;1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数2〜6のアルケニル基;炭素数3〜10のシクロアルキル基;炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル、ナフチル);芳香族複素環基(例、チエニル、フリル、ピリジル、オキサゾリル、チアゾリル);非芳香族複素環基(例、テトラヒドロフリル、モルホリノ、チオモルホリノ、ピペリジノ、ピロリジニル、ピペラジニル);炭素数7〜13のアラルキル基;炭素数1〜4のアルキル基および炭素数2〜8のアシル基(例、アルカノイル基)から選ばれる置換基でモノあるいはジ置換されていてもよいアミノ基;アミジノ基;炭素数2〜8のアシル基(例、アルカノイル基);炭素数1〜4のアルキル基でモノあるいはジ置換されていてもよいカルバモイル基;炭素数1〜4のアルキル基でモノあるいはジ置換されていてもよいスルファモイル基;カルボキシル基;炭素数2〜8のアルコキシカルボニル基;ヒドロキシ基;1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基;炭素数7〜13のアラルキルオキシ基;炭素数6〜14のアリールオキシ基(例、フェニルオキシ、ナフチルオキシ);チオール基;1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基;炭素数7〜13のアラルキルチオ基;炭素数6〜14のアリールチオ基(例、フェニルチオ、ナフチルチオ)などが挙げられる。置換基の数は、例えば1〜3個である。
【0052】
「置換されていてもよいアシル基」におけるアシル基としては、炭素数1〜13のアシル基、具体的にはホルミルの他、式:−COR,−SO,−SORまたは−PO[式中、RおよびRは、同一または異なって炭化水素基または複素環基を示す。また、RおよびRは、隣接するオキソ置換リン原子および2個の酸素原子とともに複素環を形成していてもよい]で表される基などが挙げられる。
またはRで示される炭化水素基としては、例えば脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基、芳香族炭化水素基、芳香脂肪族炭化水素基などが挙げられる。
これら脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基、芳香族炭化水素基および芳香脂肪族炭化水素基としては、それぞれ環Aの置換基において例示したものが挙げられる。
炭化水素基は、好ましくは炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基、炭素数3〜10のシクロアルキル基、炭素数3〜10のシクロアルケニル基、炭素数6〜14のアリール基、炭素数7〜13のアラルキル基などである。
またはRで示される複素環基としては、環Aの置換基において例示したものが挙げられる。該複素環基は、好ましくはチエニル、フリル、ピリジルなどである。
【0053】
およびRが隣接するオキソ置換リン原子および2個の酸素原子とともに形成する複素環としては、例えば環構成原子として炭素原子以外にオキソ置換リン原子および2個の酸素原子を含み、さらに酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原子を1ないし2個含有していてもよい4ないし7員の複素環などが挙げられる。このような複素環の具体例としては、2−オキシド−1,3,2−ジオキサホスフィナン;2−オキシド−1,3,2−ジオキサホスフォランなどが挙げられる。
【0054】
アシル基の好適な例としては、炭素数2〜10のアルカノイル基(例、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、バレリル、イソバレリル、ピバロイル、ヘキサノイル、ヘプタノイル、オクタノイル)、炭素数3〜10のアルケノイル基(例、クロトニル)、炭素数4〜10のシクロアルカノイル基(例、シクロブタンカルボニル、シクロペンタンカルボニル、シクロヘキサンカルボニル、シクロヘプタンカルボニル)、炭素数4〜10のシクロアルケノイル基(例、2−シクロヘキセンカルボニル)、炭素数7〜13のアリールカルボニル基(例、ベンゾイル)、芳香族複素環カルボニル基(例、ニコチノイル、イソニコチノイル)、炭素数1〜10のアルキルスルフィニル基(例、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル)、炭素数1〜10のアルキルスルホニル基(例、メチルスルホニル、エチルスルホニル)、環を形成していてもよい(モノ−もしくはジ−炭素数1〜10のアルキル)ホスホノ基(例、ジメチルホスホノ;ジエチルホスホノ;ジイソプロピルホスホノ;ジブチルホスホノ;2−オキシド−1,3,2−ジオキサホスフィナニル)などが挙げられる。
【0055】
該アシル基は、置換可能な位置に1〜3個の置換基を有していてもよく、このような置換基としては、例えば1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、ヨウ素)で置換されていてもよいC1−6アルキル基(例、メチル、エチル)、1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ)、ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、ニトロ基、ヒドロキシ基、アミノ基などが挙げられる。
【0056】
「置換されていてもよいアミノ基」としては、例えば炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基、炭素数3〜10のシクロアルキル基、炭素数3〜10のシクロアルケニル基、炭素数6〜14のアリール基、炭素数7〜13のアラルキル基および炭素数1〜13のアシル基から選ばれる置換基でモノまたはジ置換されていてもよいアミノ基が挙げられる。
これら炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基、炭素数3〜10のシクロアルキル基、炭素数3〜10のシクロアルケニル基、炭素数6〜14のアリール基、炭素数7〜13のアラルキル基、炭素数1〜13のアシル基としては、それぞれ環Aの置換基において例示したものが挙げられる。
【0057】
置換されたアミノ基の好適な例としては、モノ−またはジ−C1−10アルキルアミノ(例、メチルアミノ、ジメチルアミノ、エチルアミノ、ジエチルアミノ、エチルメチルアミノ、プロピルアミノ、ジブチルアミノ)、モノ−またはジ−C2−10アルケニルアミノ(例、ジアリルアミノ)、モノ−またはジ−C3−10シクロアルキルアミノ(例、シクロヘキシルアミノ)、モノ−またはジ−C2−10アルカノイルアミノ(例、アセチルアミノ、プロピオニルアミノ、ブチリルアミノ、イソブチリルアミノ)、炭素数7〜13のアリールカルボニルアミノ基(例、ベンゾイルアミノ)、炭素数6〜14のアリールアミノ(例、フェニルアミノ)、N−C1−10アルキル−N−C6−14アリールアミノ(例、N−メチル−N−フェニルアミノ)、C1−10アルキルスルホニルアミノ(例、メチルスルホニルアミノ)等が挙げられる。
【0058】
「置換されていてもよいヒドロキシ基」としては、例えばそれぞれ置換されていてもよい「炭素数1〜10のアルキル基」、「炭素数2〜10のアルケニル基」、「炭素数3〜10のシクロアルキル基」、「炭素数3〜10のシクロアルケニル基」、「炭素数6〜14のアリール基」、「炭素数7〜13のアラルキル基」または「炭素数1〜13のアシル基」で置換されていてもよいヒドロキシ基が挙げられる。
これら「炭素数1〜10のアルキル基」、「炭素数2〜10のアルケニル基」、「炭素数3〜10のシクロアルキル基」、「炭素数3〜10のシクロアルケニル基」、「炭素数6〜14のアリール基」、「炭素数7〜13のアラルキル基」および「炭素数1〜13のアシル基」としては、それぞれ環Aの置換基において例示したものが挙げられる。
これら「炭素数1〜10のアルキル基」、「炭素数2〜10のアルケニル基」、「炭素数3〜10のシクロアルキル基」、「炭素数3〜10のシクロアルケニル基」、「炭素数6〜14のアリール基」、「炭素数7〜13のアラルキル」および「炭素数1〜13のアシル基」は、置換可能な位置に1〜3個の置換基を有していてもよく、このような置換基としては、例えばハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ)、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基などが挙げられる。
【0059】
置換されたヒドロキシ基としては、例えばそれぞれ置換されていてもよいアルコキシ基、アルケニルオキシ基、シクロアルキルオキシ基、シクロアルケニルオキシ基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ基、アシルオキシ基等が挙げられる。
アルコキシ基の好適な例としては、炭素数1〜10のアルコキシ基、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、sec.−ブトキシ、t.−ブトキシ、ペンチルオキシ、イソペンチルオキシ、ネオペンチルオキシ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシ、ノニルオキシなどが挙げられる。
アルケニルオキシ基の好適な例としては、炭素数2〜10のアルケニルオキシ基、例えばアリル(allyl)オキシ、クロチルオキシ、2−ペンテニルオキシ、3−ヘキセニルオキシなどが挙げられる。
シクロアルキルオキシ基の好適な例としては、炭素数3〜10のシクロアルキルオキシ基、例えばシクロブトキシ、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキシなどが挙げられる。
シクロアルケニルオキシ基の好適な例としては、炭素数3〜10のシクロアルケニルオキシ基、例えば2−シクロペンテニルオキシ、2−シクロヘキセニルオキシなどが挙げられる。
アリールオキシ基の好適な例としては、炭素数6〜14のアリールオキシ基、例えばフェノキシ、ナフチルオキシ等が挙げられる。
アラルキルオキシ基の好適な例としては、炭素数7〜13のアラルキルオキシ基、例えばベンジルオキシ、フェネチルオキシ、ナフチルメチルオキシ等が挙げられる。
アシルオキシ基の好適な例としては、炭素数2〜13のアシルオキシ基、例えば炭素数2〜4のアルカノイルオキシ(例、アセチルオキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、イソブチリルオキシ)等が挙げられる。
【0060】
上記したアルコキシ基、アルケニルオキシ基、シクロアルキルオキシ基、シクロアルケニルオキシ基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ基およびアシルオキシ基は、置換可能な位置に1ないし3個の置換基を有していてもよく、このような置換基としては、例えばハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ)、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基などが挙げられる。
【0061】
置換されていてもよいチオール基としては、例えばそれぞれ置換されていてもよい「炭素数1〜10のアルキル基」、「炭素数2〜10のアルケニル基」、「炭素数3〜10のシクロアルキル基」、「炭素数3〜10のシクロアルケニル基」、「炭素数6〜14のアリール基」、「炭素数7〜13のアラルキル」または「炭素数1〜13のアシル基」などで置換されていてもよいチオール基が挙げられる。
ここで、「炭素数1〜10のアルキル基」、「炭素数2〜10のアルケニル基」、「炭素数3〜10のシクロアルキル基」、「炭素数3〜10のシクロアルケニル基」、「炭素数6〜14のアリール基」、「炭素数7〜13のアラルキル」および「炭素数1〜13のアシル基」としては、それぞれ環Aの置換基において例示したものが挙げられる。
これら「炭素数1〜10のアルキル基」、「炭素数2〜10のアルケニル基」、「炭素数3〜10のシクロアルキル基」、「炭素数3〜10のシクロアルケニル基」、「炭素数6〜14のアリール基」、「炭素数7〜13のアラルキル」および「炭素数1〜13のアシル基」は、置換可能な位置に1〜3個の置換基を有していてもよく、このような置換基としては、例えばハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ)、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基などが挙げられる。
【0062】
置換されたチオール基としては、例えばそれぞれ置換されていてもよいアルキルチオ基、アルケニルチオ基、シクロアルキルチオ基、シクロアルケニルチオ基、アリールチオ基、アラルキルチオ基、アシルチオ基などが挙げられる。
アルキルチオ基の好適な例としては、炭素数1〜10のアルキルチオ基、例えばメチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、イソブチルチオ、sec.−ブチルチオ、t.−ブチルチオ、ペンチルチオ、イソペンチルチオ、ネオペンチルチオ、ヘキシルチオ、ヘプチルチオ、ノニルチオ等が挙げられる。
アルケニルチオ基の好適な例としては、炭素数2〜10のアルケニルチオ基、例えばアリル(allyl)チオ、クロチルチオ、2−ペンテニルチオ、3−ヘキセニルチオなどが挙げられる。
シクロアルキルチオ基の好適な例としては、炭素数3〜10のシクロアルキルチオ基、例えばシクロブチルチオ、シクロペンチルチオ、シクロヘキシルチオ等が挙げられる。
シクロアルケニルチオ基の好適な例としては、炭素数3〜10のシクロアルケニルチオ基、例えば2−シクロペンテニルチオ、2−シクロヘキセニルチオなどが挙げられる。
アリールチオ基の好適な例としては、炭素数6〜14のアリールチオ基、例えばフェニルチオ、ナフチルチオ等が挙げられる。
アラルキルチオ基の好適な例としては、炭素数7〜13のアラルキルチオ基、例えばベンジルチオ、フェネチルチオ、ナフチルメチルチオ等が挙げられる。
アシルチオ基の好適な例としては、炭素数2〜13のアシルチオ基、例えば炭素数2〜4のアルカノイルチオ基(例、アセチルチオ、プロピオニルチオ、ブチリルチオ、イソブチリルチオ)等が挙げられる。
【0063】
上記したアルキルチオ基、アルケニルチオ基、シクロアルキルチオ基、シクロアルケニルチオ基、アリールチオ基、アラルキルチオ基およびアシルチオ基は、置換可能な位置に1ないし3個の置換基を有していてもよく、このような置換基としては、例えばハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ)、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基などが挙げられる。
【0064】
エステル化されていてもよいカルボキシル基において、エステル化されたカルボキシル基としては、例えば炭素数2〜5のアルコキシカルボニル基(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル)、炭素数8〜14のアラルキルオキシカルボニル基(例、ベンジルオキシカルボニル)、炭素数7〜15のアリールオキシカルボニル基(例、フェノキシカルボニル)などが挙げられる。
【0065】
アミド化されていてもよいカルボキシル基において、アミド化されたカルボキシル基としては、式:−CON(R)(R10
[式中、RおよびR10は同一または異なって、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を示す。RおよびR10は、隣接する窒素原子とともに、置換されていてもよい含窒素複素環を形成していてもよい]で示される基が挙げられる。
ここで、RおよびR10で示される「置換されていてもよい炭化水素基」における炭化水素基としては、前記Rとして例示した炭化水素基が挙げられる。該炭化水素基は、好ましくは、炭素数1〜10のアルキル基(好ましくはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、tert−ブチル)、炭素数2〜10のアルキニル基(好ましくは2−プロピニル)、炭素数3〜10のシクロアルキル基(好ましくはシクロプロピル、シクロヘキシル)、炭素数6〜14のアリール基(好ましくはフェニル);炭素数7〜13のアラルキル基(好ましくはベンジル、フェネチル、ナフチルメチル)などである。
およびR10で示される「置換されていてもよい炭化水素基」における置換基としては、例えばハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);スルホ基;シアノ基;アジド基;ニトロ基;ニトロソ基;芳香族複素環基(例、チエニル、フリル、ピリジル、オキサゾリル、チアゾリル);非芳香族複素環基(例、テトラヒドロフリル、モルホリノ、チオモルホリノ、ピペリジノ、ピロリジニル、ピペラジニル);炭素数1〜4のアルキル基および炭素数2〜8のアシル基(例、アルカノイル基)から選ばれる置換基でモノあるいはジ置換されていてもよいアミノ基;アミジノ基;炭素数2〜8のアシル基(例、アルカノイル基);炭素数1〜4のアルキル基でモノあるいはジ置換されていてもよいカルバモイル基;炭素数1〜4のアルキル基でモノあるいはジ置換されていてもよいスルファモイル基;カルボキシル基;炭素数2〜8のアルコキシカルボニル基;ヒドロキシ基;1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基;1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数2〜5のアルケニルオキシ基;炭素数3〜7のシクロアルキルオキシ基;炭素数7〜13のアラルキルオキシ基;炭素数6〜14のアリールオキシ基(例、フェニルオキシ、ナフチルオキシ);チオール基;1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基;炭素数7〜13のアラルキルチオ基;炭素数6〜14のアリールチオ基(例、フェニルチオ、ナフチルチオ)などが挙げられる。置換基の数は、例えば1〜3個である。
【0066】
およびR10で示される「置換されていてもよい複素環基」における複素環基としては、前記Rとして例示した複素環基が挙げられる。
該複素環基における置換基としては、例えばハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);スルホ基;シアノ基;アジド基;ニトロ基;ニトロソ基;1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル基;1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数2〜6のアルケニル基;炭素数3〜10のシクロアルキル基;炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル、ナフチル);芳香族複素環基(例、チエニル、フリル、ピリジル、オキサゾリル、チアゾリル);非芳香族複素環基(例、テトラヒドロフリル、モルホリノ、チオモルホリノ、ピペリジノ、ピロリジニル、ピペラジニル);炭素数7〜13のアラルキル基;炭素数1〜4のアルキル基および炭素数2〜8のアシル基(例、アルカノイル基)から選ばれる置換基でモノあるいはジ置換されていてもよいアミノ基;アミジノ基;炭素数2〜8のアシル基(例、アルカノイル基);炭素数1〜4のアルキル基でモノあるいはジ置換されていてもよいカルバモイル基;炭素数1〜4のアルキル基でモノあるいはジ置換されていてもよいスルファモイル基;カルボキシル基;炭素数2〜8のアルコキシカルボニル基;ヒドロキシ基;1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基;1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数2〜5のアルケニルオキシ基;炭素数3〜7のシクロアルキルオキシ基;炭素数7〜13のアラルキルオキシ基;炭素数6〜14のアリールオキシ基(例、フェニルオキシ、ナフチルオキシ);チオール基;1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基;炭素数7〜13のアラルキルチオ基;炭素数6〜14のアリールチオ基(例、フェニルチオ、ナフチルチオ)などが挙げられる。置換基の数は、例えば1〜3個である。
【0067】
およびR10が隣接する窒素原子とともに形成する含窒素複素環としては、例えば環構成原子として炭素原子以外に少なくとも1個の窒素原子を含み、さらに酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれるヘテロ原子を1ないし2個含有していてもよい5〜8員の含窒素複素環が挙げられる。該含窒素複素環の好適な例としては、ピロリジン、イミダゾリジン、ピラゾリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、チオモルホリン、アゼパンなどが挙げられる。
該含窒素複素環は、置換可能な位置に1〜2個の置換基を有していてもよい。このような置換基としては、1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよいC1−6アルキル基(例、メチル、エチル);C7−14アラルキル基(例、ベンジル、ジフェニルメチル);1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよいC1−6アルキル基(例、メチル、トリフルオロメチル)、ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、C1−6アルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ)またはC2−10アルカノイル基(例、アセチル)で置換されていてもよいC6−14アリール基(例、フェニル);シアノ基;ヒドロキシ基;C2−7アルコキシカルボニル基(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル)などが挙げられる。
【0068】
環Aにおける置換基は、好ましくはハロゲン原子、置換されていてもよい脂肪族炭化水素基、置換されていてもよい芳香族炭化水素基、置換されていてもよいヒドロキシ基、置換されていてもよいチオール基、ニトロ基、シアノ基、置換されていてもよいアミノ基などであり、さらに好ましくは
1)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);
2)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル);
3)炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル);
4)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ);
5)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基(例、メチルチオ);
6)ニトロ基;
7)シアノ基;
8)C2−10アルカノイル基またはC1−10アルキルスルホニル基で置換されていてもよいアミノ基(例、アミノ、アセチルアミノ、プロピオニルアミノ、ブチリルアミノ、イソブチリルアミノ、メチルスルホニルアミノ)などである。置換基の数は、好ましくは1または2個である。
【0069】
環Aは、好ましくはハロゲン原子、置換されていてもよい脂肪族炭化水素基、置換されていてもよい芳香族炭化水素基、置換されていてもよいヒドロキシ基、置換されていてもよいチオール基、ニトロ基、シアノ基、置換されていてもよいアミノ基などから選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよい芳香環(好ましくは芳香族炭化水素、芳香族複素環)であり、さらに好ましくは
1)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);
2)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル);
3)炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル);
4)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ);
5)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基(例、メチルチオ);
6)ニトロ基;
7)シアノ基;
8)C2−10アルカノイル基またはC1−10アルキルスルホニル基で置換されていてもよいアミノ基(例、アミノ、アセチルアミノ、プロピオニルアミノ、ブチリルアミノ、イソブチリルアミノ、メチルスルホニルアミノ);などから選ばれる1ないし3個の置換基をそれぞれ有していてもよい炭素数6〜14の芳香族炭化水素(好ましくはベンゼン)または5または6員芳香族複素環(好ましくはピリジン、ピリミジン、ピリダジン、オキサジアゾール、チアジアゾール;さらに好ましくはピリジン、ピリダジン)である。
【0070】
環Bで示される1,2−アゾール環としては、例えばピラゾール、イソオキサゾール、イソチアゾールなどが挙げられる。なかでもピラゾールが好ましい。
環Bで示される1,2−アゾール環は、置換可能な位置に1ないし3個(好ましくは1ないし2個)の置換基を有していてもよい。該置換基としては、環Aにおける置換基として例示した「ハロゲン原子」、「ニトロ基」、「シアノ基」、「置換されていてもよい脂肪族炭化水素基」、「置換されていてもよい脂環式炭化水素基」、「置換されていてもよい芳香族炭化水素基」、「置換されていてもよい複素環基」、「置換されていてもよいアシル基」、「置換されていてもよいアミノ基」、「置換されていてもよいヒドロキシ基」、「置換されていてもよいチオール基」、「エステル化もしくはアミド化されていてもよいカルボキシル基」などが挙げられる。
環Bにおける置換基は、好ましくは「置換されていてもよい脂肪族炭化水素基」、「置換されていてもよい脂環式炭化水素基」、「置換されていてもよい芳香族炭化水素基」、「置換されていてもよいヒドロキシ基」などであり、さらに好ましくは脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基、芳香族炭化水素基などの炭化水素基;アルコキシ基;アラルキルオキシ基などである。
該置換基の具体例としては、炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec.−ブチル、t.−ブチル、1−エチルプロピル、1−メチルブチル)、炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ)、炭素数7〜13のアラルキルオキシ基(例、ベンジルオキシ)、ヒドロキシ基、炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル)、炭素数3〜10のシクロアルキル基(例、シクロヘキシル)などが挙げられる。
【0071】
環Bは、好ましくは置換されていてもよい脂肪族炭化水素基、置換されていてもよい脂環式炭化水素基、置換されていてもよい芳香族炭化水素基、置換されていてもよいヒドロキシ基などから選ばれる1ないし3個(好ましくは1ないし2個)の置換基を有していてもよい1,2−アゾール環(好ましくはピラゾール、イソオキサゾール、イソチアゾール)であり、さらに好ましくは炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec.−ブチル、t.−ブチル、1−エチルプロピル、1−メチルブチル)、炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ)、炭素数7〜13のアラルキルオキシ基(例、ベンジルオキシ)、ヒドロキシ基、炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル)、炭素数3〜10のシクロアルキル基(例、シクロヘキシル)などから選ばれる1ないし3個(好ましくは1ないし2個)の置換基をそれぞれ有していてもよいピラゾールまたはイソオキサゾール(好ましくはピラゾール)である。
環Bがピラゾールである場合、環B上の置換基である環AおよびXaは、該ピラゾールの1および4位にそれぞれ置換していることが好ましい。
【0072】
Xa、XbおよびXcは、同一または異なって、結合手、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CO−、−CS−、−CR(OR)−、−NR−、−CONR−または−NRCO−(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を、Rは水素原子または水酸基の保護基を、Rは水素原子、置換されていてもよい炭化水素基またはアミノ基の保護基を示す)を示す。
またはRで示される「置換されていてもよい炭化水素基」としては、前記Rとして例示したものが挙げられる。
該「置換されていてもよい炭化水素基」は、好ましくは、置換されていてもよい炭素数1ないし6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec.−ブチル、t.−ブチル)である。該アルキル基は、置換可能な位置に1ないし3個の置換基を有していてもよく、このような置換基としては、例えばハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、炭素数1ないし4のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、sec.−ブトキシ、t.−ブトキシ)、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基、炭素数1ないし4のアシル基(例、ホルミル、アセチル、プロピオニルなどの炭素数1ないし4のアルカノイル基)などが挙げられる。
【0073】
で示される水酸基の保護基としては、例えば、C1−6アルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、tert−ブチル)、フェニル基、トリチル基、C7−10アラルキル基(例、ベンジル)、ホルミル基、C1−6アルキル−カルボニル基(例、アセチル、プロピオニル)、ベンゾイル基、C7−10アラルキル−カルボニル基(例、ベンジルカルボニル)、2−テトラヒドロピラニル基、2−テトラヒドロフラニル基、シリル基(例、トリメチルシリル、トリエチルシリル、ジメチルフェニルシリル、tert−ブチルジメチルシリル、tert−ブチルジエチルシリル)、C2−6アルケニル基(例、1−アリル)などが挙げられる。これらの基は、ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、C1−6アルキル基(例、メチル、エチル、プロピル)、C1−6アルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ)、ニトロ基などから選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい。
で示されるアミノ基の保護基としては、例えばホルミル基、C1−6アルキル−カルボニル基(例、アセチル、プロピオニル)、C1−6アルコキシ−カルボニル基(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル)、ベンゾイル基、C7−10アラルキル−カルボニル基(例、ベンジルカルボニル)、C7−14アラルキルオキシ−カルボニル基(例、ベンジルオキシカルボニル、9−フルオレニルメトキシカルボニル)、トリチル基、フタロイル基、N,N−ジメチルアミノメチレン基、シリル基(例、トリメチルシリル、トリエチルシリル、ジメチルフェニルシリル、tert−ブチルジメチルシリル、tert−ブチルジエチルシリル)、C2−6アルケニル基(例、1−アリル)などが挙げられる。これらの基は、ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、C1−6アルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ)、ニトロ基などから選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい。
およびRは、好ましくは水素原子または炭素数1ないし6のアルキル基であり、Rは、好ましくは水素原子である。
【0074】
Xaは、好ましくは結合手、−O−、−NR−または−CONR−(Rは好ましくは水素原子または炭素数1ないし6のアルキル基)であり、さらに好ましくは結合手または−O−、特に好ましくは結合手である。
Xbは、好ましくは−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CO−、−CS−、−CR(OR)−、−NR−、−CONR−または−NRCO−(RおよびRは好ましくは水素原子または炭素数1ないし6のアルキル基;Rは好ましくは水素原子)であり、さらに好ましくは結合手または−O−、特に好ましくは−O−である。
Xcは、好ましくは結合手または−O−、さらに好ましくは結合手である。
【0075】
Ya、YbおよびYcで示される「炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基」としては、例えば炭素数1ないし20のアルキレン、炭素数2ないし20のアルケニレン、炭素数2ないし20のアルキニレンなどが挙げられる。
「炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基」は、好ましくは炭素数1ないし6の2価の脂肪族炭化水素基であり、さらに好ましくは
(1) C1−6アルキレン(例えば、−CH−、−(CH−、−(CH−、−(CH−、−(CH−、−(CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、−(CH(CH))−、−(CHC(CH−、−(CH C(CH−など);
(2) C2−6アルケニレン(例えば、−CH=CH−、−CH−CH=CH−、−C(CH−CH=CH−、−CH−CH=CH−CH−、−CH−CH−CH=CH−、−CH=CH−CH=CH−、−CH=CH−CH−CH−CH−など);
(3) C2−6アルキニレン(例えば、−C≡C−、−CH−C≡C−、−CH−C≡C−CH−CH−など)などである。
なかでも、C1−6アルキレンおよびC2−6アルケニレンが好ましい。
Yaは、好ましくはC1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレン、さらに好ましくはC1−6アルキレン(好ましくは−CH−、−(CH−、−(CH−など)である。また、XaおよびXbが結合手であるとき、Yaは、好ましくはC3−6アルキレンまたはC3−6アルケニレンである。
Ybは、好ましくは結合手、C1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレンであり、さらに好ましくは結合手である。
Ycは、好ましくは結合手、C1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレンであり、さらに好ましくはC1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレンである。とりわけ、C1−6アルキレン(好ましくは−CH−など)が好ましい。
【0076】
環Cで示される単環式芳香環としては、前記環Aとして例示した芳香族炭化水素および芳香族複素環のうち単環式のものが挙げられる。
該単環式芳香環は、好ましくはベンゼンおよび5または6員単環式芳香族複素環であり、さらに好ましくはベンゼン、ピラゾール、ピリジンなどである。なかでも、ベンゼン、ピラゾールなどが好ましく、とりわけベンゼンが好ましい。
環Cで示される単環式芳香環は、置換可能な位置に1ないし3個の置換基を有していてもよい。該置換基としては、環Aにおける置換基として例示した「ハロゲン原子」、「ニトロ基」、「シアノ基」、「置換されていてもよい脂肪族炭化水素基」、「置換されていてもよい脂環式炭化水素基」、「置換されていてもよい芳香族炭化水素基」、「置換されていてもよい複素環基」、「置換されていてもよいアシル基」、「置換されていてもよいアミノ基」、「置換されていてもよいヒドロキシ基」、「置換されていてもよいチオール基」、「エステル化もしくはアミド化されていてもよいカルボキシル基」などが挙げられる。
環Cにおける置換基は、好ましくはハロゲン原子、置換されていてもよい脂肪族炭化水素基、置換されていてもよい芳香族炭化水素基、置換されていてもよいヒドロキシ基、置換されていてもよいチオール基、シアノ基、置換されていてもよい脂環式炭化水素基などであり、さらに好ましくは
1)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);
2)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル);
3)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル);
4)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ);
5)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基(例、メチルチオ);
6)ヒドロキシ基;
7)炭素数7〜13のアラルキルオキシ基(例、ベンジルオキシ);
8)シアノ基;
9)炭素数3〜10のシクロアルキル基(例、シクロヘキシル);などである。
環Cは、好ましくはハロゲン原子、置換されていてもよい脂肪族炭化水素基、置換されていてもよい芳香族炭化水素基、置換されていてもよいヒドロキシ基、置換されていてもよいチオール基、シアノ基、置換されていてもよい脂環式炭化水素基などから選ばれる1ないし3個の置換基をそれぞれ有していてもよいベンゼンまたは5または6員単環式芳香族複素環(好ましくはピラゾールまたはピリジン、さらに好ましくはピラゾール)であり、さらに好ましくは
1)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);
2)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル);
3)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル);
4)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ);
5)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基(例、メチルチオ);
6)ヒドロキシ基;
7)炭素数7〜13のアラルキルオキシ基(例、ベンジルオキシ);
8)シアノ基;
9)炭素数3〜10のシクロアルキル基(例、シクロヘキシル);などから選ばれる1ないし3個の置換基をそれぞれ有していてもよいベンゼンまたは5または6員単環式芳香族複素環(好ましくはピラゾールまたはピリジン、さらに好ましくはピラゾール)である。
【0077】
Rは−OR(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)または−NR(RおよびRは、同一または異なって、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を示すか、あるいはRおよびRが隣接する窒素原子とともに置換されていてもよい複素環を形成する)を示す。
、RおよびRで示される「置換されていてもよい炭化水素基」としては、前記Rとして例示したものが挙げられる。
該「置換されていてもよい炭化水素基」は、好ましくは、置換されていてもよい炭素数1ないし6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec.−ブチル、t.−ブチル)である。
およびRで示される「置換されていてもよい複素環基」としては、前記Rとして例示したものが挙げられる。
およびRが隣接する窒素原子とともに形成する「置換されていてもよい複素環」としては、前記RおよびR10が隣接する窒素原子とともに形成する「置換されていてもよい含窒素複素環」が挙げられる。
Rは、好ましくは−OR(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)である。ここで、Rは、好ましくは水素原子または炭素数1ないし6のアルキル基(好ましくは、メチル、エチルなど)であり、さらに好ましくは水素原子である。
【0078】
式(I)において、
▲1▼環Bで示される1,2−アゾール環がピラゾールであるとき、環Cはチアジアゾールまたはオキサジアゾールでなく;
▲2▼環Bで示される1,2−アゾール環がイソオキサゾールであるとき、環Cは置換されていてもよいピリドンでなく;
▲3▼環Bで示される1,2−アゾール環がピラゾール、かつXaおよびXbが結合手であるとき、環Cはベンゼン環でない。
また、式(Ib)において、
環Bで示される1,2−アゾール環がイソオキサゾールであるとき、環Cは置換されていてもよいピリドンでない。
【0079】
式(I)で表される化合物の好適な例としては、以下の化合物が挙げられる。
[化合物A]
環Aが
1)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);
2)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル);
3)炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル);
4)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ);
5)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基(例、メチルチオ)などから選ばれる1ないし3個の置換基をそれぞれ有していてもよい炭素数6〜14の芳香族炭化水素(好ましくはベンゼン)または5または6員芳香族複素環(好ましくはピリジン);
環Bが炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル)、炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ)、炭素数7〜13のアラルキルオキシ基(例、ベンジルオキシ)などから選ばれる1ないし3個(好ましくは1ないし2個)の置換基をそれぞれ有していてもよいピラゾールまたはイソオキサゾール(好ましくはピラゾール);
Xaが結合手または−O−;
Xbが結合手または−O−;
Xcが結合手または−O−;
YaがC1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレン;
Ybが結合手;
Ycが結合手、C1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレン;
環Cが
1)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);
2)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル);
3)炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル);
4)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ);
5)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基(例、メチルチオ)などから選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよいベンゼン;
Rが−OR(Rは好ましくは水素原子または炭素数1ないし6のアルキル基)である化合物。
【0080】
[化合物B]
環Aが
1)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);
2)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル);
3)炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル);
4)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ);
5)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基(例、メチルチオ)などから選ばれる1ないし3個の置換基をそれぞれ有していてもよい炭素数6〜14の芳香族炭化水素(好ましくはベンゼン)または5または6員芳香族複素環(好ましくはピリジン);
環Bが炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル)、炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ)、炭素数7〜13のアラルキルオキシ基(例、ベンジルオキシ)などから選ばれる1ないし3個(好ましくは1ないし2個)の置換基をそれぞれ有していてもよいピラゾールまたはイソオキサゾール(好ましくはピラゾール);
Xaが結合手または−O−;
Xbが結合手または−O−;
Xcが結合手または−O−;
YaがC1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレン;
Ybが結合手;
Ycが結合手、C1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレン;
環Cが
1)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);
2)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル);
3)炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル);
4)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ);
5)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基(例、メチルチオ)などから選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよい5または6員単環式芳香族複素環(好ましくはピラゾール);
Rが−OR(Rは好ましくは水素原子または炭素数1ないし6のアルキル基)である化合物。
【0081】
[化合物C]
環Aが
1)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);
2)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル);
3)炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル);
4)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ);
5)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基(例、メチルチオ)などから選ばれる1ないし3個の置換基をそれぞれ有していてもよい、
炭素数6〜14の芳香族炭化水素(好ましくはベンゼン)、5または6員芳香族複素環(好ましくはピリジン)または炭素数3〜12の脂環式炭化水素(好ましくはシクロペンタン);
環Bが炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル)、炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ)、炭素数7〜13のアラルキルオキシ基(例、ベンジルオキシ)、ヒドロキシ基、炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル)などから選ばれる1ないし3個(好ましくは1ないし2個)の置換基をそれぞれ有していてもよいピラゾールまたはイソオキサゾール(好ましくはピラゾール);
Xaが結合手または−O−;
Xbが結合手または−O−;
Xcが結合手または−O−;
YaがC1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレン;
Ybが結合手;
Ycが結合手、C1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレン;
環Cが
1)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);
2)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル);
3)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル);
4)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ);
5)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基(例、メチルチオ);
6)ヒドロキシ基;
7)炭素数7〜13のアラルキルオキシ基(例、ベンジルオキシ);などから選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよいベンゼン;
Rが−OR(Rは好ましくは水素原子または炭素数1ないし6のアルキル基)である化合物。
【0082】
[化合物D]
環Aが
1)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);
2)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル);
3)炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル);
4)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ);
5)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基(例、メチルチオ)などから選ばれる1ないし3個の置換基をそれぞれ有していてもよい、
炭素数6〜14の芳香族炭化水素(好ましくはベンゼン)、5または6員芳香族複素環(好ましくはピリジン)または炭素数3〜12の脂環式炭化水素(好ましくはシクロペンタン);
環Bが炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル)、炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ)、炭素数7〜13のアラルキルオキシ基(例、ベンジルオキシ)、ヒドロキシ基、炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル)などから選ばれる1ないし3個(好ましくは1ないし2個)の置換基をそれぞれ有していてもよいピラゾールまたはイソオキサゾール(好ましくはピラゾール);
Xaが結合手または−O−;
Xbが結合手または−O−;
Xcが結合手または−O−;
YaがC1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレン;
Ybが結合手;
Ycが結合手、C1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレン;
環Cが
1)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);
2)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル);
3)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル);
4)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ);
5)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基(例、メチルチオ);
6)ヒドロキシ基;
7)炭素数7〜13のアラルキルオキシ基(例、ベンジルオキシ);などから選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよい5または6員単環式芳香族複素環(好ましくはピラゾール);
Rが−OR(Rは好ましくは水素原子または炭素数1ないし6のアルキル基)である化合物。
【0083】
[化合物E]
環Aが
1)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);
2)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル);
3)炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル);
4)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ);
5)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基(例、メチルチオ);
6)ニトロ基;
7)シアノ基;
8)C2−10アルカノイル基またはC1−10アルキルスルホニル基で置換されていてもよいアミノ基(例、アミノ、アセチルアミノ、プロピオニルアミノ、ブチリルアミノ、イソブチリルアミノ、メチルスルホニルアミノ);などから選ばれる1ないし3個の置換基をそれぞれ有していてもよい、
炭素数6〜14の芳香族炭化水素(好ましくはベンゼン)、5または6員芳香族複素環(好ましくはピリジン、ピリミジン、ピリダジン、オキサジアゾール、チアジアゾール)または炭素数3〜12の脂環式炭化水素(好ましくはシクロペンタン);
環Bが炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec.−ブチル、t.−ブチル、1−エチルプロピル、1−メチルブチル)、炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ)、炭素数7〜13のアラルキルオキシ基(例、ベンジルオキシ)、ヒドロキシ基、炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル)、炭素数3〜10のシクロアルキル基(例、シクロヘキシル)などから選ばれる1ないし3個(好ましくは1ないし2個)の置換基をそれぞれ有していてもよいピラゾールまたはイソオキサゾール(好ましくはピラゾール);
Xaが結合手または−O−;
Xbが結合手または−O−;
Xcが結合手または−O−;
YaがC1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレン;
Ybが結合手;
Ycが結合手、C1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレン;
環Cが
1)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);
2)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル);
3)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル);
4)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ);
5)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基(例、メチルチオ);
6)ヒドロキシ基;
7)炭素数7〜13のアラルキルオキシ基(例、ベンジルオキシ);
8)シアノ基;
9)炭素数3〜10のシクロアルキル基(例、シクロヘキシル);などから選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよいベンゼン;
Rが−OR(Rは好ましくは水素原子または炭素数1ないし6のアルキル基)である化合物。
【0084】
[化合物F]
環Aが
1)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);
2)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル);
3)炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル);
4)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ);
5)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基(例、メチルチオ);
6)ニトロ基;
7)シアノ基;
8)C2−10アルカノイル基またはC1−10アルキルスルホニル基で置換されていてもよいアミノ基(例、アミノ、アセチルアミノ、プロピオニルアミノ、ブチリルアミノ、イソブチリルアミノ、メチルスルホニルアミノ);などから選ばれる1ないし3個の置換基をそれぞれ有していてもよい、
炭素数6〜14の芳香族炭化水素(好ましくはベンゼン)、5または6員芳香族複素環(好ましくはピリジン、ピリミジン、ピリダジン、オキサジアゾール、チアジアゾール)または炭素数3〜12の脂環式炭化水素(好ましくはシクロペンタン);
環Bが炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec.−ブチル、t.−ブチル、1−エチルプロピル、1−メチルブチル)、炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ)、炭素数7〜13のアラルキルオキシ基(例、ベンジルオキシ)、ヒドロキシ基、炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル)、炭素数3〜10のシクロアルキル基(例、シクロヘキシル)などから選ばれる1ないし3個(好ましくは1ないし2個)の置換基をそれぞれ有していてもよいピラゾールまたはイソオキサゾール(好ましくはピラゾール);
Xaが結合手または−O−;
Xbが結合手または−O−;
Xcが結合手または−O−;
YaがC1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレン;
Ybが結合手;
Ycが結合手、C1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレン;
環Cが
1)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素);
2)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル);
3)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数6〜14のアリール基(例、フェニル);
4)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ);
5)1〜3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ基(例、メチルチオ);
6)ヒドロキシ基;
7)炭素数7〜13のアラルキルオキシ基(例、ベンジルオキシ);
8)シアノ基;
9)炭素数3〜10のシクロアルキル基(例、シクロヘキシル);などから選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよい5または6員単環式芳香族複素環(好ましくはピラゾール);
Rが−OR(Rは好ましくは水素原子または炭素数1ないし6のアルキル基)である化合物。
【0085】
[化合物G]
3−[1−フェニル−3−(4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]ブトキシ)−1H−ピラゾール−5−イル]プロピオン酸 (実施例11);
2−[3−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェノキシ]−2−メチルプロピオン酸 (実施例29);
3−[2−エトキシ−4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロピオン酸 (実施例35);
3−[3−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]プロピオン酸 (実施例42);
[1−フェニル−3−(4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸 (実施例66);
[2−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸 (実施例181);
[2−(3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸 (実施例212);
(2−[3−[1−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−メトキシフェニル)酢酸 (実施例223);
[3−エチル−2−(3−[3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル) ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸 (実施例245);
[2−(3−{3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸 (実施例274);
[3−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸 (実施例299);
[1−エチル−5−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸 (実施例322);
[1−エチル−5−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸 (実施例326);
(2−{3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸 (実施例351);または
[2−(3−{3−tert−ブチル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メチルフェニル]酢酸 (実施例367)。
【0086】
式(I)、(Ia)または(Ib)で表される化合物(以下、これらを単に化合物(I)と略記することがある)の塩としては、薬理学的に許容される塩が好ましく、例えば無機塩基との塩、有機塩基との塩、無機酸との塩、有機酸との塩、塩基性または酸性アミノ酸との塩などが挙げられる。
無機塩基との塩の好適な例としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩などのアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩などのアルカリ土類金属塩;アルミニウム塩、アンモニウム塩などが挙げられる。
有機塩基との塩の好適な例としては、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、ピリジン、ピコリン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジシクロヘキシルアミン、N,N−ジベンジルエチレンジアミンなどとの塩が挙げられる。
無機酸との塩の好適な例としては、例えば塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸などとの塩が挙げられる。
有機酸との塩の好適な例としては、例えばギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、フマル酸、シュウ酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸などとの塩が挙げられる。
塩基性アミノ酸との塩の好適な例としては、例えばアルギニン、リジン、オルニチンなどとの塩が挙げられる。
酸性アミノ酸との塩の好適な例としては、例えばアスパラギン酸、グルタミン酸などとの塩が挙げられる。
【0087】
化合物(I)のプロドラッグは、生体内における生理条件下で酵素や胃酸等による反応により化合物(I)に変換する化合物、すなわち酵素的に酸化、還元、加水分解等を起こして化合物(I)に変化する化合物、胃酸等により加水分解などを起こして化合物(I)に変化する化合物をいう。化合物(I)のプロドラッグとしては、化合物(I)のアミノ基がアシル化、アルキル化、りん酸化された化合物(例、化合物(I)のアミノ基がエイコサノイル化、アラニル化、ペンチルアミノカルボニル化、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メトキシカルボニル化、テトラヒドロフラニル化、テトラヒドロピラニル化、ピロリジルメチル化、ピバロイルオキシメチル化、tert−ブチル化された化合物など);化合物(I)の水酸基がアシル化、アルキル化、りん酸化、ほう酸化された化合物(例、化合物(I)の水酸基がアセチル化、パルミトイル化、プロパノイル化、ピバロイル化、サクシニル化、フマリル化、アラニル化、ジメチルアミノメチルカルボニル化、テトラヒドロピラニル化された化合物など);化合物(I)のカルボキシル基がエステル化、アミド化された化合物(例、化合物(I)のカルボキシル基がエチルエステル化、フェニルエステル化、カルボキシメチルエステル化、ジメチルアミノメチルエステル化、ピバロイルオキシメチルエステル化、エトキシカルボニルオキシエチルエステル化、フタリジルエステル化、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチルエステル化、シクロヘキシルオキシカルボニルエチルエステル化、メチルアミド化された化合物など);等が挙げられる。これらの化合物は自体公知の方法によって化合物(I)から製造することができる。
また、化合物(I)のプロドラッグは、広川書店1990年刊「医薬品の開発」第7巻分子設計163頁から198頁に記載されているような、生理的条件で化合物(I)に変化するものであってもよい。
また、化合物(I)は、同位元素(例、H, 14C, 35S,125Iなど)などで標識されていてもよい。
さらに、化合物(I)は、無水物であっても、水和物であってもよい。
【0088】
化合物(I)またはその塩(以下、単に本発明化合物と略記することがある)は、毒性が低く、そのまま、または薬理学的に許容し得る担体などと混合して医薬組成物とすることにより、哺乳動物(例、ヒト、マウス、ラット、ウサギ、イヌ、ネコ、ウシ、ウマ、ブタ、サル等)に対して、後述する各種疾患の予防・治療剤として用いることができる。
【0089】
ここにおいて、薬理学的に許容される担体としては、製剤素材として慣用の各種有機あるいは無機担体物質が用いられ、固形製剤における賦形剤、滑沢剤、結合剤、崩壊剤;液状製剤における溶剤、溶解補助剤、懸濁化剤、等張化剤、緩衝剤、無痛化剤などとして配合される。また必要に応じて、防腐剤、抗酸化剤、着色剤、甘味剤などの製剤添加物を用いることもできる。
賦形剤の好適な例としては、例えば乳糖、白糖、D−マンニトール、D−ソルビトール、デンプン、α化デンプン、デキストリン、結晶セルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、アラビアゴム、デキストリン、プルラン、軽質無水ケイ酸、合成ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムなどが挙げられる。
滑沢剤の好適な例としては、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、コロイドシリカなどが挙げられる。
結合剤の好適な例としては、例えばα化デンプン、ショ糖、ゼラチン、アラビアゴム、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、白糖、D−マンニトール、トレハロース、デキストリン、プルラン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドンなどが挙げられる。
崩壊剤の好適な例としては、例えば乳糖、白糖、デンプン、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、クロスカルメロースナトリウム、カルボキシメチルスターチナトリウム、軽質無水ケイ酸、低置換度ヒドロキシプロピルセルロースなどが挙げられる。
【0090】
溶剤の好適な例としては、例えば注射用水、生理的食塩水、リンゲル液、アルコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ゴマ油、トウモロコシ油、オリーブ油、綿実油などが挙げられる。
溶解補助剤の好適な例としては、例えばポリエチレングリコール、プロピレングリコール、D−マンニトール、トレハロース、安息香酸ベンジル、エタノール、トリスアミノメタン、コレステロール、トリエタノールアミン、炭酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、サリチル酸ナトリウム、酢酸ナトリウムなどが挙げられる。
懸濁化剤の好適な例としては、例えばステアリルトリエタノールアミン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリルアミノプロピオン酸、レシチン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、モノステアリン酸グリセリンなどの界面活性剤;例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなどの親水性高分子;ポリソルベート類、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油などが挙げられる。
【0091】
等張化剤の好適な例としては、例えば塩化ナトリウム、グリセリン、D−マンニトール、D−ソルビトール、ブドウ糖などが挙げられる。
緩衝剤の好適な例としては、例えばリン酸塩、酢酸塩、炭酸塩、クエン酸塩などの緩衝液などが挙げられる。
無痛化剤の好適な例としては、例えばベンジルアルコールなどが挙げられる。
防腐剤の好適な例としては、例えばパラオキシ安息香酸エステル類、クロロブタノール、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、デヒドロ酢酸、ソルビン酸などが挙げられる。
抗酸化剤の好適な例としては、例えば亜硫酸塩、アスコルビン酸塩などが挙げられる。
着色剤の好適な例としては、例えば水溶性食用タール色素(例、食用赤色2号および3号、食用黄色4号および5号、食用青色1号および2号などの食用色素、水不溶性レーキ色素(例、前記水溶性食用タール色素のアルミニウム塩など)、天然色素(例、β−カロチン、クロロフィル、ベンガラなど)などが挙げられる。
甘味剤の好適な例としては、例えばサッカリンナトリウム、グリチルリチン酸二カリウム、アスパルテーム、ステビアなどが挙げられる。
【0092】
前記医薬組成物の剤形としては、錠剤(舌下錠、口腔内崩壊錠を含む)、カプセル剤(ソフトカプセル、マイクロカプセルを含む)、散剤、顆粒剤、トローチ剤、シロップ剤等の経口剤;および注射剤(例、皮下注射剤,静脈内注射剤,筋肉内注射剤,腹腔内注射剤、点滴剤)、外用剤(例、経皮製剤,軟膏剤)、坐剤(例、直腸坐剤,膣坐剤)、ペレット、経鼻剤、経肺剤(吸入剤)、点眼剤等の非経口剤が挙げられる。これらの製剤は、速放性製剤または徐放性製剤などの放出制御製剤(例、徐放性マイクロカプセル)であってもよい。
医薬組成物は、製剤技術分野において慣用の方法、例えば日本薬局方に記載の方法等により製造することができる。以下に、経口剤および非経口剤の製造法について詳述する。
【0093】
例えば、経口剤は、有効成分に、賦形剤(例、乳糖,白糖,デンプン,D−マンニトール)、崩壊剤(例、カルボキシメチルセルロースカルシウム)、結合剤(例、α化デンプン,アラビアゴム,カルボキシメチルセルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,ポリビニルピロリドン)または滑沢剤(例、タルク,ステアリン酸マグネシウム,ポリエチレングリコール6000)などを添加して圧縮成形し、次いで必要により、味のマスキング、腸溶性あるいは持続性を目的として、コーティング基剤を用いて自体公知の方法でコーティングすることにより製造される。
該コーティング基剤としては、例えば糖衣基剤、水溶性フィルムコーティング基剤、腸溶性フィルムコーティング基剤、徐放性フィルムコーティング基剤などが挙げられる。
糖衣基剤としては、白糖が用いられ、さらに、タルク、沈降炭酸カルシウム、ゼラチン、アラビアゴム、プルラン、カルナバロウなどから選ばれる1種または2種以上を併用してもよい。
水溶性フィルムコーティング基剤としては、例えばヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロースなどのセルロース系高分子;ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート、アミノアルキルメタアクリレートコポリマーE〔オイドラギットE(商品名)、ロームファルマ社〕、ポリビニルピロリドンなどの合成高分子;プルランなどの多糖類などが挙げられる。
腸溶性フィルムコーティング基剤としては、例えばヒドロキシプロピルメチルセルロース フタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロース アセテートサクシネート、カルボキシメチルエチルセルロース、酢酸フタル酸セルロースなどのセルロース系高分子;メタアクリル酸コポリマーL〔オイドラギットL(商品名)、ロームファルマ社〕、メタアクリル酸コポリマーLD〔オイドラギットL−30D55(商品名)、ロームファルマ社〕、メタアクリル酸コポリマーS〔オイドラギットS(商品名)、ロームファルマ社〕などのアクリル酸系高分子;セラックなどの天然物などが挙げられる。
徐放性フィルムコーティング基剤としては、例えばエチルセルロースなどのセルロース系高分子;アミノアルキルメタアクリレートコポリマーRS〔オイドラギットRS(商品名)、ロームファルマ社〕、アクリル酸エチル・メタアクリル酸メチル共重合体懸濁液〔オイドラギットNE(商品名)、ロームファルマ社〕などのアクリル酸系高分子などが挙げられる。
上記したコーティング基剤は、その2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。また、コーティングの際に、例えば酸化チタン、三二酸化鉄等のような遮光剤を用いてもよい。
【0094】
注射剤は、有効成分を分散剤(例、ポリソルベート80,ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60,ポリエチレングリコール,カルボキシメチルセルロース,アルギン酸ナトリウム)、保存剤(例、メチルパラベン,プロピルパラベン,ベンジルアルコール,クロロブタノール,フェノール)、等張化剤(例、塩化ナトリウム,グリセリン,D−マンニトール,D−ソルビトール,ブドウ糖)などと共に水性溶剤(例、蒸留水,生理的食塩水,リンゲル液)あるいは油性溶剤(例、オリーブ油,ゴマ油,綿実油,トウモロコシ油などの植物油、プロピレングリコール)などに溶解、懸濁あるいは乳化することにより製造される。この際、所望により溶解補助剤(例、サリチル酸ナトリウム,酢酸ナトリウム)、安定剤(例、ヒト血清アルブミン)、無痛化剤(例、ベンジルアルコール)等の添加物を用いてもよい。
【0095】
本発明化合物は、血糖低下作用、血中脂質低下作用、血中インスリン低下作用、インスリン抵抗性改善作用、インスリン感受性増強作用およびレチノイド関連受容体機能調節活性を有する。
ここでいう機能調節活性は、アゴニスト活性およびアンタゴニスト活性の両方を意味する。
また、レチノイド関連受容体とは、核内レセプターに含まれ、脂溶性ビタミンなどのシグナル分子をリガンドとするDNA結合性の転写因子であり、これらは単量体型受容体、ホモ二量体型受容体およびヘテロ二量体型受容体のいずれであってもよい。
ここで、単量体型受容体としては、例えばレチノイドO受容体(以下、RORと略記することがある)α(GenBank Accession No. L14611)、RORβ(GenBank Accession No. L14160)、RORγ(GenBank Accession No. U16997);Rev−erb α(GenBank Accession No. M24898)、Rev−erb β(GenBank Accession No. L31785);ERRα(GenBank Accession No. X51416)、ERRβ(GenBank Accession No. X51417);Ftz−FI α(GenBank Accession No. S65876)、Ftz−FI β(GenBank Accession No. M81385);TIx(GenBank Accession No. S77482);GCNF(GenBank Accession No. U14666)などが挙げられる。
ホモ二量体型受容体としては、例えばレチノイドX受容体(以下、RXRと略記することがある)α(GenBank Accession No. X52773)、RXRβ(GenBank Accession No. M84820)、RXRγ(GenBank Accession No. U38480);COUPα(GenBank Accession No. X12795)、COUPβ(GenBank Accession No. M64497)、COUPγ(GenBank Accession No. X12794);TR2α(GenBank Accession No. M29960)、TR2β(GenBank Accession No. L27586);またはHNF4α(GenBank Accession No. X76930)、HNF4γ(GenBank Accession No. Z49826)などが形成するホモ二量体が挙げられる。
【0096】
ヘテロ二量体型受容体としては、例えば上記したレチノイドX受容体(RXRα、RXRβまたはRXRγ)と、レチノイドA受容体(以下、RARと略記することがある)α(GenBank Accession No. X06614)、RARβ(GenBank Accession No. Y00291)、RARγ(GenBank Accession No. M24857);甲状腺ホルモン受容体(以下、TRと略記することがある)α(GenBank Accession No. M24748)、TRβ(GenBank Accession No. M26747);ビタミンD受容体(VDR)(GenBank Accession No. JO3258);ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体(以下、PPARと略記することがある)α(GenBank Accession No. L02932)、PPARβ(PPARδ)(GenBank Accession No. U10375)、PPARγ(GenBank Accession No. L40904);LXRα(GenBank Accession No. U22662)、LXRβ(GenBank Accession No. U14534);FXR(GenBank Accession No. U18374);MB67(GenBank Accession No. L29263);ONR(GenBank Accession No. X75163);およびNURα(GenBank Accession No. L13740)、NURβ(GenBank Accession No. X75918)、NURγ(GenBank Accession No. U12767)から選ばれる1種の受容体とが形成するヘテロ二量体が挙げられる。
【0097】
本発明化合物は、上記したレチノイド関連受容体の中でも、とりわけレチノイドX受容体(RXRα、RXRβ、RXRγ)およびペルオキシソーム増殖剤応答性受容体(PPARα、PPARβ(PPARδ)、PPARγ)に対して優れたリガンド活性を有し、これら受容体に対するアゴニスト、部分アゴニスト(パーシャルアゴニスト)、アンタゴニストまたは部分アンタゴニスト(パーシャルアンタゴニスト)として有用である。
さらに、本発明化合物は、レチノイドX受容体とペルオキシソーム増殖剤応答性受容体とが形成するヘテロ二量体型受容体(例、RXRαとPPARδとが形成するヘテロ二量体型受容体、RXRαとPPARγとが形成するヘテロ二量体型受容体)におけるペルオキシソーム増殖剤応答性受容体に対して優れたリガンド活性を有する。
よって、本発明のレチノイド関連受容体リガンドは、ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体リガンドまたはレチノイドX受容体リガンドとして好適に用いられる。
【0098】
本発明化合物は、例えば糖尿病(例、1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病)の予防・治療剤;高脂血症(例、高トリグリセリド血症、高コレステロール血症、低HDL血症、食後高脂血症)の予防・治療剤;インスリン抵抗性改善剤;インスリン感受性増強剤;耐糖能不全[IGT(Impaired Glucose Tolerance)]の予防・治療剤;および耐糖能不全から糖尿病への移行抑制剤として用いることができる。
【0099】
糖尿病の判定基準については、1999年に日本糖尿病学会から新たな判定基準が報告されている。
この報告によれば、糖尿病とは、空腹時血糖値(静脈血漿におけるグルコース濃度)が126mg/dl以上、75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)2時間値(静脈血漿におけるグルコース濃度)が200mg/dl以上、随時血糖値(静脈血漿におけるグルコース濃度)が200mg/dl以上のいずれかを示す状態である。また、上記糖尿病に該当せず、かつ、「空腹時血糖値(静脈血漿におけるグルコース濃度)が110mg/dl未満または75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)2時間値(静脈血漿におけるグルコース濃度)が140mg/dl未満を示す状態」(正常型)でない状態を、「境界型」と呼ぶ。
【0100】
また、糖尿病の判定基準については、1997年にADA(米国糖尿病学会)から、1998年にWHOから、新たな判定基準が報告されている。
これらの報告によれば、糖尿病とは、空腹時血糖値(静脈血漿におけるグルコース濃度)が126mg/dl以上であり、かつ、75g経口ブドウ糖負荷試験2時間値(静脈血漿におけるグルコース濃度)が200mg/dl以上を示す状態である。
また、上記報告によれば、耐糖能不全とは、空腹時血糖値(静脈血漿におけるグルコース濃度)が126mg/dl未満であり、かつ、75g経口ブドウ糖負荷試験2時間値(静脈血漿におけるグルコース濃度)が140mg/dl以上200mg/dl未満を示す状態である。さらに、ADAの報告によれば、空腹時血糖値(静脈血漿におけるグルコース濃度)が110mg/dl以上126mg/dl未満の状態をIFG(Impaired Fasting Glucose)と呼ぶ。一方、WHOの報告によれば、該IFG(Impaired Fasting Glucose)のうち、75g経口ブドウ糖負荷試験2時間値(静脈血漿におけるグルコース濃度)が140mg/dl未満である状態をIFG(Impaired Fasting Glycemia)と呼ぶ。
本発明化合物は、上記した新たな判定基準により決定される糖尿病、境界型、耐糖能異常、IFG(Impaired Fasting Glucose)およびIFG(Impaired Fasting Glycemia)の予防・治療剤としても用いられる。さらに、本発明化合物は、境界型、耐糖能異常、IFG(Impaired Fasting Glucose)またはIFG(Impaired Fasting Glycemia)から糖尿病への進展を防止することもできる。
【0101】
本発明化合物は、総コレステロール低下作用を有し、血漿抗動脈硬化指数[(HDLコレステロール/総コレステロール)×100]を上昇させるため、動脈硬化症(例、アテローム性動脈硬化症)などの予防・治療剤としても用いることができる。とりわけ、本発明化合物は、血糖低下作用と総コレステロール低下作用を併せ持つため、糖尿病患者における動脈硬化症の予防・治療剤として極めて有用である。
本発明化合物は、例えば糖尿病性合併症[例、神経障害、腎症、網膜症、白内障、大血管障害、骨減少症、糖尿病性高浸透圧昏睡、感染症(例、呼吸器感染症、尿路感染症、消化器感染症、皮膚軟部組織感染症、下肢感染症等)、糖尿病性壊疽、口腔乾燥症、聴覚の低下、脳血管障害、末梢血行障害]、肥満、骨粗鬆症、悪液質(例、癌性悪液質、結核性悪液質、糖尿病性悪液質、血液疾患性悪液質、内分泌疾患性悪液質、感染症性悪液質または後天性免疫不全症候群による悪液質)、脂肪肝、高血圧、多嚢胞性卵巣症候群、腎臓疾患(例、糖尿病性ネフロパシー、糸球体腎炎、糸球体硬化症、ネフローゼ症候群、高血圧性腎硬化症、末期腎臓疾患)、筋ジストロフィー、心筋梗塞、狭心症、脳血管障害(例、脳梗塞、脳卒中)、インスリン抵抗性症候群、シンドロームX、高インスリン血症、高インスリン血症における知覚障害、腫瘍(例、白血病、乳癌、前立腺癌、皮膚癌)、過敏性腸症候群、急性または慢性下痢、炎症性疾患(例、アルツハイマー病、慢性関節リウマチ、変形性脊椎炎、変形性関節炎、腰痛、痛風、手術外傷後の炎症、腫脹の緩解、神経痛、咽喉頭炎、膀胱炎、肝炎(非アルコール性脂肪性肝炎を含む)、肺炎、膵炎、炎症性大腸疾患、潰瘍性大腸炎)、内臓肥満症候群などの予防・治療剤としても用いることができる。
本発明化合物は、消化性潰瘍、急性または慢性胃炎、胆道ジスキネジアー、胆のう炎等に伴う腹痛、悪心、嘔吐、上腹部不快感などの症状の改善などにも用いることができる。
本発明化合物は、食欲を調整(亢進または抑制)するため、例えば痩身、虚食症の治療剤(痩身または虚食症の投与対象における体重増加)または肥満の治療剤として用いることもできる。
【0102】
本発明化合物は、TNF−α抑制効果(生体組織におけるTNF−α産生量の低下効果およびTNF−α活性低下効果)を有し、TNF−αが関与する炎症性疾患の予防・治療剤としても用いられる。このような炎症性疾患としては、例えば糖尿病性合併症(例、網膜症、腎症、神経障害、大血管障害)、慢性関節リウマチ、変形性脊椎症、変形性関節炎、腰痛、痛風、手術・外傷後の炎症、腫脹の緩解、神経痛、咽喉頭炎、膀胱炎、肝炎、肺炎、胃粘膜損傷(アスピリンにより引き起こされた胃粘膜損傷を含む)などが挙げられる。
本発明化合物は、アポトーシス抑制作用を有し、アポトーシスの促進が関わる疾患の予防・治療剤としても用いられる。ここで、アポトーシスの促進が関わる疾患疾患としては、例えばウイルス疾患(例、エイズ、劇症肝炎)、神経変性疾患(例、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、色素性網膜炎、小脳変性)、脊髄異形成疾患(例、再生不良性貧血)、虚血性疾患(例、心筋梗塞、脳卒中)、肝疾患(例、アルコール性肝炎、B型肝炎、C型肝炎)、関節疾患(例、変形性関節症)、アテローム性動脈硬化症などが挙げられる。
本発明化合物は、内臓脂肪の減少、内臓脂肪蓄積の抑制、糖代謝改善、脂質代謝改善、インスリン抵抗性改善、酸化LDL産生抑制、リポタンパク代謝改善、冠動脈代謝改善、心血管合併症の予防・治療、心不全合併症の予防・治療、血中レムナント低下、無排卵症の予防・治療、多毛症の予防・治療、高アンドロゲン血症の予防・治療などにも用いられる。
本発明化合物は、上記した各種疾患(例、心筋梗塞などの心血管イベント)の2次予防および進展抑制にも用いられる。
【0103】
本発明化合物は、GPR40受容体機能調節活性(アゴニスト活性およびアンタゴニスト活性;好ましくはアゴニスト活性)、すなわちGPR40受容体のリガンドである脂肪酸とGPR40受容体との結合性を変化させる作用を有し、GPR40受容体が関与する生理機能の調節剤またはGPR40受容体が関与する病態または疾患の予防・治療剤としても用いられる。
ここで、「GPR40受容体が関与する生理機能の調節剤」としては、例えばインスリン分泌調節剤(好ましくはインスリン分泌促進剤)、膵β細胞保護剤などが挙げられる。また、「GPR40受容体が関与する病態または疾患」としては、例えば糖尿病(例、1型糖尿病、2型糖尿病)、耐糖能不全(IGT)、ケトーシス、アシドーシス、糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、高脂血症、性機能障害、皮膚疾患、関節症、骨減少症、動脈硬化症、血栓性疾患、消化不良、記憶学習障害、肥満、低血糖症、高血圧、浮腫、インスリン抵抗性、不安定糖尿病、脂肪萎縮、インスリンアレルギー、インスリノーマ、脂肪毒性、癌などが挙げられる。
【0104】
本発明化合物の投与量は、投与対象、投与ルート、対象疾患、症状などによっても異なるが、例えば成人の糖尿病患者に経口投与する場合、通常1回量として約0.005ないし50mg/kg体重、好ましくは0.01ないし2mg/kg体重であり、さらに好ましくは0.025ないし0.5mg/kg体重であり、この量を1日1回ないし3回投与するのが望ましい。
【0105】
本発明化合物は、糖尿病治療剤、糖尿病性合併症治療剤、高脂血症治療剤、降圧剤、抗肥満剤、利尿剤、化学療法剤、免疫療法剤、抗血栓剤、悪液質改善薬剤などの薬剤(以下、併用薬剤と略記する)と組み合わせて用いることができる。該併用薬剤は、低分子化合物であってもよく、また高分子の蛋白、ポリペプチド、抗体であるか、あるいはワクチン等であってもよい。この際、本発明化合物および併用薬剤の投与時期は限定されず、これらを投与対象に対し、同時に投与してもよいし、時間差をおいて投与してもよい。さらに、本発明化合物と併用薬剤とは、それぞれの活性成分を含む2種類の製剤として投与されてもよいし、両方の活性成分を含む単一の製剤として投与されてもよい。
併用薬剤の投与量は、臨床上用いられている用量を基準として適宜選択することができる。また、本発明化合物と併用薬剤の配合比は、投与対象、投与ルート、対象疾患、症状、組み合わせなどにより適宜選択することができる。例えば投与対象がヒトである場合、本発明化合物1重量部に対し、併用薬剤を0.01ないし100重量部用いればよい。
【0106】
なお、糖尿病治療剤としては、インスリン製剤(例、ウシ、ブタの膵臓から抽出された動物インスリン製剤;大腸菌、イーストを用い遺伝子工学的に合成したヒトインスリン製剤;インスリン亜鉛;プロタミンインスリン亜鉛;インスリンのフラグメントまたは誘導体(例、INS−1等))、インスリン抵抗性改善剤(例、塩酸ピオグリタゾン、トログリタゾン、ロシグリタゾンまたはそのマレイン酸塩、GI−262570、レグリキサン(Reglixane)(JTT−501)、ネトグリタゾン(Netoglitazone)(MCC−555)、YM−440、KRP−297、CS−011、FK−614、WO99/58510に記載の化合物(例えば(E)−4−[4−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリルメトキシ)ベンジルオキシイミノ]−4−フェニル酪酸)、テサグリタザール(Tesaglitazar)(AZ−242)、ラガグリタザール(Ragaglitazar)(NN−622)、BMS−298585、ONO−5816、BM−13−1258、LM−4156、MBX−102、LY−519818、MX−6054、LY−510929等)、α−グルコシダーゼ阻害剤(例、ボグリボース、アカルボース、ミグリトール、エミグリテート)、ビグアナイド剤(例、フェンホルミン、メトホルミン、ブホルミン)、インスリン分泌促進剤[スルホニルウレア剤(例、トルブタミド、グリベンクラミド、グリクラジド、クロルプロパミド、トラザミド、アセトヘキサミド、グリクロピラミド、グリメピリド、グリピザイド、グリブゾール)、レパグリニド、ナテグリニド、ミチグリニドまたはそのカルシウム塩水和物、GLP−1]、ジペプチジルペプチダーゼIV阻害剤(例、NVP−DPP−278、PT−100、P32/98、LAF237)、β3アゴニスト(例、CL−316243、SR−58611−A、UL−TG−307、SB−226552,AJ−9677、BMS−196085、AZ−40140)、アミリンアゴニスト(例、プラムリンチド)、ホスホチロシンホスファターゼ阻害剤(例、バナジン酸)、糖新生阻害剤(例、グリコーゲンホスホリラーゼ阻害剤、グルコース−6−ホスファターゼ阻害剤、グルカゴン拮抗剤)、SGLUT(sodium−glucose cotransporter)阻害剤(例、T−1095)等が挙げられる。
【0107】
糖尿病性合併症治療剤としては、アルドース還元酵素阻害剤(例、トルレスタット、エパルレスタット、ゼナレスタット、ゾポルレスタット、ミナルレスタット、フィダレスタット(SNK−860)、CT−112)、神経栄養因子(例、NGF、NT−3、BDNF)、神経栄養因子産生・分泌促進剤[例、WO01/14372に記載のニューロトロフィン産生・分泌促進剤(例えば4−(4−クロロフェニル)−2−(2−メチル−1−イミダゾール)−5−(3−(2−メチルフェノキシ)プロピル)オキサゾールなど)]、PKC阻害剤(例、LY−333531)、AGE阻害剤(例、ALT946、ピマゲジン、ピラトキサチン、N−フェナシルチアゾリウム ブロマイド(ALT766)、EXO−226)、活性酸素消去薬(例、チオクト酸)、脳血管拡張剤(例、チアプリド、メキシレチン)が挙げられる。
高脂血症治療剤としては、例えばHMG−CoA還元酵素阻害薬(例、プラバスタチン、シンバスタチン、ロバスタチン、アトルバスタチン、フルバスタチン、リパンチル、セリバスタチン、イタバスタチン、ZD−4522またはそれらの塩(例、ナトリウム塩))、フィブラート系化合物(例、ベザフィブラート、ベクロブラート、ビニフィブラート、シプロフィブラート、クリノフィブラート、クロフィブラート、クロフィブリン酸、エトフィブラート、フェノフィブラート、ゲムフィブロジル、ニコフィブラート、ピリフィブラート、ロニフィブラート、シムフィブラート、テオフィブラート)、スクアレン合成酵素阻害剤(例、WO97/10224に記載の化合物、例えばN−[[(3R,5S)−1−(3−アセトキシ−2,2−ジメチルプロピル)−7−クロロ−5−(2,3−ジメトキシフェニル)−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−イル]アセチル]ピペリジン−4−酢酸など)、ACAT阻害剤(例、アバシマイブ(Avasimibe)、エフルシマイブ(Eflucimibe))、陰イオン交換樹脂(例、コレスチラミン)、プロブコール、ニコチン酸系薬剤(例、ニコモール(nicomol)、ニセリトロール(niceritrol))、イコサペント酸エチル、植物ステロール(例、ソイステロール(soysterol)、ガンマオリザノール(γ−oryzanol))などが挙げられる。
降圧剤としては、アンジオテンシン変換酵素阻害剤(例、カプトプリル、エナラプリル、デラプリル)、アンジオテンシンII拮抗剤(例、カンデサルタン シレキセチル、ロサルタン、エプロサルタン、バルサンタン、テルミサルタン、イルベサルタン、タソサルタン)、カルシウム拮抗剤(例、マニジピン、ニフェジピン、ニカルジピン、アムロジピン、エホニジピン)、カリウムチャンネル開口薬(例、レブクロマカリム、L−27152、AL 0671、NIP−121)、クロニジン等が挙げられる。
【0108】
抗肥満剤としては、例えば中枢性抗肥満薬(例、デキスフェンフルラミン、フェンフルラミン、フェンテルミン、シブトラミン、アンフェプラモン、デキサンフェタミン、マジンドール、フェニルプロパノールアミン、クロベンゾレックス;MCH受容体拮抗薬(例、SB−568849;SNAP−7941;WO01/82925およびWO01/87834に記載の化合物等)、膵リパーゼ阻害薬(例、オルリスタット)、β3アゴニスト(例、CL−316243、SR−58611−A、UL−TG−307、SB−226552,AJ−9677、BMS−196085、AZ−40140)、ペプチド性食欲抑制薬(例、レプチン、CNTF(毛様体神経栄養因子))、コレシストキニンアゴニスト(例、リンチトリプト、FPL−15849)等が挙げられる。
利尿剤としては、例えばキサンチン誘導体(例、サリチル酸ナトリウムテオブロミン、サリチル酸カルシウムテオブロミン)、チアジド系製剤(例、エチアジド、シクロペンチアジド、トリクロルメチアジド、ヒドロクロロチアジド、ヒドロフルメチアジド、ベンチルヒドロクロロチアジド、ペンフルチジド、ポリチアジド、メチクロチアジド)、抗アルドステロン製剤(例、スピロノラクトン、トリアムテレン)、炭酸脱水酵素阻害剤(例、アセタゾラミド)、クロルベンゼンスルホンアミド系製剤(例、クロルタリドン、メフルシド、インダパミド)、アゾセミド、イソソルビド、エタクリン酸、ピレタニド、ブメタニド、フロセミド等が挙げられる。
【0109】
化学療法剤としては、例えばアルキル化剤(例、サイクロフォスファミド、イフォスファミド)、代謝拮抗剤(例、メソトレキセート、5−フルオロウラシルおよびその誘導体)、抗癌性抗生物質(例、マイトマイシン、アドリアマイシン)、植物由来抗癌剤(例、ビンクリスチン、ビンデシン、タキソール)、シスプラチン、カルボプラチン、エトポシドなどが挙げられる。なかでも5−フルオロウラシル誘導体であるフルツロンあるいはネオフルツロンなどが好ましい。
免疫療法剤としては、例えば微生物または細菌成分(例、ムラミルジペプチド誘導体、ピシバニール)、免疫増強活性のある多糖類(例、レンチナン、シゾフィラン、クレスチン)、遺伝子工学的手法で得られるサイトカイン(例、インターフェロン、インターロイキン(IL))、コロニー刺激因子(例、顆粒球コロニー刺激因子、エリスロポエチン)などが挙げられ、なかでもIL−1、IL−2、IL−12などのインターロイキンなどが好ましい。
抗血栓剤としては、例えばヘパリン(例、ヘパリンナトリウム、ヘパリンカルシウム、ダルテパリンナトリウム(dalteparin sodium))、ワルファリン(例、ワルファリンカリウム)、抗トロンビン薬(例、アルガトロバン(aragatroban))、血栓溶解薬(例、ウロキナーゼ(urokinase)、チソキナーゼ(tisokinase)、アルテプラーゼ(alteplase)、ナテプラーゼ(nateplase)、モンテプラーゼ(monteplase)、パミテプラーゼ(pamiteplase))、血小板凝集抑制薬(例、塩酸チクロピジン(ticlopidine hydrochloride)、シロスタゾール(cilostazol)、イコサペント酸エチル、ベラプロストナトリウム(beraprost sodium)、塩酸サルポグレラート(sarpogrelate hydrochloride))などが挙げられる。
【0110】
悪液質改善薬剤としては、例えばシクロオキシゲナーゼ阻害剤(例、インドメタシン)〔キャンサー・リサーチ(Cancer Research)、第49巻、5935〜5939頁、1989年〕、プロゲステロン誘導体(例、メゲステロールアセテート)〔ジャーナル・オブ・クリニカル・オンコロジー(Journal of Clinical Oncology)、第12巻、213〜225頁、1994年〕、糖質ステロイド(例、デキサメサゾン)、メトクロプラミド系薬剤、テトラヒドロカンナビノール系薬剤(文献はいずれも上記と同様)、脂肪代謝改善剤(例、エイコサペンタエン酸)〔ブリティシュ・ジャーナル・オブ・キャンサー(British Journal of Cancer)、第68巻、314〜318頁、1993年〕、成長ホルモン、IGF−1、あるいは悪液質を誘導する因子であるTNF−α、LIF、IL−6、オンコスタチンMに対する抗体などが挙げられる。
【0111】
さらに、併用薬剤としては、神経再生促進薬(例、Y−128、VX−853、prosaptide)、抗うつ薬(例、デシプラミン、アミトリプチリン、イミプラミン)、抗てんかん薬(例、ラモトリジン)、抗不整脈薬(例、メキシレチン)、アセチルコリン受容体リガンド(例、ABT−594)、エンドセリン受容体拮抗薬(例、ABT−627)、モノアミン取り込み阻害薬(例、トラマドル)、麻薬性鎮痛薬(例、モルヒネ)、GABA受容体作動薬(例、ギャバペンチン)、α2受容体作動薬(例、クロニジン)、局所鎮痛薬(例、カプサイシン)、プロテインキナーゼC阻害薬(例、LY−333531)、抗不安薬(例、ベンゾジアゼピン)、ホスホジエステラーゼ阻害薬(例、(クエン酸)シルデナフィル)、ドーパミン作動薬(例、アポモルフィン)、骨粗鬆症治療剤(例、アルファカルシドール、カルシトリオール、エルカトニン、サケカルシトニン、エストリオール、イプリフラボン、パミドロン酸二ナトリウム、アレンドロン酸ナトリウム水和物、インカドロン酸二ナトリウム)、抗痴呆剤(例、タクリン、ドネペジル、リバスチグミン、ガランタミン)、尿失禁・頻尿治療剤(例、塩酸フラボキサート、塩酸オキシブチニン、塩酸プロピベリン))、ミダゾラム、ケトコナゾール等も挙げられる。
【0112】
併用薬剤は、好ましくはインスリン製剤、インスリン抵抗性改善剤、α−グルコシダーゼ阻害剤、ビグアナイド剤、インスリン分泌促進剤(好ましくはスルホニルウレア剤)などである。
上記併用薬剤は、2種以上を適宜の割合で組み合わせて用いてもよい。2種以上の併用薬剤を用いる場合の好ましい組み合わせとしては、例えば以下のものが挙げられる。
1)インスリン抵抗性改善剤およびインスリン製剤;
2)インスリン抵抗性改善剤およびインスリン分泌促進剤;
3)インスリン抵抗性改善剤およびα−グルコシダーゼ阻害剤;
4)インスリン抵抗性改善剤およびビグアナイド剤;
5)インスリン製剤およびビグアナイド剤;
6)インスリン製剤およびインスリン分泌促進剤;
7)インスリン製剤およびα−グルコシダーゼ阻害剤;
8)インスリン分泌促進剤およびα−グルコシダーゼ阻害剤;
9)インスリン分泌促進剤およびビグアナイド剤;
10)インスリン抵抗性改善剤、インスリン製剤およびビグアナイド剤;
11)インスリン抵抗性改善剤、インスリン製剤およびインスリン分泌促進剤;
12)インスリン抵抗性改善剤、インスリン製剤およびα−グルコシダーゼ阻害剤;
13)インスリン抵抗性改善剤、インスリン分泌促進剤およびビグアナイド剤;
14)インスリン抵抗性改善剤、インスリン分泌促進剤およびα−グルコシダーゼ阻害剤;および
15)インスリン抵抗性改善剤、ビグアナイド剤およびα−グルコシダーゼ阻害剤。
【0113】
本発明化合物と併用薬剤とを組み合せて用いることにより、本発明化合物および/または併用薬剤(好ましくはインスリン製剤、インスリン抵抗性改善剤、インスリン分泌促進剤およびビグアナイド剤)の作用の増強、本発明化合物および/または併用薬剤(好ましくはインスリン抵抗性改善剤、インスリン分泌促進剤およびビグアナイド剤)の投与量の低減、本発明化合物および/または併用薬剤の副作用の低減などの優れた効果を得ることができる。
【0114】
以下、本発明化合物の製造法について説明する。
化合物(I)は、自体公知の方法、例えば以下に示すA法〜E法、K法あるいはこれらに準ずる方法により製造することができる。なお、以下の各製造法において、原料化合物は塩として用いてもよく、このような塩としては、前記化合物(I)の塩として例示したものが用いられる。
式(I)中、Xbが−O−、−S−、または−NR−(Rは前記と同意義を示す)である化合物(I−1)は、例えば以下のA法によって製造される。
[A法]
【0115】
【化35】
Figure 2004277397
【0116】
[式中、Eは脱離基を、その他の記号は前記と同意義を示す。]
ここで、Eで示される脱離基としては、例えばヒドロキシ基、ハロゲン原子または−OSO11(R11は炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルキル基で置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール基を示す)などが挙げられる。
ハロゲン原子としては、例えばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素などが挙げられる。なかでも塩素、臭素、ヨウ素などが好ましい。
11で示される「炭素数1〜6のアルキル基」および「炭素数1〜6のアルキル基で置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール基」における炭素数1〜6のアルキル基としては、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec.−ブチル、t.−ブチルが挙げられ、なかでもメチルが好ましい。
また、R11で示される「炭素数1〜6のアルキル基で置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール基」における炭素数6〜10のアリール基としては、例えばフェニル、ナフチルが挙げられ、なかでもフェニルが好ましい。
11は、特に好ましくはメチル、トリルなどである。
【0117】
本法では、化合物(II)と化合物(III)との反応により化合物(I−1)を製造する。
Eがヒドロキシ基である場合、本反応は、自体公知の方法、例えば、シンセシス(Synthesis) 1頁 (1981年)に記載の方法、あるいはそれに準じた方法により行われる。すなわち、本反応は、通常、有機リン化合物および親電子剤の存在下、反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で行われる。
有機リン化合物としては、例えばトリフェニルホスフィン、トリブチルホスフィンなどが挙げられる。
親電子剤としては、例えばアゾジカルボン酸ジエチル、アゾジカルボン酸ジイソプロピル、アゾジカルボニルジピペラジンなどが挙げられる。
有機リン化合物および親電子剤の使用量は、化合物(III)に対し、好ましくは約1〜約5モル当量である。
反応に悪影響を及ぼさない溶媒としては、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類;クロロホルム、ジクロロメタンなどのハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド類;ジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げられる。これらの溶媒は、適宜の割合で混合して用いてもよい。
化合物(II)の使用量は、化合物(III)に対し、好ましくは約1〜約5モル当量である。
反応温度は、通常、約−50〜約150℃、好ましくは約−10〜約100℃である。
反応時間は、通常、約0.5〜約20時間である。
【0118】
Eがハロゲン原子または−OSO11である場合、本反応は、常法に従い、塩基の存在下、反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で行われる。
塩基としては、例えば水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸セシウム、炭酸水素カリウム、酢酸カリウム、酢酸ナトリウム、プロピオン酸カリウム、プロピオン酸ナトリウムなどのアルカリ金属またはアルカリ土類金属塩;ピリジン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、トリメチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリプロピルアミン、N−メチルモルホリン、1,4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン(DABCO)、プロトンスポンジ、4−ジメチルアミノピリジン、4−ジエチルアミノピリジン、ピコリン、キノリンなどのアミン類;水素化カリウム、水素化ナトリウム、水素化カルシウムなどの金属水素化物;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム t.−ブトキシドなどのアルカリ金属アルコキシド、水酸化4級アンモニウム類(例、Triton B(商品名)、テトラブチルアンモニウムヒドロキサイド)などが挙げられる。
これら塩基の使用量は、化合物(III)に対し、好ましくは約1〜約5モル当量である。
反応に悪影響を及ぼさない溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテルなどのエーテル類;アセトン、2−ブタノンなどのケトン類;クロロホルム、ジクロロメタンなどのハロゲン化炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド類;ジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げられる。これらの溶媒は、適宜の割合で混合して用いてもよい。
化合物(II)の使用量は、化合物(III)に対し、好ましくは約1〜約5モル当量である。
反応温度は、通常、約−50〜約150℃、好ましくは約−10〜約100℃である。
反応時間は、通常、約0.5〜約20時間である。
このようにして得られる化合物(I−1)は、公知の分離精製手段、例えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフィーなどにより単離精製することができる。
上記A法で原料化合物として用いられる化合物(II)および化合物(III)は、例えばWO 01/38325等に記載の方法、あるいはこれに準ずる方法によって製造することができる。
【0119】
式(I)中、Xbが−S(O)−(mは1または2を示す)である化合物(I−3)は、例えば以下のB法によって製造される。
[B法]
【0120】
【化36】
Figure 2004277397
【0121】
[式中の記号は前記と同意義を示す。]
本法では、化合物(I−2)を酸化反応に付すことにより化合物(I−3)を製造する。本反応は、通常、酸化剤を用いて、反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で行われる。
酸化剤としては、例えば、3−クロロフェニル過安息香酸、過ヨウ素酸ナトリウム、過酸化水素、過酢酸などが挙げられる。
反応に悪影響を及ぼさない溶媒としては、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類;クロロホルム、ジクロロメタンなどのハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド類;エタノール、メタノールなどのアルコール類などが挙げられる。これらの溶媒は、適宜の割合で混合して用いてもよい。
反応温度は、通常、約−50〜約150℃、好ましくは約−10〜約100℃である。
反応時間は、通常、約0.5〜約20時間である。
このようにして得られる化合物(I−3)は、公知の分離精製手段、例えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフィーなどにより単離精製することができる。
なお、上記B法で原料化合物として用いられる化合物(I−2)は、例えば上記A法により製造される。
【0122】
式(I)中、Rが−OHである化合物(I−5)は、例えば以下のC法によっても製造される。
[C法]
【0123】
【化37】
Figure 2004277397
【0124】
[式中、R12は置換されていてもよい炭化水素基を、その他の記号は前記と同意義を示す。]
本法では、化合物(I−4)を加水分解反応に付すことにより、化合物(I−5)を製造する。
ここで、上記R12で示される「置換されていてもよい炭化水素基」としては、前記Rとして例示したものが挙げられる。R12は、好ましくは炭素数1ないし6のアルキル基であり、さらに好ましくはメチル、エチルなどである。
本反応は、常法に従い、酸または塩基の存在下、含水溶媒中で行われる。
酸としては、例えば塩酸、硫酸、臭化水素酸などの無機酸;酢酸などの有機酸などが挙げられる。
塩基としては、例えば炭酸カリウム、炭酸ナトリウムなどのアルカリ金属炭酸塩;ナトリウムメトキシドなどのアルカリ金属アルコキシド;水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムなどの水酸化アルカリ金属などが挙げられる。
酸または塩基の使用量は、通常、化合物(I−4)に対して過剰量である。好ましくは、酸の使用量は、化合物(I−4)に対し、約2〜約50当量、塩基の使用量は、化合物(I−4)に対し、約1.2〜約5当量である。
含水溶媒としては、例えばメタノール、エタノールなどのアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテルなどのエーテル類;ジメチルスルホキシドおよびアセトンなどから選ばれる1種以上の溶媒と水との混合溶媒などが挙げられる。
反応温度は、通常、約−20〜約150℃、好ましくは約−10〜約100℃である。
反応時間は、通常、約0.1〜約20時間である。
このようにして得られる化合物(I−5)は,公知の分離精製手段、例えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフィーなどにより単離精製することができる。
上記C法で原料化合物として用いられる化合物(I−4)は、例えば上記A法またはB法により製造される。
【0125】
式(I)中、Rが−NR(RおよびRは、前記と同意義を示す)である化合物(I−6)は、例えば以下のD法によっても製造される。
[D法]
【0126】
【化38】
Figure 2004277397
【0127】
[式中の記号は前記と同意義を示す。]
本法では、化合物(I−5)をアミド化反応に付すことにより、化合物(I−6)を製造する。本反応は、自体公知の方法、例えば、化合物(I−5)と化合物(IV)とを縮合剤を用いて直接縮合させる方法、あるいは、化合物(I−5)の反応性誘導体と化合物(IV)とを適宜反応させる方法等を用いて行われる。ここで、化合物(I−5)の反応性誘導体としては、例えば、酸無水物、酸ハライド(例、酸クロリド、酸ブロミド)、イミダゾリド、あるいは混合酸無水物(例えばメチル炭酸、エチル炭酸、イソブチル炭酸との無水物など)などが挙げられる。
【0128】
前記縮合剤としては、例えばジシクロヘキシルカルボジイミド、ジイソプロピルカルボジイミド、1−エチル−3−ジメチルアミノプロピルカルボジイミド及びその塩酸塩などのカルボジイミド系縮合試薬;シアノりん酸ジエチル、アジ化ジフェニルホスホリルなどのりん酸系縮合試薬;カルボニルジイミダゾール、2−クロロ−1,3−ジメチルイミダゾリウムテトラフルオロボレートなど一般に知られている縮合剤が挙げられる。
縮合剤を用いる方法において用いられる溶媒としては、例えば、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミドなどのアミド類;クロロホルム、ジクロロメタンなどのハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテルなどのエーテル類;酢酸エチル、水などが挙げられる。これらの溶媒は、適宜の割合で混合して用いてもよい。
化合物(IV)の使用量は、化合物(I−5)に対して、通常、0.1〜10モル当量、好ましくは0.3〜3モル当量である。
縮合剤の使用量は、化合物(I−5)に対して、通常、0.1〜10モル当量、好ましくは0.3〜3モル当量である。
縮合剤として、ジシクロヘキシルカルボジイミド、ジイソプロピルカルボジイミド、1−エチル−3−ジメチルアミノプロピルカルボジイミド及びその塩酸塩などのカルボジイミド系縮合試薬を用いる場合、必要に応じて適当な縮合促進剤(例、1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、N−ヒドロキシこはく酸イミド、N−ヒドロキシフタルイミドなど)を用いることにより反応効率を向上させることができる。また、縮合剤として、シアノりん酸ジエチル、アジ化ジフェニルホスホリルなどのりん酸系縮合試薬を用いる場合、通常トリエチルアミンなどの有機アミン性塩基を添加することにより反応効率を向上させることができる。
上記した縮合促進剤や有機アミン性塩基の使用量は、化合物(I−5)に対して、0.1〜10モル当量、好ましくは0.3〜3モル当量である。
反応温度は、通常、−30℃〜100℃である。
反応時間は、通常、0.5〜60時間である。
【0129】
化合物(I−5)の反応性誘導体を用いる方法において、例えば化合物(I−5)の反応性誘導体として酸ハライドを用いる場合、反応は、塩基の存在下、反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で行われる。
塩基としては、例えばトリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N,N−ジメチルアニリンなどのアミン類;炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属塩等が挙げられる。
反応に悪影響を及ぼさない溶媒としては、例えば、クロロホルム、ジクロロメタンなどのハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテルなどのエーテル類、酢酸エチル、水などが挙げられる。これらの溶媒は、適宜の割合で混合して用いてもよい。
化合物(IV)の使用量は、化合物(I−5)に対し0.1〜10モル当量、好ましくは0.3〜3モル当量である。
反応温度は、通常、−30℃〜100℃である。
反応時間は、通常、0.5〜20時間である。
前記した酸ハライドは、例えば化合物(I−5)を用いて、ジャーナル オブオーガニック ケミストリー (J. Org. Chem.) 52巻、5143頁 (1987年)等に記載の方法、あるいはこれに準ずる方法によって製造することができる。
【0130】
また、化合物(I−5)の反応性誘導体として混合酸無水物を用いる場合、化合物(I−5)とクロロ炭酸エステル(例、クロロ炭酸メチル、クロロ炭酸エチル、クロロ炭酸イソブチル)を塩基(例、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N,N−ジメチルアニリンなどのアミン類;炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属塩)の存在下に反応させ、さらに化合物(IV)と反応させる。
化合物(IV)の使用量は、化合物(I−5)に対して、通常0.1〜10モル当量、好ましくは0.3〜3モル当量である。
反応温度は、通常、−30℃〜100℃である。
反応時間は、通常、0.5〜20時間である。
このようにして得られる化合物(I−6)は,公知の分離精製手段、例えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフィーなどにより単離精製することができる。
なお、上記D法で原料化合物として用いられる化合物(I−5)は、例えば上記A法〜C法により製造される。また、化合物(IV)としては、公知のものが用いられる。
【0131】
式(I)中、Xbが結合手である化合物(I−7)は、例えば以下のE法によって製造される。
[E法]
【0132】
【化39】
Figure 2004277397
【0133】
[式中、Tは−O−、−S−または−NR−(Rは前記と同意義を示す)を、Vは水素原子または置換基を、その他の記号は前記と同意義を示す。]
Vで示される置換基としては、前記環Cにおける置換基として例示したものが挙げられる。
[工程1]
本法は、前記D法における化合物(I−5)と化合物(IV)との反応と同様にして行われる。
このようにして得られる化合物(VII)は,公知の分離精製手段、例えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフィーなどにより単離精製することができる。また、化合物(VII)を単離せずに、化合物(VII)を含む反応混合物を工程2の原料として用いてもよい。
なお、上記E法の工程1で原料化合物として用いられる化合物(V)は、例えばWO 01/38325等に記載の方法、あるいはこれに準ずる方法によって製造することができる。また、化合物(VI)は、公知の方法によって製造することができる。
【0134】
[工程2]
本法では、化合物(VII)を閉環反応に付すことにより、化合物(I−7)を製造する。
本反応は、常法に従い、アンモニウム塩の存在下、反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で行われる。
アンモニウム塩としては、例えば酢酸アンモニウムなどが挙げられる。
アンモニウム塩の使用量は、化合物(VII)に対して、通常0.1〜10モル当量、好ましくは0.3〜5モル当量である。
反応に悪影響を及ぼさない溶媒としては、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類;クロロホルム、ジクロロメタンなどのハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド類;エタノール、メタノールなどのアルコール類;酢酸などの有機酸などが挙げられる。これらの溶媒は、適宜の割合で混合して用いてもよい。
反応温度は、通常、約−50〜約200℃、好ましくは約−10〜約150℃である。
反応時間は、通常、約0.5〜約20時間である。
このようにして得られる化合物(I−7)は、公知の分離精製手段、例えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフィーなどにより単離精製することができる。
【0135】
上記A法で原料化合物として用いられる化合物(II)のうち、Ya−(CH−CH−(nは0ないし5の整数を示す)、かつEがヒドロキシ基である化合物(II−1)は、例えば以下のF法によっても製造される。
[F法]
【0136】
【化40】
Figure 2004277397
【0137】
[式中、R13はCHOまたはCOOR14(R14は炭素数1〜6のアルキル基を示す)を、その他の記号は前記と同意義を示す]
14で示される炭素数1〜6のアルキル基としては、前記R11として例示したものが用いられる。
本法では、化合物(VIII)を還元反応に付すことにより、化合物(II−1)を製造する。
本反応は、通常、還元剤の存在下、反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で行われる。
還元剤としては、例えば、水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウム、水素化ジイソブチルアルミニウム等の金属水素化合物;水素化ホウ素ナトリウム、シアン化水素化ホウ素ナトリウム、水素化アルミニウムリチウム、水素化アルミニウムナトリウム等の金属水素錯化合物などが挙げられる。
還元剤の使用量は、化合物(VIII)に対して、通常、1ないし20モル当量である。
反応に悪影響を及ぼさない溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、2−プロパノール、ブタノール、イソブタノール、tert−ブタノール等のアルコール類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン等のエーテル類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等のアミド類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、1,1,2,2−テトラクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素類などが挙げられる。これらの溶媒は、適宜の割合で混合して用いてもよい。
反応温度は、通常、−70〜150℃、好ましくは−20〜100℃である。
反応時間は、通常、0.1〜100時間、好ましくは0.1〜40時間である。
このようにして得られる化合物(II−1)は、公知の分離精製手段、例えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフィーなどにより単離精製することができる。
【0138】
本発明において、式
【0139】
【化41】
Figure 2004277397
【0140】
[式中、R13aはCHOH、CHOまたはCOOR14(R14は前記と同意義を示す)を、その他の記号は前記と同意義を示す]で表される化合物およびその塩は、前記A法またはF法における原料化合物として有用である。
【0141】
上記F法で原料化合物として用いられる化合物(VIII)のうち、Xaが結合手、かつnがna(naは2ないし5の整数を示す)である化合物(VIII−1)は、例えば以下のG法によって製造される。
[G法]
【0142】
【化42】
Figure 2004277397
【0143】
[式中Yaaは−CH=CH−または−C≡C−を、その他の記号は前記と同意義を示す]
本法では、化合物(X)を水素化反応に付すことにより、化合物(VIII−1)を製造する。
本反応は、例えばパラジウム−カーボン、パラジウム黒、塩化パラジウム、酸化白金、白金黒、白金−パラジウム、ラネーニッケル、ラネーコバルトなどの金属触媒および水素源の存在下、反応に悪影響をおよぼさない溶媒中で行うことができる。
金属触媒の使用量は、化合物(X)に対して、通常、0.001ないし1000モル当量、好ましくは0.01ないし100モル当量である。
水素源としては、例えば水素ガス、ギ酸、ギ酸アミン塩、ホスフィン酸塩、ヒドラジンなどが挙げられる。
反応に悪影響を及ぼさない溶媒としては、前記F法において例示したものが用いられる。
反応温度および反応時間は、前記F法と同様である。
このようにして得られる化合物(VIII−1)は、公知の分離精製手段、例えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフィーなどにより単離精製することができる。
【0144】
また、上記F法で原料化合物として用いられる化合物(VIII)のうち、Xaが結合手、かつnが0である化合物(VIII−2)は、例えばWO 01/38325などに記載の方法、あるいはこれに準ずる方法によって製造することができる。
【0145】
上記G法で原料化合物として用いられる化合物(X)のうち、R13がCOOR14(R14は前記と同意義を示す)である化合物(X−1)は、例えば以下のH法によって製造される。
[H法]
【0146】
【化43】
Figure 2004277397
【0147】
[式中、Halはハロゲン原子を、その他の記号は前記と同意義を示す]
Halで示されるハロゲン原子としては、例えばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素などが挙げられる。なかでも臭素、ヨウ素などが好ましい。
本法では、化合物(XI)と化合物(XII)とを反応させることにより、化合物(X−1)を製造する。
本反応は、通常、金属触媒及び配位子の存在下、反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で行われる。
ここで、金属触媒としては、例えばパラジウム類[例、酢酸パラジウム、塩化パラジウム、臭化パラジウム、ヨウ化パラジウム、塩化ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)、塩化ビス(アセトニル)パラジウム(II)、トリフルオロ酢酸パラジウムなどの2価のパラジウム塩及びその錯体;パラジウム炭素、パラジウム黒、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム、ビス(ベンザルアセトン)パラジウム(0)などの0価のパラジウム及びその錯体]、ニッケル類(例、酢酸ニッケル、塩化ニッケル)、コバルト類(例、塩化コバルト)などが挙げられる。
また、配位子としては、例えばホスフィン類(例、トリメチルホスフィン、トリエチルホスフィン、トリ−n−ブチルホスフィン、トリ−tert−ブチルホスフィン、トリフェニトルホスフィン、トリ−o−トリルホスフィン、トリ−p−トリルホスフィン、BINAP[2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル]、トリ(2−フリル)ホスフィン、トリ(2−チエニル)ホスフィン、1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン、1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン、1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタンなど)などが挙げられる。
反応に悪影響を及ぼさない溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類;ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタンなどのエーテル類;メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、tert−ブタノールなどのアルコール類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類;アセトニトリル、プロピオニトリルなどのニトリル類;アセトン、2−ブタノン、2−ペンタノンなどのケトン類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルイミダゾリジノンなどのアミド類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、1,1,2,2−テトラクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素類;ジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類;水などが用いられる。これらの溶媒は、適宜の割合で混合して用いてもよい。
本反応は、反応を促進させることを目的として、塩基または4級アンモニウム塩の存在下に行ってもよい。該塩基としては、例えばアルカリ金属またはアルカリ土類金属塩(例、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸セシウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カルシウム、プロピオン酸カリウム、プロピオン酸ナトリウム)、金属水素化物(例、水素化カリウム、水素化ナトリウム、水素化カルシウム)、アミン類(例、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリプロピルアミン、N−メチルモルホリン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU)、1,4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン(DABCO)、プロトンスポンジ、4−ジメチルアミノピリジン、4−ジエチルアミノピリジン、ピリジン、ピコリン、キノリン)などが挙げられる。また、4級アンモニウム塩としては、例えば、テトラエチルアンモニウムクロリド、テトラエチルアンモニウムブロミド、ベンジルトリメチルアンモニウムクロリド、ベンジルトリメチルアンモニウムブロミドなどが挙げられる。
化合物(XII)の使用量は、化合物(XI)に対して、通常、1〜100モル当量、好ましくは1〜10モル当量である。
金属触媒及び配位子の使用量は、反応条件によって異なるが、通常、化合物(XI)に対して、通常、0.00001〜100モル当量、好ましくは、0.0001〜10モル当量である。
塩基または4級アンモニウム塩の使用量は、通常、化合物(XI)に対して、0.01〜100モル当量、好ましくは0.1〜10モル当量である。
反応温度は、通常、−30〜200℃、好ましくは−10〜150℃である。
反応時間は、通常、0.1〜100時間、好ましくは0.1〜40時間である。
このようにして得られる化合物(X−1)は、公知の分離精製手段、例えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフィーなどにより単離精製することができる。
上記した化合物(XII)は、自体公知の方法にしたがって製造することができる。
【0148】
また、前記した化合物(X−1)のうち、Yaaが−CH=CH−、かつnaが2である化合物(X−1a)は、上記F法で原料化合物として用いられる化合物(VIII)のうち、Xaが結合手、nが0、かつR13がCHOである化合物(VIII−2a)を有機リン試薬と反応させることによっても製造される。
本反応は、常法に従い、塩基の存在下、反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で行われる。
有機リン試薬としては、例えばジメチルホスホノ酢酸メチル、ジエチルホスホノ酢酸エチル、ジメチルホスホノ酢酸エチルなどが挙げられる。
有機リン試薬の使用量は、化合物(VIII−2a)に対し、好ましくは約1〜約10モル当量である。
塩基および反応に悪影響を及ぼさない溶媒としては、前記A法においてEがハロゲン原子または−OSO11である場合の反応と同様のものが用いられる。また、塩基の使用量、反応温度および反応時間も該反応と同様である。
このようにして得られる化合物(X−1a)は、公知の分離精製手段、例えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフィーなどにより単離精製することができる。
【0149】
上記した化合物(VIII−2a)は、例えば上記F法で製造される化合物(II−1)のうち、Xaが結合手、かつnが0である化合物(II−1a)を酸化反応に付すことによっても製造される。
ここで、酸化反応は、常法に従い、酸化剤の存在下、反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で行われる。
酸化剤としては、例えば二酸化マンガン、クロロクロム酸ピリジニウム、二クロム酸ピリジニウム、酸化ルテニウムなどの金属酸化剤などが挙げられる。
酸化剤の使用量は、化合物(II−1a)に対し、好ましくは約1〜約10モル当量である。
反応に悪影響を及ぼさない溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテルなどのエーテル類;クロロホルム、ジクロロメタンなどのハロゲン化炭化水素類などが挙げられる。これらの溶媒は、適宜の割合で混合して用いてもよい。
反応温度は、通常、約−50〜約150℃、好ましくは約−10〜約100℃である。
反応時間は、通常、約0.5〜約20時間である。
【0150】
また、化合物(VIII−2a)は、ジメチルスルホキシド;またはジメチルスルホキシドとクロロホルム、ジクロロメタンなどのハロゲン化炭化水素類との混合溶媒中、化合物(II−1a)に、三酸化硫黄ピリジン錯体またはオキサリルクロリドなどの反応試剤を加え、さらにトリエチルアミン、N−メチルモルホリンなどの有機塩基を反応させることによっても製造することができる。
反応試剤の使用量は、化合物(II−1a)に対し、好ましくは約1〜約10モル当量である。
有機塩基の使用量は、化合物(II−1a)に対し、好ましくは約1〜約10モル当量である。
反応温度は、通常、約−50〜約150℃、好ましくは約−10〜約100℃である。
反応時間は、通常、約0.5〜約20時間である。
このようにして得られる化合物(VIII−2a)は、公知の分離精製手段、例えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフィーなどにより単離精製することができる。
【0151】
なお、前記H法において、化合物(XII)の代わりに、アリルアルコールを用いることにより、化合物(VIII)のうち、Xaが結合手、nが2、かつR13がCHOである化合物(VIII−3)を製造することができる。
このようにして得られる化合物(VIII−3)は、公知の分離精製手段、例えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフィーなどにより単離精製することができる。
【0152】
上記H法で原料化合物として用いられる化合物(XI)は、例えば以下のI法によって製造される。
[I法]
【0153】
【化44】
Figure 2004277397
【0154】
[式中の記号は前記と同意義を示す]
本法では、化合物(XIII)をハロゲン化反応に付すことにより、化合物(XI)を製造する。
本反応は、自体公知の方法、例えばテトラヘドロン レタース(Tetrahedron Lett.)42巻,863ページ(2001年);ジャーナル オブ ヘテロサイクリック ケミストリー(J. Heterocycl. Chem.)32巻, 1351ページ(1995年)などに記載の方法、あるいはこれに準ずる方法にしたがって行われる。
また、本反応は、ハロゲン化剤を用いて、反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で行うこともできる。
ハロゲン化剤としては、例えば臭素、ヨウ素、N−ブロモコハク酸イミド、N−ヨードコハク酸イミド、N−クロロコハク酸イミド、塩化スルフリルなどが挙げられる。
ハロゲン化剤の使用量は、化合物(XIII)に対し、通常、1〜約20モル当量である。
反応に悪影響をおよぼさない溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテルなどのエーテル類;クロロホルム、ジクロロメタンなどのハロゲン化炭化水素類;アセトニトリル、プロピオニトリルなどのニトリル類; N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルイミダゾリジノンなどのアミド類;酢酸、プロピオン酸などのカルボン酸類などが挙げられる。これらの溶媒は、適宜の割合で混合して用いてもよい。
反応温度は、通常、約−20〜約150℃、好ましくは約0〜約100℃である。
反応時間は、通常、約0.1〜約20時間である。
このようにして得られる化合物(XI)は、公知の分離精製手段、例えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフィーなどにより単離精製することができる。
【0155】
上記I法で原料化合物として用いられる化合物(XIII)は、自体公知の方法、例えばヘテロサイクルズ(Heterocycles)22巻, 859ページ(1984年) ;ジャーナル オブ オーガニック ケミストリー(J. Org. Chem.)48巻, 3807ページ(1983年);テトラヘドロン レタース(Tetrahedron Lett.)34巻,75ページ(1993年)などに記載の方法、あるいはこれに準ずる方法によって製造することができる。
また、化合物(XIII)のうち、環Bで示される1,2−アゾール環がピラゾール環である化合物(XIII−1)は、例えば以下のJ法によっても製造される。
[J法]
【0156】
【化45】
Figure 2004277397
【0157】
[式中、Halはハロゲン原子を、B’は1ないし3個の置換基をさらに有していてもよいピラゾール環を、その他の記号は前記と同意義を示す]
ここで、Halで示されるハロゲン原子としては、例えばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素などが挙げられる。なかでもフッ素、塩素、臭素などが好ましい。
B’で示される「1ないし3個の置換基をさらに有していてもよいピラゾール環」としては、前記Bとして例示した「1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい1,2−アゾール環」のうち、1,2−アゾール環がピラゾール環であるものが挙げられる。
本法では、化合物(XIV)と化合物(XV)とを反応させることにより、化合物(XIII−1)を製造する。
本反応は、前記A法においてEがハロゲン原子または−OSO11である場合の反応と同様にして行われる。
このようにして得られる化合物(XIII−1)は、公知の分離精製手段、例えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフィーなどにより単離精製することができる。
【0158】
上記J法で原料化合物として用いられる化合物(XIV)および化合物(XV)は、自体公知の方法にしたがって製造することができる。例えば化合物(XV)は、インオーガニック ケミストリー(Inorg. Chem.)28巻, 1091ページ(1998年);WO 02/44173などに記載の方法、あるいはこれに準ずる方法によって製造することができる。
【0159】
前記した化合物(I−4)のうち、Xcが結合手、かつYcが−CH−である化合物(I−4a)は、例えば以下のK法によっても製造される。
[K法]
【0160】
【化46】
Figure 2004277397
【0161】
[式中の記号は前記と同意義を示す。]
12で示される置換されていてもよい炭化水素基は、好ましくは炭素数1ないし6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec.−ブチル、t.−ブチル)、炭素数7ないし13のアラルキル基(例、ベンジル)などであり、さらに好ましくはメチル、エチルなどである。
本法では、化合物(XVI)とメチルメチルチオメチルスルホキシド(以下、FAMSOと略記する)とを反応させて化合物(XVII)を製造し、該化合物(XVII)と化合物(XVIII)とを反応させて化合物(I−4a)を製造する。
本法は、自体公知の方法、例えばジャーナル オブ オーガニック ケミストリー(J. Org. Chem.)47巻、5404ページ(1982年)などに記載の方法、あるいはこれに準ずる方法によって製造することができる。
例えば、化合物(XVI)とFAMSOとの反応は、通常、塩基の存在下、反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で行われる。本反応は、前記A法においてEがハロゲン原子または−OSO11である場合の反応と同様にして行われる。
このようにして得られる化合物(XVII)は、公知の分離精製手段、例えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフィーなどにより単離精製することができる。
【0162】
化合物(XVII)と化合物(XVIII)との反応は、通常、酸の存在下に行われる。
ここで、酸としては、塩酸、臭化水素酸、硫酸等の鉱酸;塩化水素ガス、臭化水素ガス等の酸性ガス;酢酸、プロピオン酸等の有機酸などが用いられる。酸の使用量は化合物(XVII)に対して、通常、0.01〜100モル当量、好ましくは0.1〜10モル当量である。
反応温度は−30〜200℃、好ましくは−10〜150℃である。
反応時間は、通常、約0.1〜約20時間である。
なお、本反応は、前記した化合物(XVI)とFAMSOとの反応において用いられる溶媒の存在下に行ってもよい。
このようにして得られる化合物(I−4a)は、公知の分離精製手段、例えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフィーなどにより単離精製することができる。
【0163】
前記K法で原料化合物として用いられる化合物(XVI)は、例えば以下のL法によって製造される。
[L法]
【0164】
【化47】
Figure 2004277397
【0165】
[式中の記号は前記と同意義を示す。]
本法では、化合物(II)と化合物(XIX)とを反応させることにより、化合物(XVI)を製造する。本反応は、前記A法と同様にして行われる。
このようにして得られる化合物(XVI)は、公知の分離精製手段、例えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフィーなどにより単離精製することができる。
上記化合物(XIX)は、自体公知の方法にしたがって製造することができる。
【0166】
前記の各反応において、原料化合物が置換基としてアミノ基、カルボキシル基、水酸基、カルボニル基を有する場合、これらの基にペプチド化学などで一般的に用いられるような保護基が導入されていてもよく、反応後に必要に応じて保護基を除去することにより目的化合物を得ることができる。
アミノ基の保護基としては、前記Rとして例示したものが挙げられる。
カルボキシル基の保護基としては、例えば、C1−6アルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、tert−ブチル)、C7−11アラルキル基(例、ベンジル)、フェニル基、トリチル基、シリル基(例、トリメチルシリル、トリエチルシリル、ジメチルフェニルシリル、tert−ブチルジメチルシリル、tert−ブチルジエチルシリル)、C2−6アルケニル基(例、1−アリル)などが挙げられる。これらの基は、ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、C1−6アルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ)、ニトロ基などから選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい。
水酸基の保護基としては、前記Rとして例示したものが挙げられる。
カルボニル基の保護基としては、例えば、環状アセタール(例、1,3−ジオキサン)、非環状アセタール(例、ジ−C1−6アルキルアセタール)などが挙げられる。
また、これらの保護基の除去方法は、自体公知の方法、例えば、プロテクティブ グループス イン オーガニック シンセシス(Protective Groups in Organic Synthesis),John Wiley and Sons 刊(1980)に記載の方法などに準じて行えばよい。例えば、酸、塩基、紫外光、ヒドラジン、フェニルヒドラジン、N−メチルジチオカルバミン酸ナトリウム、テトラブチルアンモニウムフルオリド、酢酸パラジウム、トリアルキルシリルハライド(例、トリメチルシリルヨージド、トリメチルシリルブロミド)などを使用する方法、還元法などが用いられる。
【0167】
化合物(I)が、光学異性体、立体異性体、位置異性体、回転異性体を含有する場合には、これらも化合物(I)として含有されるとともに、自体公知の合成手法、分離手法によりそれぞれを単品として得ることができる。例えば、化合物(I)に光学異性体が存在する場合には、該化合物から分割された光学異性体も化合物(I)に包含される。
光学異性体は自体公知の方法により製造することができる。具体的には、光学活性な合成中間体を用いる、または、最終物のラセミ体を常法に従って光学分割することにより光学異性体を得る。
【0168】
光学分割法としては、自体公知の方法、例えば、分別再結晶法、キラルカラム法、ジアステレオマー法等が用いられる。
1)分別再結晶法
ラセミ体と光学活性な化合物(例、(+)−マンデル酸、(−)−マンデル酸、(+)−酒石酸、(−)−酒石酸、(+)−1−フェネチルアミン、(−)−1−フェネチルアミン、シンコニン、(−)−シンコニジン、ブルシン)と塩を形成させ、これを分別再結晶法によって分離し、所望により、中和工程を経てフリーの光学異性体を得る方法。
2)キラルカラム法
ラセミ体またはその塩を光学異性体分離用カラム(キラルカラム)にかけて分離する方法。例えば液体クロマトグラフィの場合、ENANTIO−OVM(トーソー社製)あるいは、ダイセル社製 CHIRALシリーズなどのキラルカラムに光学異性体の混合物を添加し、水、種々の緩衝液(例、リン酸緩衝液)、有機溶媒(例、エタノール、メタノール、イソプロパノール、アセトニトリル、トリフルオロ酢酸、ジエチルアミン)を単独あるいは混合した溶液として展開させることにより、光学異性体を分離する。また、例えばガスクロマトグラフィーの場合、CP−Chirasil−DeX CB(ジーエルサイエンス社製)などのキラルカラムを使用して分離する。
【0169】
3)ジアステレオマー法
ラセミ体の混合物を光学活性な試薬と化学反応によってジアステレオマーの混合物とし、これを通常の分離手段(例えば、分別再結晶、クロマトグラフィー法等)などを経て単一物質とした後、加水分解反応などの化学的な処理により光学活性な試薬部位を切り離すことにより光学異性体を得る方法。例えば、化合物(I)が分子内にヒドロキシまたは1,2級アミノを有する場合、該化合物と光学活性な有機酸(例、MTPA〔α−メトキシ−α−(トリフルオロメチル)フェニル酢酸〕、(−)−メントキシ酢酸)などとを縮合反応に付すことにより、それぞれエステル体またはアミド体のジアステレオマーが得られる。一方、化合物(I)がカルボン酸基を有する場合、該化合物と光学活性アミンまたはアルコール試薬とを縮合反応に付すことにより、それぞれアミド体またはエステル体のジアステレオマーが得られる。分離されたジアステレオマーは、酸加水分解あるいは塩基性加水分解反応に付すことにより、元の化合物の光学異性体に変換される。
【0170】
【発明の実施の形態】
以下に、試験例、参考例、実施例および製剤例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。
以下の参考例および実施例において、%は特記しない限り重量パーセントを示す。また、室温とは、1〜30℃の温度を示す。
本明細書において、塩基やアミノ酸などを略号で表示する場合、IUPAC−IUB Commission on Biochemical Nomenclatureによる略号あるいは当該分野における慣用略号に基づくものであり、その例を下記する。またアミノ酸に関し光学異性体があり得る場合は、特に明示しなければL体を示すものとする。
【0171】
本願明細書の配列表の配列番号は、以下の配列を示す。
〔配列番号:1〕
参考例1aで用いられるプライマーPARD−Uの塩基配列を示す。
〔配列番号:2〕
参考例1aで用いられるプライマーPARD−Lの塩基配列を示す。
〔配列番号:3〕
参考例2aで用いられるプライマーXRA−Uの塩基配列を示す。
〔配列番号:4〕
参考例2aで用いられるプライマーXRA−Lの塩基配列を示す。
〔配列番号:5〕
参考例5aで用いられるPPRE−Uの塩基配列を示す。
〔配列番号:6〕
参考例5aで用いられるPPRE−Lの塩基配列を示す。
〔配列番号:7〕
参考例5aで用いられるプライマーTK−Uの塩基配列を示す。
〔配列番号:8〕
参考例5aで用いられるプライマーTK−Lの塩基配列を示す。
〔配列番号:9〕
参考例6aで用いられるプライマーPAG−Uの塩基配列を示す。
〔配列番号:10〕
参考例6aで用いられるプライマーPAG−Lの塩基配列を示す。
〔配列番号:11〕
参考例10aで用いられるセンス鎖プライマーの塩基配列を示す。
〔配列番号:12〕
参考例10aで用いられるアンチセンス鎖プライマーの塩基配列を示す。
【0172】
【実施例】
試験例1
マウスにおける血糖および血中脂質(トリグリセリド)低下作用
被検化合物を粉末飼料(CE−2、日本クレア)に0.005%の割合で混合し、肥満・インスリン非依存型糖尿病(II型糖尿病)モデルであるKKAマウス(9〜12週齢、1群5匹)に自由に4日間与えた。この間、水は自由に与えた。血液を眼窩静脈叢から採取し、血液から分離した血漿中のグルコースおよびトリグリセリドを、それぞれLタイプワコーGlu2(和光純薬)およびLタイプワコーTG・H(和光純薬)を用いて、酵素法により定量した。結果を表1に示す。
表中、「血糖低下作用(%)」は、被検化合物非投与群の血中グルコース値を100%とした場合の被検化合物投与群の血中グルコース値の低下率(%)を表す。また、「血中脂質低下作用(%)」は、被検化合物非投与群の血中トリグリセリド値を100%とした場合の被検化合物投与群の血中トリグリセリド値の低下率(%)を表す。
【0173】
【表1】
Figure 2004277397
Figure 2004277397
【0174】
このように本発明化合物は、優れた血糖低下作用および血中脂質低下作用を有し、糖尿病、高脂血症(特に、高トリグリセリド血症)、耐糖能不全などの予防・治療剤として有用であることが分かる。
【0175】
試験例2
マウスにおける血漿抗動脈硬化指数上昇作用
被検化合物を粉末飼料(CE−2、日本クレア)に0.005%の割合で混合し、肥満・インスリン非依存型糖尿病(II型糖尿病)モデルであるKKAマウス(9−12週齢、1群5匹)に自由に4日間与えた。この間、水は自由に与えた。血液を眼底静脈叢から採取し、血液から分離した血漿を用いて成分測定を行った。総コレステロールは、Lタイプワコーコレステロール(和光純薬)で定量した。また、血漿の一部に、HDLコレステロール沈殿試薬(和光純薬)を加えて、非HDLリポ蛋白を沈殿させ、その上清のコレステロール(HDLコレステロール)を測定した。これらのコレステロール値から血漿抗動脈硬化指数[(HDLコレステロール/総コレステロール)×100]を算出した。結果を表2に示す。
表中、「血漿抗動脈硬化指数上昇作用(%)」は、被検化合物非投与群の血漿抗動脈硬化指数を100%とした場合の被検化合物投与群の血漿抗動脈硬化指数の上昇率(%)を表す。
【0176】
【表2】
Figure 2004277397
Figure 2004277397
【0177】
このように本発明化合物は、優れた総コレステロール低下作用を有し、高脂血症(特に、高コレステロール血症)などの予防・治療剤として有用であることが分かる。また、本発明化合物は、優れた血漿抗動脈硬化指数上昇作用を有し、高脂血症(特に、低HDL血症)、動脈硬化症などの予防・治療剤として有用であることが分かる。
【0178】
試験例3(PPARγ−RXRα ヘテロ二量体リガンド活性)
後述の参考例8aで得られたPPARγ:RXRα:4ERPP/CHO−K1細胞を10%ウシ胎児血清[ライフテクノロジー社(Life Technologies, Inc.)製、米国]を含むハムF12培地[ライフテクノロジー社(Life Technologies, Inc.)製、米国]で培養した後、96ウェルホワイトプレート[コーニングコースター社(Corning Coster Corporation)製、米国]へ2×10 cells/well となるように播種し、37℃の炭酸ガスインキュベーター中で一晩培養した。
ついで、96ウェルホワイトプレートより培地を除去後、80μl の0.1%脂肪酸不含ウシ血清アルブミン(BSA)を含むハムF12培地と被検化合物20μl とを添加し、37℃の炭酸ガスインキュベーター中で18〜24時間培養した。培地を除去後、HBSS(HANKS’ BALANCED SALT SOLUTION)[バイオ フィッタカー社(BIO WHITTAKER)製、米国]で2倍希釈したビッカジーン7.5(和光純薬製)を40μl 添加し、撹拌後、1420 ARVOマルチラベルカウンター(Multilabel Counter)[パーキンエルマー社(PerkinElmer)製、米国]を用いて、ルシフェラーゼ活性を測定した。
被検化合物非投与群のルシフェラーゼ活性を1としたときの、各被検化合物のルシフェラーゼ活性から誘導倍率を算出した。被検化合物濃度と誘導倍率の値をプリズム(PRISM)[グラフパッド ソフトウェア社(GraphPad Software, Inc.)製、米国]を用いて解析することにより、被検化合物のEC50値(誘導倍率の最大値の50%を示す化合物濃度)を算出した。結果を表3に示す。
【0179】
【表3】
Figure 2004277397
Figure 2004277397
Figure 2004277397
【0180】
このように、本発明化合物は、優れたPPARγ−RXRα ヘテロ二量体リガンド活性を有することが分かる。
【0181】
試験例4(PPARδ−RXRα ヘテロ二量体リガンド活性)
参考例9aで得られた形質転換体を0.1%脂肪酸不含ウシ血清アルブミン(BSA)(和光純薬製)を含むDMEM培地[ライフテクノロジー社(Life Technologies, Inc.)製、米国]に懸濁後、96ウェルホワイトプレート[コーニング コースター社(Corning Coster Corporation)製、米国]の各ウェルへ1×10cells/wellとなるように80μlづつ播種した。続いて、被験化合物を20μl添加し、37℃、5%CO条件下で36〜48時間培養した。96ウェルホワイトプレートより培地を除去後、HBSS(HANKS’ BALANCED SALT SOLUTION)[バイオ フィッタカー社(BIO WHITTAKER)製、米国]で2倍希釈したピッカジーンLT7.5(和光純薬製)を40μl添加し、撹拌後、1420 ARVOマルチラベルカウンター(Multilabel Counter)[パーキンエルマー社(PerkinElmer)製、米国]を用いて、ルシフェラーゼ活性を測定した。
被検化合物非投与群のルシフェラーゼ活性を1としたときの、各被検化合物のルシフェラーゼ活性から誘導倍率を算出した。被検化合物濃度と誘導倍率の値をプリズム(PRISM)[グラフパッド ソフトウェア社(GraphPad Software, Inc.)製、米国]を用いて解析することにより、被検化合物のEC50値(誘導倍率の最大値の50%を示す化合物濃度)を算出した。結果を表4に示す。
【0182】
【表4】
Figure 2004277397
Figure 2004277397
Figure 2004277397
Figure 2004277397
【0183】
このように、本発明化合物は、優れたPPARδ−RXRα ヘテロ二量体リガンド活性を有することが分かった。
【0184】
参考例1a(ヒトPPARδ遺伝子のクローニング)
ヒトPPARδ遺伝子のクローニングは、膵臓cDNA(東洋紡製, 商品名:QUICK−Clone cDNA)を鋳型とし、Schmidt,A.らが報告(Mol Endocrinol 1992;6:1634−1641)しているPPARδ遺伝子の塩基配列を参考に作製したプライマーセット
PARD−U;5’−AAC GGT ACC TCA GCC ATG GAG CAG CCT CAG GAG G−3’(配列番号:1)
PARD−L;5’−TAA GTC GAC CCG TTA GTA CAT GTC CTT GTA GAT C−3’(配列番号:2)
を用いたPCR法により行った。
PCR 反応は AmpliWax PCR Gem 100(宝酒造製)を用いたホット・スタート(Hot Start)法で行った。下層混液として、10 x LA PCR Buffer 2μl、2.5 mM dNTP 溶液 3 μl、12.5 μM プライマー溶液各 2.5 μl、滅菌蒸留水 10 μlを混合した。上層混液としては、鋳型としてヒト心臓cDNA(1 ng/ml)を1μl、10 x LA PCR Buffer 3 μl、2.5 mM dNTP 溶液 1 μl、TaKaRa LA Taq DNA po1ymerase(宝酒造製) 0.5 μl、滅菌蒸留水 24.5 μlを混合した。調製した下層混液に AmpliWax PCR Gem 100(宝酒造製)を 1 個添加し、70℃ で 5分間、氷中で5分間処理後、上層混液を加え PCRの反応液を調製した。反応液の入ったチューブをサーマルサイクラー(パーキンエルマー社、米国)にセットした後、95℃で2分間処理した。さらに、95℃で15秒間、68℃で2分間のサイクルを 45 回繰り返した後、72℃で8分間処理した。得られたPCR産物をアガロースゲル(1%)電気泳動し、PPARδ遺伝子を含む1.4 kbのDNA断片をゲルから回収した後、pT7Blue−T vector(宝酒造製)に挿入することによりプラスミドpTBT−hPPARδを作製した。
参考例2a(ヒトRXRα遺伝子のクローニング)
ヒトRXRα遺伝子のクローニングは、腎臓 cDNA(東洋紡製、商品名:QUICK−Clone cDNA)を鋳型とし、マンゲルスドルフ・ディー・ジェイ(Mangelsdorf, D. J.)らが報告[ネイチャー(Nature)、1990年、345(6272)巻、224−229頁]しているRXRα遺伝子の塩基配列を参考に作製したプライマーセット
XRA−U:5’−TTA GAA TTC GAC ATG GAC ACC AAA CAT TTC CTG−3’(配列番号:3)
XRA−L:5’−CCC CTC GAG CTA AGT CAT TTG GTG CGG CGC CTC−3’(配列番号:4)
を用いたPCR法により行った。
PCR反応は、AmpliWax PCR Gem 100(宝酒造製)を用いたホット・スタート(Hot Start)法で行った。まず、10×LA PCR Buffer 2μl、2.5mM dNTP溶液3μl、12.5μMプライマー溶液各2.5μl、滅菌蒸留水10μl を混合して下層混液とした。また、鋳型としてヒト腎臓 cDNA(1ng/ml)を1μl、10×LA PCR Buffer 3μl、2.5mM dNTP溶液1μl、TaKaRa LA Taq DNA polymerase(宝酒造製)0.5μl、滅菌蒸留水24.5μl を混合して上層混液とした。
上記した下層混液にAmpliWax PCR Gem 100(宝酒造製)を1個添加し、70℃で5分間、氷中で5分間処理後、上層混液を加えPCRの反応液を調製した。反応液の入ったチューブをサーマルサイクラー(パーキンエルマー社製、米国)にセットした後、95℃で2分間処理した。さらに、95℃で15秒間、68℃で2分間のサイクルを35回繰り返した後、72℃で8分間処理した。
得られたPCR産物をアガロースゲル(1%)電気泳動し、RXRα遺伝子を含む1.4kbのDNA断片をゲルから回収した後、pT7 Blue−T vector(宝酒造製)に挿入し、プラスミド pTBT−hRXRαを得た。
【0185】
参考例3a(ヒトPPARδ発現用プラスミドの作製)
pCIベクター(プロメガ(Promega)社製、米国)をBamHI(宝酒造製)で消化後、T4 DNA ポリメラーゼ(宝酒造製)処理により末端平滑化した。その一方で、pGFP−C1(東洋紡製)をBsu36I(第一化学薬品製)で消化した後、T4 DNA ポリメラーゼ(宝酒造製)処理により末端平滑化し、両者をDNA Ligation kit(宝酒造製)で連結し、プラスミドpMCMVneoを得た。プラスミドpMCMVneo の5.6Kb KpnI−SalI断片と参考例1a記載のプラスミドpTBT−hPPARδのhPPARδ遺伝子を含む1.3kb KpnI−SalI断片を連結し、プラスミドpMCMVneo−hPPARδを作製した。
【0186】
参考例4a(ヒトRXRα発現用プラスミドの作製)
参考例3a記載のプラスミドpMCMVneoの5.6Kb EcoRI−SalI断片と参考例2a記載のプラスミドpTBT−hRXRαのhRXRα遺伝子を含む1.4kb EcoRI−XhoI断片を連結し、プラスミドpMCMVneo−hRXRαを作製した。
【0187】
参考例5a(レポータープラスミドの作製)
アシル CoA オキシダーゼのPPAR応答性エレメント(PPRE)を含むDNA断片は、以下の5’末端リン酸化合成DNAを用いて作製した。
PPRE−U:5’−pTCGACAGGGGACCAGGACAAAGGTCACGTTCGGGAG−3’(配列番号:5)
PPRE−L:5’−pTCGACTCCCGAACGTGACCTTTGTCCTGGTCCCCTG−3’(配列番号:6)
まず、PPRE−U、PPRE−Lをアニーリングした後、プラスミド pBlueScript SK+の SalI 部位に挿入した。挿入断片の塩基配列を決定することにより、PPREが4個タンデムに連結したプラスミド pBSS−PPRE4を選択した。
HSV チミジン・キナーゼ・ミニマム・プロモーター(Thymidine kinase minimum promoter)(TKプロモーター)領域のクローニングは、pRL−TK vector[プロメガ(Promega)社製、米国]を鋳型とし、ルッコウ・ビー(Luckow,B)らが報告[ヌクレイック・アシッズ・リサーチ(Nucleic Acids Res.)1987年、15(13)巻、5490頁]しているチミジン・キナーゼ(Thymidine kinase)遺伝子のプロモーター領域の塩基配列を参考に作製したプライマーセット
TK−U:5’−CCCAGATCTCCCCAGCGTCTTGTCATTG−3’(配列番号:7)
TK−L:5’−TCACCATGGTCAAGCTTTTAAGCGGGTC−3’(配列番号:8)
を用いたPCR法により行った。
PCR反応は、AmpliWax PCR Gem 100(宝酒造製)を用いたホット・スタート(Hot Start)法で行った。まず、10×LA PCR Buffer 2μl、2.5mM dNTP溶液3μl、12.5μMプライマー溶液各2.5μl、滅菌蒸留水10μl を混合して下層混液とした。また、鋳型として pRL−TK vector[プロメガ(Promega)社製、米国]を1μl、10×LA PCR Buffer 3μl、2.5mM dNTP溶液1μl、TaKaRa LA Taq DNA polymerase(宝酒造製)0.5μl、滅菌蒸留水24.5μl を混合して上層混液とした。
上記した下層混液にAmpliWax PCR Gem 100(宝酒造製)を1個添加し、70℃で5分間、氷中で5分間処理後、上層混液を加えPCRの反応液を調製した。反応液の入ったチューブをサーマルサイクラー(パーキンエルマー社製、米国)にセットした後、95℃で2分間処理した。さらに、95℃で15秒間、68℃で2分間のサイクルを35回繰り返した後、72℃で8分間処理した。
得られたPCR産物をアガロースゲル(1%)電気泳動し、TKプロモーターを含む140bのDNA断片をゲルから回収した後、pT7 Blue−T vector(宝酒造製)に挿入した。このプラスミドから制限酵素 BglII と NcoI で切断することにより得たTKプロモーターを含む断片をプラスミド pGL3−Basic vector[プロメガ(Promega)社製、米国]のBglII−NcoI 断片と連結してプラスミド pGL3−TKを作製した。
得られたプラスミド pGL3−TKのNheI−XhoI 断片4.9kbとプラスミド pBSS−PPRE4のNheI−XhoI 断片200bp を連結することにより、プラスミド pGL3−4ERPP−TKを作製した。
このプラスミド pGL3−4ERPP−TKを BamHI(宝酒造製)で切断した後、T4DNAポリメラーゼ(宝酒造製)処理により末端平滑化してDNA断片を得た。
一方、pGFP−C1(東洋紡製)を Bsu36I(NEB)で切断した後、T4DNAポリメラーゼ(宝酒造製)処理により末端平滑化し、1.6kbのDNA断片を得た。
両DNA断片を連結することにより、レポータープラスミド pGL3−4ERPP−TK neo を構築した。
【0188】
参考例6a(ヒトPPARγ遺伝子のクローニング)
ヒトPPARγ遺伝子のクローニングは、心臓 cDNA(東洋紡製、商品名:QUICK−Clone cDNA)を鋳型とし、グリーン(Greene)らが報告[ジーン・エクスプレッション(Gene Expr.)、1995年、4(4−5)巻、281−299頁]しているPPARγ遺伝子の塩基配列を参考に作製したプライマーセット
PAG−U:5’−GTG GGT ACC GAA ATG ACC ATG GTT GAC ACA GAG−3’(配列番号:9)
PAG−L:5’−GGG GTC GAC CAG GAC TCT CTG CTA GTA CAA GTC−3’(配列番号:10)
を用いたPCR法により行った。
PCR反応は、AmpliWax PCR Gem 100(宝酒造製)を用いたホット・スタート(Hot Start)法で行った。まず、10×LA PCR Buffer 2μl、2.5mM dNTP溶液3μl、12.5μMプライマー溶液各2.5μl、滅菌蒸留水10μl を混合して下層混液とした。また、鋳型としてヒト心臓 cDNA(1ng/ml)を1μl、10×LA PCR Buffer 3μl、2.5mM dNTP溶液1μl、TaKaRa LA Taq DNA polymerase(宝酒造製)0.5μl、滅菌蒸留水24.5μl を混合して上層混液とした。
上記した下層混液にAmpliWax PCR Gem 100(宝酒造製)を1個添加し、70℃で5分間、氷中で5分間処理後、上層混液を加えPCRの反応液を調製した。反応液の入ったチューブをサーマルサイクラー(パーキンエルマー社製、米国)にセットした後、95℃で2分間処理した。さらに、95℃で15秒間、68℃で2分間のサイクルを35回繰り返した後、72℃で8分間処理した。
得られたPCR産物をアガロースゲル(1%)電気泳動し、PPARγ遺伝子を含む1.4kbのDNA断片をゲルから回収した後、pT7 Blue−T vector(宝酒造製)に挿入し、プラスミド pTBT−hPPARγを得た。
【0189】
参考例7a(ヒトPPARγ、RXRα発現用プラスミドの作製)
プラスミド pVgRXR[インビトロジェン(Invitrogen)社製、米国]の7.8kb FspI−NotI 断片と参考例2aで得られたプラスミド pTBT−hRXRαのRXRα遺伝子を含む0.9kb FspI−NotI 断片を連結し、プラスミド pVgRXR2を作製した。次に、pVgRXR2を BstXI で切断した後、T4DNAポリメラーゼ(宝酒造製)処理により末端平滑化した。ついで、KpnI で切断することにより、6.5kbのDNA断片を得た。
一方、参考例6aで得られたプラスミド pTBT−hPPARγを Sal I で切断した後、T4DNAポリメラーゼ(宝酒造製)処理により末端平滑化した。ついで、KpnI で切断することにより、1.4kbのヒトPPARγ遺伝子を含むDNA断片を得た。
両DNA断片を連結することにより、プラスミド pVgRXR2−hPPARγを構築した。
【0190】
参考例8a(ヒトPPARγ、RXRα発現用プラスミドおよびレポータープラスミドのCHO−K1細胞への導入と発現細胞の取得)
10%ウシ胎児血清[ライフテクノロジー社(Life Technologies, Inc.)製、米国]を含むハムF12培地[ライフテクノロジー社(Life Technologies, Inc.)製、米国]を用いて150cmセルカルチャーフラスコ750ml[コーニングコースター社(Corning Costar Corporation)製、米国]で生育させたCHO−K1細胞を0.5g/L トリプシン−0.2g/L EDTA(エチレンジアミン四酢酸)[ライフテクノロジー社(Life Technologies, Inc.)製、米国]処理により剥がした後、細胞をPBS(Phosphate−buffered saline)[ライフテクノロジー社(Life Technologies, Inc.)製、米国]で洗浄して遠心分離(1000rpm,5分)し、PBSで懸濁した。次に、ジーンパルサー[バイオラッド社(Bio−Rad Laboratories)製、米国]を用いて、下記の条件に従って、DNAを細胞に導入した。
すなわち、0.4cm ギャップのキュベットに、8×10細胞と参考例7aで得られたプラスミド pVgRXR2−hPPARγ 10μgと参考例5aで得られたレポータープラスミド pGL3−4ERPP−TK neo 10μg を加え、電圧0.25kV、キャパシタンス960μF下でエレクトロポレーションした。その後、細胞を10%ウシ胎児血清を含むハムF12培地に移し、24時間培養し、再び細胞を剥がして遠心分離し、次に、ジェネティシン[ライフテクノロジー社(Life Technologies, Inc.)製、米国]を500μg/mlとゼオシン[インビトロジェン(Invitrogen)社製、米国]を250μg/mlになるように加えた10%ウシ胎児血清を含むハムF12培地で懸濁し、10細胞/mlとなるように希釈して96ウェルプレート[コーニング コースター社(Corning Costar Corporation)製、米国]に播種して、37℃の炭酸ガスインキュベーター中で培養することによりジェネティシン、ゼオシン耐性形質転換体を得た。
次に、得られた形質転換株を24ウェルプレート[コーニング コースター社(Corning Costar Corporation)製、米国]で培養した後、10μM 塩酸ピオグリタゾンの添加により、ルシフェラーゼが発現誘導される株、PPARγ:RXRα:4ERPP/CHO−K1細胞を選択した。
【0191】
参考例9a(ヒトPPARδ、RXRα発現用プラスミドおよびレポータープラスミドのCOS−1細胞への導入と形質転換体の取得)
COS−1細胞を150cmセルカルチャーフラスコ[コーニング コースター社(Corning Costar Corporation)製、米国]に5×10cells/50ml播種し、37℃、5%CO条件下で24時間培養した。次に、リポフェクトアミン[インビトロジェン(Invitrogen)社製、米国]を用いて、下記の条件に従って、DNAを細胞に導入した。
まず、リポフェクトアミン 125μl、PLUS Reagent(インビトロジェン(Invitrogen)社製、米国) 100μl、参考例3aで得られたプラスミドpMCMVneo−hPPARδ 2.5μg、参考例4aで得られたプラスミドpMCMVneo−hRXRα 2.5μgおよび参考例5aで得られたレポータープラスミド pGL3−4ERPP−TK neo 5μg、pRL−tk[プロメガ(Promega)社製、米国]5μgをopti−MEM[インビトロジェン(Invitrogen)社製、米国]5mlに混合して、トランスフェクション混合液を作製した。
次に、opti−MEMで洗浄したCOS−1細胞に上記トランスフェクション混合液とopti−MEM 20mlを添加し、37℃、5%CO条件下で3時間培養した。得られるCOS−1細胞に0.1%脂肪酸不含ウシ血清アルブミン(BSA)(和光純薬製)を含むDMEM培地[ライフテクノロジー社(Life Technologies, Inc.)製、米国]25mlを添加し、37℃、5%CO条件下で18〜24時間培養して形質転換体を得た。
参考例10a (ヒトGPR40の発現ベクターの構築)
ヒトGPR40をコードするDNA断片は以下のようなPCR法により取得した。すなわち、5’>CGTCGACCCGGCGGCCCCATGGACCTGCCCCCG<3’で示されるオリゴDNA(配列番号:11)をセンス鎖プライマーとして、5’>CATCGATTAGCAGTGGCGTTACTTCTGGGACTT<3’で示されるオリゴDNA(配列番号:12)をアンチセンス鎖プライマーとして、各々20pmol、10×Advantage(登録商標)2 PCR Buffer(CLONTECH)5μl、50×dNTP mix(CLONTECH)1μl、50×Advantage 2 Polymerase Mix(CLONTECH)1μl、鋳型DNAとしてヒト膵臓cDNA液(CLONTECH)1μlを含む混合液50μlを調製し、サーマルサイクラー(GeneAmp(登録商標) PCR system model9700(Applied Biosystems))を用いて96℃、1分、続いて96℃、30秒→61℃、30秒→72℃、120秒を35サイクル繰り返し、さらに72℃、10分で伸長反応させるプログラムでPCR反応を行った。反応終了液をアガロースゲル電気泳動することにより単一のプロダクトを得、TAクローニングキット(Invitrogen)を用いてクローニングし、遺伝子配列を確認した。PCRエラーがないクローンについて、制限酵素SalI(宝酒造)、ClaI(宝酒造)で二重消化した後、アガロースゲル電気泳動して、単一のプロダクトを切り出した。得られた断片(約1kb)をpAKKO−111ベクターに導入し、CHO細胞のトランスフェクション用に用いた。
【0192】
参考例1
塩化N−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシミドイル(11.00g)、4−ペンチン−1−オール(4.98g)およびテトラヒドロフラン(150ml)の混合物に、トリエチルアミン(10ml)のテトラヒドロフラン溶液(10ml)を0℃で滴下した後、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から3−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−プロパノール(10.68g,収率80%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点59〜60℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.41 (1H, br t), 1.92−2.14 (2H, m), 2.88−3.05 (2H, m), 3.68−3.86 (2H, m), 6.37 (1H, s), 7.66−7.76 (2H, m), 7.87−7.97 (2H, m)。
参考例2
3−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−プロパノール(9.68g)、トリエチルアミン(6.5ml)および酢酸エチル(150ml)の混合物に、塩化メタンスルホニル(3.3ml)の酢酸エチル溶液(10ml)を0℃で滴下した後、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和重曹水、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部からメタンスルホン酸3−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−プロピル(11.78g,収率94%)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.96−2.10 (2H, m), 2.86−2.96 (2H, m), 3.16 (3H, s), 4.24−4.34 (2H, m), 6.36 (1H, s), 7.65−7.76 (2H, m), 7.86−7.97 (2H, m)。
参考例3
3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(29.55g)、臭化ベンジル(35ml)、炭酸カリウム(40.99g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(300ml)の混合物を90℃で終夜かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸ベンジル(51.33g,収率92%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:5.20 (2H, s), 5.27 (2H, s), 6.49 (1H, s), 7.18−7.47 (15H, m)。
【0193】
参考例4
3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸ベンジル(50.88g)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(200ml)、テトラヒドロフラン(200ml)およびエタノール(200ml)の混合物を室温で5時間還流した後、1規定塩酸(200ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(36.91g,収率95%)を得た。アセトン−イソプロピルエーテルから再結晶した。融点163〜164℃。
H−NMR(CDCl)δ:5.27 (2H, s), 6.52 (1H, s), 7.30−7.50 (10H, m)。
参考例5
3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(33.00g)、ヨウ化メタン(8.5ml)、炭酸カリウム(18.88g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(300ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(33.48g,収率97%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点53〜54℃。
H−NMR(CDCl)δ:3.77 (3H, s), 5.28 (2H, s), 6.44 (1H, s), 7.32−7.49 (10H, m)。
参考例6
3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(15.00g)、5%パラジウム−炭素(10.92g)およびテトラヒドロフラン(200ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、1時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(10.30g,収率97%)を無色結晶として得た。テトラヒドロフラン−イソプロピルエーテルから再結晶した。融点227〜228℃。
H−NMR(CDCl)δ:3.77 (3H, s), 6.32 (1H, s), 7.35−7.54 (5H, m), 10.77 (1H, br s)。
【0194】
参考例7
3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(14.53g)およびテトラヒドロフラン(300ml)の混合物に、水素化アルミニウムリチウム(1.79g)を0℃でゆっくりと加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物に硫酸ナトリウム・10水和物(15.20g)を0℃でゆっくりと加えた後、室温で30分間かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、(3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)メタノール(11.65g,収率88%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点87〜88℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.79 (1H, t, J=6.0 Hz), 4.61 (2H, d, J=6.0 Hz), 5.28 (2H, s), 5.94 (1H, s), 7.30−7.60 (10H, m)。
参考例8
(3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)メタノール(11.20g)、活性二酸化マンガン(30.00g)およびテトラヒドロフラン(300ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボアルデヒド(10.10g,収率91%)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:5.31 (2H, s), 6.51 (1H, s), 7.32−7.52 (10H, m), 9.78 (1H, s)。
参考例9
3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボアルデヒド(6.24g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル(5.55g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、960mg)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−(3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)プロペン酸エチル(7.33g,収率94%)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.30 (3H, t, J=6.8 Hz), 4.23 (2H, q, J=6.8 Hz), 5.29 (2H s), 6.18 (1H, s), 6.33 (1H, d, J=15.8 Hz), 7.28−7.55 (10H, m)。
【0195】
参考例10
(E)−3−(3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)プロペン酸エチル(7.33g)、5%パラジウム−炭素(7.11g)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)プロピオン酸エチル(4.85g,収率89%)を無色結晶として得た。アセトン−ヘキサンから再結晶した。融点150〜151℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.23 (3H, t, J=7.2 Hz), 2.52−2.60 (2H, m), 2.86−2.94 (2H, m), 4.11 (2H, q, J=7.2 Hz), 5.59 (1H, s), 7.33−7.51 (5H, m)。
参考例11
3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(1.45g)、臭化ベンジル(1.16ml)、炭酸カリウム(1.54g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物を室温で2時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から、3−ベンジルオキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(2.20g,収率96%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:3.86 (3H, s), 4.05 (3H, s), 5.19 (2H, s), 6.21 (1H, s), 7.27−7.50 (5H, m)。
参考例12
3−ベンジルオキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(9.60g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に、水素化アルミニウムリチウム(890mg)を0℃でゆっくりと加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物に硫酸ナトリウム・10水和物(8.43g)を0℃でゆっくりと加えた後、室温で1時間かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、(3−ベンジルオキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)メタノール(8.52g,定量的)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.72 (1H, br s), 3.76 (3H, s), 4.58 (2H, d, J=6.2 Hz), 5.16 (2H, s), 5.64 (1H, s), 7.27−7.50 (5H, m)。
【0196】
参考例13
(3−ベンジルオキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)メタノール(9.40g)、活性二酸化マンガン(29.10g)およびテトラヒドロフラン(200ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から、3−ベンジルオキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボアルデヒド(6.05g,収率65%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点49.5〜50.5℃。
H−NMR(CDCl)δ:4.05 (3H, s), 5.22 (2H, s), 6.25 (1H, s), 7.26−7.51 (5H, m), 9.73 (1H, s)。
参考例14
3−ベンジルオキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボアルデヒド(3.05g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル(3.25g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、575mg)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−(3−ベンジルオキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)プロペン酸エチル(3.34g,収率83%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.33 (3H, t, J=7.0 Hz), 3.82 (3H, s), 4.26 (2H, q, J=7.0 Hz), 5.18 (2H, s), 5.95 (1H, s), 6.27 (1H, d, J=15.8 Hz), 7.27−7.53 (6H, m)。
参考例15
(E)−3−(3−ベンジルオキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)プロペン酸エチル(730mg)、10%パラジウム−炭素(73mg)およびメタノール(15ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、1時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)プロピオン酸エチル(440mg,収率87%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点132〜135℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.26 (3H, t, J=6.9 Hz), 2.59−2.66 (2H, m), 2.80−2.87 (2H, m), 3.61 (3H, s), 4.15 (2H, q, J=6.9 Hz), 5.39 (1H, s)。
【0197】
参考例16
3−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(23.10g)、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(25.09g)、炭酸カリウム(19.00g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(300ml)の混合物を100℃で終夜かき混ぜた後、反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(40.22g,収率97%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点88〜89℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.38 (3H, t, J=7.2 Hz), 2.57 (3H, s), 4.34 (2H, q, J=7.2 Hz), 8.05 (1H, dd, J=2.4, 9.3 Hz), 8.10 (1H, d, J=9.3 Hz), 8.64−8.72 (1H, m), 9.00 (1H, s)。
参考例17
3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(35.19g)のテトラヒドロフラン(300ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(360ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(29.33g,収率97%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点157〜158℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.46 (1H, t, J=5.4 Hz), 2.39 (3H, s), 4.64 (2H, d, J=5.4 Hz), 7.98−8.04 (2H, m), 8.49 (1H, s), 8.60−8.66 (1H, m)。
参考例18
塩化N−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシミドイル(13.11g)、5−ヘキシン−1−オール(5.88g)およびテトラヒドロフラン(300ml)の混合物に、トリエチルアミン(17ml)のテトラヒドロフラン溶液(50ml)を0℃で滴下した後、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−ブタノール(13.92g,収率83%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点68〜69℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.60−1.98 (4H, m), 2.80−2.95 (2H, m), 3.66−3.78 (2H, m), 6.36 (1H, s), 7.66−7.76 (2H, m), 7.86−7.96 (2H, m)。
【0198】
参考例19
4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−ブタノール(7.00g)、トリエチルアミン(4ml)および酢酸エチル(180ml)の混合物に、塩化メタンスルホニル(2ml)の酢酸エチル溶液(20ml)を0℃で滴下した後、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和重曹水、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部からメタンスルホン酸4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−ブチル(8.42g,収率95%)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.78−2.04 (4H, m), 2.82−2.94 (2H, m), 3.14 (3H, s), 4.22−4.34 (2H, m), 6.36 (1H, s), 7.65−7.76 (2H, m), 7.86−7.97 (2H, m)。
参考例20
3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(5.00g)、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(4.95g)、炭酸カリウム(3.80g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)の混合物を100℃で終夜かき混ぜた後、反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(8.61g,収率96%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点94〜95℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.32−1.44 (9H, m), 3.52−3.68 (1H, m), 4.33 (2H, q, J=7.0 Hz), 8.03 (1H, dd, J=2.2, 8.8 Hz), 8.14 (1H, d, J=8.8 Hz), 8.68 (1H, d, J=2.2 Hz), 8.98 (1H, s)。
参考例21
3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(8.50g)のテトラヒドロフラン(200ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(60ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(7.20g,収率97%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点119〜120℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.36 (6H, d, J=6.8 Hz), 1.45 (1H, t, J=5.6 Hz), 3.05−3.24 (1H, m), 4.67 (2H, d, J=5.6 Hz), 7.92−8.10 (2H, m), 8.49 (1H, s), 8.59−8.67 (1H, m)。
【0199】
参考例22
[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(5.85g)、活性二酸化マンガン(15.44g)およびテトラヒドロフラン(300ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(5.22g,収率90%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点89〜90℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.38 (6H, d, J=7.0 Hz), 3.42−3.59 (1H, m), 8.06 (1H, dd, J=2.2, 8.4 Hz), 8.15 (1H, d, J=8.4 Hz), 8.70 (1H, d, J=2.2 Hz), 9.04 (1H, s), 10.06 (1H, s)。
参考例23
3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(5.00g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル(4.05g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、730mg)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロペン酸エチル(5.93g,収率95%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点112〜113℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.34 (3H, t, J=7.4 Hz), 1.37 (6H, d, J=7.0 Hz), 3.14−3.32 (1H, m), 4.26 (2H, q, J=7.4 Hz), 6.29 (1H, d, J=16.0 Hz), 7.63 (1H, d, J=16.0 Hz), 7.96−8.15 (2H, m), 8.63−8.69 (1H, m), 8.75 (1H, s)。
参考例24
(E)−3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロペン酸エチル(5.80g)、5%パラジウム−炭素(1.35g)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、1時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロピオン酸エチル(5.82g,定量的)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.27 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.33 (6H, d, J=7.0 Hz), 2.58−3.16 (5H, m), 4.16 (2H, q, J=7.0 Hz), 7.90−8.06 (2H, m), 8.26−8.33 (1H, m), 8.56−8.64 (1H, m)。
【0200】
参考例25
3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロピオン酸エチル(5.82g)のテトラヒドロフラン(50ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(40ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(4.50g,収率88%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点87〜88℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.33 (6H, d, J=7.0 Hz), 1.82−2.02 (2H, m), 2.53−2.68 (2H, m), 2.95−3.16 (1H, m), 3.68−3.84 (2H, m), 7.90−8.08 (2H, m), 8.28 (1H, s), 8.57−8.64 (1H, m)。
参考例26
3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(1.90g)のテトラヒドロフラン(30ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(15ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)メタノール(1.70g,収率96%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.36 (6H, d, J=7.0 Hz), 3.04−3.27 (1H, m), 3.78 (3H, s), 4.59 (2H, s), 5.13 (2H, s), 5.64 (1H, s), 7.97 (1H, dd, J=2.2, 8.8 Hz), 8.06 (1H, d, J=8.8 Hz), 8.56 (1H, s), 8.60−8.64 (1H, m)。
参考例27
(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)メタノール(1.70g)、活性二酸化マンガン(5.11g)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボアルデヒド(1.41g,収率83%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点112〜113℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.37 (6H, d, J=6.8 Hz), 3.07−3.25 (1H, m), 4.06 (3H, s), 5.18 (2H, s), 6.25 (1H, s), 7.98 (1H, dd, J=2.2, 8.4 Hz), 8.07 (1H, d, J=8.4 Hz), 8.58 (1H, s), 8.60−8.65 (1H, m), 9.75 (1H, s)。
【0201】
参考例28
3−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)プロピオン酸エチル(12.98g)、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(11.10g)、炭酸カリウム(12.33g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(150ml)の混合物を100℃で終夜かき混ぜた後、反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物のテトラヒドロフラン(200ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(140ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(6.10g,収率32%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点85〜86℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.44 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.65 (1H, br t), 1.80−1.94 (2H, m), 2.54 (2H, t, J=7.2 Hz), 3.64−3.78 (2H, m), 4.38 (2H, q, J=7.2 Hz), 7.82 (1H, d, J=8.7 Hz), 7.91 (1H, dd, J=2.4, 8.7 Hz), 8.19 (1H, s), 8.53−8.59 (1H, m)。
参考例29
1−メチル−3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(4.74g)のテトラヒドロフラン(30ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(30ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、(1−メチル−3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1H−ピラゾール−5−イル)メタノール(4.18g,収率88%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点128〜129℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.58 (1H, t, J=5.7 Hz), 2.40 (3H, s), 3.77 (3H, s), 4.59 (2H, d, J=5.7 Hz), 5.10 (2H, s), 5.63 (1H, s), 7.94−8.06 (2H, m), 8.56 (1H, s), 8.58−8.67 (1H, m)。
参考例30
(1−メチル−3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1H−ピラゾール−5−イル)メタノール(4.00g)、活性二酸化マンガン(12.18g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、1−メチル−3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1H−ピラゾール−5−カルボアルデヒド(3.39g,収率85%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点130〜131℃。
【0202】
参考例31
3−プロピル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(25.88g)、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(25.14g)、炭酸カリウム(34.11g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(300ml)の混合物を100℃で終夜かき混ぜた後、反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(38.45g,収率85%)を無色結晶として得た。イソプロピルエーテル−ヘキサンから再結晶した。融点102〜103℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.03 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.38 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.66−1.88 (2H, m), 2.86−3.00 (2H, m), 4.33 (2H, q, J=7.0 Hz), 7.99−8.16 (2H, m), 8.65−8.72 (1H, m), 8.99 (1H, s)。
参考例32
3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(36.41g)のテトラヒドロフラン(300ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(250ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(30.22g,収率95%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点120〜121℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.03 (3H, t, J=7.4 Hz), 1.45 (1H, t, J=5.4 Hz), 1.65−1.88 (2H, m), 2.65−2.77 (2H, m), 4.64 (2H, d, J=5.4 Hz), 7.93−8.08 (2H, m), 8.49 (1H, s), 8.61−8.66 (1H, m)。
参考例33
[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(10.00g)、活性二酸化マンガン(29.48g)およびテトラヒドロフラン(300ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(8.87g,収率89%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点52〜53℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.03 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.68−1.89 (2H, m), 2.88−3.02 (2H, m), 8.07 (1H, dd, J=2.2, 8.8 Hz), 8.14 (1H, d, J=8.8 Hz), 8.67−8.74 (1H, m), 9.04 (1H, s), 10.04 (1H, s)。
【0203】
参考例34
3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(8.70g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル(8.25g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、1.45g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロペン酸エチル(10.14g,収率93%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点104〜105℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.04 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.34 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.67−1.89 (2H, m), 2.78 (2H, t, J=7.6 Hz), 4.27 (2H, q, J=7.0 Hz), 6.27 (1H, d, J=16.2 Hz), 7.60 (1H, d, J=16.2 Hz), 7.97−8.11 (2H, m), 8.64−8.68 (1H, m), 8.75 (1H, s)。
参考例35
(E)−3−(3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル)プロペン酸エチル(10.00g)、5%パラジウム−炭素(3.03g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、1時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−(3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル)プロピオン酸エチル(9.36g,収率93%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点73〜74℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.02 (3H, t, J=7.4 Hz), 1.26 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.62−1.86 (2H, m), 2.56−2.68 (4H, m), 2.75−2.86 (2H, m), 4.16 (2H, q, J=7.0 Hz), 7.91−8.04 (2H, m), 8.30 (1H, s), 8.58−8.64 (1H, m)。
参考例36
3−(3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル)プロピオン酸エチル(9.10g)のテトラヒドロフラン(100ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(60ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(7.61g,収率95%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点96〜97℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.02 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.32 (1H, br t), 1.64−1.99 (4H, m), 2.50−2.68 (4H, m), 3.68−3.80 (2H, m), 7.91−8.05 (2H, m), 8.29 (1H, s), 8.58−8.63 (1H, m)。
【0204】
参考例37
3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(25.50g)、臭化ベンジル(17.8ml)、炭酸カリウム(31.10g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(250ml)の混合物を50℃で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から3−ベンジルオキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(31.90g,収率82%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点66〜67℃。
参考例38
3−ベンジルオキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(18.00g)のテトラヒドロフラン(200ml)溶液に、0℃で水素化リチウムアルミニウム(2.62g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物に硫酸ナトリウム10水和物(22.20g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。沈殿物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル溶出部から(3−ベンジルオキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタノール(23.90g,収率91%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.74(1H, t, J=5.4 Hz), 3.72(3H, s), 4.47(2H, d, J=5.4 Hz), 5.24(2H, s), 7.17(1H, s), 7.28−7.47(5H, m)。
参考例39
(3−ベンジルオキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタノール(18.40g)、活性二酸化マンガン(40.00g)およびテトラヒドロフラン(200ml)の混合物を室温で9時間かき混ぜた。二酸化マンガンをろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:1,容積比)溶出部から3−ベンジルオキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(14.80g,収率81%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 3.78(3H, s), 5.32(2H, s), 7.29−7.50(5H, m), 7.69(1H, s), 9.76(1H, s)。
【0205】
参考例40
カリウムt−ブトキシド(2.24g)およびジメトキシエタン(10ml)の混合物に、p−トルエンスルホニルメチルイソシアニド(2.05g)のジメトキシエタン(10ml)溶液を−78℃で加え、5分間かき混ぜた後、3−ベンジルオキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(2.16g)のジメトキシエタン(10ml)溶液を加えた。そのままの温度で1時間かき混ぜた後、室温まで昇温しながら1時間かき混ぜた。得られる混合液に、メタノール(380ml)を加え、1時間還流した。冷却後、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から(3−ベンジルオキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アセトニトリル(1.86g,収率82%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 3.43(2H, s), 3.74(3H, s), 5.22(2H, s), 7.21(1H, s), 7.29−7.47(5H, m)。
参考例41
(3−ベンジルオキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アセトニトリル(12.0g)、4規定水酸化ナトリウム水溶液(100ml)、テトラヒドロフラン(100ml)およびエタノール(100ml)の混合物を21時間還流した。冷却後、希塩酸により中和し、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物、ヨウ化メチル(4.95ml)、炭酸カリウム(14.7g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から(3−ベンジルオキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(12.2g,収率88%)を黄色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:3.41(2H, s), 3.68(3H, s), 3.73(3H, s), 5.22(2H, s), 7.19(1H, s), 7.30−7.46(5H, m)。
参考例42
(3−ベンジルオキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(12.2g)、5%パラジウム−炭素(25.0g)、テトラヒドロフラン(100ml)およびエタノール(100ml)の混合物を水素雰囲気下、5時間かき混ぜた。ろ過により、パラジウム−炭素を除去した後、ろ液を濃縮し、(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(6.33g,収率79%)を無色結晶として得た。テトラヒドロフラン−ヘキサンから再結晶した。融点118〜119℃。
【0206】
参考例43
3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(7.76g)、臭化ベンジル(3.97ml)、炭酸カリウム(6.91g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(75ml)の混合物を50℃で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(8.29g,収率77%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点113〜114℃。
参考例44
3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(8.06g)のテトラヒドロフラン(100ml)溶液に、0℃で水素化リチウムアルミニウム(0.95g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物に硫酸ナトリウム10水和物(8.06g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。沈殿物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル溶出部から(3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)メタノール(5.91g,収率84%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点93〜94℃。
参考例45
(3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)メタノール(5.61g)、活性二酸化マンガン(15.00g)およびテトラヒドロフラン(75ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。二酸化マンガンをろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:1,容積比)溶出部から3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(5.03g,収率90%)を無色結晶として得た。テトラヒドロフラン−ヘキサンから再結晶した。融点153〜154℃。
【0207】
参考例46
カリウムt−ブトキシド(3.82g)およびジメトキシエタン(20ml)の混合物に、p−トルエンスルホニルメチルイソシアニド(3.51g)のジメトキシエタン(20ml)溶液を−78℃で加え、5分間かき混ぜた後、3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(4.73g)のジメトキシエタン(80ml)溶液を加えた。そのままの温度で1時間かき混ぜた後、室温まで昇温しながら1時間かき混ぜた。得られる混合液に、メタノール(100ml)を加え、1時間還流した。冷却後、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から(3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)アセトニトリル(3.31g,収率67%)を無色結晶として得た。テトラヒドロフラン−ヘキサンから再結晶した。融点102〜103℃。
参考例47
(3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)アセトニトリル(3.01g)、6規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を3日間還流した。冷却後、希塩酸により中和し、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮し、(3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸(2.63g,収率82%)を無色結晶として得た。アセトン−ヘキサンから再結晶した。融点105〜106℃。
参考例48
(3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸(2.47g)、ヨウ化メチル(0.75ml)、炭酸カリウム(2.21g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から(3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(2.55g,収率99%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点74〜75℃。
【0208】
参考例49
(3−ベンジルオキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(2.35g)、5%パラジウム−炭素(4.00g)、テトラヒドロフラン(25ml)およびメタノール(25ml)の混合物を水素雰囲気下、1時間かき混ぜた。ろ過により、パラジウム−炭素を除去した後、ろ液を濃縮し、(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(1.58g,収率93%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点144〜145℃。
参考例50
臭化[2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)エチル]トリフェニルホスホニウム(18.86g)、水素化ナトリウム(60%、油性、1.70g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)の混合物を室温で30分間かき混ぜた後、3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(9.00g)を加え、70℃で5時間かき混ぜた。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物、5%パラジウム−炭素(2.04g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物を水素雰囲気下、1時間かき混ぜた。ろ過により、パラジウム−炭素を除去した後、ろ液を濃縮した。得られた残留物をテトラヒドロフラン(150ml)に溶解し、1規定塩酸(200ml)およびメタノール(50ml)を加え、室温で2時間かき混ぜた。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から4−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]ブタナール(8.08g,収率78%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点71〜72℃。
参考例51
4−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]ブタナール(7.85g)、メタノール(20ml)およびテトラヒドロフラン(20ml)の混合物に、水素化ホウ素ナトリウム(700mg)を0℃でゆっくりと加えた後、室温で30分間かき混ぜた。反応液を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮し、4−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−ブタノール(7.48g,収率95%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点80〜81℃。
【0209】
参考例52
臭化2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)エチルテトラフェニルホスホニウム(18.95g)とN,N−ジメチルホルムアミド(178ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、1.71g)を加え、室温で30分かき混ぜた。次いで、3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(10.09g)を加え、室温で終夜、70℃で4時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:15,容積比)溶出部から、無色油状物を得た。得られた油状物、5%パラジウム−炭素(1.28g)およびエタノール(174ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で3.5時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮し、2−{4−[3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)プロピル]−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−1−イル}−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(12.84g,収率98%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.32 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.72 − 1.82 (4H, m), 2.46 − 2.58 (2H, m), 2.92 − 3.10 (1H, m), 3.82 − 4.00 (4H, m), 4.88 − 4.96 (1H, m), 7.88 − 7.98 (1H, m), 8.02 (1H, d, J = 8.4 Hz), 8.27 (1H, s), 8.56 − 8.61 (1H, m)。
参考例53
2−{4−[3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)プロピル]−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−1−イル}−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(12.84g)、1規定塩酸(100ml)、テトラヒドロフラン(100ml)およびメタノール(100ml)の混合物を50℃で終夜かき混ぜた。反応混合物を減圧下濃縮し、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブチルアルデヒド(11.25g,収率99%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.32 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.90 − 2.06 (2H, m), 2.44 − 2.60 (4H, m), 2.94 − 3.07 (1H, m), 7.90 − 7.98 (1H, m), 8.02 (1H, d, J = 8.7 Hz), 8.27 (1H, s), 8.55 − 8.61 (1H, m), 9.78 − 9.81 (1H, m)。
参考例54
4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブチルアルデヒド(11.25g)のエタノール(170ml)溶液に水素化ホウ素ナトリウム(1.57g)を室温で加え、1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(6.11g,収率54%)を無色結晶として得た。また、その際に原料である4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブチルアルデヒド(2.46g)も回収された。得られた無色結晶は酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点67〜68℃。
【0210】
参考例55
(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸エチル(18.95g)、水素化ナトリウム(60%、油性、4.59g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(478ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後に、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(20.82g)を加え、終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸エチル(11.27g,収率41%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.29 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.42 (3H, t, J = 7.0 Hz), 3.46 (2H, s), 4.20 (2H, q, J = 7.4 Hz), 4.36 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.83 (1H, d, J = 8.8 Hz), 7.84 − 7.96 (1H, m), 8.39 (1H, s), 8.54 − 8.60 (1H, m)。
参考例56
[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸エチル(11.27g)のテトラヒドロフラン(400ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(117ml)を0℃で滴下した後、室温で3時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、2−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]エタノール(4.38g,収率45%)を淡黄色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点75〜76℃。
参考例57
3−(3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸エチル(7.40g)のテトラヒドロフラン(100ml)の溶液に二炭酸ジ−tert−ブチル(9.71ml)とトリエチルアミン(5.89ml)を室温で加え、終夜かき混ぜた。反応混合物を濃縮し、残留物を得た。得られた残留物、ベンジルアルコール(5.00ml)、トリブチルホスフィン(20.1ml)およびテトラヒドロフラン(805ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(52.9ml)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から、3−ベンジルオキシ−4−(2−エトキシカルボニルエチル)−1H−ピラゾール−1−カルボン酸tert−ブチル(5.08g,収率34%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.23 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.61 (9H, s), 2.53 − 2.60 (2H, m), 2.66 − 2.73 (2H, m), 4.11 (2H, d, J = 6.9 Hz), 5.34 (2H, s), 7.27 − 7.46 (5H, m), 7.65 (1H, s)。
【0211】
参考例58
3−ベンジルオキシ−4−(2−エトキシカルボニルエチル)−1H−ピラゾール−1−カルボン酸tert−ブチル(5.08g)の酢酸エチル(13.6ml)溶液に4規定塩酸酢酸エチル溶液(43.6ml)を加え、終夜かき混ぜた。反応混合物を飽和重層水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮し、3−(3−ベンジルオキシ−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸エチル(3.92g,定量的)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.22 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.04 − 2.59 (2H, m), 2.69 − 2.75 (2H, m), 4.10 (2H, q, J = 7.2 Hz), 5.25 (2H, s), 7.19 (1H, s), 7.25 − 7.45 (5H, m)。
参考例59
3−(3−ベンジルオキシ−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸エチル(2.84g)、水素化ナトリウム(60%、油性、497mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(104ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後に、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(2.26g)を加え、終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−[3−ベンジルオキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(3.14g,収率72%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.24 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.57 − 2.65 (2H, m), 2.74 − 2.81 (2H, m), 4.12 (2H, q, J = 7.2 Hz), 5.35 (2H, s), 7.39 − 7.43 (3H, m), 7.44 − 7.50 (2H, m), 7.82 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.89 − 7.94 (1H, m), 8.22 (1H, s), 8.53 − 8.57 (1H, m)。
参考例60
3−[3−ベンジルオキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(3.14g)のテトラヒドロフラン(75ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(16.5ml)を0℃で滴下した後、室温で3時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−[3−ベンジルオキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(2.41g,収率85%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点79〜81℃。
【0212】
参考例61
4−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−ブタノール(1.20g)、トリエチルアミン(613μL)及びテトラヒドロフラン(37ml)の混合物に室温で塩化メタンスルホニル(341μL)を加え、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、メタンスルホン酸4−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]ブチル(1.25g,収率84%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点87〜89℃。
参考例62
5−ベンジルオキシ−2−メトキシベンズアルデヒド(3.45g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル(3.41ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、684mg)を加え、室温で2日間かき混ぜた。反応混合物を0.1規定塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から淡黄色油状物を得た。得られた油状物、5%パラジウム−炭素(1.00g)およびエタノール(150ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で2時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から、3−(5−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)プロパン酸エチル(2.54g,収率80%)を褐色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.24 (3H, t, J = 6.8 Hz), 2.52 − 2.64 (2H, m), 2.82 − 2.94 (2H, m), 3.77 (3H, s), 4.12 (2H, q, J = 6.8 Hz), 4.94 (1H, brs), 6.61 − 6.74 (3H, m)。
【0213】
参考例63
3−(3−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)プロピオン酸エチル(3.00g)、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(2.35g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、620mg)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、無色油状物を得た。得られた無色油状物のテトラヒドロフラン(50ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(30ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、3−[3−フェニル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(3.85g,収率86%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点99〜100℃。
参考例64
[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(10.05g)、活性二酸化マンガン(31.48g)およびテトラヒドロフラン(200ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(8.94g,収率90%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点226〜227℃。
参考例65
3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(8.30g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル(8.50g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(75ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、1.50g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−(3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル)プロペン酸エチル(9.53g,収率90%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点131〜132℃。
【0214】
参考例66
(E)−3−(3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル)プロペン酸エチル(9.00g)、5%パラジウム−炭素(2.42g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、1時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−(3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル)プロピオン酸エチル(8.45g,収率93%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点50〜51℃。
参考例67
3−(3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル)プロピオン酸エチル(7.00g)のテトラヒドロフラン(100ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(50ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(5.63g,収率92%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点103〜104℃。
参考例68
2−ベンジルオキシ−3−メトキシベンズアルデヒド(9.90g)のテトラヒドロフラン(100ml)溶液に、0℃で水素化リチウムアルミニウム(1.15g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物に硫酸ナトリウム10水和物(11.03g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。沈殿物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル溶出部から、2−ベンジルオキシ−3−メトキシベンジルアルコール(9.94g,定量的)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.97 (1H, t, J=6.6 Hz), 3.91 (3H, s), 4.55 (2H, d, J=6.6 Hz), 5.09 (2H, s), 6.86−6.96 (2H, m), 7.01−7.12 (1H, m), 7.28−7.49 (5H, m)。
【0215】
参考例69
2−ベンジルオキシ−3−メトキシベンジルアルコール(9.90g)、アセトン シアンヒドリン(4.60g)、トリフェニルホスフィン(16.21g)およびテトラヒドロフラン(200ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(26.49g)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(2−ベンジルオキシ−3−メトキシフェニル)アセトニトリル(8.62g,収率84%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 3.53 (2H, s), 3.92 (3H, s), 5.09 (2H, s), 6.90−7.14 (3H, m), 7.32−7.46 (5H, m)。
参考例70
(2−ベンジルオキシ−3−メトキシフェニル)アセトニトリル(8.62g)、8規定水酸化ナトリウム水溶液(40ml)およびエタノール(200ml)の混合物を、還流下、終夜かき混ぜた。冷却後、反応混合物に濃塩酸(30ml)をゆっくりと加えて酸性にした。濃縮後、残留物を酢酸エチルに溶解した。
得られた酢酸エチル溶液は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物、10%塩酸−メタノール溶液(200ml)およびメタノール(200ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。濃縮後、残留物を酢酸エチルに溶解した。得られた酢酸エチル溶液は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(2−ベンジルオキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(7.40g,収率76%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:3.61 (5H, s), 3.89 (3H, s), 5.03 (2H, s), 6.79−7.10 (3H, m), 7.25−7.56 (5H, m)。
参考例71
(2−ベンジルオキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(7.40g)、5%パラジウム−炭素(1.39g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル) 酢酸メチル(5.01g,収率99%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:3.68 (2H, s), 3.70 (3H, s), 3.88 (3H, s), 5.88 (1H, s), 6.76−6.86 (3H, m)。
【0216】
参考例72
3,5−ジヒドロキシ安息香酸メチル(500mg)、臭化ベンジル(17.7ml)、炭酸カリウム(20.62g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(250ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から、無色結晶を得た。得られた無色結晶、ヨウ化メチル(4.6ml)、炭酸カリウム(7.90g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(150ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、ジエチルエーテルで抽出した。ジエチルエーテル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮し、3−ベンジルオキシ−5−メトキシ安息香酸メチル(15.54g,収率38%)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:3.82 (3H, s), 3.91 (3H, s), 5.08(2H, s), 6.73 (1H, t, J=2.3 Hz), 7.19−7.46 (7H, m)。
参考例73
水素化リチウムアルミニウム(5.40g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に、0℃で3−ベンジルオキシ−5−メトキシ安息香酸メチル(15.54g)のテトラヒドロフラン(20ml)溶液をゆっくり加えた後、室温で30分かき混ぜた。アセトン(80ml)をゆっくり加えて過剰の水素化リチウムアルミニウムを分解し、さらに食塩水(15.4ml)を加えた。沈殿物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から、(3−ベンジルオキシ−5−メトキシフェニル)メタノール(14.00g,定量的)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.69(1H, t, J=6.1Hz), 3.79(3H, s), 4.63(2H, d, J=6.1Hz), 5.05(2H, s), 6.47(1H, t, J=2.3 Hz), 6.53−6.55(1H, m), 6.66−6.68(1H, m), 7.29−7.45(5H, m)。
参考例74
(3−ベンジルオキシ−5−メトキシフェニル)メタノール(6.03g)、活性二酸化マンガン(18.0g)およびテトラヒドロフラン(80ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、ジエチルホスホノ酢酸エチル(4.84g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、950mg)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から、(E)−3−(3−ベンジルオキシ−5−メトキシフェニル)プロペン酸エチル(3.96g,収率51%)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.34(3H, t, J=7.1 Hz), 3.80(3H, s), 4.26(2H, q, J=7.1 Hz), 5.06(2H, s) , 6.39(1H, d, J=15.9 Hz), 6.57(1H, t, J=2.2 Hz), 6.68(1H, t, J=1.7 Hz), 6.75(1H, t, J=1.7 Hz), 7.30−7.45(5H, m), 7.59(1H, d, J=15.9 Hz)。
【0217】
参考例75
(E)−3−(3−ベンジルオキシ−5−メトキシフェニル)プロペン酸エチル(3.96g)、5%パラジウム−炭素(0.4g)およびエタノール(25ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から、3−(3−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル)プロピオン酸エチル(2.78g,収率98%)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.25(3H, t, J=7.1 Hz), 2.60(2H, t, J=7.8 Hz), 2.86(2H, t, J=7.8 Hz), 3.76(3H, s), 4.14(2H, q, J=7.1 Hz), 5.22(1H, s), 6.25−6.35(3H, m)。
参考例76
(3−ベンジルオキシ−5−メトキシフェニル)メタノール(8.00g)、アセトンシアンヒドリン(4.65ml)、トリブチルホスフィン(13.3g)およびテトラヒドロフラン(200ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(16.53g)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、(3−ベンジルオキシ−5−メトキシフェニル)アセトニトリル(5.77g,収率70%)を黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:3.68(2H, s), 3.78(3H, s), 5.05(2H, s), 6.46−6.56(3H, m), 7.30−7.45(5H, m)。
参考例77
(3−ベンジルオキシ−5−メトキシフェニル)アセトニトリル(5.77g)、水酸化カリウム(4.50g)およびエチレングリコール(50ml)の混合物を120℃で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、ジエチルエーテルで洗浄した。水層に塩酸を加えて酸性にし、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮し、残留物を得た。得られた残留物、ヨウ化メチル(1.80ml)、炭酸カリウム(4.00g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(3−ベンジルオキシ−5−メトキシフェニル)酢酸メチル(4.43g,収率68%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:3.56(2H, s), 3.69(3H, s), 3.77(3H, s), 5.03(2H, s), 6.44−6.47(2H, m), 6.51−6.54(1H, m), 7.29−7.45(5H, m)。
【0218】
参考例78
(3−ベンジルオキシ−5−メトキシフェニル)酢酸メチル(4.43g)、5%パラジウム−炭素(0.44g)およびエタノール(25ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から、(3−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル)酢酸メチル(2.97g,収率97%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:3.54(2H, s), 3.70(3H, s), 3.76(3H, s), 5.38(1H, br s), 6.32(1H, t, J=2.3 Hz), 6.35−6.42(2H, m)。
参考例79
(4−ヒドロキシフェニル)アセトニトリル(15.0g)、臭化ベンジル(13.6ml)、炭酸カリウム(15.6g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、析出した結晶をろ取し、水でよく洗浄後、乾燥し、(4−ベンジルオキシフェニル)アセトニトリル(24.12g,収率96%)を得た。融点70〜71℃。
H−NMR(CDCl)δ:3.68(2H, s), 5.07(2H, s), 6.95−6.99(2H, m), 7.21−7.25(2H, m), 7.30−7.45(5H, m)。
参考例80
(4−ベンジルオキシフェニル)アセトニトリル(600mg)、ヨウ化メチル(20.0ml)およびジメチルスルホキシド(200ml)の混合物に、50%水酸化ナトリウム水溶液を0℃でゆっくり加えた後、室温で3時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、析出した結晶をろ取し、水でよく洗浄後、乾燥し、2−(4−ベンジルオキシフェニル)−2−メチルプロパンニトリル(25.88g,収率99%)を得た。融点63〜64℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.70(6H, s), 5.07(2H, s), 6.95−7.00(2H, m), 7.30−7.45(7H, m)。
【0219】
参考例81
2−(4−ベンジルオキシフェニル)−2−メチルプロパンニトリル(25.88g)、水酸化カリウム(20.34g)およびエチレングリコール(200ml)の混合物を120℃で2日間かき混ぜた。反応混合物を氷水に注ぎ、塩酸を加えて酸性とした後、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、2−(4−ベンジルオキシフェニル)−2−メチルプロパン酸(27.62g,収率99%)を得た。融点128〜130℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.58(6H, s), 5.05(2H, s), 6.92−6.97(2H, m), 7.29−7.45(7H, m)。
参考例82
2−(4−ベンジルオキシフェニル)−2−メチルプロパン酸(27.62g)、硫酸(6ml)およびエタノール(500ml)の混合物を14時間還流した。反応混合物を氷水に注ぎ、析出した結晶をろ取し、重曹水および水でよく洗浄後、乾燥し、2−(4−ベンジルオキシフェニル)−2−メチルプロパン酸エチル(2820g,収率92%)を得た。融点54〜55℃。
H−NMR (CDCl)δ: 1.82(3H, t, J=7.1 Hz), 1.55(6H, s), 4.11(2H, q, J=7.1 Hz), 5.04(2H, s), 6.90−6.95(2H, m), 7.24−7.45(7H, m)。
参考例83
2−(4−ベンジルオキシフェニル)−2−メチルプロパン酸エチル(28.20g)、5%パラジウム−炭素(2.8g)およびエタノール(100ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から、2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルプロパン酸エチル(17.20g,収率87%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.19(3H, t, J=7.1 Hz), 1.55(6H, s), 4.12(2H, q, J=7.2 Hz), 5.26(1H, s), 6.74−6.79 (2H, m), 7.18−7.23(2H, m)
【0220】
参考例84
(3−ベンジルオキシフェニル)メタノール(22.09g)およびジクロロエタン(250ml)の混合物に、0℃で塩化チオニル(14.8ml)を加え、室温で3時間かき混ぜた。反応混合物を濃縮し、残留物を重曹水に注ぎ、ジエチルエーテルで抽出した。ジエチルエーテル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮し、残留物を得た。得られた残留物、シアン化ナトリウム(5.32g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)の混合物を50℃で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から、(3−ベンジルオキシフェニル)アセトニトリル(19.64g,収率85%)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:3.72(2H, s), 5.07(2H, s), 6.89−6.96(3H, m), 7.24−7.45(6H, m)。
参考例85
(3−ベンジルオキシフェニル)アセトニトリル(19.64g)、ヨウ化メチル(16.5ml)およびジメチルスルホキシド(200ml)の混合物に、50%水酸化ナトリウム水溶液(28.2g)を0℃でゆっくり加えた後、室温で3時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮し、2−(3−ベンジルオキシフェニル)−2−メチルプロパンニトリル(21.63g,収率98%)を黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.71(6H, s), 5.08(2H, s), 6.90−6.94(1H, m), 7.05−7.11(2H, m) , 7.28−7.47(6H, m)。
参考例86
2−(3−ベンジルオキシフェニル)−2−メチルプロパンニトリル(21.63g)、水酸化カリウム(17.0g)およびエチレングリコール(150ml)の混合物を120℃で2日間かき混ぜた。反応混合物を氷水に注ぎ、塩酸を加えて酸性とした後、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮し、2−(3−ベンジルオキシフェニル)−2−メチルプロパン酸(20.68g,収率89%)を黄色結晶として得た。融点114〜116℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.58(6H, s), 5.05(2H, s), 6.85−6.89(2H, m), 6.98−7.05(2H, m), 7.23−7.46(6H, m)。
【0221】
参考例87
2−(3−ベンジルオキシフェニル)−2−メチルプロパン酸(20.68g)、炭酸カリウム(10.6g)、ヨウ化メチル(7.1ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド(160ml)の混合物を室温で2時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から、2−(3−ベンジルオキシフェニル)−2−メチルプロパン酸メチル(19.62g,収率90%)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.56(6H, s), 3.63(3H, s), 5.05(2H, s), 6.84−6.97(3H, m), 7.22−7.46(6H, m)
参考例88
2−(3−ベンジルオキシフェニル)−2−メチルプロパン酸メチル(19.62g)、5%パラジウム−炭素(2.0g)およびエタノール(100ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から、2−(3−ヒドロキシフェニル)−2−メチルプロパン酸メチル(12.32g,収率92%)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.56(6H, s), 3.66(3H, s), 5.35(1H, s), 6.72(1H, ddd, J=8.1, 2.4, 1.0 Hz), 6.83(1H, t, J=2.1 Hz), 6.89(1H, ddd, J=7.8, 1.7, 1.0 Hz), 7.19(1H, t, J=7.9 Hz)
参考例89
3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド(25.30g)、炭酸カリウム(15.20g)、臭化ベンジル(21.7ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド(250ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン−クロロホルム(3:10:12,容積比)溶出部から、3−ベンジルオキシ−4−ヒドロキシベンズアルデヒド(24.62g,収率59%)を得た。エタノールから再結晶した。融点123〜124℃。
H−NMR(CDCl)δ:5.21(2H, s), 5.79(1H, s), 7.04(1H, d, J=8.3 Hz), 7.38−7.47(7H, m), 9.84(1H, s)。
【0222】
参考例90
3−ベンジルオキシ−4−ヒドロキシベンズアルデヒド(10.60g)、炭酸カリウム(12.84g)、クロロメチルメチルエーテル(5.2ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド(150ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、トルエンで抽出した。トルエン層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、ジエチルホスホノ酢酸エチル(12.38g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(90ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、2.43mg)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、(E)−3−[3−ベンジルオキシ−4−(メトキシメトキシ)フェニル]プロペン酸エチル(13.48g,収率85%)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.33(3H, t, J=7.1 Hz), 3.53(3H, s), 4.25(2H, q, J=7.1 Hz), 5.19(2H, s), 5.25(2H, s), 6.30(1H, d, J=15.9 Hz), 6.90(1H, d, J=8.5 Hz), 7.10(1H, dd, J=8.3, 2.2 Hz), 7.29−7.44(5H, m), 7.59 (1H, d, J=15.9 Hz), 9.84(1H, s)。
参考例91
(E)−3−[3−ベンジルオキシ−4−(メトキシメトキシ)フェニル]プロペン酸エチル(13.48g)、5%パラジウム−炭素(1.35g)およびエタノール(60ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮し、残留物を得た。得られた残留物、炭酸カリウム(10.88g)、臭化ベンジル(5.1ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−[3−ベンジルオキシ−4−(メトキシメトキシ)フェニル]プロピオン酸エチル(9.46g,収率70%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.23(3H, t, J=7.2 Hz), 2.58(2H, d, J=7.8 Hz), 2.87(2H, t, J=7.8 Hz), 3.52(3H, s), 4.12(2H, q, J=7.1 Hz), 5.12(2H, s), 5.21(2H,s), 6.76(1H, dd, J=8.3, 2.0 Hz), 6.83(1H, d, J=8.1 Hz), 6.99(1H, d, J=2.2 Hz), 7.27−7.44(5H, m)。
参考例92
3−[3−ベンジルオキシ−4−(メトキシメトキシ)フェニル]プロピオン酸エチル(9.46g)およびエタノール(100ml)の混合物にピペットで塩酸を3滴加え、80℃で1時間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−(3−ベンジルオキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸エチル(8.13g,収率99%)を無色結晶として得た。融点60〜61℃。
【0223】
参考例93
(E)−3−(2−ベンジルオキシ−3−メトキシフェニル)プロペン酸エチル(6.65g)、5%パラジウム−炭素(2.46g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)プロピオン酸エチル(5.86g,収率88%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.23 (3H, t, J=7.0 Hz), 2.58−2.69 (2H, m), 2.90−3.01 (2H, m), 3.88 (3H, s), 4.13 (2H, q, J=7.0 Hz), 5.84 (1H, s), 6.72−6.78 (3H, m)。
参考例94
2−ヒドロキシ−5−メトキシベンズアルデヒド(10.25g)、臭化ベンジル(8.1ml)、炭酸カリウム(13.93g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。無色油状物、ジエチルホスホノ酢酸エチル(15.66g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、2.73g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−(2−ベンジルオキシ−5−メトキシフェニル)プロペン酸エチル(16.58g,収率79%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.33 (3H, t, J=7.0 Hz), 3.78 (3H, s), 4.26 (2H, q, J=7.0 Hz), 5.11 (2H, s), 6.49 (1H, d, J=16.0 Hz), 6.80−6.94 (2H, m), 7.04−7.11 (1H, m), 7.26−7.48 (5H, m), 8.06 (1H, d, J=16.0 Hz)。
参考例95
(E)−3−(2−ベンジルオキシ−5−メトキシフェニル)プロペン酸エチル(6.83g)、5%パラジウム−炭素(1.11g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−(2−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル)プロピオン酸エチル(4.54g,収率92%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.23 (3H, t, J=7.2 Hz), 2.68−2.74 (2H, m), 2.83−2.89 (2H, m), 3.74 (3H, s), 4.13 (2H, q, J=7.2 Hz), 6.62−6.70 (2H, m), 6.83 (1H, d, J=8.4 Hz), 6.95−6.98 (1H, br s)。
【0224】
参考例96
2−ヒドロキシ−4−メトキシベンズアルデヒド(25.16g)、臭化ベンジル(20ml)、炭酸カリウム(25.03g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(300ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、2−ベンジルオキシ−4−メトキシベンズアルデヒド(37.18g,収率93%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:3.86 (3H, s), 5.17 (2H, s), 6.50−6.62 (2H, m), 7.24−7.50 (5H, m), 7.85 (1H, d, J=8.4 Hz), 10.39 (1H, s)。
参考例97
2−ベンジルオキシ−4−メトキシベンズアルデヒド(5.00g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル(4.75g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.84g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−(2−ベンジルオキシ−4−メトキシフェニル)プロペン酸エチル(5.48g,収率85%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.32 (3H, t, J=6.8 Hz), 3.80 (3H, s), 4.23 (2H, q, J=6.8 Hz), 5.15 (2H, s), 6.37−6.56 (3H, m), 7.24−7.53 (6H, m), 8.00 (1H, d, J=16.2 Hz)。
参考例98
(E)−3−(2−ベンジルオキシ−4−メトキシフェニル)プロペン酸エチル(5.45g)、5%パラジウム−炭素(1.16g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)プロピオン酸エチル(3.80g,収率97%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.24 (3H, t, J=7.0 Hz), 2.57−2.68 (2H, m), 2.77−2.88 (2H, m), 3.76 (3H, s), 4.15 (2H, q, J=7.0 Hz), 6.40−6.52 (2H, m), 6.97 (1H, d, J=8.0 Hz), 7.58 (1H, br s)。
【0225】
参考例99
2−ベンジルオキシ−4−メトキシベンズアルデヒド(13.15g)のテトラヒドロフラン(100ml)溶液に、0℃で水素化リチウムアルミニウム(1.50g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物に硫酸ナトリウム10水和物(15.09g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。沈殿物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル溶出部から、2−ベンジルオキシ−4−メトキシベンジルアルコール(12.84g,収率97%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:2.19 (1H, br t), 3.79 (3H, s), 4.66 (2H, d, J=5.8 Hz), 5.09 (2H, s), 6.44−6.56 (2H m), 7.16−7.46 (6H, m)。
参考例100
2−ベンジルオキシ−4−メトキシベンジルアルコール(12.25g)、アセトン シアンヒドリン(5.70g)、トリフェニルホスフィン(20.03g)およびテトラヒドロフラン(200ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(32.75g)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(2−ベンジルオキシ−4−メトキシフェニル)アセトニトリル(10.34g,収率81%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 3.65 (2H, s), 3.79 (3H, s), 5.08 (2H, s), 6.43−6.56 (2H, m), 7.22−7.48 (6H, m)。
参考例101
(2−ベンジルオキシ−4−メトキシフェニル)アセトニトリル(10.34g)、8規定水酸化ナトリウム水溶液(50ml)およびエタノール(200ml)の混合物を、還流下、終夜かき混ぜた。冷却後、反応混合物に濃塩酸(35ml)をゆっくりと加えて酸性にした。濃縮後、残留物を酢酸エチルに溶解した。得られた酢酸エチル溶液は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物、10%塩酸−メタノール溶液(200ml)およびメタノール(200ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。濃縮後、残留物を酢酸エチルに溶解した。得られた酢酸エチル溶液は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(2−ベンジルオキシ−4−メトキシフェニル)酢酸メチル(9.35g,収率80%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:3.61 (2H, s), 3.63 (3H, s), 3.78 (3H, s), 5.06 (2H, s), 6.43−6.54 (2H, m), 7.11 (1H, d, J=8.0 Hz), 7.24−7.46 (5H, m)。
【0226】
参考例102
(2−ベンジルオキシ−4−メトキシフェニル)酢酸メチル(9.35g)、5%パラジウム−炭素(1.44g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)酢酸メチル(6.11g,収率95%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:3.62 (2H, s), 3.75 (3H, s), 3.77 (3H, s), 6.45 (1H, dd, J=2.4, 8.4 Hz), 6.53 (1H, d, J=2.4 Hz), 6.98 (1H, d, J=8.4 Hz), 7.62 (1H, s)。
参考例103
2−ヒドロキシ−3−メトキシベンズアルデヒド(8.50g)、臭化ベンジル(6.7ml)、炭酸カリウム(11.66g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、2−ベンジルオキシ−3−メトキシベンズアルデヒド(13.08g,収率97%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:3.95 (3H, s), 5.18 (2H, s), 7.10−7.21 (2H, m), 7.32−7.43 (6H, m), 10.23 (1H, s)。
参考例104
2−ベンジルオキシ−3−メトキシベンズアルデヒド(5.51g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル(6.12g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、1.03g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−(2−ベンジルオキシ−3−メトキシフェニル)プロペン酸エチル(6.68g,収率94%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.33 (3H, t, J=7.0 Hz), 3.90 (3H, s), 4.24 (2H, q, J=7.0 Hz), 5.02 (2H, s), 6.38 (1H, d, J=16.4 Hz), 6.92−7.18 (3H, m), 7.28−7.52 (5H, m), 7.98 (1H, d, J=16.4 Hz)。
【0227】
参考例105
[3−(ベンジルオキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]アセトニトリル(5.08g)、6規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびメタノール(30ml)の混合物を80℃で2.5日間かき混ぜた。反応混合物を1規定塩酸で中和し、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮し褐色油状物を得た。得られた油状物、炭酸カリウム(6.12g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(230ml)の混合物にヨウ化メチル(2.76ml)を室温で加え、終夜かき混ぜた。反応混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から、黄色油状物として[3−(ベンジルオキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]酢酸メチル(1.60g,収率28%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ:3.60 (2H, s), 3.68 (3H, s), 3.72 (3H, s), 5.15 (2H, s), 5.62 (1H, s), 7.26 − 7.46 (5H, m)。
参考例106
[3−(ベンジルオキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]酢酸メチル(1.60g)、5%パラジウム−炭素(320mg)およびエタノール(100ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で2.5時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮し、黄色固体として(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)酢酸メチル(1.02g,収率97%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶を得た。融点147−148℃。
参考例107
3−(1−ベンジル−3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)−1−プロパノール(6.75g)、2−(3−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロパン酸エチル(6.39g)、トリブチルホスフィン(12.9ml)およびテトラヒドロフラン(1.00L)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(13.1g)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から、淡黄色油状物として2−{3−[3−(1−ベンジル−3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)プロポキシ]フェノキシ}−2−メチルプロパン酸エチル(9.47g,収率78%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.24 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.35 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.59 (6H, s), 1.92 − 2.03 (2H, m), 2.45 − 2.55 (2H, m), 3.86 − 3.94 (2H, m), 4.18 − 4.28 (4H, m), 5.07 (2H, s), 6.35 − 6.44 (2H, m), 6.49 − 6.54 (1H, m), 6.96 (1H, s), 7.06 − 7.12 (1H, m), 7.14 − 7.18 (2H, m), 7.26 − 7.36 (3H, m)。
【0228】
参考例108
1−ベンジル−4−[3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)プロピル]−1H−ピラゾール−3−オール(21.8g)、ジエチル硫酸(17.3ml)、炭酸カリウム(16.7g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(150ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、黄色油状物として1−ベンジル−4−[3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)プロピル]−3−エトキシ−1H−ピラゾール(19.5g,収率82%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.36 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.57 − 1.74 (4H, m), 2.32 − 2.39 (2H, m), 3.80 − 3.98 (4H, m), 4.22 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.82 − 4.87 (1H, m), 5.07 (2H, s), 6.93 (1H, s), 7.13 − 7.17 (2H, m), 7.23 − 7.35 (3H, m)。
参考例109
4−(1−ベンジル−3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)−1−ブタノール(1.50g)、2−(3−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロパン酸エチル(1.35g)、トリブチルホスフィン(2.73ml)およびテトラヒドロフラン(110ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(2.76g)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から、無色油状物として2−{3−[4−(1−ベンジル−3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)ブトキシ]フェノキシ}−2−メチルプロパン酸エチル(1.33g,収率52%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.24 (3H, t, J = 7.0Hz), 1.37 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.48 − 1.87 (4H, m), 1.59 (6H, s), 2.33 − 2.43 (2H, m), 3.86 − 3.95 (2H, m), 4.16 − 4.29 (4H, m), 5.09 (2H, s), 6.34 − 6.44 (2H, m), 6.48 − 6.56 (1H, m), 6.95 (1H, s), 7.04 − 7.20 (3H, m), 7.24 − 7.39 (3H, m)。
参考例110
カリウムtert−ブトキシド(3.79g)の1,2−ジメトキシエタン(17ml)溶液に−78℃でトルエンスルホニルメチルイソシアニド(3.29g)の1,2−ジメトキシエタン(17ml)の溶液を滴下して加えた。次いで、同じ温度で5−(ベンジルオキシ)−2−メトキシベンズアルデヒド(3.90g)の1,2−ジメトキシエタン(50ml)の溶液を滴下して加えた後、反応混合物を室温まで暖めた。室温で1時間かき混ぜた後、メタノール(85ml)を加えた。反応混合物は還流するまで加熱し、その温度で2時間かき混ぜた。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から、淡黄色油状物として[5−(ベンジルオキシ)−2−メトキシフェニル]アセトニトリル(3.63g,収率89%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ:3.66 (2H, s), 3.81 (3H, s), 5.02 (2H, s), 6.79 (1H, d, J = 9.0 Hz), 6.88 (1H, dd, J = 2.7, 9.0 Hz), 7.03 (1H, d, J = 2.7 Hz), 7.28 − 7.44 (m, 5H)。
【0229】
参考例111
[5−(ベンジルオキシ)−2−メトキシフェニル]アセトニトリル(3.63g)、6規定水酸化ナトリウム水溶液(40ml)、テトラヒドロフラン(40ml)およびメタノール(40ml)の混合物を80℃で3日間かき混ぜた。反応混合物を1規定塩酸で中和し、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮し淡黄色固体を得た。得られた固体、炭酸カリウム(3.95g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(478ml)の混合物にヨウ化メチル(1.78ml)を室温で加え、終夜かき混ぜた。反応混合物に希塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、褐色固体として[5−(ベンジルオキシ)−2−メトキシフェニル]酢酸メチル(3.76g,収率92%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶により無色結晶を得た。融点74〜75℃。
参考例112
[5−(ベンジルオキシ)−2−メトキシフェニル]酢酸メチル(3.61g)、5%パラジウム−炭素(800mg)およびエタノール(150ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で4.5時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、(5−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)酢酸メチル(2.40g,収率97%)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:3.58 (2H, s), 3.70 (3H, s), 3.75 (3H, s), 5.21 (1H, s), 6.66 − 6.76 (3H, m)。
参考例113
2−{3−[3−(1−ベンジル−3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)プロポキシ]フェノキシ}−2−メチルプロパン酸エチル(9.47g)、5%パラジウム−炭素(10.0g)およびエタノール(200ml)の混合物にギ酸(65ml)を加え、加熱還流下終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去し、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、2−{3−[3−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)プロポキシ]フェノキシ}−2−メチルプロパン酸エチル(5.10g,収率69%)を黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.25 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.37 (3H, t, J = 6.8 Hz), 1.60 (6H, s), 1.91 − 2.09 (2H, m), 2.48 − 2.60 (2H, m), 3.85 − 3.96 (2H, m), 4.16 − 4.30 (4H, m), 6.34 − 6.45 (2H, m), 6.50 −6.58 (1H, m), 7.04 − 7.17 (2H, m)。
【0230】
参考例114
3−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸エチル(7.65g)、水素化ナトリウム(60%、油性、1.16g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(120ml)の混合物を室温で30分かき混ぜた後に、2−フルオロピリジン(2.48ml)を加え、100℃で終夜かき混ぜた。反応混合物に希塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から、無色油状物として3−[3−エトキシ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(1.52g,収率22%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.26 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.43 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.57 − 2.65 (2H, m), 2.70 − 2.78 (2H, m), 4.14 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.34 (2H, q, J = 7.2 Hz), 6.98 − 7.06 (1H, m), 7.66 − 7.74 (2H, m), 8.16 (1H, s), 8.27 − 8.31 (1H, m)。
参考例115
3−[3−エトキシ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(2.90g)のテトラヒドロフラン(100ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの0.93Mヘキサン溶液(22.0ml)を0℃で滴下した後、室温で2時間かき混ぜた。反応混合物を0℃に冷却し、水素化ジイソブチルアルミニウムの0.93Mヘキサン溶液(11.0ml)を滴下して加えた。反応混合物を室温に暖めた後に、1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、3−[3−エトキシ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(2.41g,収率97%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.44 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.73 − 1.90 (3H, m), 2.49 − 2.56 (2H, m), 3.64 − 3.71 (2H, m), 4.37 (2H, q, J = 7.2 Hz), 6.98 − 7.08 (1H, m), 7.67 − 7.75 (2H, m), 8.16 (1H, s), 8.28 − 8.32 (1H, m)。
参考例116
臭化2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)エチルテトラフェニルホスホニウム(53.2g)とN,N−ジメチルホルムアミド(500ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、4.80g)を加えた。反応混合物を室温で30分かき混ぜた後、1−ベンジル−3−(ベンジルオキシ)−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(28.9g)のN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)溶液を加え、室温で終夜、70℃で5時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から、黄色油状物を得た。得られた油状物、5%パラジウム−炭素(3.80g)およびエタノール(500ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、白色固体として1−ベンジル−4−[3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)プロピル]−1H−ピラゾール−3−オール(21.8g,収率76%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶を得た。融点93〜94℃。
【0231】
参考例117
1−ベンジル−4−[3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)プロピル]−3−エトキシ−1H−ピラゾール(22.0g)、1規定塩酸(150ml)、エタノール(150ml)およびテトラヒドロフラン(150ml)の混合物を、室温で2.5時間、50℃で3時間かき混ぜた。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、無色油状物として4−(1−ベンジル−3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)ブタナール(10.1g,収率53%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.36 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.79 − 1.91 (2H, m), 2.32 − 2.48 (4H, m), 4.22 (2H, q, J = 6.9 Hz), 5.07 (2H, s), 6.93 (1H, s), 7.13 − 7.18 (2H, m), 7.24 − 7.36 (3H, m), 9.73 (1H, s)。
参考例118
4−(1−ベンジル−3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)ブタナール(10.1g)のエタノール(185ml)溶液に水素化ホウ素ナトリウム(1.54g)を室温で加え、終夜かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、無色油状物として4−(1−ベンジル−3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)−1−ブタノール(9.44g,収率93%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.37 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.52 − 1.69 (4H, m), 2.29 − 2.41 (2H, m), 3.60 −3.71 (2H, brm), 4.23 (2H, q, J = 7.0 Hz), 5.08 (2H, s), 6.94 (1H, s), 7.13 − 7.21 (2H, m), 7.22 −7.39 (3H, m)。
参考例119
2−{3−[4−(1−ベンジル−3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)ブトキシ]フェノキシ}−2−メチルプロパン酸エチル(950mg)、5%パラジウム−炭素(950mg)およびエタノール(10ml)の混合物にギ酸(3.3ml)を加え、加熱還流下3時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、無色油状物として2−{3−[4−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)ブトキシ]フェノキシ}−2−メチルプロパン酸エチル(740mg,収率93%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.25 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.39 (3, t, J = 7.2 Hz), 1.59 (6H, s), 1.63 − 1.89 (4H, m), 2.38 − 2.46 (2H, m), 3.89 − 3.95 (2H, m), 4.18 − 4.28 (4H, m), 6.35 − 6.43 (2H, m), 6.49 − 6.55 (1H, m), 7.05 − 7.12 (1H, m), 7.15 (1H, s)。
【0232】
参考例120
4−(1−ベンジル−3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)−1−ブタノール(1.50g)、3−(4−ヒドロキシ−2−エトキシフェニル)プロパン酸メチル(1.35g)、トリブチルホスフィン(2.73ml)およびテトラヒドロフラン(110ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(2.76g)を室温で加えた後、2.5日間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から黄色油状物を得た。得られた油状物、5%パラジウム−炭素(1.80g)およびエタノール(18ml)の混合物にギ酸(6.0ml)を加え、加熱還流下7時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、褐色油状物として3−{2−エトキシ−4−[4−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)ブトキシ]フェニル}プロパン酸メチル(0.86g,収率60%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.35 − 1.45 (6H, m), 1.62 − 1.90 (4H, m), 2.38 − 2.48 (2H, m), 2.53 − 2.64 (2H, m), 2.81 − 2.92 (2H, m), 3.66 (3H, s), 3.90 − 4.06 (4H, m), 4.21 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.28 − 6.43 (2H, m), 6.94 − 7.04 (1H, m), 7.17 (1H, s)。
参考例121
4−(1−ベンジル−3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)−1−ブタノール(1.01g)、3−(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)プロパン酸エチル(1.05g)、トリブチルホスフィン(1.83ml)およびテトラヒドロフラン(75ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(1.85g)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、5%パラジウム−炭素(1.73g)およびエタノール(18ml)の混合物にギ酸(6ml)を加え、加熱還流下終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、黄色油状物として3−{3−[4−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)ブトキシ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル}プロパン酸エチル(900mg,収率57%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.24 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.39 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.64 − 1.87 (4H, m), 2.36 − 2.47 (2H, m), 2.52 − 2.63 (2H, m), 2.88 − 2.99 (2H, m), 4.05 − 4.30 (6H, m), 5.65 (1H, s), 7.15 (1H, s), 7.28 − 7.50 (5H, m)。
参考例122
3−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸エチル(5.00g)、4−(トリフルオロメチル)フェニルホウ酸(8.95g)、酢酸銅(II)(6.42g)、ピリジン(3.42ml)および塩化メチレン(120ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。析出物をろ過で除去し、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、無色結晶として3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパン酸エチル(2.41g,収率29%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点47〜48℃。
【0233】
参考例123
3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパン酸エチル(4.31g)のテトラヒドロフラン(120ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの0.93Mヘキサン溶液(39ml)を0℃で滴下した後、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、無色油状物として3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(3.68g,収率97%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.44 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.68 − 1.92 (3H, m), 2.48 − 2.59 (2H, m), 3.62 − 3.75 (2H, brm), 4.37 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.58 − 7.70 (5H, m)。
参考例124
4−(1−ベンジル−3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)−1−ブタノール(2.00g)、トリエチルアミン(1.22ml)およびテトラヒドロフラン(70ml)の混合物に室温で塩化メタンスルホニル(677μL)を加え、終夜かき混ぜた。反応混合物にトリエチルアミン(2.03ml)および塩化メタンスルホニル(1.13ml)を室温で加え、室温で2時間かき混ぜた。反応混合物を飽和重曹水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、黄色油状物としてメタンスルホン酸4−(1−ベンジル−3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)ブチル(2.46g,収率96%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.36 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.54 − 1.68 (2H, m), 1.70 − 1.82 (2H, m), 2.32 − 2.40 (2H, m), 2.98 (3H, s), 4.18 − 4.26 (4H, m), 5.07 (2H, s), 6.92 (1H, s), 7.14 − 7.19 (2H, m), 7.24 − 7.36 (3H, m)。
参考例125
3−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸エチル(662mg)、水素化ナトリウム(60%、油性、136mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(25ml)の混合物を室温で30分間かき混ぜた後、メタンスルホン酸4−(1−ベンジル−3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)ブチル(1.00g)のN,N−ジメチルホルムアミド(5ml)溶液を加えた。室温で終夜かき混ぜた後、反応混合物を0.1規定塩酸水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、5%パラジウム−炭素(1.00g)およびエタノール(10ml)の混合物にギ酸(3ml)を加え、加熱還流下4時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物を酢酸エチルで希釈し、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄した。乾燥(MgSO)後、濃縮し、無色油状物として3−{3−エトキシ−1−[4−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)ブチル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパン酸エチル(680mg,収率63%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.23 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.32 − 1.41 (6H, m), 1.44 − 1.56 (2H, m), 1.72 − 1.84 (2H, m), 2.33 − 2.40 (2H, m), 2.48 − 2.56 (2H, m), 2.61 − 2.68 (2H, m), 3.84 − 3.91 (2H, m), 4.10 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.15 − 4.27 (4H, m), 6.96 (1H, s), 7.10 (1H, s)。
【0234】
参考例126
カリウムtert−ブトキシド(5.22g)の1,2−ジメトキシエタン(300ml)溶液に−78℃でトルエンスルホニルメチルイソシアニド(4.54g)の1,2−ジメトキシエタン(30ml)の溶液を滴下して加えた。同じ温度で10分間かき混ぜた後、3−(ベンジルオキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(4.79g)の1,2−ジメトキシエタン(60ml)の溶液を滴下して加えた後、反応混合物を室温まで暖めた。次いで、メタノール(120ml)を加え、加熱還流下2.5時間かき混ぜた。反応混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄後、乾燥(MgSO)させた。減圧下溶媒を除去し、褐色油状物として[3−(ベンジルオキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]アセトニトリル(5.08g,定量的)を得た。
H−NMR(CDCl)δ:3.67 (2H, s), 3.73 (3H, s), 5.16 (2H, s), 5.73 (1H, s), 7.27 − 7.48 (5H, m)。
【0235】
参考例127
6−メトキシサリチルアルデヒド(11.20g)、臭化ベンジル(8.8ml)、炭酸カリウム(15.29g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(200ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、2−ベンジルオキシ−6−メトキシベンズアルデヒド(15.64g,収率88%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:3.91 (3H, s), 5.18 (2H, s), 6.56−6.66 (2H, m), 7.28−7.49 (6H, m), 10.59 (1H, s)。
参考例128
2−ベンジルオキシ−6−メトキシベンズアルデヒド(10.44g)のテトラヒドロフラン(100ml)溶液に、0℃で水素化リチウムアルミニウム(1.23g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物に硫酸ナトリウム10水和物(12.02g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。沈殿物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル溶出部から、2−ベンジルオキシ−6−メトキシベンジルアルコール(10.21g,収率97%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:2.50 (1H, t, J=6.6 Hz), 3.86 (3H, s), 4.85 (2H, d, J=6.6 Hz), 5.11 (2H, s), 6.54−6.66 (2H, m), 7.14−7.48 (6H, m)。
参考例129
2−ベンジルオキシ−6−メトキシベンジルアルコール(12.53g)、アセトン シアンヒドリン(7.27g)、トリフェニルホスフィン(27.32g)およびテトラヒドロフラン(250ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(44.65g)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(2−ベンジルオキシ−6−メトキシフェニル)アセトニトリル(11.46g,収率88%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 3.73 (2H, s), 3.88 (3H, s), 5.13 (2H, s), 6.52−6.66 (2H, m), 7.17−7.50 (6H, m)。
【0236】
参考例130
(2−ベンジルオキシ−6−メトキシフェニル)アセトニトリル(11.46g)、8規定水酸化ナトリウム水溶液(40ml)およびエタノール(200ml)の混合物を、還流下、終夜かき混ぜた。冷却後、反応混合物に濃塩酸(30ml)をゆっくりと加えて酸性にした。濃縮後、残留物を酢酸エチルに溶解した。得られた酢酸エチル溶液は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物、10%塩酸−メタノール溶液(200ml)およびメタノール(200ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。濃縮後、残留物を酢酸エチルに溶解した。得られた酢酸エチル溶液は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(2−ベンジルオキシ−6−メトキシフェニル)酢酸メチル(6.43g,収率50%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:3.63 (3H, s), 3.76 (2H, s), 3.82 (3H, s), 5.08 (2H, s), 6.52−6.64 (2H, m), 7.12−7.40 (6H, m)。
参考例131
(2−ベンジルオキシ−6−メトキシフェニル)酢酸メチル(6.43g)、5%パラジウム−炭素(1.59g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(6−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル) 酢酸メチル(4.20g,収率95%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:3.73 (3H, s), 3.77 (2H, s), 3.81 (3H, s), 6.40−6.62 (2H, m), 6.94 (1H, s), 7.06−7.18 (1H, m)。
参考例132
2−ベンジルオキシ−6−メトキシベンズアルデヒド(3.30g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル(3.60g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.61g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−(2−ベンジルオキシ−6−メトキシフェニル)プロペン酸エチル(3.86g,収率91%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.32 (3H, t, J=7.0 Hz), 3.89 (3H, s), 4.24 (2H, q, J=7.0 Hz), 5.18 (2H, s), 6.53−6.62 (2H, m), 6.91 (1H, d, J=16.2 Hz), 7.16−7.47 (6H, m), 8.20 (1H, d, J=16.2 Hz)。
【0237】
参考例133
(E)−3−(2−ベンジルオキシ−6−メトキシフェニル)プロペン酸エチル(3.86g)、5%パラジウム−炭素(1.00g)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−(6−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)プロピオン酸エチル(2.52g,収率90%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.22 (3H, t, J=7.0 Hz), 2.65−2.75 (2H, m), 2.83−2.93 (2H, m), 3.80 (3H, s), 4.13 (2H, q, J=7.0 Hz), 6.45 (1H, d, J=8.0 Hz), 6.60 (1H, d, J=8.0 Hz), 7.02−7.14 (1H, m), 7.86 (1H, s)。
参考例134
3−[1−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロピオン酸エチル(3.92g)のテトラヒドロフラン(25ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(25ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、3−[1−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(3.15g,収率91%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点62〜63℃。
参考例135
3−ベンジルオキシ−4−エトキシベンズアルデヒド(5.34g)のテトラヒドロフラン(50ml)溶液に、0℃で水素化リチウムアルミニウム(0.40g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物に硫酸ナトリウム10水和物(4.02g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。沈殿物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル溶出部から、3−ベンジルオキシ−4−エトキシベンジルアルコール(4.88g,収率91%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.47 (3H, t, J=7.0 Hz), 4.13 (2H, q, J=7.0 Hz), 4.60 (2H, d, J=5.8 Hz), 5.14 (2H, s), 6.78−6.99 (3H, m), 7.26−7.50 (5H, m)。
【0238】
参考例136
3−オキソヘプタン酸エチル(10.16g)とN,N−ジメチルホルムアミド ジメチルアセタール(9.53g)の混合物を1時間還流した後、減圧下、濃縮した。残留物をエタノール(250ml)に溶解し、ヒドラジン1水和物(3.06g)のエタノール(50ml)溶液を室温でゆっくりと加えた後、終夜かき混ぜた。反応混合物を、減圧下、濃縮し、残留物を酢酸エチルに溶解した。得られた酢酸エチル溶液は、飽和重曹水、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(11.35g)、炭酸カリウム(13.00g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(200ml)の混合物を100℃で終夜かき混ぜた後、反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(17.25g,収率86%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点58〜59℃。
参考例137
3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(16.50g)のテトラヒドロフラン(100ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(100ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、[3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(13.59g,収率94%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点110〜111℃。
参考例138
[3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(6.00g)、活性二酸化マンガン(18.19g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(5.16g,収率87%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:0.97 (3H, t, J=7.4 Hz), 1.34−1.82 (4H m), 2.90−3.04 (2H, m), 8.03−8.17 (2H, m), 8.68−8.73 (1H, m), 9.03 (1H, s), 10.05 (1H, s)。
【0239】
参考例139
3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(4.33g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル(3.95g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.64g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−{3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロペン酸エチル(4.81g,収率90%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点84〜85℃。
参考例140
(E)−3−{3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロペン酸エチル(3.50g)、5%パラジウム−炭素(0.73g)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、1時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−{3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロピオン酸エチル(3.31g,収率94%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点63〜64℃。
参考例141
3−{3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロピオン酸エチル(3.00g)のテトラヒドロフラン(50ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(20ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、3−[3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(2.43g,収率91%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点93〜94℃。
【0240】
参考例142
3−[3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロピオン酸エチル(3.30g)のN,N−ジメチルホルムアミド(40ml)溶液に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.57g)を加え、室温で15分間かき混ぜた後、2,5−ジクロロピリジン(2.10g)を室温で加え、100℃で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−[1−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロピオン酸エチル(3.92g,収率81%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:0.86 (6H, t, J=7.2 Hz), 1.26 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.60−1.86 (4H, m), 2.48−2.88 (5H, m), 4.16 (2H, q, J=7.2 Hz), 7.69 (1H, d, J=2.6, 8.8 Hz), 7.84−7.92 (1H, m), 8.20 (1H, s), 8.26−8.39 (1H, m)。
参考例143
3−(3−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸エチル(1.30g)、4−(トリフルオロメチル)フェニルホウ酸(2.37g)、酢酸銅(II)(1.69g)、ピリジン(0.9ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。析出物をろ過で除去し、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、無色油状物を得た。得られた無色油状物のテトラヒドロフラン(30ml)溶液に、0℃で水素化リチウムアルミニウム(0.23g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物に硫酸ナトリウム10水和物(2.10g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。沈殿物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−[3−プロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(0.87g,収率45%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.02 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.36 (1H, br t), 1.64−1.98 (4H, m), 2.52−2.69 (4H, m), 3.68−3.81 (2H, m), 7.60−7.80 (5H, m)。
参考例144
3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(5.00g)、4−(トリフルオロメチル)フェニルホウ酸(10.45g)、酢酸銅(II)(7.50g)、ピリジン(4.0ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド(75ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。析出物をろ過で除去し、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(6.93g,収率77%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点74〜75℃。
【0241】
参考例145
3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(6.00g)のテトラヒドロフラン(30ml)溶液に、0℃で水素化リチウムアルミニウム(0.54g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物に硫酸ナトリウム10水和物(5.10g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。沈殿物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、[3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(4.86g,収率93%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点84〜85℃。
参考例146
[3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(2.35g)、活性二酸化マンガン(7.90g)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(2.25g,収率96%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点81〜82℃。
参考例147
3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(2.10g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル(2.50g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.36g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−[3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロペン酸エチル(2.47g,収率94%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点118〜119℃。
【0242】
参考例148
(E)−3−[3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロペン酸エチル(2.30g)、5%パラジウム−炭素(0.82g)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、1時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−[3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロピオン酸エチル(2.30g,99%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.26 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.34 (6H, d, J=6.8 Hz), 2.56−2.67 (2H, m), 2.79−2.90 (2H, m), 2.96−3.13 (1H, m), 4.16 (2H, q, J=7.0 Hz), 7.61−7.80 (5H, m)。
参考例149
3−[3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロピオン酸エチル(2.30g)のテトラヒドロフラン(20ml)溶液に、0℃で水素化リチウムアルミニウム(0.25g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物に硫酸ナトリウム10水和物(2.30g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。沈殿物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−[3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(1.89g,収率93%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.34 (6H, d, J=6.8 Hz), 1.80−1.98 (2H, m), 2.53−2.67 (2H, m), 2.94−3.13 (1H, m), 3.68−3.82 (2H, m), 7.61−7.80 (5H, m)。
参考例150
3−シクロヘキシル−3−オキソプロピオン酸エチル(12.60g)とN,N−ジメチルホルムアミド ジメチルアセタール(11.33g)の混合物を1時間還流した後、減圧下、濃縮した。残留物をエタノール(150ml)に溶解し、ヒドラジン1水和物(3.20g)のエタノール(150ml)溶液を室温でゆっくりと加えた後、終夜かき混ぜた。反応混合物を、減圧下、濃縮し、残留物を酢酸エチルに溶解した。得られた酢酸エチル溶液は、飽和重曹水、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(12.06g)、炭酸カリウム(15.94g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(200ml)の混合物を100℃で終夜かき混ぜた後、反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(20.15g,収率86%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点99〜100℃。
【0243】
参考例151
3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(20.00g)のテトラヒドロフラン(150ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(120ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、[3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(16.39g,収率93%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点138〜139℃。
参考例152
[3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(7.10g)、活性二酸化マンガン(22.90g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(6.69g,収率95%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点103〜104℃。
参考例153
3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(6.40g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル(5.33g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.93g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロペン酸エチル(7.53g,収率96%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点132〜133℃。
【0244】
参考例154
(E)−3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロペン酸エチル(7.40g)、5%パラジウム−炭素(1.49g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、1時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロピオン酸エチル(7.20g,収率97%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.32−2.00 (13H, m), 2.58−2.88 (5H, m), 4.16 (2H, q, J=7.0 Hz), 7.89−8.05 (2H, m), 8.27 (1H, s), 8.56−8.64 (1H, m)。
参考例155
3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロピオン酸エチル(7.20g)のテトラヒドロフラン(60ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(40ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、3−[3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(5.83g,収率91%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点106〜107℃。
参考例156
3−ベンジルオキシ−4−エトキシベンジルアルコール(4.80g)、アセトン シアンヒドリン(3.50g)、トリフェニルホスフィン(9.86g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(16.16g)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(3−ベンジルオキシ−4−エトキシフェニル)アセトニトリル(3.68g,収率74%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.47 (3H, t, J=6.8 Hz), 3.67 (2H, s), 4.12 (2H, q, J=6.8 Hz), 5.15 (2H, s), 6.74−6.96 (3H, m), 7.28−7.47 (5H, m)。
【0245】
参考例157
(3−ベンジルオキシ−4−エトキシフェニル)アセトニトリル(3.68g)、4規定水酸化ナトリウム水溶液(10ml)およびエタノール(50ml)の混合物を、還流下、終夜かき混ぜた。冷却後、反応混合物に濃塩酸(5ml)をゆっくりと加えて酸性にした。濃縮後、残留物を酢酸エチルに溶解した。得られた酢酸エチル溶液は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物、10%塩酸−メタノール溶液(20ml)およびメタノール(50ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。濃縮後、残留物を酢酸エチルに溶解した。得られた酢酸エチル溶液は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(3−ベンジルオキシ−4−エトキシフェニル)酢酸メチル(2.99g,収率72%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.45 (3H, t, J=7.0 Hz), 3.54 (2H, s), 3.69 (3H, s), 4.11 (2H, q, J=7.0 Hz), 5.13 (2H, s), 6.70−6.88 (3H, m), 7.27−7.48 (5H, m)。
参考例158
(3−ベンジルオキシ−4−エトキシフェニル)酢酸メチル(2.99g)、5%パラジウム−炭素(0.61g)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(4−エトキシ−3−ヒドロキシフェニル) 酢酸メチル(1.89g,収率90%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.44 (3H, t, J=7.0 Hz), 3.54 (2H, s), 3.69 (3H, s), 4.11 (2H, q, J=7.0 Hz), 5.61 (1H, s), 6.72−6.89 (3H, m)。
参考例159
3−フルオロサリチルアルデヒド(5.20g)、臭化ベンジル(4.5ml)、炭酸カリウム(5.26g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(75ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、2−ベンジルオキシ−3−フルオロベンズアルデヒド(8.24g,収率96%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:5.28 (2H, s), 7.07−7.16 (1H, m), 7.24−7.42 (6H, m), 7.56−7.60 (1H, m), 10.25 (1H, s)。
【0246】
参考例160
2−ベンジルオキシ−3−フルオロベンズアルデヒド(8.24g)のテトラヒドロフラン(50ml)溶液に、0℃で水素化リチウムアルミニウム(0.45g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物に硫酸ナトリウム10水和物(4.02g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。沈殿物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル溶出部から、2−ベンジルオキシ−3−フルオロベンジルアルコール(8.18g,収率98%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.87 (1H, t, J=6.6 Hz), 4.58 (2H, d, J=6.6 Hz), 5.17 (2H, s), 6.97−7.13 (3H, m), 7.34−7.46 (5H, m)。
参考例161
2−ベンジルオキシ−3−フルオロベンジルアルコール(8.10g)、アセトン シアンヒドリン(4.95g)、トリフェニルホスフィン(18.57g)およびテトラヒドロフラン(150ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(30.36g)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、2−ベンジルオキシ−3−フルオロフェニルアセトニトリル(7.20g,収率85%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 3.56 (2H, s), 5.19 (2H, s), 6.98−7.18 (3H, m), 7.30−7.46 (5H, m)。
参考例162
2−ベンジルオキシ−3−フルオロフェニルアセトニトリル(7.20g)、4規定水酸化ナトリウム水溶液(10ml)およびエタノール(50ml)の混合物を、還流下、終夜かき混ぜた。冷却後、反応混合物に濃塩酸(4ml)をゆっくりと加えて酸性にした。濃縮後、残留物を酢酸エチルに溶解した。得られた酢酸エチル溶液は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物、10%塩酸−メタノール溶液(50ml)およびメタノール(50ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。濃縮後、残留物を酢酸エチルに溶解した。得られた酢酸エチル溶液は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(2−ベンジルオキシ−3−フルオロフェニル)酢酸メチル(6.63g,収率81%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:3.62 (5H, s), 5.12 (2H, s), 6.94−7.12 (3H, m), 7.26−7.47 (5H, m)。
【0247】
参考例163
(2−ベンジルオキシ−3−フルオロフェニル)酢酸メチル(6.63g)、5%パラジウム−炭素(1.44g)およびテトラヒドロフラン(150ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(3−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル) 酢酸メチル(4.53g,収率98%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.58 (1H, br t), 3.71 (2H, s), 3.74 (3H, s), 6.74−7.08 (3H, m)。
参考例164
[1−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(2.00g)、活性二酸化マンガン(6.08g)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、1−(5−クロロ−2−ピリジル) −3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(1.84g,収率93%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点69〜70℃。
参考例165
1−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(1.50g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル(1.62g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.27g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−[1−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロペン酸エチル(1.83g,収率95%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点105〜106℃。
【0248】
参考例166
2−エチルブタン酸(7.03g)、1,1’−カルボニルジイミダゾール(10.30g)およびテトラヒドロフラン(200ml)の混合物を1.5時間還流した。室温まで冷却した後、塩化マグネシウム(6.66g)とマロン酸エチルカリウム(11.90g)を加え、1.5時間還流した。反応溶液を希塩酸で酸性にした後、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物とN,N−ジメチルホルムアミド ジメチルアセタール(15.00g)の混合物を1時間還流した後、減圧下、濃縮した。残留物をエタノール(100ml)に溶解し、ヒドラジン1水和物(3.03g)のエタノール(30ml)溶液を室温でゆっくりと加えた後、終夜かき混ぜた。反応混合物を、減圧下、濃縮し、残留物を酢酸エチルに溶解した。得られた酢酸エチル溶液は、飽和重曹水、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(9.83g,収率77%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:0.85 (6H, t, J=7.0 Hz), 1.36 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.50−1.88 (4H, m), 3.28−3.50 (1H, m), 4.29 (2H, q, J=7.0 Hz), 7.96 (1H, s)。
参考例167
3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(5.00g)、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(4.35g)、炭酸カリウム(4.84g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(75ml)の混合物を100℃で終夜かき混ぜた後、反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(7.45g,収率88%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:0.88 (6H, t, J=7.2 Hz), 1.38 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.60−1.95 (4H, m), 3.20−3.40 (1H, m), 4.32 (2H, q, J=7.0 Hz), 7.98−8.17 (2H, m), 8.65−8.70 (1H, m), 8.99 (1H, s)。
参考例168
3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(6.58g)のテトラヒドロフラン(50ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(40ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、[3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(5.16g,収率89%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:0.88 (6H, t, J=7.4 Hz), 1.42 (1H, t, J=5.2 Hz), 1.66−1.88 (4H, m), 2.60−2.80 (1H, m), 4.64 (2H, d, J=5.2 Hz), 7.93−8.11 (2H, m), 8.50 (1H, s), 8.61−8.65 (1H, m)。
【0249】
参考例169
[3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(5.00g)、活性二酸化マンガン(15.18g)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(4.75g,収率95%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:0.88 (6H, t, J=7.4 Hz), 1.68−1.94 (4H, m), 3.08−3.20 (1H, m), 8.02−8.17 (2H, m), 8.67−8.72 (1H, m), 9.03 (1H, s), 10.03 (1H, s)。
参考例170
3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(4.70g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル(4.06g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.66g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロペン酸エチル(5.45g,収率95%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:0.88 (6H, t, J=7.4 Hz), 1.34 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.66−1.90 (4H, m), 2.70−2.88 (1H, m), 4.26 (2H, q, J=7.0 Hz), 6.30 (1H, d, J=16.0 Hz), 7.61 (1H, d, J=16.0 Hz), 7.97−8.14 (2H, m), 8.62−8.69 (1H, m), 8.78 (1H, s)。
参考例171
(E)−3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロペン酸エチル(5.45g)、5%パラジウム−炭素(1.02g)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、1時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロピオン酸エチル(5.28g,収率97%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:0.87 (6H, t, J=7.2 Hz), 1.27 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.64−1.86 (4H, m), 2.51−2.68 (3H, m), 2.76−2.88 (2H, m), 4.16 (2H, q, J=7.0 Hz), 7.90−8.07 (2H, m), 8.29 (1H, s), 8.58−8.62 (1H, m)。
【0250】
参考例172
3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロピオン酸エチル(5.20g)のテトラヒドロフラン(30ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(30ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、3−[3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(4.29g,収率93%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点79〜80℃。
参考例173
2−メチルブタン酸(10.27g)、1,1’−カルボニルジイミダゾール(16.48g)およびテトラヒドロフラン(200ml)の混合物を1.5時間還流した。室温まで冷却した後、塩化マグネシウム(10.58g)とマロン酸エチルカリウム(18.92g)を加え、1.5時間還流した。反応溶液を希塩酸で酸性にした後、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物とN,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール(18.05g)の混合物を1時間還流した後、減圧下、濃縮した。残留物をエタノール(150ml)に溶解し、ヒドラジン1水和物(5.13g)のエタノール(50ml)溶液を室温でゆっくりと加えた後、終夜かき混ぜた。反応混合物を、減圧下、濃縮し、残留物を酢酸エチルに溶解した。得られた酢酸エチル溶液は、飽和重曹水、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−(1−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(14.48g,収率73%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:0.91 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.31 (3H, d, J=7.2 Hz), 1.36 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.50−1.82 (2H, m), 3.44−3.58 (1H, m), 4.29 (2H, q, J=7.2 Hz), 7.94 (1H, s)。
参考例174
3−(1−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(10.00g)、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(9.38g)、炭酸カリウム(8.66g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)の混合物を100℃で終夜かき混ぜた後、反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−(1−メチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(15.39g,収率88%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点63〜64℃。
【0251】
参考例175
3−(1−メチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(13.44g)のテトラヒドロフラン(100ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(90ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、[3−(1−メチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(10.86g,収率92%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点76〜77℃。
参考例176
[3−(1−メチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(8.00g)、活性二酸化マンガン(24.16g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−(1−メチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(7.39g,収率93%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点82〜83℃。
参考例177
3−(1−メチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(6.50g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル(5.06g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.88g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−{3−(1−メチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロペン酸エチル(7.59g,収率95%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点75〜76℃。
【0252】
参考例178
(E)−3−{3−(1−メチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロペン酸エチル(7.30g)、5%パラジウム−炭素(1.48g)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、1時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−{3−(1−メチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロピオン酸エチル(7.21g,収率98%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:0.92 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.20−1.34 (6H, m), 1.54−1.90 (2H, m), 2.58−2.68 (2H, m), 2.76−2.87 (3H, m), 4.16 (2H, q, J=7.2 Hz), 7.90−8.05 (2H, m), 8.28 (1H, s), 8.57−8.63 (1H, m)。
参考例179
3−{3−(1−メチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロピオン酸エチル(7.20g)のテトラヒドロフラン(50ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(50ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、3−[3−(1−メチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(6.09g,収率95%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点72〜73℃。
参考例180
2−メチルペンタン酸(11.65g)、1,1’−カルボニルジイミダゾール(17.89g)およびテトラヒドロフラン(200ml)の混合物を1.5時間還流した。室温まで冷却した後、塩化マグネシウム(10.48g)とエトキシカルボニル酢酸カリウム(18.75g)を加え、1.5時間還流した。反応溶液を希塩酸で酸性にした後、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物とN,N−ジメチルホルムアミド ジメチルアセタール(17.90g)の混合物を1時間還流した後、減圧下、濃縮した。残留物をエタノール(200ml)に溶解し、ヒドラジン1水和物(5.10g)のエタノール(50ml)溶液を室温でゆっくりと加えた後、終夜かき混ぜた。反応混合物を、減圧下、濃縮し、残留物を酢酸エチルに溶解した。得られた酢酸エチル溶液は、飽和重曹水、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−(1−メチルブチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(16.85g,収率80%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:0.90 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.18−1.44 (6H, m), 1.48−1.80 (4H, m), 3.52−3.70 (1H, m), 4.30 (2H, q, J=7.0 Hz), 7.94 (1H, s)。
【0253】
参考例181
3−(1−メチルブチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(6.50g)、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(5.85g)、炭酸カリウム(5.09g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)の混合物を100℃で終夜かき混ぜた後、反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−(1−メチルブチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(9.71g,収率88%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:0.91 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.23−1.92 (10H, m), 3.44−3.59 (1H, m), 4.32 (2H, q, J=7.2 Hz), 8.00−8.15 (2H, m), 8.65−8.69 (1H, m), 8.97 (1H, s)。
参考例182
3−(1−メチルブチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(9.71g)のテトラヒドロフラン(100ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(60ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、[3−(1−メチルブチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(8.21g,収率96%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:0.91 (3H, t, J=6.8 Hz), 1.27−1.90 (8H, m), 2.88−3.10 (1H, m), 4.65 (2H, d, J=6.2 Hz), 7.93−8.10 (2H, m), 8.48 (1H, s), 8.60−8.66 (1H, m)。
参考例183
[3−(1−メチルブチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(8.21g)、活性二酸化マンガン(26.48g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−(1−メチルブチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(7.56g,収率93%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点63〜64℃。
【0254】
参考例184
3−(1−メチルブチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(7.40g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル(5.50g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(70ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.96g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−{3−(1−メチルブチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロペン酸エチル(8.15g,収率90%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:0.92 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.24−1.45 (8H, m), 1.56−1.88 (2H, m), 2.98−3.14 (1H, m), 4.27 (2H, q, J=7.2 Hz), 6.29 (1H, d, J=16.2 Hz), 7.62 (1H, d, J=16.2 Hz), 7.98−8.13 (2H, m), 8.64−8.70 (1H, m), 8.76 (1H, s)。
参考例185
(E)−3−{3−(1−メチルブチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロペン酸エチル(8.15g)、5%パラジウム−炭素(1.33g)およびテトラヒドロフラン(75ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、1時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−{3−(1−メチルブチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロピオン酸エチル(8.10g,収率99%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:0.91 (3H, t, J=7.4 Hz), 1.22−1.90 (10H, m), 2.58−2.68 (2H, m), 2.76−2.98 (3H, m), 4.16 (2H, q, J=7.0 Hz), 7.90−8.06 (2H, m), 8.28 (1H, s), 8.58−8.63 (1H, m)。
参考例186
3−{3−(1−メチルブチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロピオン酸エチル(8.10g)のテトラヒドロフラン(50ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(50ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、3−[3−(1−メチルブチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(6.63g,収率92%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点72〜73℃。
【0255】
参考例187
3−イソプロピル−4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−1H−ピラゾール(0.90g)のN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)溶液に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.17g)を加え、室温で15分間かき混ぜた後、2,3−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(0.93g)を室温で加え、50℃で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−イソプロピル−4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−1H−ピラゾール(1.59g,収率96%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.35 (6H, d, J=7.0 Hz), 1.88−2.00 (2H, m), 2.55−2.66 (2H, m), 2.97−3.15 (1H, m), 3.38 (3H, s), 3.58−3.67 (2H, m), 4.65 (2H, s), 8.01 (1H, s), 8.02−8.09 (1H, m), 8.57−8.61 (1H, m)。
参考例188
1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−イソプロピル−4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−1H−ピラゾール(1.59g)、濃塩酸(0.05ml)およびメタノール(50ml)の混合物を、2時間還流した。減圧下、濃縮した後、残留物を酢酸エチルに溶解した。酢酸エチル溶液は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−[1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル) −2−ピリジル]−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(1.33g,収率94%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点66〜67℃。
参考例189
3−イソプロピル−4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−1H−ピラゾール(0.98g)のN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)溶液に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.19g)を加え、室温で15分間かき混ぜた後、2,5−ジブロモピリジン(1.15g)を室温で加え、100℃で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、1−(5−ブロモ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−1H−ピラゾール(1.63g,収率96%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.32 (6H, d, J=7.0 Hz), 1.84−2.02 (2H, m), 2.52−2.64 (2H, m), 2.94−3.10 (1H, m), 3.38 (3H, s), 3.55−3.66 (2H, m), 4.65 (2H, s), 7.81−7.85 (2H, m), 8.19 (1H, s), 8.36−8.39 (1H, m)。
【0256】
参考例190
1−(5−ブロモ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−1H−ピラゾール(1.63g)、濃塩酸(0.05ml)およびメタノール(50ml)の混合物を、2時間還流した。減圧下、濃縮した後、残留物を酢酸エチルに溶解した。酢酸エチル溶液は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(1.32g,収率92%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点96〜97℃。
参考例191
3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(41.42g)、臭化ベンジル(25ml)、炭酸カリウム(30.00g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(200ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、1−ベンジル−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(55.62g,収率94%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:0.84 (6H, t, J=7.2 Hz), 1.31 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.60−1.88 (4H, m), 3.14−3.32 (1H, m), 4.23 (2H, q, J=7.2 Hz), 5.27 (2H, s), 7.10−7.40 (5H, m), 7.86 (1H, s)。
参考例192
1−ベンジル−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(55.62g)のテトラヒドロフラン(200ml)溶液に、0℃で水素化リチウムアルミニウム(5.38g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物に硫酸ナトリウム10水和物(53.88g)を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。沈殿物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル溶出部から、[1−ベンジル−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(47.18g,収率99%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:0.84 (6H, t, J=7.4 Hz), 1.22 (1H, br t), 1.60−1.82 (4H, m), 2.48−2.70 (1H, m), 4.52 (2H, d, J=5.0 Hz), 5.26 (2H, s), 7.08−7.42 (6H, m)。
【0257】
参考例193
[1−ベンジル−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(47.18g)、活性二酸化マンガン(152.00g)およびテトラヒドロフラン(300ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、1−ベンジル−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(42.25g,収率90%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:0.85 (6H, t, J=7.4 Hz), 1.67−1.90 (4H, m), 2.88−3.10 (1H, m), 5.29 (2H, s), 7.18−7.41 (5H, m), 7.76 (1H, s), 9.87 (1H, s)。
参考例194
1−ベンジル−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(42.25g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル(40.70g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(200ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、6.95g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−[1−ベンジル−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロペン酸エチル(52.30g,収率97%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:0.83 (6H, t, J=7.2 Hz), 1.30 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.60−1.84 (4H, m), 2.64−2.78 (1H, m), 4.21 (2H, q, J=7.2 Hz), 5.27 (2H, s), 6.02 (1H, d, J=15.6 Hz), 7.08−7.42 (5H, m), 7.51 (1H, s), 7.57 (1H, d, J=15.6 Hz)。
参考例195
(E)−3−[1−ベンジル−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロペン酸エチル(10.00g)、5%パラジウム−炭素(10.26g)、ギ酸(50ml)およびエタノール(50ml)の混合物を5時間還流した。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物を酢酸エチルに溶解し、飽和重曹水、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、3−[3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロピオン酸エチル(6.60g,収率91%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:0.82 (6H, t, J=7.4 Hz), 1.25 (3H, t, J=7.4 Hz), 1.50−1.82 (4H, m), 2.48−2.81 (5H, m), 4.14 (2H, q, J=7.4 Hz), 7.36 (1H, s)。
【0258】
参考例196
3−イソプロピル−4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−1H−ピラゾール(0.90g)のN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)溶液に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.19g)を加え、室温で30分間かき混ぜた後、2,3,5−トリクロロピリジン(0.89g)を室温で加え、室温で3時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から、1−(3,5−ジクロロ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−1H−ピラゾール(1.19g,収率78%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.34 (6H, d, J=7 Hz), 1.85−2.00 (2H, m), 2.55−2.65 (2H, m), 2.95−3.15 (1H, m), 3.38 (3H, s), 3.62 (2H, t, J=6 Hz), 4.65 (2H, s), 7.84 (1H, s), 7.86 (1H, d, J=2 Hz), 8.35 (1H, d, J=2 Hz)。
参考例197
1−(3,5−ジクロロ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−1H−ピラゾール(1.18g)、濃塩酸(0.1ml)およびメタノール(20ml)の混合物を、2時間還流した。減圧下、濃縮した後、残留物を酢酸エチルに溶解した。酢酸エチル溶液は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮して、3−[1−(3,5−ジクロロ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(1.02g,収率99%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.34 (6H, d, J=7 Hz), 1.80−2.00 (2H, m), 2.55−2.65 (2H, m), 2.95−3.15 (1H, m), 3.70−3.80 (2H, m), 7.84 (1H, s), 7.86 (1H, d, J=2 Hz), 8.35 (1H, d, J=2 Hz)。
参考例198
ナトリウムエトキシド(39.58g)およびジイソプロピルエーテル(800ml)の混合物に吉草酸エチル(74.21g)およびギ酸エチル(50.67g)の混合液を0℃、1時間で加えた後、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物に酢酸(66ml)を20分間かけて加え、次いでヒドラジン1水和物(32.0g)を10分間で加えた後、2時間還流した。反応混合物に水(150ml)を加え、0℃で1時間かき混ぜた。析出した結晶を濾取し、冷水及びイソプロピルエーテルで洗浄した後、乾燥し、灰白色結晶を得た。得られた結晶、トリエチルアミン(10.1ml)およびテトラヒドロフラン(70ml)の混合物に二炭酸ジ−tert−ブチル(16.7ml)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮し、残留物に水を加えて生じた結晶を濾取し、水およびヘキサンで洗浄後、乾燥し、3−ヒドロキシ−4−プロピル−1H−ピラゾール−1−カルボン酸tert−ブチル(10.30g,収率66%)を白色結晶として得た。融点70〜71℃(分解)。
H−NMR(CDCl)δ:0.95 (3H, t, J=7.3 Hz), 1.55−1.65 (11H, m), 2.35(2H, t, J=7.4 Hz), 7.62 (1H, br s)。
【0259】
参考例199
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(660mg)、3−ヒドロキシ−4−プロピル−1H−ピラゾール−1−カルボン酸tert−ブチル(530mg)、トリブチルホスフィン(860mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(1.06g)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ジエチルエーテル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物および4規定塩化水素酢酸エチル溶液(10ml)の混合物を室温で、終夜かき混ぜた。反応混合物を飽和重層水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、4−プロピル−3−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1H−ピラゾール(700mg,収率79%)を得た。融点127〜128℃。
参考例200
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(1.00g)、3−ヒドロキシ−4−プロピル−1H−ピラゾール−1−カルボン酸tert−ブチル(790mg)、トリブチルホスフィン(1.31g)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(1.64g)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物および4規定塩化水素酢酸エチル溶液(20ml)の混合物を室温で、終夜かき混ぜた。反応混合物を飽和重層水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−4−プロピル−1H−ピラゾール(1.19g,収率89%)を得た。融点121〜122℃。
H−NMR(CDCl)δ:0.94 (3H, t, J= 7.3Hz), 1.42 (3H, t, J= 7.1Hz), 1.57 (2H, sextet, J= 7.4Hz), 2.09 (2H, quintet, J= 7.0Hz), 2.34 (2H, t, J= 7.4Hz), 2.59 (2H, t, J= 7.4Hz), 4.24 (2H, t, J= 6.3Hz), 4.35 (2H, q, J= 7.0Hz), 7.14 (1H, s), 7.80 (1H, d, J= 8.5Hz), 7.90 (1H, dd, J= 8.8, 2.2Hz), 8.20 (1H, s), 8.53−8.55 (1H, m), 8.82 (1H, br s)。
参考例201
シクロヘキシルヒドラジン・塩酸塩(20.12g)、アセチレンジカルボン酸ジメチル(19.00g)、酢酸カリウム(13.11g)、酢酸(70ml)およびトルエン(70ml)の混合物を80℃で3時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物にトルエンを加え、生じた固体をろ過により除去した。ろ液を濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−クロロホルム(1:6,容積比)溶出部から、1−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(11.86g,収率40%)を無色結晶として得た。融点195〜196℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.23−1.97 (10H, m), 3.87 (3H, s), 5.00−5.10 (1H, m), 6.14 (1H, s), 10.99 (1H, br s)。
【0260】
参考例202
1−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(11.00g)、臭化ベンジル(6.10ml)、炭酸カリウム(6.80g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(80ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−ベンジルオキシ−1−シクロヘキシル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(15.40g,定量的)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.18−1.48 (3H, m), 1.65−1.74 (1H, m), 1.82−1.97 (6H, m), 3.84 (3H, s), 4.94−5.03 (1H, m), 5.17 (2H, s), 6.18 (1H, s), 7.28−7.47 (5H, m)。
参考例203
水素化リチウムアルミニウム(4.65g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に、0℃で3−ベンジルオキシ−1−シクロヘキシル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(15.40g)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液をゆっくり加えた後、室温で30分かき混ぜた。アセトン(20ml)をゆっくり加えて過剰の水素化リチウムアルミニウムを分解し、さらに食塩水(13ml)を加えた。沈殿物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から、(3−ベンジルオキシ−1−シクロヘキシル−1H−ピラゾール−5−イル)メタノール(13.61g,収率97%)を無色結晶として得た。融点195〜196℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.20−1.45 (3H, m), 1.55−1.73 (2H, m), 1.84−2.01 (6H, m), 3.97−4.07 (1H, m), 4.57 (2H, d, J= 6.1Hz), 5.15 (2H, s), 5.59 (1H, s), 7.27−7.47 (5H, m)。
参考例204
(3−ベンジルオキシ−1−シクロヘキシル−1H−ピラゾール−5−イル)メタノール(12.50g)、活性二酸化マンガン(50.0g)およびテトラヒドロフラン(250ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、ジエチルホスホノ酢酸エチル(6.75g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、1.20g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−(3−ベンジルオキシ−1−シクロヘキシル−1H−ピラゾール−5−イル)プロペン酸エチル(7.72g,収率50%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.17−1.49 (6H, m), 1.67−1.76 (1H, m), 1.83−2.02 (6H, m), 4.06−4.15 (1H, m), 4.26 (2H, q, J= 7.1Hz), 5.17 (2H, s), 5.92 (1H, s), 6.27 (1H, d, J= 15.9Hz), 7.28−7.47 (5H, m), 7.55 (1H, d, J= 15.9Hz)。
【0261】
参考例205
(E)−3−(3−ベンジルオキシ−1−シクロヘキシル−1H−ピラゾール−5−イル)プロペン酸エチル(7.70g)、5%パラジウム−炭素(1.0g)、テトラヒドロフラン(50ml)およびエタノール(50ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、ろ液を濃縮し、3−(1−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−5−イル)プロパン酸エチル(5.54g,収率96%)を無色結晶として得た。融点173〜174℃。
参考例206
アセチレンジカルボン酸メチル(29.20g)およびメタノール(200ml)の混合物にヒドラジン1水和物(10.30g)を0℃で加えた後、室温で、終夜かき混ぜた。反応混合物を濃縮し、黄色結晶(28.61g)を得た。得られた結晶、トリエチルアミン(29.5ml)およびテトラヒドロフラン(200ml)の混合物に二炭酸ジ−tert−ブチル(48.6ml)を加え、終夜かき混ぜた後、反応混合物を濃縮した。得られた残留物、臭化ベンジル、炭酸カリウム(29.20g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(200ml)の混合物を室温で、終夜かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物および4規定塩化水素酢酸エチル溶液(100ml)の混合物を室温で、終夜かき混ぜた。反応混合物を飽和重層水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から、3−ベンジルオキシ−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(12.10g,収率26%)を黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:3.89 (3H, s), 5.25 (2H, s), 6.26 (1H, s), 7.22−7.47 (5H, m), 10.60 (1H, br s)。
参考例207
3−ベンジルオキシ−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(12.10g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、1.20g)を加え、30分間かき混ぜた後、ヨウ化イソプロピル(5.70ml)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−ベンジルオキシ−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(7.34g,収率51%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.44 (6H, d, J=6.6 Hz), 3.84 (3H, s), 5.18 (2H, s), 5.41 (1H, septet, J= 6.6Hz), 6.18 (1H, s), 7.27−7.47 (5H, m)。
【0262】
参考例208
水素化リチウムアルミニウム(1.30g)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に、0℃で3−ベンジルオキシ−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(7.34g)のテトラヒドロフラン(5ml)溶液をゆっくり加えた後、室温で30分かき混ぜた。アセトン(20ml)をゆっくり加えて過剰の水素化リチウムアルミニウムを分解し、さらに食塩水(4ml)を加えた。沈殿物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、アセトン−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から、[3−ベンジルオキシ−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]メタノール(2.63g,収率40%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.44 (6H, d, J= 6.6Hz), 1.74 (1H, t, J=6.1 Hz), 4.48 (1H, septet, J=6.6 Hz), 4.57 (2H, d, J= 5.8Hz), 5.15 (2H, s), 5.58 (1H, s), 7.24−7.50 (5H, m)。
参考例209
[3−ベンジルオキシ−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]メタノール(2.60g)、活性二酸化マンガン(8.0g)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、ジエチルホスホノ酢酸エチル(1.67g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.30g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ジエチルエーテル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−(3−ベンジルオキシ−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル)プロペン酸エチル(1.23g,収率37%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.33 (3H, t, J= 7.1Hz), 1.46 (6H, d, J= 6.6Hz), 4.26 (2H, q, J= 7.2Hz), 4.57 (1H, septet, J= 6.6Hz), 5.17 (2H, s), 5.92 (1H, s), 6.27 (1H, d, J= 15.8Hz), 7.27−7.50 (5H, m), 7.54 (1H, d, J= 15.8Hz)。
参考例210
(E)−3−(3−ベンジルオキシ−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル)プロペン酸エチル(1.23g)、5%パラジウム−炭素(0.2g)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、ろ液を濃縮し、3−(3−ヒドロキシ−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル)プロパン酸エチル(0.88g,定量的)を無色結晶として得た。融点123〜124℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.27 (3H, t, J= 7.1Hz), 1.42 (6H, d, J= 6.6Hz), 2.57−2.68 (2H, m), 2.80−2.92 (2H, m), 4.16 (2H, q, J= 7.1Hz), 4.32 (1H, septet, J= 6.6Hz), 5.37 (1H, s)。
【0263】
参考例211
4−メチル−3−オキソペンタン酸メチル(20.00g)および1,1−ジメトキシトリメチルアミン(24.8g)の混合物を2時間還流した。反応混合物を濃縮し、黄色油状物を得た。得られた油状物およびエタノール(200ml)の混合物に0℃でヒドラジン1水和物(7.30g)を加えた後、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を濃縮し、残留物を酢酸エチルに溶解し、飽和重曹水、食塩水の順に洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮し、褐色油状物を得た。得られた油状物、臭化ベンジル(17.0ml)、炭酸カリウム(20.0g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(200ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ジエチルエーテル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、1−ベンジル−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸メチル(29.93g,収率84%)を黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.31 (6H, d, J= 7.0Hz), 3.30−3.60 (1H, m), 3.76 (3H, s), 5.24(2H, s), 7.18−7.40 (5H, m), 7.69 (1H, s)。
参考例212
水素化リチウムアルミニウム(5.50g)およびテトラヒドロフラン(260ml)の混合物に、0℃で1−ベンジル−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸メチル(29.93g)のテトラヒドロフラン(40ml)溶液をゆっくり加えた後、室温で30分かき混ぜた。アセトン(20ml)をゆっくり加えて過剰の水素化リチウムアルミニウムを分解し、さらに食塩水(15ml)を加えた。沈殿物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、アセトン−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から、[1−ベンジル−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(25.21g,収率94%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.32 (6H, d, J= 7.0Hz), 1.45 (1H, br s), 3.08 (1H, septet, J= 7.0Hz), 4.54 (2H, br s), 5.22 (2H, s), 7.14−7.40 (6H, m)。
参考例213
[1−ベンジル−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(25.00g)、活性二酸化マンガン(100.0g)およびテトラヒドロフラン(350ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、ジエチルホスホノ酢酸エチル(25.80g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(180ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、4.60g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−(1−ベンジル−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)プロペン酸エチル(30.25g,収率94%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.30 (3H, t, J= 7.3Hz), 1.33 (6H, d, J= 6.8Hz), 3.16 (1H, septet, J= 6.8Hz), 4.21 (2H, q, J= 7.2Hz), 5.25 (2H, s), 6.51 (1H, d, J= 16.0Hz), 7.18−7.40 (5H, m), 7.45 (1H, s), 7.58 (1H, d, J= 16.0Hz)。
【0264】
参考例214
2−エチルフェノール(12.22g)、トリブチルアミン(7.41g)およびトルエン(50ml)の混合物に、四塩化スズ(2.61g)を加え室温で30分かき混ぜた後、パラホルムアルデヒド(6.60g)を加え、100℃で終夜かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン溶出部から、3−エチルサリチルアルデヒド(8.20g,収率55%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.23(3H, t, J=7.6 Hz), 2.70(2H, q, J=7.6 Hz), 6.96(1H, t, J=7.6 Hz), 7.37−7.42(2H, m), 9.89(1H, s), 11.28(1H, s)。
参考例215
水素化リチウムアルミニウム(2.00g)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に、0℃で3−[1−ベンジル−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(11.73g)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液をゆっくり加えた後、室温で30分かき混ぜた。アセトン(20ml)をゆっくり加えて過剰の水素化リチウムアルミニウムを分解し、さらに食塩水(5.5ml)を加えた。沈殿物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、アセトン−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から、3−[1−ベンジル−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(9.95g,収率98%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.29 (6H, d, J= 7.0Hz), 1.44 (1H, t, J= 5.3Hz), 1.70−1.85 (2H, m), 2.49 (2H, t, J= 7.7Hz), 2.98 (1H, septet, J= 7.0Hz), 3.67 (2H, d, J= 5.9Hz), 5.22 (2H, s), 7.02 (1H, s), 7.13−7.39 (5H, m)。
参考例216
3−[1−ベンジル−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(9.95g)、N−エチルジイソプロピルアミン(10.0ml)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に0℃でクロロメチルメチルエーテル(5.50ml)を加えた後、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から、1−ベンジル−4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール(10.57g,収率91%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.29 (6H, d, J= 7.0Hz), 1.70−1.88 (2H, m), 2.49 (2H, t, J= 7.7Hz), 2.98 (1H, septet, J= 7.0Hz), 3.34 (3H, s), 3.54 (2H, t, J= 6.4Hz), 4.61 (2H, s), 5.22 (2H, s), 7.01 (1H, s), 7.12−7.38 (5H, m)。
【0265】
参考例217
1−ベンジル−4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール(10.57g)、5%パラジウム−炭素(2.0g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物を水素雰囲気下、50℃で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、ろ液を濃縮し、4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール(7.44g,定量的)を黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.29 (6H, d, J= 7.0Hz), 1.77−1.94 (2H, m), 2.53 (2H, t, J= 7.7Hz), 3.05 (1H, septet, J= 7.0Hz), 3.38 (3H, s), 3.57 (2H, t, J= 6.4Hz), 4.64 (2H, s), 7.34 (1H, s)。
参考例218
3−[3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(1.00g)、2−クロロ−5−ニトロピリジン(0.79g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.25g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−[3−(1−メチルエチル)−1−(5−ニトロ−2−ピリジル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(1.26g,収率74%)を黄色結晶として得た。融点90〜91℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.27 (3H, t, J= 7.2Hz), 1.34 (6H, d, J= 7.0Hz), 2.60−2.72 (2H, m), 2.78−2.90 (2H, m), 3.04 (1H, septet, J= 6.9Hz), 4.17 (2H, q, J= 7.2Hz), 8.05 (1H, d, J= 9.0Hz), 8.30 (1H, s), 8.50 (1H, dd, J= 9.2, 2.6Hz), 9.20 (1H, dd, J= 2.6, 0.6Hz)。
参考例219
3−[3−(1−メチルエチル)−1−(5−ニトロ−2−ピリジル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(1.18g)、5%パラジウム−炭素(0.15g)、メタノール(4ml)およびテトラヒドロフラン(4ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、ろ液を濃縮し、3−[1−(5−アミノ−2−ピリジル)−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(0.93g,収率94%)を黄色結晶として得た。融点75〜76℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.26 (3H, t, J= 7.1Hz), 1.32 (6H, d, J= 6.9Hz), 2.57−2.65 (2H, m), 2.77−2.85 (2H, m), 3.03 (1H, septet, J= 6.9Hz), 3.63 (2H, br s), 4.14(2H, q, J= 7.2Hz), 7.09 (1H, dd, J= 8.9, 2.9Hz), 7.70 (1H, dd, J= 8.6, 0.8Hz), 7.82 (1H, dd, J= 3.0, 0.6Hz), 8.09 (1H, s)。
【0266】
参考例220
3−[1−(5−アミノ−2−ピリジル)−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(2.00g)、テトラフルオロホウ酸(42%、4ml)および1,4−ジオキサン(3ml)の混合物に0℃で、亜硝酸ナトリウム(0.50g)の水(1ml)溶液をゆっくり加えた後、30分間かき混ぜた。反応混合物に冷水(30ml)を加え、析出した結晶をろ取し、水洗後、風乾した。得られた結晶を90℃に加熱したトルエン(15ml)にゆっくり加えた後、100℃で30分間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、黄色油状物(1.17g)を得た。得られた油状物およびテトラヒドロフラン(15ml)の混合物に、0℃で水素化ジイソブチルアルミニウムの1.5Mトルエン溶液(6.5ml)をゆっくり加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−[1−(5−フルオロ−2−ピリジル)−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(0.74g,収率42%)を無色結晶として得た。融点78〜79℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.32 (6H, d, J= 6.9Hz), 1.83−1.98 (2H, m), 2.58 (2H, t, J= 7.8Hz), 3.02 (1H, septet, J= 6.9Hz), 3.74 (2H, t, J= 5.6Hz), 7.42−7.52 (1H, m), 7.88−7.95 (1H, m), 8.14−8.20 (2H, m)。
参考例221
4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール(0.50g)、6−クロロピリジン−3−カルボニトリル(0.36g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(6ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.12g)を加え、水素の発生が終了した後に80℃で3時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた残留物、濃塩酸(2滴)およびメタノール(6ml)の混合物を60℃で、終夜かき混ぜた。反応混合物を重曹水に注ぎ、析出した結晶をろ取し、水洗後、乾燥し、6−[4−(3−ヒドロキシプロピル)−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−1−イル]ピリジン−3−カルボニトリル(550mg、収率90%)を無色結晶として得た。融点105〜106℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.32 (6H, d, J= 7.0Hz), 1.47 (1H, br s), 1.82−2.00 (2H, m), 2.53−2.66 (2H, m), 3.03 (1H, septet, J= 6.9Hz), 3.75 (2H, t, J= 6.4Hz), 7.95 (1H, dd, J= 8.6, 2.0Hz), 8.03 (1H, dd, J= 8.6, 1.0Hz), 8.25 (1H, t, J= 0.9Hz), 8.61 (1H, dd, J= 2.0, 1.0Hz)。
参考例222
4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール(1.50g)、2−クロロ−5−ニトロピリジン(1.23g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.37g)を加え、水素の発生が終了した後に80℃で3時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた残留物、濃塩酸(2滴)およびメタノール(6ml)の混合物を60℃で、終夜かき混ぜた。反応混合物を重曹水に注ぎ、析出した結晶をろ取し、水洗後、乾燥し、3−[3−(1−メチルエチル)−1−(5−ニトロ−2−ピリジル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(1.60g、収率80%)を無色結晶として得た。融点130〜131℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.34 (6H, d, J= 7.0Hz), 1.36 (1H, t, J= 5.0Hz), 1.84−2.00 (2H, m), 2.55−2.67 (2H, m), 3.04 (1H, septet, J= 6.9Hz), 3.76 (2H, t, J= 6.0Hz), 8.06 (1H, d, J= 9.2Hz), 8.30 (1H, s), 8.51 (1H, dd, J= 9.2, 2.8Hz), 9.20 (1H, dd, J= 2.5, 0.7Hz)。
【0267】
参考例223
4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール(1.52g)、2−クロロ−5−メチルピリジン(1.83g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.43g)を加え、水素の発生が終了した後に110℃で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた残留物、濃塩酸(2ml)およびメタノール(20ml)の混合物を2時間、還流した。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から、3−[3−(1−メチルエチル)−1−(5−メチル−2−ピリジル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(0.80g、収率43%)を無色結晶として得た。融点82〜83℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.33 (6H, d, J= 7.0Hz), 1.56(1H, br s), 1.82−1.97 (2H, m), 2.32 (3H, s), 2.58 (2H, t, J= 7.7Hz), 3.03 (1H, septet, J= 7.0Hz), 3.74 (2H, t, J= 6.4Hz), 7.52−7.60 (1H, m), 7.82 (1H, d, J= 8.4Hz), 8.14−8.16 (1H, m), 8.20 (1H, s)。
参考例224
3−[3−(1−メチルエチル)−1−(5−ニトロ−2−ピリジル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(1.18g)、(3−メトキシ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(800mg)、トリブチルホスフィン(1.64g)およびテトラヒドロフラン(40ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(2.05g)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(3−メトキシ−2−{3−[3−(1−メチルエチル)−1−(5−ニトロ−2−ピリジル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}フェニル)酢酸メチル(1.30g、収率50%)を黄色結晶として得た。融点108〜109℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.35 (6H, d, J= 7.0Hz), 2.00−2.17 (2H, m), 2.71 (2H, t, J= 7.7Hz), 3.07 (1H, septet, J= 6.9Hz), 3.68 (3H, s), 3.85 (2H, s), 4.07 (2H, t, J= 6.2Hz), 6.80−6.90 (2H, m), 7.02 (1H, dd, J= 8.4, 7.4Hz), 8.06 (1H, d, J= 9.2Hz), 8.35 (1H, s), 8.51 (1H, dd, J= 9.1, 2.5Hz), 9.20 (1H, d, J= 2.2Hz)。
参考例225
(3−メトキシ−2−{3−[3−(1−メチルエチル)−1−(5−ニトロ−2−ピリジル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}フェニル)酢酸メチル(0.88g)、5%パラジウム−炭素(0.1g)、メタノール(4ml)およびテトラヒドロフラン(4ml)混合物を水素雰囲気下、室温で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(2−{3−[1−(5−アミノ−2−ピリジル)−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(0.80g、収率95%)を黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.33 (6H, d, J= 7.0Hz), 1.97−2.15 (2H, m), 2.68 (2H, t, J= 7.8Hz), 3.05 (1H, septet, J= 6.9Hz), 3.63 (2H, br s), 3.66 (3H, s), 3.68 (2H, s), 3.83 (3H, s), 4.06 (2H, t, J= 6.4Hz), 6.78−6.88 (2H, m), 6.95−7.27 (2H, m), 7.72 (1H, d, J= 8.8Hz), 7.83 (1H, d, J= 2.6Hz), 8.14 (1H, s)。
【0268】
参考例226
4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール(1.00g)、3−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン(1.03g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.28g)を加え、水素の発生が終了した後に室温で、3時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、析出した結晶をろ取し、水洗した。得られた湿結晶、濃塩酸(3滴)およびメタノール(15ml)の混合物を4時間、還流した。反応混合物を氷水に注ぎ、析出した結晶をろ取し、水洗後、乾燥した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−クロロホルム(1:3,容積比)溶出部から、3−{3−(1−メチルエチル)−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(1.00g、収率68%)を無色結晶として得た。融点113〜114℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.33 (6H, d, J= 6.6Hz), 1.42 (1H, t, J= 5.1Hz), 1.84−2.01 (2H, m), 2.63 (2H, t, J= 7.9Hz), 3.05 (1H, septet, J= 6.8Hz), 3.77 (2H, q, J= 5.7Hz), 7.83 (1H, d, J= 9.0Hz), 8.29 (1H, d, J= 9.0Hz), 8.50 (1H, s)。
参考例227
4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール(1.00g)、3−クロロ−6−メトキシピリダジン(0.82g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.24g)を加え、水素の発生が終了した後に室温で、3時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、析出した結晶をろ取し、水洗した。得られた湿結晶、濃塩酸(3滴)およびメタノール(15ml)の混合物を4時間、還流した。反応混合物を氷水に注ぎ、析出した結晶をろ取し、水洗後、乾燥した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、アセトン−クロロホルム(1:4,容積比)溶出部から、3−{1−[6−メトキシピリダジン−3−イル]−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(300mg、収率23%)を無色結晶として得た。融点122〜123℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.32 (6H, d, J= 6.9Hz), 1.39 (1H, t, J= 5.3Hz), 1.84−1.97 (2H, m), 2.60 (2H, t, J= 7.7Hz), 3.03 (1H, septet, J= 7.0Hz), 3.75 (2H, q, J= 5.8Hz), 4.12 (3H, s), 7.06 (1H, d, J= 9.3Hz), 8.11 (1H, d, J= 9.3Hz), 8.32 (1H, s)。
参考例228
4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール(1.00g)、6−クロロピリダジン−3−カルボニトリル(0.72g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.24g)を加え、水素の発生が終了した後に室温で、3時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、析出した結晶をろ取し、水洗した。得られた湿結晶、濃塩酸(3滴)およびメタノール(15ml)の混合物を4時間、還流した。反応混合物を氷水に注ぎ、析出した結晶をろ取し、水洗後、乾燥した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−クロロホルム(1:2,容積比)溶出部から、6−[4−(3−ヒドロキシプロピル)−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−1−イル]ピリダジン−3−カルボニトリル(950mg、収率74%)を無色結晶として得た。融点140〜141℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.32 (6H, d, J= 7.0Hz), 1.37 (1H, t, J= 5.1Hz), 1.84−2.01 (2H, m), 2.63 (2H, t, J= 7.9Hz), 3.05 (1H, septet, J= 6.9Hz), 3.77 (2H, q, J= 5.6Hz), 7.82 (1H, d, J= 9.0Hz), 8.25 (1H, d, J= 9.0Hz), 8.48−8.50 (1H, m)。
【0269】
参考例229
3−(1−エチルプロピル)−4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−1H−ピラゾール(2.20g)、3−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン(2.17g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.48g)を加え、水素の発生が終了した後に室温で、2時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた残留物、濃塩酸(3滴)およびメタノール(50ml)の混合物を4時間、還流した。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(1.73g、収率55%)を無色結晶として得た。融点86〜87℃。
H−NMR(CDCl)δ:0.87 (6H, d, J= 7.3Hz), 1.46 (1H, br s), 1.60−2.00 (6H, m), 2.53−2.70 (3H, m), 3.76 (2H, t, J= 6.4Hz), 7.83 (1H, d, J= 9.2Hz), 8.29 (1H, d, J= 9.2Hz), 8.51 (1H, s)。
参考例230
4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール(1.50g)、2−メチルチオ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(1.40g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.48g)を加え、水素の発生が終了した後に室温で、4時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた残留物、濃塩酸(3滴)およびメタノール(50ml)の混合物を4時間、還流した。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−クロロホルム(1:3,容積比)溶出部から、3−{3−(1−メチルエチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(240mg、収率11%)を無色結晶として得た。融点98〜99℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.38 (6H, d, J= 7.0Hz), 1.85−2.01 (2H, m), 2.63 (2H, t, J= 7.7Hz), 3.11 (1H, septet, J= 7.0Hz), 3.77 (2H, t, J= 6.2Hz), 8.34 (1H, s), 8.91 (2H, s)。
参考例231
4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール(1.00g)、2−メチルチオピリミジン−5−カルボニトリル(0.80g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.24g)を加え、水素の発生が終了した後に室温で、2時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた残留物、濃塩酸(3滴)およびメタノール(20ml)の混合物を4時間、還流した。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−クロロホルム(1:4,容積比)溶出部から、2−[4−(3−ヒドロキシプロピル)−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−1−イル]ピリミジン−5−カルボニトリル(450mg、収率36%)を無色結晶として得た。融点153〜154℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.38 (6H, d, J= 7.0Hz), 1.44 (1H, t, J= 5.2Hz), 1.84−2.00 (2H, m), 2.62 (2H, t, J= 7.8Hz), 3.10 (1H, septet, J= 7.0Hz), 3.77 (2H, q, J= 5.9Hz), 8.31 (1H, s), 8.93 (2H, s)。
【0270】
参考例232
4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール(1.20g)、2−クロロ−5−エチルピリミジン(0.89g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.29g)を加え、水素の発生が終了した後に室温で、3時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた残留物、濃塩酸(1ml)およびメタノール(20ml)の混合物を5時間、還流した。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(7:3,容積比)溶出部から、3−[1−(5−エチルピリミジン−2−イル)−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(1.36g、収率88%)を無色結晶として得た。融点70〜71℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.27 (3H, t, J= 7.5Hz), 1.37 (6H, d, J= 6.8Hz), 1.73 (1H, br s), 1.83−2.00 (2H, m), 2.54−2.72 (4H, m), 3.11 (1H, septet, J= 7.0Hz), 3.75 (2H, t, J= 6.4Hz), 8.28 (1H, s), 8.53 (2H, s)。
参考例233
3−(1−エチルプロピル)−4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−1H−ピラゾール(2.70g)、2−メチルチオ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(2.62g)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.58g)を加え、水素の発生が終了した後に室温で、終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた残留物、濃塩酸(3滴)およびメタノール(50ml)の混合物を6時間、還流した。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から、3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(1.19g、収率31%)を黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:0.87 (6H, t, J= 7.3Hz), 1.63−2.00 (6H, m), 2.55−2.80 (3H, m), 3.76 (2H, t, J= 6.2Hz), 8.35 (1H, s), 8.92 (2H, s)。
参考例234
(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(1.00g)、ベンジルアルコール(1.10g)、p−トルエンスルホン酸・1水和物(0.10g)およびトルエン(15ml)の混合物を90℃で、生成するメタノールを留去しながら、終夜かき混ぜた。反応混合物を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸ベンジル(1.35g、収率97%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:3.73 (2H, s), 3.88 (3H, s), 5.16 (2H, s), 5.87 (1H, s), 6.80 (3H, s), 7.28−7.40 (5H, m)。
【0271】
参考例235
3−[3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(10.57g)、臭化ベンジル(4.40ml)、炭酸カリウム(5.00g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(80ml)の混合物を70℃で6時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、黄色油状物を得た。
水素化リチウムアルミニウム(1.50g)およびテトラヒドロフラン(20ml)の混合物に、0℃で上記油状物のテトラヒドロフラン(10ml)溶液をゆっくり加えた後、室温で30分かき混ぜた。アセトン(10ml)をゆっくり加えて過剰の水素化リチウムアルミニウムを分解し、さらに食塩水(4ml)を加えた。沈殿物をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、アセトン−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−[1−ベンジル−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(7.69g,収率80%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:0.83 (6H, t, J= 7.3Hz), 1.35 (1H, t, J= 5.4Hz), 1.60−1.85 (6H, m), 2.40−2.65 (3H, m), 3.67 (2H, q, J= 5.9Hz), 5.24 (2H, s), 7.03−7.40 (6H, m)。
参考例236
3−[1−ベンジル−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(7.53g)、N−エチルジイソプロピルアミン(11.5ml)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に0℃でクロロメチルメチルエーテル(6.40ml)を加えた後、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、無色油状物を得た。得られた油状物、5%パラジウム−炭素(0.8g)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物を水素雰囲気下、50℃で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、ろ液を濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、アセトン−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から、無色油状物を得た。3−(1−エチルプロピル)−4−[3−(メトキシメトキシ)プロピル]−1H−ピラゾール(4.93g,収率77%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:0.82 (6H, d, J= 7.3Hz), 1.50−1.94 (6H, m), 2.44−2.70 (3H, m), 3.38 (3H, s), 3.57 (2H, t, J= 6.4Hz), 4.64 (2H, s), 7.36 (1H, s)。
参考例237
3−エチルサリチルアルデヒド(8.10g)、臭化ベンジル(11.07g)、炭酸カリウム(8.94g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)の混合物を50℃で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:98,容積比)溶出部から、2−ベンジルオキシ−3−エチルベンズアルデヒド(12.50g, 収率96%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.27 (3H, t, J=7.6 Hz), 2.76 (2H, q, J=7.6 Hz), 4.98(2H, s), 7.22 (1H, t, J=7.6 Hz), 7.39−7.43 (5H, m), 7.51−7.53 (1H, m), 7.70−7.72 (1H, m), 10.28 (1H, m)。
【0272】
参考例238
3−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸エチル(7.01g)、水素化ナトリウム(60%、油性、1.59g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(165ml)の混合物を室温で30分かき混ぜた後に、2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン(6.00g)を加え、終夜かき混ぜた。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、淡黄色油状物として3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパン酸エチル(9.05g,収率77%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ: 1.26 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.44 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.56 − 2.66 (2H, m), 2.70 − 2.81 (2H, m), 4.15 (2H, q, J = 7.0 Hz), 4.37 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.18 − 7.24 (1H, m), 7.91 − 7.94 (1H, m), 8.18 (1H, s), 8.45 (1H, d, J = 5.0 Hz)。
参考例239
3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパン酸エチル(10.2g)のテトラヒドロフラン(280ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの0.93Mヘキサン溶液(92.0ml)を0℃で滴下して加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物に1規定塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。白色固体として3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(9.07g,定量的)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し無色結晶を得た。融点73〜74℃。
参考例240
3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(12.8g)、水素化ナトリウム(60%、油性、3.08g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(350ml)の混合物を室温で30分かき混ぜた後に、2,5−ジクロロピリジン(11.4g)を加え、100℃で終夜かき混ぜた。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和塩化アンモニウム水溶液と飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:19,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体のテトラヒドロフラン(230ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(176ml)を0℃で滴下して加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物に希塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、白色固体として[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(12.6g,収率71%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し無色結晶を得た。融点135〜136℃。
【0273】
参考例241
(E)−3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロペン酸エチル(1.35g)、酸化白金(100mg)およびエタノール(100ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で1時間かき混ぜた。酸化白金をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:19,容積比)溶出部から、白色固体として3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(1.09g,収率68%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し無色結晶を得た。融点70〜71℃。
参考例242
3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(1.08g)のテトラヒドロフラン(30ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの0.93Mヘキサン溶液(9.8ml)を0℃で滴下して加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物に1規定塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。白色固体として3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(0.92g,定量的)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し無色結晶を得た。融点93〜95℃。
参考例243
エチルヒドラジン・シュウ酸塩(42.6g)のトルエン(150ml)−酢酸(150ml)−水(100ml)の溶液にエトキシメチレンマロン酸ジエチル(56.9ml)を加えた後、室温で1時間、100℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を室温まで冷却し、減圧下有機溶媒を留去後、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をジイソプロピルエーテルで洗浄し、淡黄色固体を得た。得られた固体、臭化ベンジル(29.0ml)、炭酸カリウム(33.7g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(350ml)の混合物を室温で2.5日間かき混ぜた後、反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、淡黄色油状物として3−ベンジルオキシ−1−エチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(34.0g,収率43%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ: 1.33 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.46 (3H, t, J = 7.4 Hz), 4.01 (2H, q, J = 7.4 Hz), 4.27 (2H, q, J = 7.4 Hz), 5.34 (2H, s), 7.22 − 7.42 (3H, m), 7.46 − 7.54 (2H, m), 7.72 (1H, s)。
【0274】
参考例244
3−ベンジルオキシ−1−エチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(34.0g)およびテトラヒドロフラン(500ml)の混合物に、水素化アルミニウムリチウム(4.70g)を0℃でゆっくりと加えた後、室温で1.5時間かき混ぜた。反応混合物に1規定塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:2,容積比)溶出部から、無色油状物として(3−ベンジルオキシ−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタノール(19.9g,収率69%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ: 1.42 (3H, t, J = 7.2 Hz), 3.98 (2H, d, J = 7.2 Hz), 4.47 (2H, s), 5.24 (2H, s), 7.20 (1H, s), 7.27 − 7.39 (3H, m), 7.40 − 7.46 (2H, m)。
参考例245
(3−ベンジルオキシ−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタノール(1.40g)、アセトン シアンヒドリン(1.10ml)、トリブチルホスフィン(3.00ml)およびテトラヒドロフラン(60ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(3.04g)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から、黄色油状物として(3−ベンジルオキシ−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アセトニトリル(0.72g,収率49%)を得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.44 (3H, t, J = 7.2 Hz), 3.43 (2H, s), 3.99 (2H, q, J = 7.2 Hz), 5.22 (2H, s), 7.23 − 7.46 (6H, m)。
参考例246
(3−ベンジルオキシ−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アセトニトリル(720mg)、6規定水酸化ナトリウム水溶液(20ml)、テトラヒドロフラン(20ml)およびエタノール(20ml)の混合物を、還流下2日間かき混ぜた。冷却後、反応混合物に1規定塩酸を加え酸性にし、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物、10%塩酸−メタノール溶液(30ml)およびメタノール(30ml)の混合物を、室温で2.5時間かき混ぜた。濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から、黄色油状物として(3−ベンジルオキシ−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(470mg,収率57%)を得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.43 (3H, t, J = 7.2 Hz), 3.40 (2H, s), 3.68 (3H, s), 3.98 (2H, q, J = 7.2 Hz), 5.22 (2H, s), 7.23 (1H, s), 7.27 − 7.39 (3H, m), 7.40 − 7.47 (2H, m)。
【0275】
参考例247
(3−ベンジルオキシ−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(11.0g)、5%パラジウム−炭素(2.19g)およびエタノール(300ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル溶出部から、白色固体として(1−エチル−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(7.17g,収率97%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し無色結晶を得た。融点72〜73℃。
参考例248
シクロヘキシルヒドラジン・塩酸塩(30.0g)のトルエン(100ml)−酢酸(100ml)溶液に酢酸ナトリウム(16.3g)を加え、室温で10分間反応させた。反応溶液にエトキシメチレンマロン酸ジエチル(39.8ml)を加えた後、80℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を室温まで冷却後、生じた沈殿物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、紫色固体として1−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(46.2g,収率97%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し無色結晶を得た。融点91〜92℃。
参考例249
1−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(46.0g)、臭化ベンジル(24.1ml)、炭酸カリウム(28.1g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(400ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和塩化アンモニウム水溶液溶液と飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:19,容積比)溶出部から、黄色油状物として3−ベンジルオキシ−1−シクロヘキシル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(61.5g,収率97%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ: 1.10 − 1.28 (3H, m), 1.37 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.38 − 1.49 (2H, m), 1.56 − 1.82 (5H, m), 3.81 − 3.92 (1H, m), 4.31 (2H, q, J = 7.2 Hz), 5.41 (2H, s), 7.32 − 7.39 (5H, m), 7.77 (1H, s)。
【0276】
参考例250
3−ベンジルオキシ−1−シクロヘキシル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(31.5g)およびテトラヒドロフラン(300ml)の混合物に、水素化アルミニウムリチウム(2.73g)を0℃でゆっくりと加えた後、室温で1.5時間かき混ぜた。反応溶液に水素化アルミニウムリチウム(1.81g)を加え、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物に1規定塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、1規定塩酸と飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、無色油状物として(3−ベンジルオキシ−1−シクロヘキシル−1H−ピラゾール−4−イル)メタノール(16.5g,収率60%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ: 1.14 − 1.35 (3H, m), 1.40 − 1.86 (1H, brm), 1.59 − 1.86 (7H, m), 3.87 − 4.00 (1H, m), 4.48 (2H, d, J = 4.5 Hz), 5.24 (2H, s), 7.31 − 7.41 (6H, m)。
参考例251
(3−ベンジルオキシ−1−シクロヘキシル−1H−ピラゾール−4−イル)メタノール(16.5g)、アセトン シアンヒドリン(8.77ml)、トリブチルホスフィン(21.5ml)およびテトラヒドロフラン(350ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(39.1ml)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮し、残留物にジイソプロピルエーテルを加え、生じた不要物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から、淡黄色油状物を得た。得られた油状物、6規定水酸化ナトリウム水溶液(100ml)、テトラヒドロフラン(100ml)およびエタノール(100ml)の混合物を、還流下終日かき混ぜた。反応溶液を室温まで冷却した後、濃縮した。残留物を水(300ml)で希釈し、酢酸エチルで洗浄した。水層に濃塩酸を加えて酸性にし、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。黄色油状物として(3−ベンジルオキシ−1−シクロヘキシル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸(7.86g,収率44%)を得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.14 − 1.28 (3H, m), 1.54 − 1.84 (7H, m), 3.40 (2H, s), 3.76 − 3.92 (1H, m), 5.05 (2H, s), 7.32 − 7.41 (6H, m)。
参考例252
(3−ベンジルオキシ−1−シクロヘキシル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸(7.86g)、10%塩酸−メタノール溶液(125ml)およびメタノール(125ml)の混合物を、室温で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮後、残留物を酢酸エチルで希釈した。希釈した溶液は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、黄色油状物として(3−ベンジルオキシ−1−シクロヘキシル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(1.98g,収率24%)を得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.12 − 1.30 (3H, m), 1.52 − 1.84 (7H, m), 3.38 (2H, s), 3.70 (3H, s), 3.76 − 3.89 (1H, m), 5.06 (2H, s), 7.33 − 7.42 (6H, m)。
【0277】
参考例253
(3−ベンジルオキシ−1−シクロヘキシル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(1.98g)、5%パラジウム−炭素(400mg)およびエタノール(60ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:1,容積比)溶出部から、白色固体として(1−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(1.24g,収率92%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶を得た。融点135〜136℃。
参考例254
2−ホルミルコハク酸ジエチル(2.02g)のエタノール(15ml)溶液にメチルヒドラジン(580μL)のエタノール(5ml)溶液を0℃で滴下して加えた。反応溶液を0℃で30分間、室温で1時間かき混ぜた後、80℃に加熱した。その温度で一晩かき混ぜた後、反応溶液を濃縮した。得られた褐色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として(5−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸エチル(1.42g,収率77%)を得た。融点104〜105℃。
参考例255
エチルヒドラジン・シュウ酸塩(4.08g)のエタノール(30ml)溶液に0℃でナトリウムエトキシド(3.70g)を加えた。室温で1時間かき混ぜた後、2−ホルミルコハク酸ジエチル(5.00g)のエタノール(30ml)溶液を0℃で滴下して加えた。反応溶液を0℃で30分間、室温で2時間かき混ぜた後、還流するまで加熱した。その温度で一晩かき混ぜた後、反応溶液を室温まで冷却し、生じた沈殿物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、褐色固体として(1−エチル−5−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸エチル(2.36g,収率48%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶を得た。融点107〜108℃。
【0278】
参考例256
ヒドラジノ酢酸エチル・塩酸塩(3.56g)のエタノール(25ml)溶液に1規定水酸化ナトリウム水溶液(23.1ml)を0℃で加えた。反応溶液を室温で1時間かき混ぜた後、2−ホルミルプロパン酸エチル(3.00g)のエタノール(75ml)溶液を0℃で滴下して加えた。反応溶液を室温で1時間かき混ぜた後、還流するまで加熱した。一晩かき混ぜた後、反応溶液を室温まで冷却後、濃縮した。得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、メタノール−酢酸エチル(1:7,容積比)溶出部から、無色油状物として(5−ヒドロキシ−4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸エチル(3.35g,収率79%)を得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.25 − 1.32 (3H, m), 1.39 (1.0H, d, J = 8.1 Hz), 1.89 (2H, s), 3.22 (0.3H, t, J = 8.1 Hz), 4.17 − 4.26 (2H, m), 4.45 (0.6H, s), 4.58 (1.4H, s), 7.22 − 7.24 (0.7H, m), 7.29 − 7.31 (0.3H, m)。
参考例257
ヒドラジノ酢酸エチル・塩酸塩(1.64g)のエタノール(10ml)溶液に1規定水酸化ナトリウム水溶液(10.6ml)を0℃で滴下して加えた。反応溶液を室温で1時間かき混ぜた後、2−ホルミルブタン酸エチル(2.13g)のエタノール(30ml)溶液を0℃で滴下して加えた。反応溶液を室温で2.5時間かき混ぜた後、80℃で一晩かき混ぜた。反応溶液を室温まで冷却後、濃縮した。得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(19:1,容積比)溶出部から、白色固体として(4−エチル−5−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸エチル(1.54g,収率81%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶を得た。融点77〜78℃。
参考例258
(E)−3−[1−ベンジル−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロペン酸エチル(30.25g)、5%パラジウム−炭素(3.5g)およびテトラヒドロフラン(200ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から、3−[1−ベンジル−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(11.73g,収率39%)を黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.20 (3H, t, J= 7.2Hz), 1.30 (6H, d, J= 7.0Hz), 2.44−2.55 (2H, m), 2.68−2.79 (2H, m), 2.99 (1H, septet, J= 7.0Hz), 4.09 (2H, q, J= 7.2Hz), 5.23 (2H, s), 7.12−7.40 (6H, m)。
【0279】
参考例259
参考例258記載のシリカゲルカラムクロマトグラフィーにおいて、参考例258記載の化合物に続いて溶出されてくる部分から、3−[3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(10.06g,収率47%)を黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.25 (3H, t, J= 7.2Hz), 1.29 (6H, d, J= 7.0Hz), 2.50−2.60 (2H, m), 2.72−2.83 (2H, m), 3.06 (1H, septet, J= 7.0Hz), 4.14 (2H, q, J= 7.2Hz), 7.34 (1H, s)。
参考例260
2−ベンジルオキシ−3−エチルベンズアルデヒド(12.40g)、メチル(メチルチオ)メチルスルホキシド(12.82g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に、40%ベンジルトリメチルアンモニウムヒドロキシドメタノール溶液(2.00ml)を室温で加えた後、65℃で2時間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、2−(2−ベンジルオキシ−3−エチルフェニル)−1−(メチルチオ)ビニル メチル スルホキシド(15.20g,収率85%)を黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.24 (3H, t, J=7.6 Hz), 2.29(3H, s),2.72 (2H, q, J=7.6 Hz), 2.72(3H, s),4.79−4.82(2H, m), 7.16 (1H, t, J=7.6 Hz),7.29(1H, dd, J=7.6,1.6Hz), 7.32−7.42 (3H, m), 7.49−7.51 (2H, m), 7.95 (1H, dd, J=7.6,1.6Hz), 8.03 (1H, s)。
参考例261
2−(2−ベンジルオキシ−3−エチルフェニル)−1−(メチルチオ)ビニル メチル スルホキシド(14.90g)、10%塩化水素メタノール溶液(100ml)およびメタノール(100ml)の混合物を16時間還流した。反応溶液を濃縮した後、残留物に酢酸エチル、重曹水を加えて抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(4:96,容積比)溶出部から、(2−ベンジルオキシ−3−エチルフェニル)酢酸メチル(9.60g, 収率79%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.25(3H, t, J=7.6 Hz), 2.73(2H, q, J=7.6 Hz), 3.66(3H, s),3.69(2H, s),4.84(2H, s), 7.08(1H, t, J=7.6 Hz), 7.13 (1H, dd, J=7.6,1.6Hz), 7.19 (1H, dd, J=7.6,1.6Hz), 7.32−7.43(3H, m), 7.46−7.48(2H, m)。
【0280】
参考例262
(2−ベンジルオキシ−3−エチルフェニル)酢酸メチル(9.20g)、5%パラジウム−炭素(1.00g)およびメタノール(50ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、(3−エチル−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(5.40g,収率86%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.23(3H, t, J=7.6 Hz), 2.69(2H, q, J=7.6 Hz), 3.68(2H, s),3.75(3H, s), 6.83(1H, t, J=7.6 Hz), 6.94 (1H, dd, J=7.6,1.6Hz), 7.10 (1H, dd, J=7.6,1.2Hz), 7.53 (1H, s)。
参考例263
2−クマラノン(25.00g)、10%塩化水素メタノール溶液(30ml)およびメタノール(30ml)の混合物を50℃で30分間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物に酢酸エチル、重曹水を加えて抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ジエチルエーテル溶出部から、(2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(30.60g, 収率99%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 3.68(2H, s),3.74(3H, s),6.86−6.93(2H, m), 7.10(1H, dd, J=7.2,1.6 Hz), 7.16−7.20(1H, m), 7.35(1H, brs)。
参考例264
(2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(4.99g)、ジイソプロピルアミン(610mg)および塩化メチレン(300ml)の混合物に、氷冷下N−ブロモスクシンイミド(5.34g)をゆっくり加え、1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、クロロホルムで抽出した。クロロホルム層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、クロロホルム溶出部から、(3−ブロモ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(5.60g,収率76%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 3.71(2H, s),3.73(3H, s),6.32(1H, s),6.78(1H, t, J=8.0 Hz), 7.11(1H, dt, J=8.0,0.8Hz), 7.41(1H, dd, J=8.0,1.6 Hz)。
【0281】
参考例265
(3−ブロモ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(4.30g)、臭化ベンジル(3.30g)、炭酸カリウム(4.84g)およびアセトン(50ml)の混合物を1時間還流した。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(4:96,容積比)溶出部から、(2−ベンジルオキシ−3−ブロモフェニル)酢酸メチル(4.10g,収率70%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 3.65(3H, s),3.66(2H, s),5.01(2H, s),7.00(1H, t, J=8.0 Hz), 7.23(1H, dd, J=8.0,1.2 Hz), 7.33−7.43(3H, m), 7.49−7.54(3H, m)。
参考例266
(2−ベンジルオキシ−3−ブロモフェニル)酢酸メチル(2.01g)、シアン化第一銅(2.14g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)の混合物を190℃で16時間かき混ぜた。反応混合物を塩化第二鉄、希塩酸の混合液に注ぎ、1時間かき混ぜた後、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(2−ベンジルオキシ−3−シアノフェニル)酢酸メチル(1.20g, 収率71%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 3.62(2H, s),3.64(3H, s),5.24(2H, s),7.16(1H, t, J=7.6 Hz), 7.34−7.42(3H, m), 7.46−7.50(3H, m), 7.57(1H, dd, J=7.6,1.6 Hz)。
参考例267
(2−ベンジルオキシ−3−シアノフェニル)酢酸メチル(1.10g)、5%パラジウム−炭素(110mg)およびメタノール(15ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:7,容積比)溶出部から、(3−シアノ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(700mg,収率94%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 3.73(2H, s),3.80(3H, s), 6.95(1H, t, J=7.6 Hz), 7.31(1H, dt, J=7.6,0.8 Hz), 7.48(1H, dd, J=7.6,1.6 Hz)。
【0282】
参考例268
(2−ベンジルオキシ−3−ブロモフェニル)酢酸メチル(1.90g)、塩化第一銅(2.24g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)の混合物を190℃で16時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:98,容積比)溶出部から、(2−ベンジルオキシ−3−クロロフェニル)酢酸メチル(740mg, 収率45%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 3.64(2H, s),3.65(3H, s),5.02(2H, s),7.05(1H, t, J=8.0 Hz), 7.17(1H, dd, J=8.0,1.6 Hz), 7.34−7.42(4H, m), 7.46−7.51(2H, m)。
参考例269
(2−ベンジルオキシ−3−クロロフェニル)酢酸メチル(680mg)、5%パラジウム−炭素(70mg)およびメタノール(15ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、(3−クロロ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(300mg,収率64%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 3.70(2H, s),3.73(3H, s), 6.28(1H, s),6.84(1H, t, J=8.0 Hz), 7.08(1H, dd, J=8.0,0.8 Hz), 7.27(1H, dd, J=8.0,1.0 Hz)。
参考例270
3−[3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(1.50g)、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール(1.50g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、0.34g)を加え、水素の発生が終了した後に室温で、1時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−{3−(1−メチルエチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパン酸エチル(1.29g、収率50%)を黄色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.27 (3H, t, J= 7.1Hz), 1.30 (6H, d, J= 7.0Hz), 2.57−2.90 (4H, m), 3.01 (1H, septet, J= 7.0Hz), 4.17 (2H, q, J= 7.1Hz), 8.13 (1H, s)。
【0283】
参考例271
3−{3−(1−メチルエチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパン酸エチル(1.29g)のテトラヒドロフラン(15ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.5Mトルエン溶液(5.7ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から、3−{3−(1−メチルエチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(0.82g,収率73%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点89〜90℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.30 (6H, d, J= 7.0Hz), 1.45 (1H, br s), 1.82−1.98 (2H, m), 2.62 (2H, t, J= 7.8Hz), 3.00 (1H, septet, J= 7.0Hz), 3.76 (2H, t, J= 6.0Hz), 8.13 (1H, s)。
参考例272
1−ベンジル−4−[3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)プロピル]−1H−ピラゾール−3−オール(21.8g)とN,N−ジメチルホルムアミド(150ml)の混合物に炭酸カリウム(16.7g)とジエチル硫酸(17.3ml)を室温で加え、一晩かき混ぜた。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から、黄色油状物として1−ベンジル−4−[3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)プロピル]−3−エトキシ−1H−ピラゾール(19.5g,収率82%)を得た。
H NMR (CDCl)δ:1.36 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.57 − 1.74 (4H, m), 2.32 − 2.39 (2H, m), 3.80 − 3.98 (4H, m), 4.22 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.82 − 4.87 (1H, m), 5.07 (2H, s), 6.93 (1H, s), 7.13 − 7.17 (2H, m), 7.23 − 7.35 (3H, m).
参考例273
3,3−ジメチル−2−ブタノン(6.19ml)およびビス(ジメチルアミノ)メトキシメタン(6.61g)の混合物を10時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮した。残留物にヒドラジン1水和物(1.60g)およびn−ブチルアルコール(24.9ml)を加え、7時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮して、3−tert−ブチル−1H−ピラゾール(3.79g、収率61%)を黄色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.34 (9H, s), 6.10 (1H, d, J=2.0 Hz), 7.49 (1H, d, J=2.0 Hz), 10.3 (1H, br s)。
【0284】
参考例274
3−tert−ブチル−1H−ピラゾール(3.72g)、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(5.45g)およびN−メチルピロリドン(18.6ml)の混合物に、室温下攪拌しながら水酸化ナトリウム(1.80g)を加えた。そのまま8時間反応後、水(38ml)および6規定塩酸(80ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液は水洗浄後、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサンついでトルエンで溶出して、2−(3−tert−ブチル−1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(7.04g、収率87%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.37 (9H, s), 6.37 (1H,d, J=2.6 Hz), 7.97 (1H, dd, J=8.7, 2.1 Hz), 8.08 (1H, d, J=8.7 Hz), 8.46 (1H, d, J=2.7 Hz), 8.6−8.7 (1H, m)。
参考例275
2−(3−tert−ブチル−1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(6.93g)のアセトニトリル(139ml)溶液を室温下攪拌しながら、ヨウ素(3.91g)続いて硝酸二アンモニウムセリウム(IV)(844mg)を加え、そのまま5時間反応させた。反応終了後、反応液を減圧濃縮し、残留物に水を加えて酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥(MgSO)後、減圧濃縮して2−(3−tert−ブチル−4−ヨード−1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(9.82g,収率96%)を黄色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.49 (9H, s), 7.97 (1H, dd, J=8.7, 2.1 Hz), 8.03(1H, d, J=8.7 Hz), 8.59 (1H, s), 8.6−8.7 (1H, m)。
参考例276
2−(3−tert−ブチル−4−ヨード−1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(8.68g),酢酸パラジウム(494mg),トリフェニルホスフィン(1.15g),酢酸ナトリウム(3.61g),ベンジルトリエチルアンモニウムクロリド(5.01g),アクリル酸メチル(7.89ml)およびN−メチルピロリドン(86.8ml)の混合物を、窒素気流下、外温80℃で17時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却後、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ水で洗浄し、乾燥(硫酸ナトリウム)後、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(19:1,容積比)で溶出部から、(E)−3−{3−tert−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−2−プロペン酸メチル(5.43g、収率70%)を白色固体として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.44 (9H, s), 3.80 (3H, s), 6.26 (1H, d, J=15.8 Hz), 7.86 (1H, d, J=15.8 Hz), 8.00 (1H, dd, J=8.6, 2.2 Hz), 8.10 (1H, d, J=8.7 Hz), 8.65 (1H, d, J=2.2 Hz), 8.77 (1H, s)。
【0285】
参考例277
(E)−3−{3−tert−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−2−プロペン酸メチル(3.00g)、5%パラジウム−炭素(9.00g)、エタノール(50ml)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にギ酸(25ml)を加え、加熱還流下2時間かき混ぜた。反応混合物を室温まで冷却した後、ろ過によりパラジウム−炭素を取り除いた。ろ液を減圧下濃縮し、残留物を酢酸エチルで希釈した。得られた酢酸エチル溶液を飽和重曹水および飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮して白色固体を得た。得られた固体のテトラヒドロフラン(100ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの0.93Mヘキサン溶液(26.9ml)を0℃で滴下して加えた後、室温で30分間かき混ぜた。反応混合物に1規定塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−{3−tert−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(2.74g,収率98%)を白色固体として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶を得た。融点69〜70℃。
参考例278
3−tert−ブチル−1H−ピラゾール(2.00g)、水素化ナトリウム(60%、油性、773mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(80ml)の混合物を室温で30分かき混ぜた後に、臭化ベンジル(2.11ml)を加え、終夜かき混ぜた。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から、1−ベンジル−3−tert−ブチル−1H−ピラゾール(3.44g,定量的)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.33 (9H, s), 5.27 (2H, s), 6.10 (1H, d, J=2.4 Hz), 7.14−7.19 (3H, m), 7.24−7.37 (3H, m).
参考例279
1−ベンジル−3−tert−ブチル−1H−ピラゾール(3.44g)、ヨウ素(2.44g)、硝酸二アンモニウムセリウム(IV)(5.28g)およびアセトニトリル(80ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和ハイドロサルファイトナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮して1−ベンジル−3−tert−ブチル−4−ヨード−1H−ピラゾール(5.34g,収率97%)を緑色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.44 (9H, s), 5.21 (2H, s), 7.18−7.26 (3H, m), 7.27−7.38 (3H, m).
【0286】
参考例280
1−ベンジル−3−tert−ブチル−4−ヨード−1H−ピラゾール(5.34g)、酢酸パラジウム(II)(353mg)、トリフェニルホスフィン(824mg)、塩化ベンジルトリエチルアンモニウム(3.58g)、アクリル酸メチル(5.63ml)および1−メチル−2−ピロリドン(62.8ml)の混合物に酢酸ナトリウム(2.58g)を室温で加え、アルゴン雰囲気下、80℃に加熱し、その温度で終夜かき混ぜた。反応混合物を室温まで冷却後、ろ過により不溶物を取り除いた。ろ液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水および飽和ハイドロサルファイトナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、(E)−3−(1−ベンジル−3−tert−ブチル−1H−ピラゾール−4−イル)−2−プロペン酸メチル(3.24g,収率69%)を褐色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.40 (9H, s), 3.75 (3H, s), 5.23 (2H, s), 5.93 (1H, d, J=15.8 Hz), 7.20−7.28 (2H, m), 7.31−7.40 (3H, m), 7.47 (1H, s), 7.84 (1H, d, J=15.8 Hz).
参考例281
(E)−3−(1−ベンジル−3−tert−ブチル−1H−ピラゾール−4−イル)−2−プロペン酸メチル(3.24g)、5%パラジウム−炭素(9.00g)、エタノール(50ml)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にギ酸(25ml)を加え、加熱還流下、終夜かき混ぜた。反応混合物を室温まで冷却した後、ろ過によりパラジウム−炭素を取り除いた。ろ液を濃縮し、残留物を酢酸エチルで希釈した。得られた酢酸エチル溶液を飽和重曹水および飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮して3−(3−tert−ブチル−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸メチル(2.08g,収率91%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.38 (9H, s), 2.57−2.65 (2H, m), 2.88−2.95 (2H, m), 3.69 (3H, s), 7.33 (1H, s).
参考例282
3−ヒドロキシ−2−メチルイソニコチン酸(4.52g)、炭酸カリウム(18.6g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(200ml)の混合物に臭化ベンジル(15.9ml)を室温で加え、3.5日間かき混ぜた。反応混合物に飽和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を水および飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:7,容積比)溶出部から、3−(ベンジルオキシ)−2−メチルイソニコチン酸ベンジル(4.18g,収率43%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 2.55 (3H, s), 4.94 (2H, s), 5.34 (2H, s), 7.30−7.44 (10H, m), 7.48 (1H, d, J=5.1 Hz), 8.35 (1H, d, J=5.1 Hz).
【0287】
参考例283
3−(ベンジルオキシ)−2−メチルイソニコチン酸ベンジル(4.18g)のテトラヒドロフラン(100ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの0.93Mヘキサン溶液(45.0ml)を0℃で滴下して加えた後、その温度で1時間かき混ぜた。反応混合物に硫酸ナトリウム・10水和物(13.5g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。生じた不溶物をろ過により取り除き、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(4:1,容積比)溶出部から、[3−(ベンジルオキシ)−2−メチル−4−ピリジニル]メタノール(2.50g,収率87%)を白色固体として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶を得た。融点130〜131℃。
参考例284
[3−(ベンジルオキシ)−2−メチル−4−ピリジニル]メタノール(2.40g)、アセトン シアンヒドリン(2.14ml)、トリブチルホスフィン(5.23ml)およびテトラヒドロフラン(200ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(5.30g)を室温で加えた後、1時間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から橙色油状物を得た。得られた油状物、水酸化カリウム(2.95g)、水(25ml)およびエタノール(100ml)の混合物を、加熱還流下終夜かき混ぜた。反応混合物を濃縮後、残留物を水で希釈した。得られた水溶液をエーテルで洗浄し、濃塩酸で注意しながら中和した後、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮して[3−(ベンジルオキシ)−2−メチル−4−ピリジニル]酢酸(1.41g,収率52%)を褐色固体として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 2.54 (3H, s), 3.69 (2H, s), 4.90 (2H, s), 7.20 (1H, d, J=5.1 Hz), 7.30−7.48 (5H, m), 8.25 (1H, d, J=5.1 Hz).
参考例285
[3−(ベンジルオキシ)−2−メチル−4−ピリジニル]酢酸(1.41g)、炭酸カリウム(2.28g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)の混合物にヨウ化メチル(1.02ml)を室温で加え、2時間かき混ぜた。反応混合物に飽和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水および飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:7,容積比)溶出部から、[3−(ベンジルオキシ)−2−メチル−4−ピリジニル]酢酸メチル(1.46g,収率98%)を黄色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 2.57 (3H, s), 3.63 (2H, s), 3.67 (3H, s), 4.87 (2H, s), 7.07 (1H, d, J=5.2 Hz), 7.30 − 7.50 (5H, m), 8.25 (1H, d, J=5.2 Hz).
【0288】
参考例286
[3−(ベンジルオキシ)−2−メチル−4−ピリジニル]酢酸メチル(1.46g)、5%パラジウム−炭素(500mg)およびエタノール(60ml)の混合物を、水素雰囲気下、室温で終夜かき混ぜた。ろ過によりパラジウム−炭素を取り除いた後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、メタノール−酢酸エチル(1:9,容積比)溶出部から、(3−ヒドロキシ−2−メチル−4−ピリジニル)酢酸メチル(671mg,収率69%)を黄色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 2.51 (3H, s), 3.70 (2H, s), 3.78 (3H, s), 6.89 (1H, d, J=5.0 Hz), 8.01 (1H, d, J=5.0 Hz).
参考例287
[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(3.34g)、アセトンシアノヒドリン(2.20g)、トリブチルホスフィン(4.76g)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(5.90g)を室温で加えた後、2時間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から、[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]アセトニトリル(3.30g,収率96%)を黄色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.36 (6H, d, J=7.0 Hz), 3.04 (1H, septet, J=6.9 Hz), 3.61 (2H, s), 7.95−8.10 (2H, m), 8.56 (1H, s), 8.62−8.65 (1H, m)。
参考例288
[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]アセトニトリル(3.30g)、6規定水酸化ナトリウム水溶液(11ml)、エタノール(20ml)およびテトラヒドロフラン(20ml)の混合物を1晩、還流した。反応混合物を濃縮し、水(80ml)を加え、ジエチルエーテルで洗浄した。水層に濃塩酸を加えて、酸性とし、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた油状物、濃硫酸(0.1ml)およびエタノール(40ml)の混合物を1晩、還流した。反応混合物を濃縮し、残留物に重曹水を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸エチル(2.78g,収率73%)を黄色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.28 (3H, t, J=7.1 Hz), 1.32 (6H, d, J=6.9 Hz), 3.02 (1H, septet, J=6.9 Hz), 3.53 (2H, s), 4.18 (2H, q, J=7.1 Hz), 7.91−7.97 (1H, m), 8.04 (1H, d, J=8.4 Hz), 8.46 (1H, s), 8.60−8.62 (1H, m)。
【0289】
参考例289
[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸エチル(2.68g)およびテトラヒドロフラン(35ml)の混合物に、0℃で水素化ジイソブチルアルミニウムの1.5Mトルエン溶液(13.0ml)をゆっくり加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮し、2−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−エタノール(1.21g,収率51%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点74〜75℃。
H−NMR (CDCl)δ: 1.34 (6H, d, J=7.0 Hz), 1.58 (1H, t, J=5.8 Hz), 2.78 (2H, td, J=6.6, 0.8 Hz), 3.05 (1H, septet, J=6.9 Hz), 3.87 (2H, q, J=6.4 Hz), 7.95 (1H, dd, J=9.0, 2.0 Hz), 8.04 (1H, d, J=8.8 Hz), 8.36 (1H, s), 8.59−8.61 (1H, m)。
参考例290
3−[3−(1−エチルプロピル) −1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(3.34g)、2,5−ジブロモピリジン(3.65g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)の混合物に、60%水素化ナトリウム(0.67g)を加え100℃で4時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物にエタノール(20ml)、濃硫酸(0.1ml)を加え50℃で6時間かき混ぜた。反応混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(3.90g,収率71%)を白色粉末として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 0.86 (6H, t, J=7.6 Hz), 1.26 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.64−1.80 (4H, m), 2.56−2.64 (3H, m), 2.78−2.81 (2H, m), 4.16 (2H, q, J=7.2 Hz), 7.82−7.83 (2H, m), 8.20 (1H, s), 8.38−8.39 (1H, m)。
参考例291
3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル) −3−(1−エチルプロピル) −1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(3.80g)のテトラヒドロフラン(50ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(30ml)を0℃で滴下した後、室温で2時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:7,容積比)溶出部から、3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(2.60g,収率77%)を白色粉末として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 0.86 (6H, t, J=7.6 Hz), 1.30 (1H, t, J=5.2Hz), 1.66−1.80 (4H, m), 1.87−1.91 (2H, m), 2.54−2.60 (3H, m), 3.72−3.76 (2H, m), 7.83 (2H, m), 8.20 (1H, s), 8.38−8.39 (1H, m)。
【0290】
参考例292
2−イソプロピルフェノール(13.62g)、トリブチルアミン(7.41g)およびトルエン(50ml)の混合物に、四塩化スズ(1.18ml)を加え室温で30分かき混ぜた後、パラホルムアルデヒド(6.60g)を加え、100℃で終夜かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン溶出部から、2−ヒドロキシ−3−イソプロピルベンズアルデヒド(9.90g,収率60%)を無色油状物として得た
H−NMR (CDCl)δ: 1.25 (6H, t, J=6.8 Hz), 3.30−3.40 (1H, m), 6.99 (1H, t, J=7.6 Hz), 7.40 (1H, dd, J=7.6, 1.6 Hz), 7.47 (1H, dd, J=7.6, 1.6 Hz), 9.89 (1H, s), 11.37(1H, s)。
参考例293
2−ヒドロキシ−3−イソプロピルベンズアルデヒド(8.10g)、臭化ベンジル(10.12g)、炭酸カリウム(8.18g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)の混合物を50℃で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:98,容積比)溶出部から、2−ベンジルオキシ−3−イソプロピルベンズアルデヒド(11.70g, 収率93%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.25 (6H, d, J=6.8 Hz), 3.40−3.46 (1H, m), 4.97(2H, s), 7.25 (1H, t, J=7.8 Hz), 7.36−7.44 (5H, m), 7.57 (1H, dd, J=7.8, 1.8Hz), 7.71 (1H, dd, J=7.8, 1.8 Hz), 10.30 (1H, s)。
参考例294
2−ベンジルオキシ−3−イソプロピルベンズアルデヒド(11.50g)、メチル(メチルチオ)メチルスルホキシド(11.23g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に、40%ベンジルトリメチルアンモニウムヒドロキシドメタノール溶液(2.00ml)を室温で加えた後、65℃で2時間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、2−[2−(ベンジルオキシ)−3−イソプロピルフェニル]−1−(メチルチオ)ビニル メチル スルホキシド(13.50g,収率83%)を黄色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.22 (6H, dd, J=6.8, 0.8 Hz), 2.30 (3H, s), 2.72 (3H, s), 3.35−3.43 (1H, m), 4.76−4.82 (2H, m), 7.19 (1H, t, J=7.8 Hz), 7.32−7.43 (4H, m), 7.49−7.52 (2H, m), 7.93 (1H, dd, J=7.8, 1.6 Hz), 8.05 (1H, s)。
【0291】
参考例295
2−[2−(ベンジルオキシ)−3−イソプロピルフェニル] −1−(メチルチオ)ビニル メチル スルホキシド(13.30g)および10%塩化水素メタノール溶液(100ml)の混合物を2時間還流した。反応溶液を濃縮した後、残留物に酢酸エチル、重曹水を加えて抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(4:96,容積比)溶出部から、(2−ベンジルオキシ−3−イソプロピルフェニル)酢酸メチル(8.90g, 収率80%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.24 (6H, d, J=6.8 Hz), 3.32−3.44 (1H, m), 3.67 (3H, s), 3.71 (2H, s), 4.84 (2H, s), 7.11−7.14 (2H, m), 7.24 (1H, dd, J=6.4, 3.2 Hz), 7.35−7.43 (3H, m), 7.47−7.49 (2H, m)。
参考例296
(2−ベンジルオキシ−3−イソプロピルフェニル)酢酸メチル(8.40g)、5%パラジウム−炭素(0.80g)およびメタノール(80ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、(2−ヒドロキシ−3−イソプロピルフェニル)酢酸メチル(4.80g,収率82%)を無色油状物として得た
H−NMR (CDCl)δ: 1.24 (6H, d, J=6.8 Hz), 3.32−3.43 (1H, m), 3.68 (2H, s), 3.75 (3H, s), 6.83 (1H, t, J=7.6 Hz), 6.93 (1H, dd, J=7.6, 1.2 Hz), 7.16 (1H, dd, J=7.6, 2.0 Hz), 7.66 (1H, s)。
参考例297
3−(3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸エチル(0.50g)、2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ピリジン(0.43g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物に、60%水素化ナトリウム(0.19g)を加え100℃で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物にエタノール(10ml)、濃硫酸(0.05ml)を加え70℃で2時間かき混ぜた。反応混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、3−[3−イソプロピル−1−[3−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(0.60g,収率71%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.26 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.32 (6H, d, J=7.2 Hz), 2.62−2.66 (2H, m), 2.82−2.86 (2H, m), 2.99−3.06 (1H, m), 4.15 (2H, q, J=7.2 Hz), 7.32 (1H, dd, J=8.0, 4.8 Hz), 7.96 (1H, s), 8.14 (1H, dd, J=8.0, 1.6 Hz), 8.59 (1H, dd, J=4.8, 1.6 Hz)。
【0292】
参考例298
3−[3−イソプロピル −1−[3−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(0.60g)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(10ml)を0℃で滴下した後、室温で2時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:7,容積比)溶出部から、3−[3−イソプロピル−1−[3−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(0.44g,収率83%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.32 (6H, d, J=6.8 Hz), 1.88−1.95 (2H, m), 2.58−2.62 (2H, m), 2.98−3.05 (1H, m), 3.73−3.76 (2H, m), 7.29−7.33 (1H, m), 7.96 (1H, s), 8.14 (1H, dd, J=8.2, 1.2 Hz), 8.59 (1H, dd, J=4.8, 1.6 Hz)。
参考例299
3−(3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸エチル(0.50g)、2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン(0.43g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物に、60%水素化ナトリウム(0.19g)を加え100℃で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物にエタノール(10ml)、濃硫酸(0.05ml)を加え70℃で2時間かき混ぜた。反応混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、3−[3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(0.54g,収率64%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.26 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.34 (6H, d, J=7.2 Hz), 2.62−2.66 (2H, m), 2.81−2.85 (2H, m), 3.01−3.08 (1H, m), 4.16(2H, q, J=7.2 Hz), 7.28 (1H, dd, J=5.2, 1.2 Hz), 8.14 (1H, s), 8.27 (1H, s), 8.50 (1H, d, J=5.2 Hz)。
参考例300
3−[3−イソプロピル −1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(0.45g)のテトラヒドロフラン(6ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(5ml)を0℃で滴下した後、室温で2時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:7,容積比)溶出部から、3−[3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(0.37g,収率93%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.34 (6H, d, J=6.8Hz), 1.89−1.95 (2H, m), 2.58−2.62 (2H, m), 3.01−3.08 (1H, m), 3.75 (2H, m), 7.28 (1H, d, J=5.2 Hz), 8.15 (1H, s), 8.26 (1H, s), 8.50 (1H, d, J=5.2 Hz)。
【0293】
参考例301
3−(3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸エチル(0.63g)、2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン(0.55g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物に、60%水素化ナトリウム(0.20g)を加え100℃で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物にエタノール(10ml)、濃硫酸(0.05ml)を加え70℃で2時間かき混ぜた。反応混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、3−[3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(0.67g,収率63%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.28 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.33 (6H, d, J=7.2 Hz), 2.63−2.67 (2H, m), 2.83 (2H, t, J=8.0 Hz), 3.01−3.07 (1H, m), 4.17 (2H, q, J=7.2 Hz), 7.44 (1H, d, J=7.6 Hz), 7.88−7.92 (1H, m), 8.11 (1H, d, J=8.4 Hz), 8.30 (1H, s)。
参考例302
3−[3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル] −1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(0.47g)のテトラヒドロフラン(5ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(4ml)を0℃で滴下した後、室温で2時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:7,容積比)溶出部から、3−[3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(0.38g,収率92%)を白色粉末として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.33 (6H, d, J=7.2 Hz), 1.89−1.96 (2H, m), 2.57−2.61 (2H, m), 3.00−3.07 (1H, m), 3.73−3.78 (2H, m), 7.44 (1H, d, J=7.6 Hz), 7.88−7.91 (1H, m), 8.12 (1H, d, J=8.4 Hz), 8.30 (1H, s)。
参考例303
2−ベンジルオキシ−3−メチルベンズアルデヒド(37.00g)、メチル(メチルチオ)メチルスルホキシド(40.60g)およびテトラヒドロフラン(400ml)の混合物に、40%ベンジルトリメチルアンモニウムヒドロキシドメタノール溶液(8.00ml)を室温で加えた後、65℃で2時間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、2−[2−(ベンジルオキシ)−3−メチルフェニル]−1−(メチルチオ)ビニル メチル スルホキシド(47.00g,収率86%)を黄色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 2.28 (3H, s), 2.32 (3H, s), 2.72 (3H, s), 4.81 (2H, s), 7.11 (1H, t, J=7.6 Hz), 7.23−7.26 (1H, m), 7.33−7.42 (3H, m), 7.48−7.51 (2H, m), 7.93−7.96 (1H, m), 8.02 (1H. s)。
【0294】
参考例304
2−ベンジルオキシ−3−メトキシベンズアルデヒド(55.00g)、メチル(メチルチオ)メチルスルホキシド(57.10g)およびテトラヒドロフラン(400ml)の混合物に、40%ベンジルトリメチルアンモニウムヒドロキシドメタノール溶液(10.00ml)を室温で加えた後、65℃で2時間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、2−[2−(ベンジルオキシ)−3−メトキシフェニル]−1−(メチルチオ)ビニル メチルスルホキシド(72.80g,収率91%)を黄色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 2.17 (3H, s), 2.68 (3H, s), 3.91 (3H, s), 5.03−5.04 (2H, m), 6.97 (1H, dd, J=8.0, 1.6 Hz), 7.10 (1H, t, J=8.0 Hz), 7.29−7.36 (3H, m), 7.44−7.46 (2H, m), 7.68(1H, dd, J=8.0, 1.2 Hz), 7.92(1H. s)。
参考例305
3−(3−tert−ブチル−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸メチル(0.75g)、3−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン(0.98g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物に、60%水素化ナトリウム(0.17g)を加え、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:10,容積比)溶出部から、3−[3−tert−ブチル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸メチル(1.08g、収率85%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.41 (9H, s), 2.72 (2H, t, J=7.5 Hz), 3.01 (2H, t, J=7.5 Hz), 3.73 (3H, s), 7.83 (1H, d, J=9.6 Hz), 8.28 (1H, d, J=9.6 Hz), 8.50 (1H, s)。
参考例306
3−[3−tert−ブチル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸メチル (1.08g)のテトラヒドロフラン(50ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの0.93Mヘキサン溶液(8.1ml)を0℃で滴下した後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、3−[3−tert−ブチル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(0.66g、収率66%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.41 (9H, s), 1.92−2.06 (2H, m), 2.77 (2H, t, J=7.8 Hz), 3.80 (2H, t, J=6.0 Hz), 7.83 (1H, d, J=9.3 Hz), 8.29 (1H, d, J=9.3 Hz), 8.52 (1H, s)。
【0295】
参考例307
3−(3−tert−ブチル−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸メチル(580mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)溶液に、60%水素化ナトリウム(132mg)を加え、室温で30分間かき混ぜた。反応混合物に2,5−ジブロモピリジン(784mg)を加え、100℃で1時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、2規定塩酸で中和後、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物にエタノール(10ml)、濃硫酸(0.05ml)を加え70℃で2時間かき混ぜた。反応混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から得られた結晶をヘキサンから再結晶して、3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−tert−ブチル−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(560mg、収率55%)を得た。融点94〜95℃。
参考例308
3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−tert−ブチル−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(550mg)のテトラヒドロフラン(20ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの1.0Mヘキサン溶液(5ml)を0℃で滴下した後、室温で40分間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から、3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−tert−ブチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(455mg、収率90%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.32 (1H, t, J=5.2 Hz), 1.40 (9H, s), 1.9−2.05 (2H, m), 2.65−2.8 (2H, m), 3.7−3.85 (2H, m), 7.83 (1H, br s), 7.84 (1H, s), 8.2−8.22 (1H, m), 8.35−8.4 (1H, m)。
参考例309
3−(3−tert−ブチル−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸メチル(0.75g)のN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)溶液に、60%水素化ナトリウム(0.17g)を加え室温で30分間かき混ぜた。反応混合物に2,5−ジクロロピリジン(0.80g)を加え、さらに90℃で4時間かき混ぜた。反応混合物に0.1規定塩酸を注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(5:95,容積比)溶出部から、3−[3−tert−ブチル−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸メチル (0.95g、収率81%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.40 (9H, s), 2.64−2.73 (2H, m), 2.94 (2H, m), 3.71 (3H, s), 7.69 (1H, dd, J=8.8, 2.6 Hz), 7.88 (1H, d, J=8.8 Hz), 8.20 (1H, s), 8.28 (1H, d, J=2.6 Hz)。
【0296】
参考例310
3−[3−tert−ブチル−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸メチル(0.95g)のテトラヒドロフラン(50ml)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウムの0.93Mヘキサン溶液(8.0ml)を0℃で滴下した後、0℃で1時間かき混ぜた。反応混合物に1規定塩酸を注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から、3−[3−tert−ブチル−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(0.48g、収率55%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.34 (1H, t, J=5.2 Hz), 1.40 (9H, s), 1.87−2.02 (2H, m), 2.68−2.76 (2H, m), 3.72−3.82 (2H, m), 7.69 (1H, dd, J=8.8, 2.5 Hz), 7.89 (1H, d, J=8.8 Hz), 8.21 (1H, s), 8.28 (1H, d, J=2.5 Hz)。
参考例311
ナトリウムエトキシド(391g)およびジイソプロピルエーテル(2L)の混合物に60℃でコハク酸ジエチル(500g)とトリフルオロ酢酸エチル(836g)の混合物を3時間かけて加えた。反応混合物を60℃で終夜かき混ぜた。反応混合物を氷水(2L)に注ぎ、濃塩酸を加えて、pH2とし、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮し、油状物(796.2g)を得た。得られた油状物(796.2g)および40%硫酸水溶液(3.3L)の混合物を終夜、還流した。反応混合物を氷(2kg)に加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮し、油状物(401.6g)を得た。得られた油状物(401.6g)およびエタノール(1.5L)の混合物に0℃でヒドラジン1水和物(200ml)を加え、終夜、還流した。反応混合物を濃縮し、残留物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から、4,5−ジヒドロ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリダジノン(209.57g、収率44%)を黄色結晶として得た。融点94〜95℃。
H−NMR (CDCl)δ: 2.57−2.85 (4H, m), 9.15 (1H, brs)。
参考例312
4,5−ジヒドロ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリダジノン(90.0g)、臭素(30.5ml)および酢酸(270ml)の混合物を80℃で1時間かきまぜた。反応混合物に氷水(500ml)を加え、析出した結晶をろ取し、重曹水、水で、洗浄後、乾燥し、6−(トリフルオロメチル)−3−ピリダジノン(58.74g、収率66%)を白色結晶として得た。融点129〜130℃。
H−NMR (CDCl)δ: 7.14 (1H, dd, J=9.9, 0.5 Hz), 7.54 (1H, d, J=10.0 Hz), 12.64 (1H, brs)。
【0297】
参考例313
6−(トリフルオロメチル)−3−ピリダジノン(1.41g)、塩化チオニル(1.5ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド(0.3ml)の混合物を2時間、還流した。過剰の塩化チオニルを減圧留去後、重曹水を加え、ジエチルエーテルで抽出した。ジエチルエーテル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から、3−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン(1.45g、収率92%)を白色結晶として得た。融点51〜52℃。
H−NMR (CDCl)δ: 7.75 (1H, dd, J=8.7, 0.6 Hz), 7.82 (1H, d, J=9.0 Hz)。
参考例314
3−メチル−2−ブタノン(10.7ml)およびビス(ジメチルアミノ)メトキシメタン(6.61g)の混合物を8時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮した。残留物にヒドラジン1水和物(5.80g)およびn−ブチルアルコール(29ml)を加え、6時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付しヘキサン−酢酸エチル(1:1,容積比)で溶出して3−イソプロピル−1H−ピラゾール(4.26g、収率59%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.30 (6H, d, J=6.9 Hz), 2.84 − 3.24 (1H, m), 6.10 (1H, d, J=2.0 Hz), 7.49 (1H, d, J=1.9 Hz), 10.3 (1H, br s)。
参考例315
参考例314と同様にして、3−(1−エチルプロピル)ピラゾール(収率91%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 0.84 (6H, t, J=7.4 Hz), 1.5−1.8 (4H, m), 2.5−2.6 (1H, m), 6.06 (1H, d, J=1.9 Hz), 7.52 (1H, d, J=1.9 Hz)。
【0298】
参考例316
3−イソプロピル−1H−ピラゾール(3.74g)、2−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン(6.17g)およびN−メチルピロリドン(18.7ml)の混合物に、室温下攪拌しながらNaOH(商品名:Tosohパール,2.03g)を加えた。そのまま9時間反応後、水(38ml)および6規定塩酸(85ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液は水洗浄後、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付しヘキサンついでトルエンで溶出して2−(3−イソプロピル−1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(6.94g、収率80%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.33 (6H, d, J=7.0 Hz), 3.0−3.2 (1H, m), 6.34 (1H, d, J=2.5 Hz), 7.97 (1H, dd, J=8.7, 2.1 Hz), 8.05 (1H, d, J=8.7 Hz), 8.47 (1H, d, J=2.5 Hz), 8.6−8.7 (1H, m)。
参考例317
参考例316と同様にして、2−[3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−1−イル]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(収率61%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 0.87 (6H, t, J=7.4 Hz), 1.5−1.8 (4H, m), 2.6−2.7 (1H, m), 6.28 (1H, d, J=2.7 Hz), 7.97 (1H, dd, J=8.7, 2.2 Hz), 8.07 (1H, d, J=8.7 Hz), 8.49 (1H, d, J=2.7 Hz), 8.6−8.7 (1H, m)。
参考例318
2−(3−イソプロピル−1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(1.55g)のアセトニトリル(31ml)溶液を室温下攪拌しながら、ヨウ素(924mg)、続いて、硝酸二アンモニウムセリウム(IV)(2.00g)を加え、そのまま5時間反応させた。反応終了後、反応液を減圧濃縮し、残留物に水を加えて酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥(MgSO)後、減圧濃縮して2−(4−ヨード−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(2.19g、収率95%)を結晶として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.38 (6H, d, J=6.9 Hz), 3.0−3.2 (1H, m), 7.99 (1H, dd, J=8.7, 2.0 Hz), 8.05 (1H, d, J=8.7 Hz), 8.57 (1H, s), 8.6−8.7 (1H, m)。
【0299】
参考例319
参考例318と同様にして、2−[3−(1−エチルプロピル)−4−ヨード−1H−ピラゾール−1−イル]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(収率95%)を無色油状物として得た。
H−NMR(CDCl)δ:0.87 (6H, t, J=7.4 Hz), 1.6−1.9 (4H, m), 2.7−2.8 (1H, m), 7.99 (1H, dd, J=8.7, 2.1 Hz), 8.06 (1H, d, J=8.7 Hz), 8.59 (1H, s), 8.63 (1H, d, J=2.1 Hz)。
参考例320
2−(4−ヨード−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(841mg),酢酸パラジウム(49.6mg),トリフェニルホスフィン(116mg),酢酸カリウム(434mg),ベンジルトリエチルアンモニウムクロリド(504mg),アクリル酸メチル(0.793ml)およびN−メチルピロリドン(8.41ml)の混合物を、窒素気流下室温にて1時間撹拌した。外温90℃に20分間加熱した後不溶物をろ去し、酢酸エチルで洗浄した。濾洗液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ水で洗浄後、乾燥(MgSO)した。減圧濃縮し残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付しヘキサン−酢酸エチル(95:5,容積比)で溶出して、3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}−2−プロペン酸メチル(653mg、収率87%)を結晶として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.37 (6H, d, J=6.9 Hz), 3.1−3.3 (1H, m), 3.81 (3H, s), 6.29 (1H, d, J=16.0 Hz), 7.64 (1H, d, J=16.0 Hz), 8.00 (1H, dd, J=8.7, 2.1 Hz), 8.10 (1H, d, J=8.7 Hz), 8.6−8.7 (1H, m), 8.75 (1H, s)。
参考例321
参考例320で用いたアクリル酸メチルの替わりにアクリル酸エチルを用い、同様の方法により、3−{3−(2−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}−2−プロペン酸エチル(収率70%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 0.87 (6H, t, J=7.4 Hz), 1.34 (3H, t, J=7.1 Hz), 1.6−1.9 (4H, m), 2.7−2.8 (1H, m), 4.26 (2H, q, J=7.1 Hz), 6.31 (1H, d, J=16.0 Hz), 7.61 (1H, d, J=16.0 Hz), 8.01 (1H, dd, J=8.7, 2.2 Hz), 8.10 (1H, d, J=8.7 Hz), 8.6−8.7 (1H, m), 8.77 (1H, s)。
【0300】
参考例322
3−イソプロピル−1H−ピラゾール(167g)、硝酸二アンモニウムセリウム(IV)(497g)およびアセトニトリル(1200ml)の混合物に0℃でヨウ素(230g)を加えた後、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮して4−ヨード−3−イソプロピル−1H−ピラゾール(254g,収率71%)を暗褐色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.31 (6H, d, J=6.9 Hz), 3.00−3.17 (1H, m), 7.52 (1H, s)。
参考例323
4−ヨード−3−イソプロピル−1H−ピラゾール(254g)、カリウムtert−ブトキシド(156g)およびテトラヒドロフラン(1000ml)の混合物に0℃で臭化ベンジル(134ml)を加えた後、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、1−ベンジル−4−ヨード−3−イソプロピル−1H−ピラゾール(320g,収率92%)を褐色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.30 (6H, d, J=6.9 Hz), 2.94−3.04 (1H, m), 5.24 (2H, s), 7.01−7.07 (1H, m), 7.16−7.36 (5H, m)。
参考例324
3−イソプロピル−1H−ピラゾール(92.5g)、カリウムtert−ブトキシド(123g)およびテトラヒドロフラン(840ml)の混合物に0℃で臭化ベンジル(125ml)を加えた後、室温で5時間かき混ぜた。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、1−ベンジル−3−イソプロピル−1H−ピラゾール(114g,収率68%)を褐色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.27 (6H, d, J=7.2 Hz), 2.96−3.07 (1H, m), 5.26 (2H, s), 6.06−6.09 (1H, m), 7.02−7.07 (1H, m), 7.14−7.36 (5H, m)。
【0301】
参考例325
1−ベンジル−4−ヨード−3−イソプロピル−1H−ピラゾール(110g)、酢酸パラジウム(II)(7.56g)、トリフェニルホスフィン(17.7g)、塩化ベンジルトリエチルアンモニウム(76.8g)、アクリル酸メチル(121ml)および1−メチル−2−ピロリドン(1000ml)の混合物に酢酸ナトリウム(55.3g)を室温で加えた後、アルゴン雰囲気下、80℃で終夜かき混ぜた。反応混合物を室温まで冷却後、減圧下濃縮した。残留物に酢酸エチルを加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を希塩酸、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液および水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:7,容積比)溶出部から、(E)−3−(1−ベンジル−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−2−プロペン酸メチル(81.1g,収率81%)を褐色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.32 (6H, d, J=6.9 Hz), 3.08−3.21 (1H, m),3.75 (3H, s), 5.25 (2H, s), 6.02 (1H, d, J=16.2 Hz), 7.04−7.09 (1H, m), 7.20−7.38 (4H, m), 7.46 (1H, s), 7.59 (1H, d, J=16.2 Hz)。
参考例326
(E)−3−(1−ベンジル−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−2−プロペン酸メチル(52.5g)、5%パラジウム−炭素(100g)およびエタノール(500ml)の混合物にギ酸(250ml)を加え、加熱還流下、3時間かき混ぜた。反応混合物を室温まで冷却した後、ろ過によりパラジウム−炭素を取り除いた。ろ液を濃縮し、残留物を酢酸エチルで希釈した。得られた酢酸エチル溶液を飽和重曹水および飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮して3−(3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸メチル(31.5g,収率87%)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.29 (6H, d, J=7.2 Hz), 2.54−2.61 (2H, m), 2.74−2.82 (2H, m), 2.98−3.13 (1H, m), 3.68 (3H, s), 7.33 (1H, s)。
参考例327
3−(3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸メチル(70.0g)、3−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン(71.6g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(700ml)の混合物に0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、16.4g)を加えた後、その温度で2時間かき混ぜた。反応溶液を希塩酸に注ぎ、有機層を酢酸エチルで抽出した。抽出液を希塩酸および飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、3−{3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパン酸メチル(92.6g、収率76%)を淡黄色固体として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.33 (6H, d, J=7.2 Hz), 2.64−2.71 (2H, m), 2.82−2.89 (2H, m), 3.00−3.10 (1H, m), 3.71 (3H, s), 7.84 (1H, d, J=9.0 Hz), 8.29 (1H, d, J=9.0 Hz), 8.49 (1H, s)。
【0302】
参考例328
3−{3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパン酸メチル(92.6g)のテトラヒドロフラン(400ml)溶液に0℃で水素化ジイソブチルアルミニウムの1.5Mトルエン溶液(396ml)を滴下して加えた後、その温度で30分間かき混ぜた。反応混合物に0℃で硫酸ナトリウム・10水和物(87.0g)を加え、室温で終夜かき混ぜた。混合物に希塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を希塩酸および飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から淡黄色固体を得た。得られた固体をヘキサンで洗浄し、3−{3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(57.8g,収率68%)を白色固体として得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.33 (6H, d, J=6.6 Hz), 1.42 (1H, t, J=5.1 Hz), 1.84−2.01 (2H, m), 2.63 (2H, t, J=7.9 Hz), 3.05 (1H, septet, J=6.8 Hz), 3.77 (2H, q, J=5.7 Hz), 7.83 (1H, d, J=9.0 Hz), 8.29 (1H, d, J=9.0 Hz), 8.50 (1H, s)。
参考例329
4−(ベンジルオキシ)−2−ヒドロキシベンズアルデヒド(16.5g)のエチレングリコール(90ml)溶液に、水酸化カリウム(12.2g)およびヒドラジン・1水和物(10.6ml)を室温で加え、120℃で3時間、199℃で終夜攪拌した。反応溶液を室温まで冷却した後、2規定塩酸(110ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水及び飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮して5−(ベンジルオキシ)−2−メチルフェノール(14.8g,収率95%)を褐色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 2.17 (3H, s), 5.01 (2H, s), 6.43−6.51 (2H, m), 6.99 (1H, d, J=8.4 Hz), 7.27−7.43 (5H, m)。
参考例330
5−(ベンジルオキシ)−2−メチルフェノール(14.8g)、メチルクロロメチルエーテル(7.82ml)およびテトラヒドロフラン(250ml)の混合物に水素化ナトリウム(60%、油性、4.12g)を0℃で加え、室温で5時間かき混ぜた。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:19,容積比)溶出部から、4−(ベンジルオキシ)−2−(メトキシメトキシ)−1−メチルベンゼン(12.8g,収率72%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 2.17 (3H, s), 3.47 (3H, s), 5.02 (2H, s), 5.16 (2H, s), 6.53 (1H, dd, J=2.4, 8.4 Hz), 6.75 (1H, d, J=2.4 Hz), 7.02 (1H, d, J=8.4 Hz), 7.28−7.45 (5H, m)。
【0303】
参考例331
4−(ベンジルオキシ)−2−(メトキシメトキシ)−1−メチルベンゼン(12.8g)、5%パラジウム−炭素(2.56g)およびエタノール(200ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で終夜かき混ぜた。ろ過によりパラジウム−炭素を取り除いた後、ろ液を濃縮して3−(メトキシメトキシ)−4−メチルフェノール(7.98g,収率96%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 2.15 (3H, s), 3.48 (3H, s), 5.16 (2H, s), 6.39 (1H, dd, J=2.4, 8.1 Hz), 6.60 (1H, d, J=2.4 Hz), 6.96 (1H, d, J=8.1 Hz)。
参考例332
3−(メトキシメトキシ)−4−メチルフェノール(7.98g)、2−ブロモイソ酪酸エチル(50ml)、炭酸カリウム(48.7g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(200ml)の混合物を80℃で2時間かき混ぜた。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和塩化アンモニウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:19,容積比)溶出部から、2−[3−(メトキシメトキシ)−4−メチルフェノキシ]−2−メチルプロパン酸エチル(10.6g,収率79%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.27 (3H, t, J=6.9 Hz), 1.57 (6H, s), 2.16 (3H, s), 3.46 (3H, s), 4.23 (2H, q, J=6.9 Hz), 5.13 (2H, s), 6.36 (1H, dd, J=2.4, 8.1 Hz), 6.65 (1H, d, J=2.4 Hz), 6.95 (1H, d, J=8.1 Hz)。
参考例333
2−[3−(メトキシメトキシ)−4−メチルフェノキシ]−2−メチルプロパン酸エチル(10.6g)のエタノール(150ml)溶液に濃塩酸を数滴加え、加熱還流下で4時間かき混ぜた。反応溶液を室温まで冷却し、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:17,容積比)溶出部から、2−(3−ヒドロキシ−4−メチルフェノキシ)−2−メチルプロパン酸エチル(7.56g,収率85%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.26 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.57 (6H, s), 2.16 (3H, s), 4.23 (2H, q, J=7.2 Hz), 4.77 (1H, s), 6.30−6.37 (2H, m), 6.93 (1H, d, J=7.8 Hz)。
【0304】
参考例334
2’,4’−ジヒドロキシアセトフェノン(25.0g)、炭酸カリウム(24.9g)およびアセトン(500ml)の混合物に、臭化ベンジル(21.4ml)を0℃で滴下して加え、室温で終夜かき混ぜた。不溶物をろ過で取り除いた後、濃縮して淡黄色固体を得た。得られた固体をエタノールから再結晶し、1−[4−(ベンジルオキシ)−2−ヒドロキシフェニル]エタノン(33.8g,収率85%)を無色結晶として得た。融点107〜108℃。
参考例335
1−[4−(ベンジルオキシ)−2−ヒドロキシフェニル]エタノン(32.8g)のテトラヒドロフラン(400ml)溶液にメチルクロロメチルエーテル(24.8ml)およびカリウムtert−ブトキシド(36.6g)を0℃で加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、1−[4−(ベンジルオキシ)−2−(メトキシメトキシ)フェニル]エタノン(18.6g,収率48%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 2.61 (3H, s), 3.51 (3H, s), 5.10 (2H, s), 5.26 (2H, s), 6.65 (1H, dd, J=2.2, 8.8 Hz), 6.79 (1H, d, J=2.2 Hz), 7.32−7.48 (5H, m), 7.81 (1H, d, J=8.8 Hz)。
参考例336
1−[4−(ベンジルオキシ)−2−(メトキシメトキシ)フェニル]エタノン(10.0g)のエチレングリコール(50ml)溶液に、水酸化カリウム(5.88g)およびヒドラジン・1水和物(5.11ml)を室温で加え、120℃で2時間、199℃で終夜攪拌した。反応溶液を室温まで冷却し、2規定塩酸で中和した後、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、5−(ベンジルオキシ)−2−エチルフェノール(4.43g,収率56%)を黄色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.21 (3H, t, J=7.5 Hz), 2.56 (2H, q, J=7.5 Hz), 4.68 (1H, s), 5.01 (2H, s), 6.44 (1H, d, J=2.4 Hz), 6.51 (1H, dd, J=2.4, 8.4 Hz), 7.01 (1H, d, J=8.4 Hz), 7.27−7.44 (5H, m)。
【0305】
参考例337
3−(ベンジルオキシ)−4−メトキシベンズアルデヒド(10.0g)の塩化メチレン(200ml)溶液にm−クロロ過安息香酸(24.4g)を0℃で加え、その温度で2時間かき混ぜた。反応溶液に飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和重曹水および飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物、2規定アンモニア−メタノール溶液(100ml)およびメタノール(100ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付した。酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−(ベンジルオキシ)−4−メトキシフェノール(8.78g,収率92%)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 3.84 (3H, s), 4.51 (1H, s), 5.12 (2H, s), 6.35 (1H, dd, J=3.0, 8.8 Hz), 6.47 (1H, d, J=3.0 Hz), 6.76 (1H, d, J=8.8 Hz), 7.28−7.50 (5H, m)。
参考例338
5−(ベンジルオキシ)−2−エチルフェノール(4.43g)のテトラヒドロフラン(90ml)溶液に水素化ナトリウム(60%、油性、1.16g)を室温で加え、30分間かき混ぜた。その混合物にメチルクロロメチルエーテル(2.21ml)を室温で加え、終夜かき混ぜた。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:19,容積比)溶出部から、4−(ベンジルオキシ)−1−エチル−2−(メトキシメトキシ)ベンゼン(4.57g,収率86%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.17 (3H, t, J=7.4 Hz), 2.59 (2H, q, J=7.4 Hz), 3.48 (3H, s), 5.02 (2H, s), 5.17 (2H, s), 6.56 (1H, dd, J=2.6, 8.4 Hz), 6.77 (1H, d, J=2.6 Hz), 7.05 (1H, d, J=8.4 Hz), 7.30−7.48 (5H, m)。
参考例339
3−(ベンジルオキシ)−4−メトキシフェノール(8.78g)、2−ブロモイソ酪酸エチル(28.0ml)、炭酸カリウム(26.3g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(190ml)の混合物を80℃で5時間かき混ぜた。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、2−[3−(ベンジルオキシ)−4−メトキシフェノキシ]−2−メチルプロパン酸エチル(11.0g,収率83%)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.25 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.47 (6H, s), 3.84 (3H, s), 4.18 (2H, q, J=7.0 Hz), 5.10 (2H, s), 6.41 (1H, dd, J=2.6, 8.8 Hz), 6.54 (1H, d, J=2.6 Hz), 6.74 (1H, d, J=8.8 Hz), 7.24−7.46 (5H, m)。
【0306】
参考例340
4−(ベンジルオキシ)−1−エチル−2−(メトキシメトキシ)ベンゼン(4.57g)、5%パラジウム−炭素(1.00g)およびエタノール(90ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で終夜かき混ぜた。ろ過によりパラジウム−炭素を取り除いた後、ろ液を濃縮して4−エチル−3−(メトキシメトキシ)フェノール(3.06g,定量的)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.16 (3H, t, J=7.4 Hz), 2.58 (2H, q, J=7.4 Hz), 3.48 (3H, s), 4.69 (1H, s), 5.17 (2H, s), 6.42 (1H, dd, J=2.6, 8.0 Hz), 6.62 (1H, d, J=2.6 Hz), 7.00 (1H, d, J=8.0 Hz)。
参考例341
2−[3−(ベンジルオキシ)−4−メトキシフェノキシ]−2−メチルプロパン酸エチル(11.0g)、5%パラジウム−炭素(2.19g)およびエタノール(160ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で終夜かき混ぜた。ろ過によりパラジウム−炭素を取り除いた後、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル溶出部から、2−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパン酸エチル(8.00g,収率99%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.29 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.54 (6H, s), 3.84 (3H, s), 4.24 (2H, q, J=7.2 Hz), 5.57 (1H, s), 6.37 (1H, dd, J=3.0, 8.7 Hz), 6.54 (1H, d, J=3.0 Hz), 6.69 (1H, d, J=8.7 Hz)。
参考例342
4−エチル−3−(メトキシメトキシ)フェノール(3.06g)、2−ブロモイソ酪酸エチル(9.86ml)、炭酸カリウム(9.28g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(85ml)の混合物を80℃で終夜かき混ぜた。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:19,容積比)溶出部から、2−[4−エチル−3−(メトキシメトキシ)フェノキシ]−2−メチルプロパン酸エチル(4.93g,収率99%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.16 (3H, t, J=7.4 Hz), 1.27 (3H, t, J=7.4 Hz), 1.58 (6H, s), 2.57 (2H, q, J=7.4 Hz), 3.46 (3H, s), 4.24 (2H, q, J=7.4 Hz), 5.14 (2H, s), 6.39 (1H, dd, J=2.6, 8.0 Hz), 6.66 (1H, d, J=2.6 Hz), 6.97 (1H, d, J=8.0 Hz)。
【0307】
参考例343
2−[4−エチル−3−(メトキシメトキシ)フェノキシ]−2−メチルプロパン酸エチル(4.93g)のエタノール(85ml)溶液に濃塩酸を数滴加え、加熱還流下で終夜かき混ぜた。反応溶液を室温まで冷却し、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:37,容積比)溶出部から、2−(4−エチル−3−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロパン酸エチル(3.72g,収率89%)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.20 (3H, t, J=7.5 Hz), 1.26 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.57 (6H, s), 2.55 (2H, q, J=7.5 Hz), 4.24 (2H, q, J=7.2 Hz), 4.75 (1H, s), 6.33−6.39 (2H, m), 6.96 (1H, d, J=8.1 Hz)。
参考例344
1−ベンジル−3−イソプロピル−1H−ピラゾール(224g)、硝酸二アンモニウムセリウム(IV)(368g)およびアセトニトリル(1000ml)の混合物に0℃でヨウ素(171g)を加えた後、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、1−ベンジル−4−ヨード−3−イソプロピル−1H−ピラゾール(340g,収率93%)を褐色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.30 (6H, d, J=6.9 Hz), 2.94−3.04 (1H, m), 5.24 (2H, s), 7.01−7.07 (1H, m), 7.16−7.36 (5H, m)。
参考例345
2−{3−(1−エチルプロピル)−4−ヨード−1H−ピラゾール−1−イル}−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(4.09g)、酢酸パラジウム(112mg)、トリフェニルホスフィン(262mg)、炭酸ナトリウム(2.12g)、ベンジルトリエチルアンモニウムクロリド(2.28g)、アリルアルコール(1.02ml)、水(4.09ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド(40.9ml)の混合物を、窒素気流下室温にて1時間撹拌した。ついで外温60℃で8時間加熱した。不溶物をろ去し、酢酸エチルで洗浄した。ろ液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥(NaSO)後、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(9:1,容積比)で溶出して、3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパナール(1.17g、収率35%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 0.7−0.9 (6H, m), 1.6−1.9 (4H, m), 2.5−2.6 (1H, m), 2.7−2.8 (4H, m), 7.9−8.1 (2H, m), 8.27 (1H, s), 8.5−8.6 (1H, m), 9.86 (1H, s)。
【0308】
参考例346
3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパナール(1.15g)のメタノール(25.2ml)溶液に、窒素気流中、氷冷下攪拌しながら、水素化ホウ素ナトリウム(492mg)を加えた。同温度で0.5時間攪拌後、水(50ml)および6規定塩酸(13mmol)を加え、そのまま1時間攪拌した。2規定水酸化ナトリウム水溶液で中和後、酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ水で洗浄し、乾燥(NaSO)後、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付しヘキサン−酢酸エチル(4:1,容積比)で溶出し、3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパン−1−オール(669mg,収率58%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 0.87 (6H, t, J=7.4 Hz), 1.6−1.9 (6H, m), 2.5−2.7 (3H, m), 3.6−3.8 (2H, m), 7.94 (1H, dd, J=8.7, 2.2 Hz), 8.03 (1H, d, J=8.7 Hz), 8.28 (1H, s), 8.5−8.6 (1H, m)。
参考例347
2−(4−ヨード−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(7.62g)、酢酸パラジウム(225mg)、トリフェニルホスフィン(525mg)、炭酸水素ナトリウム(3.28g)、ベンジルトリエチルアンモニウムクロリド(4.56g)、アリルアルコール(2.05ml)、水(7.62ml)およびN−メチルピロリドン(76.2ml)の混合物を、窒素気流下室温にて1時間撹拌した。ついで外温60℃で6時間加熱した。不溶物をろ去し、酢酸エチルで洗浄した。ろ液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥(NaSO)後、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(9:1,容積比)で溶出して、3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパナール(3.93g、収率63%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.34 (6H, d, J=6.9 Hz), 2.7−3.1 (5H, m), 7.95 (1H, dd, J=8.7, 2.2 Hz), 8.03 (1H, d, J=8.7 Hz), 8.26 (1H, s), 8.60 (1H, d, J=2.0 Hz), 9.86 (1H, s)。
参考例348
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパナール(3.89g)のメタノール(77.8ml)溶液に、窒素気流中、氷冷下攪拌しながら、水素化ホウ素ナトリウム(1.66g)を加えた。同温度で1時間攪拌後、水(50ml)および6規定塩酸(44ml)を加え、そのまま1時間攪拌した。析出した結晶をろ取し、3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパン−1−オール(3.73g,収率95%)を得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.33 (6H, d, J=6.9 Hz), 1.8−2.0 (2H, m), 2.60 (2H, t, J=7.9 Hz), 3.0−3.1 (1H, m), 3.75 (2H, t, J=6.3 Hz), 7.94 (1H, dd, J=8.7, 2.2 Hz), 8.03 (1H, d, J=8.7 Hz), 8.28 (1H, s), 8.6−8.7 (1H, m)。
【0309】
参考例349
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパン−1−オール(470mg)およびトルエン(9.4ml)の混合物に、氷冷下攪拌しながら、トリエチルアミン(258mg)、続いてメタンスルホニルクロリド(258mg)を加えた。室温下30分間攪拌後、反応液に水(10ml)を加え、トルエンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、減圧濃縮した。残留物にo−バニリン(342mg)、炭酸カリウム(353mg)、エタノール(4.7ml)およびトルエン(4.7ml)を加え、還流下5.5時間反応させた。反応終了後、反応液に水(10ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を3規定水酸化ナトリウム水溶液,飽和重曹水の順で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(9:1,容積比)で溶出し、2−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシベンズアルデヒド(450mg、収率67%)を無色結晶として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.34 (6H, d, J=6.9 Hz), 2.1−2.2 (2H, m), 2.73 (2H, t, J=7.7 Hz), 3.0−3.1 (1H, m), 3.90 (3H, s), 4.22 (2H, t, J=6.3 Hz), 7.1−7.2 (2H, m), 7.4−7.5 (1H, m), 7.95 (1H, dd, J=8.7, 2.2 Hz), 8.04 (1H, d, J=8.7 Hz), 8.33 (1H, s), 8.6−8.7 (1H, m), 10.5 (1H, s)。
参考例350
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパン−1−オール(470mg)、テトラヒドロフラン(13.8ml)の混合物に、氷冷下攪拌しながら、トリエチルアミン(0.927ml)、続いてメタンスルホニルクロリド(0.511ml)を加えた。氷冷下1.5時間攪拌後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、減圧濃縮した。残留物にo−バニリン(1.21g)、炭酸カリウム(1.09g)、アセトニトリル(27.6ml)加え、還流下25時間反応させた。反応終了後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、3規定水酸化ナトリウム水溶液、水の順で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物にヘキサンを加え、2−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシベンズアルデヒド(1.21g)を結晶として得た。母液を濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(9:1,容積比)で溶出して、2−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシベンズアルデヒド(401mg、合計収率77%)を無色結晶として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.34 (6H, d, J=6.9 Hz), 2.1−2.2 (2H, m), 2.73 (2H, t, J=7.7 Hz), 3.0−3.1 (1H, m), 3.90 (3H, s), 4.22 (2H, t, J=6.3 Hz), 7.1−7.2 (2H, m), 7.4−7.5 (1H, m), 7.95 (1H, dd, J=8.7, 2.2 Hz), 8.04 (1H, d, J=8.7 Hz), 8.33 (1H, s), 8.6−8.7 (1H, m), 10.5 (1H, s)。
参考例351
参考例350と同様にして、2−(3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシベンズアルデヒド(収率67%)を得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.34 (6H, t, J=7.4 Hz), 1.5−1.8 (4H, m), 2.0−2.2 (2H, m), 2.3−2.8 (3H, m), 3.90 (3H, s), 4.1−4.3 (2H, s), 7.1−7.2 (2H, m), 7.4−7.5 (1H, m), 7.90−8.00 (2H, m), 8.33 (1H, s), 8.6−8.7 (1H, m), 10.5(1H, s)。
【0310】
実施例1
メタンスルホン酸3−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−プロピル(1.04g)、ヨウ化ナトリウム(450mg)、4−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(500mg)、炭酸カリウム(440mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物を90℃で5時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[4−(3−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]プロポキシ)フェニル]酢酸(300mg,収率25%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点127〜128℃。
H−NMR(CDCl)δ:2.18−2.32 (2H, m), 2.98−3.10 (2H, m), 3.60 (2H, s), 3.98−4.08 (2H, m), 6.37 (1H, s), 6.82−6.90 (2H, m), 7.15−7.24 (2H, m), 7.66−7.75 (2H, m), 7.86−7.94 (2H, m)。
実施例2
メタンスルホン酸3−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−プロピル(1.04g)、ヨウ化ナトリウム(450mg)、4−ヒドロキシ安息香酸メチル(460mg)、炭酸カリウム(450mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物を90℃で5時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、4−(3−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]プロポキシ)安息香酸(840mg,収率72%)を得た。アセトン−ヘキサンから再結晶した。融点221〜222℃。
H−NMR(CDCl)δ:2.20−2.38 (2H, m), 3.00−3.14 (2H, m), 4.05−4.18 (2H, m), 6.39 (1H, s), 6.86−6.96 (2H, m), 7.64−7.74 (2H, m), 7.86−8.08 (4H, m)。
実施例3
メタンスルホン酸3−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−プロピル(1.04g)、ヨウ化ナトリウム(450mg)、3−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(500mg)、炭酸カリウム(450mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物を90℃で5時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−(3−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]プロポキシ)フェニル]酢酸(630mg,収率52%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点126〜127℃。
H−NMR(CDCl)δ:2.16−2.34 (2H, m), 2.98−3.12 (2H, m), 3.63 (2H, s), 4.00−4.10 (2H, m), 6.38 (1H, s), 6.76−6.94 (3H, m), 7.18−7.32 (1H, m), 7.66−7.75 (2H, m), 7.86−7.96 (2H, m)。
【0311】
実施例4
メタンスルホン酸3−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−プロピル(1.04g)、ヨウ化ナトリウム(520mg)、3−ヒドロキシ安息香酸メチル(460mg)、炭酸カリウム(450mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物を90℃で5時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−(3−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]プロポキシ)安息香酸(860mg,収率74%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点133〜134℃。
H−NMR(CDCl)δ:2.20−2.37 (2H, m), 3.02−3.14 (2H, m), 4.06−4.17 (2H, m), 6.39 (1H, s), 7.10−7.20 (1H, m), 7.34−7.44 (1H, m), 7.58−7.76 (4H, m), 7.86−7.96 (2H, m)。
実施例5
メタンスルホン酸3−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−プロピル(1.04g)、ヨウ化ナトリウム(520mg)、3−(4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸エチル(600mg)、炭酸カリウム(450mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物を90℃で5時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびエタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[4−(3−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]プロポキシ)フェニル]プロピオン酸(520mg,収率42%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点174〜175℃。
H−NMR(CDCl)δ:2.16−2.34 (2H, m), 2.59−2.72 (2H, m), 2.84−3.12 (4H, m), 3.98−4.08 (2H, m), 6.37 (1H, s), 6.78−6.88 (2H, m), 7.07−7.18 (2H, m), 7.66−7.76 (2H, m), 7.86−7.96 (2H, m)。
実施例6
メタンスルホン酸3−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−プロピル(1.04g)、ヨウ化ナトリウム(500mg)、サリチル酸メチル(460mg)、炭酸カリウム(500mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物を90℃で5時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、2−(3−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]プロポキシ)安息香酸(710mg,収率61%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点132〜133℃。
H−NMR(CDCl)δ:2.34−2.52 (2H, m), 3.03−3.16 (2H, m), 4.18−4.42 (2H, m), 6.43 (1H, s), 7.00−7.24 (2H, m), 7.50−7.64 (1H, m), 7.65−7.76 (2H, m), 7.85−7.96 (2H, m), 8.16−8.24 (1H, m)。
【0312】
実施例7
メタンスルホン酸3−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−プロピル(1.04g)、ヨウ化ナトリウム(500mg)、3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(470mg)、炭酸カリウム(500mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物を90℃で5時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、1−メチル−3−(3−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]プロポキシ)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(870mg,収率74%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点162〜163℃。
H−NMR(CDCl)δ:2.16−2.34 (2H, m), 2.96−3.10 (2H, m), 4.04 (3H, s), 4.17−4.28 (2H, m), 6.30 (1H, s), 6.39 (1H, s), 7.67−7.77 (2H, m), 7.87−7.97 (2H, m)。
実施例8
メタンスルホン酸3−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−プロピル(1.04g)、ヨウ化ナトリウム(500mg)、3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(650mg)、炭酸カリウム(500mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物を90℃で5時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、1−フェニル−3−(3−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]プロポキシ)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(1.16g,収率85%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点145〜146℃。
H−NMR(CDCl)δ:2.16−2.36 (2H, m), 2.96−3.10 (2H, m), 4.24−4.36 (2H, m), 6.40 (1H, s), 6.50 (1H, s), 7.36−7.47 (5H, m), 7.65−7.75 (2H, m), 7.84−7.94 (2H, m)。
実施例9
[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(500mg)、3−(4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸メチル(370mg)、トリフェニルホスフィン(530mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(900mg)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(3ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(3ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−(4−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]フェニル)プロピオン酸(620mg,収率79%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点195〜196℃。
H−NMR(CDCl)δ:2.39 (3H, s), 4.64 (2H, s), 4.94 (2H, s), 6.87−6.97 (4H, m), 7.96−8.06 (2H, m), 8.55 (1H, s), 8.61−8.66 (1H, m)。
【0313】
実施例10
[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(900mg)、(4−ヒドロキシフェノキシ)酢酸メチル(650mg)、トリフェニルホスフィン(930mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(1.59g)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(4−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]フェノキシ)酢酸(610mg,収率43%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点138〜139℃。
H−NMR(CDCl)δ:2.39 (3H, s), 4.64 (2H, s), 4.94 (2H, s), 6.87−6.97 (4H, m), 7.96−8.06 (2H, m), 8.55 (1H, s), 8.61−8.66 (1H, m)。
実施例11
4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−ブタノール(740mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)プロピオン酸エチル(670mg)、トリフェニルホスフィン(700mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(1.20g)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびエタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[1−フェニル−3−(4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]ブトキシ)−1H−ピラゾール−5−イル]プロピオン酸(930mg,収率72%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点139〜140℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.76−2.06 (4H, m), 2.56−2.70 (2H, m), 2.84−3.02 (4H, m), 4.18−4.32 (2H, m), 5.68 (1H, s), 6.36 (1H, s), 7.28−7.48 (5H, m), 7.66−7.75 (2H, m), 7.85−7.94 (2H, m)。
実施例12
メタンスルホン酸4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−ブチル(700mg)、ヨウ化ナトリウム(300mg)、4−ヒドロキシ安息香酸メチル(290mg)、炭酸カリウム(460mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物を90℃で5時間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(3ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(3ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、4−(4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]ブトキシ)安息香酸(630mg,収率81%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点170〜171℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.82−2.12 (4H, m), 2.86−2.98 (2H, m), 4.02−4.14 (2H, m), 6.36 (1H, s), 6.88−6.98 (2H, m), 7.66−7.76 (2H, m), 7.85−7.95 (2H, m), 8.00−8.10 (2H, m)。
【0314】
実施例13
4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−ブタノール(700mg)、4−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(400mg)、トリフェニルホスフィン(660mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(1.10g)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[4−(4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]ブトキシ)フェニル]酢酸(810mg,収率80%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点125〜126℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.78−2.07 (4H, m), 2.83−2.95 (2H, m), 3.59 (2H, s), 3.94−4.06 (2H, m), 6.36 (1H, s), 6.79−6.91 (2H, m), 7.14−7.26 (2H, m), 7.64−7.76 (2H, m), 7.84−7.96 (2H, m)。
実施例14
4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−ブタノール(700mg)、3−(4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸メチル(440mg)、トリフェニルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(1.25g)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[4−(4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]ブトキシ)フェニル]プロピオン酸(760mg,収率72%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点130〜131℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.80−2.04 (4H, m), 2.56−2.70 (2H, m), 2.82−2.98 (4H, m), 3.94−4.06 (2H, m), 6.36 (1H, s), 6.77−6.88 (2H, m), 7.07−7.17 (2H, m), 7.64−7.76 (2H, m), 7.85−7.96 (2H, m)。
実施例15
4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−ブタノール(700mg)、2−(4−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロピオン酸メチル(500mg)、トリフェニルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(1.10g)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、2−メチル−2−[4−(4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]ブトキシ)フェノキシ]プロピオン酸(860mg,収率78%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点103〜104℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.53 (6H, s), 1.80−2.06 (4H, m), 2.86−2.98 (2H, m), 3.94−4.04 (2H, m), 6.36 (1H, s), 6.72−6.95 (4H, m), 7.66−7.75 (2H, m), 7.85−7.94 (2H, m)。
【0315】
実施例16
4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−ブタノール(700mg)、3−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(420mg)、トリフェニルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(1.13g)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−(4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]ブトキシ)フェニル]酢酸(800mg,収率78%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点134〜135℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.80−2.08 (4H, m), 2.84−2.96 (2H, m), 3.62 (2H, s), 3.96−4.06 (2H, m), 6.36 (1H, s), 6.76−6.91 (3H, m), 7.18−7.30 (1H, m), 7.64−7.76 (2H, m), 7.85−7.96 (2H, m)。
実施例17
4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−ブタノール(700mg)、2−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(420mg)、トリフェニルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(1.10g)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]ブトキシ)フェニル]酢酸(800mg,収率78%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点122〜123℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.78−2.06 (4H, m), 2.78−2.92 (2H, m), 3.65 (2H, s), 3.96−4.07 (2H, m), 6.36 (1H, s), 6.80−6.96 (2H, m), 7.14−7.30 (2H, m), 7.64−7.74 (2H, m), 7.84−7.94 (2H, m)。
実施例18
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(330mg)、2−(4−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロピオン酸メチル(250mg)、トリフェニルホスフィン(310mg)およびテトラヒドロフラン(7ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(550mg)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、2−[4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェノキシ]−2−メチルプロピオン酸(370mg,収率71%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点91〜92℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.41 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.54 (6H, s), 2.00−2.18 (2H, m), 2.54−2.66 (2H, m), 3.98 (2H, t, J=6.2 Hz), 4.35 (2H, q, J=7.0 Hz), 6.76−6.96 (4H, m), 7.81 (1H, d, J=8.8 Hz), 7.91 (1H, dd, J=2.0, 8.8 Hz), 8.18 (1H, s), 8.55 (1H, d, J=2.0 Hz)。
【0316】
実施例19
[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(250mg)、3−(2−エトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸エチル(250mg)、トリフェニルホスフィン(280mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(480mg)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびエタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−(2−エトキシ−4−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]フェニル)プロピオン酸(310mg,収率71%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点151〜152℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.42 (3H, t, J=7.0 Hz), 2.39 (3H, s), 2.60−2.71 (2H, m), 2.84−2.95 (2H, m), 4.01 (2H, q, J=7.0 Hz), 4.94 (2H, s), 6.45−6.54 (2H, m), 7.06−7.14 (1H, m), 7.94−8.08 (2H, m), 8.56 (1H, s), 8.61−8.68 (1H, m)。
実施例20
4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−ブタノール(1.10g)、3−(3−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸メチル(780mg)、トリフェニルホスフィン(1.10g)およびテトラヒドロフラン(15ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(1.75g)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(7ml)、テトラヒドロフラン(7ml)およびメタノール(7ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(7ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[3−(4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]ブトキシ)フェニル]プロピオン酸(1.26g,収率75%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点131〜132℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.80−2.08 (4H, m), 2.60−2.74 (2H, m), 2.85−3.00 (4H, m), 3.96−4.06 (2H, m), 6.36 (1H, s), 6.72−6.84 (3H, m), 7.15−7.27 (1H, m), 7.67−7.76 (2H, m), 7.86−7.95 (2H, m)。
実施例21
4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]−1−ブタノール(570mg)、3−(2−エトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸エチル(480mg)、トリフェニルホスフィン(550mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(950mg)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびエタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[2−エトキシ−4−(4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]ブトキシ)フェニル]プロピオン酸(260mg,収率27%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点105〜106℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.41 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.78−2.08 (4H, m), 2.54−2.72 (2H, m), 2.82−2.97 (4H, m), 3.92−4.08 (4H, m), 6.32−6.44 (3H, m), 6.98−7.10 (1H, m), 7.66−7.76 (2H, m), 7.85−7.95 (2H, m)。
【0317】
実施例22
3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(410mg)、3−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(230mg)、トリフェニルホスフィン(370mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(630mg)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(330mg,収率56%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点82〜83℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.47 (6H, d, J=7.0 Hz), 2.02−2.21 (2H, m), 2.69 (2H, t, J=7.4 Hz), 2.94−3.12 (1H, m), 3.64 (2H, s), 4.05 (2H, t, J=6.0 Hz), 6.80−6.92 (3H, m), 7.19−7.30 (1H, m), 7.95 (1H, dd, J=1.8, 8.4 Hz), 8.05 (1H, d, J=8.4 Hz), 8.29 (1H, s), 8.57−8.64 (1H, m)。
実施例23
3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(380mg)、3−(3−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸メチル(220mg)、トリブチルホスフィン(260mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(350mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[3−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロピオン酸(380mg,収率68%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点102〜103℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.32 (6H, d, J=7.0 Hz), 2.00−2.20 (2H, m), 2.62−2.76 (4H, m), 2.87−3.13 (3H, m), 4.05 (2H, t, J=6.2 Hz), 6.73−6.86 (3H, m), 7.15−7.26 (1H, m), 7.91−8.08 (2H, m), 8.27 (1H, s), 8.57−8.63 (1H, m)。
実施例24
3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(520mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)プロピオン酸エチル(440mg)、トリブチルホスフィン(510mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(650mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[3−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]プロピオン酸(420mg,収率48%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点139〜140℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.32 (6H, d, J=7.0 Hz), 2.00−2.20 (2H, m), 2.56−2.76 (4H, m), 2.88−3.12 (3H, m), 4.27 (2H, t, J=6.0 Hz), 5.72 (1H, s), 7.30−7.50 (5H, m), 7.95 (1H, dd, J=2.6, 9.0 Hz), 8.04 (1H, d, J=9.0 Hz), 8.27 (1H, s), 8.54−8.61 (1H, m)。
【0318】
実施例25
3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(550mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)プロピオン酸エチル(360mg)、トリブチルホスフィン(530mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(670mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびエタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[3−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]プロピオン酸(630mg,収率77%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点131〜132℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.31 (6H, d, J=7.0 Hz), 1.98−2.16 (2H, m), 2.58−3.12 (7H, m), 3.66 (3H, s), 4.16 (2H, t, J=6.2 Hz), 5.49 (1H s), 7.94 (1H, dd, J=1.8, 8.6 Hz), 8.04 (1H, d, J=8.6 Hz), 8.26 (1H, s), 8.56−8.62 (1H, m)。
実施例26
3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボアルデヒド(1.10g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル(690mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、120mg)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)プロペン酸エチル(1.03g,収率79%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点105〜106℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.33 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.36 (6H, d, J=7.0 Hz), 3.07−3.24 (1H, m), 3.83 (3H, s), 4.27 (2H, q, J=7.0 Hz), 5.14 (2H, s), 5.95 (1H, s), 6.28 (1H, d, J=15.6 Hz), 7.48 (1H, d, J=15.6 Hz), 7.97 (1H, dd, J=2.2, 8.4 Hz), 8.07 (1H, d, J=8.4 Hz), 8.56 (1H, s), 8.60−8.66 (1H, m)。
実施例27
(E)−3−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)プロペン酸エチル(900mg)、5%パラジウム−炭素(260mg)およびテトラヒドロフラン(20ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、1時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。得られた結晶、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で3時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)プロピオン酸(780mg,収率92%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点141〜142℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.36 (6H, d, J=7.0 Hz), 2.62−2.94 (4H, m), 3.06−3.24 (1H, m), 3.69 (3H, s), 5.10 (2H, s), 5.51 (1H, s), 7.98 (1H, dd, J=2.2, 9.2 Hz), 8.07 (1H, d, J=9.2 Hz), 8.53 (1H, s), 8.58−8.67 (1H, m)。
【0319】
実施例28
3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(1.20g)、2−(3−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロピオン酸メチル(830mg)、トリブチルホスフィン(1.60g)およびテトラヒドロフラン(20ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(2.01g)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、2−[3−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェノキシ]−2−メチルプロピオン酸(1.32g,収率70%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点101〜102℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.32 (6H, d, J=7.0 Hz), 1.63 (6H, s), 2.00−2.18 (2H, m), 2.69 (2H, t, J=7.2 Hz), 2.94−3.12 (1H, m), 4.00 (2H, t, J=6.2 Hz), 6.50−6.70 (3H, m), 7.11−7.24 (1H, m), 7.96 (1H, dd, J=2.2, 8.8 Hz), 8.06 (1H, d, J=8.8 Hz), 8.26 (1H, s), 8.54−8.63 (1H, m)。
実施例29
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(550mg)、2−(3−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロピオン酸メチル(380mg)、トリブチルホスフィン(730mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(910mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、2−[3−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェノキシ]−2−メチルプロピオン酸(530mg,収率62%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点120〜121℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.41 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.62 (6H, s), 1.96−2.18 (2H, m), 2.62 (2H, t, J=7.0 Hz), 3.97 (2H, t, J=6.2 Hz), 4.35 (2H, q, J=7.0 Hz), 6.48−6.68 (3H, m), 7.08−7.23 (1H, m), 7.84 (1H, d, J=8.8 Hz), 7.93 (1H, dd, J=2.6, 8.8 Hz), 8.16 (1H, s), 8.51−8.56 (1H, m)。
実施例30
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(650mg)、3−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(380mg)、トリブチルホスフィン(930mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(1.16g)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(490mg,収率53%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点134〜135℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.41 (3H, t, J=7.2 Hz), 2.02−2.14 (2H, m), 2.60 (2H, t, J=7.2 Hz), 3.62 (2H, s), 4.01 (2H, t, J=6.3 Hz), 4.34 (2H, q, J=7.2 Hz), 6.78−6.88 (3H, m), 7.18−7.28 (1H, m), 7.80 (1H, d, J=8.7 Hz), 7.90 (1H, dd, J=2.4, 8.7 Hz), 8.17 (1H, s), 8.52−8.57 (1H, m)。
【0320】
実施例31
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(620mg)、2−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(340mg)、トリブチルホスフィン(800mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(1.00g)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(310mg,収率35%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点83〜84℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.40 (3H, t, J=7.0 Hz), 2.00−2.18 (2H, m), 2.61 (2H, t, J=7.0 Hz), 3.68 (2H, s), 4.02 (2H, t, J=6.2 Hz), 4.34 (2H, q, J=7.0 Hz), 6.80−6.96 (2H, m), 7.14−7.28 (2H, m), 7.80 (1H, d, J=8.8 Hz), 7.90 (1H, dd, J=2.2, 8.8 Hz), 8.20 (1H, s), 8.49−8.56 (1H, m)。
実施例32
[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(500mg)、2−(3−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロピオン酸メチル(430mg)、トリフェニルホスフィン(570mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(980mg)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびエタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、2−メチル−2−(3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]フェノキシ)プロピオン酸(600mg,収率71%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点152〜153℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.64 (6H, s), 2.38 (3H, s), 4.99 (2H, s), 6.52−6.68 (3H, m), 7.15 (1H, t, J=8.1 Hz), 7.98−8.08 (2H, m), 8.58−8.68 (2H, m)。
実施例33
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(550mg)、3−(3−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸メチル(330mg)、トリブチルホスフィン(700mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(880mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[3−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロピオン酸(590mg,収率73%)を得た。イソプロピルエーテル−ヘキサンから再結晶した。融点88〜89℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.41 (3H, t, J=7.0 Hz), 2.00−2.18 (2H, m), 2.54−2.76 (4H, m), 2.88−3.02 (2H, m), 4.00 (2H, t, J=6.2 Hz), 4.35 (2H, q, J=7.0 Hz), 6.71−6.88 (3H, m), 7.14−7.24 (1H, m), 7.77−7.96 (2H, m), 8.17 (1H, s), 8.52−8.60 (1H, m)。
【0321】
実施例34
[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(520mg)、2−(4−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロピオン酸メチル(430mg)、トリフェニルホスフィン(580mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(980mg)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびエタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、2−メチル−2−(4−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]フェノキシ)プロピオン酸(330mg,収率38%)を得た。イソプロピルエーテル−ヘキサンから再結晶した。融点106〜107℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.55 (6H, s), 2.39 (3H, s), 4.94 (2H, s), 6.85−6.99 (4H, m), 7.95−8.07 (2H, m), 8.55 (1H, s), 8.61−8.66 (1H, m)。
実施例35
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、3−(2−エトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸エチル(460mg)、トリブチルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(820mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[2−エトキシ−4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロピオン酸(540mg,収率67%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点96〜97℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.37−1.48 (6H, m), 2.02−2.16 (2H, m), 2.56−2.69 (4H, m), 2.83−2.94 (2H, m), 3.93−4.06 (4H, m), 4.34 (2H, q, J=7.2 Hz), 6.34−6.47 (2H, m), 7.02 (1H, d, J=8.4 Hz), 7.76−7.94 (2H, m), 8.17 (1H, s), 8.50−8.58 (1H, m)。
実施例36
1−メチル−3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1H−ピラゾール−5−カルボアルデヒド(2.00g)、ジエチルホスホノ酢酸エチル(1.35g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、240mg)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、希塩酸、続いて、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、(E)−3−(1−メチル−3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1H−ピラゾール−5−イル)プロペン酸エチル(2.14g,収率80%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点173〜174℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.33 (3H, t, J=7.2 Hz), 2.40 (3H, s), 3.83 (3H, s), 4.26 (2H, q, J=7.2 Hz), 5.11 (2H, s), 5.94 (1H, s), 6.27 (1H, d, J=15.9 Hz), 7.47 (1H, d, J=15.9 Hz), 7.94−8.04 (2H, m), 8.57 (1H, s), 8.60−8.65 (1H, m)。
【0322】
実施例37
(E)−3−(1−メチル−3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1H−ピラゾール−5−イル)プロペン酸エチル(600mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を60℃で2時間かき混ぜた後、1規定塩酸(10ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(E)−3−(1−メチル−3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1H−ピラゾール−5−イル)プロペン酸(520mg,収率93%)を得た。アセトン−ヘキサンから再結晶した。融点208〜209℃。
H−NMR(CDCl)δ:2.41 (3H, s), 3.85 (3H, s), 5.13 (2H, s), 6.00 (1H, s), 6.28 (1H, d, J=15.8 Hz), 7.57 (1H, d, J=15.8 Hz), 7.93−8.07 (2H, m), 8.58 (1H, s), 8.60−8.66 (1H, m)。
実施例38
(E)−3−(1−メチル−3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1H−ピラゾール−5−イル)プロペン酸エチル(1.25g)、5%パラジウム−炭素(600mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、1時間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。得られた結晶、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で3時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−(1−メチル−3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1H−ピラゾール−5−イル)プロピオン酸(1.13g,収率96%)を得た。アセトン−ヘキサンから再結晶した。融点154〜155℃。
H−NMR(CDCl)δ:2.39 (3H, s), 2.64−2.77 (2H, m), 2.81−2.94 (2H, m), 3.68 (3H, s), 5.07 (2H, s), 5.51 (1H, s), 7.94−8.07 (2H, m), 8.54 (1H, s), 8.60−8.65 (1H, m)。
実施例39
[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(1.50g)、3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(830mg)、トリフェニルホスフィン(1.40g)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(2.35g)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(2.00g,収率90%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点114〜115℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.36 (6H, d, J=6.9 Hz), 3.10−3.24 (1H, m), 3.87 (3H, s), 4.06 (3H, s), 5.15 (2H, s), 6.21 (1H, s), 7.94−8.10 (2H, m), 8.57 (1H, s), 8.61−8.66 (1H, m)。
【0323】
実施例40
[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(3.95g)、3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(2.39g)、トリフェニルホスフィン(4.50g)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(7.60g)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、 1−メチル−3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(4.90g,収率81%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点130〜131℃。
H−NMR(CDCl)δ:2.40 (3H, s), 3.86 (3H, s), 4.05 (3H, s), 5.12 (2H, s), 6.20 (1H, s), 7.94−8.06 (2H, m), 8.57 (1H, s), 8.59−8.67 (1H, m)。
実施例41
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(0.40g)、2−(3−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロピオン酸メチル(280mg)、トリブチルホスフィン(500mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(630mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、2−メチル−2−[3−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェノキシ]プロピオン酸(300mg,収率48%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点99〜100℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.00 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.61 (6H, s), 1.60−1.83 (2H m), 1.98−2.10 (2H, m), 2.55−2.76 (4H, m), 3.98 (2H, t, J=6.2 Hz), 6.50−6.70 (3H, m), 7.11−7.24 (1H, m), 7.90−8.08 (2H, m), 8.27 (1H, s), 8.55−8.64 (1H, m)。
実施例42
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)プロピオン酸エチル(440mg)、トリブチルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(810mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびエタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[3−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]プロピオン酸(460mg,収率55%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点121〜122℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.42 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.96−2.18 (2H, m), 2.52−2.71 (4H, m), 2.88−3.00 (2H, m), 4.17−4.28 (2H, m), 4.35 (2H, q, J=7.0 Hz), 5.71 (1H, s), 7.27−7.50 (5H, m), 7.76−7.95 (2H, m), 8.17 (1H, s), 8.50−8.56 (1H, m)。
【0324】
実施例43
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(540mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)プロピオン酸エチル(450mg)、トリブチルホスフィン(700mg)およびテトラヒドロフラン(20ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(860mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[1−フェニル−3−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1H−ピラゾール−5−イル]プロピオン酸(630mg,収率69%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点149〜150℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.00 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.62−1.85 (2H, m), 1.98−2.18 (2H, m), 2.55−2.71 (6H, m), 2.88−3.02 (2H, m), 4.18−4.30 (2H, m), 5.71 (1H, s), 7.27−7.51 (5H, m), 7.89−8.06 (2H, m), 8.29 (1H, s), 8.55−8.62 (1H, m)。
実施例44
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(550mg)、3−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(300mg)、トリブチルホスフィン(740mg)およびテトラヒドロフラン(20ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(890mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(630mg,収率80%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点106〜107℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.00 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.62−1.82 (2H m), 2.00−2.18 (2H, m), 2.55−2.74 (4H, m), 3.62 (2H, s), 4.03 (2H, t, J=6.2 Hz), 6.70−6.92 (3H, m), 7.17−7.32 (1H, m), 7.90−8.05 (2H, m), 8.30 (1H, s), 8.58−8.64 (1H, m)。
実施例45
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)プロピオン酸エチル(320mg)、トリブチルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(20ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(800mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびエタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[1−メチル−3−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1H−ピラゾール−5−イル]プロピオン酸(550mg,収率74%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点80〜81℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.00 (3H, t, J=7.4 Hz), 1.60−1.84 (2H, m), 1.95−2.14 (2H, m), 2.54−2.93 (8H, m), 3.66 (3H, s), 4.08−4.20 (2H, m), 5.48 (1H, s), 7.90−8.06 (2H, m), 8.28 (1H, s), 8.57−8.64 (1H, m)。
【0325】
実施例46
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(550mg)、4−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(300mg)、トリブチルホスフィン(750mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(890mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[4−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(590mg,収率75%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点101〜102℃。
H−NMR(CDCl)δ:1.00 (3H, t, J=7.4 Hz), 1.62−1.84 (2H m), 2.01−2.19 (2H, m), 2.55−2.73 (4H, m), 3.60 (2H, s), 3.96−4.06 (2H, m), 6.82−6.92 (2H, m), 7.14−7.24 (2H, m), 7.90−8.06 (2H, m), 8.30 (1H, s), 8.57−8.64 (1H, m)。
実施例47
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(550mg)、2−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(300mg)、トリブチルホスフィン(750mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(900mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(620mg,収率79%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点100〜101℃。
実施例48
3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)プロパン酸エチル(346mg)、トリブチルホスフィン(790μL)およびテトラヒドロフラン(53ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(800mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(50ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で3時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、3−[3−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]プロパン酸(370mg,収率50%)を得た。融点137〜138℃。
【0326】
実施例49
4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(500mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)プロパン酸エチル(437mg)、トリブチルホスフィン(761μL)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(771mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(50ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で2時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、3−[3−(4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]プロパン酸(594mg,収率72%)を得た。融点137〜138℃。
実施例50
4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(500mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)プロパン酸エチル(333mg)、トリブチルホスフィン(761μL)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(771mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(50ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で2時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、3−[3−(4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]プロパン酸(366mg,収率50%)を得た。融点113〜114℃。
実施例51
4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(500mg)、3−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(279mg)、トリブチルホスフィン(761μL)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(771mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:20,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(50ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で6時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加えた後、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をジイソプロピルエーテル−ヘキサンから再結晶し、[3−(4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)フェニル]酢酸(165mg,収率23%)を得た。融点114〜115℃。
【0327】
実施例52
4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(500mg)、2−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(279mg)、トリブチルホスフィン(761μL)およびテトラヒドロフラン(80ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(771mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(50ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で2時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、[2−(4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)フェニル]酢酸(376mg,収率53%)を得た。融点125〜126℃。
実施例53
4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(500mg)、4−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(279mg)、トリブチルホスフィン(761μL)およびテトラヒドロフラン(76ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(771mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(50ml)、テトラヒドロフラン(50ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(50ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、[4−(4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)フェニル]酢酸(335mg,収率47%)を得た。融点130〜131℃。
実施例54
4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(500mg)、2−(3−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロパン酸メチル(353mg)、トリブチルホスフィン(761μL)およびテトラヒドロフラン(76ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(771mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(50ml)、テトラヒドロフラン(50ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で3時間かき混ぜた後、1規定塩酸(50ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から無色結晶を得た。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、2−[3−(4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)フェノキシ]−2−メチルプロパン酸(258mg,収率33%)を得た。融点81〜82℃。
【0328】
実施例55
4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(500mg)、3−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン酸メチル(303mg)、トリブチルホスフィン(761μL)およびテトラヒドロフラン(76ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(771mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(50ml)、テトラヒドロフラン(50ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で3時間かき混ぜた後、1規定塩酸(50ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、3−[4−(4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)フェニル]プロパン酸(231mg,収率32%)を得た。融点144〜145℃。
実施例56
2−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}エタノール(300mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)プロパン酸エチル(285mg)、トリブチルホスフィン(496μL)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(503mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(15ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、3−[3−(2−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}エトキシ)−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]プロパン酸(372mg,収率72%)を得た。融点155〜156℃。実施例57
2−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}エタノール(300mg)、2−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(183mg)、トリブチルホスフィン(496μL)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(502mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で3時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、[2−(2−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}エトキシ)フェニル]酢酸(242mg,収率56%)を得た。融点134〜135℃。
【0329】
実施例58
4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(500mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)プロパン酸エチル(437mg)、トリブチルホスフィン(761μL)およびテトラヒドロフラン(76ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(771mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で3時間かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、3−[1−フェニル−3−(4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)−1H−ピラゾール−5−イル]プロパン酸(505mg,収率61%)を得た。融点123〜124℃。
実施例59
4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(500mg)、3−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(508mg)、トリブチルホスフィン(761μL)およびテトラヒドロフラン(76ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(771mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で3.5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加えた後、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、[3−(4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)フェニル]酢酸(330mg,収率47%)を得た。融点96〜97℃。
実施例60
4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(500mg)、2−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(279mg)、トリブチルホスフィン(761μL)およびテトラヒドロフラン(76ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(771mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で3時間かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、[2−(4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)フェニル]酢酸(236mg,収率33%)を得た。融点95〜97℃。
【0330】
実施例61
4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(500mg)、(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(286mg)、トリブチルホスフィン(761μL)およびテトラヒドロフラン(76ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(771mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、[1−メチル−3−(4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(340mg,収率48%)を得た。融点95〜97℃。
実施例62
2−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}エタノール(460mg)、3−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(507mg)、トリブチルホスフィン(761μL)およびテトラヒドロフラン(76ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(771mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で3時間かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から無色結晶を得た。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、[3−(2−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}エトキシ)フェニル]酢酸(206mg,収率31%)を得た。融点128〜130℃。
実施例63
4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(500mg)、3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル酢酸メチル(899mg)、トリブチルホスフィン(1.14ml)およびテトラヒドロフラン(76ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(1.16g)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で3時間かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、[4−メトキシ−3−(4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)フェニル]酢酸(388mg,収率52%)を得た。融点147〜148℃。
【0331】
実施例64
4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(500mg)、3−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)プロパン酸エチル(350mg)、トリブチルホスフィン(761μL)およびテトラヒドロフラン(76ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(771mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で3時間かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、3−[2−メチル−4−(4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)フェニル]プロパン酸(323mg,収率43%)を得た。融点105〜107℃。
実施例65
3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(480mg)、3−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)プロパン酸エチル(351mg)、トリブチルホスフィン(763μL)およびテトラヒドロフラン(76ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(773mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、3−[2−メチル−4−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]プロパン酸(147mg,収率20%)を得た。融点124〜126℃。
実施例66
4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(500mg)、(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(390mg)、トリブチルホスフィン(761μL)およびテトラヒドロフラン(76ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(771mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、[1−フェニル−3−(4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(600mg,収率74%)を得た。融点114〜115℃。
【0332】
実施例67
3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(480mg)、(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(391mg)、トリブチルホスフィン(763μL)およびテトラヒドロフラン(77ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(773mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で3時間かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、[1−フェニル−3−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(601mg,収率76%)を得た。融点123〜124℃。
実施例68
4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(500mg)、(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(390mg)、トリブチルホスフィン(761μL)およびテトラヒドロフラン(76ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(771mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、[3−(4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(471mg,収率58%)を得た。融点119〜120℃。
実施例69
4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(350mg)、3−(4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)プロパン酸メチル(674mg)、トリブチルホスフィン(799μL)およびテトラヒドロフラン(53ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(809mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で3時間かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、3−[4−(4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)−2−メトキシフェニル]プロパン酸(319mg,収率59%)を得た。融点125〜126℃。
【0333】
実施例70
4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(500mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)プロパン酸エチル(333mg)、トリブチルホスフィン(761μL)およびテトラヒドロフラン(76ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(771mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、3−[1−メチル−3−(4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)−1H−ピラゾール−5−イル]プロパン酸(345mg,収率47%)を得た。融点122〜123℃。
実施例71
3−{3−(ベンジルオキシ)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)プロパン酸エチル(247mg)、トリブチルホスフィン(394μL)およびテトラヒドロフラン(40ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(399mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で3時間かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、3−[3−(3−{3−(ベンジルオキシ)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]プロパン酸(378mg,収率81%)を得た。融点159〜161℃。
実施例72
2−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}エタノール(400mg)、(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(339mg)、トリブチルホスフィン(662μL)およびテトラヒドロフラン(66ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(670mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、[3−(2−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}エトキシ)−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(544mg,収率82%)を得た。融点135〜137℃。
【0334】
実施例73
2−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}エタノール(400mg)、4−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(243mg)、トリブチルホスフィン(662μL)およびテトラヒドロフラン(66ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(670mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた白色固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で3時間かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、[4−(2−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}エトキシ)フェニル]酢酸(123mg,収率21%)を得た。融点142〜143℃。
実施例74
2−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}エタノール(400mg)、2−(3−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロパン酸メチル(335mg)、トリブチルホスフィン(662μL)およびテトラヒドロフラン(66ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(670mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から無色結晶を得た。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、2−[3−(2−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}エトキシ)フェノキシ]−2−メチルプロパン酸(169mg,収率26%)を得た。融点89〜90℃。
実施例75
2−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}エタノール(350mg)、3−(4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)プロパン酸メチル(733mg)、トリブチルホスフィン(868μL)およびテトラヒドロフラン(58ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(879mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から淡黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で3日間かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1.5,容積比)溶出部から無色結晶を得た。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、3−[4−(2−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}エトキシ)−2−メトキシフェニル]プロパン酸(337mg,収率61%)を得た。融点147〜148℃。
【0335】
実施例76
2−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}エタノール(400mg)、3−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)プロパン酸エチル(332mg)、トリブチルホスフィン(662μL)およびテトラヒドロフラン(66ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(670mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、3−[4−(2−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}エトキシ)−2−メチルフェニル]プロパン酸(210mg,収率34%)を得た。融点117〜119℃。
実施例77
メタンスルホン酸4−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]ブチル(500mg)、水素化ナトリウム(60%、油性、74.0mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物を室温で30分かき混ぜた後、3−[3−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸エチル(350mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2ml)溶液を加えた。終夜かき混ぜた後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、3−[3−(4−フルオロフェニル)−1−(4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブチル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸(395mg,収率59%)を得た。融点119〜121℃。
実施例78
3−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸エチル(500mg)、水素化ナトリウム(60%、油性、113mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(22ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、メタンスルホン酸4−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]ブチル(870mg)を加えた。得られる混合物を終夜かき混ぜた後、0.1規定塩酸水溶液(100ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた残留物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で3時間かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた無色油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.39ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、3−[3−エトキシ−1−(4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブチル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸ナトリウム(657mg,収率59%)を得た。融点250〜251℃。
【0336】
実施例79
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(470mg)、4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル酢酸エチル(320mg)、トリブチルホスフィン(610mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(760mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−メトキシ−4−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(550mg,収率77%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点121〜122℃。
実施例80
3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(510mg)、3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル酢酸メチル(799mg)、トリブチルホスフィン(1.01ml)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(1.03g)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、[4−メトキシ−3−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(451mg,収率58%)を得た。融点124〜126℃。
実施例81
3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(560mg)、3−(5−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)プロパン酸エチル(441mg)、トリブチルホスフィン(892μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(903mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から無色結晶を得た。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、3−[2−メトキシ−5−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]プロパン酸(407mg,収率46%)を得た。融点104〜106℃。
【0337】
実施例82
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、3−(4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸メチル(300mg)、トリブチルホスフィン(700mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(810mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[4−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロピオン酸(650mg,収率88%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点118〜119℃。
実施例83
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、3−(2−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸メチル(300mg)、トリブチルホスフィン(700mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(800mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[2−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロピオン酸(420mg,収率57%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点87〜88℃。
実施例84
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、3−(3−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸メチル(300mg)、トリブチルホスフィン(700mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(800mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[3−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロピオン酸(520mg,収率71%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点97〜98℃。
【0338】
実施例85
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、3−(4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)プロピオン酸メチル(340mg)、トリブチルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(810mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−2−メトキシフェニル]プロピオン酸(530mg,収率67%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点120〜121℃。
実施例86
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(510mg)、3−(4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)プロピオン酸メチル(360mg)、トリブチルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(810mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[2−メトキシ−4−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロピオン酸(520mg,収率65%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点114〜115℃。
実施例87
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(510mg)、(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(290mg)、トリブチルホスフィン(680mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(860mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[1−メチル−3−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(570mg,収率77%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点119〜120℃。
【0339】
実施例88
4−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−ブタノール(500mg)、4−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(270mg)、トリブチルホスフィン(620mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(780mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[4−(4−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]ブトキシ)フェニル]酢酸(410mg,収率58%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点121〜122℃。
実施例89
4−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−ブタノール(510mg)、3−(4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)プロピオン酸メチル(330mg)、トリブチルホスフィン(630mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(790mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[2−メトキシ−4−(4−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]ブトキシ)フェニル]プロピオン酸(510mg,収率65%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点91〜92℃。
実施例90
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(190mg)、2−フルオロ−5−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(110mg)、トリブチルホスフィン(250mg)およびテトラヒドロフラン(20ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(310mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−フルオロ−5−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(220mg,収率79%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点111〜112℃。
【0340】
実施例91
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(390mg)、4−フルオロ−3−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(230mg)、トリブチルホスフィン(510mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(640mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[4−フルオロ−3−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(220mg,収率79%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点88〜89℃。
実施例92
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、3−(3−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル)プロピオン酸エチル(380mg)、トリブチルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(650mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびエタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[3−メトキシ−5−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロピオン酸(380mg,収率48%)を得た。イソプロピルエーテル−ヘキサンから再結晶した。融点98〜99℃。
実施例93
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)プロピオン酸エチル(360mg)、トリブチルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(35ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(810mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびエタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[4−メトキシ−3−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロピオン酸(280mg,収率70%)を得た。融点147〜148℃。
【0341】
実施例94
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(650mg)、4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル酢酸メチル(390mg)、トリブチルホスフィン(840mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(1050mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−メチル−4−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(590mg,収率62%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点134〜135℃。
実施例95
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(470mg)、4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル酢酸メチル(300mg)、トリブチルホスフィン(610mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(760mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−メトキシ−4−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(580mg,収率81%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点135〜136℃。
実施例96
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(470mg)、3−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)プロピオン酸エチル(350mg)、トリブチルホスフィン(610mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(760mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[3−メトキシ−4−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロピオン酸(590mg,収率80%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点126〜127℃。
【0342】
実施例97
3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(580mg)、(5−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)酢酸メチル(400mg)、トリブチルホスフィン(924μL)およびテトラヒドロフラン(90ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(936mg)を室温で加えた後、3日間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から淡黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた淡黄色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[2−メトキシ−5−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(483mg,収率55%)を得た。融点135〜136℃。
実施例98
3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、3−(4−ヒドロキシ−2−エトキシフェニル)プロパン酸メチル(395mg)、トリブチルホスフィン(797μL)およびテトラヒドロフラン(80ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(807mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:7,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として3−[2−エトキシ−4−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]プロパン酸(442mg,収率55%)を得た。融点119〜120℃。
実施例99
3−{3−フェニル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、3−(4−ヒドロキシ−2−エトキシフェニル)プロパン酸メチル(260mg)、トリブチルホスフィン(480μL)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(600mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:7,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(30ml)、テトラヒドロフラン(30ml)およびエタノール(30ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(30ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として3−[2−エトキシ−4−(3−{3−フェニル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]プロパン酸(373mg,収率60%)を得た。融点135〜136℃。
【0343】
実施例100
2−{3−[3−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)プロポキシ]フェノキシ}−2−メチルプロパン酸エチル(300mg)、水素化ナトリウム(60%、油性、63.6mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物を室温で30分かき混ぜた後、ヨウ化シクロペンタン(184μL)を加えた。終夜かき混ぜた後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた残留物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(645μL)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、濃縮した。得られた残留物、水(25ml)の混合物に僅かな水に溶かした塩化カルシウム(69.0mg)加え、室温で終夜かき混ぜた。生じた白色析出物をろ過で集め、アモルファスとして2−{3−[3−(1−シクロペンチル−3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)プロポキシ]フェノキシ}−2−メチルプロパン酸カルシウム(256mg,収率74%)を得た。
H−NMR(DMSO−d)δ: 1.25 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.41 (6H, s), 1.52 − 1.61 (2H, m), 1.67 − 2.00 (8H, m), 2.32 − 2.39 (2H, m), 3.83 − 3.90 (2H, m), 4.09 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.34 − 4.45 (1H, m), 6.34 − 6.44 (3H, m), 6.96 − 7.04 (1H, m), 7.35 (1H, s)。
実施例101
3−[3−エトキシ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(420mg)、2−(3−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロパン酸エチル(419mg)、トリブチルホスフィン(847μL)およびテトラヒドロフラン(34ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(858mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、2−(3−{3−[3−エトキシ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}フェノキシ)−2−メチルプロパン酸(291mg,収率40%)を得た。融点99〜101℃。
実施例102
2−{3−[4−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)ブトキシ]フェノキシ}−2−メチルプロパン酸エチル(740mg)、水素化ナトリウム(60%、油性、90.8mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)の混合物を室温で30分かき混ぜた後、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(412mg)を加えた。反応混合物を終夜かき混ぜた後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で2.5日間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(893μL)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、濃縮した。得られた残留物、水(25ml)の混合物に僅かな水に溶かした塩化カルシウム(90.8mg)加え、室温で終夜かき混ぜた。生じた白色析出物をろ過で集め、アモルファスとして2−[3−(4−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)フェノキシ]−2−メチルプロパン酸カルシウム(394mg,収率39%)を得た。
H−NMR (DMSO−d)δ: 1.36 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.40 (6H, s), 1.62 − 1.78 (4H, m), 2.36 − 2.46 (2H, m), 3.85 − 3.94 (2H, m), 4.31 (2H, q, J = 7.2 Hz), 6.34 − 6.44 (3H, m), 6.95 − 7.04 (1H, m), 7.79 (1H, d, J = 8.7 Hz), 8.20 − 8.27 (1H, m), 8.32 (1H, s), 8.69 − 8.74 (1H, m)。
【0344】
実施例103
3−[3−エトキシ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(300mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)プロパン酸エチル(346mg)、トリブチルホスフィン(603μL)およびテトラヒドロフラン(25ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(611mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、3−(3−{3−[3−エトキシ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)プロパン酸(483mg,収率87%)を得た。融点156〜157℃。
実施例104
3−{3−[4−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)ブトキシ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル}プロパン酸エチル(900mg)、水素化ナトリウム(60%、油性、101mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)の混合物を室温で30分かき混ぜた後、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(459mg)を加えた。得られた混合物を終夜かき混ぜた後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた黄色油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として3−[3−(4−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]プロパン酸(640mg,収率56%)を得た。融点138〜139℃。
実施例105
3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(512mg)、2−(3−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロパン酸エチル(401mg)、トリブチルホスフィン(812μL)およびテトラヒドロフラン(35ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(823mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(995μL)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、濃縮した。得られた残留物、水(50ml)の混合物に水(5ml)に溶かした塩化カルシウム(110mg)加え、室温で終夜かき混ぜた。生じた白色析出物をろ過で集め、アモルファスとして2−[3−(3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェノキシ]−2−メチルプロパン酸カルシウム(440mg,収率53%)を得た。
H−NMR (DMSO−d)δ: 1.28 − 1.48 (3H, m), 1.41 (6H, s), 1.87 − 2.08 (2H, m), 2.41 − 2.56 (2H, m), 3.86 − 4.00 (2H, m), 4.20 − 4.39 (2H, m), 6.31 − 6.52 (3H, m), 6.93 − 7.10 (1H, m), 7.69 − 7.96 (4H, m), 8.38 (1H, s)。
【0345】
実施例106
3−[3−エトキシ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(300mg)、3−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(402mg)、トリブチルホスフィン(603μL)およびテトラヒドロフラン(25ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(611mg)を室温で加えた後、3日間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色油状物をジイソプロピルエーテル−ヘキサンから結晶化し、無色結晶として(3−{3−[3−エトキシ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}フェニル)酢酸(247mg,収率53%)を得た。融点66〜67℃。
実施例107
3−{2−エトキシ−4−[4−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)ブトキシ]フェニル}プロパン酸メチル(860mg)、水素化ナトリウム(60%、油性、106mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(25ml)の混合物を室温で30分かき混ぜた後、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(479mg)を加えた。終夜かき混ぜた後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた黄色油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として3−[2−エトキシ−4−(4−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)フェニル]プロパン酸(718mg,収率63%)を得た。融点101〜102℃。
実施例108
3−[3−エトキシ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(300mg)、3−(2−エトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン酸メチル(298mg)、トリブチルホスフィン(603μL)およびテトラヒドロフラン(25ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(611mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、3−(2−エトキシ−4−{3−[3−エトキシ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}フェニル)プロパン酸(323mg,収率61%)を得た。融点110〜111℃。
【0346】
実施例109
3−[3−エトキシ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(300mg)、3−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)プロパン酸エチル(298mg)、トリブチルホスフィン(603μL)およびテトラヒドロフラン(25ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(611mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、3−(4−{3−[3−エトキシ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)プロパン酸(416mg,収率81%)を得た。融点92〜93℃。
実施例110
3−{3−エトキシ−1−[4−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)ブチル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパン酸エチル(680mg)、水素化ナトリウム(60%、油性、86.4mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)の混合物を室温で30分かき混ぜた後、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(391mg)を加えた。得られた混合物を7時間かき混ぜた後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた黄色油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、濃縮した。得られた残留物、水(50ml)の混合物に僅かな水に溶かした塩化カルシウム(134mg)加え、室温で終夜かき混ぜた。生じた白色析出物をろ過で集め、アモルファスとして3−[3−エトキシ−1−(4−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブチル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸カルシウム(654mg,収率71%)を得た。
H−NMR(DMSO−d)δ: 1.22 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.36 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.40 − 1.54 (2H, m), 1.66 − 1.78 (2H, m), 2.26 − 2.44 (4H, m), 2.46 − 2.58 (2H, m), 3.69 − 3.78 (2H, m), 4.11 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.27 (2H, q, J = 6.9 Hz), 6.93 (1H, s), 7.71 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.79 − 7.85 (1H, m), 8.05 (1H, s), 8.44 − 8.49 (1H, m)。
実施例111
3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(157mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)プロパン酸エチル(130mg)、トリブチルホスフィン(249μL)およびテトラヒドロフラン(20ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(252mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色油状物を酢酸エチル−ヘキサンから結晶化し、無色結晶として3−[3−(3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]プロパン酸(99.5mg,収率38%)を得た。融点126〜127℃。
【0347】
実施例112
3−[2−(ベンジルオキシ)−4−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]プロパン酸エチル(250mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として3−[2−(ベンジルオキシ)−4−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]プロパン酸(237mg,収率99%)を得た。融点128〜130℃。
実施例113
3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、3−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(422mg)、トリブチルホスフィン(633μL)およびテトラヒドロフラン(25ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(641mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、[3−(3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(424mg,収率74%)を得た。融点108〜109℃。
実施例114
3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、3−(2−エトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン酸メチル(314mg)、トリブチルホスフィン(633μL)およびテトラヒドロフラン(25ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(641mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として3−[2−エトキシ−4−(3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]プロパン酸(420mg,収率65%)を得た。融点131〜132℃。
【0348】
実施例115
3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、3−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)プロパン酸エチル(314mg)、トリブチルホスフィン(633μL)およびテトラヒドロフラン(25ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(641mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色油状物を酢酸エチル−ヘキサンから結晶化し、無色結晶として3−[4−(3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]プロパン酸(423mg,収率68%)を得た。融点125〜126℃。
実施例116
3−[4−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−2−ヒドロキシフェニル]プロパン酸エチル(300mg)、イソプロパノール(49.5μL)、トリブチルホスフィン(294μL)およびテトラヒドロフラン(15ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(298mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として3−[4−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−2−イソプロポキシフェニル]プロパン酸(76.0mg,収率25%)を得た。融点104〜105℃。
実施例117
3−[4−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−2−ヒドロキシフェニル]プロパン酸エチル(400mg)、プロパノール(119μL)、トリブチルホスフィン(393μL)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(399mg)を室温で加えた後、2.5日間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:7,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として3−[4−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−2−プロポキシフェニル]プロパン酸(259mg,収率63%)を得た。融点126〜127℃。
【0349】
実施例118
3−[4−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−2−ヒドロキシフェニル]プロパン酸エチル(470mg)、ブタノール(170μL)、トリブチルホスフィン(461μL)およびテトラヒドロフラン(20ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(467mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として3−[2−ブトキシ−4−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]プロパン酸(235mg,収率47%)を得た。融点123〜124℃。
実施例119
3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(463mg)、(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)酢酸メチル(250mg)、トリブチルホスフィン(728μL)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(764mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた淡黄色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[3−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]酢酸(255mg,収率39%)を得た。融点151〜152℃。
実施例120
[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(250mg)、3−(4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)プロピオン酸メチル(180mg)、トリフェニルホスフィン(280mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(460mg)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[2−メトキシ−4−([3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メトキシ)フェニル]プロピオン酸(210mg,収率53%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点153〜154℃。
【0350】
実施例121
[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(410mg)、3−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)プロピオン酸エチル(300mg)、トリフェニルホスフィン(450mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(750mg)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[2−メチル−4−([3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メトキシ)フェニル]プロピオン酸(460mg,収率72%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点129〜130℃。
実施例122
[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(220mg)、3−(4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)プロピオン酸メチル(180mg)、トリフェニルホスフィン(260mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(450mg)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[2−メトキシ−4−([3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メトキシ)フェニル]プロピオン酸(220mg,収率59%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点158〜159℃。
実施例123
[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(380mg)、3−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)プロピオン酸エチル(300mg)、トリフェニルホスフィン(450mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジエチルの40%トルエン溶液(450mg)を室温で滴下した後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[2−メチル−4−([3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メトキシ)フェニル]プロピオン酸(380mg,収率63%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点144〜145℃。
【0351】
実施例124
3−[3−フェニル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、3−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(200mg)、トリブチルホスフィン(480mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(600mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−(3−[3−フェニル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(520mg,収率94%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点132〜133℃。
実施例125
3−[3−フェニル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(420mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)プロピオン酸エチル(320mg)、トリブチルホスフィン(500mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(630mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[1−フェニル−3−(3−[3−フェニル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1H−ピラゾール−5−イル]プロピオン酸(640mg,収率94%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点175〜176℃。
実施例126
3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(420mg)、3−(2−エトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸メチル(330mg)、トリブチルホスフィン(600mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(750mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[2−エトキシ−4−(3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロピオン酸(510mg,収率73%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点129〜130℃。
【0352】
実施例127
3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、3−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(240mg)、トリブチルホスフィン(600mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(750mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−(3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(550mg,収率93%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点96〜97℃。
実施例128
3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(420mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)プロピオン酸エチル(390mg)、トリブチルホスフィン(600mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(750mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[3−(3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]プロピオン酸(700mg,収率95%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点125〜126℃。
実施例129
3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(420mg)、3−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)プロピオン酸エチル(330mg)、トリブチルホスフィン(600mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(750mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[3−メトキシ−4−(3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロピオン酸(510mg,収率75%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点136〜137℃。
【0353】
実施例130
3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(420mg)、2−(3−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロピオン酸エチル(340mg)、トリブチルホスフィン(600mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(750mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、2−メチル−2−[3−(3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェノキシ]プロピオン酸(520mg,収率76%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点107〜108℃。
実施例131
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(460mg)、3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル酢酸エチル(310mg)、トリブチルホスフィン(600mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(750mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびエタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−4−メトキシフェニル]酢酸(560mg,収率80%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点142〜143℃。
実施例132
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、2−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル酢酸メチル(250mg)、トリブチルホスフィン(520mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(650mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−5−メトキシフェニル]酢酸(560mg,収率92%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点138〜139℃。
【0354】
実施例133
3−[3−フェニル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、2−(3−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロピオン酸エチル(260mg)、トリブチルホスフィン(480mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(600mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、2−メチル−2−[3−(3−[3−フェニル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェノキシ]プロピオン酸(540mg,収率80%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点141〜142℃。
実施例134
3−[3−フェニル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、2−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(240mg)、トリブチルホスフィン(600mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(750mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−[3−フェニル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(510mg,収率74%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点133〜134℃。
実施例135
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(220mg)、トリブチルホスフィン(520mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(650mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(440mg,収率76%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点115〜116℃。
【0355】
実施例136
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(300mg)、トリブチルホスフィン(520mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(650mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(580mg,収率89%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点117〜118℃。
実施例137
[2−[4−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)ブトキシ]フェニル]酢酸メチル(550mg)、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(300mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(5ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、70mg)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(4−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]ブトキシ)フェニル]酢酸(100mg,収率13%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点109〜110℃。
実施例138
[2−[4−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)ブトキシ]フェニル]酢酸メチル(1.52g)、4−(トリフルオロメチル)フェニルホウ酸(1.74g)、酢酸銅(II)(1.25g)、ピリジン(0.67ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)の混合物を室温で3日間かき混ぜた。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(10ml)、テトラヒドロフラン(10ml)およびメタノール(10ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、1規定塩酸(10ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(4ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で30分間かき混ぜた。濃縮後、水(15ml)を加え、室温でかき混ぜながら塩化カルシウム(350mg)の水(5ml)溶液をゆっくりと加えた。得られた無色アモルファスをろ取し、[2−(4−[3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル]ブトキシ)フェニル]酢酸カルシウム(830mg,収率38%)を得た。
【0356】
実施例139
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、5−クロロ−2−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(260mg)、トリブチルホスフィン(520mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(650mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[5−クロロ−2−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(580mg,収率94%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点130〜131℃。
実施例140
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、3−(2−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル)プロピオン酸エチル(290mg)、トリブチルホスフィン(520mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(650mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびエタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[2−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−5−メトキシフェニル]プロピオン酸(470mg,収率75%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点104〜105℃。
実施例141
3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、2−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(240mg)、トリブチルホスフィン(580mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(720mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(410mg,収率70%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点128〜129℃。
【0357】
実施例142
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(300mg)、2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル酢酸メチル(190mg)、トリブチルホスフィン(400mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(510mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−4−メトキシフェニル]酢酸(310mg,収率68%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点147〜148℃。
実施例143
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(300mg)、3−(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)プロピオン酸エチル(220mg)、トリブチルホスフィン(400mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(510mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびエタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[2−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−4−メトキシフェニル]プロピオン酸(340mg,収率73%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点115〜116℃。
実施例144
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(300mg)、3−(2−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸メチル(180mg)、トリブチルホスフィン(400mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(510mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[2−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロピオン酸(360mg,収率82%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点93〜94℃。
【0358】
実施例145
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(300mg)、3−(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)プロピオン酸エチル(220mg)、トリブチルホスフィン(400mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(510mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびエタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[2−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−メトキシフェニル]プロピオン酸(360mg,収率77%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点87〜88℃。
実施例146
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(300mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(200mg)、トリブチルホスフィン(400mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(510mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸(190mg,収率42%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点122〜123℃。
実施例147
[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(300mg)、3−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(190mg)、トリブチルホスフィン(430mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(550mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−([3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メトキシ)フェニル]酢酸(340mg,収率77%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点77〜78℃。
【0359】
実施例148
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(300mg)、3−(2−ヒドロキシ−6−メトキシフェニル)プロピオン酸エチル(220mg)、トリブチルホスフィン(400mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(510mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびエタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[2−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−6−メトキシフェニル]プロピオン酸(170mg,収率36%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点110〜111℃。
実施例149
[3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(300mg)、3−ヒドロキシフェニル酢酸メチル(250mg)、トリブチルホスフィン(480mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(600mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−([3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メトキシ)フェニル]酢酸(330mg,収率72%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点142〜143℃。
実施例150
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、3−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)プロパン酸エチル(310mg)、トリブチルホスフィン(530mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(650mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−メトキシフェニル]プロパン酸(440mg,収率69%)を得た。イソプロピルエーテル−ヘキサンから再結晶した。融点131〜132℃。
【0360】
実施例151
3−[2−エトキシ−4−(3−[3−ヒドロキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロパン酸メチル(500mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(3ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、濃縮した。1規定塩酸(3ml)を加え、得られた無色結晶をろ取し、水およびアセトニトリルで洗浄後、乾燥し、3−[2−エトキシ−4−(3−[3−ヒドロキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロパン酸(470mg,収率97%)を得た。融点192〜194℃。
実施例152
3−[2−エトキシ−4−(3−[3−ヒドロキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロパン酸メチル(600mg)、ヨウ化メチル(0.11ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド(6ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、58mg)を加え、室温で2時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色結晶を得た。得られた結晶、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(1.5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[2−エトキシ−4−(3−[3−メトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロパン酸(350mg,収率58%)を得た。イソプロピルエーテルから再結晶した。融点145〜146℃。
実施例153
3−[2−エトキシ−4−(3−[3−ヒドロキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロパン酸メチル(600mg)、1−ヨードプロパン(0.14ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド(6ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、58mg)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から無色結晶を得た。得られた結晶、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(1.5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[2−エトキシ−4−(3−[3−プロポキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロパン酸(380mg,収率60%)を得た。イソプロピルエーテルから再結晶した。融点112〜113℃。
【0361】
実施例154
3−[2−エトキシ−4−(3−[3−ヒドロキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロパン酸メチル(600mg)、2−プロパノール(0.15ml)、トリフェニルホスフィン(480mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジイソプロピル(370mg)を室温で加えた後、3時間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から無色結晶を得た。得られた結晶、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[2−エトキシ−4−(3−[3−イソプロポキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロパン酸(520mg,収率82%)を得た。イソプロピルエーテルから再結晶した。融点128〜129℃。
実施例155
3−[2−エトキシ−4−(3−[3−ヒドロキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロパン酸メチル(600mg)、1−ヨードブタン(0.17ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド(6ml)の混合物に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、58mg)を加え、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から無色結晶を得た。得られた結晶、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(1.5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[4−(3−[3−ブトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−2−エトキシフェニル]プロパン酸(320mg,収率49%)を得た。イソプロピルエーテルから再結晶した。融点102〜103℃。
実施例156
3−[4−(3−[3−ベンジルオキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−2−エトキシフェニル]プロパン酸メチル(600mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(1.5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[4−(3−[3−ベンジルオキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−2−エトキシフェニル]プロパン酸(380mg,収率65%)を得た。イソプロピルエーテルから再結晶した。融点106〜107℃。
【0362】
実施例157
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルプロパン酸エチル(370mg)、トリブチルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(810mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、4規定水酸化ナトリウム水溶液(1ml)メタノール(10ml)の混合物を15時間還流した。冷却後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、2−メチル−2−[4−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]プロパン酸(250mg,収率54%)を得た。ヘキサンから再結晶した。融点84〜85℃。
実施例158
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルプロパン酸エチル(360mg)、トリブチルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(810mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、4規定水酸化ナトリウム水溶液(1ml)メタノール(10ml)の混合物を15時間還流した。冷却後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮し、2−[4−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]−2−メチルプロパン酸(410mg,収率84%)を黄色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.40(3H, t, J=7.1 Hz), 1.58(6H, s), 2.08(2H, quintet, J=7.3 Hz), 2.60(2H, t, J=7.4 Hz), 3.99(2H, t, J=6.2 Hz), 4.34(2H, q, J=7.1 Hz), 6.84−6.89(2H, m), 7.28−7.33(2H, m), 7.81(1H, d, J=8.8 Hz), 7.90(1H, dd, J=8.7, 2.3 Hz), 8.19(1H, s), 8.54−8.56(1H, m)。
実施例159
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、2−(3−ヒドロキシフェニル)−2−メチルプロパン酸メチル(370mg)、トリブチルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(810mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、4規定水酸化ナトリウム水溶液(1ml)、メタノール(10ml)の混合物を15時間還流した。冷却後、反応混合物に1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、2−メチル−2−[3−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]プロパン酸(320mg,収率42%)を得た。ヘキサンから再結晶した。融点82〜83℃。
【0363】
実施例160
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、2−(3−ヒドロキシフェニル)−2−メチルプロパン酸メチル(370mg)、トリブチルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(810mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、4規定水酸化ナトリウム水溶液(1ml)、メタノール(10ml)の混合物を15時間還流した。冷却後、反応混合物に1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、2−[3−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]−2−メチルプロパン酸(420mg,収率87%)を得た。ヘキサンから再結晶した。融点131〜132℃。
実施例161
3−[4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−ヒドロキシフェニル]プロパン酸エチル(500mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(3ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(3ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−ヒドロキシフェニル]プロパン酸(330mg,収率75%)を得た。イソプロピルエーテルから再結晶した。融点124〜125℃。
実施例162
3−[4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−ヒドロキシフェニル]プロパン酸エチル(500mg)、炭酸カリウム(160mg)、ヨードエタン(0.3ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド(8ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色結晶を得た。得られた結晶、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(1.5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[3−エトキシ−4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロパン酸(370mg,収率75%)を得た。イソプロピルエーテル−ヘキサンから再結晶した。融点114〜115℃。
【0364】
実施例163
3−[4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−ヒドロキシフェニル]プロパン酸エチル(500mg)、炭酸カリウム(160mg)、1−ヨードプロパン(0.2ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド(8ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色結晶を得た。得られた結晶、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(1.5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−プロポキシフェニル]プロパン酸(440mg,収率86%)を得た。イソプロピルエーテル−ヘキサンから再結晶した。融点106〜107℃。
実施例164
3−[4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−ヒドロキシフェニル]プロパン酸エチル(200mg)、2−プロパノール(0.11ml)、トリブチルホスフィン(400mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(500mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(1.5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−イソプロポキシフェニル]プロパン酸(320mg,収率62%)を得た。イソプロピルエーテル−ヘキサンから再結晶した。融点93〜94℃。
実施例165
3−[4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−ヒドロキシフェニル]プロパン酸エチル(500mg)、炭酸カリウム(160mg)、1−ヨードブタン(0.3ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド(8ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色結晶を得た。得られた結晶、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(1.5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[3−ブトキシ−4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロパン酸(450mg,収率86%)を得た。イソプロピルエーテル−ヘキサンから再結晶した。融点92〜93℃。
【0365】
実施例166
3−[3−ベンジルオキシ−4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロパン酸エチル(665mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[3−ベンジルオキシ−4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロパン酸(460mg,収率71%)を得た。イソプロピルエーテルから再結晶した。融点115〜116℃。
実施例167
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、3−(3−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル)プロパン酸エチル(380mg)、トリブチルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(810mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[5−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−メトキシフェニル]プロパン酸(430mg,収率55%)を得た。イソプロピルエーテル−ヘキサンから再結晶した。融点99〜100℃。
実施例168
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、3−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル酢酸メチル(345mg)、トリブチルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(810mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[5−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸(370mg,収率49%)を得た。イソプロピルエーテルから再結晶した。融点125〜126℃。
【0366】
実施例169
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、3−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル酢酸メチル(345mg)、トリブチルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(810mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−メトキシ−5−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(410mg,収率54%)を得た。イソプロピルエーテルから再結晶した。融点139〜140℃。
実施例170
3−[3−ベンジルオキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(9.04g)、3−(2−エトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン酸メチル(6.42g)、トリフェニルホスフィン(7.51g)およびテトラヒドロフラン(150ml)の混合物にアゾジカルボン酸ジイソプロピル(5.79g)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から、3−[4−(3−[3−ベンジルオキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−2−エトキシフェニル]プロパン酸メチル(13.03g,収率94%)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ:1.39(3H, t, J=7.0 Hz), 2.08(2H, quintet, J=7.2 Hz), 2.55−2.66(4H, m), 2.86(2H, t, J=7.7 Hz), 3.65(3H, s), 3.93−4.00(4H, m), 5.35(2H, s), 6.35(1H, dd, J=8.3, 2.4 Hz), 6.40(1H, d, J=2.4 Hz), 7.00(1H, d, J=8.3 Hz), 7.31−7.49(5H, m), 7.84(1H, d, J=8.8 Hz), 7.91−7.95(1H, m), 8.22 (1H, s), 8.55−8.57(1H, m)。
実施例171
3−[4−(3−[3−ベンジルオキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−2−エトキシフェニル]プロパン酸メチル(12.67g)、5%パラジウム−炭素(1.3g)およびエタノール(150ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮し、3−[2−エトキシ−4−(3−[3−ヒドロキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロパン酸メチルを無色結晶として得た。融点147〜148℃。
【0367】
実施例172
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(3.00g)、3−(3−ベンジルオキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン酸エチル(2.90g)、トリブチルホスフィン(3.84g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(4.80g)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、3−[3−ベンジルオキシ−4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロパン酸エチル(4.14g,収率73%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.22(3H, t, J=7.1 Hz), 1.40(3H, t, J=7.1 Hz), 2.13(2H, quintet, J=6.9 Hz), 2.57(2H, t, J=7.8 Hz), 2.64(2H, t, J=7.4 Hz), 2.86(2H, t, J=7.8 Hz), 4.07(2H, t, J=6.3 Hz), 4.11(2H, q, J=7.1 Hz), 4.35(2H, q, J=7.1 Hz), 5.11(2H, s), 6.68(1H, dd, J=8.2, 1.8 Hz), 6.76(1H, d, J=2.0 Hz), 6.84(1H, d, J=8.1 Hz), 7.27−7.47(5H, m), 7.80(1H, d, J=8.8 Hz), 7.90(1H, dd, J=8.7, 2.3 Hz), 8.19(1H, s), 8.53−8.55(1H, m)。
実施例173
3−[3−ベンジルオキシ−4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロパン酸エチル(4.14g)、5%パラジウム−炭素(0.4g)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−クロロホルム(1:20,容積比)溶出部から、3−[4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−ヒドロキシフェニル]プロパン酸エチル(3.25g,収率92%)を無色結晶として得た。融点92〜93℃。
実施例174
3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(2.69g)、3−[2−(ベンジルオキシ)−4−ヒドロキシフェニル]プロパン酸エチル(2.56g)、トリブチルホスフィン(4.24ml)およびテトラヒドロフラン(180ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(4.29g)を室温で加えた後、3日間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6,容積比)溶出部から、白色固体として3−[2−(ベンジルオキシ)−4−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]プロパン酸エチル(2.79g,収率55%)を得た。得られた固体は酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶を得た。融点80〜81℃。
【0368】
実施例175
3−[2−(ベンジルオキシ)−4−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]プロパン酸エチル(2.44g)、5%パラジウム−炭素(1.00g)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(50ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮し、無色油状物として3−[4−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−2−ヒドロキシフェニル]プロパン酸エチル(1.63g,収率79%)を得た。
H−NMR(CDCl)δ:1.23 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.41 (3H, t, J = 6.9 Hz), 2.01 − 2.12 (2H, m), 2.54 − 2.62 (2H, m), 2.64 − 2.71 (2H, m), 2.77 − 2.84 (2H, m), 3.92 − 3.98 (2H, m), 4.14 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.34 (2H, q, J = 6.9 Hz), 6.40 − 6.48 (2H, m), 6.94 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.50 (1H, s), 7.80 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.86 − 7.92 (1H, m), 8.17 (1H, s), 8.52 − 8.54 (1H, m)。
【0369】
実施例176
[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(400mg)、(3−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(300mg)、トリブチルホスフィン(570mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(720mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]メトキシフェニル酢酸(380mg,収率65%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点114〜115℃。
実施例177
3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(6−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)酢酸メチル(260mg)、トリブチルホスフィン(540mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(670mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[6−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−2−メトキシフェニル]酢酸(490mg,収率80%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点150〜151℃。
実施例178
{3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}メタノール(400mg)、(3−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(350mg)、トリブチルホスフィン(570mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(720mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−({3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}メトキシ)フェニル]酢酸(360mg,収率61%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点92〜93℃。
【0370】
実施例179
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(380mg)、(2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(210mg)、トリブチルホスフィン(510mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(650mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(440mg,収率81%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点132〜133℃。
実施例180
4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(430mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(260mg)、トリブチルホスフィン(550mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(690mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(4−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸(550mg,収率85%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点144〜145℃。
実施例181
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(260mg)、トリブチルホスフィン(550mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(690mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸(460mg,収率75%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点142〜143℃。
【0371】
実施例182
3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(230mg)、トリブチルホスフィン(520mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(650mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(430mg,収率76%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点114〜115℃。
実施例183
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)酢酸メチル(260mg)、トリブチルホスフィン(550mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(690mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−4−メトキシフェニル]酢酸(590mg,収率97%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点122〜123℃。
実施例184
3−{3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(450mg)、(2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(250mg)、トリブチルホスフィン(590mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(750mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ]フェニル酢酸(560mg,収率87%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点89〜90℃。
【0372】
実施例185
3−{3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(330mg)、トリブチルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(810mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸(730mg,収率96%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点114〜115℃。
実施例186
3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(380mg)、(2−フルオロ−3−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(240mg)、トリブチルホスフィン(490mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(620mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−2−フルオロフェニル]酢酸(430mg,収率76%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点120〜121℃。
実施例187
{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}メタノール(380mg)、(3−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(200mg)、トリブチルホスフィン(490mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(610mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−({3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}メトキシ)フェニル]酢酸(480mg,収率89%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点129〜130℃。
【0373】
実施例188
{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}メタノール(430mg)、(2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(230mg)、トリブチルホスフィン(530mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(670mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−({3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}メトキシ)フェニル]酢酸(310mg,収率51%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点131〜132℃。
実施例189
3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)プロピオン酸エチル(300mg)、トリブチルホスフィン(470mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(590mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびエタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[3−(3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]プロピオン酸(190mg,収率30%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点182〜183℃。
実施例190
{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}メタノール(400mg)、(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)酢酸メチル(250mg)、トリブチルホスフィン(530mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(660mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−({3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}メトキシ−4−メトキシ)フェニル]酢酸(240mg,収率40%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点145〜146℃。
【0374】
実施例191
{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}メタノール(400mg)、3−(3−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸メチル(230mg)、トリブチルホスフィン(520mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(660mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−(3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}メトキシフェニル)プロピオン酸(300mg,収率52%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点94〜95℃。
実施例192
{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}メタノール(400mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)プロピオン酸エチル(250mg)、トリブチルホスフィン(510mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(640mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびエタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−(3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}メトキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)]プロピオン酸(380mg,収率65%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点162〜163℃。
実施例193
{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}メタノール(400mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)プロピオン酸エチル(250mg)、トリブチルホスフィン(510mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(640mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびエタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−(3−{3−シクロヘキシル−1−[(5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}メトキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)プロピオン酸(410mg,収率70%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点143〜144℃。
【0375】
実施例194
3−{3−(1−メチルエチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(270mg)、トリブチルホスフィン(510mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(630mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−メトキシ−2−(3−{3−(1−メチルエチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(130mg,収率22%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点144〜145。
実施例195
{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}メタノール(400mg)、4−(3−ヒドロキシフェニル)ブタン酸エチル(260mg)、トリブチルホスフィン(510mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(640mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびエタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、4−(3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}メトキシフェニル)ブタン酸(390mg,収率65%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点128〜129℃。
実施例196
3−{3−フェニル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(240mg)、トリブチルホスフィン(470mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(590mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−メトキシ−2−(3−{3−フェニル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル酢酸(290mg,収率50%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点134〜135℃。
【0376】
実施例197
3−{3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(250mg)、トリブチルホスフィン(510mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(630mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸(420mg,収率70%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点121〜122℃。
実施例198
3−{3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(210mg)、トリブチルホスフィン(510mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(630mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(420mg,収率75%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点106〜107℃。
実施例199
3−{3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(350mg)、(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(190mg)、トリブチルホスフィン(450mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(570mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−(3−{3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(420mg,収率84%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点125〜126℃。
【0377】
実施例200
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、(4−エトキシ−3−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(340mg)、トリブチルホスフィン(650mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(810mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[4−エトキシ−3−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(580mg,収率74%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点116〜117℃。
実施例201
3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、(4−エトキシ−3−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(250mg)、トリブチルホスフィン(460mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(580mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−(3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−4−エトキシフェニル]酢酸(510mg,収率85%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点134〜135℃。
実施例202
3−{3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(4−エトキシ−3−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(260mg)、トリブチルホスフィン(510mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(630mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−(3−{3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−4−エトキシフェニル]酢酸(510mg,収率83%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点105〜106℃。
【0378】
実施例203
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(5−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(260mg)、トリブチルホスフィン(550mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(690mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−5−メトキシフェニル]酢酸(530mg,収率87%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点109〜110℃。
実施例204
3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(4−エトキシ−3−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(270mg)、トリブチルホスフィン(550mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(690mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[4−エトキシ−3−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(540mg,収率86%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点124〜125℃。
実施例205
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)酢酸メチル(260mg)、トリブチルホスフィン(550mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(690mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−4−メトキシフェニル]酢酸(460mg,収率75%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点143〜144℃。
【0379】
実施例206
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル)酢酸メチル(270mg)、トリブチルホスフィン(550mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(690mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−5−メトキシフェニル]酢酸(460mg,収率75%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点143〜144℃。
実施例207
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(3−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(240mg)、トリブチルホスフィン(550mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(690mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−フルオロ−2−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(560mg,収率94%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点140〜141℃。
実施例208
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(6−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)酢酸メチル(260mg)、トリブチルホスフィン(550mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(690mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−6−メトキシフェニル]酢酸(460mg,収率75%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点183〜184℃。
【0380】
実施例209
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、5−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル酢酸メチル(260mg)、トリブチルホスフィン(550mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(690mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[5−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)]−2−メトキシフェニル]酢酸(510mg,収率84%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点127〜128℃。
実施例210
3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(3−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(220mg)、トリブチルホスフィン(460mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(580mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−フルオロフェニル]酢酸(520mg,収率91%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点149〜150℃。
実施例211
3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(3−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(240mg)、トリブチルホスフィン(550mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(690mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−フルオロ−2−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(510mg,収率86%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点105〜106℃。
【0381】
実施例212
3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(240mg)、トリブチルホスフィン(480mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(600mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸(510mg,収率86%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点100〜101℃。
実施例213
3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)酢酸メチル(220mg)、トリブチルホスフィン(480mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(600mg)を室温で加えた後、50℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メチルフェニル]酢酸(430mg,収率75%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点125〜126℃。
実施例214
3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(3−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(220mg)、トリブチルホスフィン(480mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(600mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−フルオロフェニル]酢酸(390mg,収率60%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点102〜103℃。
【0382】
実施例215
3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(200mg)、トリブチルホスフィン(480mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(600mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(370mg,収率66%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点65〜66℃。
実施例216
3−{3−(1−メチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(250mg)、トリブチルホスフィン(500mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(630mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−メトキシ−2−(3−{3−(1−メチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(510mg,収率85%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点117〜118℃。
実施例217
3−{1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(300mg)、トリブチルホスフィン(600mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(750mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸(610mg,収率83%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点96〜97℃。
【0383】
実施例218
3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(310mg)、トリブチルホスフィン(630mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(790mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(2−[3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−メトキシフェニル)酢酸(720mg,収率95%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点152〜153℃。
実施例219
3−{3−(1−メチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)酢酸メチル(230mg)、トリブチルホスフィン(500mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(630mg)を室温で加えた後、50℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−メチル−2−(3−{3−(1−メチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(380mg,収率66%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点134〜135℃。
実施例220
3−{3−(1−メチルブチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(240mg)、トリブチルホスフィン(480mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(600mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−メトキシ−2−(3−{3−(1−メチルブチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(480mg,収率81%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点107〜108℃。
【0384】
実施例221
3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(3−エトキシ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(250mg)、トリブチルホスフィン(480mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(600mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−エトキシ−2−(3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(540mg,収率89%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点83〜84℃。
実施例222
3−{3−(1−メチルブチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)酢酸メチル(210mg)、トリブチルホスフィン(480mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(600mg)を室温で加えた後、50℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−メチル−2−(3−{3−(1−メチルブチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(360mg,収率63%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点147〜148℃。
実施例223
3−[1−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(670mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(430mg)、トリブチルホスフィン(910mg)およびテトラヒドロフラン(40ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(1.15g)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(40ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(2−[3−[1−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−メトキシフェニル)酢酸(760mg,収率74%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点85〜86℃。
【0385】
実施例224
3−[1−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、(2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)酢酸メチル(300mg)、トリブチルホスフィン(660mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(820mg)を室温で加えた後、50℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(2−[3−[1−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−メチルフェニル)酢酸(280mg,収率46%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点106〜107℃。
実施例225
3−[1−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、(3−エトキシ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(350mg)、トリブチルホスフィン(660mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(820mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(2−[3−[1−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−エトキシフェニル)酢酸(590mg,収率75%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点92〜93℃。
実施例226
3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(380mg)、(3−エチル−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(240mg)、トリブチルホスフィン(520mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(650mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、[3−エチル−2−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(400mg,収率68%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.23(3H, t, J=6.8 Hz), 1.35(6H, d, J=6.8 Hz), 2.12−2.17(2H, m), 2.67(2H, q, J=6.8 Hz), 2.74(2H, t, J=8.4 Hz), 3.00−3.10(1H,m), 3.68(2H, s), 3.68(3H, s), 3.87(2H, t, J=6.4 Hz), 7.04(1H, t, J=7.6 Hz), 7.10(1H, dd, J=7.6, 2.0 Hz), 7.15(1H, dd, J=7.6,2.0 Hz), 7.94−7.97(1H, m), 8.04(1H, d, J=8.8 Hz), 8.33(1H, s), 8.60−8.61(1H, m)。
【0386】
実施例227
[3−エチル−2−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(400mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−エチル−2−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(370mg,収率96%)を得た。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶した。融点155〜156℃。
実施例228
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(380mg)、(3−エチル−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(240mg)、トリブチルホスフィン(520mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(650mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、[3−エチル−2−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(490mg,収率83%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.03(3H, t, J=7.2 Hz), 1.23(3H, t, J=7.6 Hz), 1.73−1.80(2H, m), 2.11−2.17(2H, m), 2.64−2.73(6H,m), 3.68(2H, s), 3.68(3H, s), 3.86(2H, t, J=6.4 Hz), 7.04(1H, t, J=7.6 Hz), 7.11(1H, dd, J=7.6, 2.0 Hz), 7.15(1H, dd, J=7.6,2.0 Hz), 7.96 (1H, dd, J=8.8, 2.0 Hz), 8.02(1H, d, J=8.8 Hz), 8.34(1H, s), 8.61(1H, m)。
実施例229
[3−エチル−2−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(490mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−エチル−2−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(450mg,収率96%)を得た。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶した。融点146〜147℃。
【0387】
実施例230
3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(570mg)、(3−シアノ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(360mg)、トリブチルホスフィン(790mg)およびテトラヒドロフラン(40ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(980mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、[3−シアノ−2−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(680mg,収率75%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.35(6H, d, J=7.2 Hz), 2.14−2.21(2H, m), 2.72−2.76(2H, m), 3.03−3.09(1H,m), 3.69(2H, s), 3.69(3H, s), 4.32(2H, t, J=6.0 Hz), 7.13(1H, t, J=7.6 Hz), 7.48(1H, dd, J=7.6, 1.6 Hz), 7.54(1H, dd, J=7.6,1.6 Hz), 7.95(1H, dd, J=8.4,2.8 Hz), 8.04(1H, d, J=8.4 Hz), 8.33(1H, s), 8.60−8.61(1H, m)。
実施例231
[3−シアノ−2−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(650mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−シアノ−2−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(590mg,収率95%)を得た。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶した。融点144〜145℃。
実施例232
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(320mg)、(3−シアノ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(200mg)、トリブチルホスフィン(440mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(550mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、[3−シアノ−2−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(360mg,収率71%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.03(3H, t, J=7.6 Hz), 1.72−1.80(2H, m), 2.12−2.19(2H, m), 2.65 (2H,t, J=8.0 Hz), 2.72 (2H,t, J=8.4 Hz),3.69(2H, s), 3.70(3H, s), 4.31(2H, t, J=6.0 Hz), 7.13(1H, t, J=8.0 Hz), 7.48(1H, dd, J=8.0, 1.6 Hz), 7.53(1H, dd, J=8.0,1.6 Hz), 7.96 (1H, dd, J=8.4, 2.0 Hz), 8.02(1H, d, J=8.4 Hz), 8.34(1H, s), 8.61−8.62(1H, m)。
【0388】
実施例233
[3−シアノ−2−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(330mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−シアノ−2−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(270mg,収率86%)を得た。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶した。融点146〜147℃。
実施例234
3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(570mg)、(3−ブロモ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(460mg)、トリブチルホスフィン(790mg)およびテトラヒドロフラン(40ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(980mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、[3−ブロモ−2−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(750mg,収率76%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.35(6H, d, J=6.8 Hz), 2.14−2.21(2H, m), 2.76(2H, t, J=8.4 Hz), 2.60−3.10(1H,m), 3.69(3H, s), 3.71(2H, s), 4.04(2H, t, J=6.4 Hz), 6.97(1H, t, J=8.0 Hz), 7.22(1H, dd, J=8.0, 1.6 Hz), 7.48(1H, dd, J=8.0,1.6 Hz), 7.95(1H, dd, J=8.8,2.0 Hz), 8.04(1H, d, J=8.8 Hz), 8.34(1H, s), 8.60−8.61(1H, m)。
実施例235
[3−ブロモ−2−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(700mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−ブロモ−2−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(610mg,収率89%)を得た。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶した。融点146〜147℃。
【0389】
実施例236
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(430mg)、(3−ブロモ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(340mg)、トリブチルホスフィン(590mg)およびテトラヒドロフラン(40ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(730mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、[3−ブロモ−2−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(570mg,収率78%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.03(3H, t, J=7.6 Hz), 1.72−1.80(2H, m), 2.12−2.20(2H, m), 2.66 (2H,t, J=8.0 Hz), 2.73 (2H,t, J=8.4 Hz),3.69(3H, s), 3.70(2H, s), 4.03(2H, t, J=6.4 Hz), 6.97(1H, t, J=7.6 Hz), 7.22(1H, dd, J=7.6, 1.6 Hz), 7.48(1H, dd, J=7.6,1.6 Hz), 7.96 (1H, dd, J=8.8, 2.0 Hz), 8.02(1H, d, J=8.8 Hz), 8.34(1H, s), 8.61−8.62(1H, m)。
実施例237
[3−ブロモ−2−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(500mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−ブロモ−2−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(380mg,収率78%)を得た。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶した。融点145〜146℃。
実施例238
3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(430mg)、(3−クロロ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(280mg)、トリブチルホスフィン(580mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(730mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、[3−クロロ−2−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(590mg,収率85%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.35(6H, d, J=6.8 Hz), 2.11−2.30(2H, m), 2.74(2H, t, J=8.0 Hz), 3.04−3.10(1H,m), 3.69(3H, s), 3.70(2H, s), 4.06(2H, t, J=6.4 Hz), 7.02(1H, t, J=8.0 Hz), 7.17(1H, dd, J=8.0, 1.6 Hz), 7.31(1H, dd, J=8.0,1.6 Hz), 7.95(1H, dd, J=8.8,2.0 Hz), 8.04(1H, d, J=8.8 Hz), 8.33(1H, s), 8.60−8.61(1H, m)。
【0390】
実施例239
[3−クロロ−2−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(510mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−クロロ−2−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(400mg,収率81%)を得た。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶した。融点141〜142℃。
実施例240
3−[3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(460mg)、(3−エチル−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(270mg)、トリブチルホスフィン(580mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(730mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、[3−エチル−2−(3−[3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(510mg,収率73%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 0.89(6H, t, J=7.2 Hz), 1.24(3H, t, J=7.6 Hz), 1.60−1.88(4H,m),2.09−2.16(2H, m), 2.50−2.72(5H, m), 3.69(2H, s), 3.69(3H, s), 3.87(2H, t, J=6.0 Hz), 7.04(1H, t, J=7.6 Hz), 7.11(1H, dd, J=7.6, 2.0 Hz), 7.15(1H, dd, J=7.6,2.0 Hz), 7.95(1H, dd, J=8.8,2.4 Hz), 8.04(1H, d, J=8.8 Hz), 8.33(1H, s), 8.61(1H, m)。
実施例241
[3−エチル−2−(3−[3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(480mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(7ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(7ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−エチル−2−(3−[3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(350mg,収率75%)を得た。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶した。融点130〜131℃。
【0391】
実施例242
3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(70mg)、(3−エチル−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(50mg)、トリブチルホスフィン(110mg)およびテトラヒドロフラン(10ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(140mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、(2−[3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−エチルフェニル)酢酸メチル(80mg,収率69%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.24(3H, t, J=7.6 Hz), 1.34(6H, d, J=6.8 Hz), 2.05−2.20(2H, m), 2.56−2.80(4H, m), 3.04−3.10(1H, m), 3.68(2H, s), 3.68(3H, s), 3.86(2H, t, J=6.4 Hz), 7.04(1H, t, J=7.6 Hz), 7.05−7.16(2H, m), 7.71(1H, dd, J=8.8,2.8 Hz), 7.90(1H, dd, J=8.8,0.8 Hz), 8.24(1H, s), 8.29(1H, m)。
実施例243
(2−[3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−エチルフェニル)酢酸メチル(80mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(2ml)およびメタノール(2ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(2−[3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−エチルフェニル)酢酸(50mg,収率62%)を得た。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶した。融点142〜143℃。
実施例244
3−[3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(300mg)、(3−エチル−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(190mg)、トリブチルホスフィン(410mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(520mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、[3−エチル−2−(3−[3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル) ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(250mg,収率53%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.24(3H, t, J=7.6 Hz), 1.35(6H, d, J=6.8 Hz), 2.10−2.19(2H, m), 2.65−2.72(2H, m), 2.77(2H, q, J=7.6 Hz), 3.05−3.11(1H,m), 3.68(2H, s), 3.69(3H, s), 3.89(2H, t, J=6.0 Hz), 7.05(1H, t, J=7.6 Hz), 7.11(1H, dd, J=7.6, 1.6 Hz), 7.15(1H, dd, J=7.6,1.6 Hz), 7.84(1H, d, J=9.2 Hz), 8.30(1H, d, J=9.2 Hz), 8.55(1H, s)。
【0392】
実施例245
[3−エチル−2−(3−[3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル) ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(220mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(7ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(7ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−エチル−2−(3−[3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル) ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(140mg,収率67%)を得た。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶した。融点126〜127℃。
実施例246
3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(250mg)、(3−エチル−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(150mg)、トリブチルホスフィン(330mg)およびテトラヒドロフラン(20ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(410mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、(2−[3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−エチルフェニル)酢酸メチル(210mg,収率54%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.24(3H, t, J=7.6 Hz), 1.34(6H, d, J=7.2 Hz), 2.05−2.17(2H, m), 2.64−2.74(4H, m), 3.02−3.09(1H, m), 3.68(2H, s), 3.68(3H, s), 3.86(2H, t, J=6.4 Hz), 7.04(1H, t, J=7.6 Hz), 7.10(1H, dd, J=7.6,1.6 Hz), 7.15(1H, dd, J=7.6,1.6 Hz), 7.84−7.85(2H, m),8.24(1H, s), 8.38−8.39(1H, m)。
実施例247
(2−[3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−エチルフェニル)酢酸メチル(190mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(2ml)およびメタノール(2ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(2−[3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−エチルフェニル)酢酸(140mg,収率76%)を得た。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶した。融点152℃。
【0393】
実施例248
3−[1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(250mg)、(3−エチル−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(140mg)、トリブチルホスフィン(310mg)およびテトラヒドロフラン(20ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(390mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、[2−(3−[1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−エチルフェニル]酢酸メチル(180mg,収率48%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.24(3H, t, J=7.6 Hz), 1.37(6H, d, J=7.2 Hz), 2.02−2.18(2H, m), 2.64−2.77(4H, m), 3.06−3.12(1H, m), 3.68(2H, s), 3.68(3H, s), 3.88(2H, t, J=6.4 Hz), 7.05(1H, t, J=7.6 Hz), 7.10−7.12(1H, m), 7.15(1H, dd, J=7.6,2.0 Hz), 8.08(2H, m), 8.62(1H, m)。
実施例249
[2−(3−[1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−エチルフェニル]酢酸メチル(160mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(2ml)およびメタノール(2ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−[1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−エチルフェニル]酢酸(90mg,収率58%)を得た。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶した。融点93〜95℃。
実施例250
3−[1−(3,5−ジクロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(250mg)、(3−エチル−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(160mg)、トリブチルホスフィン(340mg)およびテトラヒドロフラン(20ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(430mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、(2−[3−[1−(3,5−ジクロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−エチルフェニル)酢酸メチル(260mg,収率67%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.23(3H, t, J=7.6 Hz), 1.36(6H, d, J=6.8 Hz), 2.10−2.16(2H, m), 2.67(2H, q, J=7.6 Hz), 2.74(2H, t, J=8.4 Hz),3.06−3.13(1H, m), 3.68(2H, s), 3.68(3H, s), 3.87(2H, t, J=6.4 Hz), 7.04(1H, t, J=7.6 Hz), 7.11(1H, dd, J=7.6,1.6 Hz), 7.15(1H, dd, J=7.6,1.6 Hz), 7.87(1H, d, J=2.4 Hz),7.89(1H, s), 8.35−8.36(1H, m)。
【0394】
実施例251
(2−[3−[1−(3,5−ジクロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−エチルフェニル)酢酸メチル(230mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(3ml)、テトラヒドロフラン(3ml)およびメタノール(3ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(3ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(2−[3−[1−(3,5−ジクロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−エチルフェニル)酢酸(180mg,収率81%)を得た。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶した。融点93〜95℃。
実施例252
3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(530mg)、(3−エチル−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(340mg)、トリブチルホスフィン(740mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(920mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、(2−{3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−エチルフェニル)酢酸メチル(440mg,収率53%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 0.88(6H, t, J=7.6 Hz), 1.23(3H, t, J=7.6 Hz), 1.70−1.79(4H, m),2.10−2.13(2H, m), 2.55−2.71(5H, m), 3.68(2H, s), 3.68(3H, s), 3.86(2H, t, J=6.4 Hz), 7.04(1H, t, J=7.6 Hz), 7.12(1H, dd, J=7.6, 2.0 Hz), 7.15(1H, dd, J=7.6,2.0 Hz), 7.70(1H, dd, J=8.8,2.4 Hz), 7.89(1H, dd, J=8.8,0.4 Hz), 8.24(1H, s), 8.29−8.30(1H, m)。
実施例253
(2−{3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−エチルフェニル)酢酸メチル(440mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(3ml)、テトラヒドロフラン(3ml)およびメタノール(3ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(3ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(2−{3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−エチルフェニル)酢酸(300mg,収率70%)を得た。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶した。融点114〜115℃。
【0395】
実施例254
4−プロピル−3−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1H−ピラゾール(400mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(6ml)溶液に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、46mg)を加え、室温で15分間かき混ぜた後、ブロモ酢酸メチル(0.10ml)を0℃で加え、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、白色結晶を得た。得られた結晶、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(1.5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[4−プロピル−3−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1H−ピラゾール−1−イル]酢酸(310mg,収率69%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点138〜139℃。
実施例255
3−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−4−プロピル−1H−ピラゾール(400mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(6ml)溶液に、0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、46mg)を加え、室温で15分間かき混ぜた後、ブロモ酢酸メチル(0.10ml)を0℃で加え、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、白色結晶を得た。得られた結晶、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(1.5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−4−プロピル−1H−ピラゾール−1−イル]酢酸(330mg,収率72%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点134〜135℃。
実施例256
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、3−(1−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−5−イル)プロパン酸エチル(370mg)、トリブチルホスフィン(520mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(640mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[1−シクロヘキシル−3−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1H−ピラゾール−5−イル]プロパン酸(240mg,収率35%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点164〜165℃。
【0396】
実施例257
3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、3−(1−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−5−イル)プロパン酸エチル(370mg)、トリブチルホスフィン(520mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(640mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[1−シクロヘキシル−3−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1H−ピラゾール−5−イル]プロパン酸(270mg,収率40%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点89〜90℃。
実施例258
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(230mg)、(2−フルオロ−3−ヒドロキシフェニル)酢酸エチル(140mg)、トリブチルホスフィン(280mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(350mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(1.5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−フルオロ−3−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(220mg,収率68%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点109〜110℃。
実施例259
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(310mg)、トリブチルホスフィン(640mg)およびテトラヒドロフラン(35ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(800mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2.5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−メトキシ−2−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(590mg,収率78%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点122〜123℃。
【0397】
実施例260
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(620mg)、(3−エトキシ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(420mg)、トリブチルホスフィン(800mg)およびテトラヒドロフラン(35ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(1.00g)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(3ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(3ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−エトキシ−2−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(880mg,収率90%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点133〜134℃。
実施例261
3−[3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、3−(1−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−5−イル)プロパン酸エチル(300mg)、トリブチルホスフィン(460mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(570mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[1−シクロヘキシル−3−(3−[3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1H−ピラゾール−5−イル]プロパン酸(300mg,収率46%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点190〜191℃。
実施例262
3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、3−(1−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−5−イル)プロパン酸エチル(340mg)、トリブチルホスフィン(520mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(650mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[1−シクロヘキシル−3−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1H−ピラゾール−5−イル]プロパン酸(230mg,収率34%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点166〜167℃。
【0398】
実施例263
3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(350mg)、3−[3−ヒドロキシ−1−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−イル]プロパン酸エチル(250mg)、トリブチルホスフィン(440mg)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(560mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(1ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[1−イソプロピル−3−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1H−ピラゾール−5−イル]プロパン酸(200mg,収率36%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点130〜131℃。
実施例264
(2−{3−[1−(5−アミノ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(390mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、濃縮した。得られた残留物および水(10ml)の混合物に塩化カルシウム(0.20g)の水(1ml)溶液を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。生じた白色析出物をろ過で集め、(2−{3−[1−(5−アミノ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸カルシウム(300mg,収率81%)をアモルファスとして得た。H−NMR(DMSO−d)δ:1.23(6H, d, J=6.6 Hz), 1.85−1.98(2H, m), 2.60(2H, t, J=7.4 Hz), 2.96(1H, septet, J=6.9 Hz), 3.37(2H, s), 3.73(3H, s), 3.91(2H, t, J=6.2 Hz), 5.29(2H, br s), 6.75−6.90(3H, m), 7.08(1H, dd, J=8.6, 2.9 Hz), 7.51(1H, d, J=8.4 Hz), 7.72(1H, d, J=2.4 Hz), 8.10(1H, s)。
実施例265
(2−{3−[1−(5−アミノ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(390mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(6ml)の混合物に無水酢酸(0.10ml)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応混合物に水(20ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、重曹水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた残留物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(1.5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(2−{3−[1−(5−アセチルアミノ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸(320mg,収率78%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点158〜159℃。
【0399】
実施例266
(2−{3−[1−(5−アミノ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(400mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(6ml)の混合物に塩化プロピオニル(0.12ml)を0℃で加えた後、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物に水(20ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、重曹水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(3−メトキシ−2−{3−[3−イソプロピル−1−(5−プロパノイルアミノ−2−ピリジル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}フェニル)酢酸(340mg,収率78%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点147〜148℃。
実施例267
(2−{3−[1−(5−アミノ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(400mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(6ml)の混合物に塩化ブチリル(0.14ml)を0℃で加えた後、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物に水(20ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、重曹水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(2−{3−[1−(5−ブチリルアミノ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸(350mg,収率83%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点119〜120℃。
実施例268
(2−{3−[1−(5−アミノ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(400mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(6ml)の混合物に塩化イソブチリル(0.15ml)を0℃で加えた後、室温で終夜かき混ぜた。反応混合物に水(20ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、重曹水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−メトキシ−2−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(2−メチルプロパノイルアミノ)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(370mg,収率82%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点122〜123℃。
【0400】
実施例269
(2−{3−[1−(5−アミノ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(400mg)、ピリジン(0.10ml)およびアセトニトリル(6ml)の混合物に塩化メタンスルホニル(0.10ml)を0℃で加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応混合物に水(15ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(3−メトキシ−2−{3−[3−イソプロピル−1−(5−メチルスルホニルアミノ−2−ピリジル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}フェニル)酢酸(270mg,収率58%)を得た。エタノールから再結晶した。融点176〜177℃。
実施例270
(3−メトキシ−2−{3−[3−イソプロピル−1−(5−ニトロ−2−ピリジル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}フェニル)酢酸メチル(400mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(1.5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(3−メトキシ−2−{3−[3−イソプロピル−1−(5−ニトロ−2−ピリジル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}フェニル)酢酸(240mg,収率62%)を得た。エタノールから再結晶した。融点161〜162℃。
実施例271
6−[4−(3−ヒドロキシプロピル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−1−イル]ピリジン−3−カルボニトリル(520mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(380mg)、トリブチルホスフィン(780mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(970mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:1,容積比)溶出部から、(2−{3−[1−(5−シアノ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸(460mg,収率67%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点144〜145℃。
【0401】
実施例272
3−[3−イソプロピル−1−(5−メチル−2−ピリジル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(300mg)、トリブチルホスフィン(620mg)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(780mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2.5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(3−メトキシ−2−{3−[3−イソプロピル−1−(5−メチル−2−ピリジル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}フェニル)酢酸(470mg,収率72%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点132〜133℃。
実施例273
3−[1−(5−フルオロ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(410mg)、トリブチルホスフィン(770mg)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(960mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2.5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(2−{3−[1−(5−フルオロ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸(180mg,収率22%)を得た。エタノール−ヘキサンから再結晶した。融点125〜126℃。
実施例274
3−{3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(280mg)、トリブチルホスフィン(520mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(640mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸(490mg,収率80%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点92〜93℃。
【0402】
実施例275
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸ベンジル(450mg)、トリブチルホスフィン(520mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(640mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、5%パラジウム−炭素(0.1g)およびテトラヒドロフラン(8ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で、終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から、[3−メトキシ−2−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(390mg,収率65%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点131〜132℃。
実施例276
3−[1−(5−エチルピリミジン−2−イル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(310mg)、トリブチルホスフィン(590mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(740mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(2−{3−[1−(5−エチルピリミジン−2−イル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸(430mg,収率68%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点103〜104℃。
実施例277
3−[1−(6−メトキシピリダジン−3−イル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(300mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(240mg)、トリブチルホスフィン(440mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(550mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(1.5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(3−メトキシ−2−{3−[1−(6−メトキシピリダジン−3−イル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}フェニル)酢酸(400mg,収率84%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点124〜125℃。
【0403】
実施例278
3−{1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸エチル(280mg)、トリブチルホスフィン(520mg)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(650mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(1.5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−メトキシ−4−(3−{1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(250mg,収率41%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点134〜135℃。
実施例279
3−{1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、3−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)プロパン酸エチル(300mg)、トリブチルホスフィン(520mg)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(650mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.5ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(1.5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、3−[3−メトキシ−4−(3−{1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]プロパン酸(220mg,収率35%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点118〜119℃。
実施例280
6−[4−(3−ヒドロキシプロピル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−1−イル]ピリダジン−3−カルボニトリル(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(320mg)、トリブチルホスフィン(600mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(740mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で2時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、6−(4−{3−[2−メトキシ−6−(メトキシカルボニルメチル)フェノキシ]プロピル}−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−1−イル)ピリダジン−3−カルボン酸(220mg,収率32%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点146〜147℃。
【0404】
実施例281
3−[3−イソプロピル−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(261mg)、トリブチルホスフィン(713μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(722mg)を室温で加えた後、2.5日間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:12,容積比)溶出部から、淡黄色油状物として(2−[3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]フェニル)酢酸メチル(470mg,収率77%)を得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.32 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.02 − 2.18 (2H, m), 2.62 − 2.71 (2H, m), 2.95 − 3.10 (1H, m), 3.65 (2H, s), 3.67 (3H, s), 4.00 − 4.06 (2H, m), 6.80 − 6.94 (2H, m), 7.15 − 7.27 (2H, m), 7.69 (1H, dd, J = 2.7, 9.0 Hz), 7.88 (1H, d, J = 9.0 Hz), 8.19 (1H, s), 8.27 (1H, d, J = 2.7 Hz)。
実施例282
3−[3−イソプロピル−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(308mg)、トリブチルホスフィン(713μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(722mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:12,容積比)溶出部から、無色油状物として(2−[3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(550mg,収率84%)を得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.33 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.01 − 2.12 (2H, m), 2.64 − 2.72 (2H, m), 2.97 − 3.12 (1H, m), 3.66 (3H, s), 3.68 (2H, s), 3.83 (3H, s), 4.02 − 4.09 (2H, m), 6.78 − 6.86 (2H, m), 6.96 − 7.03 (1H, m), 7.68 (1H, dd, J = 2.7, 9.0 Hz), 7.88 (1H, d, J = 9.0 Hz), 8.23 (1H, s), 8.27 (1H, d, J = 2.7 Hz)。
実施例283
3−{3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(367mg)、(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)酢酸メチル(200mg)、トリブチルホスフィン(588μL)およびテトラヒドロフラン(25ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(596mg)を室温で加えた後、一晩かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた淡赤色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[1−メチル−3−(3−{3−メチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−5−イル]酢酸(222mg,収率44%)を得た。融点143〜144℃。
【0405】
実施例284
2−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−エタノール(356mg)、(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)酢酸メチル(200mg)、トリブチルホスフィン(588μL)およびテトラヒドロフラン(25ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(596mg)を室温で加えた後、一晩かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(7:3,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[3−(2−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}エトキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]酢酸(104mg,収率20%)を得た。融点156〜158℃。
実施例285
3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、3−(2−エトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン酸メチル(392mg)、トリブチルホスフィン(792μL)およびテトラヒドロフラン(32ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(802mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として3−[2−エトキシ−4−(3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]プロパン酸メチル(174mg,収率34%)を得た。融点79〜81℃。
実施例286
3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、(3−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(529mg)、トリブチルホスフィン(792μL)およびテトラヒドロフラン(32ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(802mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[3−(3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(524mg,収率73%)を得た。融点128〜130℃。
【0406】
実施例287
3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、3−(3−エトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン酸エチル(393mg)、トリブチルホスフィン(792μL)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(802mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として3−[4−(3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]プロパン酸(403mg,収率51%)を得た。融点111〜112℃。
実施例288
3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、(2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(291mg)、トリブチルホスフィン(792μL)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(802mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[2−(3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(479mg,収率67%)を得た。融点121〜122℃。
実施例289
3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、2−(3−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロパン酢酸エチル(393mg)、トリブチルホスフィン(792μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(802mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:7,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物を酢酸エチル−ヘキサンから結晶化し、無色結晶として2−[3−(3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェノキシ]−2−メチルプロパン酸(140mg,収率18%)を得た。融点98〜99℃。
【0407】
実施例290
2−{3−[3−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)プロポキシ]フェノキシ}−2−メチルプロパン酸エチル(400mg)、2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ピリジン(240mg)およびN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)の混合物に0℃で水素化ナトリウム(60%、油性、52.8mg)を加えた後、室温で3時間かき混ぜた。その後、反応溶液にヨウ化エチル(106μL)を加え、2.5時間かき混ぜた。反応溶液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(325μL)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、濃縮した。得られた残留物および水(50ml)の混合物に僅かな水に溶かした塩化カルシウム(36.0mg)を加え、室温で終夜かき混ぜた。生じた白色析出物をろ過によって集め、アモルファスとして2−[3−(3−{3−エトキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェノキシ]−2−メチルプロパン酸カルシウム(166mg,収率31%)を得た。
H−NMR (DMSO−d)δ: 1.33 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.41 (6H, s), 1.92 − 2.04 (2H, m), 2.45 − 2.55 (2H, m), 3.88 − 3.96 (2H, m), 4.24 (2H, q, J = 7.2 Hz), 6.36 − 6.45 (3H, m), 6.96 − 7.04 (1H, m), 7.44 − 7.51 (1H, m), 8.19 (1H, s), 8.29 − 8.35 (1H, m), 8.63 − 8.68 (1H, m)。
実施例291
2−{3−[3−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)プロポキシ]フェノキシ}−2−メチルプロパン酸エチル(400mg)、3−(トリフルオロメチル)フェニルホウ酸(418mg)、酢酸銅(II)(300mg)、ピリジン(160μL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。反応溶液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(610μL)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、濃縮した。得られた残留物および水(50ml)の混合物に僅かな水に溶かした塩化カルシウム(67.6mg)を加え、室温で終夜かき混ぜた。生じた白色析出物をろ過によって集め、アモルファスとして2−[3−(3−{3−エトキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェノキシ]−2−メチルプロパン酸カルシウム(343mg,収率63%)を得た。
H−NMR (DMSO−d)δ: 1.34 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.41 (6H, s), 1.90 − 2.07 (2H, m), 2.42 − 2.54 (2H, m), 3.88 − 4.00 (2H, m), 4.29 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.36 − 6.46 (3H, m), 6.96 − 7.07 (1H, m), 7.45 −7.53 (1H, m), 7.59 − 7.70 (1H, m), 7.95 − 8.04 (2H, m), 8.41 (1H, s)。
実施例292
2−{3−[3−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)プロポキシ]フェノキシ}−2−メチルプロパン酸エチル(400mg)、2−(トリフルオロメチル)フェニルホウ酸(418mg)、酢酸銅(II)(300mg)、ピリジン(160μL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。反応溶液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(265μL)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、濃縮した。得られた残留物および水(50ml)の混合物に僅かな水に溶かした塩化カルシウム(29.3mg)を加え、室温で終夜かき混ぜた。生じた白色析出物をろ過によって集め、アモルファスとして2−[3−(3−{3−エトキシ−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェノキシ]−2−メチルプロパン酸カルシウム(109mg,収率20%)を得た。
H−NMR (DMSO−d)δ: 1.30 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.41 (6H, s), 1.86 − 2.04 (2H, m), 2.42 − 2.54 (2H, m), 3.86 − 3.98 (2H, m), 4.19 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.35 − 6.47 (3H, m), 6.96 − 7.06 (1H, m), 7.53 − 7.65 (2H, m), 7.68 − 7.90 (3H, m)。
【0408】
実施例293
2−{3−[3−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)プロポキシ]フェノキシ}−2−メチルプロパン酸エチル(400mg)、4−エチルフェニルホウ酸(318mg)、酢酸銅(II)(289mg)、ピリジン(154μL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。反応溶液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(600μL)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、濃縮した。得られた残留物および水(50ml)の混合物に僅かな水に溶かした塩化カルシウム(66.2mg)を加え、室温で終夜かき混ぜた。生じた白色析出物をろ過によって集め、アモルファスとして2−(3−{3−[3−エトキシ−1−(4−エチルフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}フェノキシ)−2−メチルプロパン酸カルシウム(274mg,収率55%)を得た。
H−NMR (DMSO−d)δ: 1.18 (3H, t, J = 7.8 Hz), 1.33 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.41 (6H, s), 1.88 − 2.06 (2H, m), 2.40 − 2.55 (2H, m), 2.59 (2H, q, J = 7.8 Hz), 3.86 − 3.98 (2H, m), 4.25 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.35 − 6.46 (3H, m), 6.95 − 7.07 (1H, m), 7.23 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.57 (2H, d, J = 8.8 Hz), 8.13 (1H, s)。
【0409】
実施例294
2−{3−[3−(3−エトキシ−1H−ピラゾール−4−イル)プロポキシ]フェノキシ}−2−メチルプロパン酸エチル(400mg)、4−メチルフェニルホウ酸(288mg)、酢酸銅(II)(289mg)、ピリジン(154μL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた。反応溶液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:8,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(775μL)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、濃縮した。得られた残留物および水(50ml)の混合物に僅かな水に溶かした塩化カルシウム(86.0mg)を加え、室温で終夜かき混ぜた。生じた白色析出物をろ過によって集め、アモルファスとして2−(3−{3−[3−エトキシ−1−(4−メチルフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}フェノキシ)−2−メチルプロパン酸カルシウム(353mg,収率73%)を得た。
H−NMR (DMSO−d)δ: 1.32 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.41 (6H, s), 1.88 − 2.04 (2H, m), 2.29 (3H, s), 2.40 − 2.53 (2H, m), 3.86 − 3.98 (2H, m), 4.25 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.35 − 6.47 (3H, m), 6.95 − 7.08 (1H, m), 7.21 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.55 (2H, d, J = 8.4 Hz), 8.13 (1H, s)。
実施例295
4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−ブタノール(500mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(330mg)、トリブチルホスフィン(762μL)およびテトラヒドロフラン(120ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(772mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:7,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[3−メトキシ−2−(4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)フェニル]酢酸(451mg,収率60%)を得た。融点111〜112℃。
実施例296
3−{3−プロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(234mg)、トリブチルホスフィン(638μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(646mg)を室温で加えた後、2日間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:7,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で2.5日間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、無色油状物として[2−(3−{3−プロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(340mg,収率59%)を得た。
H−NMR (CDCl)δ: 0.99 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.60 − 1.82 (2H, m), 1.91 − 2.08 (2H, m), 2.54 − 2.68 (4H, m), 3.65 (2H, s), 3.90 − 4.00 (2H, m), 6.74 − 6.92 (2H, m), 7.08 − 7.26 (2H, m), 7.54 − 7.73 (5H, m)。
【0410】
実施例297
3−{3−プロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(420mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(290mg)、トリブチルホスフィン(668μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(676mg)を室温で加えた後、2.5日間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:7,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体をジイソプロピルエーテル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[3−メトキシ−2−(3−{3−プロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(472mg,収率74%)を得た。融点95〜96℃。
実施例298
3−[2−エトキシ−4−(3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]プロパン酸メチル(86.3mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(20ml)、テトラヒドロフラン(20ml)およびエタノール(20ml)の混合物を室温で8時間かき混ぜた後、1規定塩酸(20ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として3−[2−エトキシ−4−(3−{3−エトキシ−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]プロパン酸(67.3mg,収率80%)を得た。融点119〜120℃。
実施例299
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(240mg)、トリブチルホスフィン(638μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(646mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(20ml)、テトラヒドロフラン(20ml)およびエタノール(20ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(20ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[3−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(441mg,収率76%)を得た。融点122〜123℃。
【0411】
実施例300
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(3−エトキシ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(424mg)、トリブチルホスフィン(638μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(646mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:7,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[3−エトキシ−2−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(455mg,収率72%)を得た。融点141〜142℃。
実施例301
3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(3−エトキシ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(420mg)、トリブチルホスフィン(633μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(641mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:7,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[3−エトキシ−2−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(415mg,収率66%)を得た。融点114〜115℃。
実施例302
3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(206mg)、トリブチルホスフィン(563μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(570mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:7,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(20ml)、テトラヒドロフラン(20ml)およびエタノール(20ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(20ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[2−(3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(345mg,収率63%)を得た。融点127〜128℃。
【0412】
実施例303
3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(211mg)、トリブチルホスフィン(563μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(570mg)を室温で加えた後、3日間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(20ml)、テトラヒドロフラン(20ml)およびエタノール(20ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(20ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[3−(3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(457mg,収率82%)を得た。融点157〜158℃。
実施例304
3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)酢酸エチル(261mg)、トリブチルホスフィン(563μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(570mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:7,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(20ml)、テトラヒドロフラン(20ml)およびエタノール(20ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(20ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[3−(3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−4−メトキシフェニル]酢酸(268mg,収率46%)を得た。融点117〜118℃。
実施例305
3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(170mg)、(1−エチル−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(100mg)、トリブチルホスフィン(272μL)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(275mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(15ml)、テトラヒドロフラン(15ml)およびエタノール(15ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(15ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[1−エチル−3−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(117mg,収率46%)を得た。融点105〜106℃。
【0413】
実施例306
3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、(3−エトキシ−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(466mg)、トリブチルホスフィン(703μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(712mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:12,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[2−(3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−エトキシフェニル]酢酸(537mg,収率72%)を得た。融点156〜157℃。
実施例307
3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(243mg)、トリブチルホスフィン(563μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(570mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:12,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[2−(3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸(427mg,収率73%)を得た。融点140〜141℃。
実施例308
(2−[3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]フェニル)酢酸メチル(230mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(20ml)、テトラヒドロフラン(20ml)およびエタノール(20ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(20ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として(2−[3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]フェニル)酢酸(182mg,収率82%)を得た。融点141〜142℃。
【0414】
実施例309
(2−[3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]フェニル)酢酸メチル(240mg)、5%パラジウム−炭素(100mg)およびエタノール(50ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で2日間かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から、無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(20ml)、テトラヒドロフラン(20ml)およびエタノール(20ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(20ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として(2−{3−[3−イソプロピル−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}フェニル)酢酸(92.4mg,収率43%)を得た。融点140〜142℃。
実施例310
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(354mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸メチル(246mg)、トリブチルホスフィン(563μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(570mg)を室温で加えた後、一晩かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として3−[3−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸(307mg,収率58%)を得た。融点124〜125℃。
実施例311
(2−[3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(260mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(20ml)、テトラヒドロフラン(20ml)およびエタノール(20ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(20ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として(2−[3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−メトキシフェニル)酢酸(214mg,収率85%)を得た。融点148〜149℃。
【0415】
実施例312
(2−{3−[1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(290mg)、5%パラジウム−炭素(300mg)およびエタノール(50ml)の混合物を水素雰囲気下、室温で終夜かき混ぜた。パラジウム−炭素をろ過により除去した後、母液を濃縮した。得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(20ml)、テトラヒドロフラン(20ml)およびエタノール(20ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(20ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色油状物をジイソプロピルエーテル−ヘキサンから結晶化し、無色結晶として(2−{3−[3−イソプロピル−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸(82.0mg,収率32%)を得た。融点102〜104℃。
実施例313
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(170mg)、(1−エチル−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(100mg)、トリブチルホスフィン(272μL)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(275mg)を室温で加えた後、一晩かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から淡黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(20ml)、テトラヒドロフラン(20ml)およびエタノール(20ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(20ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:2、容積比)抽出部から白色固体を得た。得られた固体をジイソプロプルエーテル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[1−エチル−3−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(105mg,収率42%)を得た。融点99−100℃。
実施例314
3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、3−(3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)プロパン酸メチル(278mg)、トリブチルホスフィン(638μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(646mg)を室温で加えた後、一晩かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:7,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として3−[1−メチル−3−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]プロパン酸(436mg,収率73%)を得た。融点103−104℃。
【0416】
実施例315
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(313mg)、(2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)酢酸メチル(541mg)、トリブチルホスフィン(748μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(757mg)を室温で加えた後、50℃に加熱し、その温度で1時間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:19,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(7:13、容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[2−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メチルフェニル]酢酸(135mg,収率29%)を得た。融点159〜160℃。
実施例316
3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、(2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)酢酸メチル(305mg)、トリブチルホスフィン(703μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(712mg)を室温で加えた後、50℃に加熱し、その温度で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から淡黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:7、容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[2−(3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メチルフェニル]酢酸(193mg,収率27%)を得た。融点184〜185℃。
実施例317
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(329mg)、(1−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸エチル(250mg)、トリブチルホスフィン(523μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(530mg)を室温で加えた後、50℃に加熱し、その温度で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1、容積比)溶出部から黄色油状物を得た。得られた油状物を酢酸エチル−ヘキサンから結晶化し、無色結晶として[1−シクロヘキシル−3−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(145mg,収率27%)を得た。融点116〜117℃。
【0417】
実施例318
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(450mg)、(5−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸エチル(292mg)、トリブチルホスフィン(716μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(727mg)を室温で加えた後、50℃に加熱し、その温度で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:7,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[5−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(246mg,収率38%)を得た。融点146〜148℃。
実施例319
3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、(2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)酢酸メチル(344mg)、トリブチルホスフィン(792μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(802mg)を室温で加えた後、50℃に加熱し、その温度で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から淡黄色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[3−メチル−2−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(268mg,収率37%)を得た。融点134〜135℃。
実施例320
3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(1−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸エチル(336mg)、トリブチルホスフィン(638μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(646mg)を室温で加えた後、50℃に加熱し、その温度で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1、容積比)溶出部から淡黄色固体を得た。得られた固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[1−シクロヘキシル−3−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(453mg,収率68%)を得た。融点127〜128℃。
【0418】
実施例321
3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(450mg)、(5−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸エチル(291mg)、トリブチルホスフィン(718μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(727mg)を室温で加えた後、50℃に加熱し、その温度で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:7,容積比)溶出部から淡黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[1−メチル−5−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(274mg,収率42%)を得た。融点136〜138℃。
実施例322
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、(1−エチル−5−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸エチル(381mg)、トリブチルホスフィン(797μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(807mg)を室温で加えた後、50℃に加熱し、その温度で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から淡黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[1−エチル−5−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(187mg,収率25%)を得た。融点120〜121℃。
実施例323
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、3−(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)プロパン酸エチル(395mg)、トリブチルホスフィン(797μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(807mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として3−[2−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]プロパン酸(429mg,収率55%)を得た。融点112〜113℃。
【0419】
実施例324
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)プロパン酸エチル(395mg)、トリブチルホスフィン(797μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(807mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として3−[3−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−4−メトキシフェニル]プロパン酸(447mg,収率57%)を得た。融点93〜94℃。
実施例325
3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、(5−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸エチル(286mg)、トリブチルホスフィン(703μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(712mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:7,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた淡黄色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[5−(3−{3−シクロヘキシル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(538mg,収率78%)を得た。融点137〜138℃。
実施例326
3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、(1−エチル−5−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸エチル(349mg)、トリブチルホスフィン(797μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(807mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で終夜かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた淡黄色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[1−エチル−5−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(431mg,収率58%)を得た。融点125〜126℃。
【0420】
実施例327
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(5−ヒドロキシ−4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸エチル(240mg)、トリブチルホスフィン(550mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(690mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、メタノール−酢酸エチル(1:19,容積比)溶出部から褐色固体を得た。得られた固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[5−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル]酢酸(222mg,収率37%)を得た。融点123〜124℃。
実施例328
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、(4−エチル−5−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸エチル(349mg)、トリブチルホスフィン(797μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(807mg)を室温で加えた後、50℃に加熱して、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で30分間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[4−エチル−5−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−1−イル]酢酸(635mg,収率85%)を得た。融点111〜112℃。
実施例329
3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(5−ヒドロキシ−4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸エチル(240mg)、トリブチルホスフィン(550mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(690mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[4−メチル−5−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−1−イル]酢酸(433mg,収率75%)を得た。融点145〜146℃。
【0421】
実施例330
3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、(4−エチル−5−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸エチル(318mg)、トリブチルホスフィン(728μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(737mg)を室温で加えた後、50℃に加熱して、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で30分間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色油状物を酢酸エチル−ヘキサンから結晶化し、無色結晶として[4−エチル−5−(3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−1−イル]酢酸(389mg,収率54%)を得た。融点124〜125℃。
実施例331
3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(4−エチル−5−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸エチル(279mg)、トリブチルホスフィン(638μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(646mg)を室温で加えた後、50℃に加熱して、8時間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[4−エチル−5−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−1−イル]酢酸(420mg,収率71%)を得た。融点135〜136℃。
実施例332
1−{6−[4−(3−ヒドロキシプロピル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−1−イル]−3−ピリジニル}エタノン(320mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(239mg)、トリブチルホスフィン(553μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(560mg)を室温で加えた後、3時間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として(2−{3−[1−(5−アセチル−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸(299mg,収率60%)を得た。融点148〜149℃。
【0422】
実施例333
3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、(1−エチル−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(297mg)、トリブチルホスフィン(728μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(737mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3,容積比)溶出部から、アモルファスとして[1−エチル−3−(3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(520mg,収率72%)を得た。
H−NMR (CDCl)δ: 0.85 (6H, t, J = 7.2 Hz), 1.40 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.60 − 1.83 (4H, m), 2.01 − 2.13 (2H, m), 2.52 − 2.67 (3H, m), 3.44 (2H, s), 3.96 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.21 − 4.28 (2H, m), 7.20 (1H, s), 7.90 − 7.96 (1H, m), 8.02 (1H, d, J = 8.4 Hz), 8.31 (1H, s), 8.56 − 8.60 (1H, m)。
実施例334
3−{3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、(1−エチル−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(310mg)、トリブチルホスフィン(762μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(772mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から白色固体を得た。得られた固体、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[3−(3−{3−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(403mg,収率55%)を得た。融点109〜110℃。
実施例335
3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、(1−エチル−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−4−イル)酢酸メチル(322mg)、トリブチルホスフィン(792μL)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(802mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色結晶として[3−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸(398mg,収率54%)を得た。融点108〜109℃。
【0423】
実施例336
3−[1−(3,5−ジクロロ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(500mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(315mg)、トリブチルホスフィン(645mg)およびテトラヒドロフラン(60ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(805mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物にイソプロピルエーテル(20ml)を加え、不溶物をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(3ml)、テトラヒドロフラン(6ml)およびメタノール(6ml)の混合物を50℃で2時間かき混ぜた後、水に注ぎ込み、2規定塩酸(3ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(2−[3−[1−(3,5−ジクロロ−2−ピリジル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−メトキシフェニル)酢酸(550mg,収率72%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点105〜106℃。
実施例337
6−[4−(3−ヒドロキシプロピル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−1−イル]ピリダジン−3−カルボニトリル(500mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(430mg)、トリブチルホスフィン(740mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(930mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、2規定塩酸(3ml)および1,4−ジオキサン(6ml)の混合物を加熱還流下6時間かき混ぜた後、水(20ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、(2−{3−[1−(6−シアノピリダジン−3−イル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸(300mg,収率37%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点132〜133℃。
実施例338
2−[4−(3−ヒドロキシプロピル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−1−イル]ピリミジン−5−カルボニトリル(330mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(280mg)、トリブチルホスフィン(490mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(930mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、2規定塩酸(3ml)および1,4−ジオキサン(6ml)の混合物を加熱還流下6時間かき混ぜた後、水(20ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:1,容積比)溶出部から、(2−{3−[1−(5−シアノピリミジン−2−イル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸(140mg,収率28%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点167〜168℃。
【0424】
実施例339
3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(700mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(480mg)、トリブチルホスフィン(820mg)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(1.03g)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(4ml)、テトラヒドロフラン(6ml)およびメタノール(6ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(4ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸(760mg,収率76%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点81〜82℃。
実施例340
3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(700mg)、(2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)酢酸メチル(440mg)、トリブチルホスフィン(820mg)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(1.03g)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(4ml)、テトラヒドロフラン(6ml)およびメタノール(6ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(4ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メチルフェニル]酢酸(730mg,収率73%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点76〜77℃。
実施例341
3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(280mg)、(3−エチル−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(180mg)、トリブチルホスフィン(330mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(410mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−エチル−2−(3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェニル]酢酸(250mg,収率60%)を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点93〜94℃。
【0425】
実施例342
3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパノール(550mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(350mg)、トリブチルホスフィン(710mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(930mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、2規定塩酸(3ml)および1,4−ジオキサン(6ml)の混合物を加熱還流下6時間かき混ぜた後、水(20ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、[2−(3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸(180mg,収率22%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点163〜164℃。
実施例343
3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロパノール(610mg)、(2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)酢酸メチル(360mg)、トリブチルホスフィン(720mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(900mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、2規定塩酸(3ml)および1,4−ジオキサン(6ml)の混合物を加熱還流下6時間かき混ぜた後、水(20ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、[2−(3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メチルフェニル]酢酸(260mg,収率30%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点110〜111℃。
実施例344
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(270mg)、トリブチルホスフィン(510mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(630mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸(131mg,収率22%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点114〜115℃。
【0426】
実施例345
3−{3−tert−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(330mg)、トリブチルホスフィン(762μl)およびテトラヒドロフラン(75ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(772mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、淡黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色油状物をヘキサンから結晶化し、[2−(3−{3−tert−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸(511mg、収率68%)を無色結晶として得た。融点94〜95℃。
実施例346
3−{3−tert−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(380mg)、(2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)酢酸メチル(230mg)、トリブチルホスフィン(578μl)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(585mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた淡黄色油状物をヘキサンから結晶化し、[2−(3−{3−tert−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メチルフェニル]酢酸(236mg、収率43%)を無色結晶として得た。融点86〜87℃。
実施例347
3−{3−tert−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、(3−エチル−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(326mg)、トリブチルホスフィン(762μl)およびテトラヒドロフラン(75ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(772mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で3時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた淡黄色油状物をヘキサンから結晶化し、[2−(3−{3−tert−ブチル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−エチルフェニル]酢酸(370mg,収率49%)を無色結晶として得た。融点98〜99℃。
【0427】
実施例348
3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(330mg)、(3−ヒドロキシ−2−メチル−4−ピリジニル)酢酸メチル(175mg)、トリブチルホスフィン(538μl)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(488mg)を室温で加えた後、50℃で2時間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から、黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(15ml)、テトラヒドロフラン(15ml)およびエタノール(15ml)の混合物を室温で30分間かき混ぜた後、1規定塩酸(15ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、メタノール−酢酸エチル(1:3,容積比)溶出部から、黄色油状物を得た。得られた黄色油状物をヘキサンから結晶化し、[3−(3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−2−メチル−4−ピリジニル]酢酸(53.0mg,収率11%)を淡黄色結晶として得た。融点78〜79℃。
実施例349
2−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−エタノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(315mg)、トリブチルホスフィン(540mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(670mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(2−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}エトキシ−3−メトキシフェニル)酢酸(535mg,収率86%)を無色結晶として得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶した。融点165〜166℃。
実施例350
3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(230mg)、トリブチルホスフィン(490mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(610mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、(2−{3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(520mg,収率86%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 0.87 (6H, t, J=7.6 Hz), 1.69−1.79 (4H, m),2.02−2.09 (2H, m), 2.57−2.67 (3H, m), 3.68 (3H, s), 3.69 (2H, s), 3.85 (3H, s), 4.06 (2H, t, J=6.4 Hz), 6.82−6.87 (2H, m), 7.01 (1H, t, J=8.0 Hz), 7.83−7.84 (2H, m), 8.25 (1H, s), 8.38−8.39 (1H, m)。
【0428】
実施例351
(2−{3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(500mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(7ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(7ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(7ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(2−{3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸(430mg,収率88%)を得た。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶した。融点94〜95℃。
実施例352
3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、(2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)酢酸メチル(210mg)、トリブチルホスフィン(490mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(610mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、(2−{3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メチルフェニル)酢酸メチル(380mg,収率65%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 0.87(6H, t, J=7.2 Hz), 1.68−1.78 (4H,m), 2.07−2.13 (2H, m), 2.30 (3H, s), 2.57−2.70 (3H, m), 3.68 (2H, s), 3.68 (3H, s), 3.87 (2H,t,J=6.4 Hz), 6.99 (1H, t, J=7.6 Hz), 7.09−7.11 (2H, m), 7.84 (2H, m), 8.24 (1H, s), 8.38−8.39 (1H, m)。
実施例353
(2−{3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メチルフェニル)酢酸メチル(360mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(7ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(7ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(7ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(2−{3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メチルフェニル)酢酸(310mg,収率89%)を得た。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶した。融点120〜121℃。
【0429】
実施例354
3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(400mg)、(3−エチル−2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(230mg)、トリブチルホスフィン(490mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(610mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、(2−{3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−エチルフェニル)酢酸メチル(280mg,収率47%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 0.88 (6H, t, J=7.6 Hz), 1.23 (3H, t, J=7.6 Hz), 1.69−1.79 (4H, m), 2.08−2.15 (2H, m), 2.58−2.70 (5H, m), 3.68 (2H, s), 3.68 (3H, s), 3.86 (2H,t, J=6.4Hz), 7.04 (1H, t, J=7.6 Hz), 7.11 (1H, dd, J=7.6, 2.0 Hz), 7.15 (1H, dd, J=7.6, 2.0 Hz), 7.84 (2H, m), 8.24 (1H, s), 8.39 (1H, m)。
実施例355
(2−{3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−エチルフェニル)酢酸メチル(220mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、(2−{3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−エチルフェニル)酢酸(180mg,収率84%)を得た。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶した。融点123℃。
実施例356
3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(410mg)、(2−ヒドロキシ−3−イソプロピルフェニル)酢酸メチル(280mg)、トリブチルホスフィン(560mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(700mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、[3−イソプロピル−2−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(430mg,収率66%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.22 (6H, d, J=6.8 Hz), 1.36 (6H, d, J=7.2 Hz), 2.12−2.18 (2H, m), 2.74 (2H, t, J=8.0 Hz), 3.04−3.10 (1H, m), 3.25−3.31 (1H, m), 3.69 (2H, s), 3.69 (3H, s), 3.86 (2H, t, J=6.4 Hz), 7.06−7.11 (2H,m), 7.19−7.21 (1H, m), 7.95 (1H, dd, J=8.8, 2.4 Hz), 8.04 (1H, d, J=8.8 Hz), 8.33 (1H, s), 8.60−8.61 (1H, m)。
【0430】
実施例357
[3−イソプロピル−2−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(420mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−イソプロピル−2−(3−[3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(310mg,収率76%)を得た。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶した。融点108〜109℃。
実施例358
3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(410mg)、(2−ヒドロキシ−3−イソプロピルフェニル)酢酸メチル(280mg)、トリブチルホスフィン(560mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(700mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、[3−イソプロピル−2−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(430mg,収率66%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.04 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.21 (6H, d, J=7.2 Hz), 1.73−1.81 (2H, m), 2.11−2.17 (2H, m), 2.66 (2H, t, J=8.0 Hz), 2.71 (2H, t, J=8.0 Hz), 3.25−3.31 (1H, m), 3.68 (2H, s), 3.68 (3H, s), 3.85 (2H, t, J=6.4 Hz), 7.06−7.11 (2H, m), 7.20 (1H, dd, J=7.0, 2.4 Hz), 7.96 (1H, dd, J=8.4, 2.4 Hz), 8.02 (1H, d, J=8.4 Hz), 8.34 (1H, s), 8.61 (1H, m)。
実施例359
[3−イソプロピル−2−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸メチル(420mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(5ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[3−イソプロピル−2−(3−[3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸(350mg,収率86%)を得た。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶した。融点102〜103℃。
【0431】
実施例360
3−[3−イソプロピル−1−[3−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(300mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(190mg)、トリブチルホスフィン(410mg)およびテトラヒドロフラン(20ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(520mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、[2−(3−[3−イソプロピル−1−[3−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸メチル(440mg,収率94%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.33 (6H, d, J=6.8 Hz), 2.05−2.12 (2H, m), 2.68−2.72 (2H, m), 3.01−3.08 (1H, m), 3.67 (3H, s), 3.69 (2H, s), 3.83 (3H, s), 4.07 (2H, t, J=6.4 Hz), 6.82−6.86 (2H, m), 6.98−7.02 (1H, m), 7.31 (1H, dd, J=8.0, 4.8 Hz), 8.01 (1H, s), 8.14 (1H, dd, J=8.0, 1.6 Hz), 8.59 (1H, dd, J=4.8, 1.6 Hz)。
実施例361
[2−(3−[3−イソプロピル−1−[3−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸メチル(420mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(6ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(6ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(6ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−[3−イソプロピル−1−[3−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸(370mg,収率91%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.29 (6H, d, J=6.8 Hz), 2.15−2.22 (2H, m), 2.65 (2H, t, J=7.2 Hz), 2.96−3.03 (1H, m), 3.70 (2H, s), 3.83 (3H, s), 4.05−4.09 (2H, m), 6.82−6.86 (2H, m), 7.00 (1H, t, J=8.0 Hz), 7.36 (1H, dd, J=7.6, 4.8 Hz), 8.07 (1H, s), 8.18 (1H, dd, J=7.6, 1.6 Hz), 8.57 (1H, dd, J=4.8, 1.6 Hz)。
実施例362
3−[3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(300mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(190mg)、トリブチルホスフィン(410mg)およびテトラヒドロフラン(20ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(520mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、[2−(3−[3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸メチル(400mg,収率85%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.35 (6H, d, J=6.8 Hz), 2.05−2.12 (2H, m), 2.68−2.72 (2H, m), 3.03−3.10 (1H, m), 3.67 (3H, s), 3.69 (2H, s), 3.85 (3H, s), 4.07 (2H, t, J=6.4 Hz), 6.83−6.86 (2H, m), 6.99−7.03 (1H, m), 7.28 (1H, d, J=5.2 Hz), 8.16 (1H, s), 8.31 (1H, s), 8.50 (1H, d, J=5.2 Hz)。
【0432】
実施例363
[2−(3−[3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸メチル(310mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(6ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(6ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(6ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−[3−イソプロピル−1−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸(260mg,収率86%)を得た。融点127〜128℃。
実施例364
3−[3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(300mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(190mg)、トリブチルホスフィン(410mg)およびテトラヒドロフラン(20ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(520mg)を室温で加えた後、65℃で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、イソプロピルエーテルを加え不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、[2−(3−[3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸メチル(390mg,収率83%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.34 (6H, d, J=6.8 Hz), 2.05−2.12 (2H, m), 2.68−2.72 (2H, m), 3.03−3.09 (1H,m), 3.68 (3H, s), 3.69 (2H, s), 3.86 (3H, s), 4.07 (2H, t, J=6.4 Hz), 6.83−6.87 (2H, m), 6.99−7.03 (1H, m), 7.44 (1H, d, J=7.6 Hz), 7.88−7.92 (1H, m), 8.13 (1H, d, J=8.4 Hz), 8.35 (1H, s)。
実施例365
[2−(3−[3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸メチル(360mg)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(6ml)、テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(6ml)の混合物を室温で4時間かき混ぜた後、1規定塩酸(6ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた無色結晶をろ取し、[2−(3−[3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸(290mg,収率83%)を得た。融点95〜97℃。
【0433】
実施例366
3−{3−tert−ブチル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(300mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(215mg)、トリブチルホスフィン(454μL)およびテトラヒドロフラン(60ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(460mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:10,容積比)溶出部から、淡黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(6ml)、テトラヒドロフラン(6ml)およびメタノール(6ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、1規定塩酸(6ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部を濃縮後、酢酸エチル−ヘキサンから結晶化し、[2−(3−{3−tert−ブチル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸(261mg、収率58%)を無色結晶として得た。融点131〜132℃。
実施例367
3−{3−tert−ブチル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(350mg)、(2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)酢酸メチル(202mg)、トリブチルホスフィン(558μL)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(565mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:10,容積比)溶出部から、黄色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(6ml)、テトラヒドロフラン(6ml)およびメタノール(6ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、1規定塩酸(6ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部を濃縮後、酢酸エチル−ヘキサンから結晶化し、[2−(3−{3−tert−ブチル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メチルフェニル]酢酸(219mg、収率43%)を無色結晶として得た。融点96〜97℃。
実施例368
3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−tert−ブチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(200mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(120mg)、トリブチルホスフィン(240mg)およびテトラヒドロフラン(40ml)の混合物に、1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(300mg)を室温で加えた後、3時間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、析出した結晶をジエチルエーテルを用いてろ別し、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から、油状物(244mg)を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(3ml)およびメタノール(3ml)の混合物を50℃〜60℃で1時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、2規定塩酸で酸性にした後、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、(2−[3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−tert−ブチル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−メトキシフェニル)酢酸(210mg、収率71%)を無色油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.37 (9H, s), 2.1−2.35 (2H, m),2.78 (2H, d, J=7.2 Hz), 3.73 (2H, s), 3.84 (3H, s), 4.12 (2H, t, J=7.2 Hz), 6.8−7.05 (3H, m), 7.86 (2H, d, J=1.4 Hz), 8.33 (1H, br s), 8.36 (1H, t, J=1.4 Hz)。
【0434】
実施例369
3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−tert−ブチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(250mg)、(2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)酢酸メチル(200mg)、トリブチルホスフィン(450mg)およびテトラヒドロフラン(30ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(560mg)を室温で加えた後、100℃で6時間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、析出した結晶をジエチルエーテルを用いてろ別し、ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5,容積比)溶出部から、油状物(250mg)を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(2ml)およびメタノール(2ml)の混合物を50℃〜60℃で1時間かき混ぜた。反応混合物を水に注ぎ、2規定塩酸で酸性にした後、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2,容積比)溶出部から、(2−[3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−tert−ブチル−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−メチルフェニル)酢酸(190mg、収率53%)を結晶として得た。ジエチルエーテル−へキサンから再結晶した。融点62〜63℃。
実施例370
3−[3−tert−ブチル−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(240mg)、(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)酢酸メチル(190mg)、トリブチルホスフィン(320mg)およびテトラヒドロフラン(60ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(400mg)を室温で加えた後、15時間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から、無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(2ml)およびエタノール(2ml)の混合物を50℃で30分間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)、水を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1,容積比)溶出部から、(2−(3−[3−tert−ブチル−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−3−メトキシフェニル)酢酸(230mg、収率61%)を無色結晶として得た。ヘキサン−ジエチルエーテルから再結晶し、無色プリズム晶を得た。融点87〜88℃。
実施例371
3−[3−tert−ブチル−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−プロパノール(240mg)、(2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)酢酸メチル(180mg)、トリブチルホスフィン(640mg)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(800mg)を室温で加えた後、4時間加熱還流した。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(0:100から5:95,容積比)溶出部から、無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)、テトラヒドロフラン(2ml)およびエタノール(2ml)の混合物を50℃で30分間かき混ぜた後、1規定塩酸(2ml)、水を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮して(2−[3−[3−tert−ブチル−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−メチルフェニル)酢酸(150mg、収率42%)を無色結晶として得た。ヘキサン−ジエチルエーテルから再結晶し、無色プリズム晶を得た。融点112〜113℃。
【0435】
実施例372
[3−メチル−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(2.30g)、3−(4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸エチル(2.58g)、トリブチルホスフィン(4.93g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(6.16g)を室温で加えた後、室温で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(10:90,容積比)溶出部から、無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(15ml)、テトラヒドロフラン(15ml)およびエタノール(15ml)の混合物を室温で2時間かき混ぜた後、1規定塩酸(15ml)、水を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮して、3−[4−[3−メチル−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]フェニル]プロピオン酸(3.05g、収率74%)を無色結晶として得た。エタノール−水から再結晶した。融点129〜130℃。
実施例373
[3−メチル−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]メタノール(3.14g)、(4−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(3.00g)、トリブチルホスフィン(6.71g)およびテトラヒドロフラン(100ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(8.36g)を室温で加えた後、室温で終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(10:90,容積比)溶出部から、無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(20ml)、テトラヒドロフラン(20ml)およびエタノール(20ml)の混合物を室温で2時間かき混ぜた後、1規定塩酸(20ml)、水を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮して、[4−[3−メチル−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イルメトキシ]フェニル]酢酸(3.15g、収率59%)を無色結晶として得た。エタノール−水から再結晶した。融点161〜162℃。
実施例374
3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、2−(3−ヒドロキシ−4−メチルフェノキシ)−2−メチルプロパン酸エチル(455mg)、トリブチルホスフィン(792μL)およびテトラヒドロフラン(60ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(802mg)を室温で加えた後、3時間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で3時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:7,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.20ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、濃縮した。残留物および水(50ml)の混合物に僅かな水に溶かした塩化カルシウム(127mg)を加え、室温で3時間かき混ぜた。生じた白色析出物をろ過により集め、2−[3−(3−{3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−4−メチルフェノキシ]−2−メチルプロパン酸カルシウム(521mg,収率62%)をアモルファスとして得た。
H−NMR (DMSO−d)δ: 1.34 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.38 (6H, s), 1.92−2.09 (2H, m), 2.04 (3H, s), 2.46−2.61 (2H, m), 3.85−3.97 (2H, m), 4.31 (2H, q, J=7.0 Hz), 6.31−6.39 (1H, m), 6.41−6.47 (1H, m), 6.85 (1H, d, J=8.0 Hz), 7.81 (1H, d, J=8.8 Hz), 8.22−8.30 (1H, m), 8.34 (1H, s), 8.70−8.76 (1H, m)。
【0436】
実施例375
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、2−(3−ヒドロキシ−4−メチルフェノキシ)−2−メチルプロパン酸エチル(458mg)、トリブチルホスフィン(797μL)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(807mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で3時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。残留物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.50ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で1時間かき混ぜた後、濃縮した。残留物および水(50ml)の混合物に僅かな水に溶かした塩化カルシウム(158mg)加え、室温で1時間かき混ぜた。生じた白色析出物をろ過により集め、2−[3−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−4−メチルフェノキシ]−2−メチルプロパン酸カルシウム(647mg,収率77%)をアモルファスとして得た。
H−NMR (DMSO−d)δ: 1.26 (6H, d, J=6.8 Hz), 1.39 (6H, s), 1.92−2.12 (2H, m), 2.05 (3H, s), 2.56−2.72 (2H, m), 2.92−3.10 (1H, m), 3.87−4.02 (2H, m), 6.32−6.41 (1H, m), 6.43−6.49 (1H, m), 6.85 (1H, d, J=8.4 Hz), 7.98 (1H, d, J=8.8 Hz), 8.29 (1H, dd, J=2.2, 8.8 Hz), 8.39 (1H, s), 8.74−8.82 (1H, m)。
実施例376
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、2−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパン酸エチル(488mg)、トリブチルホスフィン(797μL)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(807mg)を室温で加えた後、終夜かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:9,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた淡黄色固体をジイソプロピルエーテル−ヘキサンから再結晶し、2−[3−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−4−メトキシフェノキシ]−2−メチルプロパン酸(610mg,収率73%)を無色結晶として得た。融点106〜107℃。
実施例377
3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1−プロパノール(500mg)、2−(4−エチル−3−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロパン酸エチル(484mg)、トリブチルホスフィン(797μL)およびテトラヒドロフラン(50ml)の混合物に1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン(807mg)を室温で加えた後、1.5日間かき混ぜた。反応溶液を濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:37,容積比)溶出部から無色油状物を得た。得られた油状物、1規定水酸化ナトリウム水溶液(25ml)、テトラヒドロフラン(25ml)およびエタノール(25ml)の混合物を室温で5時間かき混ぜた後、1規定塩酸(25ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は、飽和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO)後、濃縮した。得られた白色固体をジイソプロピルエーテル−ヘキサンから再結晶し、2−[4−エチル−3−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)フェノキシ]−2−メチルプロパン酸(565mg,収率68%)を無色結晶として得た。融点115〜116℃。
【0437】
実施例378
2−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシベンズアルデヒド(0.4g)、テトラヒドロフラン(4ml)、メチルメチルチオメチルスルホキシド(0.14ml)および水酸化ナトリウム(0.04g)の混合物を還流下、約5時間反応した。室温まで冷却し、水を加え、酢酸エチルで抽出した。水層はさらに酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ、水で2回洗浄した。有機層を濃縮した。残留物、エタノール(8ml)および濃塩酸(0.74ml)の混合物を80℃で約14時間かき混ぜた。室温まで冷却し、1規定水酸化ナトリウム水溶液(10.7ml)およびエタノール(20ml)を加え、約70℃で約1時間かき混ぜた。室温まで冷却し、水(10ml)およびトルエン(10ml)を加えた。有機層に1規定水酸化ナトリウム水溶液(10ml)を加え、分液した。水層を合わせ、濃塩酸を滴下し、pH2.0に調整し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水で2回洗浄し、ヘプタン(2ml)を加え、室温下約0.5時間かき混ぜた。析出した結晶をろ取し、ヘプタンで洗浄し、[2−(3−{3−イソプロピル−1−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸(0.30g、収率70.3%)を微黄白色の結晶として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 1.32 (6H, d, J=6.9 Hz), 2.1−2.2 (2H, m), 2.6−2.7 (2H, m), 3.0−3.1 (1H, m), 3.71 (2H, s), 3.84 (3H, s), 4.0−4.2 (2H, m), 6.8−7.1 (3H, m), 7.90 (1H, dd, J=8.7, 2.2 Hz), 8.04 (1H, d, J=8.7 Hz), 8.36 (1H, s), 8.5−8.6 (1H, m)。
実施例379
2−(3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシベンズアルデヒド(585mg)、テトラヒドロフラン(5.85ml)、メチルメチルチオメチルスルホキシド(0.193ml)および水酸化ナトリウム(0.049g)の混合物を還流下、約5時間かき混ぜた。室温まで冷却し、水を加え酢酸エチルで抽出した。水層はさらに酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ、水洗後、有機層を濃縮した。残留物、エタノール(10.5ml)および4規定塩酸−酢酸エチル(3.05ml)の混合物を約80℃で約1時間かき混ぜた。室温まで冷却し、飽和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層は、水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮して、[2−(3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸エチル(537mg、収率82%)を油状物として得た。
H−NMR (CDCl)δ: 0.8−0.9 (6H, m), 1.2−1.3 (3H, m), 1.6−1.8 (4H, m), 2.0−2.1 (2H, m), 2.6−2.7 (3H, m), 3.68 (2H, s), 3.85 (3H, s), 4.0−4.2 (2H, m), 6.8−6.9 (2H, m), 7.0−7.1 (1H, m), 7.94 (1H, dd, J=8.7, 2.2 Hz), 8.04 (1H, d, J=8.7 Hz), 8.33 (1H, s), 8.6−8.7 (1H, m)。
【0438】
Figure 2004277397
1)、2)、3)および4)を混合して、ゼラチンカプセルに充填する。
Figure 2004277397
1)、2)、3)の全量および30gの4)を水で練合し、真空乾燥後、整粒を行う。この整粒末に14gの4)および1gの5)を混合し、打錠機により打錠する。このようにして、1錠あたり実施例1の化合物30mgを含有する錠剤1000錠を得る。
【0439】
【発明の効果】
本発明化合物は、血糖低下作用、血中脂質低下作用、血中インスリン低下作用、インスリン抵抗性改善作用、インスリン感受性増強作用およびレチノイド関連受容体機能調節活性に優れ、例えば糖尿病(例、1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病等)の予防・治療剤;高脂血症(例、高トリグリセリド血症、高コレステロール血症、低HDL血症、食後高脂血症等)の予防・治療剤;インスリン抵抗性改善剤;インスリン感受性増強剤;耐糖能不全[IGT(Impaired Glucose Tolerance)]の予防・治療剤;および耐糖能不全から糖尿病への移行抑制剤として用いることができる。
【0440】
【配列表】
Figure 2004277397
Figure 2004277397
Figure 2004277397
Figure 2004277397
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a 1,2-azole derivative having an excellent blood glucose lowering action and blood lipid lowering action, and being useful as a prophylactic / therapeutic agent for diabetes, hyperlipidemia, arteriosclerosis, glucose intolerance and the like.
[0002]
[Prior art]
Peroxisome proliferator-activated receptor gamma (PPARγ) is a member of the nuclear hormone receptor superfamily represented by steroid hormone receptors and thyroid hormone receptors, and its expression is induced very early in adipocyte differentiation. It plays an important role in adipocyte differentiation as a master regulator. PPARγ forms a dimer with a retinoid X receptor (RXR) by binding to a ligand, and directly controls (activates) transcription efficiency by binding to a responsive site of a target gene in the nucleus. In recent years, prostaglandin D 2 15-deoxy- △ which is a metabolite of 12.14 Prostaglandin J 2 Is suggested to be an endogenous ligand of PPARγ, and a kind of insulin sensitivity enhancer represented by a thiazolidinedione derivative has a ligand activity of PPARγ, and its strength and hypoglycemic action or adipocyte differentiation promoting action. Were found to be parallel (for example, see Non-Patent Documents 1 to 3). Furthermore, recently, 1) PPARγ is expressed in cultured cells derived from human liposarcoma, and its growth is stopped by the addition of a PPARγ ligand (for example, see Non-patent Document 4). 2) Indomethacin, represented by fenoprofen That non-steroidal anti-inflammatory drugs have PPARγ ligand activity (for example, see Non-Patent Document 5) 3) High expression of PPARγ in activated macrophages, and the addition of the ligand inhibits transcription of genes involved in inflammation (For example, see Non-Patent Document 6) and 4) PPARγ ligand suppresses the production of inflammatory cytokines (TNFα, IL-1β, IL-6) by monocytes (for example, see Non-Patent Document 7). 5) In PPARγ hetero-deficient mice, adipocyte hypertrophy, fat accumulation, and insulin resistance expression are suppressed. 6) PPARγ ligand inhibits the differentiation of 10T1 / 2 cells into adipocytes by a PPARγ agonist (for example, see Non-Patent Document 9). 7) PPARγ ligand Inhibition of differentiation of 3T3-L1 cells into adipocytes by a PPARγ agonist has been found (for example, see Non-Patent Document 10).
[0003]
Peroxisome proliferator-activated receptor delta (PPARδ) is a member of the nuclear receptor PPAR family and forms a dimer with the retinoid X receptor (RXR) by ligand-binding similarly to other PPAR families, It directly regulates transcription efficiency by binding to a responsive site upstream of the target gene in the nucleus. PPARδ ligands include long-chain fatty acids and carbaprostacyclin, but no target gene specific to PPARδ has been identified. Although PPARδ is ubiquitously expressed, the expression is particularly strong in the intestine, kidney and heart. In addition, for PPARδ, exhibiting the action of promoting the differentiation of mouse preadipocytes (for example, see Non-Patent Documents 11 to 13); showing the action of promoting the expression of UCP-2 and UCP-3 in rat and human skeletal muscle cells ( See, for example, Non-Patent Documents 14 and 15); show an activity of promoting oligodendrocyte differentiation (see, for example, Non-Patent Documents 16 and 17); show an HDL-C increasing effect in db / db mice (eg, HDL-C increase, LDL-C, VLDL and TG lowering effects in obese rhesus monkeys; ApoA1-mediated cholesterol export promoting effect of human monocyte THP-1 cells (for example, , Non-Patent Document 19). Furthermore, PPARδ is effective for colorectal cancer (see, for example, Non-Patent Documents 20 and 21), implantation during pregnancy (for example, see Non-Patent Document 22), and bone resorbing action in osteoclasts (for example, see Non-Patent Document 23) It is reported to be associated with apoptosis in inflammation (for example, see Non-Patent Document 24) and regulation of type 2 acyl CoA synthase in the brain (for example, see Non-Patent Document 25).
[0004]
The following compounds are known as PPAR ligands.
(1) As a PPAR receptor ligand, a formula
[0005]
Embedded image
Figure 2004277397
[0006]
[Where,
[0007]
Embedded image
Figure 2004277397
[0008]
A is -O- or the like; B is -O- or the like; D is -O- or the like; E is a bond or an ethylene group; -4; d is 0-5; f is 0-6; R 1 , R 3 , R 5 , R 7 , R 9 And R 11 Is independently hydrogen or the like; R 2 , R 4 , R 6 , R 8 , R 10 And R 12 Is independently-(CH) q -X; q is 0-3; X is hydrogen, etc .; 21 O 2 C- and the like; 21 Represents hydrogen or the like] (see Patent Document 1).
(2) As a retinoid-related receptor function modulator, a compound represented by the formula
[0009]
Embedded image
Figure 2004277397
[0010]
[Wherein, R 1 Is an optionally substituted hydrocarbon group or an optionally substituted heterocyclic group; X is a bond, O, S, -CO-, -CS-, -CR 4 (OR 5 )-Or -NR 6 − (R 4 And R 6 Is a hydrogen atom or a hydrocarbon group which may be substituted, 5 Represents a hydrogen atom or a hydroxyl-protecting group); m represents 0-3; Y represents O, S, -SO-, -SO 2 −, −NR 7 -, -CONR 7 -Or -NR 7 CO- (R 7 Represents a hydrogen atom or a hydrocarbon group which may be substituted); ring A represents an aromatic ring which may further have 1 to 3 substituents; n represents 1 to 8; A nitrogen-containing 5-membered heterocyclic ring which may be further substituted with a group 1 Is a bond, O, S, -SO-, -SO 2 -, -O-SO 2 -Or -NR 16 − (R 16 Represents a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group); 2 R represents a hydrogen atom, an optionally substituted hydrocarbon group or an optionally substituted heterocyclic group; W represents a bond or a C1-20 divalent hydrocarbon residue; 3 Is -OR 8 (R 8 Represents a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group) or -NR 9 R 10 (R 9 And R 10 Is the same or different and represents a hydrogen atom, an optionally substituted hydrocarbon group, an optionally substituted heterocyclic group or an optionally substituted acyl group, 9 And R 10 Are bonded to each other to form a ring) ”(see Patent Document 2).
(3) As a selective activator of human PPARδ, the formula
[0011]
Embedded image
Figure 2004277397
[0012]
Wherein X is COOH or a tetrazolyl group; 1 Is NH, NCH 3 , O, S, bond, etc .; X 2 Is O or S; R 1 And R 2 Are independently H, CH 3 , OCH 3 N is 1 or 2; one of Y and Z is N; the other is S or O; y is 0, 1, 2, 3, 4 or 5; 3 Is CF 3 Or halogen]] (see Patent Document 3).
(4) As an activator of PPARδ, the formula
[0013]
Embedded image
Figure 2004277397
[0014]
Wherein A represents O, S, etc .; 1 , R 2 And R 3 X represents a hydrogen atom, C1-8 alkyl, C6-10 aryl group which may have a substituent or the like; 1 And X 2 Is O, S, etc .; Y 1 Represents a C1-8 alkylene chain which may have a substituent; 1 Is CW 1 (W 1 Represents a hydrogen atom or the like) or N; 2 Is CW 2 (W 2 Represents a hydrogen atom or the like) or N; D represents O, S, etc .; Z represents O or S; 2 Is a C 1-4 alkylene chain or a bond; 4 And R 5 Represents a hydrogen atom or the like; E represents a carboxyl group, a C2-8 alkoxycarbonyl group or the like]] (see Patent Document 4).
(5) As a PPARγ agonist, the formula
[0015]
Embedded image
Figure 2004277397
[0016]
[Wherein A is at least one member selected from the group consisting of phenyl, O, N and S which may be substituted with a substituent selected from a halogen atom, C1-6 alkyl, C1-3 alkoxy, C1-3 fluoroalkoxy and the like. B is a C1-6 alkylene, -MC1-6 alkylene (M represents O, S, etc.), at least one nitrogen heteroatom and O, N and S A 5- or 6-membered heterocyclic group containing at least one heteroatom selected from and optionally substituted with C1-3 alkyl, Het-C1-6 alkylene (Het represents a heterocyclic group), and the like; Is C 1-3 alkylene; R 1 Represents a hydrogen atom or C1-3 alkyl; Z represents-(C1-3 alkylene) phenyl in which phenyl may be substituted with a halogen atom, etc.] (see Patent Document 5). ).
On the other hand, the following compounds are known as 1,2-azole derivatives.
(6) The following compounds have been reported as bleach accelerator releasing compounds used in color photographic light-sensitive materials (see Patent Document 6).
[0017]
Embedded image
Figure 2004277397
[0018]
(7) The following compounds have been reported as bleach accelerator releasing compounds used in color photographic light-sensitive materials (see Patent Document 7).
[0019]
Embedded image
Figure 2004277397
[0020]
(8) As an endothelin converting enzyme inhibitor,
[0021]
Embedded image
Figure 2004277397
[In the formula, R1 represents C1-8 alkyl or the like which may be substituted with a substituent selected from halogen, nitro, cyano, -COOH, -COO-C1-3alkyl and the like; R2 represents C1-5 alkyl and the like. R4 represents H, etc.] (see Patent Document 8).
(9) As a platelet aggregation inhibitor, the formula
[0022]
Embedded image
Figure 2004277397
[0023]
[Wherein, R 1 Represents a hydrogen atom, a lower alkyl or an alkali metal ion; 1a Is lower alkyl; HET 2 Is 4,5-diphenyl-2-thiazolyl, 4,5-diphenyl-1H-imidazol-2-yl, 3,4-diphenyl-1H-pyrazol-1-yl, 4,5-diphenyl-1H-pyrazole-1 -Yl, 1,5-diphenyl-1H-pyrazol-3-yl and the like] have been reported (see Patent Document 9).
(10) As a therapeutic agent for cardiovascular disease, formula
[0024]
Embedded image
Figure 2004277397
[0025]
Wherein B is C6-10 aryl or a heterocyclic ring containing from 1 to 9 carbon atoms and up to 3 heteroatoms; r is 0 or 1; V is missing or O, etc .; R is a saturated or unsaturated alkylene or the like; Y is a hydrogen atom or the like; 3 W is an alkylene or the like; U is an alkylene or the like; A is absent or is a C6-10 aryl or aromatic heterocyclic ring containing 1 to 9 carbon atoms and up to 3 heteroatoms. ; R 2 Is CN, tetrazolyl, COOR 26 Or CONR 27 R 28 (R 26 , R 27 And R 28 Represents a hydrogen atom or the like); X represents an alkylene or the like; R1 represents CN, tetrazolyl, COOR 35 Or CONR 36 R 37 (R 35 , R 36 And R 37 Represents a hydrogen atom or the like)] (see Patent Document 10).
[0026]
[Non-patent document 1]
Cell, (1995), Vol. 83, p. 803
[Non-patent document 2]
The Journal of Biological Chemistry, (1995), Vol. 270, p. 12953
[Non-Patent Document 3]
Journal of Medicinal Chemistry, (1996), Vol. 39, p. 655
[Non-patent document 4]
Proceedings of The National Academy of Sciences of The United States of America, Vol. 19, 1997, United States of America , P. 237
[Non-Patent Document 5]
The Journal of Biological Chemistry, (1997), Vol. 272, p. 3406
[Non-Patent Document 6]
Nature, (1998), vol. 391, p. 79
[Non-Patent Document 7]
Nature, (1998), vol. 391, p. 82
[Non-Patent Document 8]
Molecular Cell, (1999), Vol. 4, p. 597
[Non-Patent Document 9]
Proceedings of The National Academy of Sciences of The United States of America (Vol. 96, 1999, America) , P. 6102
[Non-Patent Document 10]
Molecular Endocrinology, (2000), vol. 14, p. 1425
[Non-Patent Document 11]
The Journal of Biological Chemistry, (1999), vol. 274, p. 21920-21925
[Non-Patent Document 12]
The Journal of Biological Chemistry, (2000), Vol. 275, p. 38768-38773
[Non-patent document 13]
The Journal of Biological Chemistry, (2001), Vol. 276, p. 3175-3182
[Non-patent document 14]
The Journal of Biological Chemistry, (2001), Vol. 276, p. 10853-10860
[Non-Patent Document 15]
Endocrinology, (2001), vol. 142, p. 4189-4194
[Non-Patent Document 16]
Molecular Cell Biology, (2000), Volume 20, p. 5119-5128
[Non-Patent Document 17]
Glia, (2001), Vol. 33, p. 191-204
[Non-Patent Document 18]
FEBS letters, (2000), 473, p. 333-336
[Non-Patent Document 19]
Proceedings of The National Academy of Science of The United States of America, Vol. 98, 1998, Americas , P. 5306-5311
[Non-Patent Document 20]
Cell, (1999), Vol. 99, p. 335-345
[Non-Patent Document 21]
Proceedings of The National Academy of Science of The United States of America, Vol. 98, 1998, Americas , P. 2598-2603
[Non-Patent Document 22]
Jeans and Development, (1999), Volume 13, p. 1561-1574
[Non-Patent Document 23]
The Journal of Biological Chemistry, (2000), Vol. 275, p. 8126-8132
[Non-Patent Document 24]
Jeans and Development, (2001), Volume 15, p. 3263-3277
[Non-Patent Document 25]
The Journal of Biological Chemistry, (1999), vol. 274, p. 35881-35888
[Patent Document 1]
International Publication No. WO00 / 64876 pamphlet
[Patent Document 2]
International Publication No. WO01 / 38325 Pamphlet
[Patent Document 3]
International Publication No. WO01 / 00603 pamphlet
[Patent Document 4]
JP-A-2001-354671
[Patent Document 5]
International Publication No. WO97 / 31907 pamphlet
[Patent Document 6]
JP-A-4-194845
[Patent Document 7]
JP-A-4-184435
[Patent Document 8]
International Publication WO00 / 61579 pamphlet
[Patent Document 9]
EP-A-442448
[Patent Document 10]
International Publication No. WO01 / 19778 pamphlet
[0027]
[Problems to be solved by the invention]
Development of 1,2-azole derivatives that are useful as preventive and therapeutic agents for diabetes, hyperlipidemia, arteriosclerosis, glucose intolerance, etc., and have excellent properties as pharmaceuticals, such as having few side effects, is desired. I have.
[0028]
[Means for Solving the Problems]
The present invention
1) Formula
[0029]
Embedded image
Figure 2004277397
[0030]
[Wherein ring A is a ring optionally having 1 to 3 substituents;
Ring B is a 1,2-azole ring which may further have 1 to 3 substituents;
Xa, Xb and Xc are the same or different and each is a bond, -O-, -S-, -SO-, -SO 2 -, -CO-, -CS-, -CR 1 (OR 2 )-, -NR 3 -, -CONR 3 -Or -NR 3 CO- (R 1 Is a hydrogen atom or a hydrocarbon group which may be substituted, 2 Is a protecting group for a hydrogen atom or a hydroxyl group; 3 Represents a hydrogen atom, an optionally substituted hydrocarbon group or an amino group-protecting group);
Ya is a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Yb and Yc are the same or different and each have a bond or a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Ring C is a monocyclic aromatic ring which may further have 1 to 3 substituents;
R is -OR 4 (R 4 Represents a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group) or -NR 5 R 6 (R 5 And R 6 Is the same or different and represents a hydrogen atom, an optionally substituted hydrocarbon group or an optionally substituted heterocyclic group, or R 5 And R 6 Forms a heterocyclic ring which may be substituted with an adjacent nitrogen atom).
However,
{Circle around (1)} When the 1,2-azole ring represented by ring B is pyrazole, ring C is not thiadiazole or oxadiazole;
(2) When the 1,2-azole ring represented by ring B is isoxazole, ring C is not pyridone which may be substituted;
(3) when the 1,2-azole ring represented by ring B is a pyrazole and Xa and Xb are a bond, then ring C is not a benzene ring] or a salt thereof;
2) The compound according to the above 1), wherein the ring represented by ring A is an aromatic ring;
3) The compound according to the above 2), wherein the aromatic ring is a benzene ring, a pyridine ring or a pyridazine ring;
4) The compound according to the above 1), wherein the 1,2-azole ring represented by ring B is pyrazole;
5) The compound according to the above 1), wherein the substituent which ring B may further have is a hydrocarbon group;
6) The compound according to the above 1), wherein the substituent which ring B may further have is an alkoxy group;
7) Ya is C 1-6 Alkylene or C 2-6 The compound according to the above 1), which is alkenylene;
8) Xb is -O-, -S-, -SO-, -SO 2 -, -CO-, -CS-, -CR 1 (OR 2 )-, -NR 3 -, -CONR 3 -Or -NR 3 CO- (R 1 Is a hydrogen atom or a hydrocarbon group which may be substituted, 2 Is a protecting group for a hydrogen atom or a hydroxyl group; 3 Represents a protecting group for a hydrogen atom, an optionally substituted hydrocarbon group or an amino group);
9) The compound according to the above 1), wherein the monocyclic aromatic ring represented by ring C is a benzene ring;
10) The compound according to the above 1), wherein the monocyclic aromatic ring represented by ring C is pyrazole;
11) R is -OR 4 (R 4 Represents a hydrogen atom or a hydrocarbon group which may be substituted));
12) The compound according to the above 1), wherein Xa is a bond;
13) The compound according to the above 1), wherein Xb is —O—;
14) The compound according to the above 1), wherein Yb is a bond;
15) The compound according to the above 1), wherein Xc is a bond or —O—;
16) Yc is C 1-6 Alkylene or C 2-6 The compound according to the above 1), which is alkenylene;
17) 3- [1-phenyl-3- (4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] butoxy) -1H-pyrazol-5-yl] propionic acid;
2- [3- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenoxy] -2-methylpropionic acid;
3- [2-ethoxy-4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] propionic acid;
3- [3- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -1-phenyl-1H-pyrazole-5 Yl] propionic acid;
[1-Phenyl-3- (4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} butoxy) -1H-pyrazol-4-yl] Acetic acid;
[2- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3-methoxyphenyl] acetic acid;
[2- (3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3-methoxyphenyl] acetic acid;
(2- [3- [1- (5-chloro-2-pyridyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3-methoxyphenyl) acetic acid;
[3-ethyl-2- (3- [3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetic acid;
[2- (3- {3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3-methoxyphenyl] acetic acid;
[3- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -1-methyl-1H-pyrazol-4-yl] Acetic acid;
[1-Ethyl-5- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -1H-pyrazol-4-yl] Acetic acid;
[1-Ethyl-5- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -1H-pyrazol-4-yl] Acetic acid;
(2- {3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methoxyphenyl) acetic acid; or
[2- (3- {3-tert-butyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3-methylphenyl] acetic acid 1) the compound described above;
18) Prodrug of the compound of 1) or a salt thereof;
19) a pharmaceutical composition comprising the compound according to 1) or a salt thereof or a prodrug thereof;
20) Formula
[0031]
Embedded image
Figure 2004277397
[0032]
[Wherein ring A is a ring optionally having 1 to 3 substituents;
Ring B is a 1,2-azole ring which may further have 1 to 3 substituents;
Xa, Xb and Xc are the same or different and each is a bond, -O-, -S-, -SO-, -SO 2 -, -CO-, -CS-, -CR 1 (OR 2 )-, -NR 3 -, -CONR 3 -Or -NR 3 CO- (R 1 Is a hydrogen atom or a hydrocarbon group which may be substituted, 2 Is a protecting group for a hydrogen atom or a hydroxyl group; 3 Represents a hydrogen atom, an optionally substituted hydrocarbon group or an amino group-protecting group);
Ya is a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Yb and Yc are the same or different and each have a bond or a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Ring C is a monocyclic aromatic ring which may further have 1 to 3 substituents;
R is -OR 4 (R 4 Represents a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group) or -NR 5 R 6 (R 5 And R 6 Is the same or different and represents a hydrogen atom, an optionally substituted hydrocarbon group or an optionally substituted heterocyclic group, or R 5 And R 6 Forms a heterocyclic ring which may be substituted with an adjacent nitrogen atom), or a prophylactic / therapeutic agent for diabetes comprising a compound represented by the formula:
21) a prophylactic / therapeutic agent for hyperlipidemia comprising a compound represented by the formula (Ia) or a salt thereof or a prodrug thereof;
22) Formula
[0033]
Embedded image
Figure 2004277397
[0034]
[Wherein ring A is a ring optionally having 1 to 3 substituents;
Ring B is a 1,2-azole ring which may further have 1 to 3 substituents;
Xa, Xb and Xc are the same or different and each is a bond, -O-, -S-, -SO-, -SO 2 -, -CO-, -CS-, -CR 1 (OR 2 )-, -NR 3 -, -CONR 3 -Or -NR 3 CO- (R 1 Is a hydrogen atom or a hydrocarbon group which may be substituted, 2 Is a protecting group for a hydrogen atom or a hydroxyl group; 3 Represents a hydrogen atom, an optionally substituted hydrocarbon group or an amino group-protecting group);
Ya is a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Yb and Yc are the same or different and each have a bond or a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Ring C is a monocyclic aromatic ring which may further have 1 to 3 substituents;
R is -OR 4 (R 4 Represents a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group) or -NR 5 R 6 (R 5 And R 6 Is the same or different and represents a hydrogen atom, an optionally substituted hydrocarbon group or an optionally substituted heterocyclic group, or R 5 And R 6 Forms a heterocyclic ring which may be substituted with an adjacent nitrogen atom).
However, when the 1,2-azole ring represented by ring B is isoxazole, ring C is not pyridone which may be substituted] or a salt thereof or a prodrug thereof. Agents for preventing or treating sclerosis;
23) a prophylactic / therapeutic agent for impaired glucose tolerance comprising a compound represented by the formula (Ia) or a salt thereof or a prodrug thereof;
24) a retinoid-related receptor function modulator comprising a compound represented by the formula (Ia) or a salt thereof or a prodrug thereof;
25) The agent according to the above 24), which is a peroxisome proliferator-activated receptor ligand;
26) the agent according to the above 24), which is a retinoid X receptor ligand;
27) an insulin sensitizer comprising a compound represented by the formula (Ia) or a salt thereof or a prodrug thereof;
28) a method for preventing or treating diabetes in a mammal, comprising administering the compound represented by the formula (Ia) or a salt thereof or a prodrug thereof to the mammal;
29) Use of a compound represented by the formula (Ia), a salt thereof, or a prodrug thereof for the manufacture of a prophylactic / therapeutic agent for diabetes;
30) a GPR40 receptor function modulator comprising a compound represented by the formula (Ia) or a salt thereof or a prodrug thereof;
31) Expression
[0035]
Embedded image
Figure 2004277397
[0036]
[Wherein, R 12 Is a hydrocarbon group which may be substituted, and other symbols have the same meanings as described in the above 1)] or a salt thereof is subjected to a hydrolysis reaction.
[0037]
Embedded image
Figure 2004277397
[0038]
[The symbols in the formula are as defined above] or a method for producing a salt thereof;
32) Expression
[0039]
Embedded image
Figure 2004277397
[0040]
Wherein n is an integer of 0 to 5; 11 Is CHO or COOR Thirteen (R Thirteen Represents an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms), and the other symbols have the same meanings as described in the above 1)] or a salt thereof is subjected to a reduction reaction.
[0041]
Embedded image
Figure 2004277397
[0042]
[The symbols in the formula are as defined above] or a method for producing a salt thereof;
33) Formula
[0043]
Embedded image
Figure 2004277397
[0044]
Wherein n is an integer of 0 to 5; 13a Is CH 2 OH, CHO or COOR 14 (R 14 Represents an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms), and the other symbols have the same meanings as described in the above 1)] or a salt thereof.
[0045]
Hereinafter, the definition of each symbol in the formulas (I), (Ia) and (Ib) will be described in detail.
Examples of the ring represented by ring A include aromatic rings such as aromatic hydrocarbons and aromatic heterocycles; and non-aromatic rings such as alicyclic hydrocarbons and non-aromatic heterocycles.
Examples of the aromatic hydrocarbon include an aromatic hydrocarbon having 6 to 14 carbon atoms. Preferable examples of the aromatic hydrocarbon include benzene, naphthalene, anthracene, phenanthrene, acenaphthylene, indene and the like, among which benzene and naphthalene are preferable.
As the aromatic heterocyclic ring, for example, a 5- to 7-membered monocyclic aromatic heterocyclic ring containing 1 to 4 heteroatoms selected from an oxygen atom, a sulfur atom and a nitrogen atom in addition to a carbon atom as a ring-constituting atom or a fused ring An aromatic heterocyclic ring is exemplified. Examples of the condensed aromatic heterocycle include a 5- to 7-membered monocyclic aromatic heterocycle, a 6-membered ring containing 1 to 2 nitrogen atoms, a benzene ring or a 5-membered ring containing one sulfur atom. And a ring fused with a ring.
Preferred examples of the aromatic heterocycle include furan, thiophene, pyridine, pyrimidine, pyridazine, pyrazine, pyrrole, imidazole, pyrazole, isoxazole, isothiazole, oxazole, thiazole, oxadiazole, thiadiazole, triazole, tetrazole, and quinoline. Quinazoline, quinoxaline, benzofuran, benzothiophene, benzoxazole, benzothiazole, benzimidazole, indole, 1H-indazole, 1H-pyrrolo [2,3-b] pyrazine, 1H-pyrrolopyridine, 1H-imidazopyridine, 1H-imidazo Pyrazine, triazine, isoquinoline, benzothiadiazole and the like.
The aromatic heterocycle is preferably a 5- or 6-membered aromatic heterocycle, more preferably furan, thiophene, pyridine, pyrimidine, pyrazole, oxazole, thiazole, pyridazine, oxadiazole, thiadiazole and the like.
[0046]
Examples of the alicyclic hydrocarbon include a saturated or unsaturated alicyclic hydrocarbon having 3 to 12 carbon atoms, such as cycloalkane, cycloalkene, and cycloalkadiene.
Preferred examples of the cycloalkane include cycloalkanes having 3 to 10 carbon atoms, for example, cyclopropane, cyclobutane, cyclopentane, cyclohexane, cycloheptane, cyclooctane, bicyclo [2.2.1] heptane, bicyclo [2.2. .2] octane, bicyclo [3.2.1] octane, bicyclo [3.2.2] nonane, bicyclo [3.3.1] nonane, bicyclo [4.2.1] nonane, bicyclo [4.3] .1] decane and the like.
Preferable examples of the cycloalkene include a cycloalkene having 3 to 10 carbon atoms, such as cyclopentene and cyclohexene.
Preferable examples of the cycloalkadiene include cycloalkadienes having 4 to 10 carbon atoms, such as 2,4-cyclopentadiene, 2,4-cyclohexadiene, and 2,5-cyclohexadiene.
As the non-aromatic heterocyclic ring, for example, a 5- to 7-membered monocyclic non-aromatic heterocyclic ring containing 1 to 4 hetero atoms selected from an oxygen atom, a sulfur atom and a nitrogen atom in addition to a carbon atom as a ring-constituting atom Or a fused non-aromatic heterocyclic ring. The condensed non-aromatic heterocyclic ring includes, for example, a 5- to 7-membered monocyclic non-aromatic heterocyclic ring, a 6-membered ring containing 1 to 2 nitrogen atoms, a benzene ring or one sulfur atom. A ring condensed with a five-membered ring is exemplified.
Preferred examples of the non-aromatic heterocycle include pyrrolidine, pyrroline, pyrazolidine, piperidine, piperazine, morpholine, thiomorpholine, hexamethyleneimine, oxazolidine, thiazolidine, imidazolidine, imidazoline, tetrahydrofuran, azepan, tetrahydropyridine and the like. .
The ring represented by ring A is preferably an aromatic ring such as an aromatic hydrocarbon or an aromatic heterocyclic ring, and more preferably an aromatic hydrocarbon having 6 to 14 carbon atoms and a 5- or 6-membered aromatic heterocyclic ring. . Among them, benzene, pyridine, pyrimidine, pyridazine, oxadiazole, thiadiazole and the like are preferable, and benzene, pyridine, pyridazine and the like are particularly preferable. The ring represented by ring A is most preferably pyridine or pyridazine.
[0047]
The ring represented by ring A may have 1 to 3 substituents at substitutable positions. Examples of the substituent include “halogen atom”, “nitro group”, “cyano group”, “optionally substituted aliphatic hydrocarbon group”, “optionally substituted alicyclic hydrocarbon group” , "Optionally substituted aromatic hydrocarbon group", "optionally substituted araliphatic hydrocarbon group", "optionally substituted heterocyclic group", "optionally substituted acyl" Group "," optionally substituted amino group "," optionally substituted hydroxy group "," optionally substituted thiol group "," optionally esterified or amidated carboxyl group " And the like.
"Halogen atom" includes fluorine, chlorine, bromine and iodine, among which fluorine and chlorine are preferred.
As the aliphatic hydrocarbon group in the “optionally substituted aliphatic hydrocarbon group”, a linear or branched aliphatic hydrocarbon group having 1 to 15 carbon atoms is preferable. Examples of the aliphatic hydrocarbon group include an alkyl group, an alkenyl group, and an alkynyl group.
Preferable examples of the alkyl group include an alkyl group having 1 to 10 carbon atoms, for example, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, butyl, isobutyl, sec. -Butyl, t. -Butyl, pentyl, isopentyl, neopentyl, 1-ethylpropyl, hexyl, isohexyl, 1,1-dimethylbutyl, 2,2-dimethylbutyl, 3,3-dimethylbutyl, 2-ethylbutyl, heptyl, octyl, nonyl, decyl , 1-methylbutyl and the like.
Preferred examples of the alkenyl group include alkenyl groups having 2 to 10 carbon atoms, such as ethenyl, 1-propenyl, 2-propenyl, 2-methyl-1-propenyl, 1-butenyl, 2-butenyl, 3-butenyl, -Methyl-2-butenyl, 1-pentenyl, 2-pentenyl, 3-pentenyl, 4-pentenyl, 4-methyl-3-pentenyl, 1-hexenyl, 3-hexenyl, 5-hexenyl, 1-heptenyl, 1-octenyl and the like Is mentioned.
Preferred examples of the alkynyl group include alkynyl groups having 2 to 10 carbon atoms, such as ethynyl, 1-propynyl, 2-propynyl, 1-butynyl, 2-butynyl, 3-butynyl, 1-pentynyl, 2-pentynyl, -Pentynyl, 4-pentynyl, 1-hexynyl, 2-hexynyl, 3-hexynyl, 4-hexynyl, 5-hexynyl, 1-heptynyl, 1-octynyl and the like.
[0048]
Examples of the substituent in the “optionally substituted aliphatic hydrocarbon group” include a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine); a sulfo group; a cyano group; an azide group; a nitro group; a nitroso group; An aromatic heterocyclic group (eg, thienyl, furyl, pyridyl, oxazolyl, thiazolyl); a non-aromatic heterocyclic group (eg, tetrahydrofuryl, morpholino, thiomorpholino, piperidino, pyrrolidinyl, piperazinyl) An amino group optionally mono- or di-substituted with a substituent selected from an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms and an acyl group having 2 to 8 carbon atoms (eg, alkanoyl group); an amidino group; 8 acyl groups (eg, alkanoyl groups); a carbamoyl group which may be mono- or di-substituted by an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms; A sulfamoyl group which may be mono- or di-substituted by an alkyl group of formulas 1 to 4; a carboxyl group; an alkoxycarbonyl group having 2 to 8 carbon atoms; a hydroxy group; 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, C1-C6 alkoxy group which may be substituted with bromine or iodine); C7-13 aralkyloxy group; C6-C14 aryloxy group (eg, phenyloxy, naphthyloxy); thiol Group; an alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine); an aralkylthio group having 7 to 13 carbon atoms; And 14 arylthio groups (eg, phenylthio, naphthylthio) and the like. The number of substituents is, for example, 1 to 3.
[0049]
The alicyclic hydrocarbon group in the “optionally substituted alicyclic hydrocarbon group” is preferably a saturated or unsaturated alicyclic hydrocarbon group having 3 to 10 carbon atoms. Examples of the alicyclic hydrocarbon group include a cycloalkyl group, a cycloalkenyl group, and a cycloalkadienyl group.
Preferable examples of the cycloalkyl group include a cycloalkyl group having 3 to 10 carbon atoms, for example, cyclopropyl, cyclobutyl, cyclopentyl, cyclohexyl, cycloheptyl and the like.
Preferable examples of the cycloalkenyl group include a cycloalkenyl group having 3 to 10 carbon atoms, for example, 1-cyclopentenyl, 2-cyclopentenyl, 3-cyclopentenyl, 1-cyclohexenyl, 2-cyclohexenyl, 3-cyclohexenyl , 1-cycloheptenyl, 2-cycloheptenyl, 3-cycloheptenyl and the like.
Preferable examples of the cycloalkadienyl group include a cycloalkadienyl group having 5 to 10 carbon atoms, such as 2,4-cycloheptadienyl.
[0050]
As the aromatic hydrocarbon group in the “optionally substituted aromatic hydrocarbon group”, an aryl group having 6 to 14 carbon atoms is preferable. Examples of the aryl group include phenyl, naphthyl, anthryl, phenanthryl, acenaphthylenyl and the like. Among them, phenyl, 1-naphthyl, 2-naphthyl and the like are preferable.
As the araliphatic hydrocarbon group in the “optionally substituted araliphatic hydrocarbon group”, an araliphatic hydrocarbon group having 7 to 13 carbon atoms is preferable. Examples of the araliphatic hydrocarbon group include an aralkyl group and an arylalkenyl group.
Preferred examples of the aralkyl group include an aralkyl group having 7 to 13 carbon atoms, such as benzyl, phenethyl, naphthylmethyl, and benzhydryl.
Preferable examples of the arylalkenyl group include an arylalkenyl group having 8 to 13 carbon atoms, for example, styryl and the like.
Examples of the heterocyclic group in the “optionally substituted heterocyclic group” include 5 to 7 heterocyclic groups having 1 to 4 heteroatoms selected from oxygen, sulfur and nitrogen in addition to carbon as ring-constituting atoms. Membered monocyclic or fused heterocyclic groups. Examples of the fused heterocyclic group include a 5- to 7-membered monocyclic heterocyclic group, a 6-membered ring containing 1 or 2 nitrogen atoms, a benzene ring or a 5-membered ring containing one sulfur atom. Are condensed.
Specific examples of the heterocyclic group include, for example, furyl (2-furyl, 3-furyl), thienyl (2-thienyl, 3-thienyl), pyrrolyl (1-pyrrolyl, 2-pyrrolyl, 3-pyrrolyl), imidazolyl (1 -Imidazolyl, 2-imidazolyl, 4-imidazolyl, 5-imidazolyl), pyrazolyl (1-pyrazolyl, 3-pyrazolyl, 4-pyrazolyl), isoxazolyl (3-isoxazolyl, 4-isoxazolyl, 5-isoxazolyl), isothiazolyl (3- Isothiazolyl, 4-isothiazolyl, 5-isothiazolyl), thiazolyl (2-thiazolyl, 4-thiazolyl, 5-thiazolyl), oxazolyl (2-oxazolyl, 4-oxazolyl, 5-oxazolyl), oxadiazolyl (1,2,4-oxa) Diazol-3-yl, 1 2,4-oxadiazol-5-yl, 1,3,4-oxadiazol-2-yl), thiadiazolyl (1,3,4-thiadiazol-2-yl), triazolyl (1,2,4- Triazol-1-yl, 1,2,4-triazol-3-yl, 1,2,3-triazol-1-yl, 1,2,3-triazol-2-yl, 1,2,3-triazol- 4-yl), tetrazolyl (tetrazol-1-yl, tetrazol-5-yl), pyridyl (2-pyridyl, 3-pyridyl, 4-pyridyl), pyrimidinyl (2-pyrimidinyl, 4-pyrimidinyl, 5-pyrimidinyl, 6 -Pyrimidinyl), pyridazinyl (3-pyridazinyl, 4-pyridazinyl), pyrazinyl (2-pyrazinyl), quinolyl (2-quinolyl, 3-quinolyl, 4-quino) ), Quinazolyl (2-quinazolyl, 4-quinazolyl), quinoxalyl (2-quinoxalyl), benzoxazolyl (2-benzoxazolyl), benzothiazolyl (2-benzothiazolyl), benzimidazolyl (benzimidazol-1-yl) , Benzimidazol-2-yl), indolyl (indol-1-yl, indol-3-yl), indazolyl (1H-indazol-3-yl), pyrrolopyrazinyl (1H-pyrrolo [2,3-b] pyrazin-2). -Yl), pyrrolopyridinyl (1H-pyrrolo [2,3-b] pyridin-6-yl), imidazopyridinyl (1H-imidazo [4,5-b] pyridin-2-yl, 1H-imidazo [4, 5-c] pyridin-2-yl), imidazopyrazinyl (1H-imidazo [4,5-b] pyrazine Aromatic heterocyclic groups such as -2-yl) and benzotriazolyl (benztriazol-1-yl); and pyrrolidinyl (1-pyrrolidinyl, 2-pyrrolidinyl, 3-pyrrolidinyl), imidazolidinyl (2-imidazolidinyl, 4- Imidazolidinyl), pyrazolidinyl (2-pyrazolidinyl, 3-pyrazolidinyl, 4-pyrazolidinyl), thiazolidinyl (thiazolidine-3-yl), oxazolidinyl (oxazolidin-3-yl), piperidino, morpholino, thiomorpholino, piperazinyl (1-piperazinyl), Non-aromatic heterocyclic groups such as hexamethyleneiminyl (hexamethyleneimin-1-yl) and the like.
[0051]
The `` optionally substituted alicyclic hydrocarbon group '', `` optionally substituted aromatic hydrocarbon group '', `` optionally substituted araliphatic hydrocarbon group '' and `` substituted Examples of the substituent in the "optionally heterocyclic group" include, for example, a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine); a sulfo group; a cyano group; an azide group; a nitro group; a nitroso group; Examples thereof include an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted with fluorine, chlorine, bromine, and iodine; and may be substituted with 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, and iodine). Good alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms; cycloalkyl group having 3 to 10 carbon atoms; aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl, naphthyl); aromatic heterocyclic group (eg, thienyl, furyl, pyridyl, Oxazolyl, thiazo Non-aromatic heterocyclic group (eg, tetrahydrofuryl, morpholino, thiomorpholino, piperidino, pyrrolidinyl, piperazinyl); an aralkyl group having 7 to 13 carbon atoms; an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms and 2 to 8 carbon atoms. An amino group which may be mono- or di-substituted by a substituent selected from acyl groups (eg, alkanoyl groups); an amidino group; an acyl group having 2 to 8 carbon atoms (eg, alkanoyl group); A carbamoyl group which may be mono- or di-substituted by an alkyl group; a sulfamoyl group which may be mono- or di-substituted by an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms; a carboxyl group; an alkoxycarbonyl group having 2 to 8 carbon atoms; A hydroxy group; an alcohol having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) Aralkyloxy group having 7 to 13 carbon atoms; aryloxy group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyloxy, naphthyloxy); thiol group; 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine) , Iodine), an alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted with an aralkylthio group having 7 to 13 carbon atoms; an arylthio group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenylthio, naphthylthio). The number of substituents is, for example, 1 to 3.
[0052]
Examples of the acyl group in the “optionally substituted acyl group” include an acyl group having 1 to 13 carbon atoms, specifically, formyl, and a compound represented by the formula: —COR 7 , -SO 2 R 7 , -SOR 7 Or -PO 3 R 7 R 8 [Wherein, R 7 And R 8 Represents the same or different hydrocarbon groups or heterocyclic groups. Also, R 7 And R 8 May form a heterocyclic ring with an adjacent oxo-substituted phosphorus atom and two oxygen atoms.].
R 7 Or R 8 Examples of the hydrocarbon group represented by are an aliphatic hydrocarbon group, an alicyclic hydrocarbon group, an aromatic hydrocarbon group, and an araliphatic hydrocarbon group.
Examples of the aliphatic hydrocarbon group, alicyclic hydrocarbon group, aromatic hydrocarbon group and araliphatic hydrocarbon group include those exemplified for the substituent of ring A.
The hydrocarbon group is preferably an alkyl group having 1 to 10 carbon atoms, an alkenyl group having 2 to 10 carbon atoms, a cycloalkyl group having 3 to 10 carbon atoms, a cycloalkenyl group having 3 to 10 carbon atoms, and 6 to 14 carbon atoms. And an aralkyl group having 7 to 13 carbon atoms.
R 7 Or R 8 As the heterocyclic group represented by, those exemplified for the substituent of ring A can be mentioned. The heterocyclic group is preferably thienyl, furyl, pyridyl and the like.
[0053]
R 7 And R 8 A heterocyclic ring formed with an adjacent oxo-substituted phosphorus atom and two oxygen atoms includes, for example, an oxo-substituted phosphorus atom and two oxygen atoms in addition to a carbon atom as a ring-constituting atom, and further includes an oxygen atom, a nitrogen atom and Examples thereof include a 4- to 7-membered heterocyclic ring which may contain 1 or 2 heteroatoms selected from sulfur atoms. Specific examples of such a heterocyclic ring include 2-oxide-1,3,2-dioxaphosphinane; 2-oxide-1,3,2-dioxaphospholane and the like.
[0054]
Preferred examples of the acyl group include an alkanoyl group having 2 to 10 carbon atoms (eg, acetyl, propionyl, butyryl, isobutyryl, valeryl, isovaleryl, pivaloyl, hexanoyl, heptanoyl, octanoyl), an alkenoyl group having 3 to 10 carbon atoms ( E.g., crotonyl), a C4-10 cycloalkanoyl group (e.g., cyclobutanecarbonyl, cyclopentanecarbonyl, cyclohexanecarbonyl, cycloheptanecarbonyl), a C4-10 cycloalkenoyl group (e.g., 2-cyclohexenecarbonyl) An arylcarbonyl group having 7 to 13 carbon atoms (eg, benzoyl), an aromatic heterocyclic carbonyl group (eg, nicotinoyl, isonicotinoyl), an alkylsulfinyl group having 1 to 10 carbon atoms (eg, methylsulfinyl, ethylsulfinyl) An alkylsulfonyl group having 1 to 10 carbon atoms (eg, methylsulfonyl, ethylsulfonyl), a phosphono group (mono- or di-alkyl having 1 to 10 carbon atoms) which may form a ring (eg, dimethylphosphono; Diethylphosphono; diisopropylphosphono; dibutylphosphono; 2-oxide-1,3,2-dioxaphosphinanyl) and the like.
[0055]
The acyl group may have 1 to 3 substituents at substitutable positions. Examples of such a substituent include 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, iodine) C optionally substituted with 1-6 C which may be substituted by an alkyl group (eg, methyl, ethyl) and 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) 1-6 Examples include an alkoxy group (eg, methoxy, ethoxy), a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine), a nitro group, a hydroxy group, an amino group and the like.
[0056]
Examples of the “optionally substituted amino group” include an alkyl group having 1 to 10 carbon atoms, an alkenyl group having 2 to 10 carbon atoms, a cycloalkyl group having 3 to 10 carbon atoms, and a cycloalkenyl having 3 to 10 carbon atoms And an amino group which may be mono- or di-substituted by a substituent selected from a group, an aryl group having 6 to 14 carbon atoms, an aralkyl group having 7 to 13 carbon atoms, and an acyl group having 1 to 13 carbon atoms.
These alkyl group having 1 to 10 carbon atoms, alkenyl group having 2 to 10 carbon atoms, cycloalkyl group having 3 to 10 carbon atoms, cycloalkenyl group having 3 to 10 carbon atoms, aryl group having 6 to 14 carbon atoms, and carbon number Examples of the aralkyl group having 7 to 13 and the acyl group having 1 to 13 carbon atoms include those exemplified for the substituent of ring A.
[0057]
Suitable examples of substituted amino groups include mono- or di-C 1-10 Alkylamino (eg, methylamino, dimethylamino, ethylamino, diethylamino, ethylmethylamino, propylamino, dibutylamino), mono- or di-C 2-10 Alkenylamino (eg, diallylamino), mono- or di-C 3-10 Cycloalkylamino (eg, cyclohexylamino), mono- or di-C 2-10 Alkanoylamino (eg, acetylamino, propionylamino, butyrylamino, isobutyrylamino), arylcarbonylamino group having 7 to 13 carbon atoms (eg, benzoylamino), arylamino having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenylamino) , NC 1-10 Alkyl-NC 6-14 Arylamino (eg, N-methyl-N-phenylamino), C 1-10 Alkylsulfonylamino (eg, methylsulfonylamino) and the like.
[0058]
Examples of the “optionally substituted hydroxy group” include, for example, an optionally substituted “C 1-10 alkyl group”, “C 2-10 alkenyl group”, and “C 3-10 carbon group”. "Cycloalkyl group", "cycloalkenyl group having 3 to 10 carbon atoms", "aryl group having 6 to 14 carbon atoms", "aralkyl group having 7 to 13 carbon atoms" or "acyl group having 1 to 13 carbon atoms" Examples include an optionally substituted hydroxy group.
These “alkyl groups having 1 to 10 carbon atoms”, “alkenyl groups having 2 to 10 carbon atoms”, “cycloalkyl groups having 3 to 10 carbon atoms”, “cycloalkenyl groups having 3 to 10 carbon atoms”, “ Examples of the “aryl group having 6 to 14”, “aralkyl group having 7 to 13 carbon atoms” and “acyl group having 1 to 13 carbon atoms” include those exemplified for the substituent of ring A.
These “alkyl groups having 1 to 10 carbon atoms”, “alkenyl groups having 2 to 10 carbon atoms”, “cycloalkyl groups having 3 to 10 carbon atoms”, “cycloalkenyl groups having 3 to 10 carbon atoms”, “ The “6 to 14 aryl group”, “C 7 to C 13 aralkyl” and “C 1 to C 13 acyl group” may have 1 to 3 substituents at substitutable positions, Examples of such a substituent include a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) and a C atom which may be substituted with 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine). 1-6 Examples include an alkoxy group (eg, methoxy, ethoxy), a hydroxy group, a nitro group, an amino group, and the like.
[0059]
Examples of the substituted hydroxy group include an optionally substituted alkoxy group, alkenyloxy group, cycloalkyloxy group, cycloalkenyloxy group, aryloxy group, aralkyloxy group, and acyloxy group.
Preferable examples of the alkoxy group include an alkoxy group having 1 to 10 carbon atoms such as methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, isobutoxy, sec. -Butoxy, t. -Butoxy, pentyloxy, isopentyloxy, neopentyloxy, hexyloxy, heptyloxy, nonyloxy and the like.
Preferable examples of the alkenyloxy group include an alkenyloxy group having 2 to 10 carbon atoms, for example, allyloxy, crotyloxy, 2-pentenyloxy, 3-hexenyloxy and the like.
Preferable examples of the cycloalkyloxy group include a cycloalkyloxy group having 3 to 10 carbon atoms, for example, cyclobutoxy, cyclopentyloxy, cyclohexyloxy and the like.
Preferable examples of the cycloalkenyloxy group include a cycloalkenyloxy group having 3 to 10 carbon atoms, such as 2-cyclopentenyloxy and 2-cyclohexenyloxy.
Preferable examples of the aryloxy group include an aryloxy group having 6 to 14 carbon atoms, such as phenoxy and naphthyloxy.
Preferable examples of the aralkyloxy group include an aralkyloxy group having 7 to 13 carbon atoms, such as benzyloxy, phenethyloxy, and naphthylmethyloxy.
Preferable examples of the acyloxy group include an acyloxy group having 2 to 13 carbon atoms, for example, an alkanoyloxy having 2 to 4 carbon atoms (eg, acetyloxy, propionyloxy, butyryloxy, isobutyryloxy) and the like.
[0060]
The above-mentioned alkoxy group, alkenyloxy group, cycloalkyloxy group, cycloalkenyloxy group, aryloxy group, aralkyloxy group and acyloxy group may have 1 to 3 substituents at substitutable positions. Examples of such a substituent include a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) and a C atom which may be substituted with 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine). 1-6 Examples include an alkoxy group (eg, methoxy, ethoxy), a hydroxy group, a nitro group, an amino group, and the like.
[0061]
Examples of the thiol group which may be substituted include, for example, an optionally substituted "alkyl group having 1 to 10 carbon atoms", an "alkenyl group having 2 to 10 carbon atoms", and a "cycloalkyl having 3 to 10 carbon atoms" Group "," cycloalkenyl group having 3 to 10 carbon atoms "," aryl group having 6 to 14 carbon atoms "," aralkyl having 7 to 13 carbon atoms ", or" acyl group having 1 to 13 carbon atoms "or the like. And a thiol group which may be substituted.
Here, “C 1-10 alkyl group”, “C 2-10 alkenyl group”, “C 3-10 cycloalkyl group”, “C 3-10 cycloalkenyl group”, “ Examples of the “aryl group having 6 to 14 carbon atoms”, “aralkyl having 7 to 13 carbon atoms” and “acyl group having 1 to 13 carbon atoms” include those exemplified for the substituent of ring A.
These “alkyl groups having 1 to 10 carbon atoms”, “alkenyl groups having 2 to 10 carbon atoms”, “cycloalkyl groups having 3 to 10 carbon atoms”, “cycloalkenyl groups having 3 to 10 carbon atoms”, “ The “6 to 14 aryl group”, “C 7 to C 13 aralkyl” and “C 1 to C 13 acyl group” may have 1 to 3 substituents at substitutable positions, Examples of such a substituent include a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) and a C atom which may be substituted with 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine). 1-6 Examples include an alkoxy group (eg, methoxy, ethoxy), a hydroxy group, a nitro group, an amino group, and the like.
[0062]
Examples of the substituted thiol group include an alkylthio group, an alkenylthio group, a cycloalkylthio group, a cycloalkenylthio group, an arylthio group, an aralkylthio group, and an acylthio group, each of which may be substituted.
Preferable examples of the alkylthio group include alkylthio groups having 1 to 10 carbon atoms, such as methylthio, ethylthio, propylthio, isopropylthio, butylthio, isobutylthio, sec. -Butylthio, t. -Butylthio, pentylthio, isopentylthio, neopentylthio, hexylthio, heptylthio, nonylthio and the like.
Preferable examples of the alkenylthio group include alkenylthio groups having 2 to 10 carbon atoms, such as allylthio, crotylthio, 2-pentenylthio, 3-hexenylthio and the like.
Preferable examples of the cycloalkylthio group include a cycloalkylthio group having 3 to 10 carbon atoms, for example, cyclobutylthio, cyclopentylthio, cyclohexylthio and the like.
Preferable examples of the cycloalkenylthio group include a cycloalkenylthio group having 3 to 10 carbon atoms, such as 2-cyclopentenylthio and 2-cyclohexenylthio.
Preferable examples of the arylthio group include an arylthio group having 6 to 14 carbon atoms, such as phenylthio and naphthylthio.
Preferred examples of the aralkylthio group include an aralkylthio group having 7 to 13 carbon atoms, such as benzylthio, phenethylthio, and naphthylmethylthio.
Preferable examples of the acylthio group include an acylthio group having 2 to 13 carbon atoms, for example, an alkanoylthio group having 2 to 4 carbon atoms (eg, acetylthio, propionylthio, butyrylthio, isobutyrylthio) and the like.
[0063]
The above-mentioned alkylthio group, alkenylthio group, cycloalkylthio group, cycloalkenylthio group, arylthio group, aralkylthio group and acylthio group may have 1 to 3 substituents at substitutable positions. Examples of such a substituent include a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) and a C atom which may be substituted with 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine). 1-6 Examples include an alkoxy group (eg, methoxy, ethoxy), a hydroxy group, a nitro group, an amino group, and the like.
[0064]
Among the carboxyl groups which may be esterified, examples of the carboxyl group which has been esterified include alkoxycarbonyl groups having 2 to 5 carbon atoms (eg, methoxycarbonyl, ethoxycarbonyl, propoxycarbonyl, butoxycarbonyl), and C8 to C8 carbon atoms. 14 aralkyloxycarbonyl groups (eg, benzyloxycarbonyl), and aryloxycarbonyl groups having 7 to 15 carbon atoms (eg, phenoxycarbonyl).
[0065]
In the carboxyl group which may be amidated, the amidated carboxyl group is represented by the formula: -CON (R 9 ) (R 10 )
[Wherein, R 9 And R 10 Represents the same or different and represents a hydrogen atom, an optionally substituted hydrocarbon group or an optionally substituted heterocyclic group. R 9 And R 10 May form a nitrogen-containing heterocyclic ring which may be substituted together with an adjacent nitrogen atom].
Where R 9 And R 10 As the hydrocarbon group in the “optionally substituted hydrocarbon group” represented by 7 And the hydrocarbon groups exemplified above. The hydrocarbon group is preferably an alkyl group having 1 to 10 carbon atoms (preferably methyl, ethyl, propyl, isopropyl, butyl, tert-butyl), an alkynyl group having 2 to 10 carbon atoms (preferably 2-propynyl). A cycloalkyl group having 3 to 10 carbon atoms (preferably cyclopropyl, cyclohexyl), an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (preferably phenyl); an aralkyl group having 7 to 13 carbon atoms (preferably benzyl, phenethyl, naphthylmethyl) ).
R 9 And R 10 Examples of the substituent in the “optionally substituted hydrocarbon group” represented by are a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine); a sulfo group; a cyano group; an azide group; a nitro group; Aromatic heterocyclic group (eg, thienyl, furyl, pyridyl, oxazolyl, thiazolyl); non-aromatic heterocyclic group (eg, tetrahydrofuryl, morpholino, thiomorpholino, piperidino, pyrrolidinyl, piperazinyl); alkyl having 1 to 4 carbon atoms An amino group which may be mono- or di-substituted with a substituent selected from a group and an acyl group having 2 to 8 carbon atoms (eg, an alkanoyl group); an amidino group; an acyl group having 2 to 8 carbon atoms (eg, an alkanoyl group) A carbamoyl group which may be mono- or di-substituted by an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms; Carboxyl group; alkoxycarbonyl group having 2 to 8 carbon atoms; hydroxy group; substituted with 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) An alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms; an alkenyloxy group having 2 to 5 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine); A cycloalkyloxy group having 7 to 7 carbon atoms; an aralkyloxy group having 7 to 13 carbon atoms; an aryloxy group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyloxy, naphthyloxy); a thiol group; An alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by fluorine, chlorine, bromine, iodine); an aralkylthio group having 7 to 13 carbon atoms; an arylthio group having 6 to 14 carbon atoms (eg, Phenylthio, naphthylthio), and the like. The number of substituents is, for example, 1 to 3.
[0066]
R 9 And R 10 As the heterocyclic group in the “optionally substituted heterocyclic group” represented by 7 And the heterocyclic groups exemplified above.
Examples of the substituent in the heterocyclic group include a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine); a sulfo group; a cyano group; an azido group; a nitro group; a nitroso group; An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by fluorine, chlorine, bromine, iodine); a carbon which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) An alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms; a cycloalkyl group having 3 to 10 carbon atoms; an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl, naphthyl); an aromatic heterocyclic group (eg, thienyl, furyl, pyridyl, oxazolyl, Non-aromatic heterocyclic group (eg, tetrahydrofuryl, morpholino, thiomorpholino, piperidino, pyrrolidinyl, piperazinyl); aralkyl group having 7 to 13 carbon atoms; An amino group which may be mono- or di-substituted by a substituent selected from an alkyl group and an acyl group having 2 to 8 carbon atoms (eg, alkanoyl group); an amidino group; an acyl group having 2 to 8 carbon atoms (eg, A carbamoyl group which may be mono- or di-substituted by an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms; a sulfamoyl group which may be mono- or di-substituted by an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms; a carboxyl group; A hydroxy group; an alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine); A alkenyloxy group having 2 to 5 carbon atoms which may be substituted by a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine); a cycloalkyloxy group having 3 to 7 carbon atoms; An aralkyloxy group having 7 to 13 carbon atoms; an aryloxy group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyloxy, naphthyloxy); a thiol group; and 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, and iodine). An alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted; an aralkylthio group having 7 to 13 carbon atoms; an arylthio group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenylthio, naphthylthio) and the like. The number of substituents is, for example, 1 to 3.
[0067]
R 9 And R 10 Is a nitrogen-containing heterocyclic ring formed together with an adjacent nitrogen atom, for example, contains at least one nitrogen atom in addition to a carbon atom as a ring-constituting atom, and further contains one or more heteroatoms selected from an oxygen atom, a sulfur atom, and a nitrogen atom. A 5- to 8-membered nitrogen-containing heterocyclic ring which may contain two is exemplified. Preferable examples of the nitrogen-containing heterocycle include pyrrolidine, imidazolidine, pyrazolidine, piperidine, piperazine, morpholine, thiomorpholine, azepan and the like.
The nitrogen-containing heterocyclic ring may have 1 to 2 substituents at substitutable positions. Examples of such a substituent include a C 1-3 optionally substituted with 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine). 1-6 Alkyl group (eg, methyl, ethyl); C 7-14 An aralkyl group (eg, benzyl, diphenylmethyl); C optionally substituted with 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) 1-6 Alkyl group (eg, methyl, trifluoromethyl), halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine), C 1-6 An alkoxy group (eg, methoxy, ethoxy) or C 2-10 C optionally substituted with an alkanoyl group (eg, acetyl) 6-14 Aryl group (eg, phenyl); cyano group; hydroxy group; 2-7 And an alkoxycarbonyl group (eg, methoxycarbonyl, ethoxycarbonyl) and the like.
[0068]
The substituent in ring A is preferably a halogen atom, an aliphatic hydrocarbon group which may be substituted, an aromatic hydrocarbon group which may be substituted, a hydroxy group which may be substituted, A good thiol group, a nitro group, a cyano group, an amino group which may be substituted, and the like, and more preferably
1) a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
2) An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, trifluoromethyl) ;
3) an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl);
4) An alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, trioxy) Fluoromethoxy);
5) an alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methylthio) which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
6) nitro group;
7) a cyano group;
8) C 2-10 Alkanoyl group or C 1-10 And an amino group which may be substituted with an alkylsulfonyl group (eg, amino, acetylamino, propionylamino, butyrylamino, isobutyrylamino, methylsulfonylamino). The number of substituents is preferably one or two.
[0069]
Ring A is preferably a halogen atom, an optionally substituted aliphatic hydrocarbon group, an optionally substituted aromatic hydrocarbon group, an optionally substituted hydroxy group, an optionally substituted thiol group And an aromatic ring (preferably aromatic hydrocarbon, aromatic heterocyclic ring) which may have 1 to 3 substituents selected from nitro, cyano, and optionally substituted amino. And more preferably
1) a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
2) An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, trifluoromethyl) ;
3) an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl);
4) An alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, trioxy) Fluoromethoxy);
5) an alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methylthio) which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
6) nitro group;
7) a cyano group;
8) C 2-10 Alkanoyl group or C 1-10 Each having 1 to 3 substituents selected from an amino group optionally substituted with an alkylsulfonyl group (eg, amino, acetylamino, propionylamino, butyrylamino, isobutyrylamino, methylsulfonylamino); And an optionally substituted aromatic hydrocarbon having 6 to 14 carbon atoms (preferably benzene) or a 5- or 6-membered aromatic heterocycle (preferably pyridine, pyrimidine, pyridazine, oxadiazole, thiadiazole; more preferably pyridine, pyridazine) It is.
[0070]
Examples of the 1,2-azole ring represented by ring B include pyrazole, isoxazole, isothiazole and the like. Of these, pyrazole is preferred.
The 1,2-azole ring represented by ring B may have 1 to 3 (preferably 1 to 2) substituents at substitutable positions. As the substituent, "halogen atom", "nitro group", "cyano group", "optionally substituted aliphatic hydrocarbon group", and "optionally substituted" exemplified as the substituent for ring A "Alicyclic hydrocarbon group", "optionally substituted aromatic hydrocarbon group", "optionally substituted heterocyclic group", "optionally substituted acyl group", "optionally substituted An optionally substituted amino group, an optionally substituted hydroxy group, an optionally substituted thiol group, and an optionally esterified or amidated carboxyl group.
The substituent in ring B is preferably an “optionally substituted aliphatic hydrocarbon group”, an “optionally substituted alicyclic hydrocarbon group”, or an “optionally substituted aromatic hydrocarbon group”. And "optionally substituted hydroxy group", more preferably a hydrocarbon group such as an aliphatic hydrocarbon group, an alicyclic hydrocarbon group or an aromatic hydrocarbon group; an alkoxy group; an aralkyloxy group and the like. It is.
Specific examples of the substituent include an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, butyl, sec.-butyl, t.-butyl, 1-ethylpropyl, 1-methylbutyl), An alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methoxy, ethoxy), an aralkyloxy group having 7 to 13 carbon atoms (eg, benzyloxy), a hydroxy group, an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl), carbon And a cycloalkyl group of several 3 to 10 (eg, cyclohexyl).
[0071]
Ring B is preferably an optionally substituted aliphatic hydrocarbon group, an optionally substituted alicyclic hydrocarbon group, an optionally substituted aromatic hydrocarbon group, an optionally substituted hydroxy group. A 1,2-azole ring (preferably pyrazole, isoxazole, isothiazole) optionally having 1 to 3 (preferably 1 to 2) substituents selected from groups and the like, more preferably An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, butyl, sec.-butyl, t.-butyl, 1-ethylpropyl, 1-methylbutyl), an alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms ( For example, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy), an aralkyloxy group having 7 to 13 carbon atoms (eg, benzyloxy), a hydroxy group, 6 carbon atoms 14 to 13 (preferably 1 to 2) substituents selected from 14 aryl groups (eg, phenyl), C3 to C10 cycloalkyl groups (eg, cyclohexyl), etc. Good pyrazole or isoxazole (preferably pyrazole).
When ring B is a pyrazole, it is preferable that rings A and Xa, which are substituents on ring B, are respectively substituted at the 1- and 4-positions of the pyrazole.
[0072]
Xa, Xb and Xc are the same or different and each is a bond, -O-, -S-, -SO-, -SO 2 -, -CO-, -CS-, -CR 1 (OR 2 )-, -NR 3 -, -CONR 3 -Or -NR 3 CO- (R 1 Is a hydrogen atom or a hydrocarbon group which may be substituted, 2 Is a protecting group for a hydrogen atom or a hydroxyl group; 3 Represents a hydrogen atom, an optionally substituted hydrocarbon group or an amino group-protecting group).
R 1 Or R 3 As the “optionally substituted hydrocarbon group” represented by 9 Are exemplified.
The “optionally substituted hydrocarbon group” is preferably an optionally substituted alkyl group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, butyl, isobutyl, sec.-butyl) , T.-butyl). The alkyl group may have 1 to 3 substituents at substitutable positions. Examples of such a substituent include a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine), carbon number 1-4 alkoxy groups (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, isobutoxy, sec.-butoxy, t.-butoxy), hydroxy group, nitro group, amino group, acyl group having 1 to 4 carbon atoms (Eg, an alkanoyl group having 1 to 4 carbon atoms such as formyl, acetyl, propionyl, etc.).
[0073]
R 2 Examples of the hydroxyl-protecting group represented by 1-6 Alkyl group (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, butyl, tert-butyl), phenyl group, trityl group, C 7-10 Aralkyl group (eg, benzyl), formyl group, C 1-6 Alkyl-carbonyl group (eg, acetyl, propionyl), benzoyl group, C 7-10 Aralkyl-carbonyl group (eg, benzylcarbonyl), 2-tetrahydropyranyl group, 2-tetrahydrofuranyl group, silyl group (eg, trimethylsilyl, triethylsilyl, dimethylphenylsilyl, tert-butyldimethylsilyl, tert-butyldiethylsilyl) , C 2-6 An alkenyl group (eg, 1-allyl) and the like can be mentioned. These groups include a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine), C 1-6 Alkyl group (eg, methyl, ethyl, propyl), C 1-6 It may be substituted with 1 to 3 substituents selected from an alkoxy group (eg, methoxy, ethoxy, propoxy), a nitro group and the like.
R 3 Examples of the amino-protecting group represented by 1-6 Alkyl-carbonyl group (eg, acetyl, propionyl), C 1-6 Alkoxy-carbonyl group (eg, methoxycarbonyl, ethoxycarbonyl, tert-butoxycarbonyl), benzoyl group, C 7-10 An aralkyl-carbonyl group (eg, benzylcarbonyl), C 7-14 Aralkyloxy-carbonyl group (eg, benzyloxycarbonyl, 9-fluorenylmethoxycarbonyl), trityl group, phthaloyl group, N, N-dimethylaminomethylene group, silyl group (eg, trimethylsilyl, triethylsilyl, dimethylphenylsilyl, tert-butyldimethylsilyl, tert-butyldiethylsilyl), C 2-6 An alkenyl group (eg, 1-allyl) and the like can be mentioned. These groups include a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine), C 1-6 It may be substituted with 1 to 3 substituents selected from an alkoxy group (eg, methoxy, ethoxy, propoxy), a nitro group and the like.
R 1 And R 3 Is preferably a hydrogen atom or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms; 2 Is preferably a hydrogen atom.
[0074]
Xa is preferably a bond, -O-, -NR 3 -Or -CONR 3 − (R 3 Is preferably a hydrogen atom or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms), more preferably a bond or —O—, particularly preferably a bond.
Xb is preferably -O-, -S-, -SO-, -SO 2 -, -CO-, -CS-, -CR 1 (OR 2 )-, -NR 3 -, -CONR 3 -Or -NR 3 CO- (R 1 And R 3 Is preferably a hydrogen atom or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms; 2 Is preferably a hydrogen atom), more preferably a bond or -O-, particularly preferably -O-.
Xc is preferably a bond or —O—, and more preferably a bond.
[0075]
Examples of the “divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms” represented by Ya, Yb and Yc include, for example, alkylene having 1 to 20 carbon atoms, alkenylene having 2 to 20 carbon atoms, and 2 to 20 carbon atoms. Alkynylene and the like.
“The divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms” is preferably a divalent aliphatic hydrocarbon group having 1 to 6 carbon atoms, more preferably
(1) C 1-6 Alkylene (eg, -CH 2 -,-(CH 2 ) 2 -,-(CH 2 ) 3 -,-(CH 2 ) 4 -,-(CH 2 ) 5 -,-(CH 2 ) 6 -, -CH (CH 3 )-, -C (CH 3 ) 2 -,-(CH (CH 3 )) 2 -,-(CH 2 ) 2 C (CH 3 ) 2 -,-(CH 2 ) 3 C (CH 3 ) 2 -Etc.);
(2) C 2-6 Alkenylene (e.g., -CH = CH-, -CH 2 -CH = CH-, -C (CH 3 ) 2 -CH = CH-, -CH 2 -CH = CH-CH 2 -, -CH 2 -CH 2 -CH = CH-, -CH = CH-CH = CH-, -CH = CH-CH 2 -CH 2 -CH 2 -Etc.);
(3) C 2-6 Alkynylene (eg, -C≡C-, -CH 2 -C≡C-, -CH 2 -C≡C-CH 2 -CH 2 -Etc.).
Above all, C 1-6 Alkylene and C 2-6 Alkenylene is preferred.
Ya is preferably C 1-6 Alkylene or C 2-6 Alkenylene, more preferably C 1-6 Alkylene (preferably -CH 2 -,-(CH 2 ) 2 -,-(CH 2 ) 3 -Etc.). When Xa and Xb are a bond, Ya is preferably C 3-6 Alkylene or C 3-6 Alkenylene.
Yb is preferably a bond, C 1-6 Alkylene or C 2-6 Alkenylene, and more preferably a bond.
Yc is preferably a bond, C 1-6 Alkylene or C 2-6 Alkenylene, more preferably C 1-6 Alkylene or C 2-6 Alkenylene. Above all, C 1-6 Alkylene (preferably -CH 2 -Etc.) are preferable.
[0076]
Examples of the monocyclic aromatic ring represented by ring C include monocyclic aromatic hydrocarbons and aromatic heterocyclic rings exemplified as ring A.
The monocyclic aromatic ring is preferably benzene and a 5- or 6-membered monocyclic aromatic heterocycle, more preferably benzene, pyrazole, pyridine and the like. Among them, benzene, pyrazole and the like are preferable, and benzene is particularly preferable.
The monocyclic aromatic ring represented by ring C may have 1 to 3 substituents at substitutable positions. As the substituent, "halogen atom", "nitro group", "cyano group", "optionally substituted aliphatic hydrocarbon group", and "optionally substituted" exemplified as the substituent for ring A "Alicyclic hydrocarbon group", "optionally substituted aromatic hydrocarbon group", "optionally substituted heterocyclic group", "optionally substituted acyl group", "optionally substituted An optionally substituted amino group, an optionally substituted hydroxy group, an optionally substituted thiol group, and an optionally esterified or amidated carboxyl group.
The substituent on ring C is preferably a halogen atom, an optionally substituted aliphatic hydrocarbon group, an optionally substituted aromatic hydrocarbon group, an optionally substituted hydroxy group, an optionally substituted A good thiol group, a cyano group, an alicyclic hydrocarbon group which may be substituted, and the like, more preferably
1) a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
2) An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, trifluoromethyl) ;
3) an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl) which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
4) An alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, trioxy) Fluoromethoxy);
5) an alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methylthio) which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
6) a hydroxy group;
7) an aralkyloxy group having 7 to 13 carbon atoms (eg, benzyloxy);
8) a cyano group;
9) a cycloalkyl group having 3 to 10 carbon atoms (eg, cyclohexyl);
Ring C is preferably a halogen atom, an optionally substituted aliphatic hydrocarbon group, an optionally substituted aromatic hydrocarbon group, an optionally substituted hydroxy group, an optionally substituted thiol group Benzene or a 5- or 6-membered monocyclic aromatic heterocycle (preferably having 1 to 3 substituents each selected from, a cyano group, an optionally substituted alicyclic hydrocarbon group and the like) Is pyrazole or pyridine, more preferably pyrazole), more preferably
1) a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
2) An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, trifluoromethyl) ;
3) an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl) which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
4) An alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, trioxy) Fluoromethoxy);
5) an alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methylthio) which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
6) a hydroxy group;
7) an aralkyloxy group having 7 to 13 carbon atoms (eg, benzyloxy);
8) a cyano group;
9) cycloalkyl group having 3 to 10 carbon atoms (eg, cyclohexyl); and benzene or 5- or 6-membered monocyclic aromatic heterocycle optionally having 1 to 3 substituents selected from Preferred is pyrazole or pyridine, more preferably pyrazole).
[0077]
R is -OR 4 (R 4 Represents a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group) or -NR 5 R 6 (R 5 And R 6 Is the same or different and represents a hydrogen atom, an optionally substituted hydrocarbon group or an optionally substituted heterocyclic group, or R 5 And R 6 Forms a heterocyclic ring which may be substituted with an adjacent nitrogen atom).
R 4 , R 5 And R 6 As the “optionally substituted hydrocarbon group” represented by 9 Are exemplified.
The “optionally substituted hydrocarbon group” is preferably an optionally substituted alkyl group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, butyl, isobutyl, sec.-butyl) , T.-butyl).
R 5 And R 6 As the “optionally substituted heterocyclic group” represented by 9 Are exemplified.
R 5 And R 6 Is an optionally substituted heterocyclic ring formed with an adjacent nitrogen atom. 9 And R 10 Is a nitrogen-containing heterocyclic ring which may be substituted with an adjacent nitrogen atom.
R is preferably -OR 4 (R 4 Represents a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group). Where R 4 Is preferably a hydrogen atom or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms (preferably methyl, ethyl and the like), and more preferably a hydrogen atom.
[0078]
In the formula (I),
{Circle around (1)} When the 1,2-azole ring represented by ring B is pyrazole, ring C is not thiadiazole or oxadiazole;
(2) When the 1,2-azole ring represented by ring B is isoxazole, ring C is not pyridone which may be substituted;
{Circle over (3)} When the 1,2-azole ring represented by ring B is a pyrazole and Xa and Xb are a bond, ring C is not a benzene ring.
In the formula (Ib),
When the 1,2-azole ring represented by ring B is isoxazole, ring C is not an optionally substituted pyridone.
[0079]
Preferred examples of the compound represented by the formula (I) include the following compounds.
[Compound A]
Ring A is
1) a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
2) An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, trifluoromethyl) ;
3) an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl);
4) An alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, trioxy) Fluoromethoxy);
5) 1 to 3 substituents selected from alkylthio groups having 1 to 6 carbon atoms (eg, methylthio) which may be substituted with 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) An aromatic hydrocarbon having 6 to 14 carbon atoms (preferably benzene) or a 5- or 6-membered aromatic heterocycle (preferably pyridine), each of which may have a group;
Ring B is an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl); an alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy); Pyrazole or isoxazole (preferably pyrazole) each having 1 to 3 (preferably 1 to 2) substituents selected from 13 aralkyloxy groups (eg, benzyloxy) and the like;
Xa is a bond or —O—;
Xb is a bond or -O-;
Xc is a bond or —O—;
Ya is C 1-6 Alkylene or C 2-6 Alkenylene;
Yb is a bond;
Yc is a bond, C 1-6 Alkylene or C 2-6 Alkenylene;
Ring C is
1) a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
2) An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, trifluoromethyl) ;
3) an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl);
4) An alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, trioxy) Fluoromethoxy);
5) 1 to 3 substituents selected from alkylthio groups having 1 to 6 carbon atoms (eg, methylthio) which may be substituted with 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) Benzene optionally having a group;
R is -OR 4 (R 4 Is preferably a hydrogen atom or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms).
[0080]
[Compound B]
Ring A is
1) a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
2) An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, trifluoromethyl) ;
3) an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl);
4) An alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, trioxy) Fluoromethoxy);
5) 1 to 3 substituents selected from alkylthio groups having 1 to 6 carbon atoms (eg, methylthio) which may be substituted with 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) An aromatic hydrocarbon having 6 to 14 carbon atoms (preferably benzene) or a 5- or 6-membered aromatic heterocycle (preferably pyridine), each of which may have a group;
Ring B is an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl); an alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy); Pyrazole or isoxazole (preferably pyrazole) each having 1 to 3 (preferably 1 to 2) substituents selected from 13 aralkyloxy groups (eg, benzyloxy) and the like;
Xa is a bond or —O—;
Xb is a bond or -O-;
Xc is a bond or —O—;
Ya is C 1-6 Alkylene or C 2-6 Alkenylene;
Yb is a bond;
Yc is a bond, C 1-6 Alkylene or C 2-6 Alkenylene;
Ring C is
1) a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
2) An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, trifluoromethyl) ;
3) an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl);
4) An alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, trioxy) Fluoromethoxy);
5) 1 to 3 substituents selected from alkylthio groups having 1 to 6 carbon atoms (eg, methylthio) which may be substituted with 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) A 5- or 6-membered monocyclic aromatic heterocyclic ring optionally having a group (preferably pyrazole);
R is -OR 4 (R 4 Is preferably a hydrogen atom or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms).
[0081]
[Compound C]
Ring A is
1) a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
2) An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, trifluoromethyl) ;
3) an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl);
4) An alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, trioxy) Fluoromethoxy);
5) 1 to 3 substituents selected from alkylthio groups having 1 to 6 carbon atoms (eg, methylthio) which may be substituted with 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) Each may have a group,
An aromatic hydrocarbon having 6 to 14 carbon atoms (preferably benzene), a 5- or 6-membered aromatic heterocycle (preferably pyridine) or an alicyclic hydrocarbon having 3 to 12 carbon atoms (preferably cyclopentane);
Ring B is an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl), an alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy), and having 7 to 6 carbon atoms. Each having 1 to 3 (preferably 1 to 2) substituents selected from 13 aralkyloxy groups (eg, benzyloxy), hydroxy groups, and aryl groups having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl). Optionally pyrazole or isoxazole (preferably pyrazole);
Xa is a bond or —O—;
Xb is a bond or -O-;
Xc is a bond or —O—;
Ya is C 1-6 Alkylene or C 2-6 Alkenylene;
Yb is a bond;
Yc is a bond, C 1-6 Alkylene or C 2-6 Alkenylene;
Ring C is
1) a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
2) An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, trifluoromethyl) ;
3) an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl) which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
4) An alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, trioxy) Fluoromethoxy);
5) an alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methylthio) which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
6) a hydroxy group;
7) an aralkyloxy group having 7 to 13 carbon atoms (eg, benzyloxy); benzene which may have 1 to 3 substituent (s) selected from;
R is -OR 4 (R 4 Is preferably a hydrogen atom or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms).
[0082]
[Compound D]
Ring A is
1) a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
2) An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, trifluoromethyl) ;
3) an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl);
4) An alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, trioxy) Fluoromethoxy);
5) 1 to 3 substituents selected from alkylthio groups having 1 to 6 carbon atoms (eg, methylthio) which may be substituted with 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) Each may have a group,
An aromatic hydrocarbon having 6 to 14 carbon atoms (preferably benzene), a 5- or 6-membered aromatic heterocycle (preferably pyridine) or an alicyclic hydrocarbon having 3 to 12 carbon atoms (preferably cyclopentane);
Ring B is an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl), an alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy), and having 7 to 6 carbon atoms. Each having 1 to 3 (preferably 1 to 2) substituents selected from 13 aralkyloxy groups (eg, benzyloxy), hydroxy groups, and aryl groups having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl). Optionally pyrazole or isoxazole (preferably pyrazole);
Xa is a bond or —O—;
Xb is a bond or -O-;
Xc is a bond or —O—;
Ya is C 1-6 Alkylene or C 2-6 Alkenylene;
Yb is a bond;
Yc is a bond, C 1-6 Alkylene or C 2-6 Alkenylene;
Ring C is
1) a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
2) An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, trifluoromethyl) ;
3) an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl) which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
4) An alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, trioxy) Fluoromethoxy);
5) an alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methylthio) which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
6) a hydroxy group;
7) an aralkyloxy group having 7 to 13 carbon atoms (eg, benzyloxy); a 5- or 6-membered monocyclic aromatic heterocyclic ring which may have 1 to 3 substituents selected from Pyrazole);
R is -OR 4 (R 4 Is preferably a hydrogen atom or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms).
[0083]
[Compound E]
Ring A is
1) a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
2) An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, trifluoromethyl) ;
3) an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl);
4) An alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, trioxy) Fluoromethoxy);
5) an alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methylthio) which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
6) nitro group;
7) a cyano group;
8) C 2-10 Alkanoyl group or C 1-10 An amino group optionally substituted with an alkylsulfonyl group (eg, amino, acetylamino, propionylamino, butyrylamino, isobutyrylamino, methylsulfonylamino); May be
An aromatic hydrocarbon having 6 to 14 carbon atoms (preferably benzene), a 5- or 6-membered aromatic heterocycle (preferably pyridine, pyrimidine, pyridazine, oxadiazole, thiadiazole) or an alicyclic carbon having 3 to 12 carbon atoms Hydrogen (preferably cyclopentane);
Ring B is an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, butyl, sec.-butyl, t.-butyl, 1-ethylpropyl, 1-methylbutyl), An alkoxy group (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy), an aralkyloxy group having 7 to 13 carbon atoms (eg, benzyloxy), a hydroxy group, an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl), Pyrazole or isoxazole (preferably pyrazole) each having 1 to 3 (preferably 1 to 2) substituents selected from cycloalkyl groups having 3 to 10 carbon atoms (eg, cyclohexyl) and the like. ;
Xa is a bond or —O—;
Xb is a bond or -O-;
Xc is a bond or —O—;
Ya is C 1-6 Alkylene or C 2-6 Alkenylene;
Yb is a bond;
Yc is a bond, C 1-6 Alkylene or C 2-6 Alkenylene;
Ring C is
1) a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
2) An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, trifluoromethyl) ;
3) an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl) which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
4) An alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, trioxy) Fluoromethoxy);
5) an alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methylthio) which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
6) a hydroxy group;
7) an aralkyloxy group having 7 to 13 carbon atoms (eg, benzyloxy);
8) a cyano group;
9) a cycloalkyl group having 3 to 10 carbon atoms (eg, cyclohexyl); benzene optionally having 1 to 3 substituents selected from the group consisting of:
R is -OR 4 (R 4 Is preferably a hydrogen atom or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms).
[0084]
[Compound F]
Ring A is
1) a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
2) An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, trifluoromethyl) ;
3) an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl);
4) An alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, trioxy) Fluoromethoxy);
5) an alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methylthio) which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
6) nitro group;
7) a cyano group;
8) C 2-10 Alkanoyl group or C 1-10 An amino group optionally substituted with an alkylsulfonyl group (eg, amino, acetylamino, propionylamino, butyrylamino, isobutyrylamino, methylsulfonylamino); May be
An aromatic hydrocarbon having 6 to 14 carbon atoms (preferably benzene), a 5- or 6-membered aromatic heterocycle (preferably pyridine, pyrimidine, pyridazine, oxadiazole, thiadiazole) or an alicyclic carbon having 3 to 12 carbon atoms Hydrogen (preferably cyclopentane);
Ring B is an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, butyl, sec.-butyl, t.-butyl, 1-ethylpropyl, 1-methylbutyl), An alkoxy group (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy), an aralkyloxy group having 7 to 13 carbon atoms (eg, benzyloxy), a hydroxy group, an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl), Pyrazole or isoxazole (preferably pyrazole) each having 1 to 3 (preferably 1 to 2) substituents selected from cycloalkyl groups having 3 to 10 carbon atoms (eg, cyclohexyl) and the like. ;
Xa is a bond or —O—;
Xb is a bond or -O-;
Xc is a bond or —O—;
Ya is C 1-6 Alkylene or C 2-6 Alkenylene;
Yb is a bond;
Yc is a bond, C 1-6 Alkylene or C 2-6 Alkenylene;
Ring C is
1) a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
2) An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, trifluoromethyl) ;
3) an aryl group having 6 to 14 carbon atoms (eg, phenyl) which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
4) An alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine) (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, trioxy) Fluoromethoxy);
5) an alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methylthio) which may be substituted by 1 to 3 halogen atoms (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine);
6) a hydroxy group;
7) an aralkyloxy group having 7 to 13 carbon atoms (eg, benzyloxy);
8) a cyano group;
9) a 5- or 6-membered monocyclic aromatic heterocycle (preferably pyrazole) which may have 1 to 3 substituents selected from cycloalkyl groups having 3 to 10 carbon atoms (eg, cyclohexyl); );
R is -OR 4 (R 4 Is preferably a hydrogen atom or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms).
[0085]
[Compound G]
3- [1-phenyl-3- (4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] butoxy) -1H-pyrazol-5-yl] propionic acid (Example 11);
2- [3- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenoxy] -2-methylpropionic acid (Examples) 29);
3- [2-ethoxy-4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] propionic acid (Examples) 35);
3- [3- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -1-phenyl-1H-pyrazole-5 Yl] propionic acid (Example 42);
[1-Phenyl-3- (4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} butoxy) -1H-pyrazol-4-yl] Acetic acid (Example 66);
[2- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3-methoxyphenyl] acetic acid (Example 181);
[2- (3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3-methoxyphenyl] acetic acid ( Example 212);
(2- [3- [1- (5-Chloro-2-pyridyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3-methoxyphenyl) acetic acid (Example 223) ;
[3-Ethyl-2- (3- [3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetic acid (Example 245) ;
[2- (3- {3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3-methoxyphenyl] acetic acid (Example 274) ;
[3- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -1-methyl-1H-pyrazol-4-yl] Acetic acid (Example 299);
[1-Ethyl-5- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -1H-pyrazol-4-yl] Acetic acid (Example 322);
[1-Ethyl-5- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -1H-pyrazol-4-yl] Acetic acid (Example 326);
(2- {3- [1- (5-Bromo-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methoxyphenyl) acetic acid (Example 351) Or
[2- (3- {3-tert-butyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3-methylphenyl] acetic acid (Example 367).
[0086]
As the salt of the compound represented by the formula (I), (Ia) or (Ib) (hereinafter, these may be simply referred to as compound (I)), pharmacologically acceptable salts are preferable. Examples thereof include salts with inorganic bases, salts with organic bases, salts with inorganic acids, salts with organic acids, salts with basic or acidic amino acids, and the like.
Preferable examples of the salt with an inorganic base include, for example, alkali metal salts such as sodium salt, potassium salt and lithium salt; alkaline earth metal salts such as calcium salt and magnesium salt; aluminum salt and ammonium salt.
Preferred examples of the salt with an organic base include, for example, salts with trimethylamine, triethylamine, pyridine, picoline, ethanolamine, diethanolamine, triethanolamine, dicyclohexylamine, N, N-dibenzylethylenediamine and the like.
Preferable examples of the salt with an inorganic acid include, for example, salts with hydrochloric acid, hydrobromic acid, nitric acid, sulfuric acid, phosphoric acid and the like.
Preferred examples of salts with organic acids include, for example, formic acid, acetic acid, trifluoroacetic acid, fumaric acid, oxalic acid, tartaric acid, maleic acid, citric acid, succinic acid, malic acid, methanesulfonic acid, benzenesulfonic acid, p -Salts with toluenesulfonic acid and the like.
Preferred examples of the salt with a basic amino acid include, for example, salts with arginine, lysine, ornithine and the like.
Preferred examples of the salt with an acidic amino acid include, for example, salts with aspartic acid, glutamic acid and the like.
[0087]
The prodrug of the compound (I) is a compound that is converted into the compound (I) by a reaction with an enzyme or a stomach acid under physiological conditions in a living body, that is, the compound (I) is enzymatically oxidized, reduced, hydrolyzed, etc. Or a compound which undergoes hydrolysis or the like by gastric acid or the like to change to compound (I). As a prodrug of the compound (I), a compound in which the amino group of the compound (I) is acylated, alkylated or phosphorylated (eg, the amino group of the compound (I) is eicosanoylated, alanylated, pentylaminocarbonylated) , (5-methyl-2-oxo-1,3-dioxolen-4-yl) methoxycarbonylation, tetrahydrofuranylation, tetrahydropyranylation, pyrrolidylmethylation, pivaloyloxymethylation, tert-butylation Compounds in which the hydroxyl group of compound (I) is acylated, alkylated, phosphorylated, or borated (eg, the hydroxyl group of compound (I) is acetylated, palmitoylated, propanoylated, pivaloylated, succinylated) , Fumarylation, alanylation, dimethylaminomethylcarbonylation, tetrahydropyranylation A compound in which the carboxyl group of the compound (I) is esterified or amidated (eg, the carboxyl group of the compound (I) is ethyl esterified, phenyl esterified, carboxymethyl esterified, dimethylaminomethyl esterified, Valoyloxymethyl esterification, ethoxycarbonyloxyethyl esterification, phthalidyl esterification, (5-methyl-2-oxo-1,3-dioxolen-4-yl) methyl esterification, cyclohexyloxycarbonylethyl esterification, methylamide And the like); and the like. These compounds can be produced from compound (I) by a method known per se.
The prodrug of compound (I) is a compound that changes to compound (I) under physiological conditions as described in Hirokawa Shoten, 1990, "Development of Pharmaceuticals," Vol. 7, pp. 163-198, Molecular Design. It may be.
Compound (I) is an isotope (eg, 3 H, 14 C, 35 S, 125 I etc.).
Further, compound (I) may be an anhydride or a hydrate.
[0088]
Compound (I) or a salt thereof (hereinafter, may be simply abbreviated as the compound of the present invention) has low toxicity and can be used as it is or by mixing with a pharmacologically acceptable carrier or the like to form a pharmaceutical composition. For mammals (eg, humans, mice, rats, rabbits, dogs, cats, cows, horses, pigs, monkeys, etc.), they can be used as preventive and therapeutic agents for various diseases described below.
[0089]
Here, as the pharmacologically acceptable carrier, various organic or inorganic carrier substances commonly used as pharmaceutical materials are used, and excipients, lubricants, binders, disintegrants in solid preparations; solvents in liquid preparations , A solubilizing agent, a suspending agent, an isotonic agent, a buffering agent, a soothing agent and the like. If necessary, formulation additives such as preservatives, antioxidants, coloring agents and sweeteners can also be used.
Preferred examples of the excipient include lactose, sucrose, D-mannitol, D-sorbitol, starch, pregelatinized starch, dextrin, crystalline cellulose, low-substituted hydroxypropylcellulose, sodium carboxymethylcellulose, gum arabic, dextrin, Pullulan, light anhydrous silicic acid, synthetic aluminum silicate, magnesium aluminate metasilicate and the like can be mentioned.
Preferred examples of the lubricant include, for example, magnesium stearate, calcium stearate, talc, colloidal silica and the like.
Preferred examples of the binder include, for example, pregelatinized starch, sucrose, gelatin, gum arabic, methylcellulose, carboxymethylcellulose, sodium carboxymethylcellulose, crystalline cellulose, sucrose, D-mannitol, trehalose, dextrin, pullulan, and hydroxypropylcellulose. Hydroxypropyl methylcellulose, polyvinylpyrrolidone and the like can be mentioned.
Preferable examples of the disintegrant include lactose, sucrose, starch, carboxymethylcellulose, carboxymethylcellulose calcium, croscarmellose sodium, sodium carboxymethyl starch, light anhydrous silicic acid, and low-substituted hydroxypropylcellulose.
[0090]
Preferred examples of the solvent include water for injection, physiological saline, Ringer's solution, alcohol, propylene glycol, polyethylene glycol, sesame oil, corn oil, olive oil, cottonseed oil and the like.
Preferred examples of the dissolution aid include, for example, polyethylene glycol, propylene glycol, D-mannitol, trehalose, benzyl benzoate, ethanol, trisaminomethane, cholesterol, triethanolamine, sodium carbonate, sodium citrate, sodium salicylate, and acetic acid. Sodium and the like.
Preferred examples of the suspending agent include surfactants such as stearyltriethanolamine, sodium lauryl sulfate, laurylaminopropionic acid, lecithin, benzalkonium chloride, benzethonium chloride, and glyceryl monostearate; Hydrophilic polymers such as polyvinylpyrrolidone, sodium carboxymethylcellulose, methylcellulose, hydroxymethylcellulose, hydroxyethylcellulose and hydroxypropylcellulose; polysorbates, and polyoxyethylene hydrogenated castor oil.
[0091]
Preferred examples of the tonicity agent include sodium chloride, glycerin, D-mannitol, D-sorbitol, glucose and the like.
Preferred examples of the buffer include buffers such as phosphate, acetate, carbonate, and citrate.
Preferred examples of the soothing agent include benzyl alcohol and the like.
Preferable examples of the preservative include, for example, p-hydroxybenzoic acid esters, chlorobutanol, benzyl alcohol, phenethyl alcohol, dehydroacetic acid, sorbic acid and the like.
Suitable examples of the antioxidant include, for example, sulfite, ascorbate and the like.
Preferable examples of the colorant include water-soluble edible tar dyes (eg, edible dyes such as edible red Nos. 2 and 3, edible yellows 4 and 5, edible blues 1 and 2, water-insoluble lake dyes) (Eg, the aluminum salt of the water-soluble edible tar dye, etc.), and natural dyes (eg, β-carotene, chlorophyll, bengalara, etc.).
Preferable examples of the sweetener include saccharin sodium, dipotassium glycyrrhizinate, aspartame, stevia and the like.
[0092]
As the dosage form of the pharmaceutical composition, oral preparations such as tablets (including sublingual tablets and orally disintegrating tablets), capsules (including soft capsules and microcapsules), powders, granules, troches and syrups; And injections (eg, subcutaneous injections, intravenous injections, intramuscular injections, intraperitoneal injections, infusions), external preparations (eg, transdermal preparations, ointments), suppositories (eg, rectal suppositories) , Vaginal suppositories), pellets, nasal preparations, pulmonary preparations (inhalation preparations), and parenteral preparations such as eye drops. These preparations may be controlled-release preparations such as immediate-release preparations or sustained-release preparations (eg, sustained-release microcapsules).
The pharmaceutical composition can be produced by a method commonly used in the technical field of formulation, for example, a method described in the Japanese Pharmacopoeia and the like. Hereinafter, the production methods of the oral preparation and the parenteral preparation will be described in detail.
[0093]
For example, oral preparations contain, as active ingredients, excipients (eg, lactose, sucrose, starch, D-mannitol), disintegrants (eg, carboxymethylcellulose calcium), binders (eg, pregelatinized starch, gum arabic, carboxy). Methylcellulose, hydroxypropylcellulose, polyvinylpyrrolidone) or a lubricant (eg, talc, magnesium stearate, polyethylene glycol 6000) is added and compression-molded, and then, if necessary, for taste masking, enteric coating or persistence. And by using a coating base by a method known per se.
Examples of the coating base include a sugar coating base, a water-soluble film coating base, an enteric film coating base, and a sustained release film coating base.
As the sugar-coating base, sucrose is used, and one or more selected from talc, precipitated calcium carbonate, gelatin, gum arabic, pullulan, carnauba wax and the like may be used in combination.
Examples of the water-soluble film coating base include cellulosic polymers such as hydroxypropylcellulose, hydroxypropylmethylcellulose, hydroxyethylcellulose, and methylhydroxyethylcellulose; polyvinyl acetal diethylaminoacetate, aminoalkyl methacrylate copolymer E [Eudragit E (trade name), Rohm Pharma Co., Ltd.], synthetic polymers such as polyvinylpyrrolidone, and polysaccharides such as pullulan.
Examples of the enteric film coating base include cellulosic polymers such as hydroxypropylmethylcellulose phthalate, hydroxypropylmethylcellulose acetate succinate, carboxymethylethylcellulose, and cellulose acetate phthalate; methacrylic acid copolymer L [Eudragit L (trade name); Acrylic polymers such as Rohm Pharma Co., Ltd., methacrylic acid copolymer LD [Eudragit L-30D55 (trade name), Rohm Pharma Co., Ltd.] and methacrylic acid copolymer S [Eudragit S (trade name), Rohm Pharma Co.]; Natural products such as shellac are exemplified.
Examples of the sustained-release film coating base include cellulosic polymers such as ethyl cellulose; aminoalkyl methacrylate copolymer RS (Eudragit RS (trade name), Rohm Pharma Co., Ltd.); ethyl acrylate / methyl methacrylate copolymer suspension Acrylic polymers such as suspensions (Eudragit NE (trade name), Rohm Pharma Co., Ltd.) and the like.
The above-mentioned coating bases may be used by mixing two or more kinds thereof at an appropriate ratio. Further, at the time of coating, a light-shielding agent such as titanium oxide, iron sesquioxide and the like may be used.
[0094]
Injectables contain an active ingredient as a dispersant (eg, polysorbate 80, polyoxyethylene hydrogenated castor oil 60, polyethylene glycol, carboxymethyl cellulose, sodium alginate), a preservative (eg, methyl paraben, propyl paraben, benzyl alcohol, chlorobutanol, phenol) ), Isotonic agents (eg, sodium chloride, glycerin, D-mannitol, D-sorbitol, dextrose) together with aqueous solvents (eg, distilled water, physiological saline, Ringer's solution) or oily solvents (eg, olive oil, sesame oil) , Vegetable oils such as cottonseed oil and corn oil, and propylene glycol). At this time, if necessary, additives such as a solubilizing agent (eg, sodium salicylate, sodium acetate), a stabilizer (eg, human serum albumin), a soothing agent (eg, benzyl alcohol) may be used.
[0095]
The compound of the present invention has a blood glucose lowering action, a blood lipid lowering action, a blood insulin lowering action, an insulin resistance improving action, an insulin sensitivity enhancing action, and a retinoid-related receptor function regulating activity.
The function regulating activity as referred to herein means both agonist activity and antagonist activity.
Retinoid-related receptors are DNA-binding transcription factors that are contained in nuclear receptors and have a signal molecule such as fat-soluble vitamin as a ligand. These are monomeric receptors and homodimeric receptors. And heterodimeric receptors.
Here, as the monomer type receptor, for example, retinoid O receptor (hereinafter may be abbreviated as ROR) α (GenBank Accession No. L14611), RORβ (GenBank Accession No. L14160), RORγ (GenBank Accession No.) U- 16997); Rev-erb α (GenBank Accession No. M24898), Rev-erb β (GenBank Accession No. L31785); ERRα (GenBank Accession No. X51416), ERRβ (Fanx. (GenBank Accession No. S65876), Ftz-FIβ (GenBank A cession No. M81385); TIx (GenBank Accession No. S77482); GCNF (GenBank Accession No. U14666) and the like.
Examples of the homodimeric receptor include retinoid X receptor (hereinafter sometimes abbreviated as RXR) α (GenBank Accession No. X52773), RXRβ (GenBank Accession No. M84820), RXRγ (GenBank Accession No. 8038. ); COUPα (GenBank Accession No. X12795), COUPβ (GenBank Accession No. M64497), COUPγ (GenBank Accession No. X127794); TR2α (GenBankAccession. GenBank Accession No X76930), HNF4γ (GenBank Accession No. Z49826), etc. to form homodimers thereof.
[0096]
Examples of the heterodimeric receptor include the above-mentioned retinoid X receptor (RXRα, RXRβ or RXRγ), retinoid A receptor (hereinafter, may be abbreviated as RAR) α (GenBank Accession No. X06614), RARβ (GenBank Accession No. Y00291), RARγ (GenBank Accession No. M24857); thyroid hormone receptor (hereinafter sometimes abbreviated as TR) α (GenBank Accession No. M24748), TRβ (GenBank7. Vitamin D receptor (VDR) (GenBank Accession No. JO3258); peroxisome proliferator-activated receptor (hereinafter abbreviated as PPAR) Α) (GenBank Accession No. L02932), PPARβ (PPARδ) (GenBank Accession No. U10375), PPARγ (GenBank Accession No. L40904); LXRα (GenBankAccession. FXR (GenBank Accession No. U18374); MB67 (GenBank Accession No. L29263); ONR (GenBank Accession No. X75163); and NURα (GenBank Accession No.37Nex. 5918), and a heterodimer formed by one type of receptor selected from NURγ (GenBank Accession No. U12767).
[0097]
The compound of the present invention is an excellent ligand for the retinoid X receptor (RXRα, RXRβ, RXRγ) and peroxisome proliferator-activated receptor (PPARα, PPARβ (PPARδ), PPARγ) among the above-mentioned retinoid-related receptors. It has activity and is useful as an agonist, partial agonist (partial agonist), antagonist or partial antagonist (partial antagonist) for these receptors.
Further, the compound of the present invention comprises a heterodimeric receptor formed by a retinoid X receptor and a peroxisome proliferator-activated receptor (eg, a heterodimeric receptor formed by RXRα and PPARδ, RXRα and PPARγ) Has an excellent ligand activity for a peroxisome proliferator-activated receptor in a heterodimeric receptor formed by the compound.
Therefore, the retinoid-related receptor ligand of the present invention is suitably used as a peroxisome proliferator-activated receptor ligand or a retinoid X receptor ligand.
[0098]
The compound of the present invention is, for example, an agent for preventing or treating diabetes (eg, type 1 diabetes, type 2 diabetes, gestational diabetes); hyperlipidemia (eg, hypertriglyceridemia, hypercholesterolemia, hypoHDLemia, postprandial) Prophylactic / therapeutic agent for hyperlipidemia); insulin sensitizer; insulin sensitivity enhancer; prophylactic / therapeutic agent for impaired glucose tolerance [IGT (Impaired Glucose Tolerance)]; and inhibitor for the transition from impaired glucose tolerance to diabetes Can be used as
[0099]
Regarding the criterion of diabetes, a new criterion was reported by the Japanese Diabetes Association in 1999.
According to this report, diabetes is defined as a fasting blood glucose level (glucose concentration in venous plasma) of 126 mg / dl or more and a 75 g oral glucose tolerance test (75 g OGTT) 2-hour value (glucose concentration in venous plasma) of 200 mg / dl or more. And the blood glucose level (glucose concentration in venous plasma) at any time is 200 mg / dl or more. In addition, it did not correspond to the above-mentioned diabetes, and the fasting blood glucose level (glucose concentration in venous plasma) was less than 110 mg / dl or the 75-hour oral glucose tolerance test (75 g OGTT) 2-hour value (glucose concentration in venous plasma) was 140 mg / dl. A state that is not “a state indicating less than dl” (normal type) is called a “boundary type”.
[0100]
In addition, new criteria for diabetes are reported by ADA (American Diabetes Association) in 1997 and by WHO in 1998.
According to these reports, diabetes is defined as a fasting blood glucose level (glucose concentration in venous plasma) of 126 mg / dl or more and a 2-hour 75 g oral glucose tolerance test (glucose concentration in venous plasma) of 200 mg / dl. dl or more.
According to the above report, impaired glucose tolerance refers to a fasting blood glucose level (glucose concentration in venous plasma) of less than 126 mg / dl and a 2-hour value of 75 g oral glucose tolerance test (glucose concentration in venous plasma). Is 140 mg / dl or more and less than 200 mg / dl. Furthermore, according to the report of ADA, a state where the fasting blood glucose level (glucose concentration in venous plasma) is 110 mg / dl or more and less than 126 mg / dl is called IFG (Impaired Fasting Glucose). On the other hand, according to the report of WHO, of the IFG (Impaired Fasting Glucose), the state in which the 75-hour oral glucose tolerance test 2-hour value (glucose concentration in venous plasma) is less than 140 mg / dl is referred to as IFG (Impaired Fasting Glycemia). Call.
The compound of the present invention is also used as a preventive / therapeutic agent for diabetes, borderline type, impaired glucose tolerance, IFG (Impaired Fasting Glucose) and IFG (Impaired Fasting Glycemia) determined by the above-mentioned new criteria. Furthermore, the compound of the present invention can also prevent the progression of diabetes from borderline type, impaired glucose tolerance, IFG (Impaired Fasting Glucose) or IFG (Impaired Fasting Glycemia).
[0101]
The compound of the present invention has a total cholesterol lowering effect and increases the plasma anti-atherosclerosis index [(HDL cholesterol / total cholesterol) × 100] to prevent arteriosclerosis (eg, atherosclerosis). It can also be used as a therapeutic. In particular, the compound of the present invention has both a blood glucose lowering effect and a total cholesterol lowering effect, and is therefore extremely useful as an agent for preventing and treating arteriosclerosis in diabetic patients.
The compound of the present invention can be used, for example, for diabetic complications [eg, neuropathy, nephropathy, retinopathy, cataract, macrovascular disorder, osteopenia, diabetic hyperosmotic coma, infections (eg, respiratory infections, urine Tract infections, gastrointestinal infections, skin and soft tissue infections, lower limb infections, etc.), diabetic gangrene, xerostomia, decreased hearing, cerebrovascular disorders, peripheral blood circulation disorders], obesity, osteoporosis, cachexia ( Eg, cancer cachexia, tuberculosis cachexia, diabetic cachexia, hematological cachexia, endocrine cachexia, cachexia due to infectious cachexia or acquired immunodeficiency syndrome), fatty liver, hypertension , Polycystic ovary syndrome, renal disease (eg, diabetic nephropathy, glomerulonephritis, glomerulosclerosis, nephrotic syndrome, hypertensive renal sclerosis, end stage renal disease), muscular dystrophy, myocardial infarction, angina, cerebrovascular Disorders (eg, cerebral infarction, stroke), insulin Anti-syndrome, syndrome X, hyperinsulinemia, paresthesia in hyperinsulinemia, tumor (eg, leukemia, breast cancer, prostate cancer, skin cancer), irritable bowel syndrome, acute or chronic diarrhea, inflammatory disease (eg, , Alzheimer's disease, rheumatoid arthritis, osteoarthritis, osteoarthritis, lumbago, gout, inflammation after surgery, remission of swelling, neuralgia, laryngitis, cystitis, hepatitis (including non-alcoholic steatohepatitis) ), Pneumonia, pancreatitis, inflammatory bowel disease, ulcerative colitis), and visceral obesity syndrome.
The compound of the present invention can also be used for improving symptoms such as abdominal pain, nausea, vomiting, and upper abdominal discomfort associated with peptic ulcer, acute or chronic gastritis, biliary dyskinesia, cholecystitis and the like.
The compound of the present invention can also be used as a therapeutic agent for slimming and phagocytosis (weight gain in subjects to which slimming or phagocytosis is administered) or a therapeutic agent for obesity, for example, to regulate (enhance or suppress) appetite.
[0102]
The compound of the present invention has a TNF-α inhibitory effect (an effect of lowering the amount of TNF-α production in a living tissue and an effect of lowering TNF-α activity), and is also useful as a prophylactic / therapeutic agent for inflammatory diseases involving TNF-α. Used. Such inflammatory diseases include, for example, diabetic complications (eg, retinopathy, nephropathy, neuropathy, macrovascular disease), rheumatoid arthritis, osteoarthritis, osteoarthritis, low back pain, gout, surgery and gout. Inflammation after trauma, remission of swelling, neuralgia, laryngitis, cystitis, hepatitis, pneumonia, gastric mucosal damage (including gastric mucosal damage caused by aspirin) and the like.
The compound of the present invention has an apoptosis-suppressing activity and is also used as a preventive / therapeutic agent for diseases associated with promotion of apoptosis. Here, examples of the disease associated with promotion of apoptosis include viral diseases (eg, AIDS, fulminant hepatitis), neurodegenerative diseases (eg, Alzheimer's disease, Parkinson's disease, amyotrophic lateral sclerosis, retinitis pigmentosa) , Cerebellar degeneration), myelodysplastic disease (eg, aplastic anemia), ischemic disease (eg, myocardial infarction, stroke), liver disease (eg, alcoholic hepatitis, hepatitis B, hepatitis C), joint disease (Eg, osteoarthritis), atherosclerosis, and the like.
The compound of the present invention reduces visceral fat, suppresses visceral fat accumulation, improves glucose metabolism, improves lipid metabolism, improves insulin resistance, suppresses oxidized LDL production, improves lipoprotein metabolism, improves coronary artery metabolism, and prevents cardiovascular complications. It is also used for treatment, prevention and treatment of complications of heart failure, reduction of blood remnant, prevention and treatment of anovulation, prevention and treatment of hirsutism, prevention and treatment of hyperandrogenemia.
The compound of the present invention is also used for secondary prevention and suppression of progress of the above-mentioned various diseases (eg, cardiovascular events such as myocardial infarction).
[0103]
The compound of the present invention has a GPR40 receptor function-modulating activity (agonist activity and antagonist activity; preferably an agonist activity), that is, an effect of changing the binding property between a fatty acid that is a ligand of the GPR40 receptor and the GPR40 receptor. It is also used as an agent for regulating a physiological function involving a receptor or as an agent for preventing or treating a disease state or disease involving a GPR40 receptor.
Here, examples of the "regulator of physiological functions involving the GPR40 receptor" include an insulin secretion regulator (preferably an insulin secretagogue), a pancreatic β-cell protective agent, and the like. Examples of the “pathology or disease involving the GPR40 receptor” include, for example, diabetes (eg, type 1 diabetes, type 2 diabetes), impaired glucose tolerance (IGT), ketosis, acidosis, diabetic neuropathy, diabetic nephropathy. , Diabetic retinopathy, hyperlipidemia, sexual dysfunction, skin disease, arthropathy, osteopenia, arteriosclerosis, thrombotic disease, dyspepsia, memory and learning disorders, obesity, hypoglycemia, hypertension, edema, Insulin resistance, unstable diabetes, lipoatrophy, insulin allergy, insulinoma, lipotoxicity, cancer and the like.
[0104]
The dose of the compound of the present invention varies depending on the administration subject, administration route, target disease, symptoms and the like. For example, when orally administered to an adult diabetic patient, the dose is usually about 0.005 to 50 mg / kg body weight as a single dose. It is preferably 0.01 to 2 mg / kg body weight, more preferably 0.025 to 0.5 mg / kg body weight, and it is desirable to administer this amount once to three times a day.
[0105]
The compound of the present invention is a therapeutic agent for diabetes, a therapeutic agent for diabetic complications, a therapeutic agent for hyperlipidemia, an antihypertensive agent, an antiobesity agent, a diuretic agent, a chemotherapeutic agent, an immunotherapy agent, an antithrombotic agent, a cachexia improving agent (Hereinafter abbreviated as concomitant drug). The concomitant drug may be a low molecular weight compound, a high molecular weight protein, polypeptide, antibody, or a vaccine. At this time, the timing of administration of the compound of the present invention and the concomitant drug is not limited, and they may be administered to the subject at the same time or may be administered with a time lag. Further, the compound of the present invention and the concomitant drug may be administered as two types of preparations containing each active ingredient, or may be administered as a single preparation containing both active ingredients.
The dose of the concomitant drug can be appropriately selected based on the clinically used dose. The compounding ratio of the compound of the present invention and the concomitant drug can be appropriately selected depending on the administration subject, administration route, target disease, symptom, combination and the like. For example, when the administration subject is a human, the concomitant drug may be used in an amount of 0.01 to 100 parts by weight based on 1 part by weight of the compound of the present invention.
[0106]
In addition, as a therapeutic agent for diabetes, insulin preparations (eg, animal insulin preparations extracted from bovine and porcine pancreas; human insulin preparations synthesized by genetic engineering using Escherichia coli and yeast; insulin zinc; protamine insulin zinc; Fragments or derivatives (eg, INS-1, etc.)), insulin sensitizers (eg, pioglitazone hydrochloride, troglitazone, rosiglitazone or maleate thereof, GI-262570, Reglixane (JTT-501), netoglitazone (Netoglitazone) (MCC-555), YM-440, KRP-297, CS-011, FK-614, compounds described in WO 99/58510 (for example, (E) -4- [4- (5-methyl-2-) Phenyl-4-oxazolyl Toxi) benzyloxyimino] -4-phenylbutyric acid), Tesaglitazar (AZ-242), Ragaglitazar (NN-622), BMS-298585, ONO-5816, BM-13-1258, LM-4156 , MBX-102, LY-519818, MX-6054, LY-510929, etc.), α-glucosidase inhibitors (eg, voglibose, acarbose, miglitol, emiglitate), biguanides (eg, phenformin, metformin, buformin), insulin Secretion enhancers [sulfonylurea agents (eg, tolbutamide, glibenclamide, gliclazide, chlorpropamide, tolazamide, acetohexamide, glyclopyramide, glimepiride, glipizide Glibuzole), repaglinide, nateglinide, mitiglinide or its calcium salt hydrate, GLP-1], dipeptidyl peptidase IV inhibitor (eg, NVP-DPP-278, PT-100, P32 / 98, LAF237), β3 agonist (Eg, CL-316243, SR-58611-A, UL-TG-307, SB-226552, AJ-9677, BMS-196085, AZ-40140), amylin agonist (eg, pramlintide), phosphotyrosine phosphatase inhibitor (eg, , Vanadic acid), gluconeogenesis inhibitors (eg, glycogen phosphorylase inhibitors, glucose-6-phosphatase inhibitors, glucagon antagonists), SGLUT (sodium-glucose cotransporter) inhibitors (eg, T-10) 5), and the like.
[0107]
Examples of therapeutic agents for diabetic complications include aldose reductase inhibitors (eg, tolrestat, epalrestat, zenarestat, zopolrestat, minalrestat, fidarestat (SNK-860), CT-112), neurotrophic factors (eg, NGF , NT-3, BDNF), a neurotrophic factor production / secretion enhancer [eg, a neurotrophin production / secretion enhancer described in WO 01/14372 (eg, 4- (4-chlorophenyl) -2- (2-methyl- 1-imidazole) -5- (3- (2-methylphenoxy) propyl) oxazole, etc.)], a PKC inhibitor (eg, LY-333531), an AGE inhibitor (eg, ALT946, pimagedine, pyratoxatin, N-phenacy) Luthiazolium bromide (ALT766), EXO-226), active oxygen scavenging Drugs (eg, thioctic acid), cerebral vasodilators (eg, tiapride, mexiletine).
Examples of the therapeutic agent for hyperlipidemia include, for example, HMG-CoA reductase inhibitors (eg, pravastatin, simvastatin, lovastatin, atorvastatin, fluvastatin, lipantil, cerivastatin, itavastatin, ZD-4522 or a salt thereof (eg, sodium salt). )), Fibrate compounds (eg, bezafibrate, beclobrate, binifibrate, ciprofibrate, clinofibrate, clofibrate, clofibric acid, etofibrate, fenofibrate, gemfibrozil, nicofibrate, pyrifibrate, ronifibrate, simfibrate, theo Fibrates), squalene synthase inhibitors (eg, compounds described in WO 97/10224, for example, N-[[(3R, 5S) -1- (3-acetoxy-2, -Dimethylpropyl) -7-chloro-5- (2,3-dimethoxyphenyl) -2-oxo-1,2,3,5-tetrahydro-4,1-benzoxazepin-3-yl] acetyl] piperidine -4-acetic acid, etc.), ACAT inhibitors (eg, Avasimibe, Eflucimibe), anion exchange resins (eg, cholestyramine), probucol, nicotinic drugs (eg, nicomol (nicocomol), niceri) And icosapentate, plant sterols (eg, soysterol, gamma oryzanol) and the like.
Antihypertensives include angiotensin converting enzyme inhibitors (eg, captopril, enalapril, delapril), angiotensin II antagonists (eg, candesartan cilexetil, losartan, eprosartan, valsantan, telmisartan, irbesartan, tasosartan), calcium antagonists (eg, Manidipine, nifedipine, nicardipine, amlodipine, efonidipine), potassium channel openers (eg, levcromakalim, L-27152, AL 0671, NIP-121), clonidine and the like.
[0108]
Examples of the antiobesity agent include central antiobesity agents (eg, dexfenfluramine, fenfluramine, phentermine, sibutramine, ampepramone, dexamphetamine, mazindol, phenylpropanolamine, clobenzolex; MCH receptor antagonist) (Eg, SB-56849; SNAP-7941; compounds described in WO 01/82925 and WO 01/87834), pancreatic lipase inhibitors (eg, orlistat), β3 agonists (eg, CL-316243, SR-58611-A, UL-TG-307, SB-226552, AJ-9677, BMS-196085, AZ-40140), peptide anorectic (eg, leptin, CNTF (ciliary neurotrophic factor)), cholecystokinin agonist (eg, , Lynch trypto, F L-15849), and the like.
Examples of the diuretic include xanthine derivatives (eg, sodium theobromine salicylate, calcium theobromine salicylate), thiazide-based preparations (eg, ethiazide, cyclopentiazide, trichlormethiazide, hydrochlorothiazide, hydroflumethiazide, benzylhydrochlorothiazide, penflutizide, polythiazide, Methiclothiazide), anti-aldosterone preparations (eg, spironolactone, triamterene), carbonic anhydrase inhibitors (eg, acetazolamide), chlorobenzenesulfonamide preparations (eg, chlorthalidone, mefluside, indapamide), azosemide, isosorbide, ethacrynic acid, piretanide , Bumetanide, furosemide and the like.
[0109]
Examples of chemotherapeutic agents include alkylating agents (eg, cyclophosphamide, ifosfamide), antimetabolites (eg, methotrexate, 5-fluorouracil and derivatives thereof), anticancer antibiotics (eg, mitomycin, adriamycin), Examples include plant-derived anticancer agents (eg, vincristine, vindesine, taxol), cisplatin, carboplatin, etoposide and the like. Among them, a 5-fluorouracil derivative such as furturon or neofurturon is preferred.
Examples of the immunotherapeutic agent include a microorganism or bacterial component (eg, muramyl dipeptide derivative, picibanil), a polysaccharide having an immunopotentiating activity (eg, lentinan, schizophyllan, krestin), a cytokine obtained by genetic engineering techniques (eg, Examples include interferon, interleukin (IL), colony stimulating factor (eg, granulocyte colony stimulating factor, erythropoietin), and interleukin such as IL-1, IL-2, and IL-12 is preferable.
Examples of the antithrombotic agent include heparin (eg, heparin sodium, heparin calcium, dalteparin sodium), warfarin (eg, warfarin potassium), antithrombin drug (eg, argatroban), thrombolytic drug ( For example, urokinase, urokinase, tisokinase, alteplase, nateplase, nateplase, monteplase, moniteplase, pamiteplase, platelet aggregation inhibitor (ex. ), Ethyl icosapentate, beraprostnate Um (beraprost sodium), sarpogrelate hydrochloride (sarpogrelate hydrochloride)), and the like.
[0110]
Examples of agents for improving cachexia include cyclooxygenase inhibitors (eg, indomethacin) [Cancer Research, Vol. 49, pp. 5935-5939, 1989], progesterone derivatives (eg, megesterol acetate) [Journal Journal of Clinical Oncology, Vol. 12, pp. 213 to 225, 1994], carbohydrate steroids (eg, dexamethasone), metoclopramide drugs, tetrahydrocannabinol drugs (all of which are listed above) And a fat metabolism improving agent (eg, eicosapentaenoic acid) [British Journal of Cancer, 68, 314-318, 1993], growth hormone, IGF-1, or antibodies against TNF-α, LIF, IL-6, and oncostatin M, which are factors that induce cachexia.
[0111]
Further, as concomitant drugs, nerve regeneration promoters (eg, Y-128, VX-853, prosaptide), antidepressants (eg, desipramine, amitriptyline, imipramine), antiepileptic drugs (eg, lamotrigine), antiarrhythmic drugs (Eg, mexiletine), acetylcholine receptor ligand (eg, ABT-594), endothelin receptor antagonist (eg, ABT-627), monoamine uptake inhibitor (eg, tramadol), narcotic analgesic (eg, morphine) , GABA receptor agonist (eg, gabapentin), α2 receptor agonist (eg, clonidine), local analgesic (eg, capsaicin), protein kinase C inhibitor (eg, LY-333531), anxiolytic (eg, , Benzodiazepines), phosphodiesterase inhibitors (eg, sildenafil (citrate)), dopa Agonists (eg, apomorphine), therapeutic agents for osteoporosis (eg, alfacalcidol, calcitriol, elcatonin, salmon calcitonin, estriol, ipriflavone, disodium pamidronate, alendronate sodium hydrate, disodium incadronate) And dementia agents (eg, tacrine, donepezil, rivastigmine, galantamine), therapeutic agents for urinary incontinence and pollakiuria (eg, flavoxate hydrochloride, oxybutynin hydrochloride, propiverine hydrochloride), midazolam, ketoconazole and the like.
[0112]
The concomitant drug is preferably an insulin preparation, an insulin sensitizer, an α-glucosidase inhibitor, a biguanide, an insulin secretagogue (preferably a sulfonylurea) and the like.
The above concomitant drugs may be used in combination of two or more at an appropriate ratio. Preferred combinations when two or more concomitant drugs are used include, for example, the following.
1) an insulin sensitizer and an insulin preparation;
2) an insulin sensitizer and an insulin secretagogue;
3) an insulin sensitizer and an α-glucosidase inhibitor;
4) insulin sensitizers and biguanides;
5) insulin preparations and biguanides;
6) insulin preparations and insulin secretagogues;
7) insulin preparations and α-glucosidase inhibitors;
8) an insulin secretagogue and an α-glucosidase inhibitor;
9) insulin secretagogues and biguanides;
10) insulin sensitizer, insulin preparation and biguanide;
11) insulin sensitizer, insulin preparation and insulin secretagogue;
12) insulin sensitizer, insulin preparation and α-glucosidase inhibitor;
13) an insulin sensitizer, an insulin secretagogue and a biguanide;
14) an insulin sensitizer, an insulin secretagogue and an α-glucosidase inhibitor; and
15) Insulin sensitizers, biguanides and α-glucosidase inhibitors.
[0113]
By using the compound of the present invention and a concomitant drug in combination, the action of the compound of the present invention and / or the concomitant drug (preferably an insulin preparation, an insulin sensitizer, an insulin secretagogue and a biguanide) is enhanced, and the compound of the present invention is used. And / or excellent effects such as a reduction in the dose of a concomitant drug (preferably an insulin sensitizer, an insulin secretagogue and a biguanide), and a reduction in the side effects of the compound of the present invention and / or the concomitant drug can be obtained. .
[0114]
Hereinafter, the method for producing the compound of the present invention will be described.
Compound (I) can be produced by a method known per se, for example, Method A to Method E, Method K shown below, or a method analogous thereto. In each of the following production methods, the starting compound may be used as a salt, and as such a salt, those exemplified as the salt of the compound (I) are used.
In the formula (I), Xb represents —O—, —S—, or —NR 3 − (R 3 Is as defined above), for example, is produced by the following Method A.
[Method A]
[0115]
Embedded image
Figure 2004277397
[0116]
[Wherein E represents a leaving group, and other symbols have the same meanings as described above. ]
Here, as the leaving group represented by E, for example, a hydroxy group, a halogen atom or -OSO 2 R 11 (R 11 Represents an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, or an aryl group having 6 to 10 carbon atoms which may be substituted with an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms).
Examples of the halogen atom include fluorine, chlorine, bromine, iodine and the like. Among them, chlorine, bromine, iodine and the like are preferable.
R 11 As the alkyl group having 1 to 6 carbon atoms in the “alkyl group having 1 to 6 carbon atoms” and the “aryl group having 6 to 10 carbon atoms which may be substituted with the alkyl group having 1 to 6 carbon atoms” For example, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, butyl, isobutyl, sec. -Butyl, t. -Butyl, among which methyl is preferred.
Also, R 11 Examples of the aryl group having 6 to 10 carbon atoms in the “aryl group having 6 to 10 carbon atoms which may be substituted with an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms” include, for example, phenyl and naphthyl. Phenyl is preferred.
R 11 Is particularly preferably methyl, tolyl and the like.
[0117]
In this method, compound (I-1) is produced by reacting compound (II) with compound (III).
When E is a hydroxy group, this reaction is carried out by a method known per se, for example, the method described in Synthesis, page 1, (1981), or a method analogous thereto. That is, this reaction is usually performed in the presence of an organic phosphorus compound and an electrophile in a solvent that does not adversely influence the reaction.
Examples of the organic phosphorus compound include triphenylphosphine and tributylphosphine.
Examples of the electrophile include diethyl azodicarboxylate, diisopropyl azodicarboxylate, and azodicarbonyldipiperazine.
The amount of the organic phosphorus compound and the electrophilic agent to be used is preferably about 1 to about 5 molar equivalents relative to compound (III).
Solvents that do not adversely affect the reaction include, for example, ethers such as diethyl ether, tetrahydrofuran, and dioxane; halogenated hydrocarbons such as chloroform and dichloromethane; aromatic hydrocarbons such as benzene, toluene, and xylene; Amides such as dimethylformamide; sulfoxides such as dimethyl sulfoxide; These solvents may be mixed and used at an appropriate ratio.
The amount of compound (II) to be used is preferably about 1 to about 5 molar equivalents relative to compound (III).
The reaction temperature is generally about -50 to about 150C, preferably about -10 to about 100C.
The reaction time is generally about 0.5 to about 20 hours.
[0118]
E is a halogen atom or -OSO 2 R 11 In this case, the reaction is carried out according to a conventional method in the presence of a base in a solvent that does not adversely influence the reaction.
Examples of the base include alkali metals such as potassium hydroxide, sodium hydroxide, sodium hydrogen carbonate, potassium carbonate, sodium carbonate, cesium carbonate, potassium hydrogen carbonate, potassium acetate, sodium acetate, potassium propionate, and sodium propionate. Metal salts: pyridine, triethylamine, N, N-dimethylaniline, 1,8-diazabicyclo [5.4.0] undec-7-ene, trimethylamine, diisopropylethylamine, tripropylamine, N-methylmorpholine, 1,4 Amines such as diazabicyclo [2,2,2] octane (DABCO), proton sponge, 4-dimethylaminopyridine, 4-diethylaminopyridine, picoline, quinoline; potassium hydride, sodium hydride, calcium hydride Metal hydrides such as beam; sodium methoxide, sodium ethoxide, potassium t. -Alkali metal alkoxides such as butoxide, quaternary ammonium hydroxides (eg, Triton B (trade name), tetrabutylammonium hydroxide) and the like.
The amount of the base to be used is preferably about 1 to about 5 molar equivalents relative to compound (III).
Solvents that do not adversely affect the reaction include, for example, aromatic hydrocarbons such as benzene, toluene and xylene; ethers such as tetrahydrofuran, dioxane and diethyl ether; ketones such as acetone and 2-butanone; Halogenated hydrocarbons; amides such as N, N-dimethylformamide; sulfoxides such as dimethylsulfoxide. These solvents may be mixed and used at an appropriate ratio.
The amount of compound (II) to be used is preferably about 1 to about 5 molar equivalents relative to compound (III).
The reaction temperature is generally about -50 to about 150C, preferably about -10 to about 100C.
The reaction time is generally about 0.5 to about 20 hours.
The compound (I-1) thus obtained can be isolated and purified by a known separation and purification means, for example, concentration, concentration under reduced pressure, solvent extraction, crystallization, recrystallization, phase transfer, chromatography and the like.
Compound (II) and compound (III) used as starting compounds in the above-mentioned Method A can be produced, for example, by the method described in WO 01/38325 or the like, or a method analogous thereto.
[0119]
In the formula (I), Xb is -S (O) m Compound (I-3) which is-(m represents 1 or 2) is produced, for example, by the following Method B.
[Method B]
[0120]
Embedded image
Figure 2004277397
[0121]
[The symbols in the formula are as defined above. ]
In this method, compound (I-3) is produced by subjecting compound (I-2) to an oxidation reaction. This reaction is generally performed using an oxidizing agent in a solvent that does not adversely influence the reaction.
Examples of the oxidizing agent include 3-chlorophenylperbenzoic acid, sodium periodate, hydrogen peroxide, peracetic acid and the like.
Solvents that do not adversely affect the reaction include, for example, ethers such as diethyl ether, tetrahydrofuran, and dioxane; halogenated hydrocarbons such as chloroform and dichloromethane; aromatic hydrocarbons such as benzene, toluene, and xylene; Amides such as dimethylformamide; alcohols such as ethanol and methanol. These solvents may be mixed and used at an appropriate ratio.
The reaction temperature is generally about -50 to about 150C, preferably about -10 to about 100C.
The reaction time is generally about 0.5 to about 20 hours.
The compound (I-3) thus obtained can be isolated and purified by a known separation and purification means, for example, concentration, concentration under reduced pressure, solvent extraction, crystallization, recrystallization, phase transfer, chromatography and the like.
The compound (I-2) used as a starting compound in the above-mentioned Method B is produced, for example, by the above-mentioned Method A.
[0122]
In the formula (I), the compound (I-5) wherein R is —OH can also be produced, for example, by the following Method C.
[Method C]
[0123]
Embedded image
Figure 2004277397
[0124]
[Wherein, R 12 Represents a hydrocarbon group which may be substituted, and other symbols have the same meanings as described above. ]
In this method, compound (I-5) is produced by subjecting compound (I-4) to a hydrolysis reaction.
Where R 12 As the “optionally substituted hydrocarbon group” represented by 4 Are exemplified. R 12 Is preferably an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, more preferably methyl, ethyl and the like.
This reaction is performed in a water-containing solvent in the presence of an acid or a base according to a conventional method.
Examples of the acid include inorganic acids such as hydrochloric acid, sulfuric acid, and hydrobromic acid; and organic acids such as acetic acid.
Examples of the base include alkali metal carbonates such as potassium carbonate and sodium carbonate; alkali metal alkoxides such as sodium methoxide; alkali metal hydroxides such as potassium hydroxide, sodium hydroxide and lithium hydroxide.
The amount of the acid or base to be used is generally an excess amount relative to compound (I-4). Preferably, the amount of the acid to be used is about 2 to about 50 equivalents relative to compound (I-4), and the amount of the base to be used is about 1.2 to about 5 equivalents relative to compound (I-4). .
Examples of the water-containing solvent include alcohols such as methanol and ethanol; ethers such as tetrahydrofuran, dioxane, and diethyl ether; and a mixed solvent of water with one or more solvents selected from dimethyl sulfoxide, acetone, and the like.
The reaction temperature is generally about -20 to about 150C, preferably about -10 to about 100C.
The reaction time is generally about 0.1 to about 20 hours.
The compound (I-5) thus obtained can be isolated and purified by a known separation and purification means, for example, concentration, concentration under reduced pressure, solvent extraction, crystallization, recrystallization, phase transfer, chromatography and the like.
Compound (I-4) used as a starting compound in the above Method C is produced, for example, by the above Method A or Method B.
[0125]
In the formula (I), R is -NR 5 R 6 (R 5 And R 6 Has the same meaning as described above), and the compound (I-6) can also be produced, for example, by the following Method D.
[Method D]
[0126]
Embedded image
Figure 2004277397
[0127]
[The symbols in the formula are as defined above. ]
In this method, compound (I-6) is produced by subjecting compound (I-5) to an amidation reaction. This reaction can be carried out by a method known per se, for example, a method of directly condensing compound (I-5) and compound (IV) using a condensing agent, or a method using a reactive derivative of compound (I-5) and compound (IV) ) Is appropriately performed. Here, as the reactive derivative of the compound (I-5), for example, an acid anhydride, an acid halide (eg, acid chloride, acid bromide), imidazolide, or a mixed acid anhydride (eg, methyl carbonate, ethyl carbonate, isobutyl) Anhydrides with carbonic acid, etc.).
[0128]
Examples of the condensing agent include carbodiimide condensing reagents such as dicyclohexylcarbodiimide, diisopropylcarbodiimide, 1-ethyl-3-dimethylaminopropylcarbodiimide and its hydrochloride; phosphoric acid condensing reagents such as diethyl cyanophosphate and diphenylphosphoryl azide Generally known condensing agents such as carbonyldiimidazole and 2-chloro-1,3-dimethylimidazolium tetrafluoroborate.
Examples of the solvent used in the method using the condensing agent include amides such as N, N-dimethylformamide and N, N-dimethylacetamide; halogenated hydrocarbons such as chloroform and dichloromethane; and aromatic hydrocarbons such as benzene and toluene. Hydrocarbons; ethers such as tetrahydrofuran, dioxane and diethyl ether; ethyl acetate, water and the like. These solvents may be mixed and used at an appropriate ratio.
The amount of compound (IV) to be used is generally 0.1 to 10 molar equivalents, preferably 0.3 to 3 molar equivalents, relative to compound (I-5).
The amount of the condensing agent to be used is generally 0.1 to 10 molar equivalents, preferably 0.3 to 3 molar equivalents, relative to compound (I-5).
When a carbodiimide-based condensing reagent such as dicyclohexylcarbodiimide, diisopropylcarbodiimide, 1-ethyl-3-dimethylaminopropylcarbodiimide and a hydrochloride thereof is used as a condensing agent, a suitable condensation accelerator (eg, 1-hydroxy- The reaction efficiency can be improved by using 7-azabenzotriazole, 1-hydroxybenzotriazole, N-hydroxysuccinimide, N-hydroxyphthalimide, or the like. When a phosphate condensing reagent such as diethyl cyanophosphate or diphenylphosphoryl azide is used as the condensing agent, the reaction efficiency can be generally improved by adding an organic amine base such as triethylamine.
The amount of the condensation promoter or the organic amine base to be used is 0.1 to 10 molar equivalents, preferably 0.3 to 3 molar equivalents, relative to compound (I-5).
The reaction temperature is usually -30C to 100C.
The reaction time is usually 0.5 to 60 hours.
[0129]
In the method using the reactive derivative of the compound (I-5), for example, when an acid halide is used as the reactive derivative of the compound (I-5), the reaction is carried out in the presence of a base in a solvent that does not adversely influence the reaction. Done.
Examples of the base include amines such as triethylamine, N-methylmorpholine and N, N-dimethylaniline; and alkali metal salts such as sodium hydrogen carbonate, sodium carbonate and potassium carbonate.
Examples of solvents that do not adversely affect the reaction include halogenated hydrocarbons such as chloroform and dichloromethane; aromatic hydrocarbons such as benzene and toluene; ethers such as tetrahydrofuran, dioxane and diethyl ether; ethyl acetate; Is mentioned. These solvents may be mixed and used at an appropriate ratio.
The amount of compound (IV) to be used is 0.1 to 10 molar equivalents, preferably 0.3 to 3 molar equivalents, relative to compound (I-5).
The reaction temperature is usually -30C to 100C.
The reaction time is usually 0.5 to 20 hours.
The above-mentioned acid halide can be prepared, for example, using compound (I-5) by the method described in Journal of Organic Chemistry (J. Org. Chem.), 52, 5143 (1987) or a method analogous thereto. Can be manufactured.
[0130]
When a mixed acid anhydride is used as the reactive derivative of compound (I-5), compound (I-5) and a chlorocarbonate (eg, methyl chlorocarbonate, ethyl chlorocarbonate, isobutyl chlorocarbonate) are used as a base (eg, , Triethylamine, N-methylmorpholine, N, N-dimethylaniline and the like; alkali metal salts such as sodium hydrogencarbonate, sodium carbonate and potassium carbonate), and further react with the compound (IV).
The amount of compound (IV) to be used is generally 0.1 to 10 molar equivalents, preferably 0.3 to 3 molar equivalents, relative to compound (I-5).
The reaction temperature is usually -30C to 100C.
The reaction time is usually 0.5 to 20 hours.
The compound (I-6) thus obtained can be isolated and purified by a known separation and purification means, for example, concentration, concentration under reduced pressure, solvent extraction, crystallization, recrystallization, phase transfer, chromatography and the like.
The compound (I-5) used as a starting compound in the above-mentioned Method D is produced, for example, by the above-mentioned Method A to Method C. As the compound (IV), a known compound is used.
[0131]
In the formula (I), the compound (I-7) in which Xb is a bond is produced, for example, by the following Method E.
[Method E]
[0132]
Embedded image
Figure 2004277397
[0133]
[Wherein T is -O-, -S- or -NR 3 − (R 3 Represents the same meaning as described above), V represents a hydrogen atom or a substituent, and other symbols have the same meanings as above. ]
Examples of the substituent represented by V include those exemplified as the substituent for the ring C.
[Step 1]
This method is carried out in the same manner as in the reaction of compound (I-5) with compound (IV) in Method D described above.
The compound (VII) thus obtained can be isolated and purified by a known separation and purification means, for example, concentration, concentration under reduced pressure, solvent extraction, crystallization, recrystallization, phase transfer, chromatography and the like. Alternatively, a reaction mixture containing compound (VII) may be used as a starting material in step 2 without isolating compound (VII).
Compound (V) used as a starting compound in step 1 of the above-mentioned Method E can be produced, for example, by the method described in WO 01/38325 or the like, or a method analogous thereto. Compound (VI) can be produced by a known method.
[0134]
[Step 2]
In this method, compound (I-7) is produced by subjecting compound (VII) to a ring closure reaction.
This reaction is carried out in a conventional manner in the presence of an ammonium salt in a solvent that does not adversely influence the reaction.
Examples of the ammonium salt include ammonium acetate.
The amount of the ammonium salt to be used is generally 0.1 to 10 molar equivalents, preferably 0.3 to 5 molar equivalents, relative to compound (VII).
Solvents that do not adversely affect the reaction include, for example, ethers such as diethyl ether, tetrahydrofuran and dioxane; halogenated hydrocarbons such as chloroform and dichloromethane; aromatic hydrocarbons such as benzene, toluene and xylene; Examples include amides such as dimethylformamide; alcohols such as ethanol and methanol; and organic acids such as acetic acid. These solvents may be mixed and used at an appropriate ratio.
The reaction temperature is generally about -50 to about 200C, preferably about -10 to about 150C.
The reaction time is generally about 0.5 to about 20 hours.
The compound (I-7) thus obtained can be isolated and purified by a known separation and purification means, for example, concentration, concentration under reduced pressure, solvent extraction, crystallization, recrystallization, phase transfer, chromatography and the like.
[0135]
Of the compound (II) used as a starting compound in the above-mentioned Method A, Ya- (CH 2 ) n -CH 2 -(N represents an integer of 0 to 5) and the compound (II-1) in which E is a hydroxy group can also be produced, for example, by the following Method F.
[Method F]
[0136]
Embedded image
Figure 2004277397
[0137]
[Wherein, R Thirteen Is CHO or COOR 14 (R 14 Represents an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms), and other symbols are as defined above.
R 14 As the alkyl group having 1 to 6 carbon atoms represented by 11 What was illustrated as is used.
In this method, compound (II-1) is produced by subjecting compound (VIII) to a reduction reaction.
This reaction is generally performed in the presence of a reducing agent in a solvent that does not adversely influence the reaction.
Examples of the reducing agent include metal hydrides such as sodium bis (2-methoxyethoxy) aluminum hydride and diisobutylaluminum hydride; sodium borohydride, sodium cyanoborohydride, lithium aluminum hydride, sodium aluminum hydride and the like; Metal hydride complex compounds and the like can be mentioned.
The amount of the reducing agent to be used is generally 1 to 20 molar equivalents relative to compound (VIII).
Examples of the solvent that does not adversely affect the reaction include alcohols such as methanol, ethanol, propanol, 2-propanol, butanol, isobutanol, and tert-butanol; aromatic hydrocarbons such as benzene, toluene, and xylene; hexane; Aliphatic hydrocarbons such as heptane; ethers such as diethyl ether, diisopropyl ether, tert-butyl methyl ether, tetrahydrofuran, dioxane, dimethoxyethane; N, N-dimethylformamide, N, N-dimethylacetamide, N-methylpyrrolidone And amides such as halogenated hydrocarbons such as dichloromethane, chloroform, 1,2-dichloroethane and 1,1,2,2-tetrachloroethane. These solvents may be mixed and used at an appropriate ratio.
The reaction temperature is generally -70 to 150C, preferably -20 to 100C.
The reaction time is generally 0.1-100 hours, preferably 0.1-40 hours.
The compound (II-1) thus obtained can be isolated and purified by known separation and purification means, for example, concentration, concentration under reduced pressure, solvent extraction, crystallization, recrystallization, phase transfer, chromatography and the like.
[0138]
In the present invention, the formula
[0139]
Embedded image
Figure 2004277397
[0140]
[Wherein, R 13a Is CH 2 OH, CHO or COOR 14 (R 14 Has the same meaning as described above), and the other symbols have the same meanings as above.] And salts thereof are useful as the starting compound in the above-mentioned Method A or Method F.
[0141]
Compound (VIII-1) in which Xa is a bond and n is na (na is an integer of 2 to 5) among compounds (VIII) used as a starting material compound in the above-mentioned Method F, is exemplified by the following G It is manufactured by the method.
[Method G]
[0142]
Embedded image
Figure 2004277397
[0143]
[Wherein Yaa represents -CH = CH- or -C≡C-, and other symbols have the same meanings as described above]
In this method, compound (VIII-1) is produced by subjecting compound (X) to a hydrogenation reaction.
This reaction is carried out in a solvent that does not adversely affect the reaction in the presence of a metal catalyst and a hydrogen source such as palladium-carbon, palladium black, palladium chloride, platinum oxide, platinum black, platinum-palladium, Raney nickel, and Raney cobalt. Can be done with
The amount of the metal catalyst to be used is generally 0.001 to 1000 molar equivalents, preferably 0.01 to 100 molar equivalents, relative to compound (X).
Examples of the hydrogen source include hydrogen gas, formic acid, amine formate, phosphinate, hydrazine and the like.
As the solvent that does not adversely influence the reaction, those exemplified in the above-mentioned Method F are used.
The reaction temperature and reaction time are the same as in the above-mentioned Method F.
The compound (VIII-1) thus obtained can be isolated and purified by a known separation and purification means, for example, concentration, concentration under reduced pressure, solvent extraction, crystallization, recrystallization, phase transfer, chromatography and the like.
[0144]
Further, among the compounds (VIII) used as the starting compounds in the above-mentioned Method F, the compound (VIII-2) in which Xa is a bond and n is 0 can be prepared, for example, by the method described in WO 01/38325 or the like. It can be manufactured by a method according to.
[0145]
Of the compounds (X) used as starting compounds in the above-mentioned Method G, R Thirteen Is COOR 14 (R 14 Is the same as defined above), for example, is produced by the following Method H.
[Method H]
[0146]
Embedded image
Figure 2004277397
[0147]
[In the formula, Hal represents a halogen atom, and other symbols have the same meanings as described above.]
Examples of the halogen atom represented by Hal include fluorine, chlorine, bromine, iodine, and the like. Among them, bromine and iodine are preferred.
In this method, compound (X-1) is produced by reacting compound (XI) with compound (XII).
This reaction is generally performed in the presence of a metal catalyst and a ligand in a solvent that does not adversely influence the reaction.
Here, examples of the metal catalyst include palladiums [eg, palladium acetate, palladium chloride, palladium bromide, palladium iodide, bis (triphenylphosphine) palladium (II) chloride, bis (acetonyl) palladium (II) chloride, Divalent palladium salts such as palladium trifluoroacetate and complexes thereof; palladium carbon, palladium black, tetravalent triphenylphosphine palladium, zero-valent palladium such as bis (benzalacetone) palladium (0) and complexes thereof], nickels (Eg, nickel acetate, nickel chloride) and cobalts (eg, cobalt chloride).
Examples of the ligand include phosphines (eg, trimethyl phosphine, triethyl phosphine, tri-n-butyl phosphine, tri-tert-butyl phosphine, triphenyl phosphine, tri-o-tolyl phosphine, tri-p-tolyl Phosphine, BINAP [2,2'-bis (diphenylphosphino) -1,1'-binaphthyl], tri (2-furyl) phosphine, tri (2-thienyl) phosphine, 1,2-bis (diphenylphosphino) Ethane, 1,2-bis (diphenylphosphino) propane, 1,2-bis (diphenylphosphino) butane, and the like.
Solvents that do not adversely affect the reaction include, for example, aromatic hydrocarbons such as benzene, toluene and xylene; ethers such as dioxane, tetrahydrofuran and dimethoxyethane; methanol, ethanol, propanol, isopropanol, butanol and tert-butanol. Alcohols; esters such as methyl acetate, ethyl acetate and butyl acetate; nitriles such as acetonitrile and propionitrile; ketones such as acetone, 2-butanone and 2-pentanone; N, N-dimethylformamide, N, N Amides such as -dimethylacetamide, N-methylpyrrolidone, N, N-dimethylimidazolidinone; halogenated hydrocarbons such as dichloromethane, chloroform, 1,2-dichloroethane and 1,1,2,2-tetrachloroethane S; sulfoxides such as dimethyl sulfoxide; water and the like are used. These solvents may be mixed and used at an appropriate ratio.
This reaction may be carried out in the presence of a base or a quaternary ammonium salt for the purpose of accelerating the reaction. Examples of the base include alkali metal or alkaline earth metal salts (eg, potassium hydroxide, sodium hydroxide, potassium carbonate, sodium carbonate, cesium carbonate, potassium hydrogencarbonate, sodium hydrogencarbonate, potassium acetate, sodium acetate, calcium acetate , Potassium propionate, sodium propionate), metal hydrides (eg, potassium hydride, sodium hydride, calcium hydride), amines (eg, trimethylamine, triethylamine, diisopropylethylamine, tripropylamine, N-methylmorpholine, 1,8-diazabicyclo [5.4.0] -7-undecene (DBU), 1,4-diazabicyclo [2,2,2] octane (DABCO), proton sponge, 4-dimethylaminopyridine, 4-diethylaminopyridine , Jin, picoline, quinoline), and the like. Examples of the quaternary ammonium salt include tetraethylammonium chloride, tetraethylammonium bromide, benzyltrimethylammonium chloride, and benzyltrimethylammonium bromide.
The amount of compound (XII) to be used is generally 1 to 100 molar equivalents, preferably 1 to 10 molar equivalents, relative to compound (XI).
The amount of the metal catalyst and the ligand to be used varies depending on the reaction conditions, but is generally 0.00001 to 100 molar equivalents, preferably 0.0001 to 10 molar equivalents, relative to compound (XI).
The amount of the base or quaternary ammonium salt to be used is generally 0.01 to 100 molar equivalents, preferably 0.1 to 10 molar equivalents, relative to compound (XI).
The reaction temperature is generally -30 to 200C, preferably -10 to 150C.
The reaction time is generally 0.1-100 hours, preferably 0.1-40 hours.
The compound (X-1) thus obtained can be isolated and purified by a known separation and purification means, for example, concentration, concentration under reduced pressure, solvent extraction, crystallization, recrystallization, phase transfer, chromatography and the like.
Compound (XII) described above can be produced according to a method known per se.
[0148]
In the compound (X-1), the compound (X-1a) in which Yaa is —CHYCH— and na is 2 is a compound (VIII) used as a starting compound in the above-mentioned Method F. , Xa is a bond, n is 0, and R Thirteen Can also be produced by reacting a compound (VIII-2a) wherein is CHO with an organic phosphorus reagent.
This reaction is carried out according to a conventional method in the presence of a base in a solvent that does not adversely influence the reaction.
Examples of the organic phosphorus reagent include methyl dimethylphosphonoacetate, ethyl diethylphosphonoacetate, and ethyl dimethylphosphonoacetate.
The amount of the organic phosphorus reagent to be used is preferably about 1-about 10 molar equivalents relative to compound (VIII-2a).
In the method A, E is a halogen atom or -OSO as a base and a solvent having no adverse effect on the reaction. 2 R 11 The same reaction as in the case of is used. Further, the amount of the base used, the reaction temperature and the reaction time are the same as those in the reaction.
The compound (X-1a) thus obtained can be isolated and purified by known separation and purification means, for example, concentration, concentration under reduced pressure, solvent extraction, crystallization, recrystallization, phase transfer, chromatography and the like.
[0149]
The compound (VIII-2a) is obtained, for example, by subjecting a compound (II-1a) in which Xa is a bond and n is 0 to an oxidation reaction among the compounds (II-1) produced by the above-mentioned Method F. It is also manufactured by
Here, the oxidation reaction is carried out in a conventional manner in the presence of an oxidizing agent in a solvent that does not adversely affect the reaction.
Examples of the oxidizing agent include metal oxidizing agents such as manganese dioxide, pyridinium chlorochromate, pyridinium dichromate, and ruthenium oxide.
The amount of the oxidizing agent to be used is preferably about 1 to about 10 molar equivalents relative to compound (II-1a).
Examples of the solvent that does not adversely affect the reaction include aromatic hydrocarbons such as benzene, toluene, and xylene; ethers such as tetrahydrofuran, dioxane, and diethyl ether; and halogenated hydrocarbons such as chloroform and dichloromethane. These solvents may be mixed and used at an appropriate ratio.
The reaction temperature is generally about -50 to about 150C, preferably about -10 to about 100C.
The reaction time is generally about 0.5 to about 20 hours.
[0150]
Compound (VIII-2a) can be obtained by adding compound (II-1a) to a sulfur trioxide pyridine complex or oxalyl chloride in a mixed solvent of dimethyl sulfoxide; or a mixed solvent of dimethyl sulfoxide and a halogenated hydrocarbon such as chloroform or dichloromethane. And then reacting with an organic base such as triethylamine or N-methylmorpholine.
The amount of the reaction reagent to be used is preferably about 1 to about 10 molar equivalents relative to compound (II-1a).
The amount of the organic base to be used is preferably about 1 to about 10 molar equivalents relative to compound (II-1a).
The reaction temperature is generally about -50 to about 150C, preferably about -10 to about 100C.
The reaction time is generally about 0.5 to about 20 hours.
The compound (VIII-2a) thus obtained can be isolated and purified by a known separation and purification means, for example, concentration, concentration under reduced pressure, solvent extraction, crystallization, recrystallization, phase transfer, chromatography and the like.
[0151]
In the above-mentioned Method H, by using allyl alcohol instead of compound (XII), in compound (VIII), Xa is a bond, n is 2, and R is Thirteen Is a CHO compound (VIII-3).
The compound (VIII-3) thus obtained can be isolated and purified by a known separation and purification means, for example, concentration, concentration under reduced pressure, solvent extraction, crystallization, recrystallization, phase transfer, chromatography and the like.
[0152]
Compound (XI) used as a starting compound in the above Method H is produced, for example, by the following Method I.
[Method I]
[0153]
Embedded image
Figure 2004277397
[0154]
[The symbols in the formula are as defined above.]
In this method, compound (XI) is produced by subjecting compound (XIII) to a halogenation reaction.
This reaction is carried out by a method known per se, for example, Tetrahedron Lett., Vol. 42, p. 863 (2001); Journal of Heterocyclic Chemistry (J. Heterocycl. Chem.), 32, 1351 (1995). ), Or a method analogous thereto.
This reaction can also be carried out using a halogenating agent in a solvent that does not adversely influence the reaction.
Examples of the halogenating agent include bromine, iodine, N-bromosuccinimide, N-iodosuccinimide, N-chlorosuccinimide, sulfuryl chloride and the like.
The amount of the halogenating agent to be used is generally 1 to about 20 molar equivalents relative to compound (XIII).
Solvents that do not adversely affect the reaction include, for example, aromatic hydrocarbons such as benzene, toluene and xylene; ethers such as tetrahydrofuran, dioxane and diethyl ether; halogenated hydrocarbons such as chloroform and dichloromethane; acetonitrile; Nitriles such as propionitrile; amides such as N, N-dimethylformamide, N, N-dimethylacetamide, N-methylpyrrolidone, N, N-dimethylimidazolidinone; carboxylic acids such as acetic acid and propionic acid; No. These solvents may be mixed and used at an appropriate ratio.
The reaction temperature is generally about -20 to about 150C, preferably about 0 to about 100C.
The reaction time is generally about 0.1 to about 20 hours.
The compound (XI) thus obtained can be isolated and purified by a known separation and purification means, for example, concentration, concentration under reduced pressure, solvent extraction, crystallization, recrystallization, phase transfer, chromatography and the like.
[0155]
The compound (XIII) used as a starting compound in the above-mentioned Method I can be obtained by a method known per se, for example, Heterocycles, Vol. 22, p. 859 (1984); Journal of Organic Chemistry (J. Org. Chem.) 48 Volume, p. 3807 (1983); Tetrahedron Letters, Vol. 34, p. 75 (1993), or a method analogous thereto.
Further, among the compounds (XIII), the compound (XIII-1) in which the 1,2-azole ring represented by ring B is a pyrazole ring can also be produced, for example, by the following Method J.
[J method]
[0156]
Embedded image
Figure 2004277397
[0157]
[Wherein Hal 2 Represents a halogen atom, B ′ represents a pyrazole ring which may further have 1 to 3 substituents, and other symbols have the same meanings as described above.
Where Hal 2 Examples of the halogen atom represented by include fluorine, chlorine, bromine and iodine. Among them, fluorine, chlorine, bromine and the like are preferable.
As the “pyrazole ring optionally having 1 to 3 substituents” represented by B ′, the “pyrazole ring optionally having 1 to 3 substituents” exemplified as B above, Among the "2-azole rings", those in which the 1,2-azole ring is a pyrazole ring are mentioned.
In this method, compound (XIII-1) is produced by reacting compound (XIV) with compound (XV).
In this reaction, in the above-mentioned Method A, E is a halogen atom or -OSO 2 R 11 The reaction is performed in the same manner as in the case of
The compound (XIII-1) thus obtained can be isolated and purified by a known separation and purification means, for example, concentration, concentration under reduced pressure, solvent extraction, crystallization, recrystallization, phase transfer, chromatography and the like.
[0158]
Compound (XIV) and compound (XV) used as starting compounds in the above-mentioned Method J can be produced according to a method known per se. For example, compound (XV) can be produced by the method described in Inorganic Chemistry (Inorg. Chem.), Vol. 28, p. 1091 (1998); WO 02/44173, or a method analogous thereto.
[0159]
In the compound (I-4) described above, Xc is a bond, and Yc is —CH 2 Compound (I-4a) which is-can also be produced, for example, by the following Method K.
[K method]
[0160]
Embedded image
Figure 2004277397
[0161]
[The symbols in the formula are as defined above. ]
R 12 The optionally substituted hydrocarbon group represented by is preferably an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, butyl, isobutyl, sec.-butyl, t.-butyl), An aralkyl group having 7 to 13 carbon atoms (eg, benzyl) and the like, more preferably methyl, ethyl and the like.
In this method, compound (XVII) is produced by reacting compound (XVI) with methylmethylthiomethylsulfoxide (hereinafter abbreviated as FAMSO), and then reacting compound (XVII) with compound (XVIII). (I-4a) is produced.
This method can be produced by a method known per se, for example, the method described in Journal of Organic Chemistry (J. Org. Chem.), Vol. 47, p. 5404 (1982), or a method analogous thereto.
For example, the reaction of compound (XVI) with FAMSO is usually performed in the presence of a base in a solvent that does not adversely influence the reaction. In this reaction, in the above-mentioned Method A, E is a halogen atom or -OSO 2 R 11 The reaction is performed in the same manner as in the case of
The compound (XVII) thus obtained can be isolated and purified by a known separation and purification means, for example, concentration, concentration under reduced pressure, solvent extraction, crystallization, recrystallization, phase transfer, chromatography and the like.
[0162]
The reaction between compound (XVII) and compound (XVIII) is usually performed in the presence of an acid.
Here, as the acid, a mineral acid such as hydrochloric acid, hydrobromic acid and sulfuric acid; an acidic gas such as hydrogen chloride gas and hydrogen bromide gas; an organic acid such as acetic acid and propionic acid are used. The amount of the acid to be used is generally 0.01 to 100 molar equivalents, preferably 0.1 to 10 molar equivalents, relative to compound (XVII).
The reaction temperature is -30 to 200C, preferably -10 to 150C.
The reaction time is generally about 0.1 to about 20 hours.
This reaction may be carried out in the presence of the solvent used in the reaction between compound (XVI) and FAMSO.
The compound (I-4a) thus obtained can be isolated and purified by a known separation and purification means, for example, concentration, concentration under reduced pressure, solvent extraction, crystallization, recrystallization, phase transfer, chromatography and the like.
[0163]
Compound (XVI) used as a starting compound in the above-mentioned Method K is produced, for example, by the following Method L.
[L method]
[0164]
Embedded image
Figure 2004277397
[0165]
[The symbols in the formula are as defined above. ]
In this method, compound (XVI) is produced by reacting compound (II) with compound (XIX). This reaction is carried out in the same manner as in the above-mentioned Method A.
The compound (XVI) thus obtained can be isolated and purified by a known separation and purification means, for example, concentration, concentration under reduced pressure, solvent extraction, crystallization, recrystallization, phase transfer, chromatography and the like.
The above compound (XIX) can be produced according to a method known per se.
[0166]
In each of the above reactions, when the starting compound has an amino group, a carboxyl group, a hydroxyl group, or a carbonyl group as a substituent, a protecting group generally used in peptide chemistry or the like may be introduced into these groups. After the reaction, the desired compound can be obtained by removing the protecting group as necessary.
Examples of the amino-protecting group include the aforementioned R 3 Are exemplified.
Examples of the carboxyl protecting group include, for example, C 1-6 Alkyl group (eg, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, butyl, tert-butyl), C 7-11 Aralkyl groups (eg, benzyl), phenyl groups, trityl groups, silyl groups (eg, trimethylsilyl, triethylsilyl, dimethylphenylsilyl, tert-butyldimethylsilyl, tert-butyldiethylsilyl), C 2-6 An alkenyl group (eg, 1-allyl) and the like can be mentioned. These groups include a halogen atom (eg, fluorine, chlorine, bromine, iodine), C 1-6 It may be substituted with 1 to 3 substituents selected from an alkoxy group (eg, methoxy, ethoxy, propoxy), a nitro group and the like.
Examples of the hydroxyl-protecting group include the aforementioned R 2 Are exemplified.
Examples of the carbonyl-protecting group include cyclic acetal (eg, 1,3-dioxane) and acyclic acetal (eg, di-C 1-6 Alkyl acetal) and the like.
The method for removing these protecting groups may be performed according to a method known per se, for example, a method described in Protective Groups in Organic Synthesis, published by John Wiley and Sons (1980). Good. For example, a method using an acid, a base, ultraviolet light, hydrazine, phenylhydrazine, sodium N-methyldithiocarbamate, tetrabutylammonium fluoride, palladium acetate, trialkylsilyl halide (eg, trimethylsilyl iodide, trimethylsilyl bromide), A reduction method or the like is used.
[0167]
When the compound (I) contains an optical isomer, a stereoisomer, a positional isomer, and a rotamer, these are also contained as the compound (I), and are synthesized by a synthesis method and a separation method known per se. Can be obtained as a single product. For example, when compound (I) has an optical isomer, the optical isomer resolved from the compound is also included in compound (I).
The optical isomer can be produced by a method known per se. Specifically, an optical isomer is obtained by using an optically active synthetic intermediate, or by optically resolving the final racemate according to a conventional method.
[0168]
As the optical resolution method, a method known per se, for example, a fractional recrystallization method, a chiral column method, a diastereomer method and the like are used.
1) Fractional recrystallization method
Racemic and optically active compounds (eg, (+)-mandelic acid, (−)-mandelic acid, (+)-tartaric acid, (−)-tartaric acid, (+)-1-phenethylamine, (−)-1-) Phenethylamine, cinchonine, (−)-cinchonidine, brucine), forming a salt thereof, separating the salt by a fractional recrystallization method, and optionally obtaining a free optical isomer through a neutralization step.
2) Chiral column method
A method in which a racemate or a salt thereof is applied to an optical isomer separation column (chiral column) to separate the racemate or a salt thereof. For example, in the case of liquid chromatography, a mixture of optical isomers is added to a chiral column such as ENANTIO-OVM (manufactured by Tosoh Corporation) or CHIRAL series manufactured by Daicel Corporation, and water, various buffers (eg, phosphate buffer), organic The optical isomers are separated by developing a solvent (eg, ethanol, methanol, isopropanol, acetonitrile, trifluoroacetic acid, diethylamine) alone or as a mixed solution. For example, in the case of gas chromatography, separation is performed using a chiral column such as CP-Chirasil-DeX CB (manufactured by GL Sciences).
[0169]
3) Diastereomer method
A racemic mixture is formed into a mixture of diastereomers by a chemical reaction with an optically active reagent, and is then converted into a single substance through ordinary separation means (eg, fractional recrystallization, chromatography, etc.), and then hydrolyzed. A method of obtaining an optical isomer by separating an optically active reagent site by a chemical treatment such as a reaction. For example, when compound (I) has hydroxy or 1,2-amino in the molecule, the compound and an optically active organic acid (eg, MTPA [α-methoxy-α- (trifluoromethyl) phenylacetic acid]), ( -)-Menthoxyacetic acid) to give a diastereomer of an ester form or an amide form, respectively. On the other hand, when the compound (I) has a carboxylic acid group, a diastereomer of an amide or an ester is obtained by subjecting the compound and an optically active amine or an alcohol reagent to a condensation reaction. The separated diastereomer is converted into an optical isomer of the original compound by subjecting it to acid hydrolysis or basic hydrolysis reaction.
[0170]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to Test Examples, Reference Examples, Examples, and Formulation Examples, but the present invention is not limited thereto.
In the following Reference Examples and Examples,% indicates percent by weight unless otherwise specified. The room temperature indicates a temperature of 1 to 30 ° C.
In the present specification, when bases, amino acids, and the like are represented by abbreviations, the abbreviations are based on the abbreviations by IUPAC-IUB Commission on Biochemical Nomenclature or the abbreviations commonly used in the art, and examples thereof are described below. When an amino acid can have an optical isomer, the L-form is indicated unless otherwise specified.
[0171]
The sequence numbers in the sequence listing in the present specification indicate the following sequences.
[SEQ ID NO: 1]
2 shows the nucleotide sequence of primer PARD-U used in Reference Example 1a.
[SEQ ID NO: 2]
3 shows the base sequence of primer PARD-L used in Reference Example 1a.
[SEQ ID NO: 3]
3 shows the nucleotide sequence of primer XRA-U used in Reference Example 2a.
[SEQ ID NO: 4]
3 shows the nucleotide sequence of primer XRA-L used in Reference Example 2a.
[SEQ ID NO: 5]
Fig. 7 shows the nucleotide sequence of PPRE-U used in Reference Example 5a.
[SEQ ID NO: 6]
Fig. 6 shows the base sequence of PPRE-L used in Reference Example 5a.
[SEQ ID NO: 7]
13 shows the nucleotide sequence of primer TK-U used in Reference Example 5a.
[SEQ ID NO: 8]
13 shows the nucleotide sequence of primer TK-L used in Reference Example 5a.
[SEQ ID NO: 9]
13 shows the nucleotide sequence of primer PAG-U used in Reference Example 6a.
[SEQ ID NO: 10]
13 shows the base sequence of primer PAG-L used in Reference Example 6a.
[SEQ ID NO: 11]
13 shows the base sequence of a sense strand primer used in Reference Example 10a.
[SEQ ID NO: 12]
13 shows the base sequence of an antisense strand primer used in Reference Example 10a.
[0172]
【Example】
Test example 1
Blood glucose and blood lipid (triglyceride) lowering effect in mice
A test compound was mixed with a powdered feed (CE-2, CLEA Japan) at a ratio of 0.005%, and KKA, a model for obesity and non-insulin-dependent diabetes mellitus (type II diabetes mellitus), was added. y Mice (9-12 weeks old, 5 mice per group) were fed ad libitum for 4 days. During this time, water was given ad libitum. Blood was collected from the orbital venous plexus, and glucose and triglyceride in plasma separated from the blood were separated by an enzymatic method using L-type Wako Glu2 (Wako Pure Chemical) and L-type Wako TG · H (Wako Pure Chemical), respectively. Quantified. Table 1 shows the results.
In the table, the “blood glucose lowering effect (%)” represents the reduction rate (%) of the blood glucose level of the test compound administration group when the blood glucose level of the test compound non-administration group is 100%. The “blood lipid lowering effect (%)” represents the reduction rate (%) of the blood triglyceride value of the test compound administration group when the blood triglyceride value of the test compound non-administration group is set to 100%. .
[0173]
[Table 1]
Figure 2004277397
Figure 2004277397
[0174]
As described above, the compound of the present invention has an excellent blood glucose lowering action and blood lipid lowering action, and is useful as a preventive / therapeutic agent for diabetes, hyperlipidemia (particularly, hypertriglyceridemia), impaired glucose tolerance and the like. You can see that there is.
[0175]
Test example 2
Plasma anti-atherosclerosis index increasing effect in mice
A test compound was mixed with a powdered feed (CE-2, CLEA Japan) at a ratio of 0.005%, and KKA, a model for obesity and non-insulin-dependent diabetes mellitus (type II diabetes mellitus), was added. y Mice (9-12 weeks old, 5 mice per group) were fed ad libitum for 4 days. During this time, water was given ad libitum. Blood was collected from the fundus venous plexus, and the component was measured using plasma separated from the blood. Total cholesterol was determined by L-type Wako cholesterol (Wako Pure Chemical Industries). In addition, an HDL cholesterol precipitating reagent (Wako Pure Chemical Industries, Ltd.) was added to a part of plasma to precipitate non-HDL lipoprotein, and cholesterol (HDL cholesterol) in the supernatant was measured. From these cholesterol values, a plasma anti-atherosclerosis index [(HDL cholesterol / total cholesterol) × 100] was calculated. Table 2 shows the results.
In the table, “Elevation effect of plasma anti-atherosclerosis index (%)” is the increase rate of plasma anti-atherosclerosis index of test compound administration group when plasma anti-atherosclerosis index of test compound non-administration group is 100%. (%).
[0176]
[Table 2]
Figure 2004277397
Figure 2004277397
[0177]
Thus, it can be seen that the compound of the present invention has an excellent total cholesterol lowering effect, and is useful as a prophylactic / therapeutic agent for hyperlipidemia (particularly, hypercholesterolemia). In addition, it is found that the compound of the present invention has an excellent plasma anti-atherosclerosis index increasing effect and is useful as a prophylactic / therapeutic agent for hyperlipidemia (particularly hypoHDLemia), arteriosclerosis and the like.
[0178]
Test Example 3 (PPARγ-RXRα heterodimer ligand activity)
The PPARγ: RXRα: 4ERPP / CHO-K1 cell obtained in Reference Example 8a described below was used in a ham F12 medium containing 10% fetal bovine serum [manufactured by Life Technologies (Inc.), USA] [Life Technology ( Life Technologies, Inc.), USA], and then 2 × 10 4 into a 96-well white plate [Corning Coaster Corporation, USA]. 4 The cells were seeded at a cell / well ratio and cultured overnight in a carbon dioxide gas incubator at 37 ° C.
Then, after removing the medium from the 96-well white plate, 80 μl of Ham's F12 medium containing 0.1% fatty acid-free bovine serum albumin (BSA) and 20 μl of the test compound were added, and the mixture was placed in a 37 ° C. carbon dioxide incubator. Cultured for 18-24 hours. After removing the medium, 40 μl of Vica Gene 7.5 (manufactured by Wako Pure Chemical Industries, Ltd.) diluted twice with HBSS (HANKS 'BALANCED SALT SOLUTION) (manufactured by BIO WHITTAKER, USA) was added, and after stirring, 1420 ARVO Luciferase activity was measured using a Multilabel Counter (PerkinElmer, USA).
The induction ratio was calculated from the luciferase activity of each test compound, assuming that the luciferase activity of the test compound non-administration group was 1. The concentration of the test compound and the value of the induction factor are analyzed using a prism (PRISM) [manufactured by GraphPad Software, Inc., USA] to obtain the EC of the test compound. 50 The value (concentration of the compound showing 50% of the maximum value of the induction factor) was calculated. Table 3 shows the results.
[0179]
[Table 3]
Figure 2004277397
Figure 2004277397
Figure 2004277397
[0180]
Thus, it can be seen that the compound of the present invention has excellent PPARγ-RXRα heterodimer ligand activity.
[0181]
Test Example 4 (PPARδ-RXRα heterodimer ligand activity)
The transformant obtained in Reference Example 9a was transferred to a DMEM medium [manufactured by Life Technologies, Inc., USA] containing 0.1% fatty acid-free bovine serum albumin (BSA) (manufactured by Wako Pure Chemical Industries, Ltd.). After the suspension, 1 × 10 6 wells were added to each well of a 96-well white plate (Corning Coster Corporation, USA). 4 Cells were seeded at 80 μl each so as to be cells / well. Subsequently, 20 μl of the test compound was added, and the mixture was added at 37 ° C. and 5% CO 2. 2 The cells were cultured under the conditions for 36 to 48 hours. After removing the medium from the 96-well white plate, 40 μl of Picker Gene LT7.5 (manufactured by Wako Pure Chemical Industries, Ltd.) diluted twice with HBSS (HANKS 'BALANCED SALT SOLUTION) (manufactured by BIO WHITTAKER, USA) was added, After stirring, the luciferase activity was measured using a 1420 ARVO multilabel counter (Multikin Counter, manufactured by PerkinElmer, USA).
The induction ratio was calculated from the luciferase activity of each test compound, assuming that the luciferase activity of the test compound non-administration group was 1. The concentration of the test compound and the value of the induction factor are analyzed using a prism (PRISM) [manufactured by GraphPad Software, Inc., USA] to obtain the EC of the test compound. 50 The value (concentration of the compound showing 50% of the maximum value of the induction factor) was calculated. Table 4 shows the results.
[0182]
[Table 4]
Figure 2004277397
Figure 2004277397
Figure 2004277397
Figure 2004277397
[0183]
Thus, it was found that the compounds of the present invention have excellent PPARδ-RXRα heterodimer ligand activity.
[0184]
Reference Example 1a (cloning of human PPARδ gene)
The cloning of the human PPARδ gene was carried out by using pancreatic cDNA (manufactured by Toyobo, trade name: QUICK-Clone cDNA) as a template and Schmidt, A. et al. Et al. (Mol Endocrinol 1992; 6: 1634-1641), a primer set prepared with reference to the base sequence of the PPARδ gene.
PARD-U; 5'-AAC GGT ACC TCA GCC ATG GAG CAG CCT CAG GAG G-3 '(SEQ ID NO: 1)
PARD-L; 5'-TAA GTC GAC CCG TTA GTA CAT GTC CTT GTA GAT C-3 '(SEQ ID NO: 2)
Was performed by the PCR method.
The PCR reaction was performed by a hot start method using AmpliWax PCR Gem 100 (manufactured by Takara Shuzo). As a lower layer mixed solution, 2 μl of 10 × LA PCR Buffer, 3 μl of 2.5 mM dNTP solution, 2.5 μl of each 12.5 μM primer solution, and 10 μl of sterilized distilled water were mixed. As the upper layer mixture, 1 μl of human heart cDNA (1 ng / ml) as a template, 3 μl of 10 × LA PCR Buffer, 1 μl of 2.5 mM dNTP solution, 0.5 μl of TaKaRa LA Taq DNA polymerase (Takara Shuzo), 24.5 μl of sterile distilled water was mixed. One AmpliWax PCR Gem 100 (manufactured by Takara Shuzo) was added to the prepared lower layer mixture, and the mixture was treated at 70 ° C. for 5 minutes and on ice for 5 minutes, and the upper layer mixture was added to prepare a PCR reaction solution. The tube containing the reaction solution was set in a thermal cycler (PerkinElmer, USA) and then treated at 95 ° C for 2 minutes. Further, a cycle of 95 ° C. for 15 seconds and 68 ° C. for 2 minutes was repeated 45 times, followed by treatment at 72 ° C. for 8 minutes. The resulting PCR product was subjected to agarose gel (1%) electrophoresis, and a 1.4 kb DNA fragment containing the PPARδ gene was recovered from the gel, and then inserted into pT7Blue-T vector (Takara Shuzo) to insert the plasmid pTBT-. hPPARδ was prepared.
Reference Example 2a (cloning of human RXRα gene)
The human RXRα gene was cloned using kidney cDNA (manufactured by Toyobo, trade name: QUICK-Clone cDNA) as a template and reported by Mangelsdorf, DJ, et al. (Nature, 1990). 345 (6272), pp. 224-229] and a primer set prepared with reference to the base sequence of the RXRα gene.
XRA-U: 5'-TTA GAA TTC GAC ATG GAC ACC AAACAT TTC CTG-3 '(SEQ ID NO: 3)
XRA-L: 5'-CCC CTC GAG CTA AGT CAT TTG GTG CGG CGC CTC-3 '(SEQ ID NO: 4)
Was performed by the PCR method.
The PCR reaction was performed by a hot start method using AmpliWax PCR Gem 100 (manufactured by Takara Shuzo). First, 2 μl of 10 × LA PCR Buffer, 3 μl of a 2.5 mM dNTP solution, 2.5 μl of each of a 12.5 μM primer solution, and 10 μl of sterilized distilled water were mixed to form a lower layer mixture. In addition, 1 μl of human kidney cDNA (1 ng / ml) as a template, 3 μl of 10 × LA PCR Buffer, 1 μl of 2.5 mM dNTP solution, 0.5 μl of TaKaRa LA Taq DNA polymerase (Takara Shuzo), and 24.5 μl of sterile distilled water are mixed. This was used as an upper layer mixed solution.
One AmpliWax PCR Gem 100 (manufactured by Takara Shuzo) was added to the above lower layer mixture, and the mixture was treated at 70 ° C. for 5 minutes and on ice for 5 minutes, and the upper layer mixture was added to prepare a PCR reaction solution. The tube containing the reaction solution was set in a thermal cycler (PerkinElmer, USA) and then treated at 95 ° C for 2 minutes. Further, a cycle of 95 ° C. for 15 seconds and 68 ° C. for 2 minutes was repeated 35 times, followed by treatment at 72 ° C. for 8 minutes.
The resulting PCR product was subjected to agarose gel (1%) electrophoresis, and a 1.4 kb DNA fragment containing the RXRα gene was recovered from the gel, inserted into pT7 Blue-T vector (Takara Shuzo), and plasmid pTBT-hRXRα was obtained. Got.
[0185]
Reference Example 3a (Preparation of human PPARδ expression plasmid)
The pCI vector (Promega, USA) was digested with BamHI (Takara Shuzo) and blunt-ended by T4 DNA polymerase (Takara Shuzo) treatment. On the other hand, pGFP-C1 (manufactured by Toyobo) was digested with Bsu36I (manufactured by Daiichi Kagaku), blunt-ended by treatment with T4 DNA polymerase (manufactured by Takara Shuzo), and both were ligated with a DNA Ligation kit (manufactured by Takara Shuzo). And the plasmid pMCMVneo was obtained. The 5.6 Kb KpnI-SalI fragment of the plasmid pMCMVneo and the 1.3 kb KpnI-SalI fragment containing the hPPARδ gene of the plasmid pTBT-hPPARδ described in Reference Example 1a were ligated to prepare a plasmid pMCMVneo-hPPARδ.
[0186]
Reference Example 4a (Preparation of human RXRα expression plasmid)
The 5.6 Kb EcoRI-SalI fragment of the plasmid pMCMVneo described in Reference Example 3a and the 1.4 kb EcoRI-XhoI fragment containing the hRXRα gene of the plasmid pTBT-hRXRα described in Reference Example 2a were ligated to prepare a plasmid pMCMVneo-hRXRα.
[0187]
Reference Example 5a (Preparation of reporter plasmid)
A DNA fragment containing a PPAR-responsive element (PPRE) of acyl CoA oxidase was prepared using the following 5'-terminal phosphorylated synthetic DNA.
PPRE-U: 5'-pTCGACAGGGGACCAGGACAAAGGTCACGTTCGGGAG-3 '(SEQ ID NO: 5)
PPRE-L: 5'-pTCCGACTCCCGAACGTGACCTTTGTCCTGGTCCCCTG-3 '(SEQ ID NO: 6)
First, after PPRE-U and PPRE-L were annealed, they were inserted into the SalI site of plasmid pBlueScript SK +. By determining the base sequence of the inserted fragment, a plasmid pBSS-PPRE4 in which four PPREs were linked in tandem was selected.
The cloning of the HSV Thymidine kinase minimum promoter (TK promoter) region was performed using pRL-TK vector [promega (Promega), USA] as a template and Luckou et al. (Luckow, B.). [Nucleic Acids Res., 1987, 15 (13), 5490], a primer set prepared with reference to the base sequence of the promoter region of the thymidine kinase gene.
TK-U: 5'-CCCAGATCTCCCCCAGCGTCTTGTCATTG-3 '(SEQ ID NO: 7)
TK-L: 5'-TCACCCATGGTCAAGCTTTTAAGCGGGTC-3 '(SEQ ID NO: 8)
Was performed by the PCR method.
The PCR reaction was performed by a hot start method using AmpliWax PCR Gem 100 (manufactured by Takara Shuzo). First, 2 μl of 10 × LA PCR Buffer, 3 μl of a 2.5 mM dNTP solution, 2.5 μl of each of a 12.5 μM primer solution, and 10 μl of sterilized distilled water were mixed to form a lower layer mixture. In addition, 1 μl of pRL-TK vector [Promega, USA] as a template, 3 μl of 10 × LA PCR Buffer, 1 μl of 2.5 mM dNTP solution, 0.5 μl of TaKaRa LA Taq DNA polymerase (Takara Shuzo), sterilization 24.5 μl of water was mixed to obtain an upper layer mixed solution.
One AmpliWax PCR Gem 100 (manufactured by Takara Shuzo) was added to the above lower layer mixture, and the mixture was treated at 70 ° C. for 5 minutes and on ice for 5 minutes, and the upper layer mixture was added to prepare a PCR reaction solution. The tube containing the reaction solution was set in a thermal cycler (PerkinElmer, USA) and then treated at 95 ° C for 2 minutes. Further, a cycle of 95 ° C. for 15 seconds and 68 ° C. for 2 minutes was repeated 35 times, followed by treatment at 72 ° C. for 8 minutes.
The resulting PCR product was subjected to agarose gel (1%) electrophoresis, and a 140b DNA fragment containing the TK promoter was recovered from the gel, and then inserted into pT7 Blue-T vector (Takara Shuzo). A fragment containing the TK promoter obtained by digesting this plasmid with restriction enzymes BglII and NcoI was ligated to a BglII-NcoI fragment of plasmid pGL3-Basic vector [Promega (Promega), USA] to obtain plasmid pGL3-TK. Produced.
The resulting plasmid pGL3-TK NheI-XhoI fragment 4.9 kb was ligated to plasmid pBSS-PPRE4 NheI-XhoI fragment 200 bp to prepare plasmid pGL3-4ERPP-TK.
This plasmid pGL3-4ERPP-TK was digested with BamHI (manufactured by Takara Shuzo) and blunt-ended by treatment with T4 DNA polymerase (manufactured by Takara Shuzo) to obtain a DNA fragment.
On the other hand, pGFP-C1 (manufactured by Toyobo) was digested with Bsu36I (NEB), and the ends were blunted by treatment with T4 DNA polymerase (manufactured by Takara Shuzo) to obtain a 1.6 kb DNA fragment.
By linking both DNA fragments, a reporter plasmid pGL3-4ERPP-TK neo was constructed.
[0188]
Reference Example 6a (cloning of human PPARγ gene)
The cloning of the human PPARγ gene was performed by using heart cDNA (manufactured by Toyobo, trade name: QUICK-Clone cDNA) as a template, and reported by Greene et al. [Gene Expression., 1995, 4 (4-5) Pp. 281-299], a primer set prepared with reference to the base sequence of the PPARγ gene
PAG-U: 5'-GTG GGT ACC GAA ATG ACC ATG GTT GAC ACA GAG-3 '(SEQ ID NO: 9)
PAG-L: 5'-GGG GTC GAC CAG GAC TCT CTG CTA GTA CAA GTC-3 '(SEQ ID NO: 10)
Was performed by the PCR method.
The PCR reaction was performed by a hot start method using AmpliWax PCR Gem 100 (manufactured by Takara Shuzo). First, 2 μl of 10 × LA PCR Buffer, 3 μl of a 2.5 mM dNTP solution, 2.5 μl of each of a 12.5 μM primer solution, and 10 μl of sterilized distilled water were mixed to form a lower layer mixture. In addition, 1 μl of human heart cDNA (1 ng / ml) as a template, 3 μl of 10 × LA PCR Buffer, 1 μl of 2.5 mM dNTP solution, 0.5 μl of TaKaRa LA Taq DNA polymerase (manufactured by Takara Shuzo), and 24.5 μl of sterilized distilled water are mixed. This was used as an upper layer mixed solution.
One AmpliWax PCR Gem 100 (manufactured by Takara Shuzo) was added to the above lower layer mixture, and the mixture was treated at 70 ° C. for 5 minutes and on ice for 5 minutes, and the upper layer mixture was added to prepare a PCR reaction solution. The tube containing the reaction solution was set in a thermal cycler (PerkinElmer, USA) and then treated at 95 ° C for 2 minutes. Further, a cycle of 95 ° C. for 15 seconds and 68 ° C. for 2 minutes was repeated 35 times, followed by treatment at 72 ° C. for 8 minutes.
The obtained PCR product was subjected to agarose gel (1%) electrophoresis, and a 1.4 kb DNA fragment containing the PPARγ gene was recovered from the gel, and then inserted into pT7 Blue-T vector (Takara Shuzo), and plasmid pTBT-hPPARγ was obtained. Got.
[0189]
Reference Example 7a (Preparation of plasmid for expressing human PPARγ and RXRα)
The 7.8 kb FspI-NotI fragment of plasmid pVgRXR [Invitrogen, USA] and the 0.9 kb FspI-NotI fragment containing the RXRα gene of plasmid pTBT-hRXRα obtained in Reference Example 2a were ligated, and plasmid pVgRXR2 was ligated. Was prepared. Next, after pVgRXR2 was digested with BstXI, the ends were blunted by treatment with T4 DNA polymerase (Takara Shuzo). Then, a DNA fragment of 6.5 kb was obtained by digestion with KpnI.
On the other hand, the plasmid pTBT-hPPARγ obtained in Reference Example 6a was digested with SalI and then blunt-ended by treatment with T4 DNA polymerase (Takara Shuzo). Then, a DNA fragment containing the human PPARγ gene of 1.4 kb was obtained by digestion with KpnI.
By ligating both DNA fragments, a plasmid pVgRXR2-hPPARγ was constructed.
[0190]
Reference Example 8a (Introduction of Human PPARγ, RXRα Expression Plasmid and Reporter Plasmid into CHO-K1 Cells and Obtaining Expression Cells)
150 cm using 10% fetal bovine serum [manufactured by Life Technologies, Inc., USA] in Ham F12 medium [manufactured by Life Technologies, Inc., USA]. 2 0.5 g / L trypsin-0.2 g / L EDTA (ethylenediaminetetraacetic acid) of CHO-K1 cells grown in 750 ml of cell culture flask [Corning Coaster Corporation, USA] Technologies, Inc.), United States], cells are washed with PBS (Phosphate-buffered saline) [Life Technologies, Inc., USA], and centrifuged (1000 rpm, 5 minutes). ) And suspended in PBS. Next, DNA was introduced into the cells using Gene Pulser (manufactured by Bio-Rad Laboratories, USA) under the following conditions.
That is, 8 × 10 in a 0.4 cm gap cuvette. 6 Cells and 10 μg of the plasmid pVgRXR2-hPPARγ obtained in Reference Example 7a and 10 μg of the reporter plasmid pGL3-4ERPP-TK neo obtained in Reference Example 5a were added, and electroporation was performed under a voltage of 0.25 kV and a capacitance of 960 μF. Thereafter, the cells are transferred to Ham's F12 medium containing 10% fetal bovine serum, cultured for 24 hours, the cells are again detached and centrifuged, and then Geneticin (Life Technologies, Inc., USA) Was suspended in ham F12 medium containing 10% fetal bovine serum containing 500 μg / ml and Zeocin [Invitrogen, USA] at 250 μg / ml. 4 Geneticin- and Zeocin-resistant transformants were prepared by diluting cells / ml and seeding them in a 96-well plate (Corning Costar Corporation, USA) and culturing them in a carbon dioxide gas incubator at 37 ° C. Got.
Next, the obtained transformant was cultured in a 24-well plate [Corning Costar Corporation, USA], and then added with 10 μM pioglitazone hydrochloride to induce luciferase expression, PPARγ: RXRα: 4ERPP / CHO-K1 cells were selected.
[0191]
Reference Example 9a (Transduction of human PPARδ, RXRα expression plasmid and reporter plasmid into COS-1 cells and acquisition of transformants)
150 cm of COS-1 cells 2 5 x 10 cells culture flask (Corning Costar Corporation, USA) 6 cells / 50 ml seeded, 37 ° C, 5% CO 2 The cells were cultured under the conditions for 24 hours. Next, DNA was introduced into the cells using Lipofectamine (Invitrogen, USA) under the following conditions.
First, 125 μl of Lipofectamine, 100 μl of PLUS Reagent (manufactured by Invitrogen, USA), 2.5 μg of plasmid pMCMVneo-hPPARδ obtained in Reference Example 3a, 2.5 μg of plasmid pMCMVneo-hRXRα obtained in Reference Example 4a 5 μg of the reporter plasmid pGL3-4ERPP-TK neo obtained in Reference Example 5a and 5 μg of pRL-tk [promega (Promega), USA] were mixed with 5 ml of opti-MEM [Invitrogen, USA] 5 ml. Thus, a transfection mixture was prepared.
Next, the transfection mixture and 20 ml of the opti-MEM were added to the COS-1 cells washed with the opti-MEM, and the mixture was added at 37 ° C. and 5% CO 2. 2 The cells were cultured under the conditions for 3 hours. To the obtained COS-1 cells, 25 ml of a DMEM medium [manufactured by Life Technologies, Inc., USA] containing 0.1% fatty acid-free bovine serum albumin (BSA) (manufactured by Wako Pure Chemical Industries) was added, 37 ° C, 5% CO 2 The transformant was cultured under the conditions for 18 to 24 hours to obtain a transformant.
Reference Example 10a (Construction of Human GPR40 Expression Vector)
A DNA fragment encoding human GPR40 was obtained by the following PCR method. That is, the oligo DNA (SEQ ID NO: 11) represented by 5 ′> CGTCGACCCGGCGGCCCCCATGGACTGCCCCCG <3 ′ is used as a sense strand primer, and the oligo DNA represented by 5 ′> CATCGATTAGCAGTGGCGTTACTTCTGGGACTT <3 ′ (SEQ ID NO: 12) is used as an antisense strand primer. 20 μmol each, 10 × Advantage (registered trademark) 2 PCR Buffer (CLONTECH) 5 μl, 50 × dNTP mix (CLONTECH) 1 μl, 50 × Advantage 2 Polymerase Mix (CLONTECH) 1 μl, Human pancreatic cDNA cDNA (μL) as template DNA Is prepared, and a thermal cycler (GeneAmp (registered trademark)) is prepared. Using PCR system model 9700 (Applied Biosystems), 96 ° C, 1 minute, then 96 ° C, 30 seconds → 61 ° C, 30 seconds → 72 ° C, 120 seconds were repeated 35 cycles, and further extended at 72 ° C, 10 minutes. A PCR reaction was performed using a program for causing the PCR reaction. The reaction completed solution was subjected to agarose gel electrophoresis to obtain a single product, which was cloned using a TA cloning kit (Invitrogen) to confirm the gene sequence. A clone having no PCR error was double digested with restriction enzymes SalI (Takara Shuzo) and ClaI (Takara Shuzo), and then a single product was cut out by agarose gel electrophoresis. The obtained fragment (about 1 kb) was introduced into a pAKKO-111 vector and used for transfection of CHO cells.
[0192]
Reference Example 1
In a mixture of N-hydroxy-4- (trifluoromethyl) benzenecarboximidyl chloride (11.00 g), 4-pentyn-1-ol (4.98 g) and tetrahydrofuran (150 ml), a solution of triethylamine (10 ml) in tetrahydrofuran (10 ml) was added dropwise at 0 ° C., followed by stirring at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-propanol was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). (10.68 g, 80% yield) as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. Melting point 59-60 [deg.] C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.41 (1H, brt), 1.92-2.14 (2H, m), 2.88-3.05 (2H, m), 3.68-3.86 (2H, m) ), 6.37 (1H, s), 7.66-7.76 (2H, m), 7.87-7.97 (2H, m).
Reference Example 2
To a mixture of 3- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-propanol (9.68 g), triethylamine (6.5 ml) and ethyl acetate (150 ml) was added methanesulfonyl chloride ( A solution (3.3 ml) of ethyl acetate (10 ml) was added dropwise at 0 ° C., followed by stirring at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with a saturated aqueous solution of sodium bicarbonate and then with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -methanesulfonate was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). 1-Propyl (11.78 g, 94% yield) was obtained as a pale yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.96-2.10 (2H, m), 2.86-2.96 (2H, m), 3.16 (3H, s), 4.24-4.34 (2H, m) , 6.36 (1H, s), 7.65-7.76 (2H, m), 7.86-7.97 (2H, m).
Reference Example 3
A mixture of 3-hydroxy-1-phenyl-1H-pyrazole-5-carboxylic acid (29.55 g), benzyl bromide (35 ml), potassium carbonate (40.99 g) and N, N-dimethylformamide (300 ml) was mixed with 90 Stirred overnight at ° C. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio), benzyl 3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazole-5-carboxylate (51.33 g, (92% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 5.20 (2H, s), 5.27 (2H, s), 6.49 (1H, s), 7.18-7.47 (15H, m).
[0193]
Reference example 4
A mixture of benzyl 3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazole-5-carboxylate (50.88 g), 1N aqueous sodium hydroxide solution (200 ml), tetrahydrofuran (200 ml) and ethanol (200 ml) was added at room temperature for 5 hours. After refluxing, 1N hydrochloric acid (200 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration to give 3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazole-5-carboxylic acid (36.91 g, yield 95%). Recrystallized from acetone-isopropyl ether. 163-164 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Delta: 5.27 (2H, s), 6.52 (1H, s), 7.30-7.50 (10H, m).
Reference example 5
3-Benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazole-5-carboxylic acid (33.00 g), methane iodide (8.5 ml), potassium carbonate (18.88 g) and N, N-dimethylformamide (300 ml) The mixture was stirred overnight at room temperature. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl 3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazole-5-carboxylate (33.48 g, yield) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). 97%) as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 53-54 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.77 (3H, s), 5.28 (2H, s), 6.44 (1H, s), 7.32-7.49 (10H, m).
Reference Example 6
A mixture of methyl 3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazole-5-carboxylate (15.00 g), 5% palladium-carbon (10.92 g) and tetrahydrofuran (200 ml) was added at room temperature under a hydrogen atmosphere at room temperature. Stir for hours. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl 3-hydroxy-1-phenyl-1H-pyrazole-5-carboxylate (10.30 g, yield) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). 97%) as colorless crystals. Recrystallized from tetrahydrofuran-isopropyl ether. 227-228 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.77 (3H, s), 6.32 (1H, s), 7.35-7.54 (5H, m), 10.77 (1H, br s).
[0194]
Reference Example 7
After slowly adding lithium aluminum hydride (1.79 g) to a mixture of methyl 3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazole-5-carboxylate (14.53 g) and tetrahydrofuran (300 ml) at 0 ° C. And stirred at room temperature for 1 hour. Sodium sulfate decahydrate (15.20 g) was slowly added to the reaction mixture at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 30 minutes. After removing insolubles by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazol-5-yl) methanol (11.65 g) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). , Yield 88%) as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 87-88 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.79 (1H, t, J = 6.0 Hz), 4.61 (2H, d, J = 6.0 Hz), 5.28 (2H, s), 5.94 (1H, s), 7.30-7.60 (10H, m).
Reference Example 8
A mixture of (3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazol-5-yl) methanol (11.20 g), activated manganese dioxide (30.00 g) and tetrahydrofuran (300 ml) was stirred at room temperature overnight. After removing insolubles by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazole-5-carbaldehyde (10.10 g, yield) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). 91%) as a pale yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 5.31 (2H, s), 6.51 (1H, s), 7.32-7.52 (10H, m), 9.78 (1H, s).
Reference Example 9
To a mixture of 3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazole-5-carbaldehyde (6.24 g), ethyl diethylphosphonoacetate (5.55 g) and N, N-dimethylformamide (50 ml) at 0 ° C. Sodium hydride (60%, oily, 960 mg) was added, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (E) -3- (3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazol-5-yl) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). ) Ethyl propenoate (7.33 g, 94% yield) was obtained as a pale yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.30 (3H, t, J = 6.8 Hz), 4.23 (2H, q, J = 6.8 Hz), 5.29 (2Hs), 6.18 (1H, s) ), 6.33 (1H, d, J = 15.8 Hz), 7.28-7.55 (10H, m).
[0195]
Reference example 10
Ethyl (E) -3- (3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazol-5-yl) propenoate (7.33 g), a mixture of 5% palladium-carbon (7.11 g) and tetrahydrofuran (50 ml) Was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio) eluted, and ethyl 3- (3-hydroxy-1-phenyl-1H-pyrazol-5-yl) propionate ( (4.85 g, yield 89%) as colorless crystals. Recrystallized from acetone-hexane. 150-151 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.23 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.52-2.60 (2H, m), 2.86-2.94 (2H, m), 4.11 (2H) , Q, J = 7.2 Hz), 5.59 (1H, s), 7.33-7.51 (5H, m).
Reference Example 11
Methyl 3-hydroxy-1-methyl-1H-pyrazole-5-carboxylate (1.45 g), benzyl bromide (1.16 ml), potassium carbonate (1.54 g) and N, N-dimethylformamide (10 ml) The mixture was stirred at room temperature for 2 hours. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio), methyl 3-benzyloxy-1-methyl-1H-pyrazole-5-carboxylate (2.20 g, (96% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.86 (3H, s), 4.05 (3H, s), 5.19 (2H, s), 6.21 (1H, s), 7.27-7.50 (5H, m) ).
Reference Example 12
After slowly adding lithium aluminum hydride (890 mg) to a mixture of methyl 3-benzyloxy-1-methyl-1H-pyrazole-5-carboxylate (9.60 g) and tetrahydrofuran (100 ml) at 0 ° C., the mixture was cooled to room temperature. And stirred for 1 hour. Sodium sulfate decahydrate (8.43 g) was slowly added to the reaction mixture at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 1 hour. After removing insolubles by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (3-benzyloxy-1-methyl-1H-pyrazol-5-yl) methanol (8.52 g) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). , Quantitative) as a pale yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.72 (1H, br s), 3.76 (3H, s), 4.58 (2H, d, J = 6.2 Hz), 5.16 (2H, s), 5.64. (1H, s), 7.27-7.50 (5H, m).
[0196]
Reference Example 13
A mixture of (3-benzyloxy-1-methyl-1H-pyrazol-5-yl) methanol (9.40 g), activated manganese dioxide (29.10 g) and tetrahydrofuran (200 ml) was stirred at room temperature overnight. After removing insolubles by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-benzyloxy-1-methyl-1H-pyrazole-5-carbaldehyde (6.05 g, yield) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). (65%) as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 49.5-50.5 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 4.05 (3H, s), 5.22 (2H, s), 6.25 (1H, s), 7.26-7.51 (5H, m), 9.73 (1H, s) ).
Reference Example 14
To a mixture of 3-benzyloxy-1-methyl-1H-pyrazole-5-carbaldehyde (3.05 g), ethyl diethylphosphonoacetate (3.25 g) and N, N-dimethylformamide (50 ml) at 0 ° C. Sodium hydride (60%, oily, 575 mg) was added, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (E) -3- (3-benzyloxy-1-methyl-1H-pyrazol-5-yl) was eluted from an ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio) eluate. ) Ethyl propenoate (3.34 g, 83% yield) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.33 (3H, t, J = 7.0 Hz), 3.82 (3H, s), 4.26 (2H, q, J = 7.0 Hz), 5.18 (2H, s), 5.95 (1H, s), 6.27 (1H, d, J = 15.8 Hz), 7.27-7.53 (6H, m).
Reference Example 15
A mixture of ethyl (E) -3- (3-benzyloxy-1-methyl-1H-pyrazol-5-yl) propenoate (730 mg), 10% palladium-carbon (73 mg) and methanol (15 ml) was placed under a hydrogen atmosphere. Stir at room temperature for 1 hour. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration to give ethyl 3- (3-hydroxy-1-methyl-1H-pyrazol-5-yl) propionate (440 mg, yield 87%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 132-135 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.26 (3H, t, J = 6.9 Hz), 2.59-2.66 (2H, m), 2.80-2.87 (2H, m), 3.61 (3H , S), 4.15 (2H, q, J = 6.9 Hz), 5.39 (1H, s).
[0197]
Reference Example 16
Ethyl 3-methyl-1H-pyrazole-4-carboxylate (23.10 g), 2-chloro-5- (trifluoromethyl) pyridine (25.09 g), potassium carbonate (19.00 g) and N, N-dimethyl After stirring a mixture of formamide (300 ml) at 100 ° C. overnight, the reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Ethyl-4-carboxylate (40.22 g, yield 97%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 88-89 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.38 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.57 (3H, s), 4.34 (2H, q, J = 7.2 Hz), 8.05 (1H, dd, J = 2.4, 9.3 Hz), 8.10 (1H, d, J = 9.3 Hz), 8.64-8.72 (1H, m), 9.00 (1H, s) ).
Reference Example 17
1.0 M hexane of diisobutylaluminum hydride was added to a solution of ethyl 3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-carboxylate (35.19 g) in tetrahydrofuran (300 ml). After the solution (360 ml) was added dropwise at 0 ° C., the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-) was eluted from an ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio) eluate. Pyrazol-4-yl] methanol (29.33 g, yield 97%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 157-158 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.46 (1H, t, J = 5.4 Hz), 2.39 (3H, s), 4.64 (2H, d, J = 5.4 Hz), 7.98-8. 04 (2H, m), 8.49 (1H, s), 8.60-8.66 (1H, m).
Reference Example 18
In a mixture of N-hydroxy-4- (trifluoromethyl) benzenecarboximidyl chloride (13.11 g), 5-hexyn-1-ol (5.88 g) and tetrahydrofuran (300 ml), a solution of triethylamine (17 ml) in tetrahydrofuran (50 ml) was added dropwise at 0 ° C., followed by stirring at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-butanol was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). (13.92 g, yield 83%) as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. Mp 68-69 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.60-1.98 (4H, m), 2.80-2.95 (2H, m), 3.66-3.78 (2H, m), 6.36 (1H, s) , 7.66-7.76 (2H, m), 7.86-7.96 (2H, m).
[0198]
Reference Example 19
To a mixture of 4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-butanol (7.00 g), triethylamine (4 ml) and ethyl acetate (180 ml) was added methanesulfonyl chloride (2 ml). Was added dropwise at 0 ° C., followed by stirring at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with a saturated aqueous solution of sodium bicarbonate and then with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -methanemethanesulfonate was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). 1-Butyl (8.42 g, 95% yield) was obtained as a pale yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.78-2.04 (4H, m), 2.82-2.94 (2H, m), 3.14 (3H, s), 4.22-4.34 (2H, m) , 6.36 (1H, s), 7.65-7.76 (2H, m), 7.86-7.97 (2H, m).
Reference Example 20
Ethyl 3-isopropyl-1H-pyrazole-4-carboxylate (5.00 g), 2-chloro-5- (trifluoromethyl) pyridine (4.95 g), potassium carbonate (3.80 g) and N, N-dimethyl After stirring a mixture of formamide (50 ml) at 100 ° C. overnight, the reaction mixture was poured into dilute hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Ethyl-4-carboxylate (8.61 g, yield 96%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 94-95 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32-1.44 (9H, m), 3.52-3.68 (1H, m), 4.33 (2H, q, J = 7.0 Hz), 8.03 (1H , Dd, J = 2.2, 8.8 Hz), 8.14 (1H, d, J = 8.8 Hz), 8.68 (1H, d, J = 2.2 Hz), 8.98 (1H, s).
Reference Example 21
1.0 M hexane of diisobutylaluminum hydride in a solution of ethyl 3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-carboxylate (8.50 g) in tetrahydrofuran (200 ml) After the solution (60 ml) was added dropwise at 0 ° C., the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). Pyrazol-4-yl] methanol (7.20 g, yield 97%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 119-120 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 3.) δ: 1.36 (6H, d, J = 6.8 Hz), 1.45 (1H, t, J = 5.6 Hz), 3.05-3.24 (1H, m), 67 (2H, d, J = 5.6 Hz), 7.92-8.10 (2H, m), 8.49 (1H, s), 8.59-8.67 (1H, m).
[0199]
Reference Example 22
[3-Isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (5.85 g), activated manganese dioxide (15.44 g) and tetrahydrofuran (300 ml). The mixture was stirred at room temperature overnight. After removing insolubles by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). 4-Carboxaldehyde (5.22 g, yield 90%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 89-90 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.38 (6H, d, J = 7.0 Hz), 3.42-3.59 (1H, m), 8.06 (1H, dd, J = 2.2, 8.4 Hz) ), 8.15 (1H, d, J = 8.4 Hz), 8.70 (1H, d, J = 2.2 Hz), 9.04 (1H, s), 10.06 (1H, s) ).
Reference Example 23
3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-carbaldehyde (5.00 g), ethyl diethylphosphonoacetate (4.05 g) and N, N-dimethyl Sodium hydride (60%, oily, 730 mg) was added to a mixture of formamide (50 ml) at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (E) -3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). [-Pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propenoate (5.93 g, yield 95%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 112-113 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 3.) δ: 1.34 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.37 (6H, d, J = 7.0 Hz), 3.14-3.32 (1H, m), 26 (2H, q, J = 7.4 Hz), 6.29 (1H, d, J = 16.0 Hz), 7.63 (1H, d, J = 16.0 Hz), 7.96− 8.15 (2H, m), 8.63-8.69 (1H, m), 8.75 (1H, s).
Reference Example 24
Ethyl (E) -3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propenoate (5.80 g), 5% palladium-carbon ( A mixture of 1.35 g) and tetrahydrofuran (50 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature for 1 hour. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl]-was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). Ethyl 1H-pyrazol-4-yl] propionate (5.82 g, quantitative) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 3.) δ: 1.27 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.33 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.58-3.16 (5H, m), 16 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.90-8.06 (2H, m), 8.26-8.33 (1H, m), 8.56-8.64 (1H, m).
[0200]
Reference Example 25
Diisobutylaluminum hydride in a solution of ethyl 3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propionate (5.82 g) in tetrahydrofuran (50 ml) Was added dropwise at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl]-was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). [1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (4.50 g, yield 88%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 87-88 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.33 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.82 to 2.02 (2H, m), 2.53-2.68 (2H, m), 2.95-3 .16 (1H, m), 3.68-3.84 (2H, m), 7.90-8.08 (2H, m), 8.28 (1H, s), 8.57-8.64 (1H, m).
Reference Example 26
Methyl 3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] -1-methyl-1H-pyrazole-5-carboxylate (1.90 g) A 1.0 M solution of diisobutylaluminum hydride (15 ml) in tetrahydrofuran (30 ml) was added dropwise at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl]) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). [-1H-pyrazol-4-ylmethoxy] -1-methyl-1H-pyrazol-5-yl) methanol (1.70 g, yield 96%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.36 (6H, d, J = 7.0 Hz), 3.04-3.27 (1H, m), 3.78 (3H, s), 4.59 (2H, s), 5.13 (2H, s), 5.64 (1H, s), 7.97 (1H, dd, J = 2.2, 8.8 Hz), 8.06 (1H, d, J = 8. 8 Hz), 8.56 (1H, s), 8.60-8.64 (1H, m).
Reference Example 27
(3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] -1-methyl-1H-pyrazol-5-yl) methanol (1.70 g) ), Activated manganese dioxide (5.11 g) and tetrahydrofuran (50 ml) were stirred at room temperature overnight. After removing insolubles by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio), 3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl]- [1H-pyrazol-4-ylmethoxy] -1-methyl-1H-pyrazole-5-carbaldehyde (1.41 g, yield 83%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 112-113 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.37 (6H, d, J = 6.8 Hz), 3.07-3.25 (1H, m), 4.06 (3H, s), 5.18 (2H, s), 6.25 (1H, s), 7.98 (1H, dd, J = 2.2, 8.4 Hz), 8.07 (1H, d, J = 8.4 Hz), 8.58 (1H , S), 8.60-8.65 (1H, m), 9.75 (1H, s).
[0201]
Reference Example 28
Ethyl 3- (3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) propionate (12.98 g), 2-chloro-5- (trifluoromethyl) pyridine (11.10 g), potassium carbonate (12.33 g) and After stirring a mixture of N, N-dimethylformamide (150 ml) at 100 ° C. overnight, the reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A 1.0 M solution of diisobutylaluminum hydride in hexane (140 ml) was added dropwise to a solution of the residue in tetrahydrofuran (200 ml) at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl]-was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). [1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (6.10 g, yield 32%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 85-86 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.44 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.65 (1H, brt), 1.80-1.94 (2H, m), 2.54 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.64-3.78 (2H, m), 4.38 (2H, q, J = 7.2 Hz), 7.82 (1H, d, J = 8.7) Hz), 7.91 (1H, dd, J = 2.4, 8.7 Hz), 8.19 (1H, s), 8.53-8.59 (1H, m).
Reference Example 29
Methyl 1-methyl-3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] -1H-pyrazole-5-carboxylate (4.74 g) A 1.0 M solution of diisobutylaluminum hexane (30 ml) was added dropwise at 0 ° C. to a solution of the above in tetrahydrofuran (30 ml), and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (1-methyl-3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl)-) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). 2-Pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] -1H-pyrazol-5-yl) methanol (4.18 g, yield 88%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 128-129 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.58 (1H, t, J = 5.7 Hz), 2.40 (3H, s), 3.77 (3H, s), 4.59 (2H, d, J = 5.7) Hz), 5.10 (2H, s), 5.63 (1H, s), 7.94-8.06 (2H, m), 8.56 (1H, s), 8.58-8.67. (1H, m).
Reference Example 30
(1-Methyl-3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] -1H-pyrazol-5-yl) methanol (4.00 g) ), Activated manganese dioxide (12.18 g) and tetrahydrofuran (100 ml) were stirred at room temperature overnight. After removing insolubles by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 1-methyl-3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). -Pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] -1H-pyrazole-5-carbaldehyde (3.39 g, yield 85%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 130-131 ° C.
[0202]
Reference Example 31
Ethyl 3-propyl-1H-pyrazole-4-carboxylate (25.88 g), 2-chloro-5- (trifluoromethyl) pyridine (25.14 g), potassium carbonate (34.11 g) and N, N-dimethyl After stirring a mixture of formamide (300 ml) at 100 ° C. overnight, the reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Ethyl-4-carboxylate (38.45 g, yield 85%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from isopropyl ether-hexane. 102-103 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.03 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.38 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.66-1.88 (2H, m), 86-3.00 (2H, m), 4.33 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.99-8.16 (2H, m), 8.65-8.72 (1H, m), 8.99 (1H, s).
Reference Example 32
1.0 M hexane of diisobutylaluminum hydride in a solution of ethyl 3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-carboxylate (36.41 g) in tetrahydrofuran (300 ml) After the solution (250 ml) was added dropwise at 0 ° C., the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-) was eluted from an ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio) eluate. Pyrazol-4-yl] methanol (30.22 g, yield 95%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 120-121 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.03 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.45 (1H, t, J = 5.4 Hz), 1.65-1.88 (2H, m), 65-2.77 (2H, m), 4.64 (2H, d, J = 5.4 Hz), 7.93-8.08 (2H, m), 8.49 (1H, s), 8 .61-8.66 (1H, m).
Reference Example 33
[3-Propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (10.00 g), activated manganese dioxide (29.48 g) and tetrahydrofuran (300 ml) The mixture was stirred overnight at room temperature. After removing insolubles by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). 4-Carboxaldehyde (8.87 g, yield 89%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 52-53 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.03 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.68-1.89 (2H, m), 2.88-3.02 (2H, m), 8.07 (1H , Dd, J = 2.2, 8.8 Hz), 8.14 (1H, d, J = 8.8 Hz), 8.67-8.74 (1H, m), 9.04 (1H, s), 10.04 (1H, s).
[0203]
Reference Example 34
3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-carbaldehyde (8.70 g), ethyl diethylphosphonoacetate (8.25 g) and N, N-dimethyl Sodium hydride (60%, oily, 1.45 g) was added to a mixture of formamide (100 ml) at 0 ° C, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (E) -3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). [-Pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propenoate (10.14 g, yield 93%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 104-105 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.04 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.34 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.67-1.89 (2H, m), 78 (2H, t, J = 7.6 Hz), 4.27 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.27 (1H, d, J = 16.2 Hz), 7.60 ( 1H, d, J = 16.2 Hz), 7.97-8.11 (2H, m), 8.64-8.68 (1H, m), 8.75 (1H, s).
Reference Example 35
Ethyl (E) -3- (3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl) propenoate (10.00 g), 5% palladium-carbon ( A mixture of 3.03 g) and tetrahydrofuran (100 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature for 1 hour. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- (3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl]-) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). Ethyl 1H-pyrazol-4-yl) propionate (9.36 g, yield 93%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 73-74 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.02 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.26 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.62-1.86 (2H, m), 56-2.68 (4H, m), 2.75-2.86 (2H, m), 4.16 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.91-8.04 (2H, m) m), 8.30 (1H, s), 8.58-8.64 (1H, m).
Reference Example 36
Diisobutylaluminum hydride was added to a solution of ethyl 3- (3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl) propionate (9.10 g) in tetrahydrofuran (100 ml). Was added dropwise at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl]-was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). [1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (7.61 g, yield 95%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 96-97 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) [Delta]: 1.02 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.32 (1H, brt), 1.64-1.99 (4H, m), 2.50-2.68 ( 4H, m), 3.68-3.80 (2H, m), 7.91-8.05 (2H, m), 8.29 (1H, s), 8.58-8.63 (1H, m).
[0204]
Reference Example 37
Ethyl 3-hydroxy-1-methyl-1H-pyrazole-4-carboxylate (25.50 g), benzyl bromide (17.8 ml), potassium carbonate (31.10 g) and N, N-dimethylformamide (250 ml) The mixture was stirred at 50 ° C. overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 3-benzyloxy-1-methyl-1H-pyrazole-4-carboxylate (31.90 g, yield) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). (82%) as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 66-67 ° C.
Reference Example 38
Lithium aluminum hydride (2.62 g) was added to a solution of ethyl 3-benzyloxy-1-methyl-1H-pyrazole-4-carboxylate (18.00 g) in tetrahydrofuran (200 ml) at 0 ° C., and then at room temperature. Stir for 1 hour. After sodium sulfate decahydrate (22.20 g) was added to the reaction mixture, the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. After removing the precipitate by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (3-benzyloxy-1-methyl-1H-pyrazol-4-yl) methanol (23.90 g, yield 91%) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate. Obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.74 (1H, t, J = 5.4 Hz), 3.72 (3H, s), 4.47 (2H, d, J = 5.4 Hz), 5.24 (2H, s), 7.17 (1H, s), 7.28-7.47 (5H, m).
Reference Example 39
A mixture of (3-benzyloxy-1-methyl-1H-pyrazol-4-yl) methanol (18.40 g), activated manganese dioxide (40.00 g) and tetrahydrofuran (200 ml) was stirred at room temperature for 9 hours. After removing manganese dioxide by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-benzyloxy-1-methyl-1H-pyrazole-4-carbaldehyde (14.80 g, yield) was eluted with ethyl acetate-hexane (2: 1, volume ratio). 81%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.78 (3H, s), 5.32 (2H, s), 7.29-7.50 (5H, m), 7.69 (1H, s), 9.76 (1H, s) ).
[0205]
Reference Example 40
To a mixture of potassium t-butoxide (2.24 g) and dimethoxyethane (10 ml) was added a solution of p-toluenesulfonylmethyl isocyanide (2.05 g) in dimethoxyethane (10 ml) at -78 ° C, and the mixture was stirred for 5 minutes. A solution of 3-benzyloxy-1-methyl-1H-pyrazole-4-carbaldehyde (2.16 g) in dimethoxyethane (10 ml) was added. After stirring at the same temperature for 1 hour, the mixture was stirred for 1 hour while heating to room temperature. Methanol (380 ml) was added to the obtained mixture, and the mixture was refluxed for 1 hour. After cooling, the reaction solution was poured into a saturated aqueous solution of ammonium chloride and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (3-benzyloxy-1-methyl-1H-pyrazol-4-yl) acetonitrile (1.86 g, eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio)) (82% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.43 (2H, s), 3.74 (3H, s), 5.22 (2H, s), 7.21 (1H, s), 7.29-7.47 (5H, m) ).
Reference Example 41
A mixture of (3-benzyloxy-1-methyl-1H-pyrazol-4-yl) acetonitrile (12.0 g), 4N aqueous sodium hydroxide solution (100 ml), tetrahydrofuran (100 ml) and ethanol (100 ml) was refluxed for 21 hours. did. After cooling, the mixture was neutralized with dilute hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the residue, methyl iodide (4.95 ml), potassium carbonate (14.7 g) and N, N-dimethylformamide (100 ml) was stirred at room temperature overnight. The reaction solution was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (3-benzyloxy-1-methyl-1H-pyrazol-4-yl) acetate (12.2 g) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). , 88% yield) as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.41 (2H, s), 3.68 (3H, s), 3.73 (3H, s), 5.22 (2H, s), 7.19 (1H, s), 7. 30-7.46 (5H, m).
Reference Example 42
A mixture of methyl (3-benzyloxy-1-methyl-1H-pyrazol-4-yl) acetate (12.2 g), 5% palladium-carbon (25.0 g), tetrahydrofuran (100 ml) and ethanol (100 ml) was treated with hydrogen. The mixture was stirred for 5 hours under an atmosphere. After removing palladium-carbon by filtration, the filtrate was concentrated, and methyl (3-hydroxy-1-methyl-1H-pyrazol-4-yl) acetate (6.33 g, yield 79%) was obtained as colorless crystals. Obtained. Recrystallized from tetrahydrofuran-hexane. 118-119 ° C.
[0206]
Reference Example 43
Ethyl 3-hydroxy-1-phenyl-1H-pyrazole-4-carboxylate (7.76 g), benzyl bromide (3.97 ml), potassium carbonate (6.91 g) and N, N-dimethylformamide (75 ml) The mixture was stirred at 50 ° C. overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazole-4-carboxylate (8.29 g, yield) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). (77%) as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 113-114 ° C.
Reference Example 44
Lithium aluminum hydride (0.95 g) was added to a solution of ethyl 3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazole-4-carboxylate (8.06 g) in tetrahydrofuran (100 ml) at 0 ° C. and then at room temperature. Stir for 1 hour. After sodium sulfate decahydrate (8.06 g) was added to the reaction mixture, the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. After removing the precipitate by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazol-4-yl) methanol (5.91 g, yield 84%) was obtained as colorless crystals from a fraction eluted with ethyl acetate. Was. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 93-94 ° C.
Reference Example 45
A mixture of (3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazol-4-yl) methanol (5.61 g), activated manganese dioxide (15.00 g) and tetrahydrofuran (75 ml) was stirred at room temperature overnight. After removing manganese dioxide by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazole-4-carbaldehyde (5.03 g, yield) was eluted with ethyl acetate-hexane (2: 1, volume ratio). 90%) as colorless crystals. Recrystallized from tetrahydrofuran-hexane. 153-154 ° C.
[0207]
Reference Example 46
To a mixture of potassium t-butoxide (3.82 g) and dimethoxyethane (20 ml) was added a solution of p-toluenesulfonylmethyl isocyanide (3.51 g) in dimethoxyethane (20 ml) at −78 ° C., followed by stirring for 5 minutes. A solution of 3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazole-4-carbaldehyde (4.73 g) in dimethoxyethane (80 ml) was added. After stirring at the same temperature for 1 hour, the mixture was stirred for 1 hour while heating to room temperature. Methanol (100 ml) was added to the obtained mixture, and the mixture was refluxed for 1 hour. After cooling, the reaction solution was poured into a saturated aqueous solution of ammonium chloride and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio) eluted with (3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazol-4-yl) acetonitrile (3.31 g, (67% yield) as colorless crystals. Recrystallized from tetrahydrofuran-hexane. 102-103 ° C.
Reference Example 47
A mixture of (3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazol-4-yl) acetonitrile (3.01 g), 6N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was refluxed for 3 days. did. After cooling, the mixture was neutralized with dilute hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated to give (3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazol-4-yl) acetic acid (2.63 g, yield 82%) as colorless crystals. Recrystallized from acetone-hexane. 105-106 ° C.
Reference Example 48
(3-Benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazol-4-yl) acetic acid (2.47 g), methyl iodide (0.75 ml), potassium carbonate (2.21 g) and N, N-dimethylformamide (25 ml) ) Was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction solution was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl (3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazol-4-yl) methyl acetate (2.55 g) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). , 99% yield) as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 74-75 ° C.
[0208]
Reference Example 49
A mixture of methyl (3-benzyloxy-1-phenyl-1H-pyrazol-4-yl) acetate (2.35 g), 5% palladium-carbon (4.00 g), tetrahydrofuran (25 ml) and methanol (25 ml) was treated with hydrogen. The mixture was stirred for 1 hour under an atmosphere. After removing palladium-carbon by filtration, the filtrate was concentrated, and methyl (3-hydroxy-1-phenyl-1H-pyrazol-4-yl) acetate (1.58 g, yield 93%) was obtained as colorless crystals. Obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 144-145 ° C.
Reference Example 50
[2- (1,3-Dioxolan-2-yl) ethyl] triphenylphosphonium bromide (18.86 g), sodium hydride (60%, oily, 1.70 g) and N, N-dimethylformamide (100 ml) After stirring the mixture at room temperature for 30 minutes, 3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-carbaldehyde (9.00 g) was added, and the mixture was stirred at 70 ° C. Stir for 5 hours. The reaction solution was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the residue, 5% palladium-carbon (2.04 g) and tetrahydrofuran (100 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere for 1 hour. After removing palladium-carbon by filtration, the filtrate was concentrated. The obtained residue was dissolved in tetrahydrofuran (150 ml), 1N hydrochloric acid (200 ml) and methanol (50 ml) were added, and the mixture was stirred at room temperature for 2 hours. The reaction solution was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 4- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). [Pyrazol-4-yl] butanal (8.08 g, yield 78%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 71-72 ° C.
Reference Example 51
To a mixture of 4- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] butanal (7.85 g), methanol (20 ml) and tetrahydrofuran (20 ml) After slowly adding sodium borohydride (700 mg) at 0 ° C., the mixture was stirred at room temperature for 30 minutes. The reaction solution was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 )), And then concentrated to give 4- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-butanol (7.48 g, yield 95%). ) Was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 80-81 ° C.
[0209]
Reference Example 52
To a mixture of 2- (1,3-dioxolan-2-yl) ethyltetraphenylphosphonium bromide (18.95 g) and N, N-dimethylformamide (178 ml) at 0 ° C. was added sodium hydride (60%, oily, 1.71 g) and stirred at room temperature for 30 minutes. Next, 3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4-carbaldehyde (10.09 g) was added, and the mixture was stirred at room temperature overnight and at 70 ° C. for 4 hours. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1:15, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 5% palladium-carbon (1.28 g) and ethanol (174 ml) was stirred at room temperature under a hydrogen atmosphere for 3.5 hours. After removing the palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated and 2- {4- [3- (1,3-dioxolan-2-yl) propyl] -3-isopropyl-1H-pyrazol-1-yl}-. 5- (Trifluoromethyl) pyridine (12.84 g, 98% yield) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.72-1.82 (4H, m), 2.46-2.58 (2H, m), 2.92-3 .10 (1H, m), 3.82-4.00 (4H, m), 4.88-4.96 (1H, m), 7.88-7.98 (1H, m), 8.02 (1H, d, J = 8.4 Hz), 8.27 (1H, s), 8.56-8.61 (1H, m).
Reference Example 53
2- {4- [3- (1,3-dioxolan-2-yl) propyl] -3-isopropyl-1H-pyrazol-1-yl} -5- (trifluoromethyl) pyridine (12.84 g), 1 A mixture of normal hydrochloric acid (100 ml), tetrahydrofuran (100 ml) and methanol (100 ml) was stirred at 50 ° C. overnight. The reaction mixture was concentrated under reduced pressure, and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). -Pyrazol-4-yl} butyraldehyde (11.25 g, yield 99%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.90-2.06 (2H, m), 2.44-2.60 (4H, m), 2.94-3 0.07 (1H, m), 7.90-7.98 (1H, m), 8.02 (1H, d, J = 8.7 Hz), 8.27 (1H, s), 8.55- 8.61 (1H, m), 9.78-9.81 (1H, m).
Reference Example 54
To a solution of 4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} butyraldehyde (11.25 g) in ethanol (170 ml) was added sodium borohydride ( 1.57 g) at room temperature and stirred for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio), 4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl]- 1H-Pyrazol-4-yl} -1-butanol (6.11 g, yield 54%) was obtained as colorless crystals. At that time, 4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} butyraldehyde (2.46 g) as a raw material was also recovered. . The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane. Mp 67-68 ° C.
[0210]
Reference Example 55
A mixture of ethyl (3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) acetate (18.95 g), sodium hydride (60%, oily, 4.59 g) and N, N-dimethylformamide (478 ml) was added at room temperature for 1 hour. After stirring for 2 hours, 2-chloro-5- (trifluoromethyl) pyridine (20.82 g) was added, and the mixture was stirred overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Ethyl pyrazol-4-yl] acetate (11.27 g, yield 41%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.29 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.42 (3H, t, J = 7.0 Hz), 3.46 (2H, s), 4.20 (2H, s) q, J = 7.4 Hz, 4.36 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.83 (1H, d, J = 8.8 Hz), 7.84-7.96 ( 1H, m), 8.39 (1H, s), 8.54-8.60 (1H, m).
Reference Example 56
[3-Ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] diisobutylaluminum hydride was added to a solution of ethyl acetate (11.27 g) in tetrahydrofuran (400 ml). After a 0 M hexane solution (117 ml) was added dropwise at 0 ° C, the mixture was stirred at room temperature for 3 hours. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl]-was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). [1H-pyrazol-4-yl] ethanol (4.38 g, yield 45%) was obtained as pale yellow crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 75-76 ° C.
Reference Example 57
In a solution of ethyl 3- (3-hydroxy-1H-pyrazol-4-yl) propanoate (7.40 g) in tetrahydrofuran (100 ml), di-tert-butyl dicarbonate (9.71 ml) and triethylamine (5.89 ml) Was added at room temperature and stirred overnight. The reaction mixture was concentrated to give a residue. To a mixture of the obtained residue, benzyl alcohol (5.00 ml), tributylphosphine (20.1 ml) and tetrahydrofuran (805 ml), a 40% toluene solution of diethyl 1,1′-azodicarboxylate (52.9 ml) was added at room temperature. , And stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-benzyloxy-4- (2-ethoxycarbonylethyl) -1H was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). Tert-butyl-pyrazole-1-carboxylate (5.08 g, yield 34%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.23 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.61 (9H, s), 2.53-2.60 (2H, m), 2.66-2.73 (2H , M), 4.11 (2H, d, J = 6.9 Hz), 5.34 (2H, s), 7.27-7.46 (5H, m), 7.65 (1H, s) .
[0211]
Reference Example 58
To a solution of tert-butyl 3-benzyloxy-4- (2-ethoxycarbonylethyl) -1H-pyrazole-1-carboxylate (5.08 g) in ethyl acetate (13.6 ml) was added a 4N hydrochloric acid ethyl acetate solution (43. 6 ml) and stirred overnight. The reaction mixture was poured into saturated aqueous layer water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated to give ethyl 3- (3-benzyloxy-1H-pyrazol-4-yl) propanoate (3.92 g, quantitative) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.22 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.04-2.59 (2H, m), 2.69-2.75 (2H, m), 4.10 (2H) , Q, J = 7.2 Hz), 5.25 (2H, s), 7.19 (1H, s), 7.25-7.45 (5H, m).
Reference Example 59
A mixture of ethyl 3- (3-benzyloxy-1H-pyrazol-4-yl) propanoate (2.84 g), sodium hydride (60%, oily, 497 mg) and N, N-dimethylformamide (104 ml) was cooled to room temperature. After stirring for 1 hour, 2-chloro-5- (trifluoromethyl) pyridine (2.26 g) was added, and the mixture was stirred overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-benzyloxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). [-1H-pyrazol-4-yl] propanoate (3.14 g, yield 72%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.24 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.57-2.65 (2H, m), 2.74-2.81 (2H, m), 4.12 (2H , Q, J = 7.2 Hz), 5.35 (2H, s), 7.39-7.43 (3H, m), 7.44-7.50 (2H, m), 7.82 ( 1H, d, J = 8.4 Hz), 7.89-7.94 (1H, m), 8.22 (1H, s), 8.53-8.57 (1H, m).
Reference Example 60
Diisobutyl hydride was added to a solution of ethyl 3- [3-benzyloxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propanoate (3.14 g) in tetrahydrofuran (75 ml). A 1.0 M hexane solution of aluminum (16.5 ml) was added dropwise at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature for 3 hours. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-benzyloxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). [-1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (2.41 g, yield 85%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 79-81 ° C.
[0212]
Reference Example 61
4- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-butanol (1.20 g), triethylamine (613 μL) and tetrahydrofuran (37 ml) Methanesulfonyl chloride (341 μL) was added to the mixture at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and 4- [3-isopropyl-1- [5- (methanesulfonic acid) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] butyl (1.25 g, yield 84%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 87-89 ° C.
Reference Example 62
To a mixture of 5-benzyloxy-2-methoxybenzaldehyde (3.45 g), ethyl diethylphosphonoacetate (3.41 ml) and N, N-dimethylformamide (100 ml) at 0 ° C. was added sodium hydride (60%, oily). 684 mg) and stirred at room temperature for 2 days. The reaction mixture was poured into 0.1 N hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a pale yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 5% palladium-carbon (1.00 g) and ethanol (150 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature for 2 hours. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 3- (5-hydroxy-2-methoxyphenyl) propanoate (2.54 g, yield 80) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). %) As a brown oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.24 (3H, t, J = 6.8 Hz), 2.52-2.64 (2H, m), 2.82-2.94 (2H, m), 3.77 (3H) , S), 4.12 (2H, q, J = 6.8 Hz), 4.94 (1H, brs), 6.61-6.74 (3H, m).
[0213]
Reference Example 63
Ethyl 3- (3-phenyl-1H-pyrazol-4-yl) propionate (3.00 g), 2-chloro-5- (trifluoromethyl) pyridine (2.35 g) and N, N-dimethylformamide (30 ml) )) At 0 ° C., sodium hydride (60%, oily, 620 mg) was added, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A 1.0 M hexane solution of diisobutylaluminum hydride (30 ml) was added dropwise to a solution of the obtained colorless oil in tetrahydrofuran (50 ml) at 0 ° C, and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-phenyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl]-was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). [1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (3.85 g, yield 86%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. Melting point 99-100 [deg.] C.
Reference Example 64
[3-Methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (10.05 g), activated manganese dioxide (31.48 g) and tetrahydrofuran (200 ml) The mixture was stirred overnight at room temperature. After removing insolubles by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). 4-Carboxaldehyde (8.94 g, yield 90%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 226-227 ° C.
Reference Example 65
3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-carbaldehyde (8.30 g), ethyl diethylphosphonoacetate (8.50 g) and N, N-dimethyl Sodium hydride (60%, oily, 1.50 g) was added to a mixture of formamide (75 ml) at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (E) -3- (3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). -Pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl) propenoate (9.53 g, yield 90%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 131-132 ° C.
[0214]
Reference Example 66
Ethyl (E) -3- (3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl) propenoate (9.00 g), 5% palladium-carbon ( A mixture of 2.42 g) and tetrahydrofuran (100 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature for 1 hour. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- (3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl]-) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). Ethyl 1H-pyrazol-4-yl) propionate (8.45 g, yield 93%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. Melting point 50-51 [deg.] C.
Reference Example 67
Diisobutylaluminum hydride was added to a solution of ethyl 3- (3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl) propionate (7.00 g) in tetrahydrofuran (100 ml). Was added dropwise at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl]-was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). [1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (5.63 g, yield 92%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 103-104 ° C.
Reference Example 68
Lithium aluminum hydride (1.15 g) was added to a solution of 2-benzyloxy-3-methoxybenzaldehyde (9.90 g) in tetrahydrofuran (100 ml) at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 1 hour. After sodium sulfate decahydrate (11.03 g) was added to the reaction mixture, the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. After removing the precipitate by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give 2-benzyloxy-3-methoxybenzyl alcohol (9.94 g, quantitative) as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.97 (1H, t, J = 6.6 Hz), 3.91 (3H, s), 4.55 (2H, d, J = 6.6 Hz), 5.09 (2H, s), 6.86-6.96 (2H, m), 7.01-7.12 (1H, m), 7.28-7.49 (5H, m).
[0215]
Reference Example 69
A mixture of 2-benzyloxy-3-methoxybenzyl alcohol (9.90 g), acetone cyanohydrin (4.60 g), triphenylphosphine (16.21 g) and tetrahydrofuran (200 ml) was mixed with a 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate ( 26.49 g) was added dropwise at room temperature, followed by stirring overnight. After the reaction solution was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and (2-benzyloxy-3-methoxyphenyl) acetonitrile (8.62 g) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). , 84%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.53 (2H, s), 3.92 (3H, s), 5.09 (2H, s), 6.90-7.14 (3H, m), 7.32-7.46 (5H, m).
Reference example 70
A mixture of (2-benzyloxy-3-methoxyphenyl) acetonitrile (8.62 g), 8N aqueous sodium hydroxide solution (40 ml) and ethanol (200 ml) was stirred under reflux overnight. After cooling, the reaction mixture was acidified by slowly adding concentrated hydrochloric acid (30 ml). After concentration, the residue was dissolved in ethyl acetate.
The obtained ethyl acetate solution is washed with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the residue, a 10% hydrochloric acid-methanol solution (200 ml) and methanol (200 ml) was stirred at room temperature overnight. After concentration, the residue was dissolved in ethyl acetate. The obtained ethyl acetate solution is washed with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio), methyl (2-benzyloxy-3-methoxyphenyl) acetate (7.40 g, yield 76%) was obtained. Was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) [Delta]: 3.61 (5H, s), 3.89 (3H, s), 5.03 (2H, s), 6.79-7.10 (3H, m), 7.25-7.56. (5H, m).
Reference Example 71
A mixture of methyl (2-benzyloxy-3-methoxyphenyl) acetate (7.40 g), 5% palladium-carbon (1.39 g) and tetrahydrofuran (100 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate (5.01 g, yield 99%) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.68 (2H, s), 3.70 (3H, s), 3.88 (3H, s), 5.88 (1H, s), 6.76-6.86 (3H, m) ).
[0216]
Reference Example 72
A mixture of methyl 3,5-dihydroxybenzoate (500 mg), benzyl bromide (17.7 ml), potassium carbonate (20.62 g) and N, N-dimethylformamide (250 ml) was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and colorless crystals were obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained colorless crystals, methyl iodide (4.6 ml), potassium carbonate (7.90 g) and N, N-dimethylformamide (150 ml) was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with diethyl ether. The diethyl ether layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated to give methyl 3-benzyloxy-5-methoxybenzoate (15.54 g, yield 38%) as a pale yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.82 (3H, s), 3.91 (3H, s), 5.08 (2H, s), 6.73 (1H, t, J = 2.3 Hz), 7.19− 7.46 (7H, m).
Reference Example 73
To a mixture of lithium aluminum hydride (5.40 g) and tetrahydrofuran (100 ml) was slowly added a solution of methyl 3-benzyloxy-5-methoxybenzoate (15.54 g) in tetrahydrofuran (20 ml) at 0 ° C., followed by room temperature. For 30 minutes. Acetone (80 ml) was slowly added to decompose excess lithium aluminum hydride, and then brine (15.4 ml) was added. After removing the precipitate by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (3-benzyloxy-5-methoxyphenyl) methanol (14.00 g, quantitative) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (2: 3, volume ratio). Obtained as a product.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.69 (1H, t, J = 6.1 Hz), 3.79 (3H, s), 4.63 (2H, d, J = 6.1 Hz), 5.05 (2H, s) , 6.47 (1H, t, J = 2.3 Hz), 6.53-6.55 (1H, m), 6.66-6.68 (1H, m), 7.29-7.45 (5H, m).
Reference Example 74
A mixture of (3-benzyloxy-5-methoxyphenyl) methanol (6.03 g), activated manganese dioxide (18.0 g) and tetrahydrofuran (80 ml) was stirred at room temperature overnight. After removing insolubles by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). To a mixture of the obtained oil, ethyl diethylphosphonoacetate (4.84 g) and N, N-dimethylformamide (50 ml) was added sodium hydride (60%, oily, 950 mg) at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature overnight. Stirred. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl (E) -3- (3-benzyloxy-5-methoxyphenyl) propenoate (3. 96 g, 51% yield) as a pale yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.34 (3H, t, J = 7.1 Hz), 3.80 (3H, s), 4.26 (2H, q, J = 7.1 Hz), 5.06 (2H, s), 6.39 (1H, d, J = 15.9 Hz), 6.57 (1H, t, J = 2.2 Hz), 6.68 (1H, t, J = 1.7 Hz) , 6.75 (1H, t, J = 1.7 Hz), 7.30-7.45 (5H, m), 7.59 (1H, d, J = 15.9 Hz).
[0219]
Reference example 75
(E) Ethyl 3- (3-benzyloxy-5-methoxyphenyl) propenoate (3.96 g), a mixture of 5% palladium-carbon (0.4 g) and ethanol (25 ml) at room temperature under a hydrogen atmosphere. And stirred all night. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 3- (3-hydroxy-5-methoxyphenyl) propionate (2.78 g, yield 98) was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (2: 3, volume ratio). %) As a pale yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.25 (3H, t, J = 7.1 Hz), 2.60 (2H, t, J = 7.8 Hz), 2.86 (2H, t, J = 7.8 Hz) , 3.76 (3H, s), 4.14 (2H, q, J = 7.1 Hz), 5.22 (1H, s), 6.25-6.35 (3H, m).
Reference Example 76
A mixture of (3-benzyloxy-5-methoxyphenyl) methanol (8.00 g), acetone cyanohydrin (4.65 ml), tributylphosphine (13.3 g) and tetrahydrofuran (200 ml) was added to 1,1′-azodiamine. After adding carbonyl dipiperidine (16.53 g) at room temperature, the mixture was stirred overnight. After the reaction solution was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and (3-benzyloxy-5-methoxyphenyl) acetonitrile (5.77 g) was eluted from an ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio) eluate. , 70% yield) as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.68 (2H, s), 3.78 (3H, s), 5.05 (2H, s), 6.46-6.56 (3H, m), 7.30-7.45. (5H, m).
Reference Example 77
A mixture of (3-benzyloxy-5-methoxyphenyl) acetonitrile (5.77 g), potassium hydroxide (4.50 g) and ethylene glycol (50 ml) was stirred at 120 ° C overnight. The reaction mixture was poured into water and washed with diethyl ether. The aqueous layer was acidified by adding hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 )), And concentrated to obtain a residue. A mixture of the obtained residue, methyl iodide (1.80 ml), potassium carbonate (4.00 g) and N, N-dimethylformamide (50 ml) was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (3-benzyloxy-5-methoxyphenyl) acetate (4.43 g, 68% yield) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.56 (2H, s), 3.69 (3H, s), 3.77 (3H, s), 5.03 (2H, s), 6.44-6.47 (2H, m) ), 6.51-6.54 (1H, m), 7.29-7.45 (5H, m).
[0218]
Reference Example 78
A mixture of methyl (3-benzyloxy-5-methoxyphenyl) acetate (4.43 g), 5% palladium-carbon (0.44 g) and ethanol (25 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (3-hydroxy-5-methoxyphenyl) acetate (2.97 g, yield 97%) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (2: 3, volume ratio). Obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.54 (2H, s), 3.70 (3H, s), 3.76 (3H, s), 5.38 (1H, br s), 6.32 (1H, t, J = 2.3 Hz), 6.35-6.42 (2H, m).
Reference Example 79
A mixture of (4-hydroxyphenyl) acetonitrile (15.0 g), benzyl bromide (13.6 ml), potassium carbonate (15.6 g) and N, N-dimethylformamide (100 ml) was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water, and the precipitated crystals were collected by filtration, washed well with water, and dried to obtain (4-benzyloxyphenyl) acetonitrile (24.12 g, yield 96%). 70-71 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.68 (2H, s), 5.07 (2H, s), 6.95-6.99 (2H, m), 7.21-7.25 (2H, m), 7.30. -7.45 (5H, m).
Reference Example 80
To a mixture of (4-benzyloxyphenyl) acetonitrile (600 mg), methyl iodide (20.0 ml) and dimethylsulfoxide (200 ml) was slowly added a 50% aqueous sodium hydroxide solution at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 3 hours. Was. The reaction mixture was poured into water, and the precipitated crystals were collected by filtration, washed well with water, and dried to give 2- (4-benzyloxyphenyl) -2-methylpropanenitrile (25.88 g, yield 99%). Obtained. 63-64 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.70 (6H, s), 5.07 (2H, s), 6.95-7.00 (2H, m), 7.30-7.45 (7H, m).
[0219]
Reference Example 81
A mixture of 2- (4-benzyloxyphenyl) -2-methylpropanenitrile (25.88 g), potassium hydroxide (20.34 g) and ethylene glycol (200 ml) was stirred at 120 ° C. for 2 days. The reaction mixture was poured into ice water, acidified by adding hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration to give 2- (4-benzyloxyphenyl) -2-methylpropanoic acid (27.62 g, yield 99%). 128-130 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.58 (6H, s), 5.05 (2H, s), 6.92-6.97 (2H, m), 7.29-7.45 (7H, m).
Reference Example 82
A mixture of 2- (4-benzyloxyphenyl) -2-methylpropanoic acid (27.62 g), sulfuric acid (6 ml) and ethanol (500 ml) was refluxed for 14 hours. The reaction mixture was poured into ice water, and the precipitated crystals were collected by filtration, washed well with aqueous sodium bicarbonate and water, dried, and ethyl 2- (4-benzyloxyphenyl) -2-methylpropanoate (2820 g, yield 92%). ) Got. 54-55 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.82 (3H, t, J = 7.1 Hz), 1.55 (6H, s), 4.11 (2H, q, J = 7.1 Hz), 5.04 (2H, s), 6.90-6.95 (2H, m), 7.24-7.45 (7H, m).
Reference Example 83
A mixture of ethyl 2- (4-benzyloxyphenyl) -2-methylpropanoate (28.20 g), 5% palladium-carbon (2.8 g) and ethanol (100 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. . After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 2- (4-hydroxyphenyl) -2-methylpropanoate (17.20 g, yield 87) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). %) As a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.19 (3H, t, J = 7.1 Hz), 1.55 (6H, s), 4.12 (2H, q, J = 7.2 Hz), 5.26 (1H, s), 6.74-6.79 (2H, m), 7.18-7.23 (2H, m)
[0220]
Reference Example 84
Thionyl chloride (14.8 ml) was added to a mixture of (3-benzyloxyphenyl) methanol (22.09 g) and dichloroethane (250 ml) at 0 ° C, and the mixture was stirred at room temperature for 3 hours. The reaction mixture was concentrated, the residue was poured into aqueous sodium hydrogen carbonate, and extracted with diethyl ether. The diethyl ether layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 )), And concentrated to obtain a residue. A mixture of the obtained residue, sodium cyanide (5.32 g) and N, N-dimethylformamide (100 ml) was stirred at 50 ° C. overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (3-benzyloxyphenyl) acetonitrile (19.64 g, yield 85%) was obtained as a pale yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). As obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.72 (2H, s), 5.07 (2H, s), 6.89-6.96 (3H, m), 7.24-7.45 (6H, m).
Reference Example 85
To a mixture of (3-benzyloxyphenyl) acetonitrile (19.64 g), methyl iodide (16.5 ml) and dimethylsulfoxide (200 ml), a 50% aqueous sodium hydroxide solution (28.2 g) was slowly added at 0 ° C. Thereafter, the mixture was stirred at room temperature for 3 hours. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated to give 2- (3-benzyloxyphenyl) -2-methylpropanenitrile (21.63 g, 98% yield) as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.71 (6H, s), 5.08 (2H, s), 6.90-6.94 (1H, m), 7.05-7.11 (2H, m), 7.28. -7.47 (6H, m).
Reference Example 86
A mixture of 2- (3-benzyloxyphenyl) -2-methylpropanenitrile (21.63 g), potassium hydroxide (17.0 g) and ethylene glycol (150 ml) was stirred at 120 ° C. for 2 days. The reaction mixture was poured into ice water, acidified by adding hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 )), And then concentrated to obtain 2- (3-benzyloxyphenyl) -2-methylpropanoic acid (20.68 g, yield 89%) as yellow crystals. 114-116 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.58 (6H, s), 5.05 (2H, s), 6.85-6.89 (2H, m), 6.98-7.05 (2H, m), 7.23 -7.46 (6H, m).
[0221]
Reference Example 87
A mixture of 2- (3-benzyloxyphenyl) -2-methylpropanoic acid (20.68 g), potassium carbonate (10.6 g), methyl iodide (7.1 ml) and N, N-dimethylformamide (160 ml) was prepared. Stir at room temperature for 2 hours. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio), methyl 2- (3-benzyloxyphenyl) -2-methylpropanoate (19.62 g, yield) 90%) as a pale yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.56 (6H, s), 3.63 (3H, s), 5.05 (2H, s), 6.84-6.97 (3H, m), 7.22-7.46. (6H, m)
Reference Example 88
A mixture of methyl 2- (3-benzyloxyphenyl) -2-methylpropanoate (19.62 g), 5% palladium-carbon (2.0 g) and ethanol (100 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. . After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio), methyl 2- (3-hydroxyphenyl) -2-methylpropanoate (12.32 g, yield 92%) was obtained. %) As a pale yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.56 (6H, s), 3.66 (3H, s), 5.35 (1H, s), 6.72 (1H, ddd, J = 8.1, 2.4, 1.4). 0 Hz), 6.83 (1H, t, J = 2.1 Hz), 6.89 (1H, ddd, J = 7.8, 1.7, 1.0 Hz), 7.19 (1H, t, J = 7.9 Hz)
Reference Example 89
A mixture of 3,4-dihydroxybenzaldehyde (25.30 g), potassium carbonate (15.20 g), benzyl bromide (21.7 ml) and N, N-dimethylformamide (250 ml) was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-benzyloxy-4-hydroxybenzaldehyde (24.62 g, 59% yield) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane-chloroform (3:10:12, volume ratio). Got. Recrystallized from ethanol. 123-124 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 5.21 (2H, s), 5.79 (1H, s), 7.04 (1H, d, J = 8.3 Hz), 7.38-7.47 (7H, m), 9.84 (1H, s).
[0222]
Reference Example 90
A mixture of 3-benzyloxy-4-hydroxybenzaldehyde (10.60 g), potassium carbonate (12.84 g), chloromethyl methyl ether (5.2 ml) and N, N-dimethylformamide (150 ml) was stirred at room temperature overnight. . The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with toluene. The toluene layer is washed with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). Sodium hydride (60%, oily, 2.43 mg) was added to a mixture of the obtained oil, ethyl diethylphosphonoacetate (12.38 g) and N, N-dimethylformamide (90 ml) at 0 ° C. And stirred all night. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl (E) -3- [3-benzyloxy-4- (methoxymethoxy) phenyl] propenoate was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). (13.48 g, yield 85%) was obtained as a pale yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.33 (3H, t, J = 7.1 Hz), 3.53 (3H, s), 4.25 (2H, q, J = 7.1 Hz), 5.19 (2H, s), 5.25 (2H, s), 6.30 (1H, d, J = 15.9 Hz), 6.90 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.10 (1H, dd, J = 8.3, 2.2 Hz), 7.29-7.44 (5H, m), 7.59 (1H, d, J = 15.9 Hz), 9.84 (1H, s) ).
Reference Example 91
(E) A mixture of ethyl 3- [3-benzyloxy-4- (methoxymethoxy) phenyl] propenoate (13.48 g), 5% palladium-carbon (1.35 g) and ethanol (60 ml) was placed under a hydrogen atmosphere. Stirred at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated to obtain a residue. A mixture of the obtained residue, potassium carbonate (10.88 g), benzyl bromide (5.1 ml) and N, N-dimethylformamide (50 ml) was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 3- [3-benzyloxy-4- (methoxymethoxy) phenyl] propionate (9.46 g) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). , 70% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.23 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.58 (2H, d, J = 7.8 Hz), 2.87 (2H, t, J = 7.8 Hz) , 3.52 (3H, s), 4.12 (2H, q, J = 7.1 Hz), 5.12 (2H, s), 5.21 (2H, s), 6.76 (1H, dd, J = 8.3, 2.0 Hz), 6.83 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.99 (1H, d, J = 2.2 Hz), 7.27− 7.44 (5H, m).
Reference Example 92
To a mixture of ethyl 3- [3-benzyloxy-4- (methoxymethoxy) phenyl] propionate (9.46 g) and ethanol (100 ml) was added 3 drops of hydrochloric acid with a pipette, and the mixture was stirred at 80 ° C for 1 hour. After the reaction solution was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 3- (3-benzyloxy-4-hydroxyphenyl) propionate was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). (8.13 g, 99% yield) as colorless crystals. Melting point 60-61 [deg.] C.
[0223]
Reference Example 93
(E) Ethyl 3- (2-benzyloxy-3-methoxyphenyl) propenoate (6.65 g), a mixture of 5% palladium-carbon (2.46 g) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature under a hydrogen atmosphere. Stirred all night. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 3- (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) propionate (5.86 g, yield 88) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). %) As a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.23 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.58-2.69 (2H, m), 2.90-3.01 (2H, m), 3.88 (3H , S), 4.13 (2H, q, J = 7.0 Hz), 5.84 (1H, s), 6.72-6.78 (3H, m).
Reference Example 94
After stirring a mixture of 2-hydroxy-5-methoxybenzaldehyde (10.25 g), benzyl bromide (8.1 ml), potassium carbonate (13.93 g) and N, N-dimethylformamide (100 ml) at room temperature overnight, The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). To a mixture of a colorless oil, ethyl diethylphosphonoacetate (15.66 g) and N, N-dimethylformamide (100 ml) at 0 ° C. was added sodium hydride (60%, oily, 2.73 g), and the mixture was stirred at room temperature overnight. Stirred. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl (E) -3- (2-benzyloxy-5-methoxyphenyl) propenoate (16. 58 g, yield 79%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.33 (3H, t, J = 7.0 Hz), 3.78 (3H, s), 4.26 (2H, q, J = 7.0 Hz), 5.11 (2H, s), 6.49 (1H, d, J = 16.0 Hz), 6.80-6.94 (2H, m), 7.04-7.11 (1H, m), 7.26-7 .48 (5H, m), 8.06 (1H, d, J = 16.0 Hz).
Reference example 95
(E) Ethyl 3- (2-benzyloxy-5-methoxyphenyl) propenoate (6.83 g), a mixture of 5% palladium-carbon (1.11 g) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature under a hydrogen atmosphere. Stirred all night. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 3- (2-hydroxy-5-methoxyphenyl) propionate (4.54 g, yield 92) was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). %) As a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.23 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.68-2.74 (2H, m), 2.83-2.89 (2H, m), 3.74 (3H , S), 4.13 (2H, q, J = 7.2 Hz), 6.62-6.70 (2H, m), 6.83 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6 .95-6.98 (1H, brs).
[0224]
Reference Example 96
A mixture of 2-hydroxy-4-methoxybenzaldehyde (25.16 g), benzyl bromide (20 ml), potassium carbonate (25.03 g) and N, N-dimethylformamide (300 ml) was stirred at room temperature overnight, and then the reaction mixture was stirred. Was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2-benzyloxy-4-methoxybenzaldehyde (37.18 g, yield 93%) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). As obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.86 (3H, s), 5.17 (2H, s), 6.50-6.62 (2H, m), 7.24-7.50 (5H, m), 7.85 (1H, d, J = 8.4 Hz), 10.39 (1H, s).
Reference Example 97
To a mixture of 2-benzyloxy-4-methoxybenzaldehyde (5.00 g), ethyl diethylphosphonoacetate (4.75 g) and N, N-dimethylformamide (50 ml) at 0 ° C. sodium hydride (60%, oily) , 0.84 g) and stirred overnight at room temperature. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio), ethyl (E) -3- (2-benzyloxy-4-methoxyphenyl) propenoate (5. (48 g, 85% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32 (3H, t, J = 6.8 Hz), 3.80 (3H, s), 4.23 (2H, q, J = 6.8 Hz), 5.15 (2H, s), 6.37-6.56 (3H, m), 7.24-7.53 (6H, m), 8.00 (1H, d, J = 16.2 Hz).
Reference Example 98
(E) Ethyl 3- (2-benzyloxy-4-methoxyphenyl) propenoate (5.45 g), a mixture of 5% palladium-carbon (1.16 g) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature under a hydrogen atmosphere. Stirred all night. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 3- (2-hydroxy-4-methoxyphenyl) propionate (3.80 g, yield 97) was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). %) As a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.24 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.57-2.68 (2H, m), 2.77-2.88 (2H, m), 3.76 (3H , S), 4.15 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.40-6.52 (2H, m), 6.97 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7 .58 (1H, brs).
[0225]
Reference Example 99
Lithium aluminum hydride (1.50 g) was added to a solution of 2-benzyloxy-4-methoxybenzaldehyde (13.15 g) in tetrahydrofuran (100 ml) at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 1 hour. After sodium sulfate decahydrate (15.09 g) was added to the reaction mixture, the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. After removing the precipitate by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2-benzyloxy-4-methoxybenzyl alcohol (12.84 g, yield 97%) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate.
1 H-NMR (CDCl 3 ) [Delta]: 2.19 (1H, brt), 3.79 (3H, s), 4.66 (2H, d, J = 5.8 Hz), 5.09 (2H, s), 6.44. -6.56 (2Hm), 7.16-7.46 (6H, m).
Reference example 100
A mixture of 2-benzyloxy-4-methoxybenzyl alcohol (12.25 g), acetone cyanohydrin (5.70 g), triphenylphosphine (20.03 g) and tetrahydrofuran (200 ml) was mixed with a 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate ( 32.75 g) was added dropwise at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and (2-benzyloxy-4-methoxyphenyl) acetonitrile (10.34 g) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). , 81%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.65 (2H, s), 3.79 (3H, s), 5.08 (2H, s), 6.43-6.56 (2H, m), 7.22-7.48. (6H, m).
Reference Example 101
A mixture of (2-benzyloxy-4-methoxyphenyl) acetonitrile (10.34 g), 8N aqueous sodium hydroxide solution (50 ml) and ethanol (200 ml) was stirred under reflux overnight. After cooling, the reaction mixture was acidified by slowly adding concentrated hydrochloric acid (35 ml). After concentration, the residue was dissolved in ethyl acetate. The obtained ethyl acetate solution is washed with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the residue, a 10% hydrochloric acid-methanol solution (200 ml) and methanol (200 ml) was stirred at room temperature overnight. After concentration, the residue was dissolved in ethyl acetate. The obtained ethyl acetate solution is washed with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio), methyl (2-benzyloxy-4-methoxyphenyl) acetate (9.35 g, yield 80%) was obtained. Was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.61 (2H, s), 3.63 (3H, s), 3.78 (3H, s), 5.06 (2H, s), 6.43-6.54 (2H, m) ), 7.11 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.24-7.46 (5H, m).
[0226]
Reference example 102
A mixture of methyl (2-benzyloxy-4-methoxyphenyl) acetate (9.35 g), 5% palladium-carbon (1.44 g) and tetrahydrofuran (100 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (2-hydroxy-4-methoxyphenyl) acetate (6.11 g, yield 95%) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.62 (2H, s), 3.75 (3H, s), 3.77 (3H, s), 6.45 (1H, dd, J = 2.4, 8.4 Hz), 6.53 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.98 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.62 (1H, s).
Reference Example 103
After stirring a mixture of 2-hydroxy-3-methoxybenzaldehyde (8.50 g), benzyl bromide (6.7 ml), potassium carbonate (11.66 g) and N, N-dimethylformamide (100 ml) at room temperature overnight, The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2-benzyloxy-3-methoxybenzaldehyde (13.08 g, yield 97%) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). As obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.95 (3H, s), 5.18 (2H, s), 7.10-7.21 (2H, m), 7.32-7.43 (6H, m), 10.23 (1H, s).
Reference Example 104
To a mixture of 2-benzyloxy-3-methoxybenzaldehyde (5.51 g), ethyl diethylphosphonoacetate (6.12 g) and N, N-dimethylformamide (50 ml) at 0 ° C. was added sodium hydride (60%, oily). , 1.03 g), and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio), ethyl (E) -3- (2-benzyloxy-3-methoxyphenyl) propenoate (6. 68g, 94% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.33 (3H, t, J = 7.0 Hz), 3.90 (3H, s), 4.24 (2H, q, J = 7.0 Hz), 5.02 (2H, s), 6.38 (1H, d, J = 16.4 Hz), 6.92-7.18 (3H, m), 7.28-7.52 (5H, m), 7.98 (1H) , D, J = 16.4 Hz).
[0227]
Reference Example 105
A mixture of [3- (benzyloxy) -1-methyl-1H-pyrazol-5-yl] acetonitrile (5.08 g), a 6N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and methanol (30 ml) was mixed with 80 Stir at 2.5 ° C. for 2.5 days. The reaction mixture was neutralized with 1N hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated to give a brown oil. Methyl iodide (2.76 ml) was added to a mixture of the obtained oil, potassium carbonate (6.12 g) and N, N-dimethylformamide (230 ml) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. The reaction mixture was poured into a saturated aqueous solution of ammonium chloride and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [3- (benzyloxy) -1-methyl-1H-pyrazol-5-yl was obtained as a yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). ] Methyl acetate (1.60 g, 28% yield) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.60 (2H, s), 3.68 (3H, s), 3.72 (3H, s), 5.15 (2H, s), 5.62 (1H, s), 7. 26-7.46 (5H, m).
Reference Example 106
A mixture of methyl [3- (benzyloxy) -1-methyl-1H-pyrazol-5-yl] acetate (1.60 g), 5% palladium-carbon (320 mg) and ethanol (100 ml) was placed under a hydrogen atmosphere at room temperature. Stir for 2.5 hours. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated to obtain methyl (3-hydroxy-1-methyl-1H-pyrazol-5-yl) acetate (1.02 g, yield 97%) as a yellow solid. . Recrystallization from ethyl acetate-hexane gave colorless crystals. 147-148 ° C.
Reference Example 107
3- (1-benzyl-3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) -1-propanol (6.75 g), ethyl 2- (3-hydroxyphenoxy) -2-methylpropanoate (6.39 g), 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (13.1 g) was added to a mixture of tributylphosphine (12.9 ml) and tetrahydrofuran (1.00 L) at room temperature, followed by stirring overnight. After the reaction solution was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2- {3- [3- (1- (1-)) was obtained as a pale yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). Ethyl benzyl-3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) propoxy] phenoxy} -2-methylpropanoate (9.47 g, yield 78%) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.24 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.35 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.59 (6H, s), 1.92-2. 03 (2H, m), 2.45-2.55 (2H, m), 3.86-3.94 (2H, m), 4.18-4.28 (4H, m), 5.07 ( 2H, s), 6.35-6.44 (2H, m), 6.49-6.54 (1H, m), 6.96 (1H, s), 7.06-7.12 (1H, m), 7.14-7.18 (2H, m), 7.26-7.36 (3H, m).
[0228]
Reference Example 108
1-benzyl-4- [3- (1,3-dioxolan-2-yl) propyl] -1H-pyrazol-3-ol (21.8 g), diethyl sulfate (17.3 ml), potassium carbonate (16.7 g) ) And N, N-dimethylformamide (150 ml) were stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into a saturated aqueous solution of ammonium chloride and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 1-benzyl-4- [3- (1,3-dioxolan-2-yl) was obtained as a yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). ) Propyl] -3-ethoxy-1H-pyrazole (19.5 g, yield 82%) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.36 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.57-1.74 (4H, m), 2.32-2.39 (2H, m), 3.80-3 .98 (4H, m), 4.22 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.82-4.87 (1H, m), 5.07 (2H, s), 6.93 ( 1H, s), 7.13-7.17 (2H, m), 7.23-7.35 (3H, m).
Reference Example 109
4- (1-benzyl-3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) -1-butanol (1.50 g), ethyl 2- (3-hydroxyphenoxy) -2-methylpropanoate (1.35 g), 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (2.76 g) was added to a mixture of tributylphosphine (2.73 ml) and tetrahydrofuran (110 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2- {3- [4- (1-benzyl) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). Ethyl-3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) butoxy] phenoxy} -2-methylpropanoate (1.33 g, yield 52%) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.24 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.37 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.48-1.87 (4H, m), 1.59 (6H, s), 2.33-2.43 (2H, m), 3.86-3.95 (2H, m), 4.16-4.29 (4H, m), 5.09 (2H S), 6.34-6.44 (2H, m), 6.48-6.56 (1H, m), 6.95 (1H, s), 7.04-7.20 (3H, m). ), 7.24-7.39 (3H, m).
Reference Example 110
To a solution of potassium tert-butoxide (3.79 g) in 1,2-dimethoxyethane (17 ml) was added dropwise a solution of toluenesulfonylmethyl isocyanide (3.29 g) in 1,2-dimethoxyethane (17 ml) at -78 ° C. added. Then, at the same temperature, a solution of 5- (benzyloxy) -2-methoxybenzaldehyde (3.90 g) in 1,2-dimethoxyethane (50 ml) was added dropwise and the reaction mixture was warmed to room temperature. After stirring at room temperature for 1 hour, methanol (85 ml) was added. The reaction mixture was heated to reflux and stirred at that temperature for 2 hours. A saturated aqueous ammonium chloride solution was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [5- (benzyloxy) -2-methoxyphenyl] acetonitrile (3.63 g) was obtained as a pale yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). , 89% yield).
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.66 (2H, s), 3.81 (3H, s), 5.02 (2H, s), 6.79 (1H, d, J = 9.0 Hz), 6.88 ( 1H, dd, J = 2.7, 9.0 Hz), 7.03 (1H, d, J = 2.7 Hz), 7.28-7.44 (m, 5H).
[0229]
Reference Example 111
A mixture of [5- (benzyloxy) -2-methoxyphenyl] acetonitrile (3.63 g), 6N aqueous sodium hydroxide solution (40 ml), tetrahydrofuran (40 ml) and methanol (40 ml) was stirred at 80 ° C. for 3 days. The reaction mixture was neutralized with 1N hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ), And concentrated to obtain a pale yellow solid. Methyl iodide (1.78 ml) was added to a mixture of the obtained solid, potassium carbonate (3.95 g) and N, N-dimethylformamide (478 ml) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. Dilute hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio), methyl [5- (benzyloxy) -2-methoxyphenyl] acetate (3.76 g, Yield 92%). Colorless crystals were obtained by recrystallization from ethyl acetate-hexane. 74-75 ° C.
Reference Example 112
A mixture of methyl [5- (benzyloxy) -2-methoxyphenyl] acetate (3.61 g), 5% palladium-carbon (800 mg) and ethanol (150 ml) was stirred at room temperature under a hydrogen atmosphere for 4.5 hours. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (5-hydroxy-2-methoxyphenyl) acetate (2.40 g, yield 97%) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). Obtained as a pale yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.58 (2H, s), 3.70 (3H, s), 3.75 (3H, s), 5.21 (1H, s), 6.66-6.76 (3H, m) ).
Reference Example 113
Ethyl 2- {3- [3- (1-benzyl-3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) propoxy] phenoxy} -2-methylpropanoate (9.47 g), 5% palladium-carbon (10. Formic acid (65 ml) was added to a mixture of 0 g) and ethanol (200 ml), and the mixture was stirred overnight while heating under reflux. The palladium-carbon was removed by filtration, and the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2- {3- [3- (3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) propoxy] was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). Ethyl phenoxy 2-methylpropanoate (5.10 g, 69% yield) was obtained as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.25 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.37 (3H, t, J = 6.8 Hz), 1.60 (6H, s), 1.91-2. 09 (2H, m), 2.48-2.60 (2H, m), 3.85-3.96 (2H, m), 4.16-4.30 (4H, m), 6.34- 6.45 (2H, m), 6.50-6.58 (1H, m), 7.04-7.17 (2H, m).
[0230]
Reference Example 114
A mixture of ethyl 3- (3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) propanoate (7.65 g), sodium hydride (60%, oily, 1.16 g) and N, N-dimethylformamide (120 ml) was prepared. After stirring at room temperature for 30 minutes, 2-fluoropyridine (2.48 ml) was added, and the mixture was stirred at 100 ° C. overnight. Dilute hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-ethoxy-1- (2-pyridinyl) -1H-pyrazole- was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). Ethyl 4-yl] propanoate (1.52 g, 22% yield) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.26 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.43 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.57-2.65 (2H, m), 70-2.78 (2H, m), 4.14 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.34 (2H, q, J = 7.2 Hz), 6.98-7.06 (1H, m), 7.66-7.74 (2H, m), 8.16 (1H, s), 8.27-8.31 (1H, m).
Reference Example 115
To a solution of ethyl 3- [3-ethoxy-1- (2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-yl] propanoate (2.90 g) in tetrahydrofuran (100 ml) was added a 0.93 M hexane solution of diisobutylaluminum hydride (22 ml). .0 ml) was added dropwise at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 2 hours. The reaction mixture was cooled to 0 ° C. and a 0.93 M solution of diisobutylaluminum hydride in hexane (11.0 ml) was added dropwise. After warming the reaction mixture to room temperature, it was stirred for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-ethoxy-1- (2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-yl] was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). -1-Propanol (2.41 g, yield 97%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.44 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.73-1.90 (3H, m), 2.49-2.56 (2H, m), 3.64--3 .71 (2H, m), 4.37 (2H, q, J = 7.2 Hz), 6.98-7.08 (1H, m), 7.67-7.75 (2H, m), 8.16 (1H, s), 8.28-8.32 (1H, m).
Reference Example 116
To a mixture of 2- (1,3-dioxolan-2-yl) ethyltetraphenylphosphonium bromide (53.2 g) and N, N-dimethylformamide (500 ml) at 0 ° C. was added sodium hydride (60%, oily, 4.80 g) were added. The reaction mixture was stirred at room temperature for 30 minutes, and a solution of 1-benzyl-3- (benzyloxy) -1H-pyrazole-4-carbaldehyde (28.9 g) in N, N-dimethylformamide (100 ml) was added. And stirred at 70 ° C. for 5 hours overnight. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a yellow oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 5% palladium-carbon (3.80 g) and ethanol (500 ml) was stirred overnight at room temperature under a hydrogen atmosphere. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 1-benzyl-4- [3- (1,3-dioxolan-2-yl) was obtained as a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). [Propyl] -1H-pyrazol-3-ol (21.8 g, yield 76%) was obtained. Recrystallization from ethyl acetate-hexane gave colorless crystals. 93-94 ° C.
[0231]
Reference Example 117
1-benzyl-4- [3- (1,3-dioxolan-2-yl) propyl] -3-ethoxy-1H-pyrazole (22.0 g), 1 N hydrochloric acid (150 ml), ethanol (150 ml) and tetrahydrofuran ( 150 ml) was stirred at room temperature for 2.5 hours and at 50 ° C. for 3 hours. A saturated aqueous ammonium chloride solution was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 4- (1-benzyl-3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Butanal (10.1 g, yield 53%) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.36 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.79-1.91 (2H, m), 2.32-2.48 (4H, m), 4.22 (2H , Q, J = 6.9 Hz), 5.07 (2H, s), 6.93 (1H, s), 7.13-7.18 (2H, m), 7.24-7.36 ( 3H, m), 9.73 (1H, s).
Reference Example 118
Sodium borohydride (1.54 g) was added to a solution of 4- (1-benzyl-3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) butanal (10.1 g) in ethanol (185 ml) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 4- (1-benzyl-3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). -1-butanol (9.44 g, 93% yield) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.37 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.52-1.69 (4H, m), 2.29-2.41 (2H, m), 3.60-3 0.71 (2H, brm), 4.23 (2H, q, J = 7.0 Hz), 5.08 (2H, s), 6.94 (1H, s), 7.13-7.21 ( 2H, m), 7.22-7.39 (3H, m).
Reference Example 119
Ethyl 2- {3- [4- (1-benzyl-3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) butoxy] phenoxy} -2-methylpropanoate (950 mg), 5% palladium-carbon (950 mg) and ethanol (10 ml) was added to formic acid (3.3 ml), and the mixture was stirred with heating under reflux for 3 hours. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2- {3- [4- (3-ethoxy-1H-pyrazole-4-) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). Ethyl) butoxy] phenoxy} -2-methylpropanoate (740 mg, 93% yield) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.25 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.39 (3, t, J = 7.2 Hz), 1.59 (6H, s), 1.63-1. 89 (4H, m), 2.38-2.46 (2H, m), 3.89-3.95 (2H, m), 4.18-4.28 (4H, m), 6.35- 6.43 (2H, m), 6.49-6.55 (1H, m), 7.05-7.12 (1H, m), 7.15 (1H, s).
[0232]
Reference Example 120
4- (1-benzyl-3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) -1-butanol (1.50 g), methyl 3- (4-hydroxy-2-ethoxyphenyl) propanoate (1.35 g), 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (2.76 g) was added to a mixture of tributylphosphine (2.73 ml) and tetrahydrofuran (110 ml) at room temperature, followed by stirring for 2.5 days. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). Formic acid (6.0 ml) was added to a mixture of the obtained oil, 5% palladium-carbon (1.80 g) and ethanol (18 ml), and the mixture was stirred with heating under reflux for 7 hours. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- {2-ethoxy-4- [4- (3-ethoxy-1H-) was obtained as a brown oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). Methyl (pyrazol-4-yl) butoxy] phenyl} propanoate (0.86 g, 60% yield) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.35-1.45 (6H, m), 1.62-1.90 (4H, m), 2.38-2.48 (2H, m), 2.53-2.64 ( 2H, m), 2.81-2.92 (2H, m), 3.66 (3H, s), 3.90-4.06 (4H, m), 4.21 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.28-6.43 (2H, m), 6.94-7.04 (1H, m), 7.17 (1H, s).
Reference Example 121
4- (1-benzyl-3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) -1-butanol (1.01 g), 3- (3-hydroxy-1-phenyl-1H-pyrazol-5-yl) propanoic acid To a mixture of ethyl (1.05 g), tributylphosphine (1.83 ml) and tetrahydrofuran (75 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (1.85 g) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). Formic acid (6 ml) was added to a mixture of the obtained oil, 5% palladium-carbon (1.73 g) and ethanol (18 ml), and the mixture was stirred overnight while heating under reflux. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and as eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio), 3- {3- [4- (3-ethoxy-1H-pyrazole-4- as a yellow oil) was obtained. Ethyl) butoxy] -1-phenyl-1H-pyrazol-5-yl} propanoate (900 mg, yield 57%) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.24 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.39 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.64-1.87 (4H, m), 2. 36-2.47 (2H, m), 2.52-2.63 (2H, m), 2.88-2.99 (2H, m), 4.05-4.30 (6H, m), 5.65 (1H, s), 7.15 (1H, s), 7.28-7.50 (5H, m).
Reference Example 122
Ethyl 3- (3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) propanoate (5.00 g), 4- (trifluoromethyl) phenylboric acid (8.95 g), copper (II) acetate (6.42 g), A mixture of pyridine (3.42 ml) and methylene chloride (120 ml) was stirred at room temperature overnight. The precipitate was removed by filtration, and the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl]-as colorless crystals was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Ethyl 1H-pyrazol-4-yl} propanoate (2.41 g, 29% yield) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 47-48 [deg.] C.
[0233]
Reference Example 123
To a solution of ethyl 3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} propanoate (4.31 g) in tetrahydrofuran (120 ml) was added 0.1 ml of diisobutylaluminum hydride. After a 93 M hexane solution (39 ml) was added dropwise at 0 ° C., the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (3.68 g, 97% yield) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.44 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.68-1.92 (3H, m), 2.48-2.59 (2H, m), 3.62-3 .75 (2H, brm), 4.37 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.58-7.70 (5H, m).
Reference Example 124
Methanesulfonyl chloride (677 μL) was added to a mixture of 4- (1-benzyl-3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) -1-butanol (2.00 g), triethylamine (1.22 ml) and tetrahydrofuran (70 ml) at room temperature. ) And stirred overnight. Triethylamine (2.03 ml) and methanesulfonyl chloride (1.13 ml) were added to the reaction mixture at room temperature, and the mixture was stirred at room temperature for 2 hours. The reaction mixture was poured into saturated aqueous sodium hydrogen carbonate and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 4- (1-benzyl-3-ethoxy-1H-pyrazole-4) -methanesulfonate was obtained as a yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). -Yl) butyl (2.46 g, 96% yield) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.36 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.54-1.68 (2H, m), 1.70-1.82 (2H, m), 2.32-2 .40 (2H, m), 2.98 (3H, s), 4.18-4.26 (4H, m), 5.07 (2H, s), 6.92 (1H, s), 7. 14-7.19 (2H, m), 7.24-7.36 (3H, m).
Reference Example 125
A mixture of ethyl 3- (3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) propanoate (662 mg), sodium hydride (60%, oily, 136 mg) and N, N-dimethylformamide (25 ml) was added at room temperature for 30 minutes. After stirring, a solution of 4- (1-benzyl-3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) butyl methanesulfonate (1.00 g) in N, N-dimethylformamide (5 ml) was added. After stirring at room temperature overnight, the reaction mixture was poured into a 0.1 N aqueous hydrochloric acid solution and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). Formic acid (3 ml) was added to a mixture of the obtained oil, 5% palladium-carbon (1.00 g) and ethanol (10 ml), and the mixture was stirred with heating under reflux for 4 hours. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was diluted with ethyl acetate, and washed with saturated aqueous sodium hydrogen carbonate and saturated saline. Dry (MgSO 4 ), And then concentrated to give a colorless oil as ethyl 3- {3-ethoxy-1- [4- (3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) butyl] -1H-pyrazol-4-yl} propanoate ( 680 mg, 63% yield).
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.23 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.32-1.41 (6H, m), 1.44-1.56 (2H, m), 1.72-1 .84 (2H, m), 2.33-2.40 (2H, m), 2.48-2.56 (2H, m), 2.61-2.68 (2H, m), 3.84 -3.91 (2H, m), 4.10 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.15-4.27 (4H, m), 6.96 (1H, s), 7. 10 (1H, s).
[0234]
Reference Example 126
To a solution of potassium tert-butoxide (5.22 g) in 1,2-dimethoxyethane (300 ml) was added dropwise a solution of toluenesulfonylmethyl isocyanide (4.54 g) in 1,2-dimethoxyethane (30 ml) at -78 ° C. added. After stirring at the same temperature for 10 minutes, a solution of 3- (benzyloxy) -1-methyl-1H-pyrazole-4-carbaldehyde (4.79 g) in 1,2-dimethoxyethane (60 ml) was added dropwise. After that, the reaction mixture was warmed to room temperature. Next, methanol (120 ml) was added, and the mixture was stirred for 2.5 hours while heating under reflux. The reaction mixture was poured into a saturated aqueous solution of ammonium chloride and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and then dried (MgSO 4). 4 ). The solvent was removed under reduced pressure to obtain [3- (benzyloxy) -1-methyl-1H-pyrazol-5-yl] acetonitrile (5.08 g, quantitative) as a brown oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.67 (2H, s), 3.73 (3H, s), 5.16 (2H, s), 5.73 (1H, s), 7.27-7.48 (5H, m) ).
[0235]
Reference Example 127
After stirring a mixture of 6-methoxysalicylaldehyde (11.20 g), benzyl bromide (8.8 ml), potassium carbonate (15.29 g) and N, N-dimethylformamide (200 ml) at room temperature overnight, the reaction mixture was stirred. Poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2-benzyloxy-6-methoxybenzaldehyde (15.64 g, yield 88%) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). As obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.91 (3H, s), 5.18 (2H, s), 6.56-6.66 (2H, m), 7.28-7.49 (6H, m), 10.59 (1H, s).
Reference Example 128
Lithium aluminum hydride (1.23 g) was added to a solution of 2-benzyloxy-6-methoxybenzaldehyde (10.44 g) in tetrahydrofuran (100 ml) at 0 ° C, followed by stirring at room temperature for 1 hour. After sodium sulfate decahydrate (12.02 g) was added to the reaction mixture, the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. After removing the precipitate by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2-benzyloxy-6-methoxybenzyl alcohol (10.21 g, yield 97%) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.50 (1H, t, J = 6.6 Hz), 3.86 (3H, s), 4.85 (2H, d, J = 6.6 Hz), 5.11 (2H, s), 6.54-6.66 (2H, m), 7.14-7.48 (6H, m).
Reference Example 129
A mixture of 2-benzyloxy-6-methoxybenzyl alcohol (12.53 g), acetone cyanohydrin (7.27 g), triphenylphosphine (27.32 g) and tetrahydrofuran (250 ml) was mixed with a 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate ( 44.65 g) was added dropwise at room temperature, followed by stirring overnight. After the reaction solution was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and (2-benzyloxy-6-methoxyphenyl) acetonitrile (11.46 g) was eluted from an ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio) eluate. , 88% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) [Delta]: 3.73 (2H, s), 3.88 (3H, s), 5.13 (2H, s), 6.52-6.66 (2H, m), 7.17-7.50. (6H, m).
[0236]
Reference Example 130
A mixture of (2-benzyloxy-6-methoxyphenyl) acetonitrile (11.46 g), 8N aqueous sodium hydroxide solution (40 ml) and ethanol (200 ml) was stirred under reflux overnight. After cooling, the reaction mixture was acidified by slowly adding concentrated hydrochloric acid (30 ml). After concentration, the residue was dissolved in ethyl acetate. The obtained ethyl acetate solution is washed with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the residue, a 10% hydrochloric acid-methanol solution (200 ml) and methanol (200 ml) was stirred at room temperature overnight. After concentration, the residue was dissolved in ethyl acetate. The obtained ethyl acetate solution is washed with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio), methyl (2-benzyloxy-6-methoxyphenyl) acetate (6.43 g, yield 50%) was obtained. Was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.63 (3H, s), 3.76 (2H, s), 3.82 (3H, s), 5.08 (2H, s), 6.52-6.64 (2H, m) ), 7.12-7.40 (6H, m).
Reference Example 131
A mixture of methyl (2-benzyloxy-6-methoxyphenyl) acetate (6.43 g), 5% palladium-carbon (1.59 g) and tetrahydrofuran (100 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (6-hydroxy-2-methoxyphenyl) acetate (4.20 g, yield 95%) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.73 (3H, s), 3.77 (2H, s), 3.81 (3H, s), 6.40-6.62 (2H, m), 6.94 (1H, s) ), 7.06-7.18 (1H, m).
Reference Example 132
To a mixture of 2-benzyloxy-6-methoxybenzaldehyde (3.30 g), ethyl diethylphosphonoacetate (3.60 g) and N, N-dimethylformamide (50 ml) at 0 ° C. was added sodium hydride (60%, oily). , 0.61 g) and stirred overnight at room temperature. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from the eluate of ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio), ethyl (E) -3- (2-benzyloxy-6-methoxyphenyl) propenoate (3. 86 g, yield 91%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32 (3H, t, J = 7.0 Hz), 3.89 (3H, s), 4.24 (2H, q, J = 7.0 Hz), 5.18 (2H, s), 6.53-6.62 (2H, m), 6.91 (1H, d, J = 16.2 Hz), 7.16-7.47 (6H, m), 8.20 (1H) , D, J = 16.2 Hz).
[0237]
Reference Example 133
(E) Ethyl-3- (2-benzyloxy-6-methoxyphenyl) propenoate (3.86 g), a mixture of 5% palladium-carbon (1.00 g) and tetrahydrofuran (50 ml) at room temperature under a hydrogen atmosphere. Stirred all night. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 3- (6-hydroxy-2-methoxyphenyl) propionate (2.52 g, yield 90) was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). %) As a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.22 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.65-2.75 (2H, m), 2.83-2.93 (2H, m), 3.80 (3H) , S), 4.13 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.45 (1H, d, J = 8.0 Hz), 6.60 (1H, d, J = 8.0 Hz). ), 7.02-7.14 (1H, m), 7.86 (1H, s).
Reference Example 134
Diisobutyl hydride was added to a solution of ethyl 3- [1- (5-chloro-2-pyridyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propionate (3.92 g) in tetrahydrofuran (25 ml). A 1.0 M hexane solution of aluminum (25 ml) was added dropwise at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [1- (5-chloro-2-pyridyl) -3- (1-ethylpropyl) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). [-1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (3.15 g, yield: 91%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 62-63 ° C.
Reference Example 135
Lithium aluminum hydride (0.40 g) was added to a solution of 3-benzyloxy-4-ethoxybenzaldehyde (5.34 g) in tetrahydrofuran (50 ml) at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 1 hour. After sodium sulfate decahydrate (4.02 g) was added to the reaction mixture, the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. After removing the precipitate by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-benzyloxy-4-ethoxybenzyl alcohol (4.88 g, yield 91%) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.47 (3H, t, J = 7.0 Hz), 4.13 (2H, q, J = 7.0 Hz), 4.60 (2H, d, J = 5.8 Hz) , 5.14 (2H, s), 6.78-6.99 (3H, m), 7.26-7.50 (5H, m).
[0238]
Reference Example 136
A mixture of ethyl 3-oxoheptanoate (10.16 g) and N, N-dimethylformamide dimethyl acetal (9.53 g) was refluxed for 1 hour, and then concentrated under reduced pressure. The residue was dissolved in ethanol (250 ml), a solution of hydrazine monohydrate (3.06 g) in ethanol (50 ml) was slowly added at room temperature, and the mixture was stirred overnight. The reaction mixture was concentrated under reduced pressure, and the residue was dissolved in ethyl acetate. The obtained ethyl acetate solution was washed with a saturated aqueous solution of sodium bicarbonate and subsequently with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the residue, 2-chloro-5- (trifluoromethyl) pyridine (11.35 g), potassium carbonate (13.0 g) and N, N-dimethylformamide (200 ml) was stirred at 100 ° C. overnight, and the reaction was continued. The mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Ethyl-4-carboxylate (17.25 g, yield 86%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 58-59 ° C.
Reference Example 137
1.0 M hexane of diisobutylaluminum hydride in a solution of ethyl 3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-carboxylate (16.50 g) in tetrahydrofuran (100 ml) After the solution (100 ml) was added dropwise at 0 ° C., the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). Pyrazol-4-yl] methanol (13.59 g, yield 94%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 110-111 ° C.
Reference Example 138
[3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (6.00 g), activated manganese dioxide (18.19 g) and tetrahydrofuran (100 ml) The mixture was stirred overnight at room temperature. After removing insolubles by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). 4-Carboxaldehyde (5.16 g, 87% yield) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.97 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.34-1.82 (4Hm), 2.90-3.04 (2H, m), 8.03-8. 17 (2H, m), 8.68-8.73 (1H, m), 9.03 (1H, s), 10.05 (1H, s).
[0239]
Reference Example 139
3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-carbaldehyde (4.33 g), ethyl diethylphosphonoacetate (3.95 g) and N, N-dimethyl Sodium hydride (60%, oily, 0.64 g) was added to a mixture of formamide (50 ml) at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (E) -3- {3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). [-Pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propenoic acid ethyl (4.81 g, yield 90%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 84-85 ° C.
Reference Example 140
(E) -3- {3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} ethyl propenoate (3.50 g), 5% palladium-carbon ( A mixture of 0.73 g) and tetrahydrofuran (50 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature for 1 hour. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio), 3- {3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl]- Ethyl 1H-pyrazol-4-yl} propionate (3.31 g, yield 94%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 63-64 ° C.
Reference Example 141
Diisobutylaluminum hydride was added to a solution of ethyl 3- {3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propionate (3.00 g) in tetrahydrofuran (50 ml). Was added dropwise at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl]-was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). [1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (2.43 g, yield: 91%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 93-94 ° C.
[0240]
Reference Example 142
To a solution of ethyl 3- [3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propionate (3.30 g) in N, N-dimethylformamide (40 ml) was added sodium hydride (60% , Oily, 0.57 g), and the mixture was stirred at room temperature for 15 minutes. Then, 2,5-dichloropyridine (2.10 g) was added at room temperature, and the mixture was stirred at 100 ° C. overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [1- (5-chloro-2-pyridyl) -3- (1-ethylpropyl) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). [-1H-pyrazol-4-yl] ethyl propionate (3.92 g, yield 81%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 0.86 (6H, t, J = 7.2 Hz), 1.26 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.60-1.86 (4H, m), 48-2.88 (5H, m), 4.16 (2H, q, J = 7.2 Hz), 7.69 (1H, d, J = 2.6, 8.8 Hz), 7.84 -7.92 (1H, m), 8.20 (1H, s), 8.26-8.39 (1H, m).
Reference Example 143
Ethyl 3- (3-propyl-1H-pyrazol-4-yl) propanoate (1.30 g), 4- (trifluoromethyl) phenylboronic acid (2.37 g), copper (II) acetate (1.69 g), A mixture of pyridine (0.9 ml) and N, N-dimethylformamide (50 ml) was stirred at room temperature overnight. The precipitate was removed by filtration, and the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Lithium aluminum hydride (0.23 g) was added to a solution of the obtained colorless oil in tetrahydrofuran (30 ml) at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 1 hour. After adding sodium sulfate decahydrate (2.10 g) to the reaction mixture, the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. After removing the precipitate by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-propyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazole was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). -4-yl] -1-propanol (0.87 g, yield 45%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.02 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.36 (1H, brt), 1.64-1.98 (4H, m), 2.52-2.69 ( 4H, m), 3.68-3.81 (2H, m), 7.60-7.80 (5H, m).
Reference Example 144
Ethyl 3-isopropyl-1H-pyrazole-4-carboxylate (5.00 g), 4- (trifluoromethyl) phenylboric acid (10.45 g), copper (II) acetate (7.50 g), pyridine (4.0 ml) ) And N, N-dimethylformamide (75 ml) were stirred at room temperature overnight. The precipitate was removed by filtration, and the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazole-4-l was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Ethyl carboxylate (6.93 g, yield 77%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 74-75 ° C.
[0241]
Reference Example 145
Lithium aluminum hydride (0.54 g) was added to a solution of ethyl 3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazole-4-carboxylate (6.00 g) in tetrahydrofuran (30 ml) at 0 ° C. ) And stirred for 1 hour at room temperature. After sodium sulfate decahydrate (5.10 g) was added to the reaction mixture, the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. After removing the precipitate by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazole-4 was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). [-Yl] methanol (4.86 g, yield 93%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 84-85 ° C.
Reference Example 146
A mixture of [3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (2.35 g), activated manganese dioxide (7.90 g) and tetrahydrofuran (50 ml) Stir at room temperature overnight. After removing insolubles by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazole-4-l was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Carboxaldehyde (2.25 g, yield 96%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 81-82 ° C.
Reference Example 147
3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazole-4-carbaldehyde (2.10 g), ethyl diethylphosphonoacetate (2.50 g) and N, N-dimethylformamide (30 ml) ) Was added at 0 ° C with sodium hydride (60%, oily, 0.36 g), and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (E) -3- [3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). [-1H-pyrazol-4-yl] propenoate (2.47 g, yield 94%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 118-119 ° C.
[0242]
Reference Example 148
Ethyl (E) -3- [3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl] propenoate (2.30 g), 5% palladium-carbon (0.82 g) ) And tetrahydrofuran (50 ml) were stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature for 1 hour. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazole was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). Ethyl-4-yl] propionate (2.30 g, 99%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.26 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.34 (6H, d, J = 6.8 Hz), 2.56-2.67 (2H, m), 79-2.90 (2H, m), 2.96-3.13 (1H, m), 4.16 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.61-7.80 (5H, m) m).
Reference Example 149
Lithium hydride was added to a solution of ethyl 3- [3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl] propionate (2.30 g) in tetrahydrofuran (20 ml) at 0 ° C. After adding aluminum (0.25 g), the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. After sodium sulfate decahydrate (2.30 g) was added to the reaction mixture, the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. After removing the precipitate by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazole was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). -4-yl] -1-propanol (1.89 g, yield 93%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.34 (6H, d, J = 6.8 Hz), 1.80-1.98 (2H, m), 2.53-2.67 (2H, m), 2.94-3 .13 (1H, m), 3.68-3.82 (2H, m), 7.61-7.80 (5H, m).
Reference Example 150
A mixture of ethyl 3-cyclohexyl-3-oxopropionate (12.60 g) and N, N-dimethylformamide dimethyl acetal (11.33 g) was refluxed for 1 hour, and then concentrated under reduced pressure. The residue was dissolved in ethanol (150 ml), a solution of hydrazine monohydrate (3.20 g) in ethanol (150 ml) was slowly added at room temperature, and the mixture was stirred overnight. The reaction mixture was concentrated under reduced pressure, and the residue was dissolved in ethyl acetate. The obtained ethyl acetate solution was washed with a saturated aqueous solution of sodium bicarbonate and subsequently with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the residue, 2-chloro-5- (trifluoromethyl) pyridine (12.06 g), potassium carbonate (15.94 g) and N, N-dimethylformamide (200 ml) was stirred at 100 ° C. overnight, followed by reaction. The mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Ethyl-4-carboxylate (20.15 g, yield 86%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. Melting point 99-100 [deg.] C.
[0243]
Reference Example 151
1.0 M hexane of diisobutylaluminum hydride in a solution of ethyl 3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-carboxylate (20.00 g) in tetrahydrofuran (150 ml) After the solution (120 ml) was added dropwise at 0 ° C., the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-) was eluted from an ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio) eluate. Pyrazol-4-yl] methanol (16.39 g, yield 93%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 138-139 ° C.
Reference Example 152
[3-Cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (7.10 g), activated manganese dioxide (22.90 g) and tetrahydrofuran (100 ml) The mixture was stirred overnight at room temperature. After removing insolubles by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). 4-Carboxaldehyde (6.69 g, yield 95%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 103-104 ° C.
Reference Example 153
3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-carbaldehyde (6.40 g), ethyl diethylphosphonoacetate (5.33 g) and N, N-dimethyl Sodium hydride (60%, oily, 0.93 g) was added to a mixture of formamide (50 ml) at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (E) -3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). [-Pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propenoic acid ethyl (7.53 g, yield 96%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 132-133 ° C.
[0244]
Reference Example 154
(E) -3- {3-Cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propenoic acid ethyl (7.40 g), 5% palladium-carbon ( A mixture of 1.49 g) and tetrahydrofuran (100 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature for 1 hour. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio), 3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl]- Ethyl 1H-pyrazol-4-yl} propionate (7.20 g, 97% yield) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32-2.00 (13H, m), 2.58-2.88 (5H, m), 4.16 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.89-8 .05 (2H, m), 8.27 (1H, s), 8.56-8.64 (1H, m).
Reference Example 155
Diisobutylaluminum hydride was added to a solution of ethyl 3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propionate (7.20 g) in tetrahydrofuran (60 ml). Was added dropwise at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl]-was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). [1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (5.83 g, yield: 91%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 106-107 ° C.
Reference Example 156
In a mixture of 3-benzyloxy-4-ethoxybenzyl alcohol (4.80 g), acetone cyanohydrin (3.50 g), triphenylphosphine (9.86 g) and tetrahydrofuran (100 ml), a 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate ( 16.16 g) was added dropwise at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and (3-benzyloxy-4-ethoxyphenyl) acetonitrile (3.68 g) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). , Yield 74%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.47 (3H, t, J = 6.8 Hz), 3.67 (2H, s), 4.12 (2H, q, J = 6.8 Hz), 5.15 (2H, s), 6.74-6.96 (3H, m), 7.28-7.47 (5H, m).
[0245]
Reference Example 157
A mixture of (3-benzyloxy-4-ethoxyphenyl) acetonitrile (3.68 g), 4N aqueous sodium hydroxide solution (10 ml) and ethanol (50 ml) was stirred under reflux overnight. After cooling, the reaction mixture was acidified by slowly adding concentrated hydrochloric acid (5 ml). After concentration, the residue was dissolved in ethyl acetate. The obtained ethyl acetate solution is washed with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the residue, a 10% hydrochloric acid-methanol solution (20 ml) and methanol (50 ml) was stirred at room temperature overnight. After concentration, the residue was dissolved in ethyl acetate. The obtained ethyl acetate solution is washed with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (3-benzyloxy-4-ethoxyphenyl) acetate (2.99 g, yield 72%) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.45 (3H, t, J = 7.0 Hz), 3.54 (2H, s), 3.69 (3H, s), 4.11 (2H, q, J = 7.0). Hz), 5.13 (2H, s), 6.70-6.88 (3H, m), 7.27-7.48 (5H, m).
Reference Example 158
A mixture of methyl (3-benzyloxy-4-ethoxyphenyl) acetate (2.99 g), 5% palladium-carbon (0.61 g) and tetrahydrofuran (50 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (4-ethoxy-3-hydroxyphenyl) acetate (1.89 g, yield 90%) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.44 (3H, t, J = 7.0 Hz), 3.54 (2H, s), 3.69 (3H, s), 4.11 (2H, q, J = 7.0). Hz), 5.61 (1H, s), 6.72-6.89 (3H, m).
Reference Example 159
After stirring a mixture of 3-fluorosalicylaldehyde (5.20 g), benzyl bromide (4.5 ml), potassium carbonate (5.26 g) and N, N-dimethylformamide (75 ml) at room temperature overnight, the reaction mixture was added. Poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2-benzyloxy-3-fluorobenzaldehyde (8.24 g, yield 96%) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). As obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 5.28 (2H, s), 7.07-7.16 (1H, m), 7.24-7.42 (6H, m), 7.56-7.60 (1H, m) , 10.25 (1H, s).
[0246]
Reference Example 160
Lithium aluminum hydride (0.45 g) was added to a solution of 2-benzyloxy-3-fluorobenzaldehyde (8.24 g) in tetrahydrofuran (50 ml) at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 1 hour. After sodium sulfate decahydrate (4.02 g) was added to the reaction mixture, the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. After removing the precipitate by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2-benzyloxy-3-fluorobenzyl alcohol (8.18 g, yield 98%) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.87 (1H, t, J = 6.6 Hz), 4.58 (2H, d, J = 6.6 Hz), 5.17 (2H, s), 6.97-7. 13 (3H, m), 7.34-7.46 (5H, m).
Reference Example 161
A mixture of 2-benzyloxy-3-fluorobenzyl alcohol (8.10 g), acetone cyanohydrin (4.95 g), triphenylphosphine (18.57 g) and tetrahydrofuran (150 ml) was mixed with a 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate ( 30.36 g) was added dropwise at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2-benzyloxy-3-fluorophenylacetonitrile (7.20 g, yield) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). 85%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) [Delta]: 3.56 (2H, s), 5.19 (2H, s), 6.98-7.18 (3H, m), 7.30-7.46 (5H, m).
Reference Example 162
A mixture of 2-benzyloxy-3-fluorophenylacetonitrile (7.20 g), 4N aqueous sodium hydroxide solution (10 ml) and ethanol (50 ml) was stirred under reflux overnight. After cooling, the reaction mixture was acidified by slowly adding concentrated hydrochloric acid (4 ml). After concentration, the residue was dissolved in ethyl acetate. The obtained ethyl acetate solution is washed with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the residue, a 10% hydrochloric acid-methanol solution (50 ml) and methanol (50 ml) was stirred at room temperature overnight. After concentration, the residue was dissolved in ethyl acetate. The obtained ethyl acetate solution is washed with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (2-benzyloxy-3-fluorophenyl) acetate (6.63 g, yield 81%) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Delta: 3.62 (5H, s), 5.12 (2H, s), 6.94-7.12 (3H, m), 7.26-7.47 (5H, m).
[0247]
Reference Example 163
A mixture of methyl (2-benzyloxy-3-fluorophenyl) acetate (6.63 g), 5% palladium-carbon (1.44 g) and tetrahydrofuran (150 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (3-fluoro-2-hydroxyphenyl) acetate (4.53 g, yield 98%) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.58 (1H, brt), 3.71 (2H, s), 3.74 (3H, s), 6.74-7.08 (3H, m).
Reference Example 164
A mixture of [1- (5-chloro-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] methanol (2.00 g), activated manganese dioxide (6.08 g) and tetrahydrofuran (50 ml) was added at room temperature. And stirred all night. After removing insolubles by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 1- (5-chloro-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazole-4-carbohydrate was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Aldehyde (1.84 g, yield 93%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. Melting point 69-70 [deg.] C.
Reference Example 165
1- (5-chloro-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazole-4-carbaldehyde (1.50 g), ethyl diethylphosphonoacetate (1.62 g) and N, N-dimethylformamide (30 ml) To this mixture was added sodium hydride (60%, oily, 0.27 g) at 0 ° C. and stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (E) -3- [1- (5-chloro-2-pyridyl) -3-isopropyl-isopropyl was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Ethyl 1H-pyrazol-4-yl] propenoate (1.83 g, yield 95%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 105-106 ° C.
[0248]
Reference Example 166
A mixture of 2-ethylbutanoic acid (7.03 g), 1,1'-carbonyldiimidazole (10.30 g) and tetrahydrofuran (200 ml) was refluxed for 1.5 hours. After cooling to room temperature, magnesium chloride (6.66 g) and ethyl potassium malonate (11.90 g) were added, and the mixture was refluxed for 1.5 hours. The reaction solution was acidified with diluted hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the residue and N, N-dimethylformamide dimethyl acetal (15.00 g) was refluxed for 1 hour, and then concentrated under reduced pressure. The residue was dissolved in ethanol (100 ml), a solution of hydrazine monohydrate (3.03 g) in ethanol (30 ml) was slowly added at room temperature, and the mixture was stirred overnight. The reaction mixture was concentrated under reduced pressure, and the residue was dissolved in ethyl acetate. The obtained ethyl acetate solution was washed with a saturated aqueous solution of sodium bicarbonate and subsequently with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazole-4-carboxylate (9.83 g, (77% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 2.) δ: 0.85 (6H, t, J = 7.0 Hz), 1.36 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.50-1.88 (4H, m), 28-3.50 (1H, m), 4.29 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.96 (1H, s).
Reference Example 167
Ethyl 3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazole-4-carboxylate (5.00 g), 2-chloro-5- (trifluoromethyl) pyridine (4.35 g), potassium carbonate (4.84 g) and After stirring a mixture of N, N-dimethylformamide (75 ml) at 100 ° C. overnight, the reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). ] -1H-Pyrazole-4-carboxylate (7.45 g, yield 88%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 2.) δ: 0.88 (6H, t, J = 7.2 Hz), 1.38 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.60-1.95 (4H, m), 20-3.40 (1H, m), 4.32 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.98-8.17 (2H, m), 8.65-8.70 (1H, m), 8.99 (1H, s).
Reference Example 168
Diisobutylaluminum hydride was added to a solution of ethyl 3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-carboxylate (6.58 g) in tetrahydrofuran (50 ml). Was added dropwise at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). Pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (5.16 g, yield 89%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 0.88 (6H, t, J = 7.4 Hz), 1.42 (1H, t, J = 5.2 Hz), 1.66-1.88 (4H, m), 60-2.80 (1H, m), 4.64 (2H, d, J = 5.2 Hz), 7.93-8.11 (2H, m), 8.50 (1H, s), 8 .61-8.65 (1H, m).
[0249]
Reference Example 169
[3- (1-Ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (5.00 g), activated manganese dioxide (15.18 g) and A mixture of tetrahydrofuran (50 ml) was stirred at room temperature overnight. After removing insolubles by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). ] -1H-Pyrazole-4-carbaldehyde (4.75 g, yield 95%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.88 (6H, t, J = 7.4 Hz), 1.68-1.94 (4H, m), 3.08-3.20 (1H, m), 8.02-8 .17 (2H, m), 8.67-8.72 (1H, m), 9.03 (1H, s), 10.03 (1H, s).
Reference Example 170
3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-carbaldehyde (4.70 g), ethyl diethylphosphonoacetate (4.06 g) and Sodium hydride (60%, oily, 0.66 g) was added to a mixture of N, N-dimethylformamide (50 ml) at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography. From the eluted portion with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio), (E) -3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (tri Ethyl [fluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propenoate (5.45 g, yield 95%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 0.88 (6H, t, J = 7.4 Hz), 1.34 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.66-1.90 (4H, m), 70-2.88 (1H, m), 4.26 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.30 (1H, d, J = 16.0 Hz), 7.61 (1H, d) , J = 16.0 Hz), 7.97-8.14 (2H, m), 8.62-8.69 (1H, m), 8.78 (1H, s).
Reference Example 171
Ethyl (E) -3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propenoate (5.45 g), 5 A mixture of% palladium-carbon (1.02 g) and tetrahydrofuran (50 ml) was stirred at room temperature under a hydrogen atmosphere for 1 hour. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio), 3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl)- Ethyl 2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propionate (5.28 g, yield 97%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 0.87 (6H, t, J = 7.2 Hz), 1.27 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.64-1.86 (4H, m), 51-2.68 (3H, m), 2.76-2.88 (2H, m), 4.16 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.90-8.07 (2H, m) m), 8.29 (1H, s), 8.58-8.62 (1H, m).
[0250]
Reference Example 172
A solution of ethyl 3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propionate (5.20 g) in tetrahydrofuran (30 ml). To the mixture was added dropwise a 1.0 M solution of diisobutylaluminum hexane (30 ml) at 0 ° C, and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl)-) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). 2-Pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (4.29 g, yield 93%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 79-80 ° C.
Reference Example 173
A mixture of 2-methylbutanoic acid (10.27 g), 1,1′-carbonyldiimidazole (16.48 g) and tetrahydrofuran (200 ml) was refluxed for 1.5 hours. After cooling to room temperature, magnesium chloride (10.58 g) and ethyl potassium malonate (18.92 g) were added, and the mixture was refluxed for 1.5 hours. The reaction solution was acidified with diluted hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the residue and N, N-dimethylformamide dimethyl acetal (18.05 g) was refluxed for 1 hour, and then concentrated under reduced pressure. The residue was dissolved in ethanol (150 ml), a solution of hydrazine monohydrate (5.13 g) in ethanol (50 ml) was slowly added at room temperature, and the mixture was stirred overnight. The reaction mixture was concentrated under reduced pressure, and the residue was dissolved in ethyl acetate. The obtained ethyl acetate solution was washed with a saturated aqueous solution of sodium bicarbonate and subsequently with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 3- (1-methylpropyl) -1H-pyrazole-4-carboxylate (14.48 g, (73% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.91 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.31 (3H, d, J = 7.2 Hz), 1.36 (3H, t, J = 7.2 Hz) , 1.50-1.82 (2H, m), 3.44-3.58 (1H, m), 4.29 (2H, q, J = 7.2 Hz), 7.94 (1H, s) ).
Reference Example 174
Ethyl 3- (1-methylpropyl) -1H-pyrazole-4-carboxylate (10.00 g), 2-chloro-5- (trifluoromethyl) pyridine (9.38 g), potassium carbonate (8.66 g) and After stirring a mixture of N, N-dimethylformamide (100 ml) at 100 ° C. overnight, the reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- (1-methylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). ] -1H-Pyrazole-4-carboxylate (15.39 g, yield 88%) as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 63-64 ° C.
[0251]
Reference Example 175
Diisobutylaluminum hydride was added to a solution of ethyl 3- (1-methylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-carboxylate (13.44 g) in tetrahydrofuran (100 ml). Was added dropwise at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [3- (1-methylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). Pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (10.86 g, yield 92%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. Mp 76-77 ° C.
Reference Example 176
[3- (1-Methylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (8.00 g), activated manganese dioxide (24.16 g) and A mixture of tetrahydrofuran (100 ml) was stirred at room temperature overnight. After removing insolubles by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- (1-methylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). ] -1H-Pyrazole-4-carbaldehyde (7.39 g, yield 93%) as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 82-83 ° C.
Reference Example 177
3- (1-methylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-carbaldehyde (6.50 g), ethyl diethylphosphonoacetate (5.06 g) and Sodium hydride (60%, oily, 0.88 g) was added to a mixture of N, N-dimethylformamide (50 ml) at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from the eluted portion of ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio), (E) -3- {3- (1-methylpropyl) -1- [5- (tri Ethyl [fluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propenoate (7.59 g, yield 95%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 75-76 ° C.
[0252]
Reference Example 178
Ethyl (E) -3- {3- (1-methylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propenoate (7.30 g), 5 A mixture of% palladium-carbon (1.48 g) and tetrahydrofuran (50 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature for 1 hour. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio), 3- {3- (1-methylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl)- Ethyl 2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propionate (7.21 g, yield 98%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.92 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.20-1.34 (6H, m), 1.54-1.90 (2H, m), 2.58-2 .68 (2H, m), 2.76-2.87 (3H, m), 4.16 (2H, q, J = 7.2 Hz), 7.90-8.05 (2H, m), 8.28 (1H, s), 8.57-8.63 (1H, m).
Reference Example 179
A solution of ethyl 3- {3- (1-methylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propionate (7.20 g) in tetrahydrofuran (50 ml). To the mixture was added dropwise a 1.0 M solution of diisobutylaluminum hexane (50 ml) at 0 ° C, and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3- (1-methylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl)-) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). 2-Pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (6.09 g, yield 95%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 72-73 ° C.
Reference Example 180
A mixture of 2-methylpentanoic acid (11.65 g), 1,1'-carbonyldiimidazole (17.89 g) and tetrahydrofuran (200 ml) was refluxed for 1.5 hours. After cooling to room temperature, magnesium chloride (10.48 g) and potassium ethoxycarbonylacetate (18.75 g) were added, and the mixture was refluxed for 1.5 hours. The reaction solution was acidified with diluted hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the residue and N, N-dimethylformamide dimethyl acetal (17.90 g) was refluxed for 1 hour, and then concentrated under reduced pressure. The residue was dissolved in ethanol (200 ml), a solution of hydrazine monohydrate (5.10 g) in ethanol (50 ml) was slowly added at room temperature, and the mixture was stirred overnight. The reaction mixture was concentrated under reduced pressure, and the residue was dissolved in ethyl acetate. The obtained ethyl acetate solution was washed with a saturated aqueous solution of sodium bicarbonate and subsequently with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 3- (1-methylbutyl) -1H-pyrazole-4-carboxylate (16.85 g, yield) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). 80%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.90 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.18-1.44 (6H, m), 1.48-1.80 (4H, m), 3.52-3 .70 (1H, m), 4.30 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.94 (1H, s).
[0253]
Reference Example 181
Ethyl 3- (1-methylbutyl) -1H-pyrazole-4-carboxylate (6.50 g), 2-chloro-5- (trifluoromethyl) pyridine (5.85 g), potassium carbonate (5.09 g) and N , N-dimethylformamide (100 ml) was stirred at 100 ° C. overnight, then the reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- (1-methylbutyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Ethyl-1H-pyrazole-4-carboxylate (9.71 g, yield 88%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.91 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.23-1.92 (10H, m), 3.44-3.59 (1H, m), 4.32 (2H , Q, J = 7.2 Hz), 8.00-8.15 (2H, m), 8.65-8.69 (1H, m), 8.97 (1H, s).
Reference Example 182
Diisobutylaluminum hydride was added to a solution of ethyl 3- (1-methylbutyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-carboxylate (9.71 g) in tetrahydrofuran (100 ml). After a 1.0 M hexane solution (60 ml) was added dropwise at 0 ° C., the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [3- (1-methylbutyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] was eluted from an ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio) eluate. ] -1H-Pyrazol-4-yl] methanol (8.21 g, 96% yield) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.91 (3H, t, J = 6.8 Hz), 1.27-1.90 (8H, m), 2.88-3.10 (1H, m), 4.65 (2H , D, J = 6.2 Hz), 7.93-8.10 (2H, m), 8.48 (1H, s), 8.60-8.66 (1H, m).
Reference Example 183
[3- (1-Methylbutyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (8.21 g), activated manganese dioxide (26.48 g) and tetrahydrofuran (100 ml) was stirred at room temperature overnight. After removing insolubles by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- (1-methylbutyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). 1H-pyrazole-4-carbaldehyde (7.56 g, 93% yield) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 63-64 ° C.
[0254]
Reference Example 184
3- (1-Methylbutyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-carbaldehyde (7.40 g), ethyl diethylphosphonoacetate (5.50 g) and N , N-dimethylformamide (70 ml) was added with sodium hydride (60%, oily, 0.96 g) at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (E) -3- {3- (1-methylbutyl) -1- [5- (trifluoro) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Methyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propenoate (8.15 g, yield 90%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.92 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.24 to 1.45 (8H, m), 1.56-1.88 (2H, m), 2.98-3 .14 (1H, m), 4.27 (2H, q, J = 7.2 Hz), 6.29 (1H, d, J = 16.2 Hz), 7.62 (1H, d, J = 16.2 Hz), 7.98-8.13 (2H, m), 8.64-8.70 (1H, m), 8.76 (1H, s).
Reference Example 185
Ethyl (E) -3- {3- (1-methylbutyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propenoate (8.15 g), 5% A mixture of palladium-carbon (1.33 g) and tetrahydrofuran (75 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature for 1 hour. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- {3- (1-methylbutyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). [-Pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propionate ethyl (8.10 g, yield 99%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.91 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.22-1.90 (10H, m), 2.58-2.68 (2H, m), 2.76-2 .98 (3H, m), 4.16 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.90-8.06 (2H, m), 8.28 (1H, s), 8.58- 8.63 (1H, m).
Reference Example 186
To a solution of ethyl 3- {3- (1-methylbutyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propionate (8.10 g) in tetrahydrofuran (50 ml). A 1.0 M hexane solution of diisobutylaluminum hydride (50 ml) was added dropwise at 0 ° C, and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3- (1-methylbutyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). -Pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (6.63 g, yield 92%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 72-73 ° C.
[0255]
Reference Example 187
In a solution of 3-isopropyl-4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -1H-pyrazole (0.90 g) in N, N-dimethylformamide (30 ml) at 0 ° C., sodium hydride (60%, oily, 0%). After stirring at room temperature for 15 minutes, 2,3-dichloro-5- (trifluoromethyl) pyridine (0.93 g) was added at room temperature, and the mixture was stirred at 50 ° C overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 1- [3-chloro-5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -3-isopropyl was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). 4- [3- (Methoxymethoxy) propyl] -1H-pyrazole (1.59 g, yield 96%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.35 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.88-2.00 (2H, m), 2.55-2.66 (2H, m), 2.97-3 .15 (1H, m), 3.38 (3H, s), 3.58-3.67 (2H, m), 4.65 (2H, s), 8.01 (1H, s), 8. 02-8.09 (1H, m), 8.57-8.61 (1H, m).
Reference Example 188
1- [3-Chloro-5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -3-isopropyl-4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -1H-pyrazole (1.59 g), concentrated hydrochloric acid (0. 05 ml) and methanol (50 ml) were refluxed for 2 hours. After concentration under reduced pressure, the residue was dissolved in ethyl acetate. The ethyl acetate solution is washed with saturated saline and dried (MgSO 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [1- [3-chloro-5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl]-was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). 3-Isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (1.33 g, yield 94%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 66-67 ° C.
Reference Example 189
To a solution of 3-isopropyl-4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -1H-pyrazole (0.98 g) in N, N-dimethylformamide (30 ml) at 0 ° C. was added sodium hydride (60%, oily, 0%). After stirring at room temperature for 15 minutes, 2,5-dibromopyridine (1.15 g) was added at room temperature and the mixture was stirred at 100 ° C. overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 1- (5-bromo-2-pyridyl) -3-isopropyl-4- [3- (methoxy) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Methoxy) propyl] -1H-pyrazole (1.63 g, 96% yield) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.84-2.02 (2H, m), 2.52-2.64 (2H, m), 2.94-3 .10 (1H, m), 3.38 (3H, s), 3.55-3.36 (2H, m), 4.65 (2H, s), 7.81-7.85 (2H, m) ), 8.19 (1H, s), 8.36-8.39 (1H, m).
[0256]
Reference Example 190
1- (5-bromo-2-pyridyl) -3-isopropyl-4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -1H-pyrazole (1.63 g), concentrated hydrochloric acid (0.05 ml) and methanol (50 ml) The mixture was refluxed for 2 hours. After concentration under reduced pressure, the residue was dissolved in ethyl acetate. The ethyl acetate solution is washed with saturated saline and dried (MgSO 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [1- (5-bromo-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazole- was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). 4-yl] -1-propanol (1.32 g, yield 92%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 96-97 ° C.
Reference Example 191
Mixture of ethyl 3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazole-4-carboxylate (41.42 g), benzyl bromide (25 ml), potassium carbonate (30.00 g) and N, N-dimethylformamide (200 ml) After stirring at room temperature overnight, the reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 1-benzyl-3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazole-4-carboxylate (ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio)) was eluted. 55.62 g, yield 94%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 2.) δ: 0.84 (6H, t, J = 7.2 Hz), 1.31 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.60-1.88 (4H, m), 14-3.32 (1H, m), 4.23 (2H, q, J = 7.2 Hz), 5.27 (2H, s), 7.10-7.40 (5H, m), 7 .86 (1H, s).
Reference Example 192
Lithium aluminum hydride (5.38 g) was added to a solution of ethyl 1-benzyl-3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazole-4-carboxylate (55.62 g) in tetrahydrofuran (200 ml) at 0 ° C. Thereafter, the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. After sodium sulfate decahydrate (53.88 g) was added to the reaction mixture, the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. After removing the precipitate by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [1-benzyl-3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] methanol (47.18 g, 99% yield) was eluted from ethyl acetate. Was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.84 (6H, t, J = 7.4 Hz), 1.22 (1H, brt), 1.60-1.82 (4H, m), 2.48-2.70 ( 1H, m), 4.52 (2H, d, J = 5.0 Hz), 5.26 (2H, s), 7.08-7.42 (6H, m).
[0257]
Reference Example 193
A mixture of [1-benzyl-3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] methanol (47.18 g), activated manganese dioxide (152.00 g) and tetrahydrofuran (300 ml) is stirred at room temperature overnight. Was. After removing insolubles by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 1-benzyl-3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazole-4-carbaldehyde (42) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). .25 g, yield 90%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.85 (6H, t, J = 7.4 Hz), 1.67-1.90 (4H, m), 2.88-3.10 (1H, m), 5.29 (2H) , S), 7.18-7.41 (5H, m), 7.76 (1H, s), 9.87 (1H, s).
Reference Example 194
To a mixture of 1-benzyl-3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazole-4-carbaldehyde (42.25 g), ethyl diethylphosphonoacetate (40.70 g) and N, N-dimethylformamide (200 ml) At 0 ° C., sodium hydride (60%, oily, 6.95 g) was added, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (E) -3- [1-benzyl-3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazole was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Ethyl-4-yl] propenoate (52.30 g, yield 97%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.83 (6H, t, J = 7.2 Hz), 1.30 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.60-1.84 (4H, m), 2. 64-2.78 (1H, m), 4.21 (2H, q, J = 7.2 Hz), 5.27 (2H, s), 6.02 (1H, d, J = 15.6 Hz) ), 7.08-7.42 (5H, m), 7.51 (1H, s), 7.57 (1H, d, J = 15.6 Hz).
Reference Example 195
Ethyl (E) -3- [1-benzyl-3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propenoate (10.00 g), 5% palladium-carbon (10.26 g), formic acid ( A mixture of 50 ml) and ethanol (50 ml) was refluxed for 5 hours. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was dissolved in ethyl acetate, washed with saturated aqueous sodium bicarbonate, and then with saturated saline, and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 3- [3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propionate was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). (6.60 g, 91% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 0.82 (6H, t, J = 7.4 Hz), 1.25 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.50-1.82 (4H, m), 48-2.81 (5H, m), 4.14 (2H, q, J = 7.4 Hz), 7.36 (1H, s).
[0258]
Reference Example 196
In a solution of 3-isopropyl-4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -1H-pyrazole (0.90 g) in N, N-dimethylformamide (30 ml) at 0 ° C., sodium hydride (60%, oily, 0%). After stirring for 30 minutes at room temperature, 2,3,5-trichloropyridine (0.89 g) was added at room temperature, followed by stirring at room temperature for 3 hours. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio), 1- (3,5-dichloro-2-pyridyl) -3-isopropyl-4- [3- (Methoxymethoxy) propyl] -1H-pyrazole (1.19 g, 78% yield) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.34 (6H, d, J = 7 Hz), 1.85-2.00 (2H, m), 2.55-2.65 (2H, m), 2.95-3.15 (1H, m), 3.38 (3H, s), 3.62 (2H, t, J = 6 Hz), 4.65 (2H, s), 7.84 (1H, s), 7.86 (1H, d, J = 2 Hz), 8.35 (1H, d, J = 2 Hz).
Reference Example 197
1- (3,5-dichloro-2-pyridyl) -3-isopropyl-4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -1H-pyrazole (1.18 g), concentrated hydrochloric acid (0.1 ml) and methanol (20 ml) )) Was refluxed for 2 hours. After concentration under reduced pressure, the residue was dissolved in ethyl acetate. The ethyl acetate solution is washed with saturated saline and dried (MgSO 4 )) And then concentrated to give 3- [1- (3,5-dichloro-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (1.02 g, yield 99%). Was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.34 (6H, d, J = 7 Hz), 1.80-2.00 (2H, m), 2.55-2.65 (2H, m), 2.95-3.15 (1H, m), 3.70-3.80 (2H, m), 7.84 (1H, s), 7.86 (1H, d, J = 2 Hz), 8.35 (1H, d, J = 2 Hz).
Reference Example 198
A mixture of ethyl valerate (74.21 g) and ethyl formate (50.67 g) was added to a mixture of sodium ethoxide (39.58 g) and diisopropyl ether (800 ml) at 0 ° C. for 1 hour and then at room temperature overnight. Stirred. Acetic acid (66 ml) was added to the reaction mixture over 20 minutes, then hydrazine monohydrate (32.0 g) was added over 10 minutes, and the mixture was refluxed for 2 hours. Water (150 ml) was added to the reaction mixture, and the mixture was stirred at 0 ° C. for 1 hour. The precipitated crystals were collected by filtration, washed with cold water and isopropyl ether, and dried to obtain off-white crystals. Di-tert-butyl dicarbonate (16.7 ml) was added to a mixture of the obtained crystals, triethylamine (10.1 ml) and tetrahydrofuran (70 ml), and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction solution was concentrated, water was added to the residue, and the resulting crystals were collected by filtration, washed with water and hexane, dried, and tert-butyl 3-hydroxy-4-propyl-1H-pyrazole-1-carboxylate. (10.30 g, yield 66%) was obtained as white crystals. 70-71 ° C (decomposition).
1 H-NMR (CDCl 3 6.) δ: 0.95 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.55-1.65 (11H, m), 2.35 (2H, t, J = 7.4 Hz), 62 (1H, brs).
[0259]
Reference Example 199
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (660 mg), 3-hydroxy-4-propyl-1H-pyrazole To a mixture of tert-butyl-1-carboxylate (530 mg), tributylphosphine (860 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (1.06 g) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. . After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a portion eluted with diethyl ether-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil and a 4 N solution of hydrogen chloride in ethyl acetate (10 ml) was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into saturated aqueous layer water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration and 4-propyl-3- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) 1H-pyrazole (700 mg, yield 79%) was obtained. 127-128 ° C.
Reference Example 200
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (1.00 g), 3-hydroxy-4-propyl-1H To a mixture of tert-butyl-pyrazole-1-carboxylate (790 mg), tributylphosphine (1.31 g) and tetrahydrofuran (50 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (1.64 g) at room temperature. And stirred all night. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil and a 4 N solution of hydrogen chloride in ethyl acetate (20 ml) was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into saturated aqueous layer water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -4-propyl 1H-pyrazole (1.19 g, 89% yield) was obtained. 121-122 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.94 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.42 (3H, t, J = 7.1 Hz), 1.57 (2H, sextet, J = 7.4 Hz), 2. 09 (2H, quintet, J = 7.0 Hz), 2.34 (2H, t, J = 7.4 Hz), 2.59 (2H, t, J = 7.4 Hz), 4.24 (2H, t) , J = 6.3 Hz), 4.35 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.14 (1H, s), 7.80 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.90 (1H, dd, J = 8.8, 2.2 Hz), 8.20 (1H, s), 8.53-8.55 (1H, m), 8.82 (1H, br s).
Reference example 201
A mixture of cyclohexylhydrazine hydrochloride (20.12 g), dimethyl acetylenedicarboxylate (19.00 g), potassium acetate (13.11 g), acetic acid (70 ml) and toluene (70 ml) was stirred at 80 ° C. for 3 hours. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. Toluene was added to the residue, and the resulting solid was removed by filtration. The filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and 1-cyclohexyl-3-hydroxy-1H-pyrazole-5-carboxylate was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-chloroform (1: 6, volume ratio). (11.86 g, yield 40%) was obtained as colorless crystals. Melting point 195-196 [deg.] C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.23-1.97 (10H, m), 3.87 (3H, s), 5.00-5.10 (1H, m), 6.14 (1H, s), 10.99 (1H, brs).
[0260]
Reference Example 202
Methyl 1-cyclohexyl-3-hydroxy-1H-pyrazole-5-carboxylate (11.00 g), benzyl bromide (6.10 ml), potassium carbonate (6.80 g) and N, N-dimethylformamide (80 ml) The mixture was stirred overnight at room temperature. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio), methyl 3-benzyloxy-1-cyclohexyl-1H-pyrazole-5-carboxylate (15.40 g, Quantitative) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.18-1.48 (3H, m), 1.65-1.74 (1H, m), 1.82-1.97 (6H, m), 3.84 (3H, s) , 4.94-5.03 (1H, m), 5.17 (2H, s), 6.18 (1H, s), 7.28-7.47 (5H, m).
Reference Example 203
In a mixture of lithium aluminum hydride (4.65 g) and tetrahydrofuran (100 ml), a solution of methyl 3-benzyloxy-1-cyclohexyl-1H-pyrazole-5-carboxylate (15.40 g) in tetrahydrofuran (10 ml) at 0 ° C. Was slowly added, followed by stirring at room temperature for 30 minutes. Acetone (20 ml) was slowly added to decompose excess lithium aluminum hydride, and brine (13 ml) was further added. After removing the precipitate by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (3-benzyloxy-1-cyclohexyl-1H-pyrazol-5-yl) methanol (13.61 g) was eluted with ethyl acetate-hexane (2: 3, volume ratio). , 97% yield) as colorless crystals. Melting point 195-196 [deg.] C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.20-1.45 (3H, m), 1.55-1.73 (2H, m), 1.84-2.01 (6H, m), 3.97-4.07 ( 1H, m), 4.57 (2H, d, J = 6.1 Hz), 5.15 (2H, s), 5.59 (1H, s), 7.27-7.47 (5H, m) .
Reference Example 204
A mixture of (3-benzyloxy-1-cyclohexyl-1H-pyrazol-5-yl) methanol (12.50 g), activated manganese dioxide (50.0 g) and tetrahydrofuran (250 ml) was stirred at room temperature overnight. After removing insoluble matter by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). To a mixture of the obtained oil, ethyl diethylphosphonoacetate (6.75 g) and N, N-dimethylformamide (50 ml) was added sodium hydride (60%, oily, 1.20 g) at 0 ° C. And stirred all night. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (E) -3- (3-benzyloxy-1-cyclohexyl-1H-pyrazol-5-yl) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). ) Ethyl propenoate (7.72 g, 50% yield) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.17-1.49 (6H, m), 1.67-1.76 (1H, m), 1.83-2.02 (6H, m), 4.06-4.15 ( 1H, m), 4.26 (2H, q, J = 7.1 Hz), 5.17 (2H, s), 5.92 (1H, s), 6.27 (1H, d, J = 15. 9 Hz), 7.28-7.47 (5H, m), 7.55 (1H, d, J = 15.9 Hz).
[0261]
Reference Example 205
Ethyl (E) -3- (3-benzyloxy-1-cyclohexyl-1H-pyrazol-5-yl) propenoate (7.70 g), 5% palladium-carbon (1.0 g), tetrahydrofuran (50 ml) and ethanol (50 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the filtrate was concentrated to give ethyl 3- (1-cyclohexyl-3-hydroxy-1H-pyrazol-5-yl) propanoate (5.54 g, yield 96%) as colorless. Obtained as crystals. 173-174 ° C.
Reference Example 206
Hydrazine monohydrate (10.30 g) was added to a mixture of methyl acetylenedicarboxylate (29.20 g) and methanol (200 ml) at 0 ° C., followed by stirring at room temperature overnight. The reaction mixture was concentrated to obtain yellow crystals (28.61 g). Di-tert-butyl dicarbonate (48.6 ml) was added to a mixture of the obtained crystals, triethylamine (29.5 ml) and tetrahydrofuran (200 ml), and the mixture was stirred overnight, and then the reaction mixture was concentrated. A mixture of the obtained residue, benzyl bromide, potassium carbonate (29.20 g) and N, N-dimethylformamide (200 ml) was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the residue and a 4N solution of hydrogen chloride in ethyl acetate (100 ml) was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into saturated aqueous layer water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (2: 3, volume ratio), methyl 3-benzyloxy-1H-pyrazole-5-carboxylate (12.10 g, yield 26%) ) Was obtained as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.89 (3H, s), 5.25 (2H, s), 6.26 (1H, s), 7.22-7.47 (5H, m), 10.60 (1H, br) s).
Reference Example 207
To a mixture of methyl 3-benzyloxy-1H-pyrazole-5-carboxylate (12.10 g) and N, N-dimethylformamide (50 ml) at 0 ° C. was added sodium hydride (60%, oily, 1.20 g). After stirring for 30 minutes, isopropyl iodide (5.70 ml) was added, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio), methyl 3-benzyloxy-1- (1-methylethyl) -1H-pyrazole-5-carboxylate was obtained. (7.34 g, 51% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.44 (6H, d, J = 6.6 Hz), 3.84 (3H, s), 5.18 (2H, s), 5.41 (1H, septet, J = 6.6 Hz) ), 6.18 (1H, s), 7.27-7.47 (5H, m).
[0262]
Reference Example 208
To a mixture of lithium aluminum hydride (1.30 g) and tetrahydrofuran (50 ml) at 0 ° C. was added methyl 3-benzyloxy-1- (1-methylethyl) -1H-pyrazole-5-carboxylate (7.34 g). After slowly adding a tetrahydrofuran (5 ml) solution, the mixture was stirred at room temperature for 30 minutes. Acetone (20 ml) was slowly added to decompose excess lithium aluminum hydride, and then brine (4 ml) was added. After removing the precipitate by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [3-benzyloxy-1- (1-methylethyl) -1H-pyrazol-5-yl] methanol was eluted with acetone-hexane (2: 3, volume ratio). (2.63 g, yield 40%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.44 (6H, d, J = 6.6 Hz), 1.74 (1H, t, J = 6.1 Hz), 4.48 (1H, septet, J = 6.6 Hz), 4.57 (2H, d, J = 5.8 Hz), 5.15 (2H, s), 5.58 (1H, s), 7.24-7.50 (5H, m).
Reference Example 209
A mixture of [3-benzyloxy-1- (1-methylethyl) -1H-pyrazol-5-yl] methanol (2.60 g), activated manganese dioxide (8.0 g) and tetrahydrofuran (30 ml) was added at room temperature overnight. Stirred. After removing insoluble matter by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). To a mixture of the obtained oil, ethyl diethylphosphonoacetate (1.67 g) and N, N-dimethylformamide (20 ml) was added sodium hydride (60%, oily, 0.30 g) at 0 ° C. And stirred all night. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (E) -3- (3-benzyloxy-1- (1-methylethyl) -1H-) was eluted from a portion eluted with diethyl ether-hexane (1: 4, volume ratio). Ethyl pyrazol-5-yl) propenoate (1.23 g, yield 37%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 3.) δ: 1.33 (3H, t, J = 7.1 Hz), 1.46 (6H, d, J = 6.6 Hz), 4.26 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4. 57 (1H, septet, J = 6.6 Hz), 5.17 (2H, s), 5.92 (1H, s), 6.27 (1H, d, J = 15.8 Hz), 7.27− 7.50 (5H, m), 7.54 (1H, d, J = 15.8 Hz).
Reference Example 210
Ethyl (E) -3- (3-benzyloxy-1- (1-methylethyl) -1H-pyrazol-5-yl) propenoate (1.23 g), 5% palladium-carbon (0.2 g) and tetrahydrofuran (10 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the filtrate was concentrated and ethyl 3- (3-hydroxy-1- (1-methylethyl) -1H-pyrazol-5-yl) propanoate (0.88 g, quantitative ) Was obtained as colorless crystals. 123-124 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.27 (3H, t, J = 7.1 Hz), 1.42 (6H, d, J = 6.6 Hz), 2.57-2.68 (2H, m), 2.80− 2.92 (2H, m), 4.16 (2H, q, J = 7.1 Hz), 4.32 (1H, septet, J = 6.6 Hz), 5.37 (1H, s).
[0263]
Reference Example 211
A mixture of methyl 4-methyl-3-oxopentanoate (20.00 g) and 1,1-dimethoxytrimethylamine (24.8 g) was refluxed for 2 hours. The reaction mixture was concentrated to give a yellow oil. Hydrazine monohydrate (7.30 g) was added to a mixture of the obtained oil and ethanol (200 ml) at 0 ° C., followed by stirring at room temperature overnight. The reaction mixture was concentrated, the residue was dissolved in ethyl acetate, washed with saturated aqueous sodium hydrogen carbonate and brine, and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated to give a brown oil. A mixture of the obtained oil, benzyl bromide (17.0 ml), potassium carbonate (20.0 g) and N, N-dimethylformamide (200 ml) was stirred at room temperature for 4 hours. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with diethyl ether-hexane (1: 4, volume ratio), methyl 1-benzyl-3- (1-methylethyl) -1H-pyrazole-4-carboxylate ( 29.93 g, yield 84%) as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.31 (6H, d, J = 7.0 Hz), 3.30-3.60 (1H, m), 3.76 (3H, s), 5.24 (2H, s), 7 .18-7.40 (5H, m), 7.69 (1H, s).
Reference Example 212
To a mixture of lithium aluminum hydride (5.50 g) and tetrahydrofuran (260 ml) was added tetrahydrofuran of methyl 1-benzyl-3- (1-methylethyl) -1H-pyrazole-4-carboxylate (29.93 g) at 0 ° C. (40 ml) The solution was slowly added, followed by stirring at room temperature for 30 minutes. Acetone (20 ml) was slowly added to decompose excess lithium aluminum hydride, and then brine (15 ml) was added. After removing the precipitate by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [1-benzyl-3- (1-methylethyl) -1H-pyrazol-4-yl] methanol (from a fraction eluted with acetone-hexane (2: 3, volume ratio)) 25.21 g, 94% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.45 (1H, brs), 3.08 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.54 (2H, br) s), 5.22 (2H, s), 7.14-7.40 (6H, m).
Reference Example 213
A mixture of [1-benzyl-3- (1-methylethyl) -1H-pyrazol-4-yl] methanol (25.00 g), activated manganese dioxide (100.0 g) and tetrahydrofuran (350 ml) is stirred at room temperature overnight. Was. After removing insoluble matter by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). Sodium hydride (60%, oily, 4.60 g) was added to a mixture of the obtained oil, ethyl diethylphosphonoacetate (25.80 g) and N, N-dimethylformamide (180 ml) at 0 ° C. And stirred all night. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (E) -3- (1-benzyl-3- (1-methylethyl) -1H-pyrazole was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Ethyl-4--4-yl) propenoate (30.25 g, yield 94%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.30 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.33 (6H, d, J = 6.8 Hz), 3.16 (1H, septet, J = 6.8 Hz), 4. 21 (2H, q, J = 7.2 Hz), 5.25 (2H, s), 6.51 (1H, d, J = 16.0 Hz), 7.18-7.40 (5H, m), 7.45 (1H, s), 7.58 (1H, d, J = 16.0 Hz).
[0264]
Reference example 214
To a mixture of 2-ethylphenol (12.22 g), tributylamine (7.41 g) and toluene (50 ml) was added tin tetrachloride (2.61 g), and the mixture was stirred at room temperature for 30 minutes, and then paraformaldehyde (6.60 g). ) And stirred at 100 ° C. overnight. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give 3-ethylsalicylaldehyde (8.20 g, yield 55%) as a colorless oil from a hexane eluate.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.23 (3H, t, J = 7.6 Hz), 2.70 (2H, q, J = 7.6 Hz), 6.96 (1H, t, J = 7.6 Hz) , 7.37-7.42 (2H, m), 9.89 (1H, s), 11.28 (1H, s).
Reference Example 215
To a mixture of lithium aluminum hydride (2.00 g) and tetrahydrofuran (50 ml) at 0 ° C. was added ethyl 3- [1-benzyl-3- (1-methylethyl) -1H-pyrazol-4-yl] propanoate (11). After slowly adding a solution of 0.73 g) in tetrahydrofuran (10 ml), the mixture was stirred at room temperature for 30 minutes. Acetone (20 ml) was slowly added to decompose excess lithium aluminum hydride, and then brine (5.5 ml) was added. After removing the precipitate by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [1-benzyl-3- (1-methylethyl) -1H-pyrazol-4-yl] was eluted from acetone-hexane (2: 3, volume ratio). -1-Propanol (9.95 g, yield 98%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.29 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.44 (1H, t, J = 5.3 Hz), 1.70-1.85 (2H, m), 2.49 ( 2H, t, J = 7.7 Hz), 2.98 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.67 (2H, d, J = 5.9 Hz), 5.22 (2H, s), 7.02 (1H, s), 7.13-7.39 (5H, m).
Reference Example 216
3- [1-benzyl-3- (1-methylethyl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (9.95 g), N-ethyldiisopropylamine (10.0 ml) and tetrahydrofuran (100 ml) After adding chloromethyl methyl ether (5.50 ml) to the mixture at 0 ° C., the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 1-benzyl-4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -3- (1-methylethyl) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (2: 3, volume ratio). ) -1H-Pyrazole (10.57 g, yield 91%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.29 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.70-1.88 (2H, m), 2.49 (2H, t, J = 7.7 Hz), 2.98 ( 1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.34 (3H, s), 3.54 (2H, t, J = 6.4 Hz), 4.61 (2H, s), 5.22 (2H, 2H, s) s), 7.01 (1H, s), 7.12-7.38 (5H, m).
[0265]
Reference Example 217
1-benzyl-4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -3- (1-methylethyl) -1H-pyrazole (10.57 g), 5% palladium-carbon (2.0 g) and tetrahydrofuran (100 ml) The mixture was stirred under a hydrogen atmosphere at 50 ° C. overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the filtrate was concentrated to give 4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -3- (1-methylethyl) -1H-pyrazole (7.44 g, quantitative) as yellow. Obtained as an oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.29 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.77-1.94 (2H, m), 2.53 (2H, t, J = 7.7 Hz), 3.05 ( 1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.38 (3H, s), 3.57 (2H, t, J = 6.4 Hz), 4.64 (2H, s), 7.34 (1H, s) s).
Reference Example 218
Ethyl 3- [3- (1-methylethyl) -1H-pyrazol-4-yl] propanoate (1.00 g), 2-chloro-5-nitropyridine (0.79 g) and N, N-dimethylformamide ( Sodium hydride (60%, oily, 0.25 g) was added to the mixture at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3- (1-methylethyl) -1- (5-nitro-2-pyridyl) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). [-1H-pyrazol-4-yl] ethyl propanoate (1.26 g, yield 74%) was obtained as yellow crystals. 90-91 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.27 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.34 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.60-2.72 (2H, m), 2.78− 2.90 (2H, m), 3.04 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.17 (2H, q, J = 7.2 Hz), 8.05 (1H, d, J = 9) 8.0 Hz), 8.30 (1H, s), 8.50 (1H, dd, J = 9.2, 2.6 Hz), 9.20 (1H, dd, J = 2.6, 0.6 Hz) .
Reference Example 219
Ethyl 3- [3- (1-methylethyl) -1- (5-nitro-2-pyridyl) -1H-pyrazol-4-yl] propanoate (1.18 g), 5% palladium-carbon (0.15 g) ), Methanol (4 ml) and tetrahydrofuran (4 ml) were stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the filtrate was concentrated and 3- [1- (5-amino-2-pyridyl) -3- (1-methylethyl) -1H-pyrazol-4-yl] propanoic acid. Ethyl (0.93 g, 94% yield) was obtained as yellow crystals. 75-76 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.26 (3H, t, J = 7.1 Hz), 1.32 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.57-2.65 (2H, m), 2.77− 2.85 (2H, m), 3.03 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.63 (2H, brs), 4.14 (2H, q, J = 7.2 Hz), 7. .09 (1H, dd, J = 8.9, 2.9 Hz), 7.70 (1H, dd, J = 8.6, 0.8 Hz), 7.82 (1H, dd, J = 3.0) , 0.6 Hz), 8.09 (1H, s).
[0266]
Reference Example 220
Ethyl 3- [1- (5-amino-2-pyridyl) -3- (1-methylethyl) -1H-pyrazol-4-yl] propanoate (2.00 g), tetrafluoroboric acid (42%, 4 ml) ) And 1,4-dioxane (3 ml) were slowly added with a solution of sodium nitrite (0.50 g) in water (1 ml) at 0 ° C., followed by stirring for 30 minutes. Cold water (30 ml) was added to the reaction mixture, and the precipitated crystals were collected by filtration, washed with water, and air-dried. The obtained crystals were slowly added to toluene (15 ml) heated to 90 ° C, and then stirred at 100 ° C for 30 minutes. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a yellow oil (1.17 g) was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). To a mixture of the obtained oil and tetrahydrofuran (15 ml) was slowly added a 1.5 M solution of diisobutylaluminum hydride in toluene (6.5 ml) at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [1- (5-fluoro-2-pyridyl) -3- (1-methylethyl) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). [-1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (0.74 g, yield 42%) was obtained as colorless crystals. 78-79 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.83-1.98 (2H, m), 2.58 (2H, t, J = 7.8 Hz), 3.02 ( 1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.74 (2H, t, J = 5.6 Hz), 7.42-7.52 (1H, m), 7.88-7.95 (1H, m) ), 8.14-8.20 (2H, m).
Reference Example 221
4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -3- (1-methylethyl) -1H-pyrazole (0.50 g), 6-chloropyridine-3-carbonitrile (0.36 g) and N, N-dimethyl Sodium hydride (60%, oily, 0.12 g) was added to the mixture of formamide (6 ml) at 0 ° C. and, after the evolution of hydrogen was completed, stirred at 80 ° C. for 3 hours. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the resulting residue, concentrated hydrochloric acid (2 drops) and methanol (6 ml) was stirred at 60 ° C. overnight. The reaction mixture was poured into aqueous sodium bicarbonate, and the precipitated crystals were collected by filtration, washed with water, and dried, and then dried with 6- [4- (3-hydroxypropyl) -3- (1-methylethyl) -1H-pyrazol-1-yl. ] Pyridine-3-carbonitrile (550 mg, yield 90%) was obtained as colorless crystals. 105-106 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.47 (1H, brs), 1.82-2.00 (2H, m), 2.53-2.66 (2H , M), 3.03 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.75 (2H, t, J = 6.4 Hz), 7.95 (1H, dd, J = 8.6, 2.10). 0 Hz), 8.03 (1H, dd, J = 8.6, 1.0 Hz), 8.25 (1H, t, J = 0.9 Hz), 8.61 (1H, dd, J = 2.0) , 1.0 Hz).
Reference Example 222
4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -3- (1-methylethyl) -1H-pyrazole (1.50 g), 2-chloro-5-nitropyridine (1.23 g) and N, N-dimethylformamide Sodium hydride (60%, oily, 0.37 g) was added to the mixture (10 ml) at 0 ° C., and the mixture was stirred at 80 ° C. for 3 hours after hydrogen evolution was completed. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the resulting residue, concentrated hydrochloric acid (2 drops) and methanol (6 ml) was stirred at 60 ° C. overnight. The reaction mixture was poured into aqueous sodium bicarbonate, and the precipitated crystals were collected by filtration, washed with water and dried, and then dried with 3- [3- (1-methylethyl) -1- (5-nitro-2-pyridyl) -1H-pyrazole-. 4-yl] -1-propanol (1.60 g, yield 80%) was obtained as colorless crystals. 130-131 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.34 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.36 (1H, t, J = 5.0 Hz), 1.84-2.00 (2H, m), 2.55- 2.67 (2H, m), 3.04 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.76 (2H, t, J = 6.0 Hz), 8.06 (1H, d, J = 9) .2 Hz), 8.30 (1H, s), 8.51 (1H, dd, J = 9.2, 2.8 Hz), 9.20 (1H, dd, J = 2.5, 0.7 Hz) .
[0267]
Reference Example 223
4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -3- (1-methylethyl) -1H-pyrazole (1.52 g), 2-chloro-5-methylpyridine (1.83 g) and N, N-dimethylformamide Sodium hydride (60%, oily, 0.43 g) was added to the mixture of (15 ml) at 0 ° C. and stirred at 110 ° C. overnight after hydrogen evolution ceased. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the obtained residue, concentrated hydrochloric acid (2 ml) and methanol (20 ml) was refluxed for 2 hours. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3- (1-methylethyl) -1- (5-methyl-2-pyridyl) was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (2: 3, volume ratio). [-1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (0.80 g, yield 43%) was obtained as colorless crystals. 82-83 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.33 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.56 (1H, brs), 1.82-1.97 (2H, m), 2.32 (3H, s), 2.58 (2H, t, J = 7.7 Hz), 3.03 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.74 (2H, t, J = 6.4 Hz), 7.52-7 .60 (1H, m), 7.82 (1H, d, J = 8.4 Hz), 8.14-8.16 (1H, m), 8.20 (1H, s).
Reference Example 224
3- [3- (1-methylethyl) -1- (5-nitro-2-pyridyl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (1.18 g), (3-methoxy-2-hydroxy To a mixture of methyl (phenyl) acetate (800 mg), tributylphosphine (1.64 g) and tetrahydrofuran (40 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (2.05 g) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentration of the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and (3-methoxy-2- {3- [3- (1- (1- Methyl ethyl) -1- (5-nitro-2-pyridyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy {phenyl) acetate (1.30 g, 50% yield) was obtained as yellow crystals. 108-109 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.35 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.00-2.17 (2H, m), 2.71 (2H, t, J = 7.7 Hz), 3.07 ( 1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.68 (3H, s), 3.85 (2H, s), 4.07 (2H, t, J = 6.2 Hz), 6.80-6. 90 (2H, m), 7.02 (1H, dd, J = 8.4, 7.4 Hz), 8.06 (1H, d, J = 9.2 Hz), 8.35 (1H, s), 8.51 (1H, dd, J = 9.1, 2.5 Hz), 9.20 (1H, d, J = 2.2 Hz).
Reference Example 225
Methyl (3-methoxy-2- {3- [3- (1-methylethyl) -1- (5-nitro-2-pyridyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} phenyl) acetate (0.88 g) ), A mixture of 5% palladium-carbon (0.1 g), methanol (4 ml) and tetrahydrofuran (4 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (2- {3- [1- (5-amino-2-pyridyl) -3- (1)) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). -Methylethyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy {-3-methoxyphenyl) acetate (0.80 g, 95% yield) was obtained as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.33 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.97-2.15 (2H, m), 2.68 (2H, t, J = 7.8 Hz), 3.05 ( 1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.63 (2H, brs), 3.66 (3H, s), 3.68 (2H, s), 3.83 (3H, s), 4. 06 (2H, t, J = 6.4 Hz), 6.78-6.88 (2H, m), 6.95-7.27 (2H, m), 7.72 (1H, d, J = 8) .8 Hz), 7.83 (1H, d, J = 2.6 Hz), 8.14 (1H, s).
[0268]
Reference Example 226
4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -3- (1-methylethyl) -1H-pyrazole (1.00 g), 3-chloro-6- (trifluoromethyl) pyridazine (1.03 g) and N, Sodium hydride (60%, oily, 0.28 g) was added to a mixture of N-dimethylformamide (15 ml) at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature for 3 hours after hydrogen evolution was completed. The reaction mixture was poured into water, and the precipitated crystals were collected by filtration and washed with water. A mixture of the obtained wet crystals, concentrated hydrochloric acid (3 drops) and methanol (15 ml) was refluxed for 4 hours. The reaction mixture was poured into ice water, and the precipitated crystals were collected by filtration, washed with water, dried, and then subjected to silica gel column chromatography. From the ethyl acetate-chloroform (1: 3, volume ratio) eluate, 3- {3 -(1-Methylethyl) -1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (1.00 g, yield 68%) as colorless crystals. As obtained. 113-114 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.33 (6H, d, J = 6.6 Hz), 1.42 (1H, t, J = 5.1 Hz), 1.84-2.01 (2H, m), 2.63 ( 2H, t, J = 7.9 Hz), 3.05 (1H, septet, J = 6.8 Hz), 3.77 (2H, q, J = 5.7 Hz), 7.83 (1H, d, J) = 9.0 Hz), 8.29 (1H, d, J = 9.0 Hz), 8.50 (1H, s).
Reference Example 227
4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -3- (1-methylethyl) -1H-pyrazole (1.00 g), 3-chloro-6-methoxypyridazine (0.82 g) and N, N-dimethylformamide Sodium hydride (60%, oily, 0.24 g) was added to the mixture (15 ml) at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature for 3 hours after hydrogen evolution was completed. The reaction mixture was poured into water, and the precipitated crystals were collected by filtration and washed with water. A mixture of the obtained wet crystals, concentrated hydrochloric acid (3 drops) and methanol (15 ml) was refluxed for 4 hours. The reaction mixture was poured into ice water, and the precipitated crystals were collected by filtration, washed with water, dried, and then subjected to silica gel column chromatography. From the acetone-chloroform (1: 4, volume ratio) eluate, 3- {1- [6-Methoxypyridazin-3-yl] -3- (1-methylethyl) -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (300 mg, yield 23%) was obtained as colorless crystals. 122-123 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.39 (1H, t, J = 5.3 Hz), 1.84-1.97 (2H, m), 2.60 ( 2H, t, J = 7.7 Hz), 3.03 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.75 (2H, q, J = 5.8 Hz), 4.12 (3H, s), 7.06 (1H, d, J = 9.3 Hz), 8.11 (1H, d, J = 9.3 Hz), 8.32 (1H, s).
Reference Example 228
4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -3- (1-methylethyl) -1H-pyrazole (1.00 g), 6-chloropyridazine-3-carbonitrile (0.72 g) and N, N-dimethyl Sodium hydride (60%, oily, 0.24 g) was added to a mixture of formamide (15 ml) at 0 ° C., and after the evolution of hydrogen was completed, the mixture was stirred at room temperature for 3 hours. The reaction mixture was poured into water, and the precipitated crystals were collected by filtration and washed with water. A mixture of the obtained wet crystals, concentrated hydrochloric acid (3 drops) and methanol (15 ml) was refluxed for 4 hours. The reaction mixture was poured into ice water, and the precipitated crystals were collected by filtration, washed with water, dried, and then subjected to silica gel column chromatography. -(3-Hydroxypropyl) -3- (1-methylethyl) -1H-pyrazol-1-yl] pyridazine-3-carbonitrile (950 mg, yield 74%) was obtained as colorless crystals. 140-141 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.37 (1H, t, J = 5.1 Hz), 1.84-2.01 (2H, m), 2.63 ( 2H, t, J = 7.9 Hz), 3.05 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.77 (2H, q, J = 5.6 Hz), 7.82 (1H, d, J) = 9.0 Hz), 8.25 (1H, d, J = 9.0 Hz), 8.48-8.50 (1H, m).
[0269]
Reference Example 229
3- (1-ethylpropyl) -4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -1H-pyrazole (2.20 g), 3-chloro-6- (trifluoromethyl) pyridazine (2.17 g) and N, Sodium hydride (60%, oily, 0.48 g) was added to a mixture of N-dimethylformamide (30 ml) at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature for 2 hours after hydrogen evolution was completed. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the resulting residue, concentrated hydrochloric acid (3 drops) and methanol (50 ml) was refluxed for 4 hours. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [6- (trifluoromethyl) pyridazine was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). -3-yl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (1.73 g, 55% yield) was obtained as colorless crystals. 86-87 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.87 (6H, d, J = 7.3 Hz), 1.46 (1H, brs), 1.60-2.00 (6H, m), 2.53-2.70 (3H , M), 3.76 (2H, t, J = 6.4 Hz), 7.83 (1H, d, J = 9.2 Hz), 8.29 (1H, d, J = 9.2 Hz), 8. .51 (1H, s).
Reference Example 230
4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -3- (1-methylethyl) -1H-pyrazole (1.50 g), 2-methylthio-5- (trifluoromethyl) pyrimidine (1.40 g) and N, Sodium hydride (60%, oily, 0.48 g) was added to a mixture of N-dimethylformamide (15 ml) at 0 ° C, and the mixture was stirred at room temperature for 4 hours after generation of hydrogen was completed. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the resulting residue, concentrated hydrochloric acid (3 drops) and methanol (50 ml) was refluxed for 4 hours. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- {3- (1-methylethyl) -1- [5- (trifluoromethyl) pyrimidine was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-chloroform (1: 3, volume ratio). -2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (240 mg, 11% yield) was obtained as colorless crystals. 98-99 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.38 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.85-2.01 (2H, m), 2.63 (2H, t, J = 7.7 Hz), 3.11 ( 1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.77 (2H, t, J = 6.2 Hz), 8.34 (1H, s), 8.91 (2H, s).
Reference Example 231
4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -3- (1-methylethyl) -1H-pyrazole (1.00 g), 2-methylthiopyrimidine-5-carbonitrile (0.80 g) and N, N-dimethyl Sodium hydride (60%, oily, 0.24 g) was added to a mixture of formamide (15 ml) at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature for 2 hours after the completion of hydrogen evolution. The reaction mixture was poured into water, the reaction mixture was poured into water, and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the resulting residue, concentrated hydrochloric acid (3 drops) and methanol (20 ml) was refluxed for 4 hours. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-chloroform (1: 4, volume ratio), 2- [4- (3-hydroxypropyl) -3- (1-methylethyl) -1H- [Pyrazol-1-yl] pyrimidine-5-carbonitrile (450 mg, yield 36%) was obtained as colorless crystals. 153-154 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.38 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.44 (1H, t, J = 5.2 Hz), 1.84-2.00 (2H, m), 2.62 ( 2H, t, J = 7.8 Hz), 3.10 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.77 (2H, q, J = 5.9 Hz), 8.31 (1H, s), 8.93 (2H, s).
[0270]
Reference Example 232
4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -3- (1-methylethyl) -1H-pyrazole (1.20 g), 2-chloro-5-ethylpyrimidine (0.89 g) and N, N-dimethylformamide Sodium hydride (60%, oily, 0.29 g) was added to the mixture (15 ml) at 0 ° C. and stirred at room temperature for 3 hours after the evolution of hydrogen had ceased. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the obtained residue, concentrated hydrochloric acid (1 ml) and methanol (20 ml) was refluxed for 5 hours. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [1- (5-ethylpyrimidin-2-yl) -3- (1-methylethyl) was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (7: 3, volume ratio). ) -1H-Pyrazol-4-yl] -1-propanol (1.36 g, yield 88%) as colorless crystals. 70-71 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.27 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.37 (6H, d, J = 6.8 Hz), 1.73 (1H, brs), 1.83-2.00 (2H, m), 2.54-2.72 (4H, m), 3.11 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.75 (2H, t, J = 6.4 Hz), 8 .28 (1H, s), 8.53 (2H, s).
Reference Example 233
3- (1-Ethylpropyl) -4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -1H-pyrazole (2.70 g), 2-methylthio-5- (trifluoromethyl) pyrimidine (2.62 g) and tetrahydrofuran ( Sodium hydride (60%, oily, 0.58 g) was added to the mixture (50 ml) at 0 ° C., and the mixture was stirred overnight at room temperature after hydrogen evolution was completed. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the obtained residue, concentrated hydrochloric acid (3 drops) and methanol (50 ml) was refluxed for 6 hours. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) pyrimidine was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (2: 3, volume ratio). -2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (1.19 g, 31% yield) was obtained as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.87 (6H, t, J = 7.3 Hz), 1.63-2.00 (6H, m), 2.55-2.80 (3H, m), 3.76 (2H, t, J = 6.2 Hz), 8.35 (1H, s), 8.92 (2H, s).
Reference Example 234
A mixture of methyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate (1.00 g), benzyl alcohol (1.10 g), p-toluenesulfonic acid monohydrate (0.10 g) and toluene (15 ml) was mixed with 90 The mixture was stirred at ℃ overnight while distilling off the methanol formed. After concentrating the reaction mixture, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio) eluted, and benzyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate (1.35 g) was eluted. , 97% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.73 (2H, s), 3.88 (3H, s), 5.16 (2H, s), 5.87 (1H, s), 6.80 (3H, s), 7. 28-7.40 (5H, m).
[0271]
Reference Example 235
Ethyl 3- [3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propanoate (10.57 g), benzyl bromide (4.40 ml), potassium carbonate (5.00 g) and N, N- A mixture of dimethylformamide (80 ml) was stirred at 70 ° C. for 6 hours. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a yellow oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio).
To a mixture of lithium aluminum hydride (1.50 g) and tetrahydrofuran (20 ml) was slowly added a solution of the above oil in tetrahydrofuran (10 ml) at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 30 minutes. Acetone (10 ml) was slowly added to decompose excess lithium aluminum hydride, and then brine (4 ml) was added. After removing the precipitate by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [1-benzyl-3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] was eluted from acetone-hexane (1: 2, volume ratio). -1-propanol (7.69 g, yield 80%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.83 (6H, t, J = 7.3 Hz), 1.35 (1H, t, J = 5.4 Hz), 1.60-1.85 (6H, m), 2.40− 2.65 (3H, m), 3.67 (2H, q, J = 5.9 Hz), 5.24 (2H, s), 7.03-7.40 (6H, m).
Reference Example 236
3- [1-Benzyl-3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (7.53 g), N-ethyldiisopropylamine (11.5 ml) and tetrahydrofuran (100 ml) After chloromethyl methyl ether (6.40 ml) was added to the mixture at 0 ° C., the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 5% palladium-carbon (0.8 g) and tetrahydrofuran (50 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at 50 ° C. overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with acetone-hexane (2: 3, volume ratio). 3- (1-Ethylpropyl) -4- [3- (methoxymethoxy) propyl] -1H-pyrazole (4.93 g, yield 77%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.82 (6H, d, J = 7.3 Hz), 1.50-1.94 (6H, m), 2.44-2.70 (3H, m), 3.38 (3H, s), 3.57 (2H, t, J = 6.4 Hz), 4.64 (2H, s), 7.36 (1H, s).
Reference Example 237
A mixture of 3-ethylsalicylaldehyde (8.10 g), benzyl bromide (11.07 g), potassium carbonate (8.94 g) and N, N-dimethylformamide (30 ml) was stirred at 50 ° C. for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2-benzyloxy-3-ethylbenzaldehyde (12.50 g, yield 96%) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (2:98, volume ratio). As obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.27 (3H, t, J = 7.6 Hz), 2.76 (2H, q, J = 7.6 Hz), 4.98 (2H, s), 7.22 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.39-7.43 (5H, m), 7.51-7.53 (1H, m), 7.70-7.72 (1H, m), 10 .28 (1H, m).
[0272]
Reference Example 238
A mixture of ethyl 3- (3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) propanoate (7.01 g), sodium hydride (60%, oily, 1.59 g) and N, N-dimethylformamide (165 ml) was prepared. After stirring at room temperature for 30 minutes, 2-chloro-4- (trifluoromethyl) pyridine (6.00 g) was added, and the mixture was stirred overnight. A saturated aqueous ammonium chloride solution was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl)-) was obtained as a pale yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Ethyl 2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propanoate (9.05 g, yield 77%) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.26 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.44 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.56-2.66 (2H, m), 70-2.81 (2H, m), 4.15 (2H, q, J = 7.0 Hz), 4.37 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.18-7.24 (1H, m), 7.91-7.94 (1H, m), 8.18 (1H, s), 8.45 (1H, d, J = 5.0 Hz).
Reference Example 239
Diisobutylaluminum hydride was added to a solution of ethyl 3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propanoate (10.2 g) in tetrahydrofuran (280 ml). Was added dropwise at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 1 hour. 1N hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. 3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (9.07 g, quantitative) was obtained as a white solid. Recrystallization from ethyl acetate-hexane gave colorless crystals. 73-74 ° C.
Reference Example 240
A mixture of ethyl 3-isopropyl-1H-pyrazole-4-carboxylate (12.8 g), sodium hydride (60%, oily, 3.08 g) and N, N-dimethylformamide (350 ml) was stirred at room temperature for 30 minutes. After that, 2,5-dichloropyridine (11.4 g) was added, and the mixture was stirred at 100 ° C. overnight. A saturated aqueous ammonium chloride solution was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer is washed with a saturated aqueous solution of ammonium chloride and saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a white solid was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1:19, volume ratio). To a solution of the obtained solid in tetrahydrofuran (230 ml) was added dropwise a 1.0 M hexane solution of diisobutylaluminum hydride (176 ml) at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 1 hour. Dilute hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [1- (5-chloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazole was obtained as a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). -4-yl] methanol (12.6 g, yield 71%) was obtained. Recrystallization from ethyl acetate-hexane gave colorless crystals. 135-136 ° C.
[0273]
Reference Example 241
Ethyl (E) -3- [1- (5-chloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propenoate (1.35 g), platinum oxide (100 mg) and ethanol (100 ml) Was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature for 1 hour. After removing the platinum oxide by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [1- (5-chloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H was obtained as a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1:19, volume ratio). [-Pyrazol-4-yl] propanoate (1.09 g, yield 68%) was obtained. Recrystallization from ethyl acetate-hexane gave colorless crystals. 70-71 ° C.
Reference Example 242
0.93 M of diisobutylaluminum hydride was added to a solution of ethyl 3- [1- (5-chloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propanoate (1.08 g) in tetrahydrofuran (30 ml). A hexane solution (9.8 ml) was added dropwise at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 1 hour. 1N hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. 3- [1- (5-Chloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (0.92 g, quantitative) was obtained as a white solid. Recrystallization from ethyl acetate-hexane gave colorless crystals. 93-95 ° C.
Reference Example 243
To a solution of ethyl hydrazine oxalate (42.6 g) in toluene (150 ml) -acetic acid (150 ml) -water (100 ml) was added diethyl ethoxymethylenemalonate (56.9 ml), and the mixture was added at room temperature for 1 hour. Stirred overnight at ° C. The reaction solution was cooled to room temperature, and the organic solvent was distilled off under reduced pressure, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was washed with diisopropyl ether to give a pale yellow solid. After stirring a mixture of the obtained solid, benzyl bromide (29.0 ml), potassium carbonate (33.7 g) and N, N-dimethylformamide (350 ml) at room temperature for 2.5 days, saturated ammonium chloride was added to the reaction mixture. An aqueous solution was added, and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 3-benzyloxy-1-ethyl-1H-pyrazole-4-carboxylate was obtained as a pale yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). (34.0 g, yield 43%) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.33 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.46 (3H, t, J = 7.4 Hz), 4.01 (2H, q, J = 7.4 Hz) , 4.27 (2H, q, J = 7.4 Hz), 5.34 (2H, s), 7.22-7.42 (3H, m), 7.46-7.54 (2H, m ), 7.72 (1H, s).
[0274]
Reference Example 244
Lithium aluminum hydride (4.70 g) was slowly added to a mixture of ethyl 3-benzyloxy-1-ethyl-1H-pyrazole-4-carboxylate (34.0 g) and tetrahydrofuran (500 ml) at 0 ° C. And stirred at room temperature for 1.5 hours. 1N hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (3-benzyloxy-1-ethyl-1H-pyrazol-4-yl) methanol was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (3: 2, volume ratio). (19.9 g, yield 69%) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.42 (3H, t, J = 7.2 Hz), 3.98 (2H, d, J = 7.2 Hz), 4.47 (2H, s), 5.24 (2H, s), 7.20 (1H, s), 7.27-7.39 (3H, m), 7.40-7.46 (2H, m).
Reference Example 245
(3-benzyloxy-1-ethyl-1H-pyrazol-4-yl) methanol (1.40 g), acetone cyanohydrin (1.10 ml), tributylphosphine (3.00 ml) and tetrahydrofuran (60 ml) in a mixture After adding 1'-azodicarbonyldipiperidine (3.04 g) at room temperature, the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and as a yellow oil, (3-benzyloxy-1-ethyl-1H-) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). (Pyrazol-4-yl) acetonitrile (0.72 g, yield 49%) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.44 (3H, t, J = 7.2 Hz), 3.43 (2H, s), 3.99 (2H, q, J = 7.2 Hz), 5.22 (2H, s), 7.23-7.46 (6H, m).
Reference Example 246
A mixture of (3-benzyloxy-1-ethyl-1H-pyrazol-4-yl) acetonitrile (720 mg), 6N aqueous sodium hydroxide solution (20 ml), tetrahydrofuran (20 ml) and ethanol (20 ml) was refluxed for 2 days. Stirred. After cooling, the reaction mixture was acidified by adding 1N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the residue, a 10% hydrochloric acid-methanol solution (30 ml) and methanol (30 ml) was stirred at room temperature for 2.5 hours. After concentration, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and (3-benzyloxy-1-ethyl-1H-pyrazole-4- as a yellow oil) was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (2: 3, volume ratio). (Il) methyl acetate (470 mg, yield 57%) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.43 (3H, t, J = 7.2 Hz), 3.40 (2H, s), 3.68 (3H, s), 3.98 (2H, q, J = 7.2). Hz), 5.22 (2H, s), 7.23 (1H, s), 7.27-7.39 (3H, m), 7.40-7.47 (2H, m).
[0275]
Reference Example 247
A mixture of methyl (3-benzyloxy-1-ethyl-1H-pyrazol-4-yl) acetate (11.0 g), 5% palladium-carbon (2.19 g) and ethanol (300 ml) was added at room temperature under a hydrogen atmosphere. Stirred all night. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (1-ethyl-3-hydroxy-1H-pyrazol-4-yl) acetate (7.17 g, yield 97%) was obtained as a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate. Obtained. Recrystallization from ethyl acetate-hexane gave colorless crystals. 72-73 ° C.
Reference Example 248
Sodium acetate (16.3 g) was added to a solution of cyclohexylhydrazine hydrochloride (30.0 g) in toluene (100 ml) -acetic acid (100 ml) and reacted at room temperature for 10 minutes. After adding diethyl ethoxymethylenemalonate (39.8 ml) to the reaction solution, the mixture was stirred at 80 ° C. overnight. After cooling the reaction solution to room temperature, the resulting precipitate was removed by filtration. After concentration of the filtrate, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and 1-cyclohexyl-3-hydroxy-1H-pyrazole-4- as a purple solid was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Ethyl carboxylate (46.2 g, 97% yield) was obtained. Recrystallization from ethyl acetate-hexane gave colorless crystals. 91-92 ° C.
Reference Example 249
Ethyl 1-cyclohexyl-3-hydroxy-1H-pyrazole-4-carboxylate (46.0 g), benzyl bromide (24.1 ml), potassium carbonate (28.1 g) and N, N-dimethylformamide (400 ml) After stirring the mixture at room temperature overnight, a saturated aqueous ammonium chloride solution was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer is washed with a saturated ammonium chloride aqueous solution and saturated saline, and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 3-benzyloxy-1-cyclohexyl-1H-pyrazole-4-carboxylate (yellow oil) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1:19, volume ratio) ( 61.5 g, 97% yield).
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.10-1.28 (3H, m), 1.37 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.38-1.49 (2H, m), 1.56-1 .82 (5H, m), 3.81-3.92 (1H, m), 4.31 (2H, q, J = 7.2 Hz), 5.41 (2H, s), 7.32- 7.39 (5H, m), 7.77 (1H, s).
[0276]
Reference Example 250
To a mixture of ethyl 3-benzyloxy-1-cyclohexyl-1H-pyrazole-4-carboxylate (31.5 g) and tetrahydrofuran (300 ml) was slowly added lithium aluminum hydride (2.73 g) at 0 ° C. And stirred at room temperature for 1.5 hours. Lithium aluminum hydride (1.81 g) was added to the reaction solution, and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. 1N hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with 1N hydrochloric acid and saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (3-benzyloxy-1-cyclohexyl-1H-pyrazol-4-yl) methanol was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). (16.5 g, yield 60%) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.14-1.35 (3H, m), 1.40-1.86 (1H, brm), 1.59-1.86 (7H, m), 3.87-4.00 ( 1H, m), 4.48 (2H, d, J = 4.5 Hz), 5.24 (2H, s), 7.31-7.41 (6H, m).
Reference Example 251
Azodicarbonate was added to a mixture of (3-benzyloxy-1-cyclohexyl-1H-pyrazol-4-yl) methanol (16.5 g), acetone cyanohydrin (8.77 ml), tributylphosphine (21.5 ml) and tetrahydrofuran (350 ml). After a 40% toluene solution of diethyl acid (39.1 ml) was added at room temperature, the mixture was stirred overnight. The reaction solution was concentrated, diisopropyl ether was added to the residue, and generated unnecessary substances were removed by filtration. After concentrating the filtrate, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a pale yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 6N aqueous sodium hydroxide solution (100 ml), tetrahydrofuran (100 ml) and ethanol (100 ml) was stirred under reflux all day. After cooling the reaction solution to room temperature, it was concentrated. The residue was diluted with water (300ml) and washed with ethyl acetate. The aqueous layer was acidified by adding concentrated hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. There was obtained (3-benzyloxy-1-cyclohexyl-1H-pyrazol-4-yl) acetic acid (7.86 g, yield 44%) as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.14-1.28 (3H, m), 1.54-1.84 (7H, m), 3.40 (2H, s), 3.76-3.92 (1H, m) , 5.05 (2H, s), 7.32-7.41 (6H, m).
Reference Example 252
A mixture of (3-benzyloxy-1-cyclohexyl-1H-pyrazol-4-yl) acetic acid (7.86 g), a 10% hydrochloric acid-methanol solution (125 ml) and methanol (125 ml) was stirred at room temperature overnight. After concentration of the reaction solution, the residue was diluted with ethyl acetate. The diluted solution is washed with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (3-benzyloxy-1-cyclohexyl-1H-pyrazol-4-yl) acetic acid was obtained as a yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Methyl (1.98 g, 24% yield) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.12-1.30 (3H, m), 1.52-1.84 (7H, m), 3.38 (2H, s), 3.70 (3H, s), 3.76 -3.89 (1H, m), 5.06 (2H, s), 7.33-7.42 (6H, m).
[0277]
Reference Example 253
A mixture of methyl (3-benzyloxy-1-cyclohexyl-1H-pyrazol-4-yl) acetate (1.98 g), 5% palladium-carbon (400 mg) and ethanol (60 ml) was stirred overnight at room temperature under a hydrogen atmosphere. Was. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and as a white solid, methyl (1-cyclohexyl-3-hydroxy-1H-pyrazol-4-yl) acetate (ethyl acetate-hexane (3: 1, volume ratio)) was eluted. 1.24 g, yield 92%). Recrystallization from ethyl acetate-hexane gave colorless crystals. 135-136 ° C.
Reference Example 254
To a solution of diethyl 2-formylsuccinate (2.02 g) in ethanol (15 ml) was added dropwise a solution of methylhydrazine (580 μL) in ethanol (5 ml) at 0 ° C. The reaction solution was stirred at 0 ° C. for 30 minutes and at room temperature for 1 hour, and then heated to 80 ° C. After stirring at that temperature overnight, the reaction solution was concentrated. The obtained brown solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give ethyl (5-hydroxy-1-methyl-1H-pyrazol-4-yl) acetate (1.42 g, yield 77%) as colorless crystals. . 104-105 ° C.
Reference Example 255
Sodium ethoxide (3.70 g) was added to a solution of ethyl hydrazine oxalate (4.08 g) in ethanol (30 ml) at 0 ° C. After stirring at room temperature for 1 hour, a solution of diethyl 2-formylsuccinate (5.00 g) in ethanol (30 ml) was added dropwise at 0 ° C. The reaction solution was stirred at 0 ° C. for 30 minutes and at room temperature for 2 hours, and then heated to reflux. After stirring at that temperature overnight, the reaction solution was cooled to room temperature, and the resulting precipitate was removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the obtained residue was subjected to silica gel column chromatography. From the eluate of ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio), (1-ethyl-5-hydroxy-1H- as a brown solid) was obtained. Ethyl pyrazol-4-yl) acetate (2.36 g, 48% yield) was obtained. Recrystallization from ethyl acetate-hexane gave colorless crystals. 107-108 ° C.
[0278]
Reference Example 256
To a solution of ethyl hydrazinoacetate / hydrochloride (3.56 g) in ethanol (25 ml) was added a 1N aqueous sodium hydroxide solution (23.1 ml) at 0 ° C. After stirring the reaction solution at room temperature for 1 hour, a solution of ethyl 2-formylpropanoate (3.00 g) in ethanol (75 ml) was added dropwise at 0 ° C. The reaction solution was stirred at room temperature for 1 hour and then heated to reflux. After stirring overnight, the reaction solution was cooled to room temperature and concentrated. The obtained residue was subjected to silica gel column chromatography, and (5-hydroxy-4-methyl-1H-pyrazol-1-yl) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with methanol-ethyl acetate (1: 7, volume ratio). ) Ethyl acetate (3.35 g, 79% yield) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.25-1.32 (3H, m), 1.39 (1.0H, d, J = 8.1 Hz), 1.89 (2H, s), 3.22 (0.3H , T, J = 8.1 Hz), 4.17-4.26 (2H, m), 4.45 (0.6H, s), 4.58 (1.4H, s), 7.22- 7.24 (0.7H, m), 7.29-7.31 (0.3H, m).
Reference Example 257
To a solution of ethyl hydrazinoacetate / hydrochloride (1.64 g) in ethanol (10 ml) was added dropwise a 1 N aqueous solution of sodium hydroxide (10.6 ml) at 0 ° C. After stirring the reaction solution at room temperature for 1 hour, a solution of ethyl 2-formylbutanoate (2.13 g) in ethanol (30 ml) was added dropwise at 0 ° C. The reaction solution was stirred at room temperature for 2.5 hours and then at 80 ° C. overnight. The reaction solution was cooled to room temperature and concentrated. The obtained residue was subjected to silica gel column chromatography, and (4-ethyl-5-hydroxy-1H-pyrazol-1-yl) was obtained as a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (19: 1, volume ratio). Ethyl acetate (1.54 g, yield 81%) was obtained. Recrystallization from ethyl acetate-hexane gave colorless crystals. 77-78 ° C.
Reference Example 258
Ethyl (E) -3- [1-benzyl-3- (1-methylethyl) -1H-pyrazol-4-yl] propenoate (30.25 g), 5% palladium-carbon (3.5 g) and tetrahydrofuran ( (200 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [1-benzyl-3- (1-methylethyl) -1H-pyrazol-4-yl was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). Ethyl propanoate (11.73 g, yield 39%) was obtained as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.20 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.30 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.44-2.55 (2H, m), 2.68- 2.79 (2H, m), 2.99 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.09 (2H, q, J = 7.2 Hz), 5.23 (2H, s), 7. 12-7.40 (6H, m).
[0279]
Reference Example 259
In the silica gel column chromatography described in Reference Example 258, ethyl 3- [3- (1-methylethyl) -1H-pyrazol-4-yl] propanoate was eluted after the compound eluted following the compound described in Reference Example 258. (10.06 g, 47% yield) as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.25 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.29 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.50-2.60 (2H, m), 2.72- 2.83 (2H, m), 3.06 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.14 (2H, q, J = 7.2 Hz), 7.34 (1H, s).
Reference Example 260
To a mixture of 2-benzyloxy-3-ethylbenzaldehyde (12.40 g), methyl (methylthio) methylsulfoxide (12.82 g) and tetrahydrofuran (100 ml), a 40% benzyltrimethylammonium hydroxide methanol solution (2.00 ml) was added. After addition at room temperature, the mixture was stirred at 65 ° C. for 2 hours. After the reaction solution was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2- (2-benzyloxy-3-ethylphenyl) -1-ethyl was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). (Methylthio) vinyl methyl sulfoxide (15.20 g, yield 85%) was obtained as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.24 (3H, t, J = 7.6 Hz), 2.29 (3H, s), 2.72 (2H, q, J = 7.6 Hz), 2.72 (3H, s), 4.79-4.82 (2H, m), 7.16 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.29 (1H, dd, J = 7.6, 1.6 Hz) , 7.32-7.42 (3H, m), 7.49-7.51 (2H, m), 7.95 (1H, dd, J = 7.6, 1.6 Hz), 8.03 ( 1H, s).
Reference Example 261
A mixture of 2- (2-benzyloxy-3-ethylphenyl) -1- (methylthio) vinyl methyl sulfoxide (14.90 g), a 10% methanol solution of hydrogen chloride (100 ml) and methanol (100 ml) was refluxed for 16 hours. After the reaction solution was concentrated, the residue was extracted with ethyl acetate and aqueous sodium bicarbonate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (2-benzyloxy-3-ethylphenyl) acetate (9.60 g, yield 79%) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (4:96, volume ratio). Was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.25 (3H, t, J = 7.6 Hz), 2.73 (2H, q, J = 7.6 Hz), 3.66 (3H, s), 3.69 (2H, s), 4.84 (2H, s), 7.08 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.13 (1H, dd, J = 7.6, 1.6 Hz), 7.19 (1H, dd, J = 7.6, 1.6 Hz), 7.32-7.43 (3H, m), 7.46-7.48 (2H, m).
[0280]
Reference Example 262
A mixture of methyl (2-benzyloxy-3-ethylphenyl) acetate (9.20 g), 5% palladium-carbon (1.00 g) and methanol (50 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (3-ethyl-2-hydroxyphenyl) acetate (5.40 g, yield 86%) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.23 (3H, t, J = 7.6 Hz), 2.69 (2H, q, J = 7.6 Hz), 3.68 (2H, s), 3.75 (3H, s), 6.83 (1H, t, J = 7.6 Hz), 6.94 (1H, dd, J = 7.6, 1.6 Hz), 7.10 (1H, dd, J = 7. 6, 1.2 Hz), 7.53 (1H, s).
Reference Example 263
A mixture of 2-coumaranone (25.00 g), 10% methanolic hydrogen chloride solution (30 ml) and methanol (30 ml) was stirred at 50 ° C. for 30 minutes. After the reaction solution was concentrated, the residue was extracted with ethyl acetate and aqueous sodium bicarbonate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (2-hydroxyphenyl) acetate (30.60 g, yield 99%) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with diethyl ether.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.68 (2H, s), 3.74 (3H, s), 6.86-6.93 (2H, m), 7.10 (1H, dd, J = 7.2, 1. 6 Hz), 7.16-7.20 (1H, m), 7.35 (1H, brs).
Reference Example 264
N-bromosuccinimide (5.34 g) was slowly added to a mixture of methyl (2-hydroxyphenyl) acetate (4.99 g), diisopropylamine (610 mg) and methylene chloride (300 ml) under ice-cooling, and the mixture was stirred for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with chloroform. The chloroform layer is washed with saturated saline and dried (MgSO 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (3-bromo-2-hydroxyphenyl) acetate (5.60 g, yield 76%) was obtained as a colorless oil from a chloroform eluate.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.71 (2H, s), 3.73 (3H, s), 6.32 (1H, s), 6.78 (1H, t, J = 8.0 Hz), 7.11 ( 1H, dt, J = 8.0, 0.8 Hz), 7.41 (1H, dd, J = 8.0, 1.6 Hz).
[0281]
Reference Example 265
A mixture of methyl (3-bromo-2-hydroxyphenyl) acetate (4.30 g), benzyl bromide (3.30 g), potassium carbonate (4.84 g) and acetone (50 ml) was refluxed for 1 hour. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (2-benzyloxy-3-bromophenyl) acetate (4.96) was eluted with ethyl acetate-hexane (4:96, volume ratio). (10 g, yield 70%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.65 (3H, s), 3.66 (2H, s), 5.01 (2H, s), 7.00 (1H, t, J = 8.0 Hz), 7.23 ( 1H, dd, J = 8.0, 1.2 Hz), 7.33-7.43 (3H, m), 7.49-7.54 (3H, m).
Reference Example 266
A mixture of methyl (2-benzyloxy-3-bromophenyl) acetate (2.01 g), cuprous cyanide (2.14 g) and N, N-dimethylformamide (30 ml) was stirred at 190 ° C. for 16 hours. The reaction mixture was poured into a mixture of ferric chloride and dilute hydrochloric acid, stirred for 1 hour, and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio), methyl (2-benzyloxy-3-cyanophenyl) acetate (1.20 g, yield 71%) was obtained. Was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.62 (2H, s), 3.64 (3H, s), 5.24 (2H, s), 7.16 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.34− 7.42 (3H, m), 7.46-7.50 (3H, m), 7.57 (1H, dd, J = 7.6, 1.6 Hz).
Reference Example 267
A mixture of methyl (2-benzyloxy-3-cyanophenyl) acetate (1.10 g), 5% palladium-carbon (110 mg) and methanol (15 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (3-cyano-2-hydroxyphenyl) acetate (700 mg, yield 94%) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (3: 7, volume ratio). Obtained as a product.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.73 (2H, s), 3.80 (3H, s), 6.95 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.31 (1H, dt, J = 7.6). , 0.8 Hz), 7.48 (1H, dd, J = 7.6, 1.6 Hz).
[0282]
Reference Example 268
A mixture of methyl (2-benzyloxy-3-bromophenyl) acetate (1.90 g), cuprous chloride (2.24 g) and N, N-dimethylformamide (20 ml) was stirred at 190 ° C. for 16 hours. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (2-benzyloxy-3-chlorophenyl) acetate (740 mg, yield 45%) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (2:98, volume ratio). Obtained as a product.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.64 (2H, s), 3.65 (3H, s), 5.02 (2H, s), 7.05 (1H, t, J = 8.0 Hz), 7.17 ( 1H, dd, J = 8.0, 1.6 Hz), 7.34-7.42 (4H, m), 7.46-7.51 (2H, m).
Reference Example 269
A mixture of methyl (2-benzyloxy-3-chlorophenyl) acetate (680 mg), 5% palladium-carbon (70 mg) and methanol (15 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (3-chloro-2-hydroxyphenyl) acetate (300 mg, yield 64%) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Obtained as a product.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.70 (2H, s), 3.73 (3H, s), 6.28 (1H, s), 6.84 (1H, t, J = 8.0 Hz), 7.08 ( 1H, dd, J = 8.0, 0.8 Hz), 7.27 (1H, dd, J = 8.0, 1.0 Hz).
Reference Example 270
Ethyl 3- [3- (1-methylethyl) -1H-pyrazol-4-yl] propanoate (1.50 g), 2-chloro-5- (trifluoromethyl) -1,3,4-thiadiazole (1 Sodium hydride (60%, oily, 0.34 g) was added to a mixture of .50 g) and N, N-dimethylformamide (15 ml), and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour after hydrogen evolution was completed. . The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio), 3- {3- (1-methylethyl) -1- [5- (trifluoromethyl)- Ethyl 1,3,4-thiadiazol-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propanoate (1.29 g, yield 50%) was obtained as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.27 (3H, t, J = 7.1 Hz), 1.30 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.57-2.90 (4H, m), 3.01 ( 1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.17 (2H, q, J = 7.1 Hz), 8.13 (1H, s).
[0283]
Reference Example 271
Ethyl 3- {3- (1-methylethyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -1,3,4-thiadiazol-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propanoate (1. To a solution of 29 g) in tetrahydrofuran (15 ml) was added dropwise a 1.5 M solution of diisobutylaluminum hydride in toluene (5.7 ml) at 0 ° C, followed by stirring at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (2: 3, volume ratio), 3- {3- (1-methylethyl) -1- [5- (trifluoromethyl)- [1,3,4-thiadiazol-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (0.82 g, yield 73%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 89-90 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.30 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.45 (1H, brs), 1.82-1.98 (2H, m), 2.62 (2H, t, J) = 7.8 Hz), 3.00 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.76 (2H, t, J = 6.0 Hz), 8.13 (1H, s).
Reference Example 272
A mixture of 1-benzyl-4- [3- (1,3-dioxolan-2-yl) propyl] -1H-pyrazol-3-ol (21.8 g) and N, N-dimethylformamide (150 ml) was mixed with potassium carbonate. (16.7 g) and diethyl sulfate (17.3 ml) were added at room temperature, and the mixture was stirred overnight. A saturated aqueous ammonium chloride solution was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained residue was subjected to silica gel column chromatography, and 1-benzyl-4- [3- (1,3-dioxolan-) was obtained as a yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). 2-yl) propyl] -3-ethoxy-1H-pyrazole (19.5 g, yield 82%) was obtained.
1 H NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.36 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.57-1.74 (4H, m), 2.32-2.39 (2H, m), 3.80-3 .98 (4H, m), 4.22 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.82-4.87 (1H, m), 5.07 (2H, s), 6.93 ( 1H, s), 7.13-7.17 (2H, m), 7.23-7.35 (3H, m).
Reference Example 273
A mixture of 3,3-dimethyl-2-butanone (6.19 ml) and bis (dimethylamino) methoxymethane (6.61 g) was heated under reflux for 10 hours. The reaction solution was concentrated under reduced pressure. Hydrazine monohydrate (1.60 g) and n-butyl alcohol (24.9 ml) were added to the residue, and the mixture was heated under reflux for 7 hours. The reaction solution was concentrated under reduced pressure to give 3-tert-butyl-1H-pyrazole (3.79 g, yield 61%) as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.34 (9H, s), 6.10 (1H, d, J = 2.0 Hz), 7.49 (1H, d, J = 2.0 Hz), 10.3 (1H, s) brs).
[0284]
Reference Example 274
A mixture of 3-tert-butyl-1H-pyrazole (3.72 g), 2-chloro-5- (trifluoromethyl) pyridine (5.45 g) and N-methylpyrrolidone (18.6 ml) was stirred at room temperature. While adding sodium hydroxide (1.80 g). After the reaction as it was for 8 hours, water (38 ml) and 6N hydrochloric acid (80 ml) were added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The extract was washed with water and concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with hexane and then with toluene to give 2- (3-tert-butyl-1H-pyrazol-1-yl) -5- (trifluoromethyl) pyridine (7.04 g, (87% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 7.) δ: 1.37 (9H, s), 6.37 (1H, d, J = 2.6 Hz), 7.97 (1H, dd, J = 8.7, 2.1 Hz), 8. 08 (1H, d, J = 8.7 Hz), 8.46 (1H, d, J = 2.7 Hz), 8.6-8.7 (1H, m).
Reference Example 275
While stirring a solution of 2- (3-tert-butyl-1H-pyrazol-1-yl) -5- (trifluoromethyl) pyridine (6.93 g) in acetonitrile (139 ml) at room temperature, iodine (3.91 g). Subsequently, cerium (IV) diammonium nitrate (844 mg) was added, and the reaction was allowed to proceed for 5 hours. After completion of the reaction, the reaction solution was concentrated under reduced pressure, water was added to the residue, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layers are combined, washed with a saturated aqueous solution of sodium thiosulfate and dried (MgSO 4 ) And concentrated under reduced pressure to give 2- (3-tert-butyl-4-iodo-1H-pyrazol-1-yl) -5- (trifluoromethyl) pyridine (9.82 g, yield 96%) as a yellow oil. Obtained as a product.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.49 (9H, s), 7.97 (1H, dd, J = 8.7, 2.1 Hz), 8.03 (1H, d, J = 8.7 Hz), 8. 59 (1H, s), 8.6-8.7 (1H, m).
Reference Example 276
2- (3-tert-butyl-4-iodo-1H-pyrazol-1-yl) -5- (trifluoromethyl) pyridine (8.68 g), palladium acetate (494 mg), triphenylphosphine (1.15 g) , Sodium acetate (3.61 g), benzyltriethylammonium chloride (5.01 g), methyl acrylate (7.89 ml) and N-methylpyrrolidone (86.8 ml) at 80 ° C. under nitrogen flow at an external temperature of 80 ° C. Stir for 17 hours. After cooling the reaction mixture to room temperature, insolubles were removed by filtration. Water was added to the filtrate and extracted with ethyl acetate. The organic layers were combined, washed with water, dried (sodium sulfate) and concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography and eluted with hexane-ethyl acetate (19: 1, volume ratio) to give (E) -3- {3-tert-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) ) -2-Pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -2-propenoate methyl (5.43 g, 70% yield) as a white solid.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.44 (9H, s), 3.80 (3H, s), 6.26 (1H, d, J = 15.8 Hz), 7.86 (1H, d, J = 15.8). Hz), 8.00 (1H, dd, J = 8.6, 2.2 Hz), 8.10 (1H, d, J = 8.7 Hz), 8.65 (1H, d, J = 2) .2 Hz), 8.77 (1H, s).
[0285]
Reference Example 277
(E) -3- {3-tert-Butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -2-propenoic acid methyl (3.00 g), 5 Formic acid (25 ml) was added to a mixture of% palladium-carbon (9.00 g), ethanol (50 ml) and tetrahydrofuran (10 ml), and the mixture was stirred under heating and reflux for 2 hours. After cooling the reaction mixture to room temperature, palladium-carbon was removed by filtration. The filtrate was concentrated under reduced pressure, and the residue was diluted with ethyl acetate. The obtained ethyl acetate solution was washed with a saturated aqueous solution of sodium bicarbonate and a saturated saline solution, and dried (MgSO 4). 4 ), And then concentrated to obtain a white solid. To a solution of the obtained solid in tetrahydrofuran (100 ml) was added dropwise a 0.93 M hexane solution of diisobutylaluminum hydride (26.9 ml) at 0 ° C, and the mixture was stirred at room temperature for 30 minutes. 1N hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The extract is washed with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- {3-tert-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl) was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). ] -1H-Pyrazol-4-yl} -1-propanol (2.74 g, 98% yield) as a white solid. Recrystallization from ethyl acetate-hexane gave colorless crystals. Melting point 69-70 [deg.] C.
Reference Example 278
After stirring a mixture of 3-tert-butyl-1H-pyrazole (2.00 g), sodium hydride (60%, oily, 773 mg) and N, N-dimethylformamide (80 ml) at room temperature for 30 minutes, benzyl bromide was added. (2.11 ml) was added and stirred overnight. Water was added to the reaction mixture, which was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 1-benzyl-3-tert-butyl-1H-pyrazole (3.44 g, quantitative) was colorless from an ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio) eluate. Obtained as an oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.33 (9H, s), 5.27 (2H, s), 6.10 (1H, d, J = 2.4 Hz), 7.14-7.19 (3H, m), 7.24-7.37 (3H, m).
Reference Example 279
A mixture of 1-benzyl-3-tert-butyl-1H-pyrazole (3.44 g), iodine (2.44 g), ceric ammonium dinitrate (IV) (5.28 g) and acetonitrile (80 ml) was stirred at room temperature overnight. Was. Water was added to the reaction mixture, which was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with a saturated aqueous sodium hydrosulfite solution and saturated saline, and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated to give 1-benzyl-3-tert-butyl-4-iodo-1H-pyrazole (5.34 g, yield 97%) as a green oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.44 (9H, s), 5.21 (2H, s), 7.18-7.26 (3H, m), 7.27-7.38 (3H, m).
[0286]
Reference Example 280
1-benzyl-3-tert-butyl-4-iodo-1H-pyrazole (5.34 g), palladium (II) acetate (353 mg), triphenylphosphine (824 mg), benzyltriethylammonium chloride (3.58 g), acrylic Sodium acetate (2.58 g) was added to a mixture of methyl acrylate (5.63 ml) and 1-methyl-2-pyrrolidone (62.8 ml) at room temperature, heated to 80 ° C. under an argon atmosphere, and stirred at that temperature overnight. Was. After cooling the reaction mixture to room temperature, insolubles were removed by filtration. Water was added to the filtrate and extracted with ethyl acetate. The extract is washed with water and saturated aqueous sodium hydrosulfite solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio), (E) -3- (1-benzyl-3-tert-butyl-1H-pyrazole-4- Methyl (yl) -2-propenoate (3.24 g, 69% yield) was obtained as a brown oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.40 (9H, s), 3.75 (3H, s), 5.23 (2H, s), 5.93 (1H, d, J = 15.8 Hz), 7.20− 7.28 (2H, m), 7.31-7.40 (3H, m), 7.47 (1H, s), 7.84 (1H, d, J = 15.8 Hz).
Reference Example 281
(E) -3- (1-Benzyl-3-tert-butyl-1H-pyrazol-4-yl) -2-propenoic acid methyl (3.24 g), 5% palladium-carbon (9.00 g), ethanol ( Formic acid (25 ml) was added to a mixture of 50 ml) and tetrahydrofuran (10 ml), and the mixture was stirred overnight while heating under reflux. After cooling the reaction mixture to room temperature, palladium-carbon was removed by filtration. The filtrate was concentrated and the residue was diluted with ethyl acetate. The obtained ethyl acetate solution was washed with a saturated aqueous solution of sodium bicarbonate and a saturated saline solution, and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated to give methyl 3- (3-tert-butyl-1H-pyrazol-4-yl) propanoate (2.08 g, yield 91%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.38 (9H, s), 2.57-2.65 (2H, m), 2.88-2.95 (2H, m), 3.69 (3H, s), 7.33 (1H, s).
Reference Example 282
Benzyl bromide (15.9 ml) was added to a mixture of 3-hydroxy-2-methylisonicotinic acid (4.52 g), potassium carbonate (18.6 g) and N, N-dimethylformamide (200 ml) at room temperature, and 3 Stir for 5 days. A saturated aqueous sodium hydrogen carbonate solution was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with water and saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and benzyl 3- (benzyloxy) -2-methylisonicotinate (4.18 g, 43% yield) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (3: 7, volume ratio). ) Was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.55 (3H, s), 4.94 (2H, s), 5.34 (2H, s), 7.30-7.44 (10H, m), 7.48 (1H, d) , J = 5.1 Hz), 8.35 (1H, d, J = 5.1 Hz).
[0287]
Reference Example 283
To a solution of benzyl 3- (benzyloxy) -2-methylisonicotinate (4.18 g) in tetrahydrofuran (100 ml), a 0.93 M hexane solution of diisobutylaluminum hydride (45.0 ml) was added dropwise at 0 ° C. Thereafter, the mixture was stirred at that temperature for 1 hour. Sodium sulfate decahydrate (13.5 g) was added to the reaction mixture, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The resulting insolubles were removed by filtration, and the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [3- (benzyloxy) -2-methyl-4-pyridinyl] methanol (2.50 g, yield) was eluted with ethyl acetate-hexane (4: 1, volume ratio). 87%) as a white solid. Recrystallization from ethyl acetate-hexane gave colorless crystals. 130-131 ° C.
Reference Example 284
[1,3- (benzyloxy) -2-methyl-4-pyridinyl] 1,1 ′ was added to a mixture of methanol (2.40 g), acetone cyanohydrin (2.14 ml), tributylphosphine (5.23 ml) and tetrahydrofuran (200 ml). After adding -azodicarbonyldipiperidine (5.30 g) at room temperature, the mixture was stirred for 1 hour. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain an orange oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). A mixture of the obtained oil, potassium hydroxide (2.95 g), water (25 ml) and ethanol (100 ml) was stirred overnight while heating under reflux. After concentration of the reaction mixture, the residue was diluted with water. The resulting aqueous solution was washed with ether, carefully neutralized with concentrated hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The extract is washed with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated to give [3- (benzyloxy) -2-methyl-4-pyridinyl] acetic acid (1.41 g, yield 52%) as a brown solid.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.54 (3H, s), 3.69 (2H, s), 4.90 (2H, s), 7.20 (1H, d, J = 5.1 Hz), 7.30 − 7.48 (5H, m), 8.25 (1H, d, J = 5.1 Hz).
Reference Example 285
Methyl iodide (1.02 ml) was added to a mixture of [3- (benzyloxy) -2-methyl-4-pyridinyl] acetic acid (1.41 g), potassium carbonate (2.28 g) and N, N-dimethylformamide (50 ml). ) At room temperature and stirred for 2 hours. A saturated aqueous sodium hydrogen carbonate solution was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The extract was washed with water and saturated saline, and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (3: 7, volume ratio), methyl [3- (benzyloxy) -2-methyl-4-pyridinyl] acetate (1.46 g, (98% yield) as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.57 (3H, s), 3.63 (2H, s), 3.67 (3H, s), 4.87 (2H, s), 7.07 (1H, d, J = 5) .2 Hz), 7.30-7.50 (5H, m), 8.25 (1H, d, J = 5.2 Hz).
[0288]
Reference Example 286
A mixture of methyl [3- (benzyloxy) -2-methyl-4-pyridinyl] acetate (1.46 g), 5% palladium-carbon (500 mg) and ethanol (60 ml) was stirred overnight at room temperature under a hydrogen atmosphere. . After removing palladium-carbon by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (3-hydroxy-2-methyl-4-pyridinyl) acetate (671 mg, yield 69%) was eluted from a portion eluted with methanol-ethyl acetate (1: 9, volume ratio). Was obtained as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.51 (3H, s), 3.70 (2H, s), 3.78 (3H, s), 6.89 (1H, d, J = 5.0 Hz), 8.01 ( 1H, d, J = 5.0 Hz).
Reference Example 287
[3-Isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (3.34 g), acetone cyanohydrin (2.20 g), tributylphosphine (4.76 g) ) And tetrahydrofuran (50 ml), 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (5.90 g) was added at room temperature, and the mixture was stirred for 2 hours. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl acetate-hexane (2: 3, volume ratio) was eluted with [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl)- 2-Pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] acetonitrile (3.30 g, 96% yield) was obtained as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.36 (6H, d, J = 7.0 Hz), 3.04 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.61 (2H, s), 7.95-8. 10 (2H, m), 8.56 (1H, s), 8.62-8.65 (1H, m).
Reference Example 288
[3-Isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] acetonitrile (3.30 g), 6N aqueous sodium hydroxide solution (11 ml), ethanol (20 ml) And a mixture of tetrahydrofuran (20 ml) was refluxed overnight. The reaction mixture was concentrated, water (80 ml) was added, and the mixture was washed with diethyl ether. The aqueous layer was acidified by adding concentrated hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the obtained oil, concentrated sulfuric acid (0.1 ml) and ethanol (40 ml) was refluxed overnight. The reaction mixture was concentrated, aqueous sodium bicarbonate was added to the residue, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). Ethyl pyrazol-4-yl] acetate (2.78 g, 73% yield) was obtained as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.28 (3H, t, J = 7.1 Hz), 1.32 (6H, d, J = 6.9 Hz), 3.02 (1H, septet, J = 6.9 Hz) , 3.53 (2H, s), 4.18 (2H, q, J = 7.1 Hz), 7.91-7.97 (1H, m), 8.04 (1H, d, J = 8) .4 Hz), 8.46 (1H, s), 8.60-8.62 (1H, m).
[0289]
Reference Example 289
Hydrogenation at 0 ° C. to a mixture of ethyl [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] acetate (2.68 g) and tetrahydrofuran (35 ml). After a 1.5 M toluene solution of diisobutylaluminum (13.0 ml) was slowly added, the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ), And then concentrated to give 2- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-ethanol (1.21 g, yield 51%). ) Was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 74-75 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.34 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.58 (1H, t, J = 5.8 Hz), 2.78 (2H, td, J = 6.6, 0) 2.8 Hz), 3.05 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.87 (2H, q, J = 6.4 Hz), 7.95 (1H, dd, J = 9.0). , 2.0 Hz), 8.04 (1H, d, J = 8.8 Hz), 8.36 (1H, s), 8.59-8.61 (1H, m).
Reference Example 290
Ethyl 3- [3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propanoate (3.34 g), 2,5-dibromopyridine (3.65 g) and N, N-dimethylformamide (20 ml) To this mixture was added 60% sodium hydride (0.67 g), and the mixture was stirred at 100 ° C. for 4 hours. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. Ethanol (20 ml) and concentrated sulfuric acid (0.1 ml) were added to the residue, and the mixture was stirred at 50 ° C. for 6 hours. The reaction mixture was poured into aqueous sodium hydrogen carbonate solution and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). [-1H-pyrazol-4-yl] ethyl propanoate (3.90 g, yield 71%) was obtained as a white powder.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 0.86 (6H, t, J = 7.6 Hz), 1.26 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.64-1.80 (4H, m), 56-2.64 (3H, m), 2.78-2.81 (2H, m), 4.16 (2H, q, J = 7.2 Hz), 7.82-7.83 (2H, m), 8.20 (1H, s), 8.38-8.39 (1H, m).
Reference Example 291
Diisobutyl hydride was added to a solution of ethyl 3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propanoate (3.80 g) in tetrahydrofuran (50 ml). A 1.0 M hexane solution of aluminum (30 ml) was added dropwise at 0 ° C, and the mixture was stirred at room temperature for 2 hours. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (3: 7, volume ratio). [-1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (2.60 g, yield 77%) was obtained as a white powder.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.86 (6H, t, J = 7.6 Hz), 1.30 (1H, t, J = 5.2 Hz), 1.66-1.80 (4H, m), 1.87 -1.91 (2H, m), 2.54-2.60 (3H, m), 3.72-3.76 (2H, m), 7.83 (2H, m), 8.20 (1H , S), 8.38-8.39 (1H, m).
[0290]
Reference Example 292
Tin tetrachloride (1.18 ml) was added to a mixture of 2-isopropylphenol (13.62 g), tributylamine (7.41 g) and toluene (50 ml), and the mixture was stirred at room temperature for 30 minutes, and then paraformaldehyde (6.60 g) ) And stirred at 100 ° C. overnight. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2-hydroxy-3-isopropylbenzaldehyde (9.90 g, yield 60%) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with hexane.
1 H-NMR (CDCl 3 6.) δ: 1.25 (6H, t, J = 6.8 Hz), 3.30-3.40 (1H, m), 6.99 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7. 40 (1H, dd, J = 7.6, 1.6 Hz), 7.47 (1H, dd, J = 7.6, 1.6 Hz), 9.89 (1H, s), 11.37 (1H, s).
Reference Example 293
A mixture of 2-hydroxy-3-isopropylbenzaldehyde (8.10 g), benzyl bromide (10.12 g), potassium carbonate (8.18 g) and N, N-dimethylformamide (30 ml) was stirred at 50 ° C. for 1 hour. . The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2-benzyloxy-3-isopropylbenzaldehyde (11.70 g, yield 93%) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (2:98, volume ratio). As obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.25 (6H, d, J = 6.8 Hz), 3.40-3.46 (1H, m), 4.97 (2H, s), 7.25 (1H, t, J) = 7.8 Hz), 7.36-7.44 (5H, m), 7.57 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.71 (1H, dd, J = 7) .8, 1.8 Hz), 10.30 (1H, s).
Reference Example 294
To a mixture of 2-benzyloxy-3-isopropylbenzaldehyde (11.50 g), methyl (methylthio) methylsulfoxide (11.23 g) and tetrahydrofuran (100 ml) was added a 40% benzyltrimethylammonium hydroxide methanol solution (2.00 ml). After addition at room temperature, the mixture was stirred at 65 ° C. for 2 hours. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2- [2- (benzyloxy) -3-isopropylphenyl]-was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). 1- (Methylthio) vinyl methyl sulfoxide (13.50 g, yield 83%) was obtained as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.22 (6H, dd, J = 6.8, 0.8 Hz), 2.30 (3H, s), 2.72 (3H, s), 3.35-3.43 (1H , M), 4.76-4.82 (2H, m), 7.19 (1H, t, J = 7.8 Hz), 7.32-7.43 (4H, m), 7.49- 7.52 (2H, m), 7.93 (1H, dd, J = 7.8, 1.6 Hz), 8.05 (1H, s).
[0291]
Reference Example 295
A mixture of 2- [2- (benzyloxy) -3-isopropylphenyl] -1- (methylthio) vinyl methyl sulfoxide (13.30 g) and a 10% methanol solution of hydrogen chloride (100 ml) was refluxed for 2 hours. After the reaction solution was concentrated, the residue was extracted with ethyl acetate and aqueous sodium bicarbonate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (4:96, volume ratio), methyl (2-benzyloxy-3-isopropylphenyl) acetate (8.90 g, yield 80%) was obtained. Was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.24 (6H, d, J = 6.8 Hz), 3.32-3.44 (1H, m), 3.67 (3H, s), 3.71 (2H, s), 4.84 (2H, s), 7.11-7.14 (2H, m), 7.24 (1H, dd, J = 6.4, 3.2 Hz), 7.35-7.43 ( 3H, m), 7.47-7.49 (2H, m).
Reference Example 296
A mixture of methyl (2-benzyloxy-3-isopropylphenyl) acetate (8.40 g), 5% palladium-carbon (0.80 g) and methanol (80 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl (2-hydroxy-3-isopropylphenyl) acetate (4.80 g, yield 82%) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Obtained as a colorless oil
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.24 (6H, d, J = 6.8 Hz), 3.32-3.43 (1H, m), 3.68 (2H, s), 3.75 (3H, s), 6.83 (1H, t, J = 7.6 Hz), 6.93 (1H, dd, J = 7.6, 1.2 Hz), 7.16 (1H, dd, J = 7.6, 2.0 Hz), 7.66 (1H, s).
Reference Example 297
Ethyl 3- (3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl) propanoate (0.50 g), 2-chloro-3- (trifluoromethyl) pyridine (0.43 g) and N, N-dimethylformamide (10 ml) )), 60% sodium hydride (0.19 g) was added, and the mixture was stirred at 100 ° C. for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. Ethanol (10 ml) and concentrated sulfuric acid (0.05 ml) were added to the residue, and the mixture was stirred at 70 ° C. for 2 hours. The reaction mixture was poured into aqueous sodium hydrogen carbonate solution and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-isopropyl-1- [3- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl]-was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Ethyl 1H-pyrazol-4-yl] propanoate (0.60 g, 71% yield) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.26 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.32 (6H, d, J = 7.2 Hz), 2.62-2.66 (2H, m), 82-2.86 (2H, m), 2.99-3.06 (1H, m), 4.15 (2H, q, J = 7.2 Hz), 7.32 (1H, dd, J = 8.0, 4.8 Hz), 7.96 (1H, s), 8.14 (1H, dd, J = 8.0, 1.6 Hz), 8.59 (1H, dd, J = 4) .8, 1.6 Hz).
[0292]
Reference Example 298
Diisobutylaluminum hydride was added to a solution of ethyl 3- [3-isopropyl-1- [3- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propanoate (0.60 g) in tetrahydrofuran (10 ml). Was added dropwise at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 2 hours. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (3: 7, volume ratio), 3- [3-isopropyl-1- [3- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl]- [1H-Pyrazol-4-yl] -1-propanol (0.44 g, yield 83%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32 (6H, d, J = 6.8 Hz), 1.88-1.95 (2H, m), 2.58-2.62 (2H, m), 2.98-3 0.05 (1H, m), 3.73-3.76 (2H, m), 7.29-7.33 (1H, m), 7.96 (1H, s), 8.14 (1H, dd) , J = 8.2, 1.2 Hz), 8.59 (1H, dd, J = 4.8, 1.6 Hz).
Reference Example 299
Ethyl 3- (3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl) propanoate (0.50 g), 2-chloro-4- (trifluoromethyl) pyridine (0.43 g) and N, N-dimethylformamide (10 ml) )), 60% sodium hydride (0.19 g) was added, and the mixture was stirred at 100 ° C. for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. Ethanol (10 ml) and concentrated sulfuric acid (0.05 ml) were added to the residue, and the mixture was stirred at 70 ° C. for 2 hours. The reaction mixture was poured into aqueous sodium hydrogen carbonate solution and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio), 3- [3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl]- Ethyl 1H-pyrazol-4-yl] propanoate (0.54 g, yield 64%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.26 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.34 (6H, d, J = 7.2 Hz), 2.62-2.66 (2H, m), 81-2.85 (2H, m), 3.01-3.08 (1H, m), 4.16 (2H, q, J = 7.2 Hz), 7.28 (1H, dd, J = 5.2, 1.2 Hz), 8.14 (1H, s), 8.27 (1H, s), 8.50 (1H, d, J = 5.2 Hz).
Reference example 300
Diisobutylaluminium hydride was added to a solution of ethyl 3- [3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propanoate (0.45 g) in tetrahydrofuran (6 ml). Was added dropwise at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 2 hours. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (3: 7, volume ratio), 3- [3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl]- [1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (0.37 g, yield 93%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.34 (6H, d, J = 6.8 Hz), 1.89-1.95 (2H, m), 2.58-2.62 (2H, m), 3.01-3. 08 (1H, m), 3.75 (2H, m), 7.28 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.15 (1H, s), 8.26 (1H, s), 8.50 (1H, d, J = 5.2 Hz).
[0293]
Reference example 301
Ethyl 3- (3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl) propanoate (0.63 g), 2-chloro-6- (trifluoromethyl) pyridine (0.55 g) and N, N-dimethylformamide (10 ml) )), 60% sodium hydride (0.20 g) was added, and the mixture was stirred at 100 ° C. for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. Ethanol (10 ml) and concentrated sulfuric acid (0.05 ml) were added to the residue, and the mixture was stirred at 70 ° C. for 2 hours. The reaction mixture was poured into aqueous sodium hydrogen carbonate solution and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio), 3- [3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl]- Ethyl 1H-pyrazol-4-yl] propanoate (0.67 g, 63% yield) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.28 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.33 (6H, d, J = 7.2 Hz), 2.63-2.67 (2H, m), 83 (2H, t, J = 8.0 Hz), 3.01-3.07 (1H, m), 4.17 (2H, q, J = 7.2 Hz), 7.44 (1H, d) , J = 7.6 Hz), 7.88-7.92 (1H, m), 8.11 (1H, d, J = 8.4 Hz), 8.30 (1H, s).
Reference Example 302
Diisobutylaluminum hydride was added to a solution of ethyl 3- [3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propanoate (0.47 g) in tetrahydrofuran (5 ml). Was added dropwise at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 2 hours. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (3: 7, volume ratio), 3- [3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl]- [1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (0.38 g, yield 92%) was obtained as a white powder.
1 H-NMR (CDCl 3 ) [Delta]: 1.33 (6H, d, J = 7.2 Hz), 1.89-1.96 (2H, m), 2.57-2.61 (2H, m), 3.00-3 0.07 (1H, m), 3.73-3.78 (2H, m), 7.44 (1H, d, J = 7.6 Hz), 7.88-7.91 (1H, m), 8.12 (1H, d, J = 8.4 Hz), 8.30 (1H, s).
Reference Example 303
To a mixture of 2-benzyloxy-3-methylbenzaldehyde (37.00 g), methyl (methylthio) methylsulfoxide (40.60 g) and tetrahydrofuran (400 ml), a 40% benzyltrimethylammonium hydroxide methanol solution (8.00 ml) was added. After addition at room temperature, the mixture was stirred at 65 ° C. for 2 hours. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2- [2- (benzyloxy) -3-methylphenyl]-was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). 1- (Methylthio) vinyl methyl sulfoxide (47.00 g, 86% yield) was obtained as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.28 (3H, s), 2.32 (3H, s), 2.72 (3H, s), 4.81 (2H, s), 7.11 (1H, t, J = 7) 7.6 Hz), 7.23-7.26 (1H, m), 7.33-7.42 (3H, m), 7.48-7.51 (2H, m), 7.93-7. 96 (1H, m), 8.02 (1H.s).
[0294]
Reference Example 304
To a mixture of 2-benzyloxy-3-methoxybenzaldehyde (55.00 g), methyl (methylthio) methylsulfoxide (57.10 g) and tetrahydrofuran (400 ml), a 40% benzyltrimethylammonium hydroxide methanol solution (10.00 ml) was added. After the addition at room temperature, the mixture was stirred at 65 ° C. for 2 hours. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2- [2- (benzyloxy) -3-methoxyphenyl]-was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). 1- (Methylthio) vinyl methylsulfoxide (72.80 g, yield 91%) was obtained as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.17 (3H, s), 2.68 (3H, s), 3.91 (3H, s), 5.03-5.04 (2H, m), 6.97 (1H, dd) , J = 8.0, 1.6 Hz), 7.10 (1H, t, J = 8.0 Hz), 7.29-7.36 (3H, m), 7.44-7.46 ( 2H, m), 7.68 (1H, dd, J = 8.0, 1.2 Hz), 7.92 (1H.s).
Reference Example 305
Methyl 3- (3-tert-butyl-1H-pyrazol-4-yl) propanoate (0.75 g), 3-chloro-6- (trifluoromethyl) pyridazine (0.98 g) and N, N-dimethylformamide (10 ml), 60% sodium hydride (0.17 g) was added, and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-tert-butyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazine-3-l was eluted with ethyl acetate-hexane (1:10, volume ratio). Methyl [l] -1H-pyrazol-4-yl] propanoate (1.08 g, 85% yield) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.41 (9H, s), 2.72 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.73 (3H, s) s), 7.83 (1H, d, J = 9.6 Hz), 8.28 (1H, d, J = 9.6 Hz), 8.50 (1H, s).
Reference Example 306
Hydrogen was added to a solution of methyl 3- [3-tert-butyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl] propanoate (1.08 g) in tetrahydrofuran (50 ml). A 0.93 M solution of diisobutylaluminum in hexane (8.1 ml) was added dropwise at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-tert-butyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazine-3-l was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). [Ill] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (0.66 g, 66% yield) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.41 (9H, s), 1.92-2.06 (2H, m), 2.77 (2H, t, J = 7.8 Hz), 3.80 (2H, t, J) = 6.0 Hz), 7.83 (1H, d, J = 9.3 Hz), 8.29 (1H, d, J = 9.3 Hz), 8.52 (1H, s).
[0295]
Reference Example 307
To a solution of methyl 3- (3-tert-butyl-1H-pyrazol-4-yl) propanoate (580 mg) in N, N-dimethylformamide (15 ml) was added 60% sodium hydride (132 mg), and the mixture was added at room temperature for 30 minutes. Stir for a minute. 2,5-Dibromopyridine (784 mg) was added to the reaction mixture, and the mixture was stirred at 100 ° C for 1 hour. The reaction mixture was poured into water, neutralized with 2N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. Ethanol (10 ml) and concentrated sulfuric acid (0.05 ml) were added to the residue, and the mixture was stirred at 70 ° C. for 2 hours. The reaction mixture was poured into aqueous sodium hydrogen carbonate solution and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and the crystals obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio) were recrystallized from hexane to give 3- [1- (5-bromo-2-). Ethyl (pyridinyl) -3-tert-butyl-1H-pyrazol-4-yl] propanoate (560 mg, 55% yield) was obtained. 94-95 ° C.
Reference Example 308
1.0 M of diisobutylaluminum hydride was added to a solution of ethyl 3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3-tert-butyl-1H-pyrazol-4-yl] propanoate (550 mg) in tetrahydrofuran (20 ml). After a hexane solution (5 ml) was added dropwise at 0 ° C., the mixture was stirred at room temperature for 40 minutes. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (2: 3, volume ratio), 3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3-tert-butyl-1H- Pyrazol-4-yl] -1-propanol (455 mg, yield 90%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32 (1H, t, J = 5.2 Hz), 1.40 (9H, s), 1.9-2.05 (2H, m), 2.65-2.8 (2H) , M), 3.7-3.85 (2H, m), 7.83 (1H, brs), 7.84 (1H, s), 8.2-8.22 (1H, m), 8 .35-8.4 (1H, m).
Reference Example 309
To a solution of methyl 3- (3-tert-butyl-1H-pyrazol-4-yl) propanoate (0.75 g) in N, N-dimethylformamide (10 ml) was added 60% sodium hydride (0.17 g). Stir at room temperature for 30 minutes. 2,5-Dichloropyridine (0.80 g) was added to the reaction mixture, and the mixture was further stirred at 90 ° C. for 4 hours. 0.1 N hydrochloric acid was poured into the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-tert-butyl-1- (5-chloropyridin-2-yl) -1H was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (5:95, volume ratio). Methyl [pyrazol-4-yl] propanoate (0.95 g, 81% yield) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) [Delta]: 1.40 (9H, s), 2.64-2.73 (2H, m), 2.94 (2H, m), 3.71 (3H, s), 7.69 (1H, dd). , J = 8.8, 2.6 Hz), 7.88 (1H, d, J = 8.8 Hz), 8.20 (1H, s), 8.28 (1H, d, J = 2. 6 Hz).
[0296]
Reference Example 310
Diisobutylaluminum hydride was added to a solution of methyl 3- [3-tert-butyl-1- (5-chloropyridin-2-yl) -1H-pyrazol-4-yl] propanoate (0.95 g) in tetrahydrofuran (50 ml). After a 0.93 M hexane solution (8.0 ml) was added dropwise at 0 ° C, the mixture was stirred at 0 ° C for 1 hour. 1N hydrochloric acid was poured into the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-tert-butyl-1- (5-chloropyridin-2-yl) -1H was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). -Pyrazol-4-yl] -1-propanol (0.48 g, 55% yield) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.34 (1H, t, J = 5.2 Hz), 1.40 (9H, s), 1.87-2.02 (2H, m), 2.68-2.76 (2H , M), 3.72-3.82 (2H, m), 7.69 (1H, dd, J = 8.8, 2.5 Hz), 7.89 (1H, d, J = 8.8). Hz), 8.21 (1H, s), 8.28 (1H, d, J = 2.5 Hz).
Reference Example 311
To a mixture of sodium ethoxide (391 g) and diisopropyl ether (2 L) at 60 ° C. was added a mixture of diethyl succinate (500 g) and ethyl trifluoroacetate (836 g) over 3 hours. The reaction mixture was stirred at 60 ° C. overnight. The reaction mixture was poured into ice water (2 L), concentrated hydrochloric acid was added to adjust the pH to 2, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) Then, the mixture was concentrated to obtain an oily substance (796.2 g). A mixture of the obtained oil (796.2 g) and a 40% aqueous sulfuric acid solution (3.3 L) was refluxed overnight. The reaction mixture was added to ice (2 kg) and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) Then, the mixture was concentrated to give an oil (401.6 g). To a mixture of the obtained oil (401.6 g) and ethanol (1.5 L) was added hydrazine monohydrate (200 ml) at 0 ° C., and the mixture was refluxed overnight. The reaction mixture was concentrated, water was added to the residue, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 4,5-dihydro-6- (trifluoromethyl) -3-pyridazinone (209.57 g, yield) was eluted with ethyl acetate-hexane (2: 3, volume ratio). 44%) as yellow crystals. 94-95 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) [Delta]: 2.57-2.85 (4H, m), 9.15 (1H, brs).
Reference Example 312
A mixture of 4,5-dihydro-6- (trifluoromethyl) -3-pyridazinone (90.0 g), bromine (30.5 ml) and acetic acid (270 ml) was stirred at 80 ° C. for 1 hour. Ice water (500 ml) was added to the reaction mixture, and the precipitated crystals were collected by filtration, washed with an aqueous solution of sodium bicarbonate and water, and dried, and 6- (trifluoromethyl) -3-pyridazinone (58.74 g, yield 66%). ) Was obtained as white crystals. 129-130 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 7.14 (1H, dd, J = 9.9, 0.5 Hz), 7.54 (1H, d, J = 10.0 Hz), 12.64 (1H, brs).
[0297]
Reference Example 313
A mixture of 6- (trifluoromethyl) -3-pyridazinone (1.41 g), thionyl chloride (1.5 ml) and N, N-dimethylformamide (0.3 ml) was refluxed for 2 hours. After excess thionyl chloride was distilled off under reduced pressure, aqueous sodium bicarbonate was added, and the mixture was extracted with diethyl ether. The diethyl ether layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3-chloro-6- (trifluoromethyl) pyridazine (1.45 g, yield 92%) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). Obtained as white crystals. Melting point 51-52 [deg.] C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 7.75 (1H, dd, J = 8.7, 0.6 Hz), 7.82 (1H, d, J = 9.0 Hz).
Reference Example 314
A mixture of 3-methyl-2-butanone (10.7 ml) and bis (dimethylamino) methoxymethane (6.61 g) was heated to reflux for 8 hours. The reaction solution was concentrated under reduced pressure. Hydrazine monohydrate (5.80 g) and n-butyl alcohol (29 ml) were added to the residue, and the mixture was heated under reflux for 6 hours. The reaction solution was concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography and eluted with hexane-ethyl acetate (1: 1, volume ratio) to give 3-isopropyl-1H-pyrazole (4.26 g, yield 59%) as a colorless oil. .
1 H-NMR (CDCl 3 6.) δ: 1.30 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.84-3.24 (1H, m), 6.10 (1H, d, J = 2.0 Hz), 7. 49 (1H, d, J = 1.9 Hz), 10.3 (1H, brs).
Reference Example 315
In the same manner as in Reference Example 314, 3- (1-ethylpropyl) pyrazole (91% yield) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.84 (6H, t, J = 7.4 Hz), 1.5-1.8 (4H, m), 2.5-2.6 (1H, m), 6.06 (1H , D, J = 1.9 Hz), 7.52 (1H, d, J = 1.9 Hz).
[0298]
Reference Example 316
To a mixture of 3-isopropyl-1H-pyrazole (3.74 g), 2-chloro-5-trifluoromethylpyridine (6.17 g) and N-methylpyrrolidone (18.7 ml) was added NaOH (trade name) while stirring at room temperature. Name: Tosoh Pearl, 2.03 g). After the reaction as it was for 9 hours, water (38 ml) and 6N hydrochloric acid (85 ml) were added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The extract was washed with water and concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography and eluted with hexane and then with toluene to elute 2- (3-isopropyl-1H-pyrazol-1-yl) -5- (trifluoromethyl) pyridine (6.94 g, yield 80%). ) Was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 6.) δ: 1.33 (6H, d, J = 7.0 Hz), 3.0-3.2 (1H, m), 6.34 (1H, d, J = 2.5 Hz), 7. 97 (1H, dd, J = 8.7, 2.1 Hz), 8.05 (1H, d, J = 8.7 Hz), 8.47 (1H, d, J = 2.5 Hz), 8.6-8.7 (1H, m).
Reference Example 317
In the same manner as in Reference Example 316, 2- [3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-1-yl] -5- (trifluoromethyl) pyridine (61% yield) was obtained as a colorless oil. .
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.87 (6H, t, J = 7.4 Hz), 1.5-1.8 (4H, m), 2.6-2.7 (1H, m), 6.28 (1H , D, J = 2.7 Hz), 7.97 (1H, dd, J = 8.7, 2.2 Hz), 8.07 (1H, d, J = 8.7 Hz), 8.49 (1H, d, J = 2.7 Hz), 8.6-8.7 (1H, m).
Reference Example 318
While stirring a solution of 2- (3-isopropyl-1H-pyrazol-1-yl) -5- (trifluoromethyl) pyridine (1.55 g) in acetonitrile (31 ml) at room temperature, iodine (924 mg), Cerium (IV) diammonium nitrate (2.00 g) was added and reacted for 5 hours. After completion of the reaction, the reaction solution was concentrated under reduced pressure, water was added to the residue, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layers are combined, washed with a saturated aqueous solution of sodium thiosulfate and dried (MgSO 4 ) Then, the mixture was concentrated under reduced pressure to give 2- (4-iodo-3-isopropyl-1H-pyrazol-1-yl) -5- (trifluoromethyl) pyridine (2.19 g, yield 95%) as crystals. .
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.38 (6H, d, J = 6.9 Hz), 3.0-3.2 (1H, m), 7.99 (1H, dd, J = 8.7, 2.0 Hz) ), 8.05 (1H, d, J = 8.7 Hz), 8.57 (1H, s), 8.6-8.7 (1H, m).
[0299]
Reference Example 319
In the same manner as in Reference Example 318, 2- [3- (1-ethylpropyl) -4-iodo-1H-pyrazol-1-yl] -5- (trifluoromethyl) pyridine (95% yield) was obtained as a colorless oil. Obtained as
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.87 (6H, t, J = 7.4 Hz), 1.6-1.9 (4H, m), 2.7-2.8 (1H, m), 7.99 (1H , Dd, J = 8.7, 2.1 Hz), 8.06 (1H, d, J = 8.7 Hz), 8.59 (1H, s), 8.63 (1H, d, J = 2.1 Hz).
Reference Example 320
2- (4-Iodo-3-isopropyl-1H-pyrazol-1-yl) -5- (trifluoromethyl) pyridine (841 mg), palladium acetate (49.6 mg), triphenylphosphine (116 mg), potassium acetate ( 434 mg), a mixture of benzyltriethylammonium chloride (504 mg), methyl acrylate (0.793 ml) and N-methylpyrrolidone (8.41 ml) was stirred at room temperature under a nitrogen stream for 1 hour. After heating to an external temperature of 90 ° C. for 20 minutes, insolubles were removed by filtration and washed with ethyl acetate. Water was added to the filtrate and extracted with ethyl acetate. The organic layers are combined, washed with water, and dried (MgSO 4). 4 )did. After concentration under reduced pressure, the residue was subjected to silica gel column chromatography and eluted with hexane-ethyl acetate (95: 5, volume ratio) to give 3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) pyridine-2]. -Yl] -1H-pyrazol-4-yl} -2-propenoate methyl (653 mg, yield 87%) was obtained as crystals.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.37 (6H, d, J = 6.9 Hz), 3.1-3.3 (1H, m), 3.81 (3H, s), 6.29 (1H, d, J) = 16.0 Hz), 7.64 (1H, d, J = 16.0 Hz), 8.00 (1H, dd, J = 8.7, 2.1 Hz), 8.10 (1H, d) , J = 8.7 Hz), 8.6-8.7 (1H, m), 8.75 (1H, s).
Reference Example 321
Ethyl acrylate was used in place of methyl acrylate used in Reference Example 320, and 3- {3- (2-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl was prepared in the same manner. ] -1H-Pyrazol-4-yl} -2-propenoate (70% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 0.87 (6H, t, J = 7.4 Hz), 1.34 (3H, t, J = 7.1 Hz), 1.6-1.9 (4H, m), 7-2.8 (1H, m), 4.26 (2H, q, J = 7.1 Hz), 6.31 (1H, d, J = 16.0 Hz), 7.61 (1H, d) , J = 16.0 Hz), 8.01 (1H, dd, J = 8.7, 2.2 Hz), 8.10 (1H, d, J = 8.7 Hz), 8.6-8 0.7 (1H, m), 8.77 (1H, s).
[0300]
Reference Example 322
Iodine (230 g) was added to a mixture of 3-isopropyl-1H-pyrazole (167 g), cerium (IV) nitrate (IV) (497 g) and acetonitrile (1200 ml) at 0 ° C., followed by stirring at room temperature overnight. Water was added to the reaction mixture, which was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with a saturated aqueous solution of sodium thiosulfate and saturated saline, and dried (MgSO 4). 4 ) Followed by concentration to give 4-iodo-3-isopropyl-1H-pyrazole (254 g, 71% yield) as a dark brown oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) [Delta]: 1.31 (6H, d, J = 6.9 Hz), 3.00-3.17 (1H, m), 7.52 (1H, s).
Reference Example 323
Benzyl bromide (134 ml) was added to a mixture of 4-iodo-3-isopropyl-1H-pyrazole (254 g), potassium tert-butoxide (156 g) and tetrahydrofuran (1000 ml) at 0 ° C., followed by stirring at room temperature overnight. Water was added to the reaction mixture, which was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 1-benzyl-4-iodo-3-isopropyl-1H-pyrazole (320 g, yield 92%) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Was obtained as a brown oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.30 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.94-3.04 (1H, m), 5.24 (2H, s), 7.01-7.07 (1H) , M), 7.16-7.36 (5H, m).
Reference Example 324
Benzyl bromide (125 ml) was added to a mixture of 3-isopropyl-1H-pyrazole (92.5 g), potassium tert-butoxide (123 g) and tetrahydrofuran (840 ml) at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 5 hours. Water was added to the reaction mixture, which was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 1-benzyl-3-isopropyl-1H-pyrazole (114 g, yield 68%) was obtained as a brown oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). As obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) [Delta]: 1.27 (6H, d, J = 7.2 Hz), 2.96-3.07 (1H, m), 5.26 (2H, s), 6.06-6.09 (1H) , M), 7.02-7.07 (1H, m), 7.14-7.36 (5H, m).
[0301]
Reference Example 325
1-benzyl-4-iodo-3-isopropyl-1H-pyrazole (110 g), palladium (II) acetate (7.56 g), triphenylphosphine (17.7 g), benzyltriethylammonium chloride (76.8 g), acrylic After sodium acetate (55.3 g) was added to a mixture of methyl acid (121 ml) and 1-methyl-2-pyrrolidone (1000 ml) at room temperature, the mixture was stirred overnight at 80 ° C. under an argon atmosphere. After cooling the reaction mixture to room temperature, it was concentrated under reduced pressure. Ethyl acetate was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. Water was added to the filtrate and extracted with ethyl acetate. The extract was washed with diluted hydrochloric acid, a saturated aqueous solution of sodium thiosulfate and water, and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (E) -3- (1-benzyl-3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 7, volume ratio). Methyl-2-propenoate (81.1 g, 81% yield) was obtained as a brown oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32 (6H, d, J = 6.9 Hz), 3.08-3.21 (1H, m), 3.75 (3H, s), 5.25 (2H, s), 6.02 (1H, d, J = 16.2 Hz), 7.04-7.09 (1H, m), 7.20-7.38 (4H, m), 7.46 (1H, s) , 7.59 (1H, d, J = 16.2 Hz).
Reference Example 326
(E) -3- (1-Benzyl-3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl) -2-propenoic acid methyl (52.5 g), 5% palladium-carbon (100 g) and a mixture of ethanol (500 ml) Formic acid (250 ml) was added to the mixture, and the mixture was stirred under reflux for 3 hours. After cooling the reaction mixture to room temperature, palladium-carbon was removed by filtration. The filtrate was concentrated and the residue was diluted with ethyl acetate. The obtained ethyl acetate solution was washed with a saturated aqueous solution of sodium bicarbonate and a saturated saline solution, and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated to give methyl 3- (3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl) propanoate (31.5 g, yield 87%) as a pale yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) [Delta]: 1.29 (6H, d, J = 7.2 Hz), 2.54-2.61 (2H, m), 2.74-2.82 (2H, m), 2.98-3 .13 (1H, m), 3.68 (3H, s), 7.33 (1H, s).
Reference Example 327
Methyl 3- (3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl) propanoate (70.0 g), 3-chloro-6- (trifluoromethyl) pyridazine (71.6 g) and N, N-dimethylformamide (700 ml) ) Was added to the mixture at 0 ° C. at 60 ° C., oily, 16.4 g, and the mixture was stirred at that temperature for 2 hours. The reaction solution was poured into diluted hydrochloric acid, and the organic layer was extracted with ethyl acetate. The extract was washed with diluted hydrochloric acid and saturated saline, and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- {3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] was extracted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl -1H-pyrazol-4-yl} propanoate (92.6 g, yield 76%) was obtained as a pale yellow solid.
1 H-NMR (CDCl 3 ) [Delta]: 1.33 (6H, d, J = 7.2 Hz), 2.64-2.71 (2H, m), 2.82-2.89 (2H, m), 3.00-3 .10 (1H, m), 3.71 (3H, s), 7.84 (1H, d, J = 9.0 Hz), 8.29 (1H, d, J = 9.0 Hz), 8 .49 (1H, s).
[0302]
Reference Example 328
A solution of methyl 3- {3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propanoate (92.6 g) in tetrahydrofuran (400 ml) was added at 0 ° C. A 1.5 M solution of diisobutylaluminum hydride in toluene (396 ml) was added dropwise, followed by stirring at that temperature for 30 minutes. Sodium sulfate decahydrate (87.0 g) was added to the reaction mixture at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature overnight. Dilute hydrochloric acid was added to the mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The extract was washed with diluted hydrochloric acid and saturated saline, and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a pale yellow solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). The obtained solid was washed with hexane, and 3- {3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (57.8 g) , 68% yield) as a white solid.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.33 (6H, d, J = 6.6 Hz), 1.42 (1H, t, J = 5.1 Hz), 1.84-2.01 (2H, m), 63 (2H, t, J = 7.9 Hz), 3.05 (1H, septet, J = 6.8 Hz), 3.77 (2H, q, J = 5.7 Hz), 7.83 ( 1H, d, J = 9.0 Hz), 8.29 (1H, d, J = 9.0 Hz), 8.50 (1H, s).
Reference Example 329
To a solution of 4- (benzyloxy) -2-hydroxybenzaldehyde (16.5 g) in ethylene glycol (90 ml) was added potassium hydroxide (12.2 g) and hydrazine monohydrate (10.6 ml) at room temperature. The mixture was stirred at 120 ° C for 3 hours and at 199 ° C overnight. After cooling the reaction solution to room temperature, 2N hydrochloric acid (110 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The extract was washed with water and saturated saline, and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated to give 5- (benzyloxy) -2-methylphenol (14.8 g, yield 95%) as a brown oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.17 (3H, s), 5.01 (2H, s), 6.43-6.51 (2H, m), 6.99 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.27-7.43 (5H, m).
Reference Example 330
A mixture of 5- (benzyloxy) -2-methylphenol (14.8 g), methyl chloromethyl ether (7.82 ml) and tetrahydrofuran (250 ml) was treated with sodium hydride (60%, oily, 4.12 g) at 0 ° C. And stirred at room temperature for 5 hours. Water was added to the reaction mixture, which was extracted with ethyl acetate. The extract is washed with saturated saline and dried (MgSO 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1:19, volume ratio), 4- (benzyloxy) -2- (methoxymethoxy) -1-methylbenzene (12.8 g, (72% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.17 (3H, s), 3.47 (3H, s), 5.02 (2H, s), 5.16 (2H, s), 6.53 (1H, dd, J = 2) .4, 8.4 Hz), 6.75 (1H, d, J = 2.4 Hz), 7.02 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.28-7.45 (5H , M).
[0303]
Reference Example 331
A mixture of 4- (benzyloxy) -2- (methoxymethoxy) -1-methylbenzene (12.8 g), 5% palladium-carbon (2.56 g) and ethanol (200 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. Was. After removing palladium-carbon by filtration, the filtrate was concentrated to give 3- (methoxymethoxy) -4-methylphenol (7.98 g, yield 96%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.15 (3H, s), 3.48 (3H, s), 5.16 (2H, s), 6.39 (1H, dd, J = 2.4, 8.1 Hz), 6.60 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.96 (1H, d, J = 8.1 Hz).
Reference Example 332
A mixture of 3- (methoxymethoxy) -4-methylphenol (7.98 g), ethyl 2-bromoisobutyrate (50 ml), potassium carbonate (48.7 g) and N, N-dimethylformamide (200 ml) was added at 80 ° C for 2 hours. Stir for hours. A saturated aqueous ammonium chloride solution was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The extract was washed with a saturated aqueous ammonium chloride solution and a saturated saline solution, and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 2- [3- (methoxymethoxy) -4-methylphenoxy] -2-methylpropanoate (ethyl acetate-hexane (1:19, volume ratio)) was eluted. 10.6 g, yield 79%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.27 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.57 (6H, s), 2.16 (3H, s), 3.46 (3H, s), 4.23 ( 2H, q, J = 6.9 Hz), 5.13 (2H, s), 6.36 (1H, dd, J = 2.4, 8.1 Hz), 6.65 (1H, d, J) = 2.4 Hz), 6.95 (1H, d, J = 8.1 Hz).
Reference Example 333
A few drops of concentrated hydrochloric acid were added to a solution of ethyl 2- [3- (methoxymethoxy) -4-methylphenoxy] -2-methylpropanoate (10.6 g) in ethanol (150 ml), and the mixture was stirred with heating under reflux for 4 hours. The reaction solution was cooled to room temperature and concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 2- (3-hydroxy-4-methylphenoxy) -2-methylpropanoate (7.56 g) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (3:17, volume ratio). , 85%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.26 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.57 (6H, s), 2.16 (3H, s), 4.23 (2H, q, J = 7.2) Hz), 4.77 (1H, s), 6.30-6.37 (2H, m), 6.93 (1H, d, J = 7.8 Hz).
[0304]
Reference Example 334
To a mixture of 2 ′, 4′-dihydroxyacetophenone (25.0 g), potassium carbonate (24.9 g) and acetone (500 ml), benzyl bromide (21.4 ml) was added dropwise at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature overnight. Stirred. After removing insoluble matter by filtration, concentration was performed to obtain a pale yellow solid. The obtained solid was recrystallized from ethanol to give 1- [4- (benzyloxy) -2-hydroxyphenyl] ethanone (33.8 g, yield 85%) as colorless crystals. 107-108 ° C.
Reference Example 335
To a solution of 1- [4- (benzyloxy) -2-hydroxyphenyl] ethanone (32.8 g) in tetrahydrofuran (400 ml) was added methyl chloromethyl ether (24.8 ml) and potassium tert-butoxide (36.6 g) at 0 ° C. And stirred overnight at room temperature. Water was added to the reaction mixture, which was extracted with ethyl acetate. The extract is washed with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 1- [4- (benzyloxy) -2- (methoxymethoxy) phenyl] ethanone (18.6 g) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). , 48% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.61 (3H, s), 3.51 (3H, s), 5.10 (2H, s), 5.26 (2H, s), 6.65 (1H, dd, J = 2) 0.22, 8.8 Hz), 6.79 (1H, d, J = 2.2 Hz), 7.32-7.48 (5H, m), 7.81 (1H, d, J = 8.8 Hz). 8 Hz).
Reference Example 336
In a solution of 1- [4- (benzyloxy) -2- (methoxymethoxy) phenyl] ethanone (10.0 g) in ethylene glycol (50 ml), potassium hydroxide (5.88 g) and hydrazine monohydrate (5 .11 ml) at room temperature and stirred at 120 ° C. for 2 hours at 199 ° C. overnight. The reaction solution was cooled to room temperature, neutralized with 2N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The extract is washed with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 5- (benzyloxy) -2-ethylphenol (4.43 g, yield 56%) was yellowed from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Obtained as an oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.21 (3H, t, J = 7.5 Hz), 2.56 (2H, q, J = 7.5 Hz), 4.68 (1H, s), 5.01 (2H, s), 6.44 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.51 (1H, dd, J = 2.4, 8.4 Hz), 7.01 (1H, d, J = 8). .4 Hz), 7.27-7.44 (5H, m).
[0305]
Reference Example 337
To a solution of 3- (benzyloxy) -4-methoxybenzaldehyde (10.0 g) in methylene chloride (200 ml) was added m-chloroperbenzoic acid (24.4 g) at 0 ° C, and the mixture was stirred at that temperature for 2 hours. To the reaction solution was added a saturated aqueous solution of sodium thiosulfate, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The extract was washed with saturated aqueous sodium hydrogen carbonate and saturated saline, and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the residue, 2N ammonia-methanol solution (100 ml) and methanol (100 ml) was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography. From a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio), 3- (benzyloxy) -4-methoxyphenol (8.78 g, yield 92%) was obtained as a pale yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 3.84 (3H, s), 4.51 (1H, s), 5.12 (2H, s), 6.35 (1H, dd, J = 3.0, 8.8 Hz), 6.47 (1H, d, J = 3.0 Hz), 6.76 (1H, d, J = 8.8 Hz), 7.28-7.50 (5H, m).
Reference Example 338
Sodium hydride (60%, oily, 1.16 g) was added to a solution of 5- (benzyloxy) -2-ethylphenol (4.43 g) in tetrahydrofuran (90 ml) at room temperature, and the mixture was stirred for 30 minutes. Methyl chloromethyl ether (2.21 ml) was added to the mixture at room temperature, and the mixture was stirred overnight. Water was added to the reaction mixture, which was extracted with ethyl acetate. The extract is washed with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1:19, volume ratio), 4- (benzyloxy) -1-ethyl-2- (methoxymethoxy) benzene (4.57 g, (86% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.17 (3H, t, J = 7.4 Hz), 2.59 (2H, q, J = 7.4 Hz), 3.48 (3H, s), 5.02 (2H, s), 5.17 (2H, s), 6.56 (1H, dd, J = 2.6, 8.4 Hz), 6.77 (1H, d, J = 2.6 Hz), 7. 05 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.30-7.48 (5H, m).
Reference Example 339
A mixture of 3- (benzyloxy) -4-methoxyphenol (8.78 g), ethyl 2-bromoisobutyrate (28.0 ml), potassium carbonate (26.3 g) and N, N-dimethylformamide (190 ml) was heated at 80 ° C. And stirred for 5 hours. A saturated aqueous ammonium chloride solution was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The extract is washed with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 2- [3- (benzyloxy) -4-methoxyphenoxy] -2-methylpropanoate (ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio)) was eluted. 11.0 g, 83% yield) as a pale yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.25 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.47 (6H, s), 3.84 (3H, s), 4.18 (2H, q, J = 7.0). Hz), 5.10 (2H, s), 6.41 (1H, dd, J = 2.6, 8.8 Hz), 6.54 (1H, d, J = 2.6 Hz), 6. 74 (1H, d, J = 8.8 Hz), 7.24-7.46 (5H, m).
[0306]
Reference Example 340
A mixture of 4- (benzyloxy) -1-ethyl-2- (methoxymethoxy) benzene (4.57 g), 5% palladium-carbon (1.00 g) and ethanol (90 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. Was. After removing palladium-carbon by filtration, the filtrate was concentrated to give 4-ethyl-3- (methoxymethoxy) phenol (3.06 g, quantitative) as a pale yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.16 (3H, t, J = 7.4 Hz), 2.58 (2H, q, J = 7.4 Hz), 3.48 (3H, s), 4.69 (1H, s), 5.17 (2H, s), 6.42 (1H, dd, J = 2.6, 8.0 Hz), 6.62 (1H, d, J = 2.6 Hz), 7. 00 (1H, d, J = 8.0 Hz).
Reference Example 341
A mixture of ethyl 2- [3- (benzyloxy) -4-methoxyphenoxy] -2-methylpropanoate (11.0 g), 5% palladium-carbon (2.19 g) and ethanol (160 ml) was placed under a hydrogen atmosphere. Stir at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 2- (3-hydroxy-4-methoxyphenoxy) -2-methylpropanoate (8.00 g, yield 99%) was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate. As obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.29 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.54 (6H, s), 3.84 (3H, s), 4.24 (2H, q, J = 7.2). Hz), 5.57 (1H, s), 6.37 (1H, dd, J = 3.0, 8.7 Hz), 6.54 (1H, d, J = 3.0 Hz), 6. 69 (1H, d, J = 8.7 Hz).
Reference Example 342
A mixture of 4-ethyl-3- (methoxymethoxy) phenol (3.06 g), ethyl 2-bromoisobutyrate (9.86 ml), potassium carbonate (9.28 g) and N, N-dimethylformamide (85 ml) was heated to 80 ° C. And stirred all night. A saturated aqueous ammonium chloride solution was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The extract is washed with a saturated saline solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 2- [4-ethyl-3- (methoxymethoxy) phenoxy] -2-methylpropanoate (ethyl acetate-hexane (1:19, volume ratio)) was eluted. 4.93 g, yield 99%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.16 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.27 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.58 (6H, s), 2.57 (2H, q, J = 7.4 Hz), 3.46 (3H, s), 4.24 (2H, q, J = 7.4 Hz), 5.14 (2H, s), 6.39 (1H, s) dd, J = 2.6, 8.0 Hz), 6.66 (1H, d, J = 2.6 Hz), 6.97 (1H, d, J = 8.0 Hz).
[0307]
Reference Example 343
A few drops of concentrated hydrochloric acid were added to a solution of ethyl 2- [4-ethyl-3- (methoxymethoxy) phenoxy] -2-methylpropanoate (4.93 g) in ethanol (85 ml), and the mixture was stirred overnight while heating under reflux. The reaction solution was cooled to room temperature and concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 2- (4-ethyl-3-hydroxyphenoxy) -2-methylpropanoate (3.72 g) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (3:37, volume ratio). , 89% yield) as a pale yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.20 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.26 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.57 (6H, s), 2.55 (2H, q, J = 7.5 Hz), 4.24 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.75 (1H, s), 6.33-6.39 (2H, m), 6. 96 (1H, d, J = 8.1 Hz).
Reference Example 344
Iodine (171 g) was added to a mixture of 1-benzyl-3-isopropyl-1H-pyrazole (224 g), cerium (IV) dinitrate (368 g) and acetonitrile (1000 ml) at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature overnight. . Water was added to the reaction mixture, which was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with a saturated aqueous solution of sodium thiosulfate and saturated saline, and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 1-benzyl-4-iodo-3-isopropyl-1H-pyrazole (340 g, yield 93%) was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Was obtained as a brown oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.30 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.94-3.04 (1H, m), 5.24 (2H, s), 7.01-7.07 (1H) , M), 7.16-7.36 (5H, m).
Reference Example 345
2- {3- (1-ethylpropyl) -4-iodo-1H-pyrazol-1-yl} -5- (trifluoromethyl) pyridine (4.09 g), palladium acetate (112 mg), triphenylphosphine (262 mg) ), Sodium carbonate (2.12 g), benzyltriethylammonium chloride (2.28 g), allyl alcohol (1.02 ml), water (4.09 ml) and N, N-dimethylformamide (40.9 ml). The mixture was stirred at room temperature for 1 hour under a nitrogen stream. Then, the mixture was heated at an external temperature of 60 ° C. for 8 hours. The insolubles were removed by filtration and washed with ethyl acetate. Water was added to the filtrate and extracted with ethyl acetate. The organic layers were combined, washed with a saturated aqueous solution of sodium thiosulfate, and dried (Na 2 SO 4 ) And concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with hexane-ethyl acetate (9: 1, volume ratio) to give 3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) [Pyridin-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propanal (1.17 g, yield 35%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.7-0.9 (6H, m), 1.6-1.9 (4H, m), 2.5-2.6 (1H, m), 2.7-2.8 ( 4H, m), 7.9-8.1 (2H, m), 8.27 (1H, s), 8.5-8.6 (1H, m), 9.86 (1H, s).
[0308]
Reference Example 346
3- {3- (1-Ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propanal (1.15 g) in methanol (25.2 ml) ) Sodium borohydride (492 mg) was added to the solution while stirring under ice-cooling in a nitrogen stream. After stirring at the same temperature for 0.5 hour, water (50 ml) and 6 N hydrochloric acid (13 mmol) were added, and the mixture was stirred as it was for 1 hour. After neutralization with a 2N aqueous sodium hydroxide solution, the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layers are combined, washed with water and dried (Na 2 SO 4 ) And concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography and eluted with hexane-ethyl acetate (4: 1, volume ratio) to give 3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) pyridine- 2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propan-1-ol (669 mg, yield 58%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.87 (6H, t, J = 7.4 Hz), 1.6-1.9 (6H, m), 2.5-2.7 (3H, m), 3.6-3 .8 (2H, m), 7.94 (1H, dd, J = 8.7, 2.2 Hz), 8.03 (1H, d, J = 8.7 Hz), 8.28 (1H, s), 8.5-8.6 (1H, m).
Reference Example 347
2- (4-iodo-3-isopropyl-1H-pyrazol-1-yl) -5- (trifluoromethyl) pyridine (7.62 g), palladium acetate (225 mg), triphenylphosphine (525 mg), sodium hydrogen carbonate (3.28 g), a mixture of benzyltriethylammonium chloride (4.56 g), allyl alcohol (2.05 ml), water (7.62 ml) and N-methylpyrrolidone (76.2 ml) at room temperature under a nitrogen stream. Stir for 1 hour. Then, the mixture was heated at an external temperature of 60 ° C. for 6 hours. The insolubles were removed by filtration and washed with ethyl acetate. Water was added to the filtrate and extracted with ethyl acetate. The organic layers were combined, washed with a saturated aqueous solution of sodium thiosulfate, and dried (Na 2 SO 4 ) And concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with hexane-ethyl acetate (9: 1, volume ratio) to give 3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl]. ] -1H-Pyrazol-4-yl} propanal (3.93 g, yield 63%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.34 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.7-3.1 (5H, m), 7.95 (1H, dd, J = 8.7, 2.2 Hz) ), 8.03 (1H, d, J = 8.7 Hz), 8.26 (1H, s), 8.60 (1H, d, J = 2.0 Hz), 9.86 (1H, s) ).
Reference Example 348
To a solution of 3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propanal (3.89 g) in methanol (77.8 ml) was added nitrogen. Sodium borohydride (1.66 g) was added while stirring in an air stream under ice cooling. After stirring at the same temperature for 1 hour, water (50 ml) and 6N hydrochloric acid (44 ml) were added, and the mixture was stirred as it was for 1 hour. The precipitated crystals were collected by filtration, and 3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propan-1-ol (3.73 g, (95% yield).
1 H-NMR (CDCl 3 2.) δ: 1.33 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.8-2.0 (2H, m), 2.60 (2H, t, J = 7.9 Hz), 0-3.1 (1H, m), 3.75 (2H, t, J = 6.3 Hz), 7.94 (1H, dd, J = 8.7, 2.2 Hz), 8.03 (1H, d, J = 8.7 Hz), 8.28 (1H, s), 8.6-8.7 (1H, m).
[0309]
Reference Example 349
To a mixture of 3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propan-1-ol (470 mg) and toluene (9.4 ml). While stirring under ice-cooling, triethylamine (258 mg) and then methanesulfonyl chloride (258 mg) were added. After stirring at room temperature for 30 minutes, water (10 ml) was added to the reaction solution, and the mixture was extracted with toluene. The organic layer was washed with saturated saline and concentrated under reduced pressure. To the residue, o-vanillin (342 mg), potassium carbonate (353 mg), ethanol (4.7 ml) and toluene (4.7 ml) were added, and the mixture was reacted under reflux for 5.5 hours. After completion of the reaction, water (10 ml) was added to the reaction solution, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with 3N aqueous sodium hydroxide solution and saturated aqueous sodium hydrogen carbonate in that order, dried over anhydrous sodium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with hexane-ethyl acetate (9: 1, volume ratio) to give 2- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) pyridine-2]. -Yl] -1H-pyrazol-4-yl {propoxy) -3-methoxybenzaldehyde (450 mg, yield 67%) as colorless crystals.
1 H-NMR (CDCl 3 2.) δ: 1.34 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.1-2.2 (2H, m), 2.73 (2H, t, J = 7.7 Hz), 0-3.1 (1H, m), 3.90 (3H, s), 4.22 (2H, t, J = 6.3 Hz), 7.1-7.2 (2H, m), 7 .4-7.5 (1H, m), 7.95 (1H, dd, J = 8.7, 2.2 Hz), 8.04 (1H, d, J = 8.7 Hz), 8. 33 (1H, s), 8.6-8.7 (1H, m), 10.5 (1H, s).
Reference Example 350
To a mixture of 3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propan-1-ol (470 mg) and tetrahydrofuran (13.8 ml). While stirring under ice-cooling, triethylamine (0.927 ml) and then methanesulfonyl chloride (0.511 ml) were added. After stirring for 1.5 hours under ice cooling, water was added to the reaction solution, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated saline and concentrated under reduced pressure. O-Vaniline (1.21 g), potassium carbonate (1.09 g) and acetonitrile (27.6 ml) were added to the residue, and the mixture was reacted under reflux for 25 hours. After completion of the reaction, water was added to the reaction solution, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with a 3N aqueous solution of sodium hydroxide and water in that order, dried over anhydrous sodium sulfate, and concentrated under reduced pressure. Hexane was added to the residue, and 2- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3-methoxybenzaldehyde ( 1.21 g) were obtained as crystals. The mother liquor was concentrated and subjected to silica gel column chromatography, eluting with hexane-ethyl acetate (9: 1, volume ratio) to give 2- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) Pyridin-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl {propoxy) -3-methoxybenzaldehyde (401 mg, total yield 77%) was obtained as colorless crystals.
1 H-NMR (CDCl 3 2.) δ: 1.34 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.1-2.2 (2H, m), 2.73 (2H, t, J = 7.7 Hz), 0-3.1 (1H, m), 3.90 (3H, s), 4.22 (2H, t, J = 6.3 Hz), 7.1-7.2 (2H, m), 7 .4-7.5 (1H, m), 7.95 (1H, dd, J = 8.7, 2.2 Hz), 8.04 (1H, d, J = 8.7 Hz), 8. 33 (1H, s), 8.6-8.7 (1H, m), 10.5 (1H, s).
Reference Example 351
In the same manner as in Reference Example 350, 2- (3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3-Methoxybenzaldehyde (67% yield) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.34 (6H, t, J = 7.4 Hz), 1.5-1.8 (4H, m), 2.0-2.2 (2H, m), 2.3-2 .8 (3H, m), 3.90 (3H, s), 4.1-4.3 (2H, s), 7.1-7.2 (2H, m), 7.4-7.5 (1H, m), 7.90-8.00 (2H, m), 8.33 (1H, s), 8.6-8.7 (1H, m), 10.5 (1H, s).
[0310]
Example 1
3- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-propyl methanesulfonate (1.04 g), sodium iodide (450 mg), methyl 4-hydroxyphenylacetate (500 mg), A mixture of potassium carbonate (440 mg) and N, N-dimethylformamide (10 ml) was stirred at 90 ° C. for 5 hours. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration to obtain [4- (3- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] propoxy) phenyl] acetic acid (300 mg, yield 25%). . Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 127-128 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.18-2.32 (2H, m), 2.98-3.10 (2H, m), 3.60 (2H, s), 3.98-4.08 (2H, m) , 6.37 (1H, s), 6.82-6.90 (2H, m), 7.15-7.24 (2H, m), 7.66-7.75 (2H, m), 7 .86-7.94 (2H, m).
Example 2
3- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-propyl methanesulfonate (1.04 g), sodium iodide (450 mg), methyl 4-hydroxybenzoate (460 mg), A mixture of potassium carbonate (450 mg) and N, N-dimethylformamide (10 ml) was stirred at 90 ° C. for 5 hours. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration to give 4- (3- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] propoxy) benzoic acid (840 mg, yield 72%). Recrystallized from acetone-hexane. Melting point 221-222 [deg.] C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.20-2.38 (2H, m), 3.00-3.14 (2H, m), 4.05-4.18 (2H, m), 6.39 (1H, s) , 6.86-6.96 (2H, m), 7.64-7.74 (2H, m), 7.86-8.08 (4H, m).
Example 3
3- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-propyl methanesulfonate (1.04 g), sodium iodide (450 mg), methyl 3-hydroxyphenylacetate (500 mg), A mixture of potassium carbonate (450 mg) and N, N-dimethylformamide (10 ml) was stirred at 90 ° C. for 5 hours. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration to obtain [3- (3- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] propoxy) phenyl] acetic acid (630 mg, yield 52%). . Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 126-127 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.16-2.34 (2H, m), 2.98-3.12 (2H, m), 3.63 (2H, s), 4.00-4.10 (2H, m) , 6.38 (1H, s), 6.76-6.94 (3H, m), 7.18-7.32 (1H, m), 7.66-7.75 (2H, m), 7 .86-7.96 (2H, m).
[0311]
Example 4
3- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-propyl methanesulfonate (1.04 g), sodium iodide (520 mg), methyl 3-hydroxybenzoate (460 mg), A mixture of potassium carbonate (450 mg) and N, N-dimethylformamide (10 ml) was stirred at 90 ° C. for 5 hours. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration to give 3- (3- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] propoxy) benzoic acid (860 mg, yield 74%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 133-134 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) [Delta]: 2.20-2.37 (2H, m), 3.02-3.14 (2H, m), 4.06-4.17 (2H, m), 6.39 (1H, s). , 7.10-7.20 (1H, m), 7.34-7.44 (1H, m), 7.58-7.76 (4H, m), 7.86-7.96 (2H, m).
Example 5
3- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-propyl methanesulfonate (1.04 g), sodium iodide (520 mg), 3- (4-hydroxyphenyl) propionic acid A mixture of ethyl (600 mg), potassium carbonate (450 mg) and N, N-dimethylformamide (10 ml) was stirred at 90 ° C. for 5 hours. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and ethanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [4- (3- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] propoxy) phenyl] propionic acid (520 mg, yield 42%). Got. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. Melting point 174-175 [deg.] C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.16-2.34 (2H, m), 2.59-2.72 (2H, m), 2.84-3.12 (4H, m), 3.98-4.08 ( 2H, m), 6.37 (1H, s), 6.78-6.88 (2H, m), 7.07-7.18 (2H, m), 7.66-7.76 (2H, m), 7.86-7.96 (2H, m).
Example 6
3- [3- [4- (Trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-propyl methanesulfonate (1.04 g), sodium iodide (500 mg), methyl salicylate (460 mg), potassium carbonate (500 mg) ) And N, N-dimethylformamide (10 ml) were stirred at 90 ° C. for 5 hours. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration to give 2- (3- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] propoxy) benzoic acid (710 mg, yield 61%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 132-133 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.34-2.52 (2H, m), 3.03-3.16 (2H, m), 4.18-4.42 (2H, m), 6.43 (1H, s) , 7.00-7.24 (2H, m), 7.50-7.64 (1H, m), 7.65-7.76 (2H, m), 7.85-7.96 (2H, m) m), 8.16-8.24 (1H, m).
[0312]
Example 7
3- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-propyl methanesulfonate (1.04 g), sodium iodide (500 mg), 3-hydroxy-1-methyl-1H- A mixture of methyl pyrazole-5-carboxylate (470 mg), potassium carbonate (500 mg) and N, N-dimethylformamide (10 ml) was stirred at 90 ° C. for 5 hours. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 1-methyl-3- (3- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] propoxy) -1H-pyrazole-5-carboxylic acid (870 mg) , Yield 74%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 162-163 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.16-2.34 (2H, m), 2.96-3.10 (2H, m), 4.04 (3H, s), 4.17-4.28 (2H, m) , 6.30 (1H, s), 6.39 (1H, s), 7.67-7.77 (2H, m), 7.87-7.97 (2H, m).
Example 8
3- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-propyl methanesulfonate (1.04 g), sodium iodide (500 mg), 3-hydroxy-1-phenyl-1H- A mixture of methyl pyrazole-5-carboxylate (650 mg), potassium carbonate (500 mg) and N, N-dimethylformamide (10 ml) was stirred at 90 ° C. for 5 hours. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 1-phenyl-3- (3- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] propoxy) -1H-pyrazole-5-carboxylic acid (1 .16 g, 85% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 145-146 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.16-2.36 (2H, m), 2.96-3.10 (2H, m), 4.24-4.36 (2H, m), 6.40 (1H, s) , 6.50 (1H, s), 7.36-7.47 (5H, m), 7.65-7.75 (2H, m), 7.84-7.94 (2H, m).
Example 9
[3-Methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (500 mg), methyl 3- (4-hydroxyphenyl) propionate (370 mg), tri A 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (900 mg) was added dropwise to a mixture of phenylphosphine (530 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (3 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (3 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- (4- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] phenyl) propionic acid (620 mg) , 79% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. Melting point 195-196 [deg.] C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.39 (3H, s), 4.64 (2H, s), 4.94 (2H, s), 6.87-6.97 (4H, m), 7.96-8.06 (2H, m), 8.55 (1H, s), 8.61-8.66 (1H, m).
[0313]
Example 10
[3-Methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (900 mg), methyl (4-hydroxyphenoxy) acetate (650 mg), triphenylphosphine ( A mixture of 930 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) was added dropwise with a 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (1.59 g) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and (4- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] phenoxy) acetic acid (610 mg, yield). 43%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 138-139 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.39 (3H, s), 4.64 (2H, s), 4.94 (2H, s), 6.87-6.97 (4H, m), 7.96-8.06 (2H, m), 8.55 (1H, s), 8.61-8.66 (1H, m).
Example 11
4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-butanol (740 mg), ethyl 3- (3-hydroxy-1-phenyl-1H-pyrazol-5-yl) propionate (670 mg), a 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (1.20 g) was added dropwise to a mixture of triphenylphosphine (700 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and ethanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [1-phenyl-3- (4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] butoxy) -1H-pyrazol-5-yl. ] Propionic acid (930 mg, yield 72%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 139-140 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.76-2.06 (4H, m), 2.56-2.70 (2H, m), 2.84-3.02 (4H, m), 4.18-4.32 ( 2H, m), 5.68 (1H, s), 6.36 (1H, s), 7.28-7.48 (5H, m), 7.66-7.75 (2H, m), 7 .85-7.94 (2H, m).
Example 12
4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-butyl methanesulfonate (700 mg), sodium iodide (300 mg), methyl 4-hydroxybenzoate (290 mg), potassium carbonate (460 mg) and N, N-dimethylformamide (10 ml) were stirred at 90 ° C. for 5 hours. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (3 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (3 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration to give 4- (4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] butoxy) benzoic acid (630 mg, yield 81%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 170-171 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.82-2.12 (4H, m), 2.86-2.98 (2H, m), 4.02-4.14 (2H, m), 6.36 (1H, s) , 6.88-6.98 (2H, m), 7.66-7.76 (2H, m), 7.85-7.95 (2H, m), 8.00-8.10 (2H, m) m).
[0314]
Example 13
4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-butanol (700 mg), methyl 4-hydroxyphenylacetate (400 mg), triphenylphosphine (660 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) A 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (1.10 g) was added dropwise to the mixture at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration to obtain [4- (4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] butoxy) phenyl] acetic acid (810 mg, yield 80%). . Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 125-126 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.78-2.07 (4H, m), 2.83-2.95 (2H, m), 3.59 (2H, s), 3.94-4.06 (2H, m) , 6.36 (1H, s), 6.79-6.91 (2H, m), 7.14-7.26 (2H, m), 7.64-7.76 (2H, m), 7 .84-7.96 (2H, m).
Example 14
4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-butanol (700 mg), methyl 3- (4-hydroxyphenyl) propionate (440 mg), triphenylphosphine (650 mg) and A 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (1.25 g) was added dropwise to a mixture of tetrahydrofuran (10 ml) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [4- (4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] butoxy) phenyl] propionic acid (760 mg, yield 72%). Got. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 130-131 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.80-2.04 (4H, m), 2.56-2.70 (2H, m), 2.82-2.98 (4H, m), 3.94-4.06 ( 2H, m), 6.36 (1H, s), 6.77-6.88 (2H, m), 7.07-7.17 (2H, m), 7.64-7.76 (2H, m), 7.85-7.96 (2H, m).
Example 15
4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-butanol (700 mg), methyl 2- (4-hydroxyphenoxy) -2-methylpropionate (500 mg), triphenylphosphine (650 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) were added dropwise with a 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (1.10 g) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 2-methyl-2- [4- (4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] butoxy) phenoxy] propionic acid (860 mg, yield 78%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 103-104 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.53 (6H, s), 1.80-2.06 (4H, m), 2.86-2.98 (2H, m), 3.94-4.04 (2H, m) , 6.36 (1H, s), 6.72-6.95 (4H, m), 7.66-7.75 (2H, m), 7.85-7.94 (2H, m).
[0315]
Example 16
4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-butanol (700 mg), methyl 3-hydroxyphenylacetate (420 mg), triphenylphosphine (650 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) A 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (1.13 g) was added dropwise to the mixture at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration to obtain [3- (4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] butoxy) phenyl] acetic acid (800 mg, yield 78%). . Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 134-135 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.80-2.08 (4H, m), 2.84-2.96 (2H, m), 3.62 (2H, s), 3.96-4.06 (2H, m) , 6.36 (1H, s), 6.76-6.91 (3H, m), 7.18-7.30 (1H, m), 7.64-7.76 (2H, m), 7 .85-7.96 (2H, m).
Example 17
4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-butanol (700 mg), methyl 2-hydroxyphenylacetate (420 mg), triphenylphosphine (650 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) A 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (1.10 g) was added dropwise to the mixture at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration to obtain [2- (4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] butoxy) phenyl] acetic acid (800 mg, yield 78%). . Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 122-123 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.78-2.06 (4H, m), 2.78-2.92 (2H, m), 3.65 (2H, s), 3.96-4.07 (2H, m) , 6.36 (1H, s), 6.80-6.96 (2H, m), 7.14-7.30 (2H, m), 7.64-7.74 (2H, m), 7 .84-7.94 (2H, m).
Example 18
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (330 mg), 2- (4-hydroxyphenoxy) -2- A 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (550 mg) was added dropwise to a mixture of methyl methyl propionate (250 mg), triphenylphosphine (310 mg) and tetrahydrofuran (7 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration, and 2- [4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenoxy is used. ] -2-Methylpropionic acid (370 mg, yield 71%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 91-92 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.41 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.54 (6H, s), 2.00-2.18 (2H, m), 2.54-2.66 (2H , M), 3.98 (2H, t, J = 6.2 Hz), 4.35 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.76-6.96 (4H, m), 7 .81 (1H, d, J = 8.8 Hz), 7.91 (1H, dd, J = 2.0, 8.8 Hz), 8.18 (1H, s), 8.55 (1H, d, J = 2.0 Hz).
[0316]
Example 19
[3-Methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (250 mg), ethyl 3- (2-ethoxy-4-hydroxyphenyl) propionate ( 250 mg), a 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (480 mg) was added dropwise to a mixture of triphenylphosphine (280 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and ethanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration and 3- (2-ethoxy-4- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] phenyl) Propionic acid (310 mg, yield 71%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 151-152 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.42 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.39 (3H, s), 2.60-2.71 (2H, m), 2.84-2.95 (2H , M), 4.01 (2H, q, J = 7.0 Hz), 4.94 (2H, s), 6.45-6.54 (2H, m), 7.06-7.14 ( 1H, m), 7.94-8.08 (2H, m), 8.56 (1H, s), 8.61-8.68 (1H, m).
Example 20
4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-butanol (1.10 g), methyl 3- (3-hydroxyphenyl) propionate (780 mg), triphenylphosphine (1 .10 g) and tetrahydrofuran (15 ml) was added dropwise with a 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (1.75 g) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (7 ml), tetrahydrofuran (7 ml) and methanol (7 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1 N hydrochloric acid (7 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [3- (4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] butoxy) phenyl] propionic acid (1.26 g, yield 75) %). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 131-132 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.80-2.08 (4H, m), 2.60-2.74 (2H, m), 2.85-3.00 (4H, m), 3.96-4.06 ( 2H, m), 6.36 (1H, s), 6.72-6.84 (3H, m), 7.15-7.27 (1H, m), 7.67-7.76 (2H, m), 7.86-7.95 (2H, m).
Example 21
4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] -1-butanol (570 mg), ethyl 3- (2-ethoxy-4-hydroxyphenyl) propionate (480 mg), triphenylphosphine (550 mg) and a mixture of tetrahydrofuran (10 ml) were added dropwise with a 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (950 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and ethanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [2-ethoxy-4- (4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] butoxy) phenyl] propionic acid (260 mg, yield 27%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 105-106 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) [Delta]: 1.41 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.78-2.08 (4H, m), 2.54-2.72 (2H, m), 2.82-2 .97 (4H, m), 3.92-4.08 (4H, m), 6.32-6.44 (3H, m), 6.98-7.10 (1H, m), 7.66 -7.76 (2H, m), 7.85-7.95 (2H, m).
[0317]
Example 22
3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (410 mg), methyl 3-hydroxyphenylacetate (230 mg), tri A 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (630 mg) was added dropwise to a mixture of phenylphosphine (370 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetic acid was used. (330 mg, yield 56%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 82-83 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.47 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.02-2.21 (2H, m), 2.69 (2H, t, J = 7.4 Hz), 2. 94-3.12 (1H, m), 3.64 (2H, s), 4.05 (2H, t, J = 6.0 Hz), 6.80-6.92 (3H, m), 7 .19-7.30 (1H, m), 7.95 (1H, dd, J = 1.8, 8.4 Hz), 8.05 (1H, d, J = 8.4 Hz), 8. 29 (1H, s), 8.57-8.64 (1H, m).
Example 23
3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (380 mg), methyl 3- (3-hydroxyphenyl) propionate (220 mg), tributylphosphine (260 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) were mixed with 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (350 mg) at room temperature, and then stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration and 3- [3- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl ] Propionic acid (380 mg, yield 68%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 102-103 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.00-2.20 (2H, m), 2.62-2.76 (4H, m), 2.87-3 .13 (3H, m), 4.05 (2H, t, J = 6.2 Hz), 6.73-6.86 (3H, m), 7.15-7.26 (1H, m), 7.91-8.08 (2H, m), 8.27 (1H, s), 8.57-8.63 (1H, m).
Example 24
3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (520 mg), 3- (3-hydroxy-1-phenyl- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (650 mg) was added to a mixture of ethyl 1H-pyrazol-5-yl) propionate (440 mg), tributylphosphine (510 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. Was. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [3- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy)- 1-Phenyl-1H-pyrazol-5-yl] propionic acid (420 mg, yield 48%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 139-140 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.00-2.20 (2H, m), 2.56-2.76 (4H, m), 2.88-3 .12 (3H, m), 4.27 (2H, t, J = 6.0 Hz), 5.72 (1H, s), 7.30-7.50 (5H, m), 7.95 ( 1H, dd, J = 2.6, 9.0 Hz), 8.04 (1H, d, J = 9.0 Hz), 8.27 (1H, s), 8.54-8.61 (1H , M).
[0318]
Example 25
3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (550 mg), 3- (3-hydroxy-1-methyl- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (670 mg) was added to a mixture of ethyl 1H-pyrazol-5-yl) propionate (360 mg), tributylphosphine (530 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. Was. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and ethanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [3- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy)- 1-methyl-1H-pyrazol-5-yl] propionic acid (630 mg, yield 77%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 131-132 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.31 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.98-2.16 (2H, m), 2.58-3.12 (7H, m), 3.66 (3H , S), 4.16 (2H, t, J = 6.2 Hz), 5.49 (1Hs), 7.94 (1H, dd, J = 1.8, 8.6 Hz), 8. 04 (1H, d, J = 8.6 Hz), 8.26 (1H, s), 8.56-8.62 (1H, m).
Example 26
3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] -1-methyl-1H-pyrazole-5-carbaldehyde (1.10 g), Sodium hydride (60%, oily, 120 mg) was added to a mixture of ethyl diethylphosphonoacetate (690 mg) and N, N-dimethylformamide (15 ml) at 0 ° C, followed by stirring at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (E) -3- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). ) -2-Pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] -1-methyl-1H-pyrazol-5-yl) ethyl propenoate (1.03 g, yield 79%) as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 105-106 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.33 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.36 (6H, d, J = 7.0 Hz), 3.07-3.24 (1H, m), 83 (3H, s), 4.27 (2H, q, J = 7.0 Hz), 5.14 (2H, s), 5.95 (1H, s), 6.28 (1H, d, J) = 15.6 Hz), 7.48 (1H, d, J = 15.6 Hz), 7.97 (1H, dd, J = 2.2, 8.4 Hz), 8.07 (1H, d) , J = 8.4 Hz), 8.56 (1H, s), 8.60-8.66 (1H, m).
Example 27
(E) -3- (3- [3-Isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] -1-methyl-1H-pyrazol-5-yl ) A mixture of ethyl propenoate (900 mg), 5% palladium-carbon (260 mg) and tetrahydrofuran (20 ml) was stirred at room temperature under a hydrogen atmosphere for 1 hour. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. A mixture of the obtained crystals, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 3 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] -1-methyl-1H. -Pyrazol-5-yl) propionic acid (780 mg, yield 92%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 141-142 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.36 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.62-2.94 (4H, m), 3.06-3.24 (1H, m), 3.69 (3H , S), 5.10 (2H, s), 5.51 (1H, s), 7.98 (1H, dd, J = 2.2, 9.2 Hz), 8.07 (1H, d, J = 9.2 Hz), 8.53 (1H, s), 8.58-8.67 (1H, m).
[0319]
Example 28
3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (1.20 g), 2- (3-hydroxyphenoxy)- To a mixture of methyl 2-methylpropionate (830 mg), tributylphosphine (1.60 g) and tetrahydrofuran (20 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (2.01 g) at room temperature, followed by stirring overnight. . After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 2- [3- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenoxy. ] -2-methylpropionic acid (1.32 g, 70% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. Melting point 101-102 [deg.] C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.63 (6H, s), 2.00-2.18 (2H, m), 2.69 (2H, t, J) = 7.2 Hz), 2.94-3.12 (1H, m), 4.00 (2H, t, J = 6.2 Hz), 6.50-6.70 (3H, m), 7 7.11-7.24 (1H, m), 7.96 (1H, dd, J = 2.2, 8.8 Hz), 8.06 (1H, d, J = 8.8 Hz), 8. 26 (1H, s), 8.54-8.63 (1H, m).
Example 29
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (550 mg), 2- (3-hydroxyphenoxy) -2- To a mixture of methyl methyl propionate (380 mg), tributylphosphine (730 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (910 mg) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration, and 2- [3- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenoxy is used. ] -2-methylpropionic acid (530 mg, yield 62%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 120-121 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.41 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.62 (6H, s), 1.96-2.18 (2H, m), 2.62 (2H, t, J) = 7.0 Hz), 3.97 (2H, t, J = 6.2 Hz), 4.35 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.48-6.68 (3H, m ), 7.08-7.23 (1H, m), 7.84 (1H, d, J = 8.8 Hz), 7.93 (1H, dd, J = 2.6, 8.8 Hz) , 8.16 (1H, s), 8.51-8.56 (1H, m).
Example 30
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (650 mg), methyl 3-hydroxyphenylacetate (380 mg), tributyl 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (1.16 g) was added to a mixture of phosphine (930 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetic acid was used. (490 mg, yield 53%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 134-135 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 2.) δ: 1.41 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.02-2.14 (2H, m), 2.60 (2H, t, J = 7.2 Hz), 62 (2H, s), 4.01 (2H, t, J = 6.3 Hz), 4.34 (2H, q, J = 7.2 Hz), 6.78-6.88 (3H, m ), 7.18-7.28 (1H, m), 7.80 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.90 (1H, dd, J = 2.4, 8.7 Hz) , 8.17 (1H, s), 8.52-8.57 (1H, m).
[0320]
Example 31
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (620 mg), methyl 2-hydroxyphenylacetate (340 mg), tributyl 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (1.00 g) was added to a mixture of phosphine (800 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [2- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetic acid was used. (310 mg, yield 35%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 83-84 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 2.) δ: 1.40 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.00-2.18 (2H, m), 2.61 (2H, t, J = 7.0 Hz), 68 (2H, s), 4.02 (2H, t, J = 6.2 Hz), 4.34 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.80-6.96 (2H, m ), 7.14-7.28 (2H, m), 7.80 (1H, d, J = 8.8 Hz), 7.90 (1H, dd, J = 2.2, 8.8 Hz) , 8.20 (1H, s), 8.49-8.56 (1H, m).
Example 32
[3-Methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (500 mg), methyl 2- (3-hydroxyphenoxy) -2-methylpropionate ( 430 mg), triphenylphosphine (570 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) were added dropwise with a 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (980 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and ethanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration and 2-methyl-2- (3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] phenoxy) Propionic acid (600 mg, yield 71%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 152-153 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.64 (6H, s), 2.38 (3H, s), 4.99 (2H, s), 6.52-6.68 (3H, m), 7.15 (1H, t) , J = 8.1 Hz), 7.98-8.08 (2H, m), 8.58-8.68 (2H, m).
Example 33
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (550 mg), methyl 3- (3-hydroxyphenyl) propionate (330 mg), tributylphosphine (700 mg), and tetrahydrofuran (10 ml) were added with 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (880 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- [3- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl ] Propionic acid (590 mg, yield 73%) was obtained. Recrystallized from isopropyl ether-hexane. 88-89 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.41 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.00-2.18 (2H, m), 2.54-2.76 (4H, m), 2.88-3 .02 (2H, m), 4.00 (2H, t, J = 6.2 Hz), 4.35 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.71-6.88 (3H, m), 7.14-7.24 (1H, m), 7.77-7.96 (2H, m), 8.17 (1H, s), 8.52-8.60 (1H, m) .
[0321]
Example 34
[3-Methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (520 mg), methyl 2- (4-hydroxyphenoxy) -2-methylpropionate ( 430 mg), triphenylphosphine (580 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) were added dropwise with a 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (980 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and ethanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 2-methyl-2- (4- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] phenoxy) Propionic acid (330 mg, yield 38%) was obtained. Recrystallized from isopropyl ether-hexane. 106-107 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.55 (6H, s), 2.39 (3H, s), 4.94 (2H, s), 6.85-6.99 (4H, m), 7.95-8.07. (2H, m), 8.55 (1H, s), 8.61-8.66 (1H, m).
Example 35
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), 3- (2-ethoxy-4-hydroxyphenyl) ) 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (820 mg) was added to a mixture of ethyl propionate (460 mg), tributylphosphine (650 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [2-ethoxy-4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl) was used. [Propoxy) phenyl] propionic acid (540 mg, yield 67%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 96-97 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.37-1.48 (6H, m), 2.02-2.16 (2H, m), 2.56-2.69 (4H, m), 2.83-2.94 ( 2H, m), 3.93-4.06 (4H, m), 4.34 (2H, q, J = 7.2 Hz), 6.34-6.47 (2H, m), 7.02 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.76-7.94 (2H, m), 8.17 (1H, s), 8.50-8.58 (1H, m).
Example 36
1-methyl-3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] -1H-pyrazole-5-carbaldehyde (2.00 g); Sodium hydride (60%, oily, 240 mg) was added to a mixture of ethyl diethylphosphonoacetate (1.35 g) and N, N-dimethylformamide (30 ml) at 0 ° C, followed by stirring at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with dilute hydrochloric acid and then with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography. From the eluate of ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio), (E) -3- (1-methyl-3- [3-methyl-1- [5- Ethyl (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] -1H-pyrazol-5-yl) propenoate (2.14 g, yield 80%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 173-174 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.33 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.40 (3H, s), 3.83 (3H, s), 4.26 (2H, q, J = 7.2). Hz), 5.11 (2H, s), 5.94 (1H, s), 6.27 (1H, d, J = 15.9 Hz), 7.47 (1H, d, J = 15.9). Hz), 7.94-8.04 (2H, m), 8.57 (1H, s), 8.60-8.65 (1H, m).
[0322]
Example 37
(E) -3- (1-Methyl-3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] -1H-pyrazol-5-yl ) A mixture of ethyl propenoate (600 mg), a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at 60 ° C for 2 hours, and 1N hydrochloric acid (10 ml) was added. Extracted. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and (E) -3- (1-methyl-3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-). [Illmethoxy] -1H-pyrazol-5-yl) propenoic acid (520 mg, yield 93%) was obtained. Recrystallized from acetone-hexane. 208-209 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.41 (3H, s), 3.85 (3H, s), 5.13 (2H, s), 6.00 (1H, s), 6.28 (1H, d, J = 15) .8 Hz), 7.57 (1H, d, J = 15.8 Hz), 7.93-8.07 (2H, m), 8.58 (1H, s), 8.60-8.66. (1H, m).
Example 38
(E) -3- (1-Methyl-3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] -1H-pyrazol-5-yl ) A mixture of ethyl propenoate (1.25 g), 5% palladium-carbon (600 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was stirred at room temperature under a hydrogen atmosphere for 1 hour. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. A mixture of the obtained crystals, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 3 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- (1-methyl-3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] -1H. -Pyrazol-5-yl) propionic acid (1.13 g, 96% yield) was obtained. Recrystallized from acetone-hexane. Mp 154-155 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) [Delta]: 2.39 (3H, s), 2.64-2.77 (2H, m), 2.81-2.94 (2H, m), 3.68 (3H, s), 5.07 (2H, s), 5.51 (1H, s), 7.94-8.07 (2H, m), 8.54 (1H, s), 8.60-8.65 (1H, m).
Example 39
[3-Isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (1.50 g), 3-hydroxy-1-methyl-1H-pyrazole-5 To a mixture of methyl carboxylate (830 mg), triphenylphosphine (1.40 g) and tetrahydrofuran (30 ml) was added dropwise a 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (2.35 g) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). ) -2-Pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] -1-methyl-1H-pyrazole-5-carboxylate (2.00 g, yield 90%) as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 114-115 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.36 (6H, d, J = 6.9 Hz), 3.10-3.24 (1H, m), 3.87 (3H, s), 4.06 (3H, s), 5.15 (2H, s), 6.21 (1H, s), 7.94-8.10 (2H, m), 8.57 (1H, s), 8.61-8.66 (1H, m).
[0323]
Example 40
[3-Methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (3.95 g), 3-hydroxy-1-methyl-1H-pyrazole-5 A 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (7.60 g) was added dropwise to a mixture of methyl carboxylate (2.39 g), triphenylphosphine (4.50 g) and tetrahydrofuran (50 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and from the eluate of ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio), 1-methyl-3- [3-methyl-1- [5- Methyl (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] -1H-pyrazole-5-carboxylate (4.90 g, 81% yield) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 130-131 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 2.40 (3H, s), 3.86 (3H, s), 4.05 (3H, s), 5.12 (2H, s), 6.20 (1H, s), 7. 94-8.06 (2H, m), 8.57 (1H, s), 8.59-8.67 (1H, m).
Example 41
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (0.40 g), 2- (3-hydroxyphenoxy)- To a mixture of methyl 2-methylpropionate (280 mg), tributylphosphine (500 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (630 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 2-methyl-2- [3- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl) was used. [Propoxy) phenoxy] propionic acid (300 mg, 48% yield) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. Melting point 99-100 [deg.] C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.00 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.61 (6H, s), 1.60-1.83 (2Hm), 1.98-2.10 (2H, m), 2.55-2.76 (4H, m), 3.98 (2H, t, J = 6.2 Hz), 6.50-6.70 (3H, m), 7.11-7 .24 (1H, m), 7.90-8.08 (2H, m), 8.27 (1H, s), 8.55-8.64 (1H, m).
Example 42
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), 3- (3-hydroxy-1-phenyl- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (810 mg) was added to a mixture of ethyl 1H-pyrazol-5-yl) propionate (440 mg), tributylphosphine (650 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. Was. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and ethanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [3- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy)- 1-Phenyl-1H-pyrazol-5-yl] propionic acid (460 mg, 55% yield) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 121-122 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.42 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.96-2.18 (2H, m), 2.52-2.71 (4H, m), 2.88-3 0.000 (2H, m), 4.17-4.28 (2H, m), 4.35 (2H, q, J = 7.0 Hz), 5.71 (1H, s), 7.27- 7.50 (5H, m), 7.76-7.95 (2H, m), 8.17 (1H, s), 8.50-8.56 (1H, m).
[0324]
Example 43
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (540 mg), 3- (3-hydroxy-1-phenyl- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (860 mg) was added to a mixture of ethyl 1H-pyrazol-5-yl) propionate (450 mg), tributylphosphine (700 mg) and tetrahydrofuran (20 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. Was. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- [1-phenyl-3- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl). ] Propoxy) -1H-pyrazol-5-yl] propionic acid (630 mg, yield 69%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 149-150 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.00 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.62-1.85 (2H, m), 1.98-2.18 (2H, m), 2.55-2 0.71 (6H, m), 2.88-3.02 (2H, m), 4.18-4.30 (2H, m), 5.71 (1H, s), 7.27-7.51 (5H, m), 7.89-8.06 (2H, m), 8.29 (1H, s), 8.55-8.62 (1H, m).
Example 44
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (550 mg), methyl 3-hydroxyphenylacetate (300 mg), tributyl To a mixture of phosphine (740 mg) and tetrahydrofuran (20 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (890 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetic acid was used. (630 mg, 80% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 106-107 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.00 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.62-1.82 (2Hm), 2.00-2.18 (2H, m), 2.55-2. 74 (4H, m), 3.62 (2H, s), 4.03 (2H, t, J = 6.2 Hz), 6.70-6.92 (3H, m), 7.17-7 0.32 (1H, m), 7.90-8.05 (2H, m), 8.30 (1H, s), 8.58-8.64 (1H, m).
Example 45
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), 3- (3-hydroxy-1-methyl- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (800 mg) was added to a mixture of ethyl 1H-pyrazol-5-yl) propionate (320 mg), tributylphosphine (650 mg) and tetrahydrofuran (20 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. Was. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and ethanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- [1-methyl-3- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl). ] Propoxy) -1H-pyrazol-5-yl] propionic acid (550 mg, 74% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 80-81 ° C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.00 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.60-1.84 (2H, m), 1.95-2.14 (2H, m), 2.54-2 .93 (8H, m), 3.66 (3H, s), 4.08-4.20 (2H, m), 5.48 (1H, s), 7.90-8.06 (2H, m) ), 8.28 (1H, s), 8.57-8.64 (1H, m).
[0325]
Example 46
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (550 mg), methyl 4-hydroxyphenylacetate (300 mg), tributyl 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (890 mg) was added to a mixture of phosphine (750 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [4- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetic acid was used. (590 mg, yield 75%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. Melting point 101-102 [deg.] C.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.00 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.62-1.84 (2Hm), 2.01-2.19 (2H, m), 2.55-2. 73 (4H, m), 3.60 (2H, s), 3.96-4.06 (2H, m), 6.82-6.92 (2H, m), 7.14-7.24 ( 2H, m), 7.90-8.06 (2H, m), 8.30 (1H, s), 8.57-8.64 (1H, m).
Example 47
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (550 mg), methyl 2-hydroxyphenylacetate (300 mg), tributyl 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (900 mg) was added to a mixture of phosphine (750 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration, and [2- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetic acid is used. (620 mg, yield 79%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 100-101 ° C.
Example 48
3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), 3- (3-hydroxy-1-methyl- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (800 mg) was added to a mixture of ethyl 1H-pyrazol-5-yl) propanoate (346 mg), tributylphosphine (790 μL) and tetrahydrofuran (53 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. Was. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (50 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 3 hours, 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [3- (3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4-. [Ill @ propoxy) -1-methyl-1H-pyrazol-5-yl] propanoic acid (370 mg, yield 50%) was obtained. 137-138 ° C.
[0326]
Example 49
4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-butanol (500 mg), 3- (3-hydroxy-1-phenyl- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (771 mg) was added to a mixture of ethyl 1H-pyrazol-5-yl) propanoate (437 mg), tributylphosphine (761 μL) and tetrahydrofuran (50 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. Was. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (50 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 2 hours, 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [3- (4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4-. (Ilbutoxy) -1-phenyl-1H-pyrazol-5-yl] propanoic acid (594 mg, yield 72%) was obtained. 137-138 ° C.
Example 50
4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-butanol (500 mg), 3- (3-hydroxy-1-methyl- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (771 mg) was added to a mixture of ethyl 1H-pyrazol-5-yl) propanoate (333 mg), tributylphosphine (761 μL) and tetrahydrofuran (50 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. Was. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (50 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 2 hours, 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [3- (4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4-. (Illbutoxy) -1-methyl-1H-pyrazol-5-yl] propanoic acid (366 mg, yield 50%) was obtained. 113-114 ° C.
Example 51
4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-butanol (500 mg), methyl 3-hydroxyphenylacetate (279 mg), tributyl To a mixture of phosphine (761 μL) and tetrahydrofuran (50 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (771 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1:20, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (50 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 6 hours, 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, and then ethyl acetate. Extracted. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from diisopropyl ether-hexane to give [3- (4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl}. (Butoxy) phenyl] acetic acid (165 mg, yield 23%) was obtained. 114-115 ° C.
[0327]
Example 52
4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-butanol (500 mg), methyl 2-hydroxyphenylacetate (279 mg), tributyl 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (771 mg) was added to a mixture of phosphine (761 μL) and tetrahydrofuran (80 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (50 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 2 hours, 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [2- (4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl}. (Butoxy) phenyl] acetic acid (376 mg, yield 53%) was obtained. 125-126 ° C.
Example 53
4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-butanol (500 mg), methyl 4-hydroxyphenylacetate (279 mg), tributyl 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (771 mg) was added to a mixture of phosphine (761 μL) and tetrahydrofuran (76 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (50 ml), tetrahydrofuran (50 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 4 hours, 1N hydrochloric acid (50 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [4- (4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl}. (Butoxy) phenyl] acetic acid (335 mg, 47% yield) was obtained. 130-131 ° C.
Example 54
4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-butanol (500 mg), 2- (3-hydroxyphenoxy) -2- To a mixture of methyl methylpropanoate (353 mg), tributylphosphine (761 μL) and tetrahydrofuran (76 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (771 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (50 ml), tetrahydrofuran (50 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 3 hours, 1N hydrochloric acid (50 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and colorless crystals were obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 2- [3- (4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4-. [Ilbutoxy) phenoxy] -2-methylpropanoic acid (258 mg, yield 33%) was obtained. 81-82 ° C.
[0328]
Example 55
4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-butanol (500 mg), methyl 3- (4-hydroxyphenyl) propanoate (303 mg), tributylphosphine (761 μL) and tetrahydrofuran (76 ml) were added with 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (771 mg) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (50 ml), tetrahydrofuran (50 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 3 hours, 1N hydrochloric acid (50 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [4- (4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4-. [Illbutoxy) phenyl] propanoic acid (231 mg, yield 32%) was obtained. 144-145 ° C.
Example 56
2- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} ethanol (300 mg), 3- (3-hydroxy-1-phenyl-1H-pyrazole 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (503 mg) was added to a mixture of ethyl-5-yl) propanoate (285 mg), tributylphosphine (496 μL) and tetrahydrofuran (50 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (15 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [3- (2- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4-. [Ill @ ethoxy) -1-phenyl-1H-pyrazol-5-yl] propanoic acid (372 mg, yield 72%) was obtained. 155-156 ° C. Example 57
2- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} ethanol (300 mg), methyl 2-hydroxyphenylacetate (183 mg), tributylphosphine (496 μL) ) And tetrahydrofuran (50 ml), 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (502 mg) was added at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 3 hours, 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [2- (2- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl}. [Ethoxy) phenyl] acetic acid (242 mg, yield 56%) was obtained. 134-135 ° C.
[0329]
Example 58
4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-butanol (500 mg), 3- (3-hydroxy-1-phenyl- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (771 mg) was added to a mixture of ethyl 1H-pyrazol-5-yl) propanoate (437 mg), tributylphosphine (761 μL) and tetrahydrofuran (76 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. Was. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature for 3 hours, 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [1-phenyl-3- (4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-). Pyrazol-4-yl {butoxy) -1H-pyrazol-5-yl] propanoic acid (505 mg, yield 61%) was obtained. 123-124 ° C.
Example 59
4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-butanol (500 mg), methyl 3-hydroxyphenylacetate (508 mg), tributyl 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (771 mg) was added to a mixture of phosphine (761 μL) and tetrahydrofuran (76 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature for 3.5 hours, 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, and then acetic acid was added. Extracted with ethyl. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [3- (4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl}. (Butoxy) phenyl] acetic acid (330 mg, yield 47%) was obtained. 96-97 ° C.
Example 60
4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-butanol (500 mg), methyl 2-hydroxyphenylacetate (279 mg), tributyl 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (771 mg) was added to a mixture of phosphine (761 μL) and tetrahydrofuran (76 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature for 3 hours, 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [2- (4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl}. (Butoxy) phenyl] acetic acid (236 mg, yield 33%) was obtained. 95-97 ° C.
[0330]
Example 61
4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-butanol (500 mg), (3-hydroxy-1-methyl-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (771 mg) was added to a mixture of methyl pyrazol-4-yl) acetate (286 mg), tributylphosphine (761 μL) and tetrahydrofuran (76 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature for 4 hours, 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [1-methyl-3- (4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-). 4-yl {butoxy) -1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (340 mg, yield 48%) was obtained. 95-97 ° C.
Example 62
2- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} ethanol (460 mg), methyl 3-hydroxyphenylacetate (507 mg), tributylphosphine (761 μL) ) And tetrahydrofuran (76 ml), 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (771 mg) was added at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature for 3 hours, 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and colorless crystals were obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [3- (2- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl}. [Ethoxy) phenyl] acetic acid (206 mg, 31% yield) was obtained. 128-130 ° C.
Example 63
4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-butanol (500 mg), methyl 3-hydroxy-4-methoxyphenylacetate ( 899 mg), tributylphosphine (1.14 ml) and tetrahydrofuran (76 ml) were added with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (1.16 g) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature for 3 hours, 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [4-methoxy-3- (4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-). 4-yl {butoxy) phenyl] acetic acid (388 mg, yield 52%) was obtained. 147-148 ° C.
[0331]
Example 64
4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-butanol (500 mg), 3- (4-hydroxy-2-methylphenyl ) To a mixture of ethyl propanoate (350 mg), tributylphosphine (761 μL) and tetrahydrofuran (76 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (771 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature for 3 hours, 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [2-methyl-4- (4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-). Pyrazol-4-yl {butoxy) phenyl] propanoic acid (323 mg, yield 43%) was obtained. 105-107 ° C.
Example 65
3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (480 mg), 3- (4-hydroxy-2-methylphenyl) ) To a mixture of ethyl propanoate (351 mg), tributylphosphine (763 μL) and tetrahydrofuran (76 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (773 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [2-methyl-4- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-). Pyrazol-4-yl {propoxy) phenyl] propanoic acid (147 mg, yield 20%) was obtained. 124-126 ° C.
Example 66
4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-butanol (500 mg), (3-hydroxy-1-phenyl-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (771 mg) was added to a mixture of methyl pyrazol-4-yl) acetate (390 mg), tributylphosphine (761 μL) and tetrahydrofuran (76 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [1-phenyl-3- (4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-). 4-yl {butoxy) -1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (600 mg, yield 74%) was obtained. 114-115 ° C.
[0332]
Example 67
3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (480 mg), (3-hydroxy-1-phenyl-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (773 mg) was added to a mixture of methyl pyrazol-4-yl) acetate (391 mg), tributylphosphine (763 μL) and tetrahydrofuran (77 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature for 3 hours, 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [1-phenyl-3- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-). 4-yl {propoxy) -1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (601 mg, yield 76%) was obtained. 123-124 ° C.
Example 68
4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-butanol (500 mg), (3-hydroxy-1-phenyl-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (771 mg) was added to a mixture of methyl pyrazol-4-yl) acetate (390 mg), tributylphosphine (761 μL) and tetrahydrofuran (76 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [3- (4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl}. (Butoxy) -1-phenyl-1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (471 mg, yield 58%) was obtained. 119-120 ° C.
Example 69
4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-butanol (350 mg), 3- (4-hydroxy-2-methoxyphenyl) ) To a mixture of methyl propanoate (674 mg), tributylphosphine (799 μL) and tetrahydrofuran (53 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (809 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature for 3 hours, 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [4- (4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4-. (Illbutoxy) -2-methoxyphenyl] propanoic acid (319 mg, yield 59%) was obtained. 125-126 ° C.
[0333]
Example 70
4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-butanol (500 mg), 3- (3-hydroxy-1-methyl- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (771 mg) was added to a mixture of ethyl 1H-pyrazol-5-yl) propanoate (333 mg), tributylphosphine (761 μL) and tetrahydrofuran (76 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. Was. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [1-methyl-3- (4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-). Pyrazol-4-yl {butoxy) -1H-pyrazol-5-yl] propanoic acid (345 mg, 47% yield) was obtained. 122-123 ° C.
Example 71
3- {3- (benzyloxy) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), 3- (3-hydroxy-1 After adding 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (399 mg) to a mixture of ethyl-phenyl-1H-pyrazol-5-yl) propanoate (247 mg), tributylphosphine (394 μL) and tetrahydrofuran (40 ml) at room temperature. And stirred all night. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature for 3 hours, 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [3- (3- {3- (benzyloxy) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole. -4-yl {propoxy) -1-phenyl-1H-pyrazol-5-yl] propanoic acid (378 mg, yield 81%) was obtained. Melting point 159-161 [deg.] C.
Example 72
2- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} ethanol (400 mg), (3-hydroxy-1-phenyl-1H-pyrazole-4 -Yl) Methyl acetate (339 mg), tributylphosphine (662 µL) and tetrahydrofuran (66 ml) were mixed with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (670 mg) at room temperature, and then stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [3- (2- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl}. Ethoxy) -1-phenyl-1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (544 mg, yield 82%) was obtained. 135-137 ° C.
[0334]
Example 73
2- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} ethanol (400 mg), methyl 4-hydroxyphenylacetate (243 mg), tributylphosphine (662 μL) ) And tetrahydrofuran (66 ml) were added with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (670 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained white solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature for 3 hours, 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [4- (2- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl}. Ethoxy) phenyl] acetic acid (123 mg, 21% yield) was obtained. 142-143 ° C.
Example 74
2- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} ethanol (400 mg), 2- (3-hydroxyphenoxy) -2-methylpropanoic acid To a mixture of methyl (335 mg), tributylphosphine (662 μL) and tetrahydrofuran (66 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (670 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and colorless crystals were obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 2- [3- (2- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4-. [Ill {ethoxy) phenoxy] -2-methylpropanoic acid (169 mg, yield 26%) was obtained. 89-90 ° C.
Example 75
2- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} ethanol (350 mg), 3- (4-hydroxy-2-methoxyphenyl) propanoic acid To a mixture of methyl (733 mg), tributylphosphine (868 μL) and tetrahydrofuran (58 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (879 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a pale yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature for 3 days, 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and colorless crystals were obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1.5, volume ratio). The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [4- (2- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4-. [Ill @ ethoxy) -2-methoxyphenyl] propanoic acid (337 mg, yield 61%) was obtained. 147-148 ° C.
[0335]
Example 76
2- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} ethanol (400 mg), 3- (4-hydroxy-2-methylphenyl) propanoic acid To a mixture of ethyl (332 mg), tributylphosphine (662 μL) and tetrahydrofuran (66 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (670 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [4- (2- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4-. [Ill @ ethoxy) -2-methylphenyl] propanoic acid (210 mg, yield 34%) was obtained. 117-119 ° C.
Example 77
4- [3-Propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] butyl methanesulfonate (500 mg), sodium hydride (60%, oily, 74. 0 mg) and N, N-dimethylformamide (10 ml) were stirred at room temperature for 30 minutes, followed by ethyl 3- [3- (4-fluorophenyl) -1H-pyrazol-4-yl] propanoate (350 mg). A solution of N, N-dimethylformamide (2 ml) was added. After stirring overnight, water was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [3- (4-fluorophenyl) -1- (4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-]. Pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yldibutyl) -1H-pyrazol-4-yl] propanoic acid (395 mg, yield 59%) was obtained. 119-121 ° C.
Example 78
A mixture of ethyl 3- (3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) propanoate (500 mg), sodium hydride (60%, oily, 113 mg) and N, N-dimethylformamide (22 ml) was added at room temperature for 1 hour. After stirring, 4- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] butyl methanesulfonate (870 mg) was added. After stirring the resulting mixture overnight, a 0.1 N aqueous hydrochloric acid solution (100 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the obtained residue, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature for 3 hours, 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). A mixture of the obtained colorless oil, a 1N aqueous solution of sodium hydroxide (1.39 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, and then concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [3-ethoxy-1- (4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-). Sodium pyrazol-4-yl @ butyl) -1H-pyrazol-4-yl] propanoate (657 mg, 59% yield) was obtained. 250-251 ° C.
[0336]
Example 79
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (470 mg), ethyl 4-hydroxy-3-methoxyphenylacetate ( 320 mg), 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (760 mg) was added to a mixture of tributylphosphine (610 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3-methoxy-4- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) was used. ) Phenyl] acetic acid (550 mg, yield 77%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 121-122 ° C.
Example 80
3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (510 mg), methyl 3-hydroxy-4-methoxyphenylacetate ( 799 mg), tributylphosphine (1.01 ml) and tetrahydrofuran (100 ml) were added with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (1.03 g) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [4-methoxy-3- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-). 4-yl {propoxy) phenyl] acetic acid (451 mg, yield 58%) was obtained. 124-126 ° C.
Example 81
3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (560 mg), 3- (5-hydroxy-2-methoxyphenyl) ) 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (903 mg) was added to a mixture of ethyl propanoate (441 mg), tributylphosphine (892 µL) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and colorless crystals were obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [2-methoxy-5- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-). Pyrazol-4-yl {propoxy) phenyl] propanoic acid (407 mg, yield 46%) was obtained. 104-106 ° C.
[0337]
Example 82
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), methyl 3- (4-hydroxyphenyl) propionate (300 mg), tributylphosphine (700 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) were added with 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (810 mg) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration and 3- [4- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl ] Propionic acid (650 mg, yield 88%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 118-119 ° C.
Example 83
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), methyl 3- (2-hydroxyphenyl) propionate (300 mg), tributylphosphine (700 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) were added with 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (800 mg) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration and 3- [2- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl ] Propionic acid (420 mg, 57% yield) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 87-88 ° C.
Example 84
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), methyl 3- (3-hydroxyphenyl) propionate (300 mg), tributylphosphine (700 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) were added with 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (800 mg) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- [3- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl ] Propionic acid (520 mg, yield 71%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 97-98 ° C.
[0338]
Example 85
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), 3- (4-hydroxy-2-methoxyphenyl) ) 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (810 mg) was added to a mixture of methyl propionate (340 mg), tributylphosphine (650 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy)- 2-methoxyphenyl] propionic acid (530 mg, yield 67%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 120-121 ° C.
Example 86
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (510 mg), 3- (4-hydroxy-2-methoxyphenyl) ) 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (810 mg) was added to a mixture of methyl propionate (360 mg), tributylphosphine (650 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- [2-methoxy-4- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl). ] Propoxy) phenyl] propionic acid (520 mg, 65% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 114-115 ° C.
Example 87
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (510 mg), (3-hydroxy-1-methyl-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (860 mg) was added to a mixture of methyl pyrazol-4-yl) acetate (290 mg), tributylphosphine (680 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [1-methyl-3- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy). ) -1H-Pyrazol-4-yl] acetic acid (570 mg, 77% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 119-120 ° C.
[0339]
Example 88
4- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-butanol (500 mg), methyl 4-hydroxyphenylacetate (270 mg), tributyl 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (780 mg) was added to a mixture of phosphine (620 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [4- (4- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] butoxy) phenyl] acetic acid was used. (410 mg, yield 58%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 121-122 ° C.
Example 89
4- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-butanol (510 mg), 3- (4-hydroxy-2-methoxyphenyl) ) 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (790 mg) was added to a mixture of methyl propionate (330 mg), tributylphosphine (630 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- [2-methoxy-4- (4- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl). [Butoxy) phenyl] propionic acid (510 mg, yield 65%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 91-92 ° C.
Example 90
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (190 mg), methyl 2-fluoro-5-hydroxyphenylacetate ( 110 mg), 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (310 mg) was added to a mixture of tributylphosphine (250 mg) and tetrahydrofuran (20 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration, and [2-fluoro-5- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy is used. ) Phenyl] acetic acid (220 mg, yield 79%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. Melting point 111-112 [deg.] C.
[0340]
Example 91
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (390 mg), methyl 4-fluoro-3-hydroxyphenylacetate ( 230 mg), tributylphosphine (510 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) were added with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (640 mg) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [4-fluoro-3- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy was used. ) Phenyl] acetic acid (220 mg, yield 79%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 88-89 ° C.
Example 92
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), 3- (3-hydroxy-5-methoxyphenyl) ) 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (650 mg) was added to a mixture of ethyl propionate (380 mg), tributylphosphine (650 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and ethanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- [3-methoxy-5- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl). ] Propoxy) phenyl] propionic acid (380 mg, 48% yield) was obtained. Recrystallized from isopropyl ether-hexane. 98-99 ° C.
Example 93
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), 3- (3-hydroxy-4-methoxyphenyl) ) 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (810 mg) was added to a mixture of ethyl propionate (360 mg), tributylphosphine (650 mg) and tetrahydrofuran (35 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and ethanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [4-methoxy-3- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl). [Propoxy) phenyl] propionic acid (280 mg, yield 70%) was obtained. 147-148 ° C.
[0341]
Example 94
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (650 mg), methyl 4-hydroxy-2-methylphenylacetate ( 390 mg), tributylphosphine (840 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) were added with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (1050 mg) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [2-methyl-4- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) was used. ) Phenyl] acetic acid (590 mg, yield 62%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 134-135 ° C.
Example 95
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (470 mg), methyl 4-hydroxy-2-methoxyphenylacetate ( 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (760 mg) was added to a mixture of 300 mg), tributylphosphine (610 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [2-methoxy-4- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy). ) Phenyl] acetic acid (580 mg, yield 81%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 135-136 ° C.
Example 96
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (470 mg), 3- (4-hydroxy-3-methoxyphenyl) ) 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (760 mg) was added to a mixture of ethyl propionate (350 mg), tributylphosphine (610 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [3-methoxy-4- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl). ] Propoxy) phenyl] propionic acid (590 mg, 80% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 126-127 ° C.
[0342]
Example 97
3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (580 mg), (5-hydroxy-2-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (400 mg), tributylphosphine (924 μL) and tetrahydrofuran (90 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (936 mg) at room temperature, followed by stirring for 3 days. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a pale yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained pale yellow solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [2-methoxy-5- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl]-) as colorless crystals. 1H-Pyrazol-4-yl {propoxy) phenyl] acetic acid (483 mg, yield 55%) was obtained. 135-136 ° C.
Example 98
3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), 3- (4-hydroxy-2-ethoxyphenyl) ) To a mixture of methyl propanoate (395 mg), tributylphosphine (797 μL) and tetrahydrofuran (80 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (807 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 7, volume ratio). A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [2-ethoxy-4- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl]] as colorless crystals. [1H-pyrazol-4-yl} propoxy) phenyl] propanoic acid (442 mg, yield 55%) was obtained. 119-120 ° C.
Example 99
3- {3-phenyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), 3- (4-hydroxy-2-ethoxyphenyl) ) 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (600 mg) was added to a mixture of methyl propanoate (260 mg), tributylphosphine (480 μL) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 7, volume ratio). A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (30 ml), tetrahydrofuran (30 ml) and ethanol (30 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (30 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [2-ethoxy-4- (3- {3-phenyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl]] as colorless crystals. [1H-pyrazol-4-yl} propoxy) phenyl] propanoic acid (373 mg, yield 60%) was obtained. 135-136 ° C.
[0343]
Example 100
Ethyl 2- {3- [3- (3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) propoxy] phenoxy} -2-methylpropanoate (300 mg), sodium hydride (60%, oily, 63.6 mg) and After a mixture of N, N-dimethylformamide (10 ml) was stirred at room temperature for 30 minutes, cyclopentane iodide (184 μL) was added. After stirring overnight, a saturated aqueous ammonium chloride solution was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the obtained residue, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (645 μL), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, and then concentrated. To a mixture of the obtained residue and water (25 ml) was added slightly calcium chloride (69.0 mg) dissolved in water, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The resulting white precipitate was collected by filtration, and amorphous 2- {3- [3- (1-cyclopentyl-3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) propoxy] phenoxy} -2-methylpropanoate (256 mg) was obtained as amorphous. , Yield 74%).
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) Δ: 1.25 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.41 (6H, s), 1.52-1.61 (2H, m), 1.67-2.00 (8H , M), 2.32-2.39 (2H, m), 3.83-3.90 (2H, m), 4.09 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.34- 4.45 (1H, m), 6.34-6.44 (3H, m), 6.96-7.04 (1H, m), 7.35 (1H, s).
Example 101
3- [3-ethoxy-1- (2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (420 mg), ethyl 2- (3-hydroxyphenoxy) -2-methylpropanoate (419 mg), 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (858 mg) was added to a mixture of tributylphosphine (847 μL) and tetrahydrofuran (34 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 2- (3- {3- [3-ethoxy-1- (2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} phenoxy) -2. -Methylpropanoic acid (291 mg, yield 40%) was obtained. Melting point 99-101 [deg.] C.
Example 102
Ethyl 2- {3- [4- (3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) butoxy] phenoxy} -2-methylpropanoate (740 mg), sodium hydride (60%, oily, 90.8 mg) and After a mixture of N, N-dimethylformamide (20 ml) was stirred at room temperature for 30 minutes, 2-chloro-5- (trifluoromethyl) pyridine (412 mg) was added. After stirring the reaction mixture overnight, a saturated aqueous ammonium chloride solution was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 2.5 days, 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, and ethyl acetate was added. Extracted. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (893 μL), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, and then concentrated. To a mixture of the obtained residue and water (25 ml) was added slightly dissolved calcium chloride (90.8 mg) in water, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The resulting white precipitate was collected by filtration, and amorphous as 2- [3- (4- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} butoxy. ) Phenoxy] -2-methylpropanoate (394 mg, yield 39%) was obtained.
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) Δ: 1.36 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.40 (6H, s), 1.62-1.78 (4H, m), 2.36-2.46 (2H) , M), 3.85-3.94 (2H, m), 4.31 (2H, q, J = 7.2 Hz), 6.34-6.44 (3H, m), 6.95- 7.04 (1H, m), 7.79 (1H, d, J = 8.7 Hz), 8.20-8.27 (1H, m), 8.32 (1H, s), 8.69 -8.74 (1H, m).
[0344]
Example 103
3- [3-ethoxy-1- (2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (300 mg), 3- (3-hydroxy-1-phenyl-1H-pyrazol-5-yl) To a mixture of ethyl propanoate (346 mg), tributylphosphine (603 μL) and tetrahydrofuran (25 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (611 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- (3- {3- [3-ethoxy-1- (2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -1-phenyl. 1H-pyrazol-5-yl) propanoic acid (483 mg, yield 87%) was obtained. 156-157 ° C.
Example 104
Ethyl 3- {3- [4- (3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) butoxy] -1-phenyl-1H-pyrazol-5-yl} propanoate (900 mg), sodium hydride (60%, A mixture of oily (101 mg) and N, N-dimethylformamide (20 ml) was stirred at room temperature for 30 minutes, and then 2-chloro-5- (trifluoromethyl) pyridine (459 mg) was added. After stirring the resulting mixture overnight, a saturated aqueous ammonium chloride solution was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the obtained yellow oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, then 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). The obtained solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [3- (4- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-) as colorless crystals. 4-yl {butoxy) -1-phenyl-1H-pyrazol-5-yl] propanoic acid (640 mg, yield 56%) was obtained. 138-139 ° C.
Example 105
3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (512 mg), 2- (3-hydroxyphenoxy) -2-methylpropanoic acid To a mixture of ethyl (401 mg), tributylphosphine (812 μL) and tetrahydrofuran (35 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (823 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous solution of sodium hydroxide (995 μL), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, and then concentrated. To a mixture of the obtained residue and water (50 ml), calcium chloride (110 mg) dissolved in water (5 ml) was added, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The resulting white precipitate was collected by filtration, and amorphous as 2- [3- (3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) phenoxy] Calcium-2-methylpropanoate (440 mg, yield 53%) was obtained.
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) Δ: 1.28-1.48 (3H, m), 1.41 (6H, s), 1.87-2.08 (2H, m), 2.41-2.56 (2H, m) , 3.86-4.00 (2H, m), 4.20-4.39 (2H, m), 6.31-6.52 (3H, m), 6.93-7.10 (1H, m), 7.69-7.96 (4H, m), 8.38 (1H, s).
[0345]
Example 106
3- [3-ethoxy-1- (2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (300 mg), methyl 3-hydroxyphenylacetate (402 mg), tributylphosphine (603 μL) and tetrahydrofuran (25 ml) )), 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (611 mg) was added at room temperature, and the mixture was stirred for 3 days. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless oil is crystallized from diisopropyl ether-hexane to give (3- {3- [3-ethoxy-1- (2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} phenyl) acetic acid as colorless crystals. (247 mg, yield 53%) was obtained. 66-67 ° C.
Example 107
Methyl 3- {2-ethoxy-4- [4- (3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) butoxy] phenyl} propanoate (860 mg), sodium hydride (60%, oily, 106 mg) and N, After stirring a mixture of N-dimethylformamide (25 ml) at room temperature for 30 minutes, 2-chloro-5- (trifluoromethyl) pyridine (479 mg) was added. After stirring overnight, a saturated aqueous ammonium chloride solution was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the obtained yellow oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). The obtained solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [2-ethoxy-4- (4- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl]-] as colorless crystals. [1H-pyrazol-4-yl} butoxy) phenyl] propanoic acid (718 mg, yield 63%) was obtained. Melting point 101-102 [deg.] C.
Example 108
3- [3-ethoxy-1- (2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (300 mg), methyl 3- (2-ethoxy-4-hydroxyphenyl) propanoate (298 mg), To a mixture of tributylphosphine (603 μL) and tetrahydrofuran (25 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (611 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- (2-ethoxy-4- {3- [3-ethoxy-1- (2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy}. Phenyl) propanoic acid (323 mg, yield 61%) was obtained. 110-111 ° C.
[0346]
Example 109
3- [3-ethoxy-1- (2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (300 mg), ethyl 3- (4-hydroxy-3-methoxyphenyl) propanoate (298 mg), To a mixture of tributylphosphine (603 μL) and tetrahydrofuran (25 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (611 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- (4- {3- [3-ethoxy-1- (2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methoxy. Phenyl) propanoic acid (416 mg, yield 81%) was obtained. 92-93 ° C.
Example 110
Ethyl 3- {3-ethoxy-1- [4- (3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) butyl] -1H-pyrazol-4-yl} propanoate (680 mg), sodium hydride (60%, After stirring a mixture of oily (86.4 mg) and N, N-dimethylformamide (20 ml) at room temperature for 30 minutes, 2-chloro-5- (trifluoromethyl) pyridine (391 mg) was added. After stirring the obtained mixture for 7 hours, a saturated aqueous ammonium chloride solution was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the obtained yellow oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. did. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (1.25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, and then concentrated. To a mixture of the obtained residue and water (50 ml) was added slightly dissolved calcium chloride (134 mg) in water, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The resulting white precipitate was collected by filtration, and amorphous as 3- [3-ethoxy-1- (4- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4). -Yl @ butyl) -1H-pyrazol-4-yl] calcium propanoate (654 mg, yield 71%) was obtained.
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) Δ: 1.22 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.36 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.40-1.54 (2H, m), 1. 66-1.78 (2H, m), 2.26-2.44 (4H, m), 2.46-2.58 (2H, m), 3.69-3.78 (2H, m), 4.11 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.27 (2H, q, J = 6.9 Hz), 6.93 (1H, s), 7.71 (1H, d, J) = 8.4 Hz), 7.79-7.85 (1H, m), 8.05 (1H, s), 8.44-8.49 (1H, m).
Example 111
3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (157 mg), 3- (3-hydroxy-1-phenyl-1H-pyrazole To a mixture of ethyl (-5-yl) propanoate (130 mg), tributylphosphine (249 μL) and tetrahydrofuran (20 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (252 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless oil was crystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [3- (3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazole-4-) as colorless crystals. [Ill @ propoxy) -1-phenyl-1H-pyrazol-5-yl] propanoic acid (99.5 mg, yield 38%) was obtained. 126-127 ° C.
[0347]
Example 112
3- [2- (benzyloxy) -4- (3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) phenyl] propanoic acid A mixture of ethyl (250 mg), 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [2- (benzyloxy) -4- (3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2] as colorless crystals. -Pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl {propoxy) phenyl] propanoic acid (237 mg, yield 99%) was obtained. 128-130 ° C.
Example 113
3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), methyl 3-hydroxyphenylacetate (422 mg), tributylphosphine (633 μL) ) And tetrahydrofuran (25 ml), 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (641 mg) was added at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [3- (3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) phenyl. Acetic acid (424 mg, yield 74%) was obtained. 108-109 ° C.
Example 114
3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), 3- (2-ethoxy-4-hydroxyphenyl) propanoic acid To a mixture of methyl (314 mg), tributylphosphine (633 μL) and tetrahydrofuran (25 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (641 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [2-ethoxy-4- (3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-] as colorless crystals. Pyrazol-4-yl {propoxy) phenyl] propanoic acid (420 mg, yield 65%) was obtained. 131-132 ° C.
[0348]
Example 115
3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), 3- (4-hydroxy-3-methoxyphenyl) propanoic acid To a mixture of ethyl (314 mg), tributylphosphine (633 μL) and tetrahydrofuran (25 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (641 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless oil was crystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [4- (3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazole-4-) as colorless crystals. [Il {propoxy) -3-methoxyphenyl] propanoic acid (423 mg, yield 68%) was obtained. 125-126 ° C.
Example 116
Ethyl 3- [4- (3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -2-hydroxyphenyl] propanoate (300 mg) ), Isopropanol (49.5 μL), tributylphosphine (294 μL) and tetrahydrofuran (15 ml) were mixed with 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (298 mg) at room temperature and then stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [4- (3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole) as colorless crystals. 4-yl {propoxy) -2-isopropoxyphenyl] propanoic acid (76.0 mg, yield 25%) was obtained. 104-105 ° C.
Example 117
Ethyl 3- [4- (3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -2-hydroxyphenyl] propanoate (400 mg) ), Propanol (119 μL), tributylphosphine (393 μL) and tetrahydrofuran (10 ml) were mixed with 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (399 mg) at room temperature, followed by stirring for 2.5 days. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 7, volume ratio). A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [4- (3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole) as colorless crystals. 4-yl {propoxy) -2-propoxyphenyl] propanoic acid (259 mg, 63% yield) was obtained. 126-127 ° C.
[0349]
Example 118
Ethyl 3- [4- (3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -2-hydroxyphenyl] propanoate (470 mg) ), Butanol (170 μL), tributylphosphine (461 μL) and tetrahydrofuran (20 ml) were added with 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (467 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [2-butoxy-4- (3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl]] as colorless crystals. [1H-pyrazol-4-yl} propoxy) phenyl] propanoic acid (235 mg, yield 47%) was obtained. 123-124 ° C.
Example 119
3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (463 mg), (3-hydroxy-1-methyl-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (764 mg) was added to a mixture of methyl pyrazol-5-yl) acetate (250 mg), tributylphosphine (728 μL) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained pale yellow solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [3- (3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-) as colorless crystals. 4-yl {propoxy) -1-methyl-1H-pyrazol-5-yl] acetic acid (255 mg, yield 39%) was obtained. 151-152 ° C.
Example 120
[3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (250 mg), methyl 3- (4-hydroxy-2-methoxyphenyl) propionate ( 180 mg), a 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (460 mg) was added dropwise to a mixture of triphenylphosphine (280 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- [2-methoxy-4-([3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methoxy ) Phenyl] propionic acid (210 mg, 53% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 153-154 ° C.
[0350]
Example 121
[3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (410 mg), ethyl 3- (4-hydroxy-2-methylphenyl) propionate ( 300 mg), a 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (750 mg) was added dropwise to a mixture of triphenylphosphine (450 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [2-methyl-4-([3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methoxy) was used. ) Phenyl] propionic acid (460 mg, yield 72%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 129-130 ° C.
Example 122
[3-Methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (220 mg), methyl 3- (4-hydroxy-2-methoxyphenyl) propionate ( 180 mg), a 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (450 mg) was added dropwise to a mixture of triphenylphosphine (260 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- [2-methoxy-4-([3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methoxy ) Phenyl] propionic acid (220 mg, 59% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 158-159 ° C.
Example 123
[3-Methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (380 mg), ethyl 3- (4-hydroxy-2-methylphenyl) propionate ( 300 mg), a 40% toluene solution of diethyl azodicarboxylate (450 mg) was added dropwise to a mixture of triphenylphosphine (450 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [2-methyl-4-([3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methoxy) was used. ) Phenyl] propionic acid (380 mg, 63% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 144-145 ° C.
[0351]
Example 124
3- [3-phenyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), methyl 3-hydroxyphenylacetate (200 mg), tributyl 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (600 mg) was added to a mixture of phosphine (480 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3- (3- [3-phenyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetic acid was used. (520 mg, 94% yield) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 132-133 ° C.
Example 125
3- [3-phenyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (420 mg), 3- (3-hydroxy-1-phenyl- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (630 mg) was added to a mixture of ethyl 1H-pyrazol-5-yl) propionate (320 mg), tributylphosphine (500 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. Was. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- [1-phenyl-3- (3- [3-phenyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl). ] Propoxy) -1H-pyrazol-5-yl] propionic acid (640 mg, 94% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. Melting point 175-176 [deg.] C.
Example 126
3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (420 mg), 3- (2-ethoxy-4-hydroxyphenyl) ) To a mixture of methyl propionate (330 mg), tributylphosphine (600 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (750 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- [2-ethoxy-4- (3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl). ] Propoxy) phenyl] propionic acid (510 mg, yield 73%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 129-130 ° C.
[0352]
Example 127
3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), methyl 3-hydroxyphenylacetate (240 mg), tributyl 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (750 mg) was added to a mixture of phosphine (600 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3- (3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetic acid was used. (550 mg, 93% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 96-97 ° C.
Example 128
3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (420 mg), 3- (3-hydroxy-1-phenyl- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (750 mg) was added to a mixture of ethyl 1H-pyrazol-5-yl) propionate (390 mg), tributylphosphine (600 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. Was. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [3- (3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy)- 1-Phenyl-1H-pyrazol-5-yl] propionic acid (700 mg, yield 95%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 125-126 ° C.
Example 129
3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (420 mg), 3- (4-hydroxy-3-methoxyphenyl) ) To a mixture of ethyl propionate (330 mg), tributylphosphine (600 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (750 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- [3-methoxy-4- (3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl). ] Propoxy) phenyl] propionic acid (510 mg, yield 75%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 136-137 ° C.
[0353]
Example 130
3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (420 mg), 2- (3-hydroxyphenoxy) -2- To a mixture of ethyl methyl propionate (340 mg), tributylphosphine (600 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (750 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 2-methyl-2- [3- (3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl) was used. [Propoxy) phenoxy] propionic acid (520 mg, yield 76%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 107-108 ° C.
Example 131
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (460 mg), ethyl 3-hydroxy-4-methoxyphenylacetate ( 310 mg), tributylphosphine (600 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) were added with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (750 mg) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and ethanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [3- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -4- [Methoxyphenyl] acetic acid (560 mg, yield 80%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 142-143 ° C.
Example 132
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), methyl 2-hydroxy-5-methoxyphenylacetate ( 250 mg), tributylphosphine (520 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) were added with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (650 mg) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [2- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -5- Methoxyphenyl] acetic acid (560 mg, yield 92%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 138-139 ° C.
[0354]
Example 133
3- [3-phenyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), 2- (3-hydroxyphenoxy) -2- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (600 mg) was added to a mixture of ethyl methyl propionate (260 mg), tributylphosphine (480 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 2-methyl-2- [3- (3- [3-phenyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl) was used. [Propoxy) phenoxy] propionic acid (540 mg, yield 80%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 141-142 ° C.
Example 134
3- [3-phenyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), methyl 2-hydroxyphenylacetate (240 mg), tributyl 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (750 mg) was added to a mixture of phosphine (600 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [2- (3- [3-phenyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetic acid was used. (510 mg, yield 74%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 133-134 ° C.
Example 135
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), (3-hydroxy-1-methyl-1H- To a mixture of methyl pyrazol-4-yl) acetate (220 mg), tributylphosphine (520 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (650 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [3- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -1- Methyl-1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (440 mg, yield 76%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 115-116 ° C.
[0355]
Example 136
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), (3-hydroxy-1-phenyl-1H- 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (650 mg) was added to a mixture of methyl pyrazol-4-yl) acetate (300 mg), tributylphosphine (520 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [3- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -1- [Phenyl-1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (580 mg, yield 89%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 117-118 ° C.
Example 137
[2- [4- (3-Ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) butoxy] phenyl] methyl acetate (550 mg), 2-chloro-5- (trifluoromethyl) pyridine (300 mg) and N, N-dimethyl Sodium hydride (60%, oily, 70 mg) was added to a mixture of formamide (5 ml) at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [2- (4- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] butoxy) phenyl] acetic acid was used. (100 mg, 13% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 109-110 ° C.
Example 138
[2- [4- (3-Ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) butoxy] phenyl] methyl acetate (1.52 g), 4- (trifluoromethyl) phenyl boric acid (1.74 g), copper acetate (II) ) (1.25 g), pyridine (0.67 ml) and N, N-dimethylformamide (20 ml) were stirred at room temperature for 3 days. The reaction mixture was poured into diluted hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (10 ml), tetrahydrofuran (10 ml) and methanol (10 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, 1N hydrochloric acid (10 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous solution of sodium hydroxide (4 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 30 minutes. After concentration, water (15 ml) was added, and a solution of calcium chloride (350 mg) in water (5 ml) was slowly added with stirring at room temperature. The obtained colorless amorphous was collected by filtration, and [2- (4- [3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl] butoxy) phenyl] calcium acetate (830 mg) , Yield 38%).
[0356]
Example 139
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), methyl 5-chloro-2-hydroxyphenylacetate ( 260 mg), tributylphosphine (520 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) were added with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (650 mg) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [5-chloro-2- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy). ) Phenyl] acetic acid (580 mg, yield 94%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 130-131 ° C.
Example 140
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), 3- (2-hydroxy-5-methoxyphenyl) ) 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (650 mg) was added to a mixture of ethyl propionate (290 mg), tributylphosphine (520 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and ethanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [2- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy)- [5-Methoxyphenyl] propionic acid (470 mg, yield 75%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 104-105 ° C.
Example 141
3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), methyl 2-hydroxyphenylacetate (240 mg), tributyl 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (720 mg) was added to a mixture of phosphine (580 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [2- (3- [3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetic acid was used. (410 mg, yield 70%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 128-129 ° C.
[0357]
Example 142
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (300 mg), methyl 2-hydroxy-4-methoxyphenylacetate ( 190 mg), tributylphosphine (400 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) were added with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (510 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [2- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -4- Methoxyphenyl] acetic acid (310 mg, yield 68%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 147-148 ° C.
Example 143
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (300 mg), 3- (2-hydroxy-4-methoxyphenyl) ) 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (510 mg) was added to a mixture of ethyl propionate (220 mg), tributylphosphine (400 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and ethanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [2- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy)- 4-methoxyphenyl] propionic acid (340 mg, yield 73%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 115-116 ° C.
Example 144
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (300 mg), methyl 3- (2-hydroxyphenyl) propionate (180 mg), 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (510 mg) was added to a mixture of tributylphosphine (400 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration and 3- [2- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl ] Propionic acid (360 mg, yield 82%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 93-94 ° C.
[0358]
Example 145
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (300 mg), 3- (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) ) 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (510 mg) was added to a mixture of ethyl propionate (220 mg), tributylphosphine (400 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and ethanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [2- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy)- [3-methoxyphenyl] propionic acid (360 mg, yield 77%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 87-88 ° C.
Example 146
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (300 mg), (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (200 mg), tributylphosphine (400 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (510 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The resulting colorless crystals were collected by filtration and [2- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3- [Methoxyphenyl] acetic acid (190 mg, yield 42%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 122-123 ° C.
Example 147
[3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (300 mg), methyl 3-hydroxyphenylacetate (190 mg), tributylphosphine (430 mg) and 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (550 mg) was added to a mixture of tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3-([3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methoxy) phenyl] acetic acid (340 mg) , Yield 77%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 77-78 ° C.
[0359]
Example 148
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (300 mg), 3- (2-hydroxy-6-methoxyphenyl) ) 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (510 mg) was added to a mixture of ethyl propionate (220 mg), tributylphosphine (400 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and ethanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [2- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy)- [6-Methoxyphenyl] propionic acid (170 mg, yield 36%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 110-111 ° C.
Example 149
[3-Methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (300 mg), methyl 3-hydroxyphenylacetate (250 mg), tributylphosphine (480 mg) and To a mixture of tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (600 mg) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3-([3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methoxy) phenyl] acetic acid (330 mg) , Yield 72%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 142-143 ° C.
Example 150
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), 3- (4-hydroxy-3-methoxyphenyl) ) To a mixture of ethyl propanoate (310 mg), tributylphosphine (530 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (650 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy)- [3-methoxyphenyl] propanoic acid (440 mg, yield 69%) was obtained. Recrystallized from isopropyl ether-hexane. 131-132 ° C.
[0360]
Example 151
Methyl 3- [2-ethoxy-4- (3- [3-hydroxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] propanoate (500 mg) ) A mixture of 1 N aqueous sodium hydroxide solution (3 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, and then concentrated. 1N Hydrochloric acid (3 ml) was added, and the obtained colorless crystals were collected by filtration, washed with water and acetonitrile, dried and dried to give 3- [2-ethoxy-4- (3- [3-hydroxy-1- [5 -(Trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] propanoic acid (470 mg, yield 97%) was obtained. Melting point 192-194 [deg.] C.
Example 152
Methyl 3- [2-ethoxy-4- (3- [3-hydroxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] propanoate (600 mg) ), Methyl iodide (0.11 ml) and N, N-dimethylformamide (6 ml) were added at 0 ° C. with sodium hydride (60%, oily, 58 mg) and stirred at room temperature for 2 hours. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and colorless crystals were obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained crystals, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (1.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, and 1N hydrochloric acid (1.5 ml) was added. Extracted. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- [2-ethoxy-4- (3- [3-methoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl). [Propoxy) phenyl] propanoic acid (350 mg, yield 58%) was obtained. Recrystallized from isopropyl ether. 145-146 ° C.
Example 153
Methyl 3- [2-ethoxy-4- (3- [3-hydroxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] propanoate (600 mg) ), 1-iodopropane (0.14 ml) and N, N-dimethylformamide (6 ml) were added at 0 ° C. with sodium hydride (60%, oily, 58 mg) and stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain colorless crystals from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained crystals, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (1.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, and 1N hydrochloric acid (1.5 ml) was added. Extracted. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration and 3- [2-ethoxy-4- (3- [3-propoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl). [Propoxy) phenyl] propanoic acid (380 mg, yield 60%) was obtained. Recrystallized from isopropyl ether. 112-113 ° C.
[0361]
Example 154
Methyl 3- [2-ethoxy-4- (3- [3-hydroxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] propanoate (600 mg) ), 2-propanol (0.15 ml), triphenylphosphine (480 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) were added with diisopropyl azodicarboxylate (370 mg) at room temperature, followed by stirring for 3 hours. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain colorless crystals from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio). A mixture of the obtained crystals, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1 N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [2-ethoxy-4- (3- [3-isopropoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-). [Ill] propoxy) phenyl] propanoic acid (520 mg, yield 82%) was obtained. Recrystallized from isopropyl ether. 128-129 ° C.
Example 155
Methyl 3- [2-ethoxy-4- (3- [3-hydroxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] propanoate (600 mg) ), 1-iodobutane (0.17 ml) and N, N-dimethylformamide (6 ml) were added at 0 ° C with sodium hydride (60%, oily, 58 mg) and stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain colorless crystals from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained crystals, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (1.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, and 1N hydrochloric acid (1.5 ml) was added. Extracted. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [4- (3- [3-butoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy)- [2-Ethoxyphenyl] propanoic acid (320 mg, yield 49%) was obtained. Recrystallized from isopropyl ether. 102-103 ° C.
Example 156
Methyl 3- [4- (3- [3-benzyloxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -2-ethoxyphenyl] propanoate ( 600 mg), a mixture of 1N aqueous sodium hydroxide solution (1.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (1.5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. did. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration, and 3- [4- (3- [3-benzyloxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy). 2-ethoxyphenyl] propanoic acid (380 mg, yield 65%) was obtained. Recrystallized from isopropyl ether. 106-107 ° C.
[0362]
Example 157
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), 2- (4-hydroxyphenyl) -2- To a mixture of ethyl methylpropanoate (370 mg), tributylphosphine (650 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (810 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 4N aqueous sodium hydroxide solution (1 ml) and methanol (10 ml) was refluxed for 15 hours. After cooling, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 2-methyl-2- [4- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl) was used. [{Propoxy) phenyl] propanoic acid (250 mg, yield 54%) was obtained. Recrystallized from hexane. 84-85 ° C.
Example 158
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), 2- (4-hydroxyphenyl) -2- To a mixture of ethyl methylpropanoate (360 mg), tributylphosphine (650 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (810 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 4N aqueous sodium hydroxide solution (1 ml) and methanol (10 ml) was refluxed for 15 hours. After cooling, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And then concentrated to give 2- [4- (3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) phenyl] -2- Methylpropanoic acid (410 mg, 84% yield) was obtained as a yellow oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.40 (3H, t, J = 7.1 Hz), 1.58 (6H, s), 2.08 (2H, quintet, J = 7.3 Hz), 2.60 (2H, t, J = 7.4 Hz), 3.99 (2H, t, J = 6.2 Hz), 4.34 (2H, q, J = 7.1 Hz), 6.84-6.89 ( 2H, m), 7.28-7.33 (2H, m), 7.81 (1H, d, J = 8.8 Hz), 7.90 (1H, dd, J = 8.7, 2.H). 3 Hz), 8.19 (1H, s), 8.54-8.56 (1H, m).
Example 159
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), 2- (3-hydroxyphenyl) -2- To a mixture of methyl methylpropanoate (370 mg), tributylphosphine (650 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (810 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 4 N aqueous solution of sodium hydroxide (1 ml) and methanol (10 ml) was refluxed for 15 hours. After cooling, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 2-methyl-2- [3- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl) was used. [{Propoxy) phenyl] propanoic acid (320 mg, yield 42%) was obtained. Recrystallized from hexane. 82-83 ° C.
[0363]
Example 160
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), 2- (3-hydroxyphenyl) -2- To a mixture of methyl methylpropanoate (370 mg), tributylphosphine (650 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (810 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 4 N aqueous solution of sodium hydroxide (1 ml) and methanol (10 ml) was refluxed for 15 hours. After cooling, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration, and 2- [3- (3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) phenyl is used. ] -2-methylpropanoic acid (420 mg, yield 87%). Recrystallized from hexane. 131-132 ° C.
Example 161
Ethyl 3- [4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3-hydroxyphenyl] propanoate (500 mg) ), A mixture of 1N aqueous sodium hydroxide solution (3 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (3 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy)- [3-Hydroxyphenyl] propanoic acid (330 mg, yield 75%) was obtained. Recrystallized from isopropyl ether. 124-125 ° C.
Example 162
Ethyl 3- [4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3-hydroxyphenyl] propanoate (500 mg) ), Potassium carbonate (160 mg), iodoethane (0.3 ml) and N, N-dimethylformamide (8 ml) were stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and colorless crystals were obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained crystals, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (1.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, and 1N hydrochloric acid (1.5 ml) was added. Extracted. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- [3-ethoxy-4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl). [Propoxy) phenyl] propanoic acid (370 mg, yield 75%) was obtained. Recrystallized from isopropyl ether-hexane. 114-115 ° C.
[0364]
Example 163
Ethyl 3- [4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3-hydroxyphenyl] propanoate (500 mg) ), Potassium carbonate (160 mg), 1-iodopropane (0.2 ml) and N, N-dimethylformamide (8 ml) were stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and colorless crystals were obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained crystals, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (1.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, and 1N hydrochloric acid (1.5 ml) was added. Extracted. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy)- [3-propoxyphenyl] propanoic acid (440 mg, yield 86%) was obtained. Recrystallized from isopropyl ether-hexane. 106-107 ° C.
Example 164
Ethyl 3- [4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3-hydroxyphenyl] propanoate (200 mg ), 2-propanol (0.11 ml), tributylphosphine (400 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) were added with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (500 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (1.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, and 1N hydrochloric acid (1.5 ml) was added. Extracted with ethyl. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy)- [3-Isopropoxyphenyl] propanoic acid (320 mg, yield 62%) was obtained. Recrystallized from isopropyl ether-hexane. 93-94 ° C.
Example 165
Ethyl 3- [4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3-hydroxyphenyl] propanoate (500 mg) ), Potassium carbonate (160 mg), 1-iodobutane (0.3 ml) and N, N-dimethylformamide (8 ml) were stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and colorless crystals were obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained crystals, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (1.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, and 1N hydrochloric acid (1.5 ml) was added. Extracted. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- [3-butoxy-4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl). ] Propoxy) phenyl] propanoic acid (450 mg, 86% yield). Recrystallized from isopropyl ether-hexane. 92-93 ° C.
[0365]
Example 166
Ethyl 3- [3-benzyloxy-4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] propanoate ( 665 mg), a mixture of 1 N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1 N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [3-benzyloxy-4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-). [Ill] propoxy) phenyl] propanoic acid (460 mg, yield 71%) was obtained. Recrystallized from isopropyl ether. 115-116 ° C.
Example 167
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), 3- (3-hydroxy-5-methoxyphenyl) ) 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (810 mg) was added to a mixture of ethyl propanoate (380 mg), tributylphosphine (650 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- [5- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy)- [3-Methoxyphenyl] propanoic acid (430 mg, 55% yield) was obtained. Recrystallized from isopropyl ether-hexane. Melting point 99-100 [deg.] C.
Example 168
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), methyl 3-hydroxy-5-methoxyphenylacetate ( 345 mg), 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (810 mg) was added to a mixture of tributylphosphine (650 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [5- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3- Methoxyphenyl] acetic acid (370 mg, yield 49%) was obtained. Recrystallized from isopropyl ether. 125-126 ° C.
[0366]
Example 169
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), methyl 3-hydroxy-5-methoxyphenylacetate ( 345 mg), 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (810 mg) was added to a mixture of tributylphosphine (650 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3-methoxy-5- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) was used. ) Phenyl] acetic acid (410 mg, yield 54%) was obtained. Recrystallized from isopropyl ether. 139-140 ° C.
Example 170
3- [3-benzyloxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (9.04 g), 3- (2-ethoxy-4) To a mixture of methyl- (hydroxyphenyl) propanoate (6.42 g), triphenylphosphine (7.51 g) and tetrahydrofuran (150 ml) was added diisopropyl azodicarboxylate (5.79 g) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [4- (3- [3-benzyloxy-1-) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). Methyl [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -2-ethoxyphenyl] propanoate (13.03 g, 94% yield) was obtained as a pale yellow oil. Was.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.39 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.08 (2H, quintet, J = 7.2 Hz), 2.55-2.66 (4H, m), 86 (2H, t, J = 7.7 Hz), 3.65 (3H, s), 3.93-4.00 (4H, m), 5.35 (2H, s), 6.35 (1H) , Dd, J = 8.3, 2.4 Hz), 6.40 (1H, d, J = 2.4 Hz), 7.00 (1H, d, J = 8.3 Hz), 7.31. 7.49 (5H, m), 7.84 (1H, d, J = 8.8 Hz), 7.91-7.95 (1H, m), 8.22 (1H, s), 8. 55-8.57 (1H, m).
Example 171
Methyl 3- [4- (3- [3-benzyloxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -2-ethoxyphenyl] propanoate ( A mixture of 12.67 g), 5% palladium-carbon (1.3 g) and ethanol (150 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing the palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated and 3- [2-ethoxy-4- (3- [3-hydroxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-). Methyl pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] propanoate was obtained as colorless crystals. 147-148 ° C.
[0367]
Example 172
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (3.00 g), 3- (3-benzyloxy-4 -Hydroxyphenyl) ethyl propanoate (2.90 g), 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (4.80 g) were added to a mixture of tributylphosphine (3.84 g) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature. Stirred all night. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [3-benzyloxy-4- (3- [3- Ethyl ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] propanoate (4.14 g, 73% yield) was obtained as a colorless oil. .
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.22 (3H, t, J = 7.1 Hz), 1.40 (3H, t, J = 7.1 Hz), 2.13 (2H, quintet, J = 6.9 Hz) , 2.57 (2H, t, J = 7.8 Hz), 2.64 (2H, t, J = 7.4 Hz), 2.86 (2H, t, J = 7.8 Hz), 4 0.07 (2H, t, J = 6.3 Hz), 4.11 (2H, q, J = 7.1 Hz), 4.35 (2H, q, J = 7.1 Hz), 5.11 (2H, s), 6.68 (1H, dd, J = 8.2, 1.8 Hz), 6.76 (1H, d, J = 2.0 Hz), 6.84 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.27-7.47 (5H, m), 7.80 (1H, d, J = 8.8 Hz), 7.90 (1H, dd, J = 8.7) , 2.3 Hz), .19 (1H, s), 8.53-8.55 (1H, m).
Example 173
Ethyl 3- [3-benzyloxy-4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] propanoate ( A mixture of 4.14 g), 5% palladium-carbon (0.4 g), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from a fraction eluted with ethyl acetate-chloroform (1:20, volume ratio), 3- [4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) Ethyl-2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3-hydroxyphenyl] propanoate (3.25 g, yield 92%) was obtained as colorless crystals. 92-93 ° C.
Example 174
3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (2.69 g), 3- [2- (benzyloxy) To a mixture of ethyl-4-hydroxyphenyl] propanoate (2.56 g), tributylphosphine (4.24 ml) and tetrahydrofuran (180 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (4.29 g) at room temperature. Then, it was stirred for 3 days. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3- [2- (benzyloxy) -4- (as a white solid) was eluted from an ethyl acetate-hexane (1: 6, volume ratio) eluate. Ethyl 3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) phenyl] propanoate (2.79 g, 55% yield) was obtained. Was. The obtained solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to obtain colorless crystals. 80-81 ° C.
[0368]
Example 175
3- [2- (benzyloxy) -4- (3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) phenyl] propanoic acid A mixture of ethyl (2.44 g), 5% palladium-carbon (1.00 g), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (50 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing the palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated and 3- [4- (3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-) was obtained as a colorless oil. Ethyl pyrazol-4-yl {propoxy) -2-hydroxyphenyl] propanoate (1.63 g, 79% yield) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.23 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.41 (3H, t, J = 6.9 Hz), 2.01-2.12 (2H, m), 54-2.62 (2H, m), 2.64-2.71 (2H, m), 2.77-2.84 (2H, m), 3.92-3.98 (2H, m), 4.14 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.34 (2H, q, J = 6.9 Hz), 6.40-6.48 (2H, m), 6.94 (1H) , D, J = 8.1 Hz), 7.50 (1H, s), 7.80 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.86-7.92 (1H, m), 8 .17 (1H, s), 8.52-8.54 (1H, m).
[0369]
Example 176
[3-Isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methanol (400 mg), methyl (3-hydroxyphenyl) acetate (300 mg), tributylphosphine (570 mg) ) And tetrahydrofuran (30 ml), 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (720 mg) was added at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] methoxyphenylacetic acid (380 mg, yield 65). %). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 114-115 ° C.
Example 177
3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (6-hydroxy-2-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (260 mg), tributylphosphine (540 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (670 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The resulting colorless crystals were collected by filtration and [6- (3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -2- Methoxyphenyl] acetic acid (490 mg, yield 80%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 150-151 ° C.
Example 178
{3-Isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} methanol (400 mg), methyl (3-hydroxyphenyl) acetate (350 mg), tributylphosphine (570 mg) and tetrahydrofuran (30 ml), 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (720 mg) was added at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3-({3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} methoxy) phenyl] acetic acid (360 mg, yield). 61%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 92-93 ° C.
[0370]
Example 179
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (380 mg), methyl (2-hydroxyphenyl) acetate (210 mg) To a mixture of tributylphosphine (510 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (650 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [2- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) phenyl] acetic acid. (440 mg, yield 81%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 132-133 ° C.
Example 180
4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-butanol (430 mg), (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (260 mg), tributylphosphine (550 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (690 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [2- (4- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} butoxy) -3- Methoxyphenyl] acetic acid (550 mg, yield 85%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 144-145 ° C.
Example 181
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (260 mg), tributylphosphine (550 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (690 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [2- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3- Methoxyphenyl] acetic acid (460 mg, yield 75%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 142-143 ° C.
[0371]
Example 182
3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), methyl (2-hydroxyphenyl) acetate (230 mg), tributylphosphine (520 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) were added with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (650 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [2- (3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) phenyl] acetic acid (430 mg, Yield 76%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 114-115 ° C.
Example 183
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (3-hydroxy-4-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (260 mg), tributylphosphine (550 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (690 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [3- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -4- Methoxyphenyl] acetic acid (590 mg, yield 97%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 122-123 ° C.
Example 184
3- {3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (450 mg), methyl (2-hydroxyphenyl) acetate (250 mg), tributylphosphine (590 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) were added with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (750 mg) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [2- (3- {3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy] phenylacetic acid (560 mg, yield Recrystallization from ethyl acetate-hexane, mp 89-90 ° C.
[0372]
Example 185
3- {3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), methyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate (330 mg) ), Tributylphosphine (650 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) were added with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (810 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration, and [2- (3- {3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3-methoxyphenyl] is obtained. Acetic acid (730 mg, yield 96%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 114-115 ° C.
Example 186
3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (380 mg), (2-fluoro-3-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (240 mg), tributylphosphine (490 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (620 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [3- (3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -2- Fluorophenyl] acetic acid (430 mg, yield 76%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 120-121 ° C.
Example 187
{3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} methanol (380 mg), methyl (3-hydroxyphenyl) acetate (200 mg), tributylphosphine (490 mg) ) And tetrahydrofuran (30 ml), 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (610 mg) was added at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3-({3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} methoxy) phenyl] acetic acid (480 mg) , 89% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 129-130 ° C.
[0373]
Example 188
{3-Cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} methanol (430 mg), methyl (2-hydroxyphenyl) acetate (230 mg), tributylphosphine (530 mg) ) And tetrahydrofuran (30 ml), 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (670 mg) was added at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [2-({3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} methoxy) phenyl] acetic acid (310 mg) , 51% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 131-132 ° C.
Example 189
3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), 3- (3-hydroxy-1-phenyl- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (590 mg) was added to a mixture of ethyl 1H-pyrazol-5-yl) propionate (300 mg), tributylphosphine (470 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. Was. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and ethanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- [3- (3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy)- 1-Phenyl-1H-pyrazol-5-yl] propionic acid (190 mg, yield 30%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. Melting point 182-183 [deg.] C.
Example 190
{3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} methanol (400 mg), methyl (3-hydroxy-4-methoxyphenyl) acetate (250 mg), To a mixture of tributylphosphine (530 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (660 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [3-({3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} methoxy-4-methoxy) phenyl Acetic acid (240 mg, yield 40%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 145-146 ° C.
[0374]
Example 191
{3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} methanol (400 mg), methyl 3- (3-hydroxyphenyl) propionate (230 mg), tributyl 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (660 mg) was added to a mixture of phosphine (520 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- (3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} methoxyphenyl) propionic acid ( (300 mg, yield 52%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 94-95 ° C.
Example 192
{3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} methanol (400 mg), 3- (3-hydroxy-1-methyl-1H-pyrazole-5 -Il) Ethyl propionate (250 mg), tributylphosphine (510 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) were mixed with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (640 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After concentrating the filtrate, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and ethanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- (3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} methoxy-1-methyl- 1H-pyrazol-5-yl)] propionic acid (380 mg, yield 65%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 162-163 ° C.
Example 193
{3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} methanol (400 mg), 3- (3-hydroxy-1-methyl-1H-pyrazole-4 -Il) Ethyl propionate (250 mg), tributylphosphine (510 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) were mixed with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (640 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After concentrating the filtrate, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and ethanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- (3- {3-cyclohexyl-1-[(5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} methoxy-1-methyl). 1H-Pyrazol-4-yl) propionic acid (410 mg, yield 70%) was obtained and recrystallized from ethyl acetate-hexane, mp 143-144 ° C.
[0375]
Example 194
3- {3- (1-methylethyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -1,3,4-thiadiazol-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg ), Methyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate (270 mg), tributylphosphine (510 mg) and tetrahydrofuran (30 ml), and 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (630 mg) was added at room temperature. And stirred all night. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3-methoxy-2- (3- {3- (1-methylethyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -1,3,4-thiadiazole-2] was used. -Yl] -1H-pyrazol-4-yl {propoxy) phenyl] acetic acid (130 mg, yield 22%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. Melting point 144-145.
Example 195
{3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} methanol (400 mg), ethyl 4- (3-hydroxyphenyl) butanoate (260 mg), tributyl 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (640 mg) was added to a mixture of phosphine (510 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and ethanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 4- (3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} methoxyphenyl) butanoic acid ( 390 mg, 65% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 128-129 ° C.
Example 196
3- {3-phenyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (240 mg), tributylphosphine (470 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (590 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [3-methoxy-2- (3- {3-phenyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy). ) Phenylacetic acid (290 mg, yield 50%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 134-135 ° C.
[0376]
Example 197
3- {3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (250 mg), tributylphosphine (510 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (630 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [2- (3- {3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3- Methoxyphenyl] acetic acid (420 mg, yield 70%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 121-122 ° C.
Example 198
3- {3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), methyl (2-hydroxyphenyl) acetate (210 mg) Then, 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (630 mg) was added to a mixture of tributylphosphine (510 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [2- (3- {3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) phenyl] acetic acid. (420 mg, yield 75%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 106-107 ° C.
Example 199
3- {3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (350 mg), (3-hydroxy-1-methyl-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (570 mg) was added to a mixture of methyl pyrazol-4-yl) acetate (190 mg), tributylphosphine (450 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After concentrating the filtrate, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [3- (3- {3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -1- Methyl-1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (420 mg, yield 84%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 125-126 ° C.
[0377]
Example 200
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), (4-ethoxy-3-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (340 mg), tributylphosphine (650 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (810 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [4-ethoxy-3- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy. ) Phenyl] acetic acid (580 mg, yield 74%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. Melting point 116-117 [deg.] C.
Example 201
3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), (4-ethoxy-3-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (250 mg), tributylphosphine (460 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (580 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [3- (3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -4- [Ethoxyphenyl] acetic acid (510 mg, yield 85%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 134-135 ° C.
Example 202
3- {3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (4-ethoxy-3-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (260 mg), tributylphosphine (510 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (630 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [3- (3- {3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -4- [Ethoxyphenyl] acetic acid (510 mg, yield 83%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 105-106 ° C.
[0378]
Example 203
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (5-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (260 mg), tributylphosphine (550 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (690 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -5- was obtained. Methoxyphenyl] acetic acid (530 mg, yield 87%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 109-110 ° C.
Example 204
3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (4-ethoxy-3-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (270 mg), tributylphosphine (550 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (690 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [4-ethoxy-3- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy. ) Phenyl] acetic acid (540 mg, yield 86%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 124-125 ° C.
Example 205
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (2-hydroxy-4-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (260 mg), tributylphosphine (550 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (690 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [2- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -4- Methoxyphenyl] acetic acid (460 mg, yield 75%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 143-144 ° C.
[0379]
Example 206
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (2-hydroxy-5-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (270 mg), tributylphosphine (550 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (690 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [2- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -5- was obtained. Methoxyphenyl] acetic acid (460 mg, yield 75%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 143-144 ° C.
Example 207
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (3-fluoro-2-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (240 mg), tributylphosphine (550 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (690 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [3-fluoro-2- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy. ) Phenyl] acetic acid (560 mg, yield 94%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 140-141 ° C.
Example 208
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (6-hydroxy-2-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (260 mg), tributylphosphine (550 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (690 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [2- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -6- was obtained. Methoxyphenyl] acetic acid (460 mg, yield 75%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 183-184 ° C.
[0380]
Example 209
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), methyl 5-hydroxy-2-methoxyphenylacetate ( 260 mg), tributylphosphine (550 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) were added with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (690 mg) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration, and [5- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy)]-2. [-Methoxyphenyl] acetic acid (510 mg, yield: 84%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 127-128 ° C.
Example 210
3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (3-fluoro-2-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (220 mg), tributylphosphine (460 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (580 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [2- (3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3- Fluorophenyl] acetic acid (520 mg, yield: 91%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 149-150 ° C.
Example 211
3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (3-fluoro-2-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (240 mg), tributylphosphine (550 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (690 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [3-fluoro-2- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy). ) Phenyl] acetic acid (510 mg, 86% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 105-106 ° C.
[0381]
Example 212
3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (2-hydroxy-3 To a mixture of -methoxyphenyl) methyl acetate (240 mg), tributylphosphine (480 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (600 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration and [2- (3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl}}. Propoxy) -3-methoxyphenyl] acetic acid (510 mg, yield 86%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 100-101 ° C.
Example 213
3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (2-hydroxy-3 -Methylphenyl) methyl acetate (220 mg), tributylphosphine (480 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) were mixed with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (600 mg) at room temperature, and the mixture was stirred at 50 ° C overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration and [2- (3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl}}. (Propoxy) -3-methylphenyl] acetic acid (430 mg, yield 75%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 125-126 ° C.
Example 214
3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (3-fluoro-2 To a mixture of -hydroxyphenyl) methyl acetate (220 mg), tributylphosphine (480 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (600 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration and [2- (3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl}}. (Propoxy) -3-fluorophenyl] acetic acid (390 mg, yield 60%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 102-103 ° C.
[0382]
Example 215
3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (2-hydroxyphenyl) To a mixture of methyl acetate (200 mg), tributylphosphine (480 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (600 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration and [2- (3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl}}. Propoxy) phenyl] acetic acid (370 mg, yield 66%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 65-66 ° C.
Example 216
3- {3- (1-methylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (2-hydroxy-3 To a mixture of -methoxyphenyl) methyl acetate (250 mg), tributylphosphine (500 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (630 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [3-methoxy-2- (3- {3- (1-methylpropyl) -1-] 5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole- 4-yl {propoxy) phenyl] acetic acid (510 mg, yield 85%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 117-118 ° C.
Example 217
3- {1- [3-chloro-5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), (2-hydroxy-3- To a mixture of methyl (methoxyphenyl) acetate (300 mg), tributylphosphine (600 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (750 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [2- (3- {1- [3-chloro-5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl} propoxy). ) -3-Methoxyphenyl] acetic acid (610 mg, yield 83%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 96-97 ° C.
[0383]
Example 218
3- [1- (5-Bromo-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), methyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate (310 mg) , 1′-azodicarbonyldipiperidine (790 mg) was added to a mixture of, tributylphosphine (630 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and (2- [3- [1- (5-bromo-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3-methoxyphenyl) acetic acid was obtained. (720 mg, 95% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 152-153 ° C.
Example 219
3- {3- (1-methylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (2-hydroxy-3 -Methylphenyl) methyl acetate (230 mg), tributylphosphine (500 mg), and tetrahydrofuran (30 ml) were added with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (630 mg) at room temperature, and the mixture was stirred at 50 ° C overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3-methyl-2- (3- {3- (1-methylpropyl) -1-] 5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole- 4-yl {propoxy) phenyl] acetic acid (380 mg, yield 66%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 134-135 ° C.
Example 220
3- {3- (1-methylbutyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (2-hydroxy-3- To a mixture of methyl methoxyphenyl) acetate (240 mg), tributylphosphine (480 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (600 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration, and [3-methoxy-2- (3- {3- (1-methylbutyl) -1-] 5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4. [-Yl @ propoxy) phenyl] acetic acid (480 mg, yield 81%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 107-108 ° C.
[0384]
Example 221
3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (3-ethoxy-2) To a mixture of (-hydroxyphenyl) methyl acetate (250 mg), tributylphosphine (480 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (600 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [3-ethoxy-2- (3- {3- (1-ethylpropyl) -1-] 5- [trifluoromethyl] -2-pyridyl] -1H-pyrazole- 4-yl {propoxy) phenyl] acetic acid (540 mg, yield 89%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 83-84 ° C.
Example 222
3- {3- (1-methylbutyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (2-hydroxy-3- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (600 mg) was added to a mixture of methyl (methylphenyl) acetate (210 mg), tributylphosphine (480 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring at 50 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3-methyl-2- (3- {3- (1-methylbutyl) -1-] 5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4. [-Yl {propoxy) phenyl] acetic acid (360 mg, yield 63%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 147-148 ° C.
Example 223
3- [1- (5-chloro-2-pyridyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (670 mg), (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) To a mixture of methyl acetate (430 mg), tributylphosphine (910 mg) and tetrahydrofuran (40 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (1.15 g) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (40 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and used for (2- [3- [1- (5-chloro-2-pyridyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3. -Methoxyphenyl) acetic acid (760 mg, yield 74%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 85-86 ° C.
[0385]
Example 224
3- [1- (5-Chloro-2-pyridyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), (2-hydroxy-3-methylphenyl) To a mixture of methyl acetate (300 mg), tributylphosphine (660 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (820 mg) at room temperature, and the mixture was stirred at 50 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and used for (2- [3- [1- (5-chloro-2-pyridyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3. (Methylphenyl) acetic acid (280 mg, yield 46%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 106-107 ° C.
Example 225
3- [1- (5-chloro-2-pyridyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), (3-ethoxy-2-hydroxyphenyl) To a mixture of methyl acetate (350 mg), tributylphosphine (660 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (820 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and used for (2- [3- [1- (5-chloro-2-pyridyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3. (Ethoxyphenyl) acetic acid (590 mg, yield 75%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 92-93 ° C.
Example 226
3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (380 mg), (3-ethyl-2-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (240 mg), tributylphosphine (520 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (650 mg) at room temperature, and the mixture was stirred at 65 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl [3-ethyl-2- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (400 mg, yield 68%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.23 (3H, t, J = 6.8 Hz), 1.35 (6H, d, J = 6.8 Hz), 2.12-2.17 (2H, m), 67 (2H, q, J = 6.8 Hz), 2.74 (2H, t, J = 8.4 Hz), 3.00-3.10 (1H, m), 3.68 (2H, s) ), 3.68 (3H, s), 3.87 (2H, t, J = 6.4 Hz), 7.04 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.10 (1H, dd) , J = 7.6, 2.0 Hz), 7.15 (1H, dd, J = 7.6, 2.0 Hz), 7.94-7.97 (1H, m), 8.04 ( 1H, d, J = 8.8 Hz), 8.33 (1H, s), 8.60-8.61 (1H, m).
[0386]
Example 227
Methyl [3-ethyl-2- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (400 mg), 1 A mixture of a normal aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 4 hours, and 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3-ethyl-2- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy was used. ) Phenyl] acetic acid (370 mg, yield 96%) was obtained. Recrystallized from hexane-ethyl acetate. 155-156 ° C.
Example 228
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (380 mg), (3-ethyl-2-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (240 mg), tributylphosphine (520 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (650 mg) at room temperature, and the mixture was stirred at 65 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl [3-ethyl-2- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (490 mg, yield 83%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.03 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.23 (3H, t, J = 7.6 Hz), 1.73-1.80 (2H, m), 11-2.17 (2H, m), 2.64-2.73 (6H, m), 3.68 (2H, s), 3.68 (3H, s), 3.86 (2H, t, J = 6.4 Hz), 7.04 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.11 (1H, dd, J = 7.6, 2.0 Hz), 7.15 (1H, dd, J = 7.6, 2.0 Hz), 7.96 (1H, dd, J = 8.8, 2.0 Hz), 8.02 (1H, d, J = 8.8 Hz), 8.34 (1H, s), 8.61 (1H, m).
Example 229
Methyl [3-ethyl-2- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (490 mg), 1 A mixture of a normal aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 4 hours, and 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3-ethyl-2- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) was used. ) Phenyl] acetic acid (450 mg, yield 96%) was obtained. Recrystallized from hexane-ethyl acetate. 146-147 ° C.
[0387]
Example 230
3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (570 mg), (3-cyano-2-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (360 mg), tributylphosphine (790 mg) and tetrahydrofuran (40 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (980 mg) at room temperature, and the mixture was stirred at 65 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography. From the ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio) eluate, Methyl [3-cyano-2- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (680 mg, yield 75%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) [Delta]: 1.35 (6H, d, J = 7.2 Hz), 2.14-2.21 (2H, m), 2.72-2.76 (2H, m), 3.03-3 0.09 (1H, m), 3.69 (2H, s), 3.69 (3H, s), 4.32 (2H, t, J = 6.0 Hz), 7.13 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.48 (1H, dd, J = 7.6, 1.6 Hz), 7.54 (1H, dd, J = 7.6, 1.6 Hz), 7. 95 (1H, dd, J = 8.4, 2.8 Hz), 8.04 (1H, d, J = 8.4 Hz), 8.33 (1H, s), 8.60-8.61 (1H, m).
Example 231
Methyl [3-cyano-2- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (650 mg), 1 A mixture of a normal aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 4 hours, and 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration, and [3-cyano-2- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy is used. ) Phenyl] acetic acid (590 mg, yield 95%). Recrystallized from hexane-ethyl acetate. 144-145 ° C.
Example 232
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (320 mg), (3-cyano-2-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (200 mg), tributylphosphine (440 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (550 mg) at room temperature, and the mixture was stirred at 65 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl [3-cyano-2- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (360 mg, yield 71%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.03 (3H, t, J = 7.6 Hz), 1.72-1.80 (2H, m), 2.12-2.19 (2H, m), 2.65 (2H , T, J = 8.0 Hz), 2.72 (2H, t, J = 8.4 Hz), 3.69 (2H, s), 3.70 (3H, s), 4.31 (2H) , T, J = 6.0 Hz), 7.13 (1H, t, J = 8.0 Hz), 7.48 (1H, dd, J = 8.0, 1.6 Hz), 7.53 (1H, dd, J = 8.0, 1.6 Hz), 7.96 (1H, dd, J = 8.4, 2.0 Hz), 8.02 (1H, d, J = 8.4). Hz), 8.34 (1H, s), 8.61-8.62 (1H, m).
[0388]
Example 233
Methyl [3-cyano-2- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (330 mg), 1 A mixture of a normal aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 4 hours, and 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3-cyano-2- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy was used. ) Phenyl] acetic acid (270 mg, yield 86%). Recrystallized from hexane-ethyl acetate. 146-147 ° C.
Example 234
3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (570 mg), (3-bromo-2-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (460 mg), tributylphosphine (790 mg) and tetrahydrofuran (40 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (980 mg) at room temperature, followed by stirring at 65 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl [3-bromo-2- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (750 mg, yield 76%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.35 (6H, d, J = 6.8 Hz), 2.14-2.21 (2H, m), 2.76 (2H, t, J = 8.4 Hz), 2. 60-3.10 (1H, m), 3.69 (3H, s), 3.71 (2H, s), 4.04 (2H, t, J = 6.4 Hz), 6.97 (1H) , T, J = 8.0 Hz), 7.22 (1H, dd, J = 8.0, 1.6 Hz), 7.48 (1H, dd, J = 8.0, 1.6 Hz) , 7.95 (1H, dd, J = 8.8, 2.0 Hz), 8.04 (1H, d, J = 8.8 Hz), 8.34 (1H, s), 8.60 − 8.61 (1H, m).
Example 235
Methyl [3-bromo-2- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (700 mg), 1 A mixture of a normal aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 4 hours, and 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3-bromo-2- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy was used. ) Phenyl] acetic acid (610 mg, yield 89%) was obtained. Recrystallized from hexane-ethyl acetate. 146-147 ° C.
[0389]
Example 236
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (430 mg), (3-bromo-2-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (340 mg), tributylphosphine (590 mg) and tetrahydrofuran (40 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (730 mg) at room temperature, followed by stirring at 65 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl [3-bromo-2- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (570 mg, yield 78%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.03 (3H, t, J = 7.6 Hz), 1.72-1.80 (2H, m), 2.12-2.20 (2H, m), 2.66 (2H) , T, J = 8.0 Hz), 2.73 (2H, t, J = 8.4 Hz), 3.69 (3H, s), 3.70 (2H, s), 4.03 (2H) , T, J = 6.4 Hz), 6.97 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.22 (1H, dd, J = 7.6, 1.6 Hz), 7.48 (1H, dd, J = 7.6, 1.6 Hz), 7.96 (1H, dd, J = 8.8, 2.0 Hz), 8.02 (1H, d, J = 8.8). Hz), 8.34 (1H, s), 8.61-8.62 (1H, m).
Example 237
Methyl [3-bromo-2- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (500 mg), 1 A mixture of a normal aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 4 hours, and 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [3-bromo-2- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy). ) Phenyl] acetic acid (380 mg, yield 78%) was obtained. Recrystallized from hexane-ethyl acetate. 145-146 ° C.
Example 238
3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (430 mg), (3-chloro-2-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (280 mg), tributylphosphine (580 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (730 mg) at room temperature, and the mixture was stirred at 65 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl [3-chloro-2- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (590 mg, yield 85%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 2.) δ: 1.35 (6H, d, J = 6.8 Hz), 2.11-2.30 (2H, m), 2.74 (2H, t, J = 8.0 Hz), 3. 04-3.10 (1H, m), 3.69 (3H, s), 3.70 (2H, s), 4.06 (2H, t, J = 6.4 Hz), 7.02 (1H) , T, J = 8.0 Hz), 7.17 (1H, dd, J = 8.0, 1.6 Hz), 7.31 (1H, dd, J = 8.0, 1.6 Hz) , 7.95 (1H, dd, J = 8.8, 2.0 Hz), 8.04 (1H, d, J = 8.8 Hz), 8.33 (1H, s), 8.60− 8.61 (1H, m).
[0390]
Example 239
Methyl [3-chloro-2- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (510 mg), 1 A mixture of a normal aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 4 hours, and 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3-chloro-2- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy was used. ) Phenyl] acetic acid (400 mg, 81% yield). Recrystallized from hexane-ethyl acetate. 141-142 ° C.
Example 240
3- [3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (460 mg), (3-ethyl-2 -Hydroxyphenyl) methyl acetate (270 mg), tributylphosphine (580 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) were added with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (730 mg) at room temperature, and the mixture was stirred at 65 ° C overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). , [3-ethyl-2- (3- [3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetic acid Methyl (510 mg, 73% yield) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.89 (6H, t, J = 7.2 Hz), 1.24 (3H, t, J = 7.6 Hz), 1.60-1.88 (4H, m), 2. 09-2.16 (2H, m), 2.50-2.72 (5H, m), 3.69 (2H, s), 3.69 (3H, s), 3.87 (2H, t, J = 6.0 Hz), 7.04 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.11 (1H, dd, J = 7.6, 2.0 Hz), 7.15 (1H, dd, J = 7.6, 2.0 Hz), 7.95 (1H, dd, J = 8.8, 2.4 Hz), 8.04 (1H, d, J = 8.8 Hz), 8.33 (1H, s), 8.61 (1H, m).
Example 241
Methyl [3-ethyl-2- (3- [3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (480 mg), a mixture of 1N aqueous sodium hydroxide solution (7 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 4 hours, 1N hydrochloric acid (7 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3-ethyl-2- (3- [3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-) was used. 4-yl] propoxy) phenyl] acetic acid (350 mg, yield 75%) was obtained. Recrystallized from hexane-ethyl acetate. 130-131 ° C.
[0391]
Example 242
3- [1- (5-Chloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (70 mg), methyl (3-ethyl-2-hydroxyphenyl) acetate (50 mg) , Tributylphosphine (110 mg) and tetrahydrofuran (10 ml) were added with 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (140 mg) at room temperature, followed by stirring at 65 ° C overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl (2- [3- [1- (5-chloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3-ethylphenyl) acetate (80 mg, 69% yield) Was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.24 (3H, t, J = 7.6 Hz), 1.34 (6H, d, J = 6.8 Hz), 2.05-2.20 (2H, m), 56-2.80 (4H, m), 3.04-3.10 (1H, m), 3.68 (2H, s), 3.68 (3H, s), 3.86 (2H, t, J = 6.4 Hz), 7.04 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.05-7.16 (2H, m), 7.71 (1H, dd, J = 8.8) , 2.8 Hz), 7.90 (1H, dd, J = 8.8, 0.8 Hz), 8.24 (1H, s), 8.29 (1H, m).
Example 243
Methyl (2- [3- [1- (5-chloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3-ethylphenyl) acetate (80 mg), 1 N sodium hydroxide After stirring a mixture of an aqueous solution (2 ml), tetrahydrofuran (2 ml) and methanol (2 ml) at room temperature for 4 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and (2- [3- [1- (5-chloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3-ethylphenyl) acetic acid. (50 mg, yield 62%) was obtained. Recrystallized from hexane-ethyl acetate. 142-143 ° C.
Example 244
3- [3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (300 mg), (3-ethyl-2-hydroxyphenyl) To a mixture of methyl acetate (190 mg), tributylphosphine (410 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (520 mg) at room temperature, and the mixture was stirred at 65 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl [3-ethyl-2- (3- [3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (250 mg, (53% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.24 (3H, t, J = 7.6 Hz), 1.35 (6H, d, J = 6.8 Hz), 2.10-2.19 (2H, m), 65-2.72 (2H, m), 2.77 (2H, q, J = 7.6 Hz), 3.05-3.11 (1H, m), 3.68 (2H, s), 3 .69 (3H, s), 3.89 (2H, t, J = 6.0 Hz), 7.05 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.11 (1H, dd, J = 7.6, 1.6 Hz), 7.15 (1H, dd, J = 7.6, 1.6 Hz), 7.84 (1H, d, J = 9.2 Hz), 8.30 ( 1H, d, J = 9.2 Hz), 8.55 (1H, s).
[0392]
Example 245
Methyl [3-ethyl-2- (3- [3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (220 mg), A mixture of a 1N aqueous sodium hydroxide solution (7 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 4 hours, 1N hydrochloric acid (7 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration, and [3-ethyl-2- (3- [3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl] is obtained. Propoxy) phenyl] acetic acid (140 mg, yield 67%) was obtained. Recrystallized from hexane-ethyl acetate. 126-127 ° C.
Example 246
3- [1- (5-Bromo-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (250 mg), methyl (3-ethyl-2-hydroxyphenyl) acetate (150 mg) Then, 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (410 mg) was added to a mixture of tributylphosphine (330 mg) and tetrahydrofuran (20 ml) at room temperature, followed by stirring at 65 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl (2- [3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3-ethylphenyl) acetate (210 mg, 54% yield) Was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.24 (3H, t, J = 7.6 Hz), 1.34 (6H, d, J = 7.2 Hz), 2.05-2.17 (2H, m), 64-2.74 (4H, m), 3.02-3.09 (1H, m), 3.68 (2H, s), 3.68 (3H, s), 3.86 (2H, t, J = 6.4 Hz), 7.04 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.10 (1H, dd, J = 7.6, 1.6 Hz), 7.15 (1H, dd, J = 7.6, 1.6 Hz), 7.84-7.85 (2H, m), 8.24 (1H, s), 8.38-8.39 (1H, m).
Example 247
Methyl (2- [3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3-ethylphenyl) acetate (190 mg), 1 N sodium hydroxide After stirring a mixture of an aqueous solution (2 ml), tetrahydrofuran (2 ml) and methanol (2 ml) at room temperature for 4 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration, and (2- [3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3-ethylphenyl) acetic acid is obtained. (140 mg, yield 76%) was obtained. Recrystallized from hexane-ethyl acetate. 152 ° C.
[0393]
Example 248
3- [1- [3-chloro-5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (250 mg), (3-ethyl-2- To a mixture of methyl (hydroxyphenyl) acetate (140 mg), tributylphosphine (310 mg) and tetrahydrofuran (20 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (390 mg) at room temperature, followed by stirring at 65 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl [2- (3- [1- [3-chloro-5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3-ethylphenyl] acetate (180 mg, yield 48%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.24 (3H, t, J = 7.6 Hz), 1.37 (6H, d, J = 7.2 Hz), 2.02-2.18 (2H, m), 64-2.77 (4H, m), 3.06-3.12 (1H, m), 3.68 (2H, s), 3.68 (3H, s), 3.88 (2H, t, J = 6.4 Hz), 7.05 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.10-7.12 (1H, m), 7.15 (1H, dd, J = 7.6) , 2.0 Hz), 8.08 (2H, m), 8.62 (1H, m).
Example 249
Methyl [2- (3- [1- [3-chloro-5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3-ethylphenyl] acetate ( 160 mg), a mixture of 1 N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (2 ml) and methanol (2 ml) was stirred at room temperature for 4 hours, 1 N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [2- (3- [1- [3-chloro-5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy was used. ) -3-Ethylphenyl] acetic acid (90 mg, yield 58%). Recrystallized from hexane-ethyl acetate. 93-95 ° C.
Example 250
3- [1- (3,5-Dichloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (250 mg), methyl (3-ethyl-2-hydroxyphenyl) acetate ( 160 mg), 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (430 mg) was added to a mixture of tributylphosphine (340 mg) and tetrahydrofuran (20 ml) at room temperature, followed by stirring at 65 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl (2- [3- [1- (3,5-dichloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3-ethylphenyl) acetate (260 mg, yield 67) %) As a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.23 (3H, t, J = 7.6 Hz), 1.36 (6H, d, J = 6.8 Hz), 2.10-2.16 (2H, m), 67 (2H, q, J = 7.6 Hz), 2.74 (2H, t, J = 8.4 Hz), 3.06-3.13 (1H, m), 3.68 (2H, s) ), 3.68 (3H, s), 3.87 (2H, t, J = 6.4 Hz), 7.04 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.11 (1H, dd) , J = 7.6, 1.6 Hz), 7.15 (1H, dd, J = 7.6, 1.6 Hz), 7.87 (1H, d, J = 2.4 Hz), 7 .89 (1H, s), 8.35-8.36 (1H, m).
[0394]
Example 251
Methyl (2- [3- [1- (3,5-dichloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3-ethylphenyl) acetate (230 mg), 1 N water After stirring a mixture of aqueous sodium oxide solution (3 ml), tetrahydrofuran (3 ml) and methanol (3 ml) for 4 hours at room temperature, 1N hydrochloric acid (3 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and used for (2- [3- [1- (3,5-dichloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3-ethylphenyl. ) Acetic acid (180 mg, yield 81%) was obtained. Recrystallized from hexane-ethyl acetate. 93-95 ° C.
Example 252
3- [1- (5-chloro-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (530 mg), (3-ethyl-2-hydroxyphenyl) To a mixture of methyl acetate (340 mg), tributylphosphine (740 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (920 mg) at room temperature, and the mixture was stirred at 65 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl (2- {3- [1- (5-chloro-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-ethylphenyl) acetate (440 mg, (53% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.88 (6H, t, J = 7.6 Hz), 1.23 (3H, t, J = 7.6 Hz), 1.70-1.79 (4H, m), 2. 10-2.13 (2H, m), 2.55-2.71 (5H, m), 3.68 (2H, s), 3.68 (3H, s), 3.86 (2H, t, J = 6.4 Hz), 7.04 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.12 (1H, dd, J = 7.6, 2.0 Hz), 7.15 (1H, dd, J = 7.6, 2.0 Hz), 7.70 (1H, dd, J = 8.8, 2.4 Hz), 7.89 (1H, dd, J = 8.8, 0.10). 4 Hz), 8.24 (1H, s), 8.29-8.30 (1H, m).
Example 253
Methyl (2- {3- [1- (5-chloro-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-ethylphenyl) acetate (440 mg), After stirring a mixture of a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (3 ml), tetrahydrofuran (3 ml) and methanol (3 ml) at room temperature for 4 hours, 1 N hydrochloric acid (3 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and (2- {3- [1- (5-chloro-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3. (Ethylphenyl) acetic acid (300 mg, yield 70%) was obtained. Recrystallized from hexane-ethyl acetate. 114-115 ° C.
[0395]
Example 254
4-propyl-3- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -1H-pyrazole (400 mg) N, To a solution of N-dimethylformamide (6 ml) was added sodium hydride (60%, oily, 46 mg) at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature for 15 minutes, and then methyl bromoacetate (0.10 ml) was added at 0 ° C. And stirred for 1 hour. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and white crystals were obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). A mixture of the obtained crystals, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (1.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, and 1N hydrochloric acid (1.5 ml) was added. Extracted. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [4-propyl-3- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy). ) -1H-Pyrazol-1-yl] acetic acid (310 mg, yield 69%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 138-139 ° C.
Example 255
3- (3- [3-Ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -4-propyl-1H-pyrazole (400 mg) N, To a solution of N-dimethylformamide (6 ml) was added sodium hydride (60%, oily, 46 mg) at 0 ° C., and the mixture was stirred at room temperature for 15 minutes, and then methyl bromoacetate (0.10 ml) was added at 0 ° C. And stirred for 1 hour. The reaction mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and white crystals were obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). A mixture of the obtained crystals, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (1.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, and 1N hydrochloric acid (1.5 ml) was added. Extracted. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [3- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -4- Propyl-1H-pyrazol-1-yl] acetic acid (330 mg, yield 72%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 134-135 ° C.
Example 256
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), 3- (1-cyclohexyl-3-hydroxy- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (640 mg) was added to a mixture of ethyl 1H-pyrazol-5-yl) propanoate (370 mg), tributylphosphine (520 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. Was. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [1-cyclohexyl-3- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl) was used. ] Propoxy) -1H-pyrazol-5-yl] propanoic acid (240 mg, 35% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. Melting point 164-165 [deg.] C.
[0396]
Example 257
3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), 3- (1-cyclohexyl-3-hydroxy- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (640 mg) was added to a mixture of ethyl 1H-pyrazol-5-yl) propanoate (370 mg), tributylphosphine (520 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. Was. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [1-cyclohexyl-3- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl). ] Propoxy) -1H-pyrazol-5-yl] propanoic acid (270 mg, 40% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 89-90 ° C.
Example 258
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (230 mg), (2-fluoro-3-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of ethyl (140 mg), tributylphosphine (280 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (350 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (1.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, and 1N hydrochloric acid (1.5 ml) was added. Extracted with ethyl. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [2-fluoro-3- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy was used. ) Phenyl] acetic acid (220 mg, 68% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 109-110 ° C.
Example 259
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (310 mg), tributylphosphine (640 mg) and tetrahydrofuran (35 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (800 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (2.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, and 1 N hydrochloric acid (2.5 ml) was added. Extracted with ethyl. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [3-methoxy-2- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy). ) Phenyl] acetic acid (590 mg, yield 78%). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 122-123 ° C.
[0397]
Example 260
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (620 mg), (3-ethoxy-2-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (420 mg), tributylphosphine (800 mg) and tetrahydrofuran (35 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (1.00 g) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (3 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (3 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration, and [3-ethoxy-2- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy is used. ) Phenyl] acetic acid (880 mg, yield 90%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 133-134 ° C.
Example 261
3- [3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), 3- (1-cyclohexyl-3-hydroxy- 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (570 mg) was added to a mixture of ethyl 1H-pyrazol-5-yl) propanoate (300 mg), tributylphosphine (460 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. Was. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [1-cyclohexyl-3- (3- [3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl) was used. ] Propoxy) -1H-pyrazol-5-yl] propanoic acid (300 mg, 46% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 190-191 ° C.
Example 262
3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), 3- (1-cyclohexyl-3-hydroxy- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (650 mg) was added to a mixture of ethyl 1H-pyrazol-5-yl) propanoate (340 mg), tributylphosphine (520 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. Was. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and 3- [1-cyclohexyl-3- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl) was used. ] Propoxy) -1H-pyrazol-5-yl] propanoic acid (230 mg, 34% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 166-167 ° C.
[0398]
Example 263
3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (350 mg), 3- [3-hydroxy-1-isopropyl- [1H-pyrazol-5-yl] propanolate (250 mg), tributylphosphine (440 mg) and tetrahydrofuran (50 ml) were added with 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (560 mg) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. Was. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (1 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (1 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- [1-isopropyl-3- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl). ] Propoxy) -1H-pyrazol-5-yl] propanoic acid (200 mg, 36% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 130-131 ° C.
Example 264
Methyl (2- {3- [1- (5-amino-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methoxyphenyl) acetate (390 mg), 1 N sodium hydroxide A mixture of an aqueous solution (1.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, and then concentrated. To a mixture of the obtained residue and water (10 ml) was added a solution of calcium chloride (0.20 g) in water (1 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. The resulting white precipitate was collected by filtration and (2- {3- [1- (5-amino-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methoxyphenyl) acetic acid. Calcium (300 mg, yield 81%) was obtained as amorphous. 1 H-NMR (DMSO-d 6 1.) δ: 1.23 (6H, d, J = 6.6 Hz), 1.85-1.98 (2H, m), 2.60 (2H, t, J = 7.4 Hz), 96 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.37 (2H, s), 3.73 (3H, s), 3.91 (2H, t, J = 6.2 Hz), 5. 29 (2H, brs), 6.75-6.90 (3H, m), 7.08 (1H, dd, J = 8.6, 2.9 Hz), 7.51 (1H, d, J) = 8.4 Hz), 7.72 (1H, d, J = 2.4 Hz), 8.10 (1H, s).
Example 265
Methyl (2- {3- [1- (5-amino-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methoxyphenyl) acetate (390 mg) and N, N-dimethyl Acetic anhydride (0.10 ml) was added to a mixture of formamide (6 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. Water (20 ml) was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer is washed with a sodium bicarbonate solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the obtained residue, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (1.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, and 1N hydrochloric acid (1.5 ml) was added. Extracted with ethyl. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and (2- {3- [1- (5-acetylamino-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methoxyphenyl) Acetic acid (320 mg, yield 78%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 158-159 ° C.
[0399]
Example 266
Methyl (2- {3- [1- (5-amino-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methoxyphenyl) acetate (400 mg) and N, N-dimethyl To the mixture of formamide (6 ml) was added propionyl chloride (0.12 ml) at 0 ° C., followed by stirring at room temperature overnight. Water (20 ml) was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer is washed with a sodium bicarbonate solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and (3-methoxy-2- {3- [3-isopropyl-1- (5-propanoylamino-2-pyridyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} phenyl ) Acetic acid (340 mg, yield 78%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 147-148 ° C.
Example 267
Methyl (2- {3- [1- (5-amino-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methoxyphenyl) acetate (400 mg) and N, N-dimethyl Butyryl chloride (0.14 ml) was added to a mixture of formamide (6 ml) at 0 ° C., followed by stirring at room temperature overnight. Water (20 ml) was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer is washed with a sodium bicarbonate solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and (2- {3- [1- (5-butyrylamino-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methoxyphenyl) acetic acid. (350 mg, 83% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 119-120 ° C.
Example 268
Methyl (2- {3- [1- (5-amino-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methoxyphenyl) acetate (400 mg) and N, N-dimethyl Isobutyryl chloride (0.15 ml) was added to a mixture of formamide (6 ml) at 0 ° C., followed by stirring at room temperature overnight. Water (20 ml) was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer is washed with a sodium bicarbonate solution and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [3-methoxy-2- (3- {3-isopropyl-1- [5- (2-methylpropanoylamino) -2-pyridyl] -1H-pyrazole-4-). [Il {propoxy) phenyl] acetic acid (370 mg, yield 82%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 122-123 ° C.
[0400]
Example 269
Methyl (2- {3- [1- (5-amino-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methoxyphenyl) acetate (400 mg), pyridine (0.10 ml) ) And acetonitrile (6 ml) were added with methanesulfonyl chloride (0.10 ml) at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 1 hour. Water (15 ml) was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and (3-methoxy-2- {3- [3-isopropyl-1- (5-methylsulfonylamino-2-pyridyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} phenyl ) Acetic acid (270 mg, yield 58%) was obtained. Recrystallized from ethanol. Melting point 176-177 [deg.] C.
Example 270
Methyl (3-methoxy-2- {3- [3-isopropyl-1- (5-nitro-2-pyridyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} phenyl) acetate (400 mg), 1 N sodium hydroxide A mixture of an aqueous solution (1.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (1.5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and (3-methoxy-2- {3- [3-isopropyl-1- (5-nitro-2-pyridyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} phenyl) acetic acid. (240 mg, 62% yield). Recrystallized from ethanol. Melting point 161-162 [deg.] C.
Example 271
6- [4- (3-hydroxypropyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-1-yl] pyridine-3-carbonitrile (520 mg), methyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate (380 mg), 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (970 mg) was added to a mixture of tributylphosphine (780 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) After concentration, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and (2- {3- [1- (5-cyano-2-) was eluted from an ethyl acetate-hexane (3: 1, volume ratio) eluted portion. Pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy {-3-methoxyphenyl) acetic acid (460 mg, yield 67%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 144-145 ° C.
[0401]
Example 272
3- [3-Isopropyl-1- (5-methyl-2-pyridyl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), methyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate (300 mg) Then, 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (780 mg) was added to a mixture of tributylphosphine (620 mg) and tetrahydrofuran (50 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (2.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, and 1 N hydrochloric acid (2.5 ml) was added. Extracted with ethyl. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and (3-methoxy-2- {3- [3-isopropyl-1- (5-methyl-2-pyridyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} phenyl) acetic acid. (470 mg, yield 72%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 132-133 ° C.
Example 273
3- [1- (5-Fluoro-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), methyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate (410 mg) Was added to a mixture of tributylphosphine (770 mg) and tetrahydrofuran (50 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (2.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, and 1 N hydrochloric acid (2.5 ml) was added. Extracted with ethyl. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and (2- {3- [1- (5-fluoro-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methoxyphenyl) acetic acid. (180 mg, yield 22%) was obtained. Recrystallized from ethanol-hexane. 125-126 ° C.
Example 274
3- {3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) To a mixture of methyl acetate (280 mg), tributylphosphine (520 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (640 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [2- (3- {3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3. [-Methoxyphenyl] acetic acid (490 mg, yield 80%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 92-93 ° C.
[0402]
Example 275
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) pyrimidin-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) To a mixture of benzyl acetate (450 mg), tributylphosphine (520 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (640 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 5% palladium-carbon (0.1 g) and tetrahydrofuran (8 ml) was stirred at room temperature under a hydrogen atmosphere overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [3-methoxy-2- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoro)] was eluted from an ethyl acetate-hexane (2: 3, volume ratio) eluted portion. Methyl) pyrimidin-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl {propoxy) phenyl] acetic acid (390 mg, yield 65%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 131-132 ° C.
Example 276
3- [1- (5-Ethylpyrimidin-2-yl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), methyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate (310 mg) ), Tributylphosphine (590 mg) and tetrahydrofuran (30 ml), 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (740 mg) was added at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (2: 3, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and (2- {3- [1- (5-ethylpyrimidin-2-yl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methoxyphenyl) Acetic acid (430 mg, yield 68%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 103-104 ° C.
Example 277
3- [1- (6-Methoxypyridazin-3-yl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (300 mg), methyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate (240 mg) ), Tributylphosphine (440 mg) and tetrahydrofuran (30 ml), 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (550 mg) was added at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (1.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, and 1N hydrochloric acid (1.5 ml) was added. Extracted with ethyl. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and (3-methoxy-2- {3- [1- (6-methoxypyridazin-3-yl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy} phenyl) Acetic acid (400 mg, 84% yield) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 124-125 ° C.
[0403]
Example 278
3- {1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (4-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of ethyl (280 mg), tributylphosphine (520 mg) and tetrahydrofuran (50 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (650 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (1.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, and 1N hydrochloric acid (1.5 ml) was added. Extracted with ethyl. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [3-methoxy-4- (3- {1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl} propoxy). ) Phenyl] acetic acid (250 mg, 41% yield). Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 134-135 ° C.
Example 279
3- {1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), 3- (4-hydroxy-3-methoxyphenyl) ) To a mixture of ethyl propanoate (300 mg), tributylphosphine (520 mg) and tetrahydrofuran (50 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (650 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (1.5 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, and 1N hydrochloric acid (1.5 ml) was added. Extracted with ethyl. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and 3- [3-methoxy-4- (3- {1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl). [{Propoxy) phenyl] propanoic acid (220 mg, yield 35%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 118-119 ° C.
Example 280
6- [4- (3-hydroxypropyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-1-yl] pyridazine-3-carbonitrile (400 mg), methyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate (320 mg), 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (740 mg) was added to a mixture of tributylphosphine (600 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 2 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And after concentration, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and 6- (4- {3- [2-methoxy-6- ( Methoxycarbonylmethyl) phenoxy] propyl} -3-isopropyl-1H-pyrazol-1-yl) pyridazine-3-carboxylic acid (220 mg, yield 32%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 146-147 ° C.
[0404]
Example 281
3- [3-isopropyl-1- (5-chloro-2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), methyl (2-hydroxyphenyl) acetate (261 mg), tributylphosphine ( 713 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) was added with 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (722 mg) at room temperature, followed by stirring for 2.5 days. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1:12, volume ratio) as a pale yellow oil (2- [3- [1- (5 -Chloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy] phenyl) methyl acetate (470 mg, yield 77%) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.02-2.18 (2H, m), 2.62-2.71 (2H, m), 2.95-3 .10 (1H, m), 3.65 (2H, s), 3.67 (3H, s), 4.00-4.06 (2H, m), 6.80-6.94 (2H, m) ), 7.15-7.27 (2H, m), 7.69 (1H, dd, J = 2.7, 9.0 Hz), 7.88 (1H, d, J = 9.0 Hz). , 8.19 (1H, s), 8.27 (1H, d, J = 2.7 Hz).
Example 282
3- [3-isopropyl-1- (5-chloro-2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), methyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate (308 mg) Then, 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (722 mg) was added to a mixture of, tributylphosphine (713 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and as a colorless oil (2- [3- [1- (5-) Chloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3-methoxyphenyl) methyl acetate (550 mg, 84% yield) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.33 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.01-2.12 (2H, m), 2.64-2.72 (2H, m), 2.97-3 .12 (1H, m), 3.66 (3H, s), 3.68 (2H, s), 3.83 (3H, s), 4.02-4.09 (2H, m), 6. 78-6.86 (2H, m), 6.96-7.03 (1H, m), 7.68 (1H, dd, J = 2.7, 9.0 Hz), 7.88 (1H, m) d, J = 9.0 Hz), 8.23 (1H, s), 8.27 (1H, d, J = 2.7 Hz).
Example 283
3- {3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (367 mg), (3-hydroxy-1-methyl-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (596 mg) was added to a mixture of methyl pyrazol-5-yl) acetate (200 mg), tributylphosphine (588 μL) and tetrahydrofuran (25 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained pale red solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [1-methyl-3- (3- {3-methyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl]-] as colorless crystals. [1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -1H-pyrazol-5-yl] acetic acid (222 mg, yield: 44%) was obtained. 143-144 ° C.
[0405]
Example 284
2- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-ethanol (356 mg), (3-hydroxy-1-methyl-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (596 mg) was added to a mixture of methyl pyrazol-5-yl) acetate (200 mg), tributylphosphine (588 μL) and tetrahydrofuran (25 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (7: 3, volume ratio). The obtained solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [3- (2- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4-) as colorless crystals. [Ill @ ethoxy) -1-methyl-1H-pyrazol-5-yl] acetic acid (104 mg, yield 20%) was obtained. 156-158 ° C.
Example 285
3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), 3- (2-ethoxy-4-hydroxyphenyl) ) 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (802 mg) was added to a mixture of methyl propanoate (392 mg), tributylphosphine (792 µL) and tetrahydrofuran (32 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from an ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio) eluate. The obtained solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [2-ethoxy-4- (3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl]-] as colorless crystals. There was obtained methyl 1H-pyrazol-4-yl {propoxy) phenyl] propanoate (174 mg, yield 34%). 79-81 ° C.
Example 286
3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), methyl (3-hydroxyphenyl) acetate (529 mg) Then, 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (802 mg) was added to a mixture of tributylphosphine (792 μL) and tetrahydrofuran (32 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from an ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio) eluate. A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [3- (3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4] as colorless crystals. -Yl {propoxy) phenyl] acetic acid (524 mg, yield 73%) was obtained. 128-130 ° C.
[0406]
Example 287
3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), 3- (3-ethoxy-4-hydroxyphenyl ) 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (802 mg) was added to a mixture of ethyl propanoate (393 mg), tributylphosphine (792 μL) and tetrahydrofuran (50 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and a white solid was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [4- (3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole) as colorless crystals. -4-yl {propoxy) -3-methoxyphenyl] propanoic acid (403 mg, 51% yield) was obtained. Melting point 111-112 [deg.] C.
Example 288
3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), methyl (2-hydroxyphenyl) acetate (291 mg) Then, 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (802 mg) was added to a mixture of, tributylphosphine (792 μL) and tetrahydrofuran (50 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from an ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio) eluate. A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [2- (3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4) as colorless crystals. [-Yl {propoxy) phenyl] acetic acid (479 mg, yield 67%) was obtained. 121-122 ° C.
Example 289
3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), 2- (3-hydroxyphenoxy) -2- To a mixture of ethyl methylpropaneacetate (393 mg), tributylphosphine (792 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (802 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 7, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). The obtained oil was crystallized from ethyl acetate-hexane to give 2- [3- (3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-) as colorless crystals. 4-yl {propoxy) phenoxy] -2-methylpropanoic acid (140 mg, 18% yield) was obtained. 98-99 ° C.
[0407]
Example 290
Ethyl 2- {3- [3- (3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) propoxy] phenoxy} -2-methylpropanoate (400 mg), 2-chloro-3- (trifluoromethyl) pyridine (240 mg) ) And N, N-dimethylformamide (20 ml) were added with sodium hydride (60%, oily, 52.8 mg) at 0 ° C., followed by stirring at room temperature for 3 hours. Thereafter, ethyl iodide (106 μL) was added to the reaction solution, and the mixture was stirred for 2.5 hours. A saturated aqueous ammonium chloride solution was added to the reaction solution, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the obtained colorless oil, a 1 N aqueous solution of sodium hydroxide (325 μL), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, and then concentrated. Calcium chloride (36.0 mg) dissolved in a little water was added to a mixture of the obtained residue and water (50 ml), and the mixture was stirred at room temperature overnight. The resulting white precipitate was collected by filtration to give amorphous 2- [3- (3- {3-ethoxy-1- [3- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy. ) Phenoxy] -2-methylpropanoate calcium (166 mg, 31% yield) was obtained.
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) Δ: 1.33 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.41 (6H, s), 1.92-2.04 (2H, m), 2.45-2.55 (2H , M), 3.88-3.96 (2H, m), 4.24 (2H, q, J = 7.2 Hz), 6.36-6.45 (3H, m), 6.96- 7.04 (1H, m), 7.44-7.51 (1H, m), 8.19 (1H, s), 8.29-8.35 (1H, m), 8.63-8. 68 (1H, m).
Example 291
Ethyl 2- {3- [3- (3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) propoxy] phenoxy} -2-methylpropanoate (400 mg), 3- (trifluoromethyl) phenylboronic acid (418 mg), acetic acid A mixture of copper (II) (300 mg), pyridine (160 μL) and N, N-dimethylformamide (10 ml) was stirred at room temperature overnight. A saturated aqueous ammonium chloride solution was added to the reaction solution, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (610 μL), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, and then concentrated. To a mixture of the obtained residue and water (50 ml) was added slightly calcium chloride (67.6 mg) dissolved in water, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The resulting white precipitate was collected by filtration and amorphous as 2- [3- (3- {3-ethoxy-1- [3- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) phenoxy]. Calcium-2-methylpropanoate (343 mg, 63% yield) was obtained.
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) Δ: 1.34 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.41 (6H, s), 1.90-2.07 (2H, m), 2.42-2.54 (2H , M), 3.88-4.00 (2H, m), 4.29 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.36-6.46 (3H, m), 6.96- 7.07 (1H, m), 7.45-7.53 (1H, m), 7.59-7.70 (1H, m), 7.95-8.04 (2H, m), 8. 41 (1H, s).
Example 292
Ethyl 2- {3- [3- (3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) propoxy] phenoxy} -2-methylpropanoate (400 mg), 2- (trifluoromethyl) phenylboronic acid (418 mg), acetic acid A mixture of copper (II) (300 mg), pyridine (160 μL) and N, N-dimethylformamide (10 ml) was stirred at room temperature overnight. A saturated aqueous ammonium chloride solution was added to the reaction solution, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous solution of sodium hydroxide (265 μL), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, and then concentrated. To a mixture of the obtained residue and water (50 ml) was added calcium chloride (29.3 mg) dissolved in a little water, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The resulting white precipitate was collected by filtration and amorphous as 2- [3- (3- {3-ethoxy-1- [2- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) phenoxy]. Calcium-2-methylpropanoate (109 mg, 20% yield) was obtained.
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) Δ: 1.30 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.41 (6H, s), 1.86-2.04 (2H, m), 2.42-2.54 (2H , M), 3.86-3.98 (2H, m), 4.19 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.35-6.47 (3H, m), 6.96- 7.06 (1H, m), 7.53-7.65 (2H, m), 7.68-7.90 (3H, m).
[0408]
Example 293
Ethyl 2- {3- [3- (3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) propoxy] phenoxy} -2-methylpropanoate (400 mg), 4-ethylphenylboronic acid (318 mg), copper acetate (II ) (289 mg), pyridine (154 μL) and N, N-dimethylformamide (10 ml) were stirred at room temperature overnight. A saturated aqueous ammonium chloride solution was added to the reaction solution, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous solution of sodium hydroxide (600 μL), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, and then concentrated. To a mixture of the obtained residue and water (50 ml) was added slightly dissolved calcium chloride (66.2 mg) in water, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The resulting white precipitate was collected by filtration to give amorphous 2- (3- {3- [3-ethoxy-1- (4-ethylphenyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} phenoxy) -2-methyl. Calcium propanoate (274 mg, 55% yield) was obtained.
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) Δ: 1.18 (3H, t, J = 7.8 Hz), 1.33 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.41 (6H, s), 1.88-2. 06 (2H, m), 2.40-2.55 (2H, m), 2.59 (2H, q, J = 7.8 Hz), 3.86-3.98 (2H, m), 4 .25 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.35-6.46 (3H, m), 6.95-7.07 (1H, m), 7.23 (2H, d, J) = 8.8 Hz), 7.57 (2H, d, J = 8.8 Hz), 8.13 (1H, s).
[0409]
Example 294
Ethyl 2- {3- [3- (3-ethoxy-1H-pyrazol-4-yl) propoxy] phenoxy} -2-methylpropanoate (400 mg), 4-methylphenylboronic acid (288 mg), copper acetate (II ) (289 mg), pyridine (154 μL) and N, N-dimethylformamide (10 ml) were stirred at room temperature overnight. A saturated aqueous ammonium chloride solution was added to the reaction solution, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 8, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (775 μL), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, and then concentrated. Calcium chloride (86.0 mg) dissolved in a little water was added to a mixture of the obtained residue and water (50 ml), and the mixture was stirred at room temperature overnight. The resulting white precipitate was collected by filtration to give amorphous 2- (3- {3- [3-ethoxy-1- (4-methylphenyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} phenoxy) -2-methyl. Calcium propanoate (353 mg, 73% yield) was obtained.
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) Δ: 1.32 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.41 (6H, s), 1.88-2.04 (2H, m), 2.29 (3H, s), 2.40-2.53 (2H, m), 3.86-3.98 (2H, m), 4.25 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.35-6.47 ( 3H, m), 6.95-7.08 (1H, m), 7.21 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.55 (2H, d, J = 8.4 Hz), 8.13 (1H, s).
Example 295
4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-butanol (500 mg), (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (330 mg), tributylphosphine (762 μL) and tetrahydrofuran (120 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (772 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 7, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [3-methoxy-2- (4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H) as colorless crystals. -Pyrazol-4-yl {butoxy) phenyl] acetic acid (451 mg, yield 60%) was obtained. Melting point 111-112 [deg.] C.
Example 296
3- {3-propyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), methyl (2-hydroxyphenyl) acetate (234 mg), tributylphosphine (638 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) were added with 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (646 mg) at room temperature, followed by stirring for 2 days. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 7, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 2.5 days, 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, and ethyl acetate was added. Extracted. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [2- (3- {3-propyl-1- [4- (trifluoro)] was obtained as a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). Methyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl {propoxy) phenyl] acetic acid (340 mg, yield 59%) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.99 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.60-1.82 (2H, m), 1.91-2.08 (2H, m), 2.54-2 .68 (4H, m), 3.65 (2H, s), 3.90-4.00 (2H, m), 6.74-6.92 (2H, m), 7.08-7.26 (2H, m), 7.54-7.73 (5H, m).
[0410]
Example 297
3- {3-propyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (420 mg), methyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate (290 mg) ), Tributylphosphine (668 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) were added with 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (676 mg) at room temperature, followed by stirring for 2.5 days. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 7, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (2: 3, volume ratio). The obtained solid was recrystallized from diisopropyl ether-hexane to give [3-methoxy-2- (3- {3-propyl-1- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-pyrazole-4] as colorless crystals. [-Yl {propoxy) phenyl] acetic acid (472 mg, yield 74%) was obtained. 95-96 ° C.
Example 298
Methyl 3- [2-ethoxy-4- (3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) phenyl] propanoate (86 0.3 mg), a mixture of 1N aqueous sodium hydroxide solution (20 ml), tetrahydrofuran (20 ml) and ethanol (20 ml) was stirred at room temperature for 8 hours, 1N hydrochloric acid (20 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [2-ethoxy-4- (3- {3-ethoxy-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl]] as colorless crystals. [1H-pyrazol-4-yl} propoxy) phenyl] propanoic acid (67.3 mg, yield 80%) was obtained. 119-120 ° C.
Example 299
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (3-hydroxy-1-methyl-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (646 mg) was added to a mixture of methyl pyrazol-4-yl) acetate (240 mg), tributylphosphine (638 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (20 ml), tetrahydrofuran (20 ml) and ethanol (20 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (20 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [3- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4] as colorless crystals. -Yl {propoxy) -1-methyl-1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (441 mg, yield 76%) was obtained. 122-123 ° C.
[0411]
Example 300
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (3-ethoxy-2-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (424 mg), tributylphosphine (638 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (646 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 7, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [3-ethoxy-2- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H] as colorless crystals. -Pyrazol-4-yl {propoxy) phenyl] acetic acid (455 mg, yield 72%) was obtained. 141-142 ° C.
Example 301
3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (3-ethoxy-2-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (420 mg), tributylphosphine (633 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (641 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 7, volume ratio). A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [3-ethoxy-2- (3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H] as colorless crystals. -Pyrazol-4-yl {propoxy) phenyl] acetic acid (415 mg, yield 66%) was obtained. 114-115 ° C.
Example 302
3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), methyl (2-hydroxyphenyl) acetate (206 mg) Then, 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (570 mg) was added to a mixture of tributylphosphine (563 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 7, volume ratio). A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (20 ml), tetrahydrofuran (20 ml) and ethanol (20 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (20 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [2- (3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4) as colorless crystals. [-Yl @ propoxy) phenyl] acetic acid (345 mg, yield 63%) was obtained. 127-128 ° C.
[0412]
Example 303
3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (3-hydroxy-1-methyl-1H- To a mixture of methyl pyrazol-4-yl) acetate (211 mg), tributylphosphine (563 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (570 mg) at room temperature, followed by stirring for 3 days. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (20 ml), tetrahydrofuran (20 ml) and ethanol (20 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (20 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [3- (3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4] as colorless crystals. -Yl {propoxy) -1-methyl-1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (457 mg, yield 82%) was obtained. 157-158 ° C.
Example 304
3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (3-hydroxy-4-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of ethyl (261 mg), tributylphosphine (563 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (570 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 7, volume ratio). A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (20 ml), tetrahydrofuran (20 ml) and ethanol (20 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (20 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [3- (3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4] as colorless crystals. -Yl {propoxy) -4-methoxyphenyl] acetic acid (268 mg, yield 46%) was obtained. 117-118 ° C.
Example 305
3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (170 mg), (1-ethyl-3-hydroxy-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (275 mg) was added to a mixture of methyl pyrazol-4-yl) acetate (100 mg), tributylphosphine (272 μL) and tetrahydrofuran (50 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from an ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio) eluate. A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (15 ml), tetrahydrofuran (15 ml) and ethanol (15 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (15 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [1-ethyl-3- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H] as colorless crystals. -Pyrazol-4-yl {propoxy) -1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (117 mg, yield 46%) was obtained. 105-106 ° C.
[0413]
Example 306
3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), (3-ethoxy-2-hydroxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (466 mg), tributylphosphine (703 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (712 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1:12, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [2- (3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4) as colorless crystals. -Yl {propoxy) -3-ethoxyphenyl] acetic acid (537 mg, yield 72%) was obtained. 156-157 ° C.
Example 307
3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (243 mg), tributylphosphine (563 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (570 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from an eluate of ethyl acetate-hexane (1:12, volume ratio). A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [2- (3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4) as colorless crystals. -Yl {propoxy) -3-methoxyphenyl] acetic acid (427 mg, yield 73%) was obtained. 140-141 ° C.
Example 308
Methyl (2- [3- [1- (5-chloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy] phenyl) acetate (230 mg), 1N aqueous sodium hydroxide solution (20 ml) , Tetrahydrofuran (20 ml) and ethanol (20 ml) were stirred at room temperature overnight, 1N hydrochloric acid (20 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give (2- [3- [1- (5-chloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy as colorless crystals. ] Phenyl) acetic acid (182 mg, yield 82%) was obtained. 141-142 ° C.
[0414]
Example 309
Methyl (2- [3- [1- (5-chloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy] phenyl) acetate (240 mg), 5% palladium-carbon (100 mg) and A mixture of ethanol (50 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature for 2 days. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (20 ml), tetrahydrofuran (20 ml) and ethanol (20 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (20 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give (2- {3- [3-isopropyl-1- (2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} phenyl) acetic acid as colorless crystals. (92.4 mg, yield 43%). 140-142 ° C.
Example 310
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (354 mg), 3- (3-hydroxy-1-methyl- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (570 mg) was added to a mixture of methyl 1H-pyrazol-4-yl) propanoate (246 mg), tributylphosphine (563 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature, and then overnight. Stirred. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [3- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole as colorless crystals. -4-yl {propoxy) -1-methyl-1H-pyrazol-4-yl] propanoic acid (307 mg, yield 58%) was obtained. 124-125 ° C.
Example 311
Methyl (2- [3- [1- (5-chloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3-methoxyphenyl) acetate (260 mg), 1 N sodium hydroxide After stirring a mixture of an aqueous solution (20 ml), tetrahydrofuran (20 ml) and ethanol (20 ml) at room temperature overnight, 1N hydrochloric acid (20 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give (2- [3- [1- (5-chloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy as colorless crystals. ] -3-methoxyphenyl) acetic acid (214 mg, yield 85%). 148-149 ° C.
[0415]
Example 312
Methyl (2- {3- [1- (5-chloro-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methoxyphenyl) acetate (290 mg), 5% palladium-carbon (300 mg) and ethanol (50 ml) were stirred under a hydrogen atmosphere at room temperature overnight. After removing palladium-carbon by filtration, the mother liquor was concentrated. The obtained residue was subjected to silica gel column chromatography to give a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (20 ml), tetrahydrofuran (20 ml) and ethanol (20 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (20 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless oil was crystallized from diisopropyl ether-hexane to give (2- {3- [3-isopropyl-1- (2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3- as colorless crystals. (Methoxyphenyl) acetic acid (82.0 mg, yield 32%) was obtained. 102-104 ° C.
Example 313
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (170 mg), (1-ethyl-3-hydroxy-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (275 mg) was added to a mixture of methyl pyrazol-4-yl) acetate (100 mg), tributylphosphine (272 μL) and tetrahydrofuran (50 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a pale yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (20 ml), tetrahydrofuran (20 ml) and ethanol (20 ml) was stirred at room temperature for 4 hours, 1 N hydrochloric acid (20 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a white solid was obtained from an ethyl acetate-hexane (3: 2, volume ratio) extraction part. The obtained solid was recrystallized from diisopropyl ether-hexane to give [1-ethyl-3- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl]-] as colorless crystals. [1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (105 mg, yield 42%) was obtained. Melting point 99-100 [deg.] C.
Example 314
3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), 3- (3-hydroxy-1-methyl- To a mixture of methyl 1H-pyrazol-4-yl) propanoate (278 mg), tributylphosphine (638 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (646 mg) at room temperature and then overnight. Stirred. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (3: 7, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [1-methyl-3- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl]] as colorless crystals. [1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -1H-pyrazol-4-yl] propanoic acid (436 mg, yield 73%) was obtained. 103-104 ° C.
[0416]
Example 315
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (313 mg), (2-hydroxy-3-methylphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (541 mg), tributylphosphine (748 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (757 mg) at room temperature, followed by heating to 50 ° C. and stirring at that temperature for 1 hour. Was. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1:19, volume ratio). A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a white solid was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (7:13, volume ratio). The obtained solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [2- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4- as colorless crystals. [Ill @ propoxy) -3-methylphenyl] acetic acid (135 mg, yield 29%) was obtained. 159-160 ° C.
Example 316
3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), (2-hydroxy-3-methylphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (305 mg), tributylphosphine (703 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (712 mg) at room temperature, followed by heating to 50 ° C. and stirring at that temperature overnight. . After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a pale yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (3: 7, volume ratio). The obtained solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [2- (3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4-) as colorless crystals. [Ill @ propoxy) -3-methylphenyl] acetic acid (193 mg, yield 27%) was obtained. 184-185 ° C.
Example 317
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (329 mg), (1-cyclohexyl-3-hydroxy-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (530 mg) was added to a mixture of ethyl pyrazol-4-yl) acetate (250 mg), tributylphosphine (523 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature, and the mixture was heated to 50 ° C. And stirred overnight at that temperature. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a yellow oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). The obtained oil was crystallized from ethyl acetate-hexane to give [1-cyclohexyl-3- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-) as colorless crystals. Pyrazol-4-yl {propoxy) -1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (145 mg, yield 27%) was obtained. Melting point 116-117 [deg.] C.
[0417]
Example 318
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (450 mg), (5-hydroxy-1-methyl-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (727 mg) was added to a mixture of ethyl pyrazol-4-yl) acetate (292 mg), tributylphosphine (716 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature, and the mixture was heated to 50 ° C. And stirred overnight at that temperature. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (3: 7, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [5- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4] as colorless crystals. -Yl {propoxy) -1-methyl-1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (246 mg, yield 38%) was obtained. 146-148 ° C.
Example 319
3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), (2-hydroxy-3-methylphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (344 mg), tributylphosphine (792 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (802 mg) at room temperature, followed by heating to 50 ° C. and stirring at that temperature overnight. . After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a pale yellow solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [3-methyl-2- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H) as colorless crystals. -Pyrazol-4-yl {propoxy) phenyl] acetic acid (268 mg, yield 37%) was obtained. 134-135 ° C.
Example 320
3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (1-cyclohexyl-3-hydroxy-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (646 mg) was added to a mixture of ethyl (pyrazol-4-yl) acetate (336 mg), tributylphosphine (638 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature, and the mixture was heated to 50 ° C. And stirred overnight at that temperature. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a pale yellow solid was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). The obtained solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [1-cyclohexyl-3- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-) as colorless crystals. Pyrazol-4-yl {propoxy) -1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (453 mg, yield 68%) was obtained. 127-128 ° C.
[0418]
Example 321
3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (450 mg), (5-hydroxy-1-methyl-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (727 mg) was added to a mixture of ethyl pyrazol-4-yl) acetate (291 mg), tributylphosphine (718 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature, and the mixture was heated to 50 ° C. And stirred overnight at that temperature. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a pale yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (3: 7, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [1-methyl-5- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H) as colorless crystals. -Pyrazol-4-yl {propoxy) -1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (274 mg, yield 42%) was obtained. 136-138 ° C.
Example 322
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), (1-ethyl-5-hydroxy-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (807 mg) was added to a mixture of ethyl pyrazol-4-yl) acetate (381 mg), tributylphosphine (797 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature, and the mixture was heated to 50 ° C. And stirred overnight at that temperature. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a pale yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a white solid was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). The obtained solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [1-ethyl-5- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-) as colorless crystals. Pyrazol-4-yl {propoxy) -1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (187 mg, yield 25%) was obtained. 120-121 ° C.
Example 323
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), 3- (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) ) To a mixture of ethyl propanoate (395 mg), tributylphosphine (797 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (807 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [2- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole) as colorless crystals. 4-yl {propoxy) -3-methoxyphenyl] propanoic acid (429 mg, yield 55%) was obtained. 112-113 ° C.
[0419]
Example 324
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), 3- (3-hydroxy-4-methoxyphenyl) ) 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (807 mg) was added to a mixture of ethyl propanoate (395 mg), tributylphosphine (797 µL) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 3- [3- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole as colorless crystals. 4-yl {propoxy) -4-methoxyphenyl] propanoic acid (447 mg, yield 57%) was obtained. 93-94 ° C.
Example 325
3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), (5-hydroxy-1-methyl-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (712 mg) was added to a mixture of ethyl pyrazol-4-yl) acetate (286 mg), tributylphosphine (703 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (3: 7, volume ratio). A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained pale yellow solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [5- (3- {3-cyclohexyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-) as colorless crystals. 4-yl {propoxy) -1-methyl-1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (538 mg, yield 78%) was obtained. 137-138 ° C.
Example 326
3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), (1-ethyl-5-hydroxy-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (807 mg) was added to a mixture of ethyl pyrazol-4-yl) acetate (349 mg), tributylphosphine (797 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature overnight, and 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained pale yellow solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [1-ethyl-5- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl]-) as colorless crystals. [1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (431 mg, yield 58%) was obtained. 125-126 ° C.
[0420]
Example 327
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (5-hydroxy-4-methyl-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (690 mg) was added to a mixture of ethyl pyrazol-1-yl) acetate (240 mg), tributylphosphine (550 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a brown solid from a fraction eluted with methanol-ethyl acetate (1:19, volume ratio). The obtained solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [5- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4-) as colorless crystals. [Ill @ propoxy) -4-methyl-1H-pyrazol-1-yl] acetic acid (222 mg, yield 37%) was obtained. 123-124 ° C.
Example 328
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), (4-ethyl-5-hydroxy-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (807 mg) was added to a mixture of ethyl pyrazol-1-yl) acetate (349 mg), tributylphosphine (797 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature, and the mixture was heated to 50 ° C. And stirred all night. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 30 minutes, 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [4-ethyl-5- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H) as colorless crystals. -Pyrazol-4-yl} propoxy) -1H-pyrazol-1-yl] acetic acid (635 mg, yield 85%) was obtained. Melting point 111-112 [deg.] C.
Example 329
3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (5-hydroxy-4-methyl-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (690 mg) was added to a mixture of ethyl pyrazol-1-yl) acetate (240 mg), tributylphosphine (550 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [4-methyl-5- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H] as colorless crystals. -Pyrazol-4-yl {propoxy) -1H-pyrazol-1-yl] acetic acid (433 mg, yield 75%) was obtained. 145-146 ° C.
[0421]
Example 330
3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), (4-ethyl-5 -Hydroxy-1H-pyrazol-1-yl) ethyl acetate (318 mg), 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (737 mg) were added to a mixture of tributylphosphine (728 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature. Heat to 50 ° C. and stir overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 30 minutes, 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless oil was crystallized from ethyl acetate-hexane to give [4-ethyl-5- (3- {3- (1-ethylpropyl) -1-] [5- (trifluoromethyl) -2] as colorless crystals. [-Pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -1H-pyrazol-1-yl] acetic acid (389 mg, yield 54%). 124-125 ° C.
Example 331
3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (4-ethyl-5-hydroxy-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (646 mg) was added to a mixture of ethyl pyrazol-1-yl) acetate (279 mg), tributylphosphine (638 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature, followed by heating to 50 ° C. And stir for 8 hours. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [4-ethyl-5- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H] as colorless crystals. -Pyrazol-4-yl {propoxy) -1H-pyrazol-1-yl] acetic acid (420 mg, yield 71%) was obtained. 135-136 ° C.
Example 332
1- {6- [4- (3-hydroxypropyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-1-yl] -3-pyridinyl} ethanone (320 mg), methyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate ( 239 mg), tributylphosphine (553 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) were added with 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (560 mg) at room temperature, and then stirred for 3 hours. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give (2- {3- [1- (5-acetyl-2-pyridinyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy) as colorless crystals. (-3-Methoxyphenyl) acetic acid (299 mg, yield 60%) was obtained. 148-149 ° C.
[0422]
Example 333
3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), (1-ethyl-3 -Hydroxy-1H-pyrazol-4-yl) acetate (297 mg), 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (737 mg) were added to a mixture of tributylphosphine (728 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature. Stirred all night. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [1-ethyl-3- (3- {3- (1-ethylpropyl) -1] was obtained as an amorphous substance from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (2: 3, volume ratio). -[5- (Trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl {propoxy) -1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (520 mg, yield 72%) was obtained.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.85 (6H, t, J = 7.2 Hz), 1.40 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.60-1.83 (4H, m), 2. 01-2.13 (2H, m), 2.52-2.67 (3H, m), 3.44 (2H, s), 3.96 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4 .21-4.28 (2H, m), 7.20 (1H, s), 7.90-7.96 (1H, m), 8.02 (1H, d, J = 8.4 Hz), 8.31 (1H, s), 8.56-8.60 (1H, m).
Example 334
3- {3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), (1-ethyl-3-hydroxy-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (772 mg) was added to a mixture of methyl pyrazol-4-yl) acetate (310 mg), tributylphosphine (762 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a white solid from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained solid, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [3- (3- {3-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4] as colorless crystals. [-Yl @ propoxy) -1-ethyl-1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (403 mg, 55% yield). 109-110 ° C.
Example 335
3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), (1-ethyl-3-hydroxy-1H- 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (802 mg) was added to a mixture of methyl pyrazol-4-yl) acetate (322 mg), tributylphosphine (792 μL) and tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give [3- (3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4] as colorless crystals. [-Yl @ propoxy) -1-ethyl-1H-pyrazol-4-yl] acetic acid (398 mg, yield 54%) was obtained. 108-109 ° C.
[0423]
Example 336
3- [1- (3,5-Dichloro-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (500 mg), methyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate ( 315 mg), 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (805 mg) was added to a mixture of tributylphosphine (645 mg) and tetrahydrofuran (60 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether (20 ml) was added to the residue, and insolubles were removed by filtration. After the filtrate was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (3 ml), tetrahydrofuran (6 ml) and methanol (6 ml) was stirred at 50 ° C. for 2 hours, poured into water, and 2N hydrochloric acid (3 ml) was added. Extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and then used as (2- [3- [1- (3,5-dichloro-2-pyridyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3-methoxyphenyl. ) Acetic acid (550 mg, yield 72%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 105-106 ° C.
Example 337
6- [4- (3-hydroxypropyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-1-yl] pyridazine-3-carbonitrile (500 mg), methyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate (430 mg), 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (930 mg) was added to a mixture of tributylphosphine (740 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oily substance, 2N hydrochloric acid (3 ml) and 1,4-dioxane (6 ml) was stirred with heating under reflux for 6 hours, water (20 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (2- {3- [1- (6-cyanopyridazin-3-yl) -3-isopropyl) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). [-1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methoxyphenyl) acetic acid (300 mg, yield 37%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 132-133 ° C.
Example 338
2- [4- (3-hydroxypropyl) -3-isopropyl-1H-pyrazol-1-yl] pyrimidine-5-carbonitrile (330 mg), methyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate (280 mg), 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (930 mg) was added to a mixture of tributylphosphine (490 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 3, volume ratio). A mixture of the obtained oily substance, 2N hydrochloric acid (3 ml) and 1,4-dioxane (6 ml) was stirred with heating under reflux for 6 hours, water (20 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (2- {3- [1- (5-cyanopyrimidin-2-yl) -3-isopropyl) was eluted from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (3: 1, volume ratio). [-1H-pyrazol-4-yl] propoxy {-3-methoxyphenyl) acetic acid (140 mg, yield 28%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 167-168 ° C.
[0424]
Example 339
3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (700 mg), (2-hydroxy- To a mixture of methyl 3-methoxyphenyl) acetate (480 mg), tributylphosphine (820 mg) and tetrahydrofuran (50 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (1.03 g) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (4 ml), tetrahydrofuran (6 ml) and methanol (6 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (4 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [2- (3- {3- (1-ethylpropyl) -1-] 6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl. [{Propoxy) -3-methoxyphenyl] acetic acid (760 mg, yield 76%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 81-82 ° C.
Example 340
3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (700 mg), (2-hydroxy- To a mixture of methyl 3- (methylphenyl) acetate (440 mg), tributylphosphine (820 mg) and tetrahydrofuran (50 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (1.03 g) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (4 ml), tetrahydrofuran (6 ml) and methanol (6 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (4 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [2- (3- {3- (1-ethylpropyl) -1-] 6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl. {Propoxy) -3-methylphenyl] acetic acid (730 mg, yield 73%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. Mp 76-77 ° C.
Example 341
3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (280 mg), (3-ethyl- To a mixture of methyl 2-hydroxyphenyl) acetate (180 mg), tributylphosphine (330 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (410 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [3-ethyl-2- (3- {3- (1-ethylpropyl) -1-] 6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazole was used. 4-yl {propoxy) phenyl] acetic acid (250 mg, yield 60%) was obtained. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 93-94 ° C.
[0425]
Example 342
3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) pyrimidin-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propanol (550 mg), (2-hydroxy-3-methoxy To a mixture of methyl (phenyl) acetate (350 mg), tributylphosphine (710 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (930 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oily substance, 2N hydrochloric acid (3 ml) and 1,4-dioxane (6 ml) was stirred with heating under reflux for 6 hours, water (20 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [2- (3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (tri Fluoromethyl) pyrimidin-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl {propoxy) -3-methoxyphenyl] acetic acid (180 mg, yield 22%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 163-164 ° C.
Example 343
3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) pyrimidin-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propanol (610 mg), (2-hydroxy-3-methyl To a mixture of methyl phenyl) acetate (360 mg), tributylphosphine (720 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (900 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oily substance, 2N hydrochloric acid (3 ml) and 1,4-dioxane (6 ml) was stirred with heating under reflux for 6 hours, water (20 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and [2- (3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (tri Fluoromethyl) pyrimidin-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl {propoxy) -3-methylphenyl] acetic acid (260 mg, yield 30%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 110-111 ° C.
Example 344
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -1,3,4-thiadiazol-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (400 mg), (2- To a mixture of methyl hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate (270 mg), tributylphosphine (510 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (630 mg) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [2- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -1,3,4-thiadiazol-2-yl] -1H-pyrazole-4] was obtained. -Yl {propoxy) -3-methoxyphenyl] acetic acid (131 mg, yield 22%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 114-115 ° C.
[0426]
Example 345
3- {3-tert-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) ) 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (772 mg) was added to a mixture of methyl acetate (330 mg), tributylphosphine (762 µl) and tetrahydrofuran (75 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After the reaction solution was concentrated, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and a pale yellow oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless oil was crystallized from hexane to give [2- (3- {3-tert-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy. ) -3-Methoxyphenyl] acetic acid (511 mg, yield 68%) was obtained as colorless crystals. 94-95 ° C.
Example 346
3- {3-tert-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (380 mg), (2-hydroxy-3-methylphenyl ) 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (585 mg) was added to a mixture of methyl acetate (230 mg), tributylphosphine (578 µl) and tetrahydrofuran (50 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and a yellow oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained pale yellow oil was crystallized from hexane to give [2- (3- {3-tert-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl]}. Propoxy) -3-methylphenyl] acetic acid (236 mg, yield 43%) was obtained as colorless crystals. 86-87 ° C.
Example 347
3- {3-tert-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), (3-ethyl-2-hydroxyphenyl ) 1,1'-Azodicarbonyldipiperidine (772 mg) was added to a mixture of methyl acetate (326 mg), tributylphosphine (762 µl) and tetrahydrofuran (75 ml) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and a yellow oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 3 hours, 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained pale yellow oil was crystallized from hexane to give [2- (3- {3-tert-butyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl]}. Propoxy) -3-ethylphenyl] acetic acid (370 mg, yield 49%) was obtained as colorless crystals. 98-99 ° C.
[0427]
Example 348
3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (330 mg), (3-hydroxy-2 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (488 mg) was added to a mixture of methyl-methyl-4-pyridinyl) acetate (175 mg), tributylphosphine (538 μl) and tetrahydrofuran (50 ml) at room temperature. Stir for hours. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a yellow oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (15 ml), tetrahydrofuran (15 ml) and ethanol (15 ml) was stirred at room temperature for 30 minutes, 1N hydrochloric acid (15 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a yellow oil was obtained from a fraction eluted with methanol-ethyl acetate (1: 3, volume ratio). The obtained yellow oil was crystallized from hexane to give [3- (3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4-. [Ill @ propoxy) -2-methyl-4-pyridinyl] acetic acid (53.0 mg, yield 11%) was obtained as pale yellow crystals. 78-79 ° C.
Example 349
2- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-ethanol (400 mg), (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (315 mg), tributylphosphine (540 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (670 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 4, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (4 ml) and methanol (4 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (2 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and (2- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} ethoxy-3-methoxyphenyl) acetic acid. (535 mg, yield 86%) was obtained as colorless crystals. Recrystallized from ethyl acetate-hexane. 165-166 ° C.
Example 350
3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) To a mixture of methyl acetate (230 mg), tributylphosphine (490 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (610 mg) at room temperature, followed by stirring at 65 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl (2- {3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methoxyphenyl) acetate (520 mg, (86% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) [Delta]: 0.87 (6H, t, J = 7.6 Hz), 1.69-1.79 (4H, m), 2.02-2.09 (2H, m), 2.57-2 .67 (3H, m), 3.68 (3H, s), 3.69 (2H, s), 3.85 (3H, s), 4.06 (2H, t, J = 6.4 Hz) , 6.82-6.87 (2H, m), 7.01 (1H, t, J = 8.0 Hz), 7.83-7.84 (2H, m), 8.25 (1H, s) ), 8.38-8.39 (1H, m).
[0428]
Example 351
Methyl (2- {3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methoxyphenyl) acetate (500 mg), After stirring a mixture of a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (7 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (7 ml) at room temperature for 4 hours, 1 N hydrochloric acid (7 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and (2- {3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3. -Methoxyphenyl) acetic acid (430 mg, yield 88%) was obtained. Recrystallized from hexane-ethyl acetate. 94-95 ° C.
Example 352
3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), (2-hydroxy-3-methylphenyl) To a mixture of methyl acetate (210 mg), tributylphosphine (490 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (610 mg) at room temperature, and the mixture was stirred at 65 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl (2- {3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methylphenyl) acetate (380 mg, (65% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.87 (6H, t, J = 7.2 Hz), 1.68-1.78 (4H, m), 2.07-2.13 (2H, m), 2.30 (3H , S), 2.57-2.70 (3H, m), 3.68 (2H, s), 3.68 (3H, s), 3.87 (2H, t, J = 6.4 Hz) , 6.99 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.09-7.11 (2H, m), 7.84 (2H, m), 8.24 (1H, s), 8.24. 38-8.39 (1H, m).
Example 353
Methyl (2- {3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methylphenyl) acetate (360 mg), After stirring a mixture of a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (7 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (7 ml) at room temperature for 4 hours, 1 N hydrochloric acid (7 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and (2- {3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3. -Methylphenyl) acetic acid (310 mg, yield 89%) was obtained. Recrystallized from hexane-ethyl acetate. 120-121 ° C.
[0429]
Example 354
3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (400 mg), (3-ethyl-2-hydroxyphenyl) To a mixture of methyl acetate (230 mg), tributylphosphine (490 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (610 mg) at room temperature, followed by stirring at 65 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl (2- {3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-ethylphenyl) acetate (280 mg, (47% yield) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 0.88 (6H, t, J = 7.6 Hz), 1.23 (3H, t, J = 7.6 Hz), 1.69-1.79 (4H, m), 08-2.15 (2H, m), 2.58-2.70 (5H, m), 3.68 (2H, s), 3.68 (3H, s), 3.86 (2H, t, J = 6.4 Hz), 7.04 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.11 (1H, dd, J = 7.6, 2.0 Hz), 7.15 (1H, dd) , J = 7.6, 2.0 Hz), 7.84 (2H, m), 8.24 (1H, s), 8.39 (1H, m).
Example 355
Methyl (2- {3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-ethylphenyl) acetate (220 mg), After stirring a mixture of a 1N aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) at room temperature for 4 hours, 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and (2- {3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3. -Ethylphenyl) acetic acid (180 mg, yield 84%) was obtained. Recrystallized from hexane-ethyl acetate. 123 ° C.
Example 356
3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (410 mg), (2-hydroxy-3-isopropylphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (280 mg), tributylphosphine (560 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (700 mg) at room temperature, followed by stirring at 65 ° C overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl [3-isopropyl-2- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (430 mg, yield 66%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.22 (6H, d, J = 6.8 Hz), 1.36 (6H, d, J = 7.2 Hz), 2.12-2.18 (2H, m), 74 (2H, t, J = 8.0 Hz), 3.04-3.10 (1H, m), 3.25-3.31 (1H, m), 3.69 (2H, s), 3 .69 (3H, s), 3.86 (2H, t, J = 6.4 Hz), 7.06-7.11 (2H, m), 7.19-7.21 (1H, m), 7.95 (1H, dd, J = 8.8, 2.4 Hz), 8.04 (1H, d, J = 8.8 Hz), 8.33 (1H, s), 8.60-8 .61 (1H, m).
[0430]
Example 357
Methyl [3-isopropyl-2- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (420 mg), 1 A mixture of a normal aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 4 hours, and 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration, and [3-isopropyl-2- (3- [3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy is used. ) Phenyl] acetic acid (310 mg, yield 76%) was obtained. Recrystallized from hexane-ethyl acetate. 108-109 ° C.
Example 358
3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (410 mg), (2-hydroxy-3-isopropylphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (280 mg), tributylphosphine (560 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (700 mg) at room temperature, followed by stirring at 65 ° C overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl [3-isopropyl-2- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (430 mg, yield 66%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.04 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.21 (6H, d, J = 7.2 Hz), 1.73-1.81 (2H, m), 11-2.17 (2H, m), 2.66 (2H, t, J = 8.0 Hz), 2.71 (2H, t, J = 8.0 Hz), 3.25-3.31 (1H, m), 3.68 (2H, s), 3.68 (3H, s), 3.85 (2H, t, J = 6.4 Hz), 7.06-7.11 (2H, m), 7.20 (1H, dd, J = 7.0, 2.4 Hz), 7.96 (1H, dd, J = 8.4, 2.4 Hz), 8.02 (1H, d) , J = 8.4 Hz), 8.34 (1H, s), 8.61 (1H, m).
Example 359
Methyl [3-isopropyl-2- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetate (420 mg), 1 A mixture of a normal aqueous sodium hydroxide solution (5 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (5 ml) was stirred at room temperature for 4 hours, and 1N hydrochloric acid (5 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals are collected by filtration, and [3-isopropyl-2- (3- [3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy is used. ) Phenyl] acetic acid (350 mg, yield 86%) was obtained. Recrystallized from hexane-ethyl acetate. 102-103 ° C.
[0431]
Example 360
3- [3-isopropyl-1- [3- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (300 mg), (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (190 mg), tributylphosphine (410 mg) and tetrahydrofuran (20 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (520 mg) at room temperature, and the mixture was stirred at 65 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl [2- (3- [3-isopropyl-1- [3- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3-methoxyphenyl] acetate (440 mg, yield 94%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.33 (6H, d, J = 6.8 Hz), 2.05-2.12 (2H, m), 2.68-2.72 (2H, m), 3.01-3 0.08 (1H, m), 3.67 (3H, s), 3.69 (2H, s), 3.83 (3H, s), 4.07 (2H, t, J = 6.4 Hz) , 6.82-6.86 (2H, m), 6.98-7.02 (1H, m), 7.31 (1H, dd, J = 8.0, 4.8 Hz), 8.01. (1H, s), 8.14 (1H, dd, J = 8.0, 1.6 Hz), 8.59 (1H, dd, J = 4.8, 1.6 Hz).
Example 361
Methyl [2- (3- [3-isopropyl-1- [3- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3-methoxyphenyl] acetate (420 mg), 1 A mixture of a normal aqueous sodium hydroxide solution (6 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (6 ml) was stirred at room temperature for 4 hours, and 1N hydrochloric acid (6 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration, and [2- (3- [3-isopropyl-1- [3- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3- [Methoxyphenyl] acetic acid (370 mg, yield: 91%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 1.) δ: 1.29 (6H, d, J = 6.8 Hz), 2.15-2.22 (2H, m), 2.65 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2. 96-3.03 (1H, m), 3.70 (2H, s), 3.83 (3H, s), 4.05-4.09 (2H, m), 6.82-6.86 ( 2H, m), 7.00 (1H, t, J = 8.0 Hz), 7.36 (1H, dd, J = 7.6, 4.8 Hz), 8.07 (1H, s), 8.18 (1H, dd, J = 7.6, 1.6 Hz), 8.57 (1H, dd, J = 4.8, 1.6 Hz).
Example 362
3- [3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (300 mg), (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (190 mg), tributylphosphine (410 mg) and tetrahydrofuran (20 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (520 mg) at room temperature, and the mixture was stirred at 65 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl, [2- (3- [3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3-methoxyphenyl] acetate (400 mg, yield 85%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.35 (6H, d, J = 6.8 Hz), 2.05-2.12 (2H, m), 2.68-2.72 (2H, m), 3.03-3 .10 (1H, m), 3.67 (3H, s), 3.69 (2H, s), 3.85 (3H, s), 4.07 (2H, t, J = 6.4 Hz) , 6.83-6.86 (2H, m), 6.99-7.03 (1H, m), 7.28 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.16 (1H, s) ), 8.31 (1H, s), 8.50 (1H, d, J = 5.2 Hz).
[0432]
Example 363
Methyl [2- (3- [3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3-methoxyphenyl] acetate (310 mg), 1 A mixture of a normal aqueous sodium hydroxide solution (6 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (6 ml) was stirred at room temperature for 4 hours, and 1N hydrochloric acid (6 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained colorless crystals were collected by filtration and [2- (3- [3-isopropyl-1- [4- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3- [Methoxyphenyl] acetic acid (260 mg, yield 86%) was obtained. 127-128 ° C.
Example 364
3- [3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (300 mg), (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetic acid To a mixture of methyl (190 mg), tributylphosphine (410 mg) and tetrahydrofuran (20 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (520 mg) at room temperature, and the mixture was stirred at 65 ° C. overnight. After concentrating the reaction solution, isopropyl ether was added and the insolubles were removed by filtration. The filtrate was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography, and eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). Methyl [2- (3- [3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3-methoxyphenyl] acetate (390 mg, yield 83%) as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) [Delta]: 1.34 (6H, d, J = 6.8 Hz), 2.05-2.12 (2H, m), 2.68-2.72 (2H, m), 3.03-3 .09 (1H, m), 3.68 (3H, s), 3.69 (2H, s), 3.86 (3H, s), 4.07 (2H, t, J = 6.4 Hz) , 6.83-6.87 (2H, m), 6.99-7.03 (1H, m), 7.44 (1H, d, J = 7.6 Hz), 7.88-7.92. (1H, m), 8.13 (1H, d, J = 8.4 Hz), 8.35 (1H, s).
Example 365
Methyl [2- (3- [3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3-methoxyphenyl] acetate (360 mg), 1 A mixture of a normal aqueous sodium hydroxide solution (6 ml), tetrahydrofuran (5 ml) and methanol (6 ml) was stirred at room temperature for 4 hours, and 1N hydrochloric acid (6 ml) was added, followed by extraction with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The resulting colorless crystals were collected by filtration and [2- (3- [3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3- Methoxyphenyl] acetic acid (290 mg, yield 83%) was obtained. 95-97 ° C.
[0433]
Example 366
3- {3-tert-butyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (300 mg), (2-hydroxy-3-methoxy To a mixture of methyl phenyl) acetate (215 mg), tributylphosphine (454 μL) and tetrahydrofuran (60 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (460 mg) at room temperature, and the mixture was stirred overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and a pale yellow oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1:10, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (6 ml), tetrahydrofuran (6 ml) and methanol (6 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, 1 N hydrochloric acid (6 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and the fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio) was concentrated and then crystallized from ethyl acetate-hexane to give [2- (3- {3-tert-butyl- 1- [6- (Trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl {propoxy) -3-methoxyphenyl] acetic acid (261 mg, yield 58%) was obtained as colorless crystals. 131-132 ° C.
Example 367
3- {3-tert-butyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (350 mg), (2-hydroxy-3-methyl To a mixture of methyl phenyl) acetate (202 mg), tributylphosphine (558 μL) and tetrahydrofuran (50 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (565 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and a yellow oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1:10, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (6 ml), tetrahydrofuran (6 ml) and methanol (6 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, 1 N hydrochloric acid (6 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and the fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio) was concentrated and then crystallized from ethyl acetate-hexane to give [2- (3- {3-tert-butyl- 1- [6- (Trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl {propoxy) -3-methylphenyl] acetic acid (219 mg, yield 43%) was obtained as colorless crystals. 96-97 ° C.
Example 368
3- [1- (5-Bromo-2-pyridinyl) -3-tert-butyl-1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (200 mg), methyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate ( 120 mg), tributylphosphine (240 mg), and tetrahydrofuran (40 ml), 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (300 mg) was added at room temperature, and the mixture was stirred for 3 hours. After concentrating the reaction solution, the precipitated crystals were separated by filtration using diethyl ether, and the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and an oil (244 mg) was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous solution of sodium hydroxide (2 ml), tetrahydrofuran (3 ml) and methanol (3 ml) was stirred at 50 ° C to 60 ° C for 1 hour. The reaction mixture was poured into water, made acidic with 2N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (2- [3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3-tert-) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). Butyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3-methoxyphenyl) acetic acid (210 mg, yield 71%) was obtained as a colorless oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.37 (9H, s), 2.1-2.35 (2H, m), 2.78 (2H, d, J = 7.2 Hz), 3.73 (2H, s), 3.84 (3H, s), 4.12 (2H, t, J = 7.2 Hz), 6.8-7.05 (3H, m), 7.86 (2H, d, J = 1. 4 Hz), 8.33 (1H, brs), 8.36 (1H, t, J = 1.4 Hz).
[0434]
Example 369
3- [1- (5-Bromo-2-pyridinyl) -3-tert-butyl-1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (250 mg), methyl (2-hydroxy-3-methylphenyl) acetate ( To a mixture of 200 mg), tributylphosphine (450 mg) and tetrahydrofuran (30 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (560 mg) at room temperature, followed by stirring at 100 ° C. for 6 hours. After concentrating the reaction solution, the precipitated crystals were separated by filtration using diethyl ether, and the filtrate was concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and an oil (250 mg) was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 5, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (2 ml) and methanol (2 ml) was stirred at 50 to 60 ° C. for 1 hour. The reaction mixture was poured into water, made acidic with 2N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (2- [3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3-tert-) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 2, volume ratio). Butyl-1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3-methylphenyl) acetic acid (190 mg, yield 53%) was obtained as crystals. Recrystallized from diethyl ether-hexane. 62-63 ° C.
Example 370
3- [3-tert-butyl-1- (5-chloropyridin-2-yl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (240 mg), methyl (2-hydroxy-3-methoxyphenyl) acetate (190 mg), tributylphosphine (320 mg) and tetrahydrofuran (60 ml) were mixed with 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (400 mg) at room temperature, and then stirred for 15 hours. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (2 ml) and ethanol (2 ml) was stirred at 50 ° C. for 30 minutes, 1N hydrochloric acid (2 ml) and water were added, and ethyl acetate was added. Extracted. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and (2- (3- [3-tert-butyl-1- (5-chloropyridine-2-)) was eluted with ethyl acetate-hexane (1: 1, volume ratio). Il) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -3-methoxyphenyl) acetic acid (230 mg, yield 61%) was obtained as colorless crystals. Recrystallization from hexane-diethyl ether gave colorless prism crystals. 87-88 ° C.
Example 371
3- [3-tert-butyl-1- (5-chloropyridin-2-yl) -1H-pyrazol-4-yl] -1-propanol (240 mg), methyl (2-hydroxy-3-methylphenyl) acetate (180 mg), 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (800 mg) was added to a mixture of tributylphosphine (640 mg) and tetrahydrofuran (50 ml) at room temperature, and the mixture was heated under reflux for 4 hours. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (0: 100 to 5:95, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (2 ml), tetrahydrofuran (2 ml) and ethanol (2 ml) was stirred at 50 ° C. for 30 minutes, 1N hydrochloric acid (2 ml) and water were added, and ethyl acetate was added. Extracted. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And then concentrated to give (2- [3- [3-tert-butyl-1- (5-chloropyridin-2-yl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3-methylphenyl) acetic acid ( (150 mg, yield 42%) as colorless crystals. Recrystallization from hexane-diethyl ether gave colorless prism crystals. 112-113 ° C.
[0435]
Example 372
[3-Methyl-1- (2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-yl] methanol (2.30 g), ethyl 3- (4-hydroxyphenyl) propionate (2.58 g), tributylphosphine (4. To a mixture of 93 g) and tetrahydrofuran (100 ml) was added 1,1'-azodicarbonyldipiperidine (6.16 g) at room temperature, followed by stirring at room temperature overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (10:90, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (15 ml), tetrahydrofuran (15 ml) and ethanol (15 ml) was stirred at room temperature for 2 hours, 1N hydrochloric acid (15 ml) and water were added, and ethyl acetate was added. Extracted. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) Then, the mixture was concentrated to give 3- [4- [3-methyl-1- (2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] phenyl] propionic acid (3.05 g, yield 74%) as colorless crystals. As obtained. Recrystallized from ethanol-water. 129-130 ° C.
Example 373
[3-Methyl-1- (2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-yl] methanol (3.14 g), methyl (4-hydroxyphenyl) acetate (3.00 g), tributylphosphine (6.71 g) and 1,1′-Azodicarbonyldipiperidine (8.36 g) was added to a mixture of tetrahydrofuran (100 ml) at room temperature, followed by stirring at room temperature overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (10:90, volume ratio). A mixture of the obtained oil, 1N aqueous sodium hydroxide solution (20 ml), tetrahydrofuran (20 ml) and ethanol (20 ml) was stirred at room temperature for 2 hours, 1N hydrochloric acid (20 ml) and water were added, and the mixture was added with ethyl acetate. Extracted. The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) Then, the mixture was concentrated to give [4- [3-methyl-1- (2-pyridinyl) -1H-pyrazol-4-ylmethoxy] phenyl] acetic acid (3.15 g, yield 59%) as colorless crystals. . Recrystallized from ethanol-water. Melting point 161-162 [deg.] C.
Example 374
3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), 2- (3-hydroxy-4-methylphenoxy) ) To a mixture of ethyl-2-methylpropanoate (455 mg), tributylphosphine (792 μL) and tetrahydrofuran (60 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (802 mg) at room temperature, followed by stirring for 3 hours. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 3 hours, 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and a colorless oil was obtained from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (3: 7, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous solution of sodium hydroxide (1.20 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, and then concentrated. To a mixture of the residue and water (50 ml) was added calcium chloride (127 mg) dissolved in a little water, and the mixture was stirred at room temperature for 3 hours. The resulting white precipitate was collected by filtration, and 2- [3- (3- {3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy)-. 4-Methylphenoxy] -2-methylpropanoate calcium (521 mg, yield 62%) was obtained as an amorphous.
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) Δ: 1.34 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.38 (6H, s), 1.92-2.09 (2H, m), 2.04 (3H, s), 2.46-2.61 (2H, m), 3.85-3.97 (2H, m), 4.31 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.31-6.39 ( 1H, m), 6.41-6.47 (1H, m), 6.85 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.81 (1H, d, J = 8.8 Hz), 8.22-8.30 (1H, m), 8.34 (1H, s), 8.70-8.76 (1H, m).
[0436]
Example 375
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), 2- (3-hydroxy-4-methylphenoxy) ) To a mixture of ethyl-2-methylpropanoate (458 mg), tributylphosphine (797 μL) and tetrahydrofuran (50 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (807 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1 N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 3 hours, 1 N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. A mixture of the residue, a 1 N aqueous solution of sodium hydroxide (1.50 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 1 hour, and then concentrated. Calcium chloride (158 mg) dissolved in a little water was added to a mixture of the residue and water (50 ml), and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The resulting white precipitate was collected by filtration, and 2- [3- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy)-. 4-Methylphenoxy] -2-methylpropanoate calcium (647 mg, yield 77%) was obtained as an amorphous.
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) Δ: 1.26 (6H, d, J = 6.8 Hz), 1.39 (6H, s), 1.92-2.12 (2H, m), 2.05 (3H, s), 2.56-2.72 (2H, m), 2.92-3.10 (1H, m), 3.87-4.02 (2H, m), 6.32-6.41 (1H, m ), 6.43-6.49 (1H, m), 6.85 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.98 (1H, d, J = 8.8 Hz), 8.29 (1H, dd, J = 2.2, 8.8 Hz), 8.39 (1H, s), 8.74-8.82 (1H, m).
Example 376
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), 2- (3-hydroxy-4-methoxyphenoxy) ) To a mixture of ethyl-2-methylpropanoate (488 mg), tributylphosphine (797 μL) and tetrahydrofuran (50 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (807 mg) at room temperature, followed by stirring overnight. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (1: 9, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained pale yellow solid was recrystallized from diisopropyl ether-hexane to give 2- [3- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazole-4. -Yl {propoxy) -4-methoxyphenoxy] -2-methylpropanoic acid (610 mg, yield 73%) was obtained as colorless crystals. 106-107 ° C.
Example 377
3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} -1-propanol (500 mg), 2- (4-ethyl-3-hydroxyphenoxy) ) To a mixture of ethyl-2-methylpropanoate (484 mg), tributylphosphine (797 μL) and tetrahydrofuran (50 ml) was added 1,1′-azodicarbonyldipiperidine (807 mg) at room temperature, followed by stirring for 1.5 days. Was. After concentrating the reaction solution, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain a colorless oil from a fraction eluted with ethyl acetate-hexane (3:37, volume ratio). A mixture of the obtained oil, a 1N aqueous sodium hydroxide solution (25 ml), tetrahydrofuran (25 ml) and ethanol (25 ml) was stirred at room temperature for 5 hours, 1N hydrochloric acid (25 ml) was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. . The ethyl acetate layer was washed with saturated saline and dried (MgSO 4). 4 ) And concentrated. The obtained white solid was recrystallized from diisopropyl ether-hexane to give 2- [4-ethyl-3- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-). Pyrazol-4-yl {propoxy) phenoxy] -2-methylpropanoic acid (565 mg, yield 68%) was obtained as colorless crystals. 115-116 ° C.
[0437]
Example 378
2- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3-methoxybenzaldehyde (0.4 g), tetrahydrofuran ( 4 ml), a mixture of methylmethylthiomethylsulfoxide (0.14 ml) and sodium hydroxide (0.04 g) was reacted under reflux for about 5 hours. After cooling to room temperature, water was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The aqueous layer was further extracted with ethyl acetate. The organic layers were combined and washed twice with water. The organic layer was concentrated. A mixture of the residue, ethanol (8 ml) and concentrated hydrochloric acid (0.74 ml) was stirred at 80 ° C. for about 14 hours. After cooling to room temperature, 1N aqueous sodium hydroxide solution (10.7 ml) and ethanol (20 ml) were added, and the mixture was stirred at about 70 ° C. for about 1 hour. After cooling to room temperature, water (10 ml) and toluene (10 ml) were added. A 1N aqueous sodium hydroxide solution (10 ml) was added to the organic layer, and the mixture was separated. The aqueous layers were combined, concentrated hydrochloric acid was added dropwise to adjust the pH to 2.0, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed twice with water, heptane (2 ml) was added, and the mixture was stirred at room temperature for about 0.5 hour. The precipitated crystals were collected by filtration, washed with heptane, and washed with [2- (3- {3-isopropyl-1- (5-trifluoromethylpyridin-2-yl) -1H-pyrazol-4-yl} propoxy)- 3-methoxyphenyl] acetic acid (0.30 g, yield 70.3%) was obtained as slightly yellowish white crystals.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 1.32 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.1-2.2 (2H, m), 2.6-2.7 (2H, m), 3.0-3 .1 (1H, m), 3.71 (2H, s), 3.84 (3H, s), 4.0-4.2 (2H, m), 6.8-7.1 (3H, m) ), 7.90 (1H, dd, J = 8.7, 2.2 Hz), 8.04 (1H, d, J = 8.7 Hz), 8.36 (1H, s), 8.5 -8.6 (1H, m).
Example 379
2- (3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3-methoxybenzaldehyde (585 mg) , Tetrahydrofuran (5.85 ml), methylmethylthiomethylsulfoxide (0.193 ml) and sodium hydroxide (0.049 g) were stirred under reflux for about 5 hours. After cooling to room temperature, water was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The aqueous layer was further extracted with ethyl acetate. The organic layers were combined, washed with water, and then concentrated. A mixture of the residue, ethanol (10.5 ml) and 4N hydrochloric acid-ethyl acetate (3.05 ml) was stirred at about 80 ° C. for about 1 hour. The mixture was cooled to room temperature, saturated aqueous sodium hydrogen carbonate was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer is washed with water, dried over anhydrous magnesium sulfate, concentrated under reduced pressure, and [2- (3- {3- (1-ethylpropyl) -1-] 5- [trifluoromethyl) pyridin-2-yl]. ] -1H-Pyrazol-4-yl {propoxy) -3-methoxyphenyl] ethyl acetate (537 mg, 82% yield) was obtained as an oil.
1 H-NMR (CDCl 3 ) Δ: 0.8-0.9 (6H, m), 1.2-1.3 (3H, m), 1.6-1.8 (4H, m), 2.0-2.1 ( 2H, m), 2.6-2.7 (3H, m), 3.68 (2H, s), 3.85 (3H, s), 4.0-4.2 (2H, m), 6 0.8-6.9 (2H, m), 7.0-7.1 (1H, m), 7.94 (1H, dd, J = 8.7, 2.2 Hz), 8.04 (1H , D, J = 8.7 Hz), 8.33 (1H, s), 8.6-8.7 (1H, m).
[0438]
Figure 2004277397
1), 2), 3) and 4) are mixed and filled into a gelatin capsule.
Figure 2004277397
The total amount of 1), 2) and 3) and 30 g of 4) are kneaded with water, dried under vacuum, and sized. 14 g of 4) and 1 g of 5) are mixed with the sized powder and tableted with a tableting machine. In this way, 1000 tablets containing 30 mg of the compound of Example 1 per tablet are obtained.
[0439]
【The invention's effect】
The compound of the present invention is excellent in blood sugar lowering action, blood lipid lowering action, blood insulin lowering action, insulin resistance improving action, insulin sensitivity enhancing action and retinoid-related receptor function regulating activity, for example, diabetes (eg, type 1 diabetes) Prophylactic / therapeutic agents for type 2 diabetes, gestational diabetes mellitus, etc.); preventive / therapeutic agents for hyperlipidemia (eg, hypertriglyceridemia, hypercholesterolemia, hypoHDL HDL, postprandial hyperlipidemia, etc.); It can be used as an insulin sensitizer; an insulin sensitivity enhancer; a prophylactic / therapeutic agent for impaired glucose tolerance [IGT (Impaired Glucose Tolerance)]; and an inhibitor for the transition from impaired glucose tolerance to diabetes.
[0440]
[Sequence list]
Figure 2004277397
Figure 2004277397
Figure 2004277397
Figure 2004277397

Claims (33)


Figure 2004277397
[式中、環Aは1ないし3個の置換基を有していてもよい環を;
環Bは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい1,2−アゾール環を;
Xa、XbおよびXcは同一または異なって、結合手、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CO−、−CS−、−CR(OR)−、−NR−、−CONR−または−NRCO−(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を、Rは水素原子または水酸基の保護基を、Rは水素原子、置換されていてもよい炭化水素基またはアミノ基の保護基を示す)を;
Yaは炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
YbおよびYcは同一または異なって、結合手または炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
環Cは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい単環式芳香環を;
Rは−OR(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)または−NR(RおよびRは、同一または異なって、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を示すか、あるいはRおよびRが隣接する窒素原子とともに置換されていてもよい複素環を形成する)を示す。
ただし、
▲1▼環Bで示される1,2−アゾール環がピラゾールであるとき、環Cはチアジアゾールまたはオキサジアゾールでなく;
▲2▼環Bで示される1,2−アゾール環がイソオキサゾールであるとき、環Cは置換されていてもよいピリドンでなく;
▲3▼環Bで示される1,2−アゾール環がピラゾール、かつXaおよびXbが結合手であるとき、環Cはベンゼン環でない]で表される化合物またはその塩。
formula
Figure 2004277397
[Wherein ring A is a ring optionally having 1 to 3 substituents;
Ring B is a 1,2-azole ring which may further have 1 to 3 substituents;
Xa, Xb and Xc are the same or different, a bond, -O -, - S -, - SO -, - SO 2 -, - CO -, - CS -, - CR 1 (OR 2) -, - NR 3 -, - CONR 3 - or -NR 3 CO- (R 1 is a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group, R 2 represents a hydrogen atom or a protective group for a hydroxyl group, R 3 is a hydrogen atom, a substituted Represents a protecting group for a hydrocarbon group or an amino group which may be substituted);
Ya is a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Yb and Yc are the same or different and each represent a bond or a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Ring C is a monocyclic aromatic ring which may further have 1 to 3 substituents;
R is -OR 4 (R 4 represents a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group) or -NR 5 R 6 (R 5 and R 6 are the same or different, a hydrogen atom, substituted Or R 5 and R 6 together with an adjacent nitrogen atom form an optionally substituted heterocyclic ring).
However,
{Circle around (1)} When the 1,2-azole ring represented by ring B is pyrazole, ring C is not thiadiazole or oxadiazole;
(2) When the 1,2-azole ring represented by ring B is isoxazole, ring C is not pyridone which may be substituted;
(3) when the 1,2-azole ring represented by ring B is pyrazole and Xa and Xb are a bond, then ring C is not a benzene ring] or a salt thereof.
環Aで示される環が芳香環である請求項1記載の化合物。The compound according to claim 1, wherein the ring represented by ring A is an aromatic ring. 芳香環がベンゼン環、ピリジン環またはピリダジン環である請求項2記載の化合物。The compound according to claim 2, wherein the aromatic ring is a benzene ring, a pyridine ring or a pyridazine ring. 環Bで示される1,2−アゾール環がピラゾールである請求項1記載の化合物。The compound according to claim 1, wherein the 1,2-azole ring represented by ring B is pyrazole. 環Bがさらに有していてもよい置換基が炭化水素基である請求項1記載の化合物。The compound according to claim 1, wherein the substituent which ring B may further have is a hydrocarbon group. 環Bがさらに有していてもよい置換基がアルコキシ基である請求項1記載の化合物。The compound according to claim 1, wherein the substituent which ring B may further have is an alkoxy group. YaがC1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレンである請求項1記載の化合物。The compound according to claim 1, wherein Ya is C1-6 alkylene or C2-6 alkenylene. Xbが−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CO−、−CS−、−CR(OR)−、−NR−、−CONR−または−NRCO−(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を、Rは水素原子または水酸基の保護基を、Rは水素原子、置換されていてもよい炭化水素基またはアミノ基の保護基を示す)である請求項1記載の化合物。Xb is -O -, - S -, - SO -, - SO 2 -, - CO -, - CS -, - CR 1 (OR 2) -, - NR 3 -, - CONR 3 - or -NR 3 CO — (R 1 is a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group, R 2 is a hydrogen atom or a hydroxyl-protecting group, and R 3 is a hydrogen atom, an optionally substituted hydrocarbon group or an amino group. A protecting group). 環Cで示される単環式芳香環がベンゼン環である請求項1記載の化合物。The compound according to claim 1, wherein the monocyclic aromatic ring represented by ring C is a benzene ring. 環Cで示される単環式芳香環がピラゾールである請求項1記載の化合物。The compound according to claim 1, wherein the monocyclic aromatic ring represented by ring C is pyrazole. Rが−OR(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)である請求項1記載の化合物。R is -OR 4 (R 4 represents a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group) A compound according to claim 1 wherein the. Xaが結合手である請求項1記載の化合物。The compound according to claim 1, wherein Xa is a bond. Xbが−O−である請求項1記載の化合物。The compound according to claim 1, wherein Xb is -O-. Ybが結合手である請求項1記載の化合物。2. The compound according to claim 1, wherein Yb is a bond. Xcが結合手または−O−である請求項1記載の化合物。The compound according to claim 1, wherein Xc is a bond or -O-. YcがC1−6アルキレンまたはC2−6アルケニレンである請求項1記載の化合物。Yc is a compound of claim 1 wherein the C 1-6 alkylene or C 2-6 alkenylene. 3−[1−フェニル−3−(4−[3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−イソオキサゾリル]ブトキシ)−1H−ピラゾール−5−イル]プロピオン酸;
2−[3−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェノキシ]−2−メチルプロピオン酸;
3−[2−エトキシ−4−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]プロピオン酸;
3−[3−(3−[3−エトキシ−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]プロピオン酸;
[1−フェニル−3−(4−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}ブトキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸;
[2−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸;
[2−(3−{3−(1−エチルプロピル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸;
(2−[3−[1−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ]−3−メトキシフェニル)酢酸;
[3−エチル−2−(3−[3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル) ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ)フェニル]酢酸;
[2−(3−{3−イソプロピル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メトキシフェニル]酢酸;
[3−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸;
[1−エチル−5−(3−{3−イソプロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸;
[1−エチル−5−(3−{3−プロピル−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−1H−ピラゾール−4−イル]酢酸;
(2−{3−[1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−3−(1−エチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]プロポキシ}−3−メトキシフェニル)酢酸;または
[2−(3−{3−tert−ブチル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}プロポキシ)−3−メチルフェニル]酢酸である請求項1記載の化合物。
3- [1-phenyl-3- (4- [3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -5-isoxazolyl] butoxy) -1H-pyrazol-5-yl] propionic acid;
2- [3- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenoxy] -2-methylpropionic acid;
3- [2-ethoxy-4- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] propionic acid;
3- [3- (3- [3-ethoxy-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) -1-phenyl-1H-pyrazole-5 Yl] propionic acid;
[1-Phenyl-3- (4- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} butoxy) -1H-pyrazol-4-yl] Acetic acid;
[2- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3-methoxyphenyl] acetic acid;
[2- (3- {3- (1-ethylpropyl) -1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3-methoxyphenyl] acetic acid;
(2- [3- [1- (5-chloro-2-pyridyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy] -3-methoxyphenyl) acetic acid;
[3-ethyl-2- (3- [3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl] propoxy) phenyl] acetic acid;
[2- (3- {3-isopropyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3-methoxyphenyl] acetic acid;
[3- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -1-methyl-1H-pyrazol-4-yl] Acetic acid;
[1-Ethyl-5- (3- {3-isopropyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -1H-pyrazol-4-yl] Acetic acid;
[1-Ethyl-5- (3- {3-propyl-1- [5- (trifluoromethyl) -2-pyridinyl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -1H-pyrazol-4-yl] Acetic acid;
(2- {3- [1- (5-bromo-2-pyridinyl) -3- (1-ethylpropyl) -1H-pyrazol-4-yl] propoxy} -3-methoxyphenyl) acetic acid; (3- {3-tert-butyl-1- [6- (trifluoromethyl) pyridazin-3-yl] -1H-pyrazol-4-yl} propoxy) -3-methylphenyl] acetic acid. Compound.
請求項1記載の化合物またはその塩のプロドラッグ。A prodrug of the compound according to claim 1 or a salt thereof. 請求項1記載の化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有してなる医薬組成物。A pharmaceutical composition comprising the compound according to claim 1, a salt thereof, or a prodrug thereof.
Figure 2004277397
[式中、環Aは1ないし3個の置換基を有していてもよい環を;
環Bは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい1,2−アゾール環を;
Xa、XbおよびXcは同一または異なって、結合手、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CO−、−CS−、−CR(OR)−、−NR−、−CONR−または−NRCO−(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を、Rは水素原子または水酸基の保護基を、Rは水素原子、置換されていてもよい炭化水素基またはアミノ基の保護基を示す)を;
Yaは炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
YbおよびYcは同一または異なって、結合手または炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
環Cは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい単環式芳香環を;
Rは−OR(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)または−NR(RおよびRは、同一または異なって、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を示すか、あるいはRおよびRが隣接する窒素原子とともに置換されていてもよい複素環を形成する)を示す]で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有してなる糖尿病の予防・治療剤。
formula
Figure 2004277397
[Wherein ring A is a ring optionally having 1 to 3 substituents;
Ring B is a 1,2-azole ring which may further have 1 to 3 substituents;
Xa, Xb and Xc are the same or different, a bond, -O -, - S -, - SO -, - SO 2 -, - CO -, - CS -, - CR 1 (OR 2) -, - NR 3 -, - CONR 3 - or -NR 3 CO- (R 1 is a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group, R 2 represents a hydrogen atom or a protective group for a hydroxyl group, R 3 is a hydrogen atom, a substituted Represents a protecting group for a hydrocarbon group or an amino group which may be substituted);
Ya is a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Yb and Yc are the same or different and each represent a bond or a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Ring C is a monocyclic aromatic ring which may further have 1 to 3 substituents;
R is -OR 4 (R 4 represents a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group) or -NR 5 R 6 (R 5 and R 6 are the same or different, a hydrogen atom, substituted A hydrocarbon group or an optionally substituted heterocyclic group, or R 5 and R 6 together with an adjacent nitrogen atom form an optionally substituted heterocyclic group). An agent for preventing or treating diabetes comprising a compound, a salt thereof, or a prodrug thereof.

Figure 2004277397
[式中、環Aは1ないし3個の置換基を有していてもよい環を;
環Bは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい1,2−アゾール環を;
Xa、XbおよびXcは同一または異なって、結合手、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CO−、−CS−、−CR(OR)−、−NR−、−CONR−または−NRCO−(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を、Rは水素原子または水酸基の保護基を、Rは水素原子、置換されていてもよい炭化水素基またはアミノ基の保護基を示す)を;
Yaは炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
YbおよびYcは同一または異なって、結合手または炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
環Cは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい単環式芳香環を;
Rは−OR(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)または−NR(RおよびRは、同一または異なって、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を示すか、あるいはRおよびRが隣接する窒素原子とともに置換されていてもよい複素環を形成する)を示す]で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有してなる高脂血症の予防・治療剤。
formula
Figure 2004277397
[Wherein ring A is a ring optionally having 1 to 3 substituents;
Ring B is a 1,2-azole ring which may further have 1 to 3 substituents;
Xa, Xb and Xc are the same or different, a bond, -O -, - S -, - SO -, - SO 2 -, - CO -, - CS -, - CR 1 (OR 2) -, - NR 3 -, - CONR 3 - or -NR 3 CO- (R 1 is a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group, R 2 represents a hydrogen atom or a protective group for a hydroxyl group, R 3 is a hydrogen atom, a substituted Represents a protecting group for a hydrocarbon group or an amino group which may be substituted);
Ya is a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Yb and Yc are the same or different and each represent a bond or a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Ring C is a monocyclic aromatic ring which may further have 1 to 3 substituents;
R is -OR 4 (R 4 represents a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group) or -NR 5 R 6 (R 5 and R 6 are the same or different, a hydrogen atom, substituted A hydrocarbon group or an optionally substituted heterocyclic group, or R 5 and R 6 together with an adjacent nitrogen atom form an optionally substituted heterocyclic group). An agent for preventing or treating hyperlipidemia comprising a compound or a salt thereof or a prodrug thereof.

Figure 2004277397
[式中、環Aは1ないし3個の置換基を有していてもよい環を;
環Bは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい1,2−アゾール環を;
Xa、XbおよびXcは同一または異なって、結合手、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CO−、−CS−、−CR(OR)−、−NR−、−CONR−または−NRCO−(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を、Rは水素原子または水酸基の保護基を、Rは水素原子、置換されていてもよい炭化水素基またはアミノ基の保護基を示す)を;
Yaは炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
YbおよびYcは同一または異なって、結合手または炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
環Cは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい単環式芳香環を;
Rは−OR(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)または−NR(RおよびRは、同一または異なって、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を示すか、あるいはRおよびRが隣接する窒素原子とともに置換されていてもよい複素環を形成する)を示す。
ただし、環Bで示される1,2−アゾール環がイソオキサゾールであるとき、環Cは置換されていてもよいピリドンでない]で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有してなる動脈硬化症の予防・治療剤。
formula
Figure 2004277397
[Wherein ring A is a ring optionally having 1 to 3 substituents;
Ring B is a 1,2-azole ring which may further have 1 to 3 substituents;
Xa, Xb and Xc are the same or different, a bond, -O -, - S -, - SO -, - SO 2 -, - CO -, - CS -, - CR 1 (OR 2) -, - NR 3 -, - CONR 3 - or -NR 3 CO- (R 1 is a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group, R 2 represents a hydrogen atom or a protective group for a hydroxyl group, R 3 is a hydrogen atom, a substituted Represents a protecting group for a hydrocarbon group or an amino group which may be substituted);
Ya is a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Yb and Yc are the same or different and each represent a bond or a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Ring C is a monocyclic aromatic ring which may further have 1 to 3 substituents;
R is -OR 4 (R 4 represents a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group) or -NR 5 R 6 (R 5 and R 6 are the same or different, a hydrogen atom, substituted Or R 5 and R 6 together with an adjacent nitrogen atom form an optionally substituted heterocyclic ring).
However, when the 1,2-azole ring represented by ring B is isoxazole, ring C is not pyridone which may be substituted] or a salt thereof or a prodrug thereof. Agent for prevention and treatment of sclerosis.

Figure 2004277397
[式中、環Aは1ないし3個の置換基を有していてもよい環を;
環Bは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい1,2−アゾール環を;
Xa、XbおよびXcは同一または異なって、結合手、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CO−、−CS−、−CR(OR)−、−NR−、−CONR−または−NRCO−(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を、Rは水素原子または水酸基の保護基を、Rは水素原子、置換されていてもよい炭化水素基またはアミノ基の保護基を示す)を;
Yaは炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
YbおよびYcは同一または異なって、結合手または炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
環Cは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい単環式芳香環を;
Rは−OR(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)または−NR(RおよびRは、同一または異なって、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を示すか、あるいはRおよびRが隣接する窒素原子とともに置換されていてもよい複素環を形成する)を示す]で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有してなる耐糖能不全の予防・治療剤。
formula
Figure 2004277397
[Wherein ring A is a ring optionally having 1 to 3 substituents;
Ring B is a 1,2-azole ring which may further have 1 to 3 substituents;
Xa, Xb and Xc are the same or different, a bond, -O -, - S -, - SO -, - SO 2 -, - CO -, - CS -, - CR 1 (OR 2) -, - NR 3 -, - CONR 3 - or -NR 3 CO- (R 1 is a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group, R 2 represents a hydrogen atom or a protective group for a hydroxyl group, R 3 is a hydrogen atom, a substituted Represents a protecting group for a hydrocarbon group or an amino group which may be substituted);
Ya is a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Yb and Yc are the same or different and each represent a bond or a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Ring C is a monocyclic aromatic ring which may further have 1 to 3 substituents;
R is -OR 4 (R 4 represents a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group) or -NR 5 R 6 (R 5 and R 6 are the same or different, a hydrogen atom, substituted A hydrocarbon group or an optionally substituted heterocyclic group, or R 5 and R 6 together with an adjacent nitrogen atom form an optionally substituted heterocyclic group). A prophylactic / therapeutic agent for impaired glucose tolerance comprising a compound or a salt thereof or a prodrug thereof.

Figure 2004277397
[式中、環Aは1ないし3個の置換基を有していてもよい環を;
環Bは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい1,2−アゾール環を;
Xa、XbおよびXcは同一または異なって、結合手、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CO−、−CS−、−CR(OR)−、−NR−、−CONR−または−NRCO−(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を、Rは水素原子または水酸基の保護基を、Rは水素原子、置換されていてもよい炭化水素基またはアミノ基の保護基を示す)を;
Yaは炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
YbおよびYcは同一または異なって、結合手または炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
環Cは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい単環式芳香環を;
Rは−OR(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)または−NR(RおよびRは、同一または異なって、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を示すか、あるいはRおよびRが隣接する窒素原子とともに置換されていてもよい複素環を形成する)を示す]で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有してなるレチノイド関連受容体機能調節剤。
formula
Figure 2004277397
[Wherein ring A is a ring optionally having 1 to 3 substituents;
Ring B is a 1,2-azole ring which may further have 1 to 3 substituents;
Xa, Xb and Xc are the same or different, a bond, -O -, - S -, - SO -, - SO 2 -, - CO -, - CS -, - CR 1 (OR 2) -, - NR 3 -, - CONR 3 - or -NR 3 CO- (R 1 is a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group, R 2 represents a hydrogen atom or a protective group for a hydroxyl group, R 3 is a hydrogen atom, a substituted Represents a protecting group for a hydrocarbon group or an amino group which may be substituted);
Ya is a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Yb and Yc are the same or different and each represent a bond or a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Ring C is a monocyclic aromatic ring which may further have 1 to 3 substituents;
R is -OR 4 (R 4 represents a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group) or -NR 5 R 6 (R 5 and R 6 are the same or different, a hydrogen atom, substituted A hydrocarbon group or an optionally substituted heterocyclic group, or R 5 and R 6 together with an adjacent nitrogen atom form an optionally substituted heterocyclic group). A retinoid-related receptor function modulator comprising a compound, a salt thereof, or a prodrug thereof.
ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体リガンドである請求項24記載の剤。The agent according to claim 24, which is a peroxisome proliferator-activated receptor ligand. レチノイドX受容体リガンドである請求項24記載の剤。25. The agent according to claim 24, which is a retinoid X receptor ligand.
Figure 2004277397
[式中、環Aは1ないし3個の置換基を有していてもよい環を;
環Bは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい1,2−アゾール環を;
Xa、XbおよびXcは同一または異なって、結合手、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CO−、−CS−、−CR(OR)−、−NR−、−CONR−または−NRCO−(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を、Rは水素原子または水酸基の保護基を、Rは水素原子、置換されていてもよい炭化水素基またはアミノ基の保護基を示す)を;
Yaは炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
YbおよびYcは同一または異なって、結合手または炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
環Cは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい単環式芳香環を;
Rは−OR(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)または−NR(RおよびRは、同一または異なって、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を示すか、あるいはRおよびRが隣接する窒素原子とともに置換されていてもよい複素環を形成する)を示す]で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有してなるインスリン抵抗性改善剤。
formula
Figure 2004277397
[Wherein ring A is a ring optionally having 1 to 3 substituents;
Ring B is a 1,2-azole ring which may further have 1 to 3 substituents;
Xa, Xb and Xc are the same or different, a bond, -O -, - S -, - SO -, - SO 2 -, - CO -, - CS -, - CR 1 (OR 2) -, - NR 3 -, - CONR 3 - or -NR 3 CO- (R 1 is a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group, R 2 represents a hydrogen atom or a protective group for a hydroxyl group, R 3 is a hydrogen atom, a substituted Represents a protecting group for a hydrocarbon group or an amino group which may be substituted);
Ya is a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Yb and Yc are the same or different and each represent a bond or a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Ring C is a monocyclic aromatic ring which may further have 1 to 3 substituents;
R is -OR 4 (R 4 represents a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group) or -NR 5 R 6 (R 5 and R 6 are the same or different, a hydrogen atom, substituted A hydrocarbon group or an optionally substituted heterocyclic group, or R 5 and R 6 together with an adjacent nitrogen atom form an optionally substituted heterocyclic group). An insulin sensitizer comprising a compound, a salt thereof, or a prodrug thereof.

Figure 2004277397
[式中、環Aは1ないし3個の置換基を有していてもよい環を;
環Bは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい1,2−アゾール環を;
Xa、XbおよびXcは同一または異なって、結合手、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CO−、−CS−、−CR(OR)−、−NR−、−CONR−または−NRCO−(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を、Rは水素原子または水酸基の保護基を、Rは水素原子、置換されていてもよい炭化水素基またはアミノ基の保護基を示す)を;
Yaは炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
YbおよびYcは同一または異なって、結合手または炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
環Cは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい単環式芳香環を;
Rは−OR(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)または−NR(RおよびRは、同一または異なって、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を示すか、あるいはRおよびRが隣接する窒素原子とともに置換されていてもよい複素環を形成する)を示す]で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを哺乳動物に投与することを特徴とする、該哺乳動物における糖尿病の予防または治療方法。
formula
Figure 2004277397
[Wherein ring A is a ring optionally having 1 to 3 substituents;
Ring B is a 1,2-azole ring which may further have 1 to 3 substituents;
Xa, Xb and Xc are the same or different, a bond, -O -, - S -, - SO -, - SO 2 -, - CO -, - CS -, - CR 1 (OR 2) -, - NR 3 -, - CONR 3 - or -NR 3 CO- (R 1 is a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group, R 2 represents a hydrogen atom or a protective group for a hydroxyl group, R 3 is a hydrogen atom, a substituted Represents a protecting group for a hydrocarbon group or an amino group which may be substituted);
Ya is a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Yb and Yc are the same or different and each represent a bond or a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Ring C is a monocyclic aromatic ring which may further have 1 to 3 substituents;
R is -OR 4 (R 4 represents a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group) or -NR 5 R 6 (R 5 and R 6 are the same or different, a hydrogen atom, substituted A hydrocarbon group or an optionally substituted heterocyclic group, or R 5 and R 6 together with an adjacent nitrogen atom form an optionally substituted heterocyclic group). A method for preventing or treating diabetes in a mammal, comprising administering the compound, a salt thereof, or a prodrug thereof to the mammal.
糖尿病の予防・治療剤を製造するための、式
Figure 2004277397
[式中、環Aは1ないし3個の置換基を有していてもよい環を;
環Bは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい1,2−アゾール環を;
Xa、XbおよびXcは同一または異なって、結合手、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CO−、−CS−、−CR(OR)−、−NR−、−CONR−または−NRCO−(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を、Rは水素原子または水酸基の保護基を、Rは水素原子、置換されていてもよい炭化水素基またはアミノ基の保護基を示す)を;
Yaは炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
YbおよびYcは同一または異なって、結合手または炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
環Cは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい単環式芳香環を;
Rは−OR(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)または−NR(RおよびRは、同一または異なって、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を示すか、あるいはRおよびRが隣接する窒素原子とともに置換されていてもよい複素環を形成する)を示す]で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグの使用。
Formula for producing a prophylactic / therapeutic agent for diabetes
Figure 2004277397
[Wherein ring A is a ring optionally having 1 to 3 substituents;
Ring B is a 1,2-azole ring which may further have 1 to 3 substituents;
Xa, Xb and Xc are the same or different, a bond, -O -, - S -, - SO -, - SO 2 -, - CO -, - CS -, - CR 1 (OR 2) -, - NR 3 -, - CONR 3 - or -NR 3 CO- (R 1 is a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group, R 2 represents a hydrogen atom or a protective group for a hydroxyl group, R 3 is a hydrogen atom, a substituted Represents a protecting group for a hydrocarbon group or an amino group which may be substituted);
Ya is a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Yb and Yc are the same or different and each represent a bond or a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Ring C is a monocyclic aromatic ring which may further have 1 to 3 substituents;
R is -OR 4 (R 4 represents a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group) or -NR 5 R 6 (R 5 and R 6 are the same or different, a hydrogen atom, substituted A hydrocarbon group or an optionally substituted heterocyclic group, or R 5 and R 6 together with an adjacent nitrogen atom form an optionally substituted heterocyclic group). Use of a compound or a salt thereof or a prodrug thereof.

Figure 2004277397
[式中、環Aは1ないし3個の置換基を有していてもよい環を;
環Bは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい1,2−アゾール環を;
Xa、XbおよびXcは同一または異なって、結合手、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CO−、−CS−、−CR(OR)−、−NR−、−CONR−または−NRCO−(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を、Rは水素原子または水酸基の保護基を、Rは水素原子、置換されていてもよい炭化水素基またはアミノ基の保護基を示す)を;
Yaは炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
YbおよびYcは同一または異なって、結合手または炭素数1ないし20の2価の脂肪族炭化水素残基を;
環Cは1ないし3個の置換基をさらに有していてもよい単環式芳香環を;
Rは−OR(Rは水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)または−NR(RおよびRは、同一または異なって、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を示すか、あるいはRおよびRが隣接する窒素原子とともに置換されていてもよい複素環を形成する)を示す]で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有してなるGPR40受容体機能調節剤。
formula
Figure 2004277397
[Wherein ring A is a ring optionally having 1 to 3 substituents;
Ring B is a 1,2-azole ring which may further have 1 to 3 substituents;
Xa, Xb and Xc are the same or different, a bond, -O -, - S -, - SO -, - SO 2 -, - CO -, - CS -, - CR 1 (OR 2) -, - NR 3 -, - CONR 3 - or -NR 3 CO- (R 1 is a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group, R 2 represents a hydrogen atom or a protective group for a hydroxyl group, R 3 is a hydrogen atom, a substituted Represents a protecting group for a hydrocarbon group or an amino group which may be substituted);
Ya is a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Yb and Yc are the same or different and each represent a bond or a divalent aliphatic hydrocarbon residue having 1 to 20 carbon atoms;
Ring C is a monocyclic aromatic ring which may further have 1 to 3 substituents;
R is -OR 4 (R 4 represents a hydrogen atom or an optionally substituted hydrocarbon group) or -NR 5 R 6 (R 5 and R 6 are the same or different, a hydrogen atom, substituted A hydrocarbon group or an optionally substituted heterocyclic group, or R 5 and R 6 together with an adjacent nitrogen atom form an optionally substituted heterocyclic group). A GPR40 receptor function modulator comprising a compound, a salt thereof, or a prodrug thereof.

Figure 2004277397
[式中、R12は置換されていてもよい炭化水素基を、その他の記号は請求項1記載と同意義を示す]で表される化合物またはその塩を加水分解反応に付すことを特徴とする、式
Figure 2004277397
[式中の記号は前記と同意義を示す]で表される化合物またはその塩の製造法。
formula
Figure 2004277397
[Wherein, R 12 represents an optionally substituted hydrocarbon group, and other symbols have the same meanings as in claim 1] or a salt thereof is subjected to a hydrolysis reaction. The expression
Figure 2004277397
[The symbols in the formula are as defined above] or a method for producing a salt thereof.

Figure 2004277397
[式中、nは0ないし5の整数を、R11はCHOまたはCOOR13(R13は炭素数1〜6のアルキル基を示す)を、その他の記号は請求項1記載と同意義を示す]で表される化合物またはその塩を還元反応に付すことを特徴とする、式
Figure 2004277397
[式中の記号は前記と同意義を示す]で表される化合物またはその塩の製造法。
formula
Figure 2004277397
[Wherein, n is an integer of 0 to 5, R 11 is CHO or COOR 13 (R 13 is an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms), and the other symbols are as defined in claim 1. Wherein the compound or a salt thereof is subjected to a reduction reaction.
Figure 2004277397
[The symbols in the formula are as defined above] or a method for producing a salt thereof.

Figure 2004277397
[式中、nは0ないし5の整数を、R13aはCHOH、CHOまたはCOOR14(R14は炭素数1〜6のアルキル基を示す)を、その他の記号は請求項1記載と同意義を示す]で表される化合物またはその塩。
formula
Figure 2004277397
[Wherein, n is an integer of 0 to 5, R 13a is CH 2 OH, CHO or COOR 14 (R 14 represents an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms), and other symbols are as defined in claim 1. Or a salt thereof.
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