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更新日:2024年06月04日
やる気と希望に満ちている新入社員とはいえ、前途洋々とはなかなかいかないものです。新入社員ならではの辛い状況、辛い時期を、誰しも経験します。辞めたいと感じるような時期は乗り越えられるのでしょうか? 新入社員が辛いと感じる原因を分析してみましょう。
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毎年春になると、初々しい新入社員の姿をよく見かけることもあり、入学したての学生たちと同じく、春の風物詩の一つかもしれません。やる気や希望に満ち溢れている一方、どこか不安や緊張も感じているはずです。それでも、なんとかがんばっていこう、職場で一目置かれる存在になろうと、できる限りの努力をしています。 ところが、ある時期を迎えると、やる気や希望、意欲などより、辛い気持ちのほうが強くなってしまう。そんな経験をする新社会人は、少なくないようです。その辛さの原因や、もう辞めたいと思ってしまう状況にはどんなものがあるのでしょうか?
もし、今新入社員としての辛さを正に実感しているとしても、過去に辛い時期があったと思い出しているにしても、その経験をした人・している人は少なくありません。やる気や意欲に満ちているほど、「なぜ自分だけがこんな辛い思いをしているのだろう」と思えてしまうかもしれませんが、順風満帆に新入社員としての生活を送っている人はわずかしかいません。 言い換えれば、それだけ多くの「悩み」や「辛さ」のパターンがあり、より多くの人が経験してきた前例があるということです。そして、新入社員だけがその悩みや辛さを経験するわけではなく、異動や転勤といった、職場環境が変わった場合にも起こり得るという視点で、辛いと感じる時期や状況には、どんなものがあるのかチェックしておきましょう。
新入社員にとって、まず第一の関門となるのが、入社直後の時期です。ちょうど、桜も見ごろで、まだ風は肌寒く感じるものの、日差しは少しずつ暖かくなってきた時期ですね。おろしたてのスーツと同じように、気持ちもパリッと張っている人も多いのではないでしょうか? なりたい自分など、将来のビジョンを見据えて、初めての職場に通勤しています。 ところが、新しい職場には、それぞれのルールがあったり、業務内容も様々。覚えることもたくさんあり、新入社員にとっては戸惑いの連続。果たして、自分はこの目の前で流れている仕事内容、人間関係についていけるのだろうか……。という不安が1日ごとに強くなっていきます。この、入社したての4月に、不安の気持ちから辛いと感じる新入社員もいます。
新入社員にとって、第二の関門となるのが、入社して1ヵ月ほどが過ぎた、5月~6月の時期です。この第二の関門こそ、新入社員の多くが「辛い」「辞めたい」と思うタイミングでもあります。気温はかなり暖かくなり、少しずつ梅雨の時期に入って、空気もジメジメしてきます。 そんな空気と同じように、気持ちもどんより……。ちょうど、不安を乗り越えて職場にも慣れてきたかな? っと思っている矢先、新しい仕事にチャレンジするものの、失敗の連続、何度も同じミスをしてしまったり、気を付けているはずなのに見落としてしまったり……。 特に、GW(ゴールデンウイーク)などの連休明けは、余計に仕事が憂鬱に思え、活動意欲が低下してしまう、いわゆる五月病も相まって、本当に辛い気持ちになってしまう新入社員が多いのです。
5月~6月の辛い時期を経験し、なんとか乗り越えて自信をつける人もいれば、その辛い時期のダメージを心身に残したまま、暑い夏を迎えてしまう人もいます。夏は、テレビCMや雑誌の広告などを見ても、海やキャンプ、プールに各種レジャーの宣伝も多くなります。そういえば、学生の時の夏休みは楽しかったなぁ。と、そんなふうに思い浮かべては、なかなかうまくいかない新社会人生活を比べて、今が余計に辛いと感じてしまうことも。そのうち、自分はこの仕事に向いていないとか、今ならまだ違う仕事を見つけてやり直せるなどと思い、退職相談をする新入社員が多いようです。
逆に退職を考える人が少ないのは、ボーナスの出る12月や、年度末の区切りとなる1月~3月の時期です。12月は、年末年始で少し一息つける職場も多いですし、「あともうひとがんばり」と思えるのかもしれません。最もつらかった5月~6月、なかなか成長を感じるのが難しかった夏~秋を乗り越えて、12月までやってこれたのなら、自分に自信も少しずつついているでしょう。 言い換えれば、この4月~11月を乗り越えることができなたら、不安の多い新入社員という存在ではなく、これからキャリアアップを目指して、どんどん仕事のできる人間になっていけるということでもあるでしょう。
新入社員が辛いと感じる時期について紹介しましたが、具体的にはどのようなタイミングで、まだどのようなことが原因で「辛い」「辞めたい」と感じてしまうのでしょうか? もちろん、たった一回のできごとで、いきなり「辞めたい」「もうだめだ」と思うわけではないでしょう。 「辛い」「辞めたい」と思うまでに至る原因は、おそらく些細なことの積み重ねです。そういったものが積もり積もっていき、ある人の一言だったり、少し大きなミスがあったりしたタイミングで、かなりのショックを受けてしまうケースが少なくありません。
記載されている内容は2017年04月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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