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更新日:2024年08月31日
メールでよく使われる「表題の件」の「表題」の意味とはなんでしょうか。また「標題の件」や「標題」の意味との違いはあるのでしょうか。メールにおいての「表題の件」の意味と、その使い方や例文などを知り、ビジネスシーンで上手に使いましょう。
メールで「表題の件について~」というような言い回しを見たことがあると思いますが、「表題の件」とは一体何のことなのでしょうか。 メールを送るときに、本文とは別に件名にタイトルを入れてから送信すると思いますが、この「件名」に入れてる内容が「表題の件」にあたるのです。 例えば、件名に「メールアドレスの変更の件」と書いたなら、本文で「表題の件おいて、ご確認とご登録をお願い致します。」というように使えます。 件名に書いた内容を本文で繰り返さなくて良いように、「表題の件」を本文に使うことが多いでしょう。 そもそも、この「表題」という言葉は、例えば本のタイトルや、講義などの題目を指した言葉ではあるのですが、メールで頻繁に使われることが多くなり、メールの件名に書かれた内容のことも「表題」として見なされるようになってきたのです。
ビジネスシーンでのメールで、「標題の件」はよく使われていると思います。 その使い方は上記で説明した通りですが、件名に書いた内容を本文で繰り返さなくて良いように使われることが多いです。 しかし、ビジネスシーンにおいて「表題の件」をあまり好ましく思わない人います。 届いたメールの件名はあまり確認することがなく、開くとすぐに本文が目につく為、「表題の件について~」と述べられても一瞬何のことか分かりにくいという理由です。 件名をすぐに確認すれば済む話なのですが、取引先の会社だったり、お客様に対しては不親切にも感じられます。 「表題の件」は使っても間違いではないのですが、送る相手によってはあまり使わない方が良いかもしれません。
メールに添付ファイルがある場合、メールの件名に何のファイルなのかを書いて、本文に「表題の件について添付ファイルをお送りします。」というような使い方もよくされているでしょう。 電話やメールのやりとり上、次に何のファイルがメールで届くのか相手が分かっていれば、本文に詳細を書くことを省いて送った方が親切です。 相手は件名を見て、予定通りのファイルが届いたことを確認し、本文を確認するよりも先にファイルを開くことが多いです。 特に急ぎの場合には、このメールの送り方が有効でしょう。 メールを管理するときも、件名に何の添付ファイルがついているのか分かるように書いておいた方が、後で確認するときにも便利です。
相手からメールが届いて返信するときに、そのままメールの件名や本文を残したまま送ることがあるかと思います。 そんなときに、「表題の件、承知いたしました」や「表題の件承りました」という言葉が使えます。 しかし、送った相手がハッキリ表題の件が何なのか把握してる場合なら良いのですが、場合によっては誤解を招く可能性もあります。 表題が「お見積書の件」であれば、見積書に対して金額がOKという意味なのか、見たという確認の意味なのか、相手にはハッキリ伝わりません。 誤解を招かない為にも、「表題の件」とはせずに、何に対して承ったのかハッキリ書くようにしましょう。
ビジネスメールにおいて、英語で「表題の件」としたいときにどんな表現を使えば良いのでしょうか。 英語圏では「表題の件」とはせずに要件をそのまま書くことが多いようです。 しかし、日本で言う「表題の件」と似たような表現があるので、ご紹介致します。 ・My comments re: 〇〇 「re:」はメールで返信を送るときに自動的に付きますよね。「re:」は~についてという意味なのです。 「〇〇についてのコメント」という風に訳されます。 ・Regarding 〇〇 「Regarding 」は~について、~に関してという意味です。 このように英語圏では「〇〇について」というようにハッキリ要件を記載するようです。
「表題の件」の使い方は上記で説明した通り、件名に要件を書いて、本文では要件を繰り返さないように「表題の件」と書くことです。 ここでいくつか例文を見ていきましょう。 ・件名「看板デザインデータ」 本文「表題の件において、ファイルを添付しておりますのでご確認よろしくお願い致します。」 ・件名「お見積書の件」 本文「表題の件についてご相談したいことがございます。」 ・件名「各メーカー照明価格リスト」 本文「表題の件にて、準備が整いましたので郵送にてお送りいたします。」 ・件名「新装開店プラン」 本文「表題の件において、企画書を添付しておりますので、ご検討くださいますようよろしくお願い致します。」
上記で例文をいくつか上げてみましたが、「表題の件」の後に続く言葉は、「相手」にどうして欲しいのか、若しくは「自分」がどうしたいのかを述べています。 「表題の件において、ご確認よろしくお願い致します。」 「表題の件において、ご検討よろしくお願い致します。」 この二つは相手にどうして欲しいかを述べています。 「表題の件において、ご相談したいことがございます。」 「表題の件において、お送りいたします。」 この二つは自分がどうしたいのか、どうするのかを述べています。 大体がこのパターンにはまると思いますが、肝心なのは具体的にどうするのか、どうしたいのかを述べないと相手に伝わりにくいことです。 「表題の件」について述べるときは相手に分かりやすいように具体的に説明しましょう。
記載されている内容は2017年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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