あんだらくさい
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日本語
[編集]形容詞
[編集]あんだらくさい
- あんだらを強めて言う言葉。あほくさい。ばかくさい。
- コレ是はの、わしが在所へ云てやつて取寄た五百両、夫が戸棚に有たとは、あんだらくさいばか尽すな、――「傾城阿波の鳴門」『近松半二浄瑠璃集』博文館、1899年4月、607頁。
- あんだらくさい事いふない。――「関取千両幟」『近代日本文学大系』第8巻、誠文堂、1934年10月、403頁。
- くづや「ぢやてゝ、あんまりなわろぢやわいな、あんだらくさい――十返舎一九『東海道中膝栗毛』下、三教書院、1935年8月、218頁。
- 其やうな鼻の下の延び過ぎた、あんだらくさい料簡ぢや済まぬ。――河竹繁俊『歌舞伎十八番 ―研究と作品―』豊国社、1944年7月、183頁。