Wikipedia:タッグチーム
この文書は私論です。一部のウィキペディアンが助言や意見を記したものです。広く共有されている考え方もあれば、少数意見の見解もあります。内容の是非については慎重に検討してください。 |
タッグチームの要旨:
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タッグチーム(英語: Tag Team)は英語では「Travelling Circus(巡業サーカス)」や「Factionalism(派閥主義)」とも呼ばれるミートパペットによる論争[注 1]の一形態であり、編集者らが協調して活動することにより通常の合意形成の過程を阻害するものです。ミートパペット行為と同様、WP:3RRやWP:NPOVなどの方針やガイドラインの回避を目的とした協力行為は非難されるでしょう。この用語はミートパペットと異なり、方針やガイドラインに従っている他の編集者に対して使われてしまうかもしれません。なお、この用語はプロレスのタッグチーム(複数のレスラーが交代でリングに上がる形式。レスラーが交代するときはチームメイトにタッチする)に由来しています。
ウィキペディアは記事の改善を目的として協力して編集することによって成り立っており、このような協力は推奨しています。またほとんどの編集者は一緒に活動していたとしてもタッグチームではありません。善意にとるようにし、ほとんどのケースではその編集者がチームを組んでいると批判するよりも、理由をたずねた方が良いのだと覚えておいてください。
証拠なしにタッグチームだと批判するのは失礼な行動にあたります。論争の解決にしたがい、適切な場所で証拠を示し、適切な方法で主張をまとめるよう注意してください。
タッグチームと合意形成に基づいた編集
[編集]合意形成に基づいた編集では、複数の編集者が時には異なる観点を持ちつつも、「Wikipedia:中立的な観点」、「Wikipedia:独自研究は載せない」、「Wikipedia:検証可能性」などのウィキペディアの基本方針上全く問題のない記事を作成するため、共に作業を行います。編集者は記事の編集がウィキペディアの根本的な方針に反していた場合リバートすることがありますが、これはタッグチームではありません。タッグチームでは複数の編集者が共同して編集することで、記事もしくはプロジェクトに混乱を引き起こしてしまいます。
ウィキペディアには、タッグチームに関する方針やガイドラインは存在しません。この私論で定義されている狭義のタッグチームに明確に当てはまる場合、一般的にいってWikipedia:妨害的編集やWikipedia:カンバス[注 2]など、他のガイドラインや方針にも違反しています。単に編集者らが協力して活動しグループを形成しているというだけでは、タッグチームには該当しません。
タッグチームの特徴
[編集]タッグチームの根拠になるかもしれない特徴には以下のものがあります。
- WP:3RRを回避するために協力して活動する。
- WP:NINJA - コメントが簡潔であり、会話ページ・ノートページでの弁明がほとんどない。
- 合意形成を阻止し、外部の意見に対して継続的に異論を唱え、記事を所有しているかのように活動する。
- タッグチームはしばしば記事の編集を差し戻します。また、ノートページの合意形成に基づいた変更であっても、まだ明確な合意形成が行われていないと主張したり、あるいはノートページでまだ議論が必要だと主張することなくリバートしてしまいます。このような行為はタッグチームの偏向した、妨害的な編集において行われ、タッグチームにとって好ましい版を残すことになります。議論を試みると、タッグチームのメンバーはしばしば議論を堂々巡りさせ、反対する利用者の観点を無視し続けるような返答をします。コミュニティから新たな参加者が現れて異なる合意形成に至るような意見が入ってきたとしても、タッグチームは記事のノートページで「問題を終結させる」ことを拒むことがあります。コミュニティが他の問題に注目するようになっても、タッグチームは新たに合意を形成しようとして繰り返し同じ問題を提示し続けることがあります。
- ただし、単に和解を拒んだというだけでは、特にウィキペディアの根本的な方針に関与する場合では、それはタッグチームの証拠だとは限りません。存命人物の伝記に該当するものなど、ウィキペディアの方針に明らかに反するような内容について明確な合意形成が行われたとしても、その情報は除去されるでしょう。
- タッグチームはしばしば記事の編集を差し戻します。また、ノートページの合意形成に基づいた変更であっても、まだ明確な合意形成が行われていないと主張したり、あるいはノートページでまだ議論が必要だと主張することなくリバートしてしまいます。このような行為はタッグチームの偏向した、妨害的な編集において行われ、タッグチームにとって好ましい版を残すことになります。議論を試みると、タッグチームのメンバーはしばしば議論を堂々巡りさせ、反対する利用者の観点を無視し続けるような返答をします。コミュニティから新たな参加者が現れて異なる合意形成に至るような意見が入ってきたとしても、タッグチームは記事のノートページで「問題を終結させる」ことを拒むことがあります。コミュニティが他の問題に注目するようになっても、タッグチームは新たに合意を形成しようとして繰り返し同じ問題を提示し続けることがあります。
- 記事に新たな出典のある観点を組み込むことを嫌がる。
- タッグチームはしばしば記事を自分達が望む方向に進めようとし、「合意に反する」からと新たな記述を追加すべきでないと主張します。
- ただし、全ての情報源が平等という訳ではなく、編集者は「Wikipedia:信頼できる情報源」のガイドラインに違反する出典に由来するような情報については記載することを拒否することができます。さらに、中立的な観点に反する編集、例えば少数派の意見に対して釣り合いのとれた重みづけをしていない場合、そのような編集はしばしば差し戻されるでしょう。
- タッグチームはしばしば記事を自分達が望む方向に進めようとし、「合意に反する」からと新たな記述を追加すべきでないと主張します。
- 和解を目的とした行動、論争の解決にしたがうことを嫌がる。
- タッグチームは普通、コミュニティのより広い範囲に意見を求めることを嫌がります。それは、彼らが特定の記事で形成しようとしている見せかけの合意を覆すことになるからです。
- ただし、ウィキペディアは規則主義ではありません。同一の(もしくは表面的に異なる)状況を論争を解決する場に繰り返し持ち込むのは有益でないかもしれませんし、論争の解決プロセスの乱用とみなされるかもしれません。
- タッグチームは普通、コミュニティのより広い範囲に意見を求めることを嫌がります。それは、彼らが特定の記事で形成しようとしている見せかけの合意を覆すことになるからです。
- ミートパペット行為。
- タッグチームのメンバーはコミュニティの合意が形成されたかのように見せかけるため、他のタッグチームのメンバーの意見を支持する主張を書き込みます。通常このようなコメントをする人物は共通点のない利用者、普段はその分野に参加しない利用者として現れ、タッグチームの特定の提案に対しオウム返しに賛成もしくは反対します。その目的は合意が形成されたように見せかけることです。他の利用者がタッグチームの目的に気が付いて反対すると、タッグチームはすでに合意が形成されていると反論するかもしれません。
- ただし、あるページを見ている編集者の多くは議論や関連する記事の編集に参加していないものです。このような編集者も問題の発生を目撃したときは議論に参加し始めるかもしれません。これは編集者がミートパペットだという証拠ではありません。
- タッグチームのメンバーはコミュニティの合意が形成されたかのように見せかけるため、他のタッグチームのメンバーの意見を支持する主張を書き込みます。通常このようなコメントをする人物は共通点のない利用者、普段はその分野に参加しない利用者として現れ、タッグチームの特定の提案に対しオウム返しに賛成もしくは反対します。その目的は合意が形成されたように見せかけることです。他の利用者がタッグチームの目的に気が付いて反対すると、タッグチームはすでに合意が形成されていると反論するかもしれません。
- 嫌がらせと恫喝戦術。
- タッグチームのメンバーは意見の異なる編集者に対して、あるいは信頼できる情報源の執筆者に対してさえ「人身攻撃」的な主張に出ることがあります。
- ただし、「善意にとる」にしたがって活動している合意形成に基づいた編集者であっても、人間である以上は挑発されれば怒ることもあります。無礼だというだけではタッグチームの証拠にはなりません。
- タッグチームのメンバーは意見の異なる編集者に対して、あるいは信頼できる情報源の執筆者に対してさえ「人身攻撃」的な主張に出ることがあります。
タッグチームの目的
[編集]タッグチームは以下のような目的を持っている可能性があります。
- 該当するウィキペディアの方針にしたがって決定された特定の観点の重みを過剰に減少もしくは増加させ、あるいは特定の観点を推進もしくは抑制するような編集を押し付けたり逆に妨害したりすることで、中立的な観点に反して特定の観点を後押しする。記事の体裁を取り繕うために協力して関連する編集を行ったり、少数派の観点に不釣り合いな重みを与えたり、もしくは一様に肯定的もしくは否定的な情報のどちらかだけを残してそれ以外を全て除去したりすることがある。
- 復讐もしくは個人的な争いは、それを引き起こした原因が実在するものでもその人の想像上のものにすぎなくとも、強力なモチベーションになりうる。編集者や管理者が敵だと認識されてしまうと、タッグチームはその人物の投稿記録もしくは利用者ページに対して付きまといを行い、対象に迷惑をかけたり、信頼性を損ねたり、タッグチームが扱っている範囲から注意をそらさせたりすることがある。もし編集者が自身の秀逸な記事に選ばれた記事における攻撃を防いでいる場合、タッグチームが厳重に守っている記事に対して割くことのできる時間は減少するだろう。
- チームメンバーを支援する。タッグチームのメンバーは他のメンバーの行動は何でも疑問を抱くことなく支持することがある。メンバーには議論されている話題が実際にはどのようなものか全く知識がないこともあるが、対立する利用者に対抗して自分達の友人を支持することにだけ関心をもっている。
複数の編集者による私有化
[編集]関連する問題に「Wikipedia:記事の所有権」があります。理論上では、ウィキペディアの個々の記事を1人の編集者もしくは1つのグループが所有することはできません。実際には、注目されていない話題についての記事はほんの一握りの編集者のウォッチリストにしか入っておらず、彼らは記事の版が「合意形成」されていると強調する一方で、新規参加者の提案した編集は何でも発見し次第リバートするかもしれません。
もし新規参加者がページの編集を継続すると、編集合戦や腕づくで解決しようとしているとして告発されたり、管理者に偽の苦情を提出されたり、投稿ブロックすると脅迫されたり、死んだ馬に鞭打つような無駄な行為は止めるべきだと(時にはリバートの要約においてさえ)無遠慮に言われたりします。管理者は通常、過去に正当な投稿を行った利用者をより信用するので、2、3人の利用者が新たな編集者が「自分達」の記事を修正するのを止めさせるため追い出そうとしたとき、最初はほとんど何も対応措置がとられないことも多々あります。それによって小さなグループはほとんど気づかれずに、新たな編集者に特定の話題を避けさせたり、ウィキペディアから完全に撤退させたりすることに成功することがあります。
これらの事例で最善の防御方法は、「より広い範囲での合意形成を求める」ことです。投稿履歴から同じ、または同様の項目に対して変更を提案した他の利用者を(リバートされた編集のみの人物も含めて)確認し、彼らに意見を求めてください。外部または中立的な情報源に基づく第三者の意見を探し、編集者個人のそのページにおける行動に焦点を当てる代わりに、Wikipedia:査読依頼でページの内容に対する外部からの意見を求めてください。その項目に興味があるかもしれない他の利用者に記事をウォッチリストに入れてもらい彼ら自身の意見を提供してくれるように勧めてください。一丸となって編集合戦を引き起こすのは止めてください。また、ある注目されていない話題に対して2、3人が所有権を主張していると全てのウィキペディアンを代表して主張するのも止めてください。無関係な編集者は百科事典を作成するという最初の目的を進める一方で、和解案として役立つような全く異なる意見を提案することができるかもしれません。
タッグチームの告発
[編集]コメントをするときは投稿者についてではなく、投稿された内容について発言する方が良いでしょう。また誰かを「タッグチーム」の一員だと呼ぶのは失礼な行動にあたるので避けるべきです。記事のノートページでこの用語を使用するのは、状況の説明などに限定すべきでしょう。例えば、多数の編集者が協力して記事の改善を妨害しているように思われると意見を述べるのは許容されるかもしれません。タッグチームという用語は特定の編集者に対する告発ではなく、編集活動における一般的で問題のないような行動に対する誤った批判として使われてしまう可能性があります。論争に対処するために「タッグチーム」という用語を使う必要は普通ありませんが、英語版でいう論争解決の掲示板やWikipedia:コメント依頼のような中立的なフォーラムで状況を説明するときには状況を要約して説明するのに役に立つかもしれません。
タッグチーム疑惑があるときは合意形成や他の関連するウィキペディアの方針およびガイドラインにしたがい、通常の論争の解決過程に沿って対処するべきです。可能な限り善意にとりタッグチームが「存在しない」という前提で対処を始めてください。
事実に反した告発
[編集]タッグチームと合意形成に基づいた編集の違いを説明するのは大抵は困難です。したがって、自分にとって好ましい変更に対して合意形成できなかった編集者は、反対した全ての編集者に対して「タッグチーム」に所属していると不適切な告発をするかもしれません。
もしあなたがタッグチームの一員だと告発されたら、何をすべきでしょうか。告発はあなたを怒らせて、失言や暴言などの不適切な反応をさせようと挑発の形をとっているかもしれません。したがって、以下のことが重要になります。
ウィキペディアにおいてありがちな問題は、ある編集者が反対する編集者の方針違反は指摘するが、「自分と同じ立場」の編集者が同じ違反をしたときには無視したり大目にみたりしてしまうことです。この種類の行動は一般的に認知バイアスが原因になっており、もしそれが特定のタッグチームでないとしても「タッグチーム的」だとみなすことができます。したがってタッグチームだと「認識」されることさえ回避するためには、方針とガイドラインを平等に順守していることを確認してください。もし誰かが失礼な行動をとっているのを見かけたら、特にそれが自分と同じ立場の人物であった場合でも、指摘して冷静になるようにと頼んでください。これは議論がエスカレートするのを避ける優れた方法でしょう。「親しい」編集者はあなたを味方だと思っていれば意見を聞き入れやすいでしょうし、また「反対する」編集者も方針が平等に適用されているのを見れば冷静になるかもしれません。これは礼儀の問題だけでなく、他の方針にも同様に当てはまります。例えば、もし「反対する」編集者が出典なしに情報を追加していると非難されていれば、他の編集者に対しても出典の使用について同じ基準を当てはめる必要があります。
結論を言えば、事実に反してタッグチームだと告発されることがないようにしてください。冷静に礼儀を守って、全ての方針を注意深く順守し、誰でも公平に扱ってください。理想を言えば、問題の真相は外部の第三者からみて明らかであるべきです。
改善策
[編集]利用者がタッグチームとして活動しているのか、それとも本当に合意形成に基づいた編集に従っているのか判断するのは大抵は不可能です。しかし、特に重要なのは冷静さを保ち、穏やかな態度をとることです。タッグチームもしくは他者をタッグチームだと告発する人は、問題を混乱させるため感情的な反応を引きだそうとすることがあるからです。
タッグチームの容疑を確定もしくは対処する上で確実な方法はありませんが、以下の対応が提案されています。
- 誠実に議論を行い、参加者が公平かつ効果的に対話をしているかどうか判断してください。善意にとり、合意形成をしようと試み、正常な論争の解決過程にしたがって作業を行ってください。
- 内容に関する論争のケースで最も重要なのは、WP:NPOV、WP:RS、WP:V、WP:NORといった基本方針を厳格に適用することです。
- 礼儀はウィキペディアの行動に関する規約において必須ですから、常に礼儀正しくふるまうべきです。
- コメント依頼を出し、より広い合意形成を行うために第三者の意見を追加で求めてください。理想を言えば、主題に精通している査読者の意見をもらい、主流の観点、著名な観点、非主流派の観点を見分けることができるとよいでしょう。
- チームの全体像を追うのではなく、個々人の編集者による特定の方針違反に焦点を当ててください。利用者の行動に関する問題はWikipedia:コメント依頼やWikipedia:管理者伝言板/投稿ブロックで対処してください。
- 第三者に注意を払うよう呼びかけてください。
ある記事もしくは関連記事の特定の版を支持する編集者のグループが複数ある場合、もしくはタッグチームと戦うことを主張している編集者のグループが1つある場合、これらのチームはいずれも最終的にタッグチームとして混乱を引き起こす活動をしてしまうことがあるので、注意しなければなりません。タッグチームに反対する編集者のグループは方針から外れないように注意しなければなりません。また、合意を形成するため、また外部の意見を求めるために誠実に努力しなければなりません。確認されたタッグチームと戦うためにタッグチームの方法を用いるべきではありません。ウィキペディアは戦場ではありません。
タッグチームを告発するからといって、タッグチームの編集者やその編集に対処する際に、リバートなどの方針違反の行動をすることは許されないでしょう。
結論を言うと、あなたが間違っている可能性があることを忘れないでください。自分の編集が繰り返し否定されていらだっているかもしれませんが、あなたがタッグチームだと思っている相手は、その分野について詳しかったり、内容に関する方針に精通していたり、そうでなくともウィキペディアの目的内で行動していたりする編集者かもしれません。
第三者への提案
[編集]- 論争を解決するために、主題に関する追加の知識がどの程度必要かを確認してください。
- その記事もしくはその分野で中心となる参加者を特定してください。
- 告発された内容を調査してください。特に重要なのは、どんな告発であっても差分を利用して証拠を明示すべきだということです。差分を確認して、告発の裏付けがあることを確認してください。
- 完全な全体像を構築するために状況を詳しく説明してください。少数の差分を見るだけでは告発に至った編集の状況を理解するのに十分な背景を知ることはできないでしょう。
- 投稿履歴を確認して、タッグチームの可能性のある編集者にソックパペットもしくは捨てアカウントが混ざっていないか確認してください。
- タッグチームの編集者は実際に記事を編集している時間がほとんどなく、代わりに論争から論争へと渡り歩いていることから特定できるかもしれません。
- ブロック記録を確認してください。
- 管理者の対応が必要かどうか判断してください。
管理者への提案
[編集]往々にして、タッグチームに対応する最善の方法は管理者が注意することです。影響を受けた記事が保護もしくは管理者による厳しい監視下におかれた場合、タッグチームが力を発揮するのは困難になるでしょう。
- 管理者は上記の第三者の提案、特に解析した証拠に基づいた提案にしたがうべきです。
- もし管理者が虚偽の告発をした履歴のある編集者を目撃したら、そのような編集者は妨害的編集として扱われるべきであり、必要に応じて警告もしくは投稿ブロックするべきです。
- 方針が公平に適用されているか確認してください。もし編集者のグループが「反対する」編集者に対してのみルールを適用する必要があると主張している場合、「彼らの側の」編集者に適用する必要がないと主張している場合、これはタッグチームの行動かもしれません。論争の履歴を徹底的に調べて、主張と反論を検証してください。方針は平等に適用されなければなりません。
英語版にあるが日本語版にないページ・機能関連
[編集]- 英語版では信頼できる情報源の掲示板など、第三者の意見を求めるための掲示板があります。
- Wikipedia:管理者伝言板のサブページ「Incidents(衝突)」で、問題が発生したページを報告することができます。
- 英語版にはen:Wikipedia:General sanctions(一般的な制裁)というページがあり、このページで問題が発生した記事の分類を確認することで、その記事が取り締まり強化範囲に入っているかどうか確認することができます。
- en:Wikipedia:Editing restrictions(編集制限)というページでは論争に参加している利用者が編集制限措置を受けているかどうか確認することができます。なお、英語版では投稿ブロック以外にも特定ページのみ編集を禁止するなど複数の編集制限があります。
- 英語版には投稿ブロック以外に追放という措置があります。投稿ブロックは技術的に編集を禁止するものですが、追放はコミュニティにより決定される社会的な取り決めであり、特定の記事もしくは分野、あるいはプロジェクト全体から問題の利用者を追放するものです。
関連項目
[編集]- 指導者なき抵抗
- en:Wikipedia:Working group on ethnic and cultural edit wars/2008 report#Definition of tag team - 英語版で2008年にタッグチームと認定された事例
- Wikipedia:合意形成(ガイドライン)
- Wikipedia:多重アカウント#ミートパペット行為(ガイドライン)
- Wikipedia:妨害的編集(草案)
- Wikipedia:カンバス(草案)
- Wikipedia:規則の悪用(草案)
- Wikipedia:善意にとる(ガイドライン)
- Wikipedia:見せかけの合意形成(私論) - Wikipedia:偽りの合意形成(私論)、Wikipedia:誤った合意(私論)
- Wikipedia:皮肉屋(私論: 訳注・Griefingの暫定的な命名)
- Wikipedia:徒党(私論)
- Meta:What is a troll? (メタウィキの私論) - ウィキペディアにおける「Troll(インターネット上でのあおり)」について。
- Wikipedia:単一目的アカウント(私論)
- Wikipedia:俗な観点の強要(私論) - 専門的でない俗な観点だけを強く推す。
- Wikipedia:観点を記す(私論)
- en:Wikipedia:Requests for arbitration/Piotrus 2#Externally coordinated editing - 英語版でWikipedia:裁定委員会に提出された、編集者がウィキペディア外部で協調していた事例。
注釈
[編集]- ^ この私論を名前空間におく利点については合意形成されておらず、議論の余地があります。タッグチームの特徴はウィキペディアの方針に違反していない習慣を共有しているような利用者にも容易に当てはめることができること、この私論がウィキペディアの方針に従って活動している編集者を中傷する武器として使用できることが懸念事項になっています。詳細はen:Wikipedia:Miscellany for deletion/Wikipedia:Tag team参照。
- ^ 英語版ではどちらもガイドラインですが、日本語版では双方とも草案段階です。