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1937年の大阪タイガース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1937年の大阪タイガース
成績
春期2位:41勝14敗1分 勝率.745[1]
秋季優勝:39勝9敗1分 勝率.813[2]
本拠地
都市 兵庫県武庫郡鳴尾村(現:西宮市
球場 甲子園球場
球団組織
経営母体 阪神電気鉄道
監督 石本秀一
« 1936
1938 »

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1937年の大阪タイガース(1937ねんのおおさかタイガース)では、1937年シーズンの大阪タイガースの動向をまとめる。

この年の大阪タイガースは、石本秀一監督の2年目のシーズンである。

チーム成績

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春季
順位 球団 勝利 敗戦 引分 勝率 ゲーム差
優勝 東京巨人軍 41 13 2 .759 --
2位 大阪タイガース 41 14 1 .745 0.5
3位 東京セネタース 30 26 0 .536 12.0
4位 阪急軍 28 26 2 .519 13.0
5位 名古屋金鯱軍 25 30 1 .455 16.5
6位 大東京軍 21 31 4 .404 19.0
7位 名古屋軍 21 35 0 .375 21.0
8位 後楽園イーグルス 12 44 0 .214 30.0
秋季
順位 球団 勝利 敗戦 引分 勝率 ゲーム差
優勝 大阪タイガース 39 9 1 .813 --
2位 東京巨人軍 30 18 0 .625 9.0
3位 後楽園イーグルス 28 19 2 .596 10.5
4位 名古屋金鯱軍 23 25 1 .479 16.0
5位 東京セネタース 20 27 1 .426 18.5
6位 ライオン軍(大東京) 19 29 1 .396 20.0
7位 阪急軍 17 29 3 .370 21.0
8位 名古屋軍 13 33 3 .283 25.0

できごと

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  • 春季は、6月11日から23日にかけて9連勝。秋季は、9月8日から10月4日にかけて14連勝(1946年と並び球団記録)、10月20日から11月2日にかけて9連勝。シーズン2度(秋季)の9連勝は球団初で、次に達成したのが86年後の2023年(2リーグ制後では初)であった[3][4]

選手・スタッフ

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[6][7]

表彰選手

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春季
リーグ・リーダー
選手名 タイトル 成績 回数
松木謙治郎 首位打者 .338 初受賞
最多本塁打 4本
景浦將 最多打点 47打点 初受賞
山口政信 最多盗塁 29盗塁 初受賞
秋季
リーグ・リーダー
選手名 タイトル 成績 回数
西村幸生 最優秀防御率 0.79 初受賞
最多勝利 15勝
御園生崇男 最高勝率 1.000 初受賞
景浦將 首位打者 .333 初受賞

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 年度別成績 1937年春 日本野球連盟”. 日本野球機構. 2018年9月11日閲覧。
  2. ^ 年度別成績 1937年秋 日本野球連盟”. 日本野球機構. 2018年9月11日閲覧。
  3. ^ “【阪神】佐藤輝明自身初V犠飛!12回サヨナラで今季最長タイ9連勝 シーズン2度は86年ぶり”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年8月12日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/202308120001606.html 2023年8月13日閲覧。 
  4. ^ “阪神の2桁連勝”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年8月13日). https://www.nikkansports.com/baseball/photonews/photonews_nsInc_202308130001693-1.html 2023年8月14日閲覧。 
  5. ^ 日刊スポーツ大阪本社版、2023年8月13日付1面
  6. ^ ベースボールマガジン2002夏季号, ベースボールマガジン社, (2002), p. 102 
  7. ^ 『日本プロ野球80年史 1934-2014』 【記録編】、ベースボール・マガジン社、2014年12月24日。ISBN 978-4-583-10668-7