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鞍馬車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鞍馬車(くらましゃ)は、岐阜市にある加納天満宮に保存されている山車(やま)で、岐阜市加納地区に現存する唯一の山車である。

1984年3月19日に岐阜市の有形文化財に指定された[1]

歴史

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  • 1891年 - 濃尾地震により旧山車が崩壊。
  • 1901年 - からくり作成。
  • 1902年 - 加納天満宮の一千年回祭に合わせて、加納本町5丁目により新調。
  • 1945年頃 - 戦争で山車が維持出来ないとして、加納天満宮に保管を申し出て境内に倉を立てて保管。
  • 1945年7月9日 - 岐阜空襲により、この山車以外の8輌は焼失。
  • 2003年 - 加納天満宮の例祭では、長年展示のみであったが、この年より町内曳行が復活する。
  • 2006年 - からくりの糸替え。
  • 2007年 - 山車車輪修理。

山車の構造

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鞍馬車は大唐破風造・高さ約5mの三層構造で、上段から天狗牛若丸幣振を模したからくり人形が3体設置されており、加納天満宮の例祭(10月)には、町内において曳行及びからくり奉納が行なわれる[2]

脚注

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  1. ^ 岐阜市 (n.d.), 岐阜市内の指定等文化財一覧, http://www.city.gifu.lg.jp/c/40002041/40002041.html#sisitei 2010年2月4日閲覧。 
  2. ^ 「岐阜県の歴史散歩」岐阜県高等学校教育委員会地歴・公民部会 地理部会編 山川出版社 p24 2006年9月