集団行動 (バンド)
集団行動 | |
---|---|
ジャンル | J-POP、ロック[1] |
活動期間 | 2017年 - |
レーベル |
CONNECTONE (2017年 - ) |
公式サイト | 集団行動 オフィシャルサイト |
メンバー |
齋藤里菜(Vo.) 真部脩一(Gt.) 西浦謙助(Dr.) ミッチー(Ba.) |
集団行動(しゅうだんこうどう)は、2017年に結成された日本のバンド。所属レーベルはビクターエンタテインメント系列のCONNECTONE。
概要
[編集]2012年6月に相対性理論を離脱した真部脩一と西浦謙助が、女性アイドルオーディション「ミスiD2016」ファイナリストの齋藤里菜をボーカルに迎えて2017年に結成[2][3]。
真部にとって、主導的にバンドを結成するのは2006年の相対性理論以来、約10年ぶりで2回目のこと[注 1]。また真部にとっても西浦にとっても、自身のバンドがメジャーレーベルに所属するのは集団行動が初めて[4]。
メンバー編成が間に合わなかったためにデビュー後もオフィシャルサイトでメンバーを一般公募[2]。応募資格は年齢や性別、プロ・アマを問わず「集団行動のできる方に限ります」としている[5] 。
バンド名は「まだバンドになっていない、ただの集団行動だ」という真部のバンド結成時の印象から名付けられた[6]。
略歴
[編集]バンドを組んで音楽をやってみたいと思った真部がフロントマン探しを始め、結成までに3年ほどが経過する[2]。その間に友人で進行方向別通行区分、相対性理論、アゼル&バイジャンなどいくつものグループで行動をともにする西浦が合流する[2]。
2016年2月より楽曲制作を開始[7]。3月にボーカルオーディションを受けた斎藤にバンドへの加入をオファー[8]。
2017年、バンドが正式に始動。4月に東京・TSUTAYA O-EASTで行われたイベントにてお披露目ライブを行い、6月にビクターエンタテインメント内のレーベル・CONNECTONEより、メジャーデビューアルバム『集団行動』をリリース[3]。
2018年2月、2ndアルバム『充分未来』をリリース[9] 。
2019年4月、3rdアルバム『SUPER MUSIC』をリリース。
2021年1月1日、集団での制作活動の困難を理由に、当面の活動停止を発表[10]。
メンバー
[編集]- 齋藤 里菜(さいとう りな、1994年4月14日(30歳)生まれ、163cm)[11]
- ボーカル、ギター担当。
- 小学3年生から20歳までバレーボールに打ち込む少女時代を過ごす。中学3年で選抜チームに選ばれ、全国大会(JOCジュニアオリンピックカップ)に出場。[12]
- 体育教師になるため東京の大学に進学し、体育学部で救急救命士の学科に通う。体育の教員免許と救急救命士の資格を所有。[13]
- 2015年、女性アイドルオーディション「ミスiD 2016」に応募し、応募者約4,000名の中からファイナリストに進出[8]。2次審査に同席した真部の目に留まる。
- 2016年3月、大学の実習の合間に集団行動のボーカルオーディションを受ける。[14]
- もともと音楽には興味がなく、バンド加入前には音源はCD2枚(テイラー・スウィフトと西内まりや)しか持っていなかった[2]。
- アクセサリー作りが趣味で、ミスiDのオーディション時にも自作のアクセサリーを身につけていた[15]ほか、ツアー「起承転」の齋藤里菜プロデュース回「転」ではライブ会場限定でハンドメイドのピアスを販売した。
- 真部 脩一(まべ しゅういち)
- ギター、ボーカル担当。バンドのリーダー。
- 進行方向別通行区分、Vampilliaのメンバー。
- 2006年、相対性理論を結成し、コンポーザー・ベーシストとして活動。活動初期におけるメインコンポーザーだった[2]。
- 2012年に脱退した後は、さまざまなアーティストのプロデュースやバンド活動で、ポップマエストロと呼ばれる[8]。
- 集団行動の1stアルバムでは収録曲すべての作詞・作曲・編曲を担当[2]。またレコーディングではメンバーが揃っていなかったため、ギター以外にベースとキーボードも演奏している[16]。
- 西浦 謙助(にしうら けんすけ)
- ドラムス担当。
- 進行方向別通行区分、mezcolanza(メスコランサ)[注 2] 、誰でもエスパー[注 3] のメンバー。元相対性理論。
- 真部とは大学時代に結成した進行方向別通行区分からの付き合いで、真部の先輩にあたる[2]。
- ミッチー(みっちー)
- ベース担当。
- Vampillia、VMOのメンバー。
- 集団行動の初ライブにおいて対バン相手として集団行動を知り、2回目のライブ以降サポートメンバー・MCとしてライブに参加[17]。
- 2018年8月にベーシストとして正式加入[18]。
- 配信シングルのティーチャー?、クライム・サスペンス、ザ・クレーターのジャケットイラストを担当。
作品
[編集]アルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
1st | 2017年6月28日 | 集団行動 | VICL-64801 | 全7曲
|
|
2nd | 2018年2月7日 | 充分未来 | VICL-64912 | 全8曲
|
|
3rd | 2019年4月3日 | SUPER MUSIC | VICL-65158 | 全12曲
|
初回限定盤:CD+CD/VIZL-1553 |
シングル
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
1st | 2018年8月8日(配信版) | ティーチャー? | NCS-936(シングルCD) |
|
配信限定シングル
WIZYにてサポーター限定でシングルCD発売 |
2nd | 2018年10月3日 | クライム・サスペンス |
|
配信限定シングル | |
3rd | 2019年1月30日 | ザ・クレーター |
|
配信限定シングル | |
4th | 2019年9月25日 | ガールトーク |
|
配信限定シングル
(3ヶ月連続リリース第1弾) | |
5th | 2019年10月23日 | キューティクル |
|
配信限定シングル
(3ヶ月連続リリース第2弾) | |
6th | 2019年11月20日 | マジックテープ |
|
配信限定シングル
(3ヶ月連続リリース第3弾) |
ミュージックビデオ
[編集]曲名 |
「ホーミング・ユー」 |
「バックシート・フェアウェル」 |
「充分未来」 |
「鳴り止まない」 |
「クライム・サスペンス」 |
「ティーチャー?」 |
「ザ・クレーター」 |
「1999」 |
「ガールトーク」 |
主なライブ
[編集]ワンマンライブ・主催イベント
[編集]年 | タイトル | |
---|---|---|
2017 | 集団行動 | 9月13日-渋谷WWW |
2018 | 集団行動の会談公演 | 2月7日-渋谷CLUB QUATTRO(w/Awesome City Club) |
充分未来ツアー | 3月16日-大阪Music Club JANUS 3月22日-渋谷WWW X | |
集団行動×SHE IS SUMMER 東名阪ツアー「避暑²トーク」 | 8月15日-名古屋CLUB UPSET 8月16日-大阪ROCK TOWN 8月23日-渋谷WWW | |
Sit down, please | 11月20日-Mt.RAINIER HALL 渋谷 PLEASURE PLEASURE | |
2019 | SUPER MUSIC TOUR -SUPER編- | 2月2日-心斎橋Music Club JANUS
(w/DADARAY) |
SUPER MUSIC TOUR -MUSIC編- | 4月18日-名古屋CLUB UPSET(O.A/フォークデュオ) 4月19日-大阪Music Club JANUS(O.A/フォークデュオ) 4月28日-渋谷WWW X(O.A/フォークデュオ) | |
起承転 | 9月29日-SHIBUYA O-nest(ミッチープロデュース「起」)
10月27日-SHIBUYA O-nest(西浦謙助プロデュース「承」) 11月24日-SHIBUYA O-nest(齋藤里菜プロデュース「転」) | |
2020 | POP MAGIC vol.1 | 2月28日-渋谷LUSH |
出演イベント
[編集]- 6月4日-LIVE LIFE
- 6月16日-LUSH 12th Anniversary presents「Shibuya no Fushigi」
- 6月18日-YATSUI FESTIVAL! 2017
- 6月26日-新宿LOFT×HOT STUFF presents UNOFFICIAL DAY
- 8月14日-リゾームライブラリーⅥ
- 9月19日-オモチレコード presents MAD TUESDAY!
- 10月8日-FM802 MINAMI WHEEL 2017
- 10月16日-THE 夏の魔物 対バンツアー 全国の魔物
- 11月5日-sympathy×LUSH presents「海底散歩」
- 1月8日-セゾンカード・UCカード presents「NEW YEAR WAVE」
- 3月24日-IMAIKE GO NOW 2018
- 5月8日-KIND OF MAGIC VOL.5
- 5月22日-SUPER MOON
- 5月26日-Shimokitazawa SOUND CRUISING 2018
- 6月2日-SAKAE SP-RING 2018
- 6月3日-odol LIVE 2018 “O/g-3”
- 6月9日-odol LIVE 2018 “O/g-4”
- 6月16日-YATSUI FESTIVAL! 2018
- 6月17日-odol LIVE 2018 “O/g-6”
- 7月18日-カモン、シブヤ
- 7月30日-NIGHT ON THE PLANET!
- 8月5日-万プー DREAM FESTA 2018
- 8月31日-RADIO BERRY ベリテンライブ 2018 ~HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2~
- 10月6日-Date fm MEGA★ROCKS 2018
- 10月8日-Eggs presents FM802 MINAMI WHEEL 2018 ~20th Anniversary~
- 10月9日-KYOTO MOJO SPECIAL THREEMAN LIVE!!
- 10月31日-[ Ascent ] AW2018_02
- 11月4日-Holy Mountain vol.1
- 11月17日-ポップしなないで「CDはもう売れない」レコ発ツアー“神さまは実家に帰る”
- 12月1日-下北沢にて’18
- 12月9日-JAPAN'S NEXT 渋谷JACK 2018 WINTER
- 03月04日 - ポップしなないでpresents「冗談」
- 03月23日 - IMAIKE GO NOW 2019
- 04月06日 - 飯坂温泉MUSIC FES.おと酔いウォーク2019
- 05月25日 - Shimokitazawa SOUND CRUISING 2019
- 06月02日 - SAKAE SP-RING 2019
- 06月15日 - YATSUI FESTIVAL! 2019
- 07月05日 - 『七情舞』東名阪レコ発ツアー "七情に舞う"
- 07月06日 - 見放題2019
- 07月14日 - JOIN ALIVE 2019
- 09月14日 - TOKYO CALLING 2019
- 09月16日 - ポップしなないで 『禁じられてはいない遊び』レコ発ツアー"ヨルネコアルク"
- 01月16日 - La.mama 『PLAY VOL.86』TWEEDEESとの2マンライブ
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “2017 7/8 集団行動 真部脩一さん 齋藤里菜さん”. ソースコpresents 福岡×(ふくおか・かける). FM FUKUOKA (2017年7月9日). 2017年8月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 集団行動(インタビュアー:橋本尚平)「集団行動「集団行動」インタビュー (1/3)」『音楽ナタリー』、2017年7月3日 。2017年3月18日閲覧。
- ^ a b “集団行動”. 音楽ナタリー. 2017年8月20日閲覧。
- ^ 集団行動(インタビュアー:橋本尚平)「集団行動「集団行動」インタビュー (2/3)」『音楽ナタリー』、2017年7月3日 。2017年3月18日閲覧。
- ^ “メンバー募集中の集団行動、今夜ラジオで音源を初めて公開”. 音楽ナタリー (2017年5月18日). 2017年8月20日閲覧。
- ^ “interview with Shuichi Mabe”. ele-king. 2019年7月31日閲覧。
- ^ “真部脩一率いる集団行動がデビューアルバムをリリース、集団行動のできる新メンバーを募集”. 音楽ナタリー (2017年4月14日). 2017年8月20日閲覧。
- ^ a b c 集団行動(インタビュアー:榑林史章)「相対性理論と比べられたくない、集団行動 齋藤里菜の目指す音楽 元相対性理論・真部と西浦新バンド」『MusicVoice(ミュージックヴォイス)』、2017年7月7日 。2017年8月20日閲覧。
- ^ “集団行動、2ndアルバム『充分未来』を2018年2月に発表 齋藤里菜と真部脩一のデュエット曲収録”. CDジャーナル (2017年12月18日). 2018年2月9日閲覧。
- ^ “あけましておめでとうございます!活動休止します!”. 2021年1月1日閲覧。
- ^ “ミスiD2016 ファイナリスト No.38 齋藤里菜”. ミスiD. 講談社. 2017年8月20日閲覧。
- ^ “【#1】はじめましてのご挨拶とわたしのこと - りなの"スキなもの"のはなし”. stand.fm. 2020年3月21日閲覧。
- ^ “真部脩一(ex:相対性理論)の新バンド・集団行動のフロントウーマンは音楽素人!? 齋藤里菜に直撃取材 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス”. SPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイス. 2019年7月31日閲覧。
- ^ “相対性理論と比べられたくない、集団行動 齋藤里菜の目指す音楽”. MusicVoice. 2019年7月31日閲覧。
- ^ “齋藤里菜(集団行動)”. ミスiD 公式サイト. 2019年12月10日閲覧。
- ^ 集団行動(インタビュアー:橋本尚平)「集団行動「集団行動」インタビュー (3/3)」『音楽ナタリー』、2017年7月3日 。2017年3月18日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “集団行動「SUPER MUSIC」インタビュー|気付いたら、僕ら4人の関係は“バンド”になっていた - 音楽ナタリー 特集・インタビュー”. 音楽ナタリー. 2019年7月31日閲覧。
- ^ “集団行動にミッチー正式加入、4人体制で新曲配信リリース”. 音楽ナタリー (2018年8月2日). 2018年11月6日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 集団行動 | ビクターエンタテインメント
- 集団行動 (@groupaction2017) - X(旧Twitter)
- 齋藤里菜 (@rina__saitou) - X(旧Twitter)
- 西浦謙助 (@tikanakangana) - X(旧Twitter)
- みんなのミッチー (@miccithemistake) - X(旧Twitter)
- 西浦謙助 公式ブログ Powered by LINE - ウェイバックマシン(2018年5月5日アーカイブ分) - LINE Blog
- 集団行動 - YouTubeチャンネル
- 集団行動 - 歌ネット
- 集団行動 - J-Lyric.net
- 集団行動 - Apple Music
- 集団行動 - オリコン