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連翠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
平成23年(2011年9月28日、連翠で行われた午餐(昼食会)。公賓として来日したベニグノ・アキノフィリピン大統領と天皇在位中の明仁

連翠(れんすい)は、皇居宮殿の殿舎の1つ。公賓の接遇や、陪食に使用される小食堂。

概要

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皇居宮殿には饗宴場として豊明殿があるが、少人数の接遇には不向きであるため、別に小食堂が建設された。連翠の名称は、中国の古詩から引用された。連翠から西を見ると、道灌濠紅葉山吹上御苑の木々が見渡せ、建物が森林の緑に連なるという意味で命名された。連翠は豊明殿の西側にあり、間には厨房(大膳)、泉の間がある[1]

連翠の室内面積は371平方メートル。中央に可動式の間仕切壁があり、食堂の連翠北と談話室の連翠南に分けられる[1]

脚注

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  1. ^ a b 『宮殿』、pp.178, 179

参考文献

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