贄川駅
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贄川駅 | |
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駅舎(2015年10月、宿場町に合わせた造り) | |
にえかわ Niekawa | |
◄日出塩 (5.2 km) (5.2 km) 木曽平沢► | |
所在地 | 長野県塩尻市大字贄川[1] |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■中央本線 |
キロ程 |
236.2km(東京起点) 名古屋から160.7 km |
電報略号 | ニヘ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
108人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1909年(明治42年)12月1日[1] |
備考 |
駅員無配置駅[1] 標高:871.6m[1] |
贄川駅(にえかわえき)は、長野県塩尻市大字贄川にある、東海旅客鉄道(JR東海)中央本線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1909年(明治42年)12月1日:国有鉄道中央東線 塩尻 - 奈良井間開通と同時に開業[1]。旅客及び貨物の取扱を開始[2]。
- 1911年(明治44年)5月1日:線路名称が改定され、当駅を含む中央東線が中央本線に改称される[3]。
- 1972年(昭和47年)11月30日:貨物の取扱を廃止[2]。
- 1978年(昭和53年)9月14日:日出塩 - 当駅間の新線に掛け替え。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1985年(昭和60年)3月22日:無人駅となる[4]。
- 1986年(昭和61年)5月未明:当駅 - 木曽平沢間の新線へ付け替える。新線の権現トンネルは複線規格だが単線での併用となっている。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる[5]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面1線、計2面2線のホームを持つ地上駅[1]。木造駅舎を有する。日出塩方複線、木曽平沢方単線の交換可能駅でもある。留置線、跨線橋を有する[1][6]。2009年3月改正ダイヤで、3番線のレールは撤去された[6]。駅のトイレは、2009年4月に和風建築に改造された。古い駅舎は所々宿場町の雰囲気に合うよう手が入れられている。国鉄分割民営化前に無人化された無人駅で[4]、出札口だった部分は板打ちされているが、荷物窓口はそのまま残っている。木曽福島駅管理。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 中央本線 | 下り | 塩尻・長野方面[7] |
2 | 上り | 中津川・名古屋方面[7] |
利用状況
[編集]「統計しおじり」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りとなっている。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1999年 | 117 | |
2000年 | 103 | [8] |
2001年 | 90 | [8] |
2002年 | 68 | [8] |
2003年 | 67 | [8] |
2004年 | 59 | [8] |
2005年 | 42 | [8] |
2006年 | 41 | [8] |
2007年 | 43 | [1][8] |
2008年 | 44 | [8] |
2009年 | 90 | [1][8] |
2010年 | 105 | [6][9] |
2011年 | 105 | [9] |
2012年 | 97 | [9] |
2013年 | 97 | [9] |
2014年 | 101 | [9] |
2015年 | 108 | [9] |
2016年 | 108 | [10] |
2017年 | 108 | [11] |
2018年 | 106 | [12] |
2019年 | 108 | [13] |
駅周辺
[編集]国道19号線に面していて、国道前に駅前広場がある。旧中山道の贄川宿は駅のすぐ南側で、国道から線路を跨いですぐの場所に贄川関の跡がある。
バス路線
[編集]- 塩尻市地域振興バス 楢川線 - 贄川駅
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、164頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、185頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線』 25頁
- ^ a b “「通報」中央本線洗馬駅ほか14駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1985年3月18日)
- ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線』 27頁
- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 48号 岐阜駅・高山駅・奈良井駅ほか68駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月21日、20頁。
- ^ a b “各駅の時刻表|JR東海” (PDF). 東海旅客鉄道 (2017年3月). 2017年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “統計しおじり2010年(平成22年)版” (Excel). 塩尻市 (2011年10月1日). 2017年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月7日閲覧。
- ^ a b c d e f “統計しおじり2016年(平成28年)版” (Excel). 塩尻市 (2017年6月1日). 2017年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月7日閲覧。
- ^ “統計しおじり2017年(平成29年)版” (Excel). 塩尻市 (2018年5月17日). 2018年8月16日閲覧。
- ^ “統計しおじり2018年(平成30年)版” (Excel). 塩尻市 (2019年5月31日). 2019年7月10日閲覧。
- ^ “統計しおじり2019年(令和元年)版” (Excel). 塩尻市 (2020年4月1日). 2020年9月29日閲覧。
- ^ “統計しおじり2020年(令和2年)版” (Excel). 塩尻市. 2021年5月31日閲覧。
参考文献
[編集]曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 5号 中央本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年8月9日。