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貴田宗三郎

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貴田 宗三郎(きだ そうさぶろう)は、日本の数理科学者・数学者大阪工業大学名誉教授。学術博士(神戸大学)。

専門は、数理科学応用数学(特に統計学)・数値解析/数値シミュレーション

略歴

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1967年京都大学理学部数学科卒業。神戸大学助手摂南大学工学部助教授などを経て、1989年神戸大学大学院にて学術博士号を取得[1]。1997年大阪工業大学情報科学部情報メディア学科教授。2004年同大学紀要委員会委員。2006年大阪工業大学退官[2]、同大学名誉教授。

大阪工業大学情報科学部・摂南大学工学部(常翔学園グループ)において15年以上の長きに渡り教鞭を執り、数理科学の研究育成(京都大学数理解析研究所・神戸大学との研究連携含む)に貢献した。

主な所属学会は、情報処理学会日本数学会日本応用数理学会。主な著書は、基礎 微分積分演習(共著、共立出版1991、学術書)。

主な研究

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  • 貴田宗三郎「多変数Pade近似理論と補間について(数値解析の基礎理論とその周辺)」『数理解析研究所講究録』第676巻、京都大学数理解析研究所、1988年12月、208-220頁、CRID 1050282677276286464hdl:2433/100961ISSN 1880-2818 
  • エルミート補間多項式の行列表現
  • 二次元におけるジャクソン型定理について[3] - 神戸大学との共同研究
  • Christoffel-Darbouxアイデンティティの拡張とその応用
  • N次のニュートン法逐次近似の開始要素について

脚注

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