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豊沼駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
豊沼駅
駅舎(2017年7月)
とよぬま
Toyonuma
A18 奈井江 (4.7 km)
(3.2 km) 砂川 A20
地図
所在地 北海道砂川市東3条南19丁目
北緯43度27分53秒 東経141度54分5秒 / 北緯43.46472度 東経141.90139度 / 43.46472; 141.90139座標: 北緯43度27分53秒 東経141度54分5秒 / 北緯43.46472度 東経141.90139度 / 43.46472; 141.90139
駅番号 A19
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線
キロ程 359.0 km(函館起点)
電報略号 トヌ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
44人/日
-2014年-
開業年月日 1942年昭和17年)2月10日[1]
備考 無人駅
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豊沼駅(とよぬまえき)は、北海道砂川市東3条南19丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線である。駅番号A19電報略号トヌ事務管理コードは▲130139[2]

歴史

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1976年の豊沼駅と周囲1.5 km範囲。上が函館本線旭川方面(右)及び駅裏にある三井東圧系の工業団地へ向かう貨物専用線(左)。左端中央は砂川発電所。下端に見えるのが豊沼奈江川で、大正年間に設けられていた初代・豊沼信号場はこれよりさらに奈井江側にあった。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
三井東圧肥料砂川工場へ続く専用線もこの時点で廃止となった。

駅名の由来

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付近が石狩川に沿って大小の沼があり地味豊かではなかったことから、「豊かな所になるように」との意味を込め名づけられた[4]、とされる。

駅構造

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2面2線の相対式ホームを持つ地上駅。以前は島式・単式ホームであったが、一番外側の線路が撤去された。岩見沢-滝川間の各駅の中では唯一、駅舎が国道に向いていない。砂川駅管理の無人駅であり、駅舎内に乗車駅証明書発行機が設置されている。ホーム間は跨線橋で結ばれている。ホームにも跨線橋にも屋根は全くない。

度重なる水害を受けたため駅舎が高床式の建物になっているが、レールは築堤の上に敷かれているため[注釈 3]、待合室とホームは同一平面上にある。

のりば

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ホーム 路線 方向 行先
駅舎側 函館本線 上り 岩見沢手稲方面
反対側 下り 滝川旭川方面

利用状況

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  • 2006年度の1日平均乗車人数は31人である。
  • 2012年度の1日平均乗車人数は22人である。

1日の平均乗降人員は以下の通りである[12]

乗降人員推移
年度 1日平均人数
2011 44
2012 44
2013 44
2014 44

駅周辺

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豊沼の集落がある。

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線
奈井江駅 (A18) - 豊沼駅 (A19) - 砂川駅 (A20)

脚注

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注釈

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  1. ^ 奈井江町百年史 平成2年9月発行 下巻年表に、乗降客があったと記載。また位置は豊沼奈江川の南、道道114号交差付近。
  2. ^ 昭和32年版全国専用線一覧 なお昭和26年版では既に東洋高圧専用線の第三者利用契約者に日本発送電の名が記されており、当初の運炭はこの専用線を利用したものと思われる。
  3. ^ 札幌工事局70年史によれば、腐植土及び泥土質であったため、盛土をしても一向に高くならず、不思議に思っていると盛土の土圧により別の場所が突然隆起するといった逸話の残る地盤であった。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、820頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、216頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ a b c d e f g h 砂川市史 昭和46年2月発行
  4. ^ a b c 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、46頁。ASIN B000J9RBUY 
  5. ^ 昭和26年版全国専用線一覧
  6. ^ 「運輸省告示第31号」『官報』1947年2月17日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  7. ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
  8. ^ 特急と除雪車衝突、乗客「首に痛み」 JR函館線、作業員が打撲”. 毎日新聞 (2022年12月15日). 2022年12月22日閲覧。
  9. ^ 2024年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2023年12月15日。オリジナルの2023年12月15日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20231215050147/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20231215_KO_kaisei.pdf2023年12月15日閲覧 
  10. ^ 2024(令和6)年3月ICカードKitacaエリアを拡大します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2023年12月13日。オリジナルの2023年12月13日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20231213124006/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20231213_KO_kitaca_area.pdf2023年12月13日閲覧 
  11. ^ ICカードKitacaエリアを拡大します! ~2024年春、函館・旭川各エリアでKitacaサービスを開始します~』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2022年9月14日。オリジナルの2022年9月14日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220914081835/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/220914_KO_Kitaca.pdf2022年9月14日閲覧 
  12. ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月24日閲覧
  13. ^ 東圧正門前 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年6月7日閲覧。

参考文献

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  • 北海道鉄道百年史 上・中・下巻 日本国有鉄道北海道総局 昭和51-56年発行
  • 私たちの砂川市史 上・下巻 砂川市役所編 平成3年3月発行

関連項目

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外部リンク

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