豊島将之
豊島将之 九段 | |
---|---|
名前 | 豊島将之 |
生年月日 | 1990年4月30日(34歳) |
プロ入り年月日 | 2007年4月1日(16歳) |
棋士番号 | 264 |
出身地 | 愛知県一宮市 |
所属 | 日本将棋連盟(関西) |
師匠 | 桐山清澄九段 |
弟子 | 岩佐美帆子 |
段位 | 九段 |
棋士DB | 豊島将之 |
戦績 | |
タイトル獲得合計 | 6期 |
一般棋戦優勝回数 | 5回 |
2022年3月20日現在 |
豊島 将之(とよしま まさゆき、1990年4月30日 - ) は、将棋棋士。桐山清澄九段門下。棋士番号は264。愛知県一宮市出身[1]、兵庫県尼崎市在住[2]。関西大学第一高等学校卒業[3]、関西大学文学部中退[4][5]。愛称は「とよぴー」。
史上最年少で奨励会に入会し[6]、2007年に四段に昇段して平成生まれ初のプロ棋士となった[7]。2018年に5回目のタイトル挑戦で初タイトルとなる棋聖を獲得[8]、その後に王位、名人とタイトルを獲得し、2019年には竜王を獲得して史上4人目の竜王名人となった[9]。
棋歴
[編集]プロ入り前
[編集]4歳の頃、羽生世代の棋士を追ったテレビ番組を見かけたことをきっかけに母に将棋を教わる[10][11]。5歳で大阪府豊中市に転居後は[12]、小学3年生でアマ6段となるまで[13](同年、史上最年少で奨励会入り)、関西将棋会館の道場で指導棋士・土井春左右から指導を受けた[13][6][14]。豊島は「師匠(桐山清澄)や土井先生がいなかったら、棋士になっていなかった」と述べている[13]。
小学1年生でアマ四段となり、脇謙二に指導対局を受けて飛香落ちで完勝した[15]。1998年には豊島を紹介する「恐るべき天才少年」というカラー写真入りの記事が週刊将棋の1面トップを飾った[15]。9歳・小学3年でアマ六段となった[13][16]。
小学3年生の9月に6級で奨励会に入会し、史上最年少記録としてNHKで報道された[6]。成績には波があったが、小学5年生の9月までに1級に昇級するというスピード出世で、史上初の小学生プロ棋士の期待がかかった。しかし、そこから初段昇段までに1年半を要した。それでも三段昇段は中学2年生の4月で当時の史上最年少記録を作った[注釈 1]、2007年3月に三段リーグを14勝4敗の1位で抜けるまでに2年半(5期)かかり、プロ入りは関西大学第一高等学校2年生になってからであった[17]。平成生まれ初のプロ棋士となった[7]。
公式戦への初登場は、三段時に出場した第36期新人王戦における14歳6か月で,これは藤井聡太の14歳5か月に次ぐ史上2番目の年少記録である[18]。
プロ入り後
[編集]プロ1年目の2007年度は、8月3日から10月9日まで9連勝(王位戦の予選で谷川浩司を破った一局も含まれている)。10月23日に1敗を喫した後、さらに、10月30日から1月11日まで10連勝する。いわば、良いとこ取りで19勝1敗で、年度勝率も全棋士中3位の.714という活躍を見せる。
2009年度の初戦も白星となり、連勝を12に伸ばしたものの、次の対局(5月1日、第35期棋王戦予選、対・稲葉陽)で敗れ、その後に阿久津主税が13連勝したため連勝賞を逃した。しかしその後も破竹の勢いを見せ、5月から6月にかけて10連勝、8月から10月にかけても10連勝している。また第22期竜王ランキング戦5組で優勝。初参加からの2年連続優勝は、行方尚史に次ぎ14年ぶり2人目。その後の竜王戦本戦トーナメントでは、当時絶好調の稲葉陽と久々のタイトル挑戦を狙う田中寅彦を破り、ベスト9に入った。また第59期王将戦において、一次・二次予選のトーナメントを7連勝で駆け抜け、初のリーグ入りを果たす。王将リーグは定員7名、残留4名という棋界随一の難関であり、10代でのリーグ入りは加藤一二三・屋敷伸之に続く史上3人目で、谷川浩司・羽生善治もなし得なかった快挙である。リーグ表にタイトルホルダー、永世称号者がずらりと5名並ぶ中で2勝を挙げる健闘を見せたが、残留はできなかった。順位戦では、初参加から3期目となる第68期順位戦C級2組で開幕から8連勝。2戦を残して早々とC級1組への昇級を決めた(最終成績は10勝0敗)。2009年度は全棋士中1位の45勝(14敗)と勝率.763を記録する大活躍で、第37回将棋大賞の最多勝利賞と勝率1位賞を受賞[19]。
2010年度は、第60期王将戦で二次予選を勝ち抜き、2年連続で王将リーグ入り。羽生、森内俊之ら並み居る強豪を破り、最終局で佐藤康光との1敗同士の直接対決を制して5勝1敗で挑戦権獲得、六段に昇段[20]。自身初のタイトル挑戦となったが、久保利明王将との七番勝負は2勝4敗に終わり、タイトル奪取はならなかった。2010年度は、第38回将棋大賞の新人賞を受賞[21]。
2011年度は、第70期順位戦C級1組で、7勝3敗で2位となり、B級2組への昇級を決める。
2012年度は、4月19日に竜王ランキング戦連続2回昇級により七段昇段。また、第71期順位戦B級2組で9勝1敗で2位となり、B級1組への2年連続昇級を決めた。
タイトルの壁
[編集]2014年度、第62期王座戦挑戦者決定戦で丸山忠久を破り、羽生王座への挑戦権を獲得するも、2勝3敗で奪取ならず。
2014年3月29日、第3回将棋電王戦第3局にてYSSと対局し、83手で勝利した。
2015年度、第86期棋聖戦挑戦者決定戦で佐藤天彦を破り、再び羽生棋聖に挑むも、1勝3敗で敗れる。
2016年10月23日に将棋日本シリーズで決勝戦で佐藤天彦名人を破り、棋戦初優勝を果たした。
2016年度の第75期順位戦B級1組にてA級昇格のかかった最終戦で糸谷哲郎に勝利し、8勝4敗の成績で終了し、同じくA級昇級のかかった山崎隆之と阿久津主税の直接対決は山崎が敗れて、今期の順位の差で豊島が2位の成績で自身初のA級昇級を果たし、同時に八段昇段となった。
2017年度は、第67期王将戦・挑戦者決定リーグ戦において5勝1敗で1位となり、久保利明王将への挑戦を決めた[22]ものの、2勝4敗の成績でタイトル奪取とはならなかった。第76期順位戦A級では、前半に5連勝するも、後半失速して6勝4敗に終わり、自身も含めた6人によるプレーオフとなる。王将戦の番勝負を合間に挟むほどの過密スケジュールの中、プレーオフで久保利明・佐藤康光・広瀬章人に連続勝利するも、羽生善治に敗れて名人挑戦権獲得はならなかった。
初タイトル獲得、名人獲得
[編集]2018年度には、第89期棋聖戦挑戦者決定戦で三浦弘行を破り、羽生棋聖への挑戦権を獲得する。五番勝負は7月17日の第5局で豊島の3勝2敗で決着し、豊島は初タイトルとなる棋聖を獲得[8][23]、8大タイトルを8人が分け合う群雄割拠に突入した[24]。その棋聖戦第1局が行われる2日前の6月4日に、第59期王位戦の挑戦者決定戦で羽生善治を破り、菅井竜也王位への挑戦権を獲得し、七番勝負では9月27日の第7局で豊島の4勝3敗で決着し王位を獲得。自らの手で作り出した群雄割拠状態を、これまた自らの手で早々と終止符を打った[25]。第77期順位戦A級では、後半で広瀬章人に1敗したのみで8勝1敗の成績を挙げ、佐藤天彦名人への挑戦権を獲得した。これらの成績により、第46回将棋大賞にて最優秀棋士賞を初受賞した[26]。
2019年度、第77期名人戦七番勝負では、豊島が4勝0敗のストレート勝ちで名人(実力制第十四代)を獲得し、同時に九段への昇段も果たした。この名人位獲得により三冠(名人・王位・棋聖)を達成したが、これは史上9人目のことである[27][28]。関西所属棋士による名人位獲得は1997年の谷川浩司以来、22年ぶりである。
令和初の竜王名人の誕生
[編集]名人獲得以降は第90期棋聖戦では渡辺明に1勝3敗、第60期王位戦では木村一基に3勝4敗で敗れ名人のみとなっていたが第27期銀河戦で渡辺を破り優勝し、竜王戦では王位戦と並行して戦った木村に勝ち挑戦者となった。第32期竜王戦七番勝負では豊島が広瀬章人を4勝1敗で破り令和初の竜王名人となった(竜王名人は2013年の森内俊之以来史上4人目。関西所属の棋士では1997年の谷川浩司以来。)[9]。
そのうち名人位は、第78期名人戦で名人初挑戦となった渡辺明に対して2勝4敗に終わり、2020年8月15日に失冠となった[29]。一方、第5期叡王戦本戦決勝三番勝負では渡辺に対して2勝1敗として挑戦権を獲得した[30]。名人戦と並行して行われた永瀬拓矢叡王との七番勝負は、千日手1局と持将棋2局を含む「十番勝負」となり[31]、2020年9月21日の最終局に豊島の勝利で決着、4勝3敗2持将棋(1千日手)で叡王を奪取した[32]。
タイトル初防衛
[編集]2018年から約2年間で5タイトルを獲得するも、棋聖・王位・名人と3つの防衛に失敗した[33]。2020年、通算100期目のタイトル獲得を目指す羽生善治との対決となった第33期竜王戦は4勝1敗で豊島が勝利し、初めてのタイトル防衛を果たした[34]。
藤井聡太との「19番勝負」
[編集]2021年度の第62期王位戦挑戦者決定戦では、羽生善治九段に勝利して藤井聡太王位への挑戦を決めた[35]。第6期叡王戦では藤井が斎藤慎太郎八段を破り叡王挑戦を決め[36][37]、さらに第34期竜王戦では藤井が永瀬拓矢王座に勝利し竜王挑戦を決めたため、豊島と藤井のタイトル戦は王位戦・叡王戦・竜王戦の「19番勝負」となった[38]。
王位戦七番勝負では、8月24日、25日の第5局に敗れ1勝4敗で挑戦失敗[39]。叡王戦五番勝負では、9月13日の第5局に敗れ2勝3敗で防衛失敗[40]。竜王戦七番勝負では藤井にストレートで敗れて、豊島は3年ぶりに無冠となった[41]。王位戦開幕前は藤井に対して豊島の驚異の6勝1敗で、全棋士の中でも特に藤井に対する天敵として認知されており、快進撃を続ける藤井の最後の障壁となることを期待されていたが、藤井との「19番勝負」となった3連続のタイトル戦は全て挑戦・防衛に失敗した[42][41]。
タイトル戦以外においても第71期王将戦挑戦者決定リーグ、第42回将棋日本シリーズJTプロ公式戦決勝でも藤井と対局し王将戦挑戦者決定リーグでは敗れたものの、JTプロ公式戦では勝利し、2年連続3度目の優勝を決める[43]。対藤井戦では7連敗と苦戦していたが、辛くも一矢報いることとなった[44]。
日付 | 棋戦 | 豊島の 手番・手数・勝敗 |
備考 |
---|---|---|---|
2021年 | 6月29・30日第62期王位戦第1局 | △後手 104手 勝ち | [45] |
2021年 | 7月13・14日第62期王位戦第2局 | ▲先手 102手 負け | [46] |
2021年 | 7月21・22日第62期王位戦第3局 | △後手 117手 負け | [47] |
2021年 | 7月 25日第叡王戦第1局 | 6期△後手 | 95手 負け[48] |
2021年 | 8月 3日第 | 6期叡王戦第2局▲先手 161手 勝ち | [49] |
2021年 | 8月 9日第 | 6期叡王戦第3局△後手 121手 負け | [50] |
2021年 | 8月18・19日第62期王位戦第4局 | ▲先手 140手 負け | [51] |
2021年 | 8月 22日第 | 6期叡王戦第4局▲先手 | 91手 勝ち[52] |
2021年 | 8月24・25日第62期王位戦第5局 | △後手 | 77手 負け挑戦失敗[53] |
2021年 | 9月 6・ 7日第62期王位戦第6局 | ― | ― |
2021年 | 9月 13日第 | 6期叡王戦第5局△後手 111手 負け | 叡王失冠[54] |
2021年 | 9月28・29日第62期王位戦第7局 | ― | ― |
2021年10月 | 8・ 9日第34期竜王戦第1局 | △後手 123手 負け | [55] |
2021年10月22・23日 | 第34期竜王戦第2局 | ▲先手 | 70手 負け[56] |
2021年10月30・31日 | 第34期竜王戦第3局 | △後手 | 91手 負け[57] |
2021年11月12・13日 | 第34期竜王戦第4局 | ▲先手 122手 負け | 竜王失冠で無冠に[58] |
2021年11月26・27日 | 第34期竜王戦第5局 | ― | ― |
2021年12月 | 4・ 5日第34期竜王戦第6局 | ― | ― |
2021年12月17・18日 | 第34期竜王戦第7局 | ― | ― |
タイトル失冠後の連続挑戦
[編集]2021年度の第71回NHK杯テレビ将棋トーナメントでは準決勝で羽生を破り、決勝で松尾歩を破って優勝する。2022年度の第63期王位戦挑戦者決定戦では、池永天志五段に勝利して2年連続で藤井聡太王位への挑戦を決めた[59]。王位戦七番勝負では、9月5日、6日の第5局に敗れ1勝4敗で挑戦失敗となった[60]。第70期王座戦挑戦者決定戦では、大橋貴洸六段に勝利し永瀬拓矢王座への挑戦を決めた[61]。王座戦五番勝負では、10月4日の第4局に敗れ1勝3敗1千日手で挑戦失敗となった[62]。
2023年度には、第71期王座戦で挑戦者決定戦に進出し、藤井聡太七冠と激突した。中終盤で形勢が二転三転する大熱戦となったが、最後は豊島が勝機を逃し敗北。二年連続の五番勝負登場とはならなかった[63]。なお、この将棋は将棋大賞の名局賞を受賞している[64]。
4期振りの名人戦登場
[編集]第82期順位戦A級では7勝2敗の成績を挙げ、藤井聡太名人への挑戦権を獲得した[65]。七番勝負は1勝4敗で敗退し、5期ぶりの名人獲得はならなかった[66]。
棋風
[編集]攻守のバランスに優れた万能タイプで、序盤・中盤・終盤すべてに隙が無く、居飛車も振り飛車も指しこなすオールラウンドプレーヤーとされる[67][68]。
将棋電王戦に出場した2014年から将棋ソフトを用いた研究を始め[69]、将棋ソフト研究の先駆的存在とされている[68]。2014年の王座挑戦の頃から研究会やVSから遠のき、対人での研究をやめて完全に将棋ソフト研究に転換した[68][70]が、2020年頃から対人研究を再開した[71]。序盤に時間を使わず終盤戦に時間を残す戦いが多い[要出典]。力戦形も得意としていて、最速の勝ちを目指すよりも抜群の大局観で押し切る将棋が真骨頂である[要出典]。
評価
[編集]2018年時点では、豊島・菅井竜也・稲葉陽・糸谷哲郎・斎藤慎太郎・佐藤天彦(元関西奨励会所属)の6名が「関西若手6強」とされていた[72][注釈 2]。
2012年のNHK杯1回戦で佐藤紳哉が「豊島?強いよね。序盤、中盤、終盤、隙がないと思うよ」と評価したことが話題になった[67]。将棋電王戦での二つ名は「若き天才オールラウンダー」。
人物
[編集]趣味は読書。好きな作家は東野圭吾、綾辻行人、森博嗣。プロ野球は阪神タイガースのファン[76]。またバスケットボール(特にNBA)観戦も好きで、ゴールデンステート・ウォリアーズのファン[77]。選手ではステフィン・カリーが好み[77]。
愛称は「とよぴー」「とよぴ」[78]「きゅん」。ただし本人は2019年の名人初獲得時に「(きゅんは)もう30近いのでどうかと思う。個人的には微妙な感じ」としているが、呼ぶことそのものは「楽しんでもらえれば」と忌避してはいない[79][80]。
囲碁棋士の芝野虎丸と顔がそっくりと言われることがあり、共にそれを認める発言をしている。2019年の囲碁名人戦(朝日新聞社主催)で芝野がタイトルを獲得したため2020年1月1日発売の朝日新聞で豊島との新名人同士の紙上対談が実現した[81]。
家族
[編集]父は大阪市内に事務所を開設する弁護士で、交通事故処理に造詣が深い[82]。愛知県一宮市出身の豊島は、父の弁護士開業により5歳のときに大阪に移った[82]。父方祖父母は2021年現在も一宮市在住で[83]、その縁から豊島は定期的に同市での指導対局など普及活動を行っている[84]。
将棋におけるエピソード
[編集]- 真部一男(2007年11月24日に死去)にとっての最後の対局(同年10月30日)の相手となった。この一局は33手で後手の真部が投了したものであった。実は真部は、次の34手目に幻の△4二角と打つ妙手を発見していたが、その手を指すと豊島が長考に沈み、自分の体が持たないであろうと考えたから投了したという[注釈 3]。
- 2016年10月30日、東京・将棋会館で行われる第2期叡王戦本戦で久保利明と対局するため、関西所属の豊島は前日に東京入りし、14時の対局開始を待っていた[85]。一方、同じく関西所属の久保は14時開始を19時開始と勘違いし、当日に東京入りして19時からの対局に臨む予定であった[85]。当日になり、勘違いに気づいた久保は、急遽、飛行機で東京に向かおうとしたが、14時30分発の伊丹 - 羽田便に乗るのが限度であった[85]。この対局は主催社であるドワンゴのニコニコ生放送で生中継されており、久保の到着を待って対局を実施することも検討されたが、規定どおりに久保の遅刻が1時間に達した時点で豊島の不戦勝とすることに決まった[85]。豊島は、対局開始の14時になると自分の駒と久保の駒を全て並べ、15時になって不戦勝が決まるまで正座を崩さなかった[85]。一部始終がネットで生中継されたこともあり、この対局のことはテレビニュースで取り上げられた[85]。
- 名人位を失冠した第78期名人戦最終局の最終手(第6局100手目)では、19分考えた末に投了した[86]。
- 以前は気圧変化に弱く「飛行機に乗ると耳が痛くなる」として、遠距離への移動でも陸路を選択する傾向があった。しかし、陸路は移動時間が長く体への負担やスケジュール調整も厳しくなることから、2020年1月に鼻の骨を削る手術を受けた。以後は徐々に空路も利用するようになっており、2021年6月には「タイトル戦での飛行機移動を解禁する」意向を明らかにした[87]。同年7月、北海道旭川市で行われた第62期王位戦七番勝局第2局へは空路で現地入りした[88]。
弟子
[編集]女流棋士となった弟子
[編集]名前 | 女流プロ入り日 | 段位、主な活躍 |
---|---|---|
岩佐美帆子[89] | 2022年2月1日 | 女流1級 |
(2023年4月1日現在)
昇段履歴
[編集]- 1999年奨励会入会 9月20日 : 6級(小学3年) =
- 2000年 2月10日 : 5級( 〃 )
- 2000年 5月20日 : 4級(小学4年)
- 2001年 1月20日 : 3級( 〃 )
- 2001年 5月10日 : 2級(小学5年)
- 2001年 9月20日 : 1級( 〃 )
- 2003年 2月10日 : 初段(小学6年)
- 2003年 9月12日 : 二段(中学1年)
- 2004年[90]) 4月 5日 : 三段(第36回三段リーグ<2004年度後期>から三段リーグ参加、当時歴代最年少三段
- 2007年[17] 4月 1日 : 四段(第40回奨励会三段リーグ成績1位) = プロ入り
- 2009年[91] 5月 8日 : 五段(竜王ランキング戦連続昇級)
- 2010年11月29日 : 六段(タイトル挑戦 = 王将戦)[20]
- 2012年[92] 4月19日 : 七段(竜王ランキング戦連続昇級)
- 2017年[93] 3月 9日 : 八段(順位戦A級昇級)
- 2019年[94] 5月17日 : 九段(名人位獲得)
主な成績
[編集]タイトル・永世称号
[編集]は2024年12月現在の在位。登場・連覇の 太字 は歴代最多記録。
他の棋士との比較は、タイトル獲得記録、将棋のタイトル在位者一覧を参照
タイトル | 獲得年度 | 登場 | 獲得期数 | 連覇 | 永世称号(備考) |
竜王 | 2019-2020 | 3回 | 2期 | 2連覇 | - |
名人 | 2019 | 3回 | 1期 | - | - |
叡王 | 2020 | 2回 | 1期 | - | - |
王位 | 2018 | 4回 | 1期 | - | - |
王座 | - | 2回 | - | - | - |
棋王 | - | - | - | - | - |
王将 | - | 2回 | - | - | - |
棋聖 | 2018 | 3回 | 1期 | - | - |
タイトル獲得 合計6期 / 登場回数 合計19回 (番勝負終了前は除く。2024年度名人戦まで) |
- タイトル戦登場回数(合計 19回、2024年 名人戦まで)
- 竜王 3回:第32期〈2019年度〉 - 2021年度
- 名人 3回:第77期〈2019年〉 - 2020年、2024年
- 叡王 2回: 第5期〈2019年度〉 - 2020年度
- 王位 4回:第59期〈2018年度〉- 2019、2021-2022年度
- 王座 2回:第62期〈2014年度〉、2022年度
- 王将 2回:第60期〈2010年度〉、2017年度
- 棋聖 3回:第86期〈2015年度〉、2018-2019年度
一般棋戦優勝
[編集]- 優勝合計 5回
非公式戦優勝
[編集]- ABEMA地域対抗戦 1回(2024年度)
将棋大賞
[編集]- 第37回(2009年度) 最多勝利賞、勝率一位賞 (※:連勝は1勝差で2位、対局数は2局差で2位)[19]
- 第38回(2010年度) 新人賞[21]
- 第39回(2011年度) 最多勝利賞[95]
- 第42回(2014年度) 最多対局賞、名局賞(羽生善治と対局した第62期王座戦第5局)[96]
- 第44回(2016年度) 連勝賞[97]
- 第45回(2017年度) 敢闘賞[98]
- 第46回(2018年度) 最優秀棋士賞[99]
- 第47回(2019年度) 優秀棋士賞、名局賞(木村一基と対局した第60期王位戦第7局)[100]
- 第48回(2020年度) 敢闘賞[101]
- 第49回(2021年度) 名局賞(藤井聡太と対局した第34期竜王戦第4局)[102]
- 第51回(2023年度) 名局賞(藤井聡太と対局した第71期王座戦挑戦者決定戦)[64]
在籍クラス
[編集]開始 年度 |
順位戦 出典[103]
|
竜王戦 出典[104]
| ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
期 | 名人 | A級 | B級 | C級 | 期 | 竜王 | 1組 | 2組 | 3組 | 4組 | 5組 | 6組 | 決勝 T |
|||||
1組 | 2組 | 1組 | 2組 | |||||||||||||||
2007 | 66 | C244 | 7-3 | 21 | 6組 | 0-1 | 6-0 | |||||||||||
2008 | 67 | C208 | 7-3 | 22 | 5組 | 2-1 | 5-0 | |||||||||||
2009 | 68 | C206 | 10-0 | 23 | 4組 | -- | 4-2 | |||||||||||
2010 | 69 | C126 | 8-2 | 24 | 4組 | -- | 6-1 | |||||||||||
2011 | 70 | C105 | 7-3 | 25 | 3組 | 1-1 | 4-0 | |||||||||||
2012 | 71 | B222 | 9-1 | 26 | 2組 | 0-1 | 3-1 | |||||||||||
2013 | 72 | B113 | 9-3 | 27 | 1組 | -- | 1-2 | |||||||||||
2014 | 73 | B103 | 6-6 | 28 | 1組 | 0-1 | 4-1 | |||||||||||
2015 | 74 | B107 | 7-5 | 29 | 1組 | 0-1 | 3-1 | |||||||||||
2016 | 75 | B106 | 8-4 | 30 | 1組 | -- | 2-2 | |||||||||||
2017 | 76 | A 10 | 6-4 | 31 | 1組 | 0-1 | 3-1 | |||||||||||
2018 | 77 | A06 | 8-1 | 32 | 1組 | 4-1 | 3-1 | |||||||||||
2019 | 78 | 名人 | -- | 33 | 竜王 | -- | -- | |||||||||||
2020 | 79 | A 01 | 6-3 | 34 | 竜王 | -- | -- | |||||||||||
2023 | 80 | A 02 | 5-4 | 35 | 1組 | -- | 0-2 | |||||||||||
2022 | 81 | A 04 | 6-3 | 36 | 2組 | 0-1 | 4-0 | |||||||||||
2023 | 82 | A03 | 7-2 | 37 | 1組 | -- | 0-2 | |||||||||||
2024 | 83 | A 01 | 38 | 2組 | -- | |||||||||||||
順位戦、竜王戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。 順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 ) 順位戦の「F編」はフリークラス編入 /「F宣」は宣言によるフリークラス転出。 竜王戦の 太字 はランキング戦優勝、竜王戦の 組(添字) は棋士以外の枠での出場。 |
年度別成績
[編集]年度 | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | (出典) |
---|---|---|---|---|---|
2007 | 42 | 30 | 12 | 0.7143 | [105] |
2008 | 40 | 29 | 11 | 0.7250 | [106] |
2009 | 59 | 45 | 14 | 0.7627 | [107] |
2010 | 52 | 35 | 17 | 0.6731 | [108] |
2007-2010 (小計) |
193 | 139 | 54 | ||
年度 | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | (出典) |
2011 | 60 | 44 | 16 | 0.7333 | [109] |
2012 | 48 | 35 | 13 | 0.7292 | [110] |
2013 | 49 | 35 | 14 | 0.7143 | [111] |
2014 | 56 | 35 | 21 | 0.6250 | [112] |
2015 | 57 | 35 | 22 | 0.6140 | [113] |
2016 | 56 | 39 | 17 | 0.6964 | [114] |
2017 | 62 | 44 | 18 | 0.7097 | [115] |
2018 | 55 | 35 | 20 | 0.6364 | [116] |
2019 | 58 | 39 | 19 | 0.6724 | [117] |
2020 | 54 | 33 | 19 | 0.6346 | [118] |
2011-2020 (小計) |
555 | 374 | 181 | ||
年度 | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | (出典) |
2021 | 58 | 29 | 29 | 0.5000 | [119] |
2022 | 53 | 32 | 21 | 0.6038 | [120] |
2023 | 44 | 24 | 20 | 0.5455 | [121] |
2021-2023 (小計) |
155 | 85 | 70 | ||
通算 | 903 | 598 | 303 | 0.6637 | [122] |
2023年度まで |
その他表彰
[編集]- 日本将棋連盟からの表彰
- その他からの表彰
コンピューター将棋
[編集]- 2014年3月29日、第3回電王戦のプロ側3番手としてコンピュータ将棋ソフトのYSSと対戦。序盤から中終盤まで圧倒する内容で佐藤紳哉ら前2局の敗戦の雪辱を果たし、プロ側に初勝利をもたらした。
出演
[編集]Webテレビ
[編集]- 電王戦×TOYOTA「リアル車将棋」(2015年2月8日・3月1日、ニコニコ生放送)※3月は特別編[126]
テレビ
[編集]- 将棋フォーカス(NHK Eテレ)
- (2023年4月 - 2023年9月) - 番組内将棋講座「豊島将之の初段を目指す!スキがない将棋」講師
年表
[編集]
|
肩書き
[編集]昇段およびタイトルの獲得、失冠による肩書きの遍歴を記す。(色付きは継続中の記録)
日付 | 肩書き | 保持タイトル | 日数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2007年 | 4月 1日四段 | 768日 | プロ入り | |
2009年 | 5月 8日五段 | 570日 | 竜王ランキング戦連続2回昇級による昇段 | |
2010年11月29日 | 六段 | 507日 | タイトル挑戦による昇段 第60期王将戦 | |
2012年 | 4月19日七段 | 1785日 | 竜王ランキング戦連続2回昇級による昇段 | |
2017年 | 3月 9日八段 | 495日 | 第77期順位戦A級昇級による昇段 | |
2018年 | 7月17日棋聖 | 棋聖 | 72日 | 棋聖獲得 第89期棋聖戦 |
2018年 | 9月27日二冠 | 王位・棋聖 | 232日 | 王位獲得 第59期王位戦 |
2019年 | 5月17日名人 | 名人・王位・棋聖 | 204日 | 名人獲得 第77期名人戦 |
2019年 | 7月 9日名人・王位 | 棋聖失冠 第90期棋聖戦 | ||
2019年 | 9月26日名人 | 王位失冠 第60期王位戦 | ||
2019年12月 | 7日竜王・名人 | 竜王・名人 | 252日 | 竜王獲得 第32期竜王戦 |
2020年 | 8月15日竜王 | 竜王 | 455日 | 名人失冠 第78期名人戦 |
2020年 | 9月21日竜王・叡王 | 叡王獲得 第 5期叡王戦 | ||
2021年 | 9月13日竜王 | 叡王失冠 第 6期叡王戦 | ||
2021年11月13日 | 九段 | 1139日 |
竜王失冠 第34期竜王戦 |
著書
[編集]単著
[編集]- マイコミ将棋BOOKS 豊島将之の定跡研究(2011年1月、毎日コミュニケーションズ、ISBN 978-4839937942)
- 豊島の将棋 実戦と研究(マイナビ将棋BOOKS)(2014年1月、マイナビ、ISBN 978-4839950484)
共著
[編集]- 関西新鋭棋士実戦集(マイコミ将棋BOOKS)(糸谷哲郎、村田智弘共著、2008年7月、毎日コミュニケーションズ、ISBN 978-4839929060)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 「豊島将之|棋士データベース|日本将棋連盟」『日本将棋連盟』。オリジナルの2018年9月27日時点におけるアーカイブ。2018年9月27日閲覧。
- ^ “王将戦中継ブログ 第67期七番勝負第4局 前夜祭(5)”. 日本将棋連盟. (2018年2月18日). オリジナルの2018年7月26日時点におけるアーカイブ。 2018年7月26日閲覧。
- ^ “大阪私立中学校高等学校 芸術文化連盟 | 優秀生徒、OB・OG紹介”. 大阪私立中学校高等学校芸術文化連盟 公式サイト. 2019年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月13日閲覧。
- ^ 将棋世界2011年3月号
- ^ “棋士・豊島将之竜王×関西大学・芝井敬司理事長徹底したAI研究が、ひとつのターニングポイントに。|ヘッドライン 一覧|大学広報・プレスリリース|関西大学について|関西大学”. www.kansai-u.ac.jp. 2021年7月13日閲覧。
- ^ a b c “「阪急梅田駅で泣いていた少年」 恩師・土井指導棋士七段が語る豊島将之新名人の原点”. スポーツ報知 (2019年5月28日). 2019年5月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月28日閲覧。
- ^ a b “平成生まれで初!豊島 名人位獲得 初挑戦で史上初ストレート勝ち”. スポニチ Sponichi Annex. 2021年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月27日閲覧。
- ^ a b 「豊島将之八段が羽生善治棋聖に勝ち、初タイトル獲得 第89期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第5局|将棋ニュース|日本将棋連盟」『』。2018年10月6日閲覧。
- ^ a b “豊島将之「竜王・名人」誕生、史上4人目の快挙 広瀬章人竜王から4勝1敗で奪取/将棋・竜王戦七番勝負”. 2021年5月26日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2018年7月18日). “【将棋】豊島将之新棋聖、羽生破り初戴冠から一夜明け「少しずつ実感」”. 産経ニュース. 2021年8月4日閲覧。
- ^ “ひと:豊島将之さん=初タイトルの棋聖を獲得した将棋棋士”. 毎日新聞. 2018年7月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月4日閲覧。
- ^ “雑記帳:豊島六段に着物プレゼント 出身地の将棋愛好家ら”. 毎日新聞. 2011年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月27日閲覧。
- ^ a b c d 村瀬信也(朝日新聞 将棋担当記者). “孤高の棋士・豊島将之名人が強い信念でたどり着いた最高峰のタイトル|朝日新聞記者の将棋の日々”. 幻冬舎plus. 幻冬舎. 2019年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月7日閲覧。
- ^ 東京新聞文化部 (2019年7月19日). “ツィート”. Twitter. 2019年7月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月19日閲覧。
- ^ a b 鈴木宏彦「緊急座談会 井上慶太九段 X 脇謙二八段 X 畠山鎮七段 元奨励会幹事が語る 光輝いていた天才少年たち」、『将棋世界』(2018年10月号)、日本将棋連盟 pp. 25-40
- ^ “KANSAI UNIVERSITY NEWS LETTER No.14 July 2008” (PDF). 関西大学. 2016年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月29日閲覧。
- ^ a b 豊島将之・金井恒太 新四段誕生のお知らせ 日本将棋連盟 2007年3月17日
- ^ 読売新聞「豊島将之三段が14歳6か月で公式戦初出場の最年少記録」 東京朝刊2004年10月28日14面。
- ^ a b “第37回将棋大賞決まる!|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2024年8月11日閲覧。
- ^ a b “豊島将之五段が六段に昇段|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2024年8月11日閲覧。
- ^ a b “第38回将棋大賞が決まる!|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2024年8月11日閲覧。
- ^ 日本将棋連盟公式web・棋戦トピックス「第67期王将戦挑戦者は豊島将之八段に決定」(2017年11月22日)
- ^ “豊島将之八段が棋聖位奪取で初タイトル!羽生竜王はタイトル獲得100期お預け” (日本語). スポーツ報知. (2018年7月17日) 2021年11月1日閲覧。
- ^ 「豊島将之八段が羽生善治棋聖に勝ち、初タイトル獲得 第89期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第5局|将棋ニュース|日本将棋連盟」『』。2018年10月6日閲覧。
- ^ 「豊島将之棋聖が菅井竜也王位を破り王位獲得 第59期王位戦七番勝負第7局|将棋ニュース|日本将棋連盟」『』。2018年10月6日閲覧。
- ^ “最優秀棋士賞に豊島将之二冠、第46回将棋大賞決まる|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “豊島将之名人が史上9人目の快挙! 将棋界「三冠王」の歴史を言葉でふりかえる|相崎修司|文春オンライン”. bunshun.jp. 2019年11月11日閲覧。
- ^ それ以前の達成者は、升田幸三・大山康晴・中原誠・米長邦雄・谷川浩司・羽生善治・森内俊之・渡辺明。
- ^ “渡辺が4勝目を挙げ名人獲得 名人戦第6局”. 日本将棋連盟. 2020年8月15日閲覧。
- ^ “いよいよ開幕。永瀬叡王VS豊島竜王・名人による第5期叡王戦七番勝負の展望は?|将棋コラム|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟. 2023年5月31日閲覧。
- ^ 俊介, 君島. “ついに“十番勝負”決着へ 豊島将之竜王は「速攻策の第2弾」を繰り出した | 観る将棋、読む将棋”. 文春オンライン. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “豊島将之挑戦者(30)4勝3敗2持将棋1千日手で永瀬拓矢叡王(28)を降し歴史的死闘七番勝負閉幕(松本博文) - 個人”. Yahoo!ニュース. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “「他のタイトルホルダーの人とも互角に戦えるようにやっていきたい」防衛達成の豊島将之竜王、記者会見全文(松本博文) - 個人”. Yahoo!ニュース. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “豊島将之竜王VS羽生善治九段 第33期竜王戦七番勝負第5局 豊島将之竜王が勝利し初防衛|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟. 2020年12月6日閲覧。
- ^ “豊島将之竜王VS羽生善治九段 お~いお茶杯第62期王位戦挑戦者決定戦 豊島将之竜王が勝利し、挑戦権を獲得”. 日本将棋連盟 (2021年5月24日). 2021年6月20日閲覧。
- ^ 赤塚辰浩. “藤井聡太2冠が豊島叡王への挑戦権獲得、3冠かけ最大12番の頂上対決 - 社会 : 日刊スポーツ”. 日刊スポーツ. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “「夏の十二番勝負」は藤井聡太二冠がリード。豊島将之竜王は22日の叡王戦第4局で流れを変えられるか(遠山雄亮) - 個人”. Yahoo!ニュース. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “藤井VS豊島、3たび決戦 異例の「19番」勝負:中日新聞Web”. 中日新聞Web. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “藤井王位が豊島竜王に勝ち王位防衛 “天敵”破り史上初のタイトル初挑戦から4連勝”. デイリースポーツ. 2021年8月25日閲覧。
- ^ “藤井聡太が新叡王、最年少三冠19歳、羽生善治の記録を更新”. デイリースポーツ. 2021年9月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月13日閲覧。
- ^ a b TIMES編集部, ABEMA (2021年11月13日). “豊島将之竜王、4連敗のストレートで失冠 3年ぶりに無冠転落「実力不足を痛感した」/将棋・竜王戦七番勝負 | ニュース | ABEMA TIMES | アベマタイムズ”. ABEMA TIMES. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “「藤井さんの終盤力はNo.1だからこそ」 豊島将之vs藤井聡太《19番勝負最終章》竜王戦を永世名人・谷川浩司の言葉から展望(大川慎太郎)”. Number Web - ナンバー. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “豊島将之JT杯覇者、2年連続3度目の優勝 藤井聡太竜王は最年少優勝ならず/将棋・JT杯”. 2021年11月21日閲覧。
- ^ “藤井聡太竜王を破ってJT杯連覇・豊島将之九段「諦めずやっていく」”. スポーツ報知 (2021年11月22日). 2023年5月31日閲覧。
- ^ “藤井聡太王位VS豊島将之竜王 第62期お~いお茶杯王位戦七番勝負第1局 豊島将之竜王が初戦を飾る”. 日本将棋連盟 (2021年6月30日). 2021年6月30日閲覧。
- ^ “藤井聡太王位VS豊島将之竜王 第62期お~いお茶杯王位戦七番勝負第2局 藤井聡太王位の勝利”. 日本将棋連盟 (2021年7月14日). 2021年7月14日閲覧。
- ^ “藤井聡太王位VS豊島将之竜王 第62期お~いお茶杯王位戦七番勝負第3局 藤井聡太王位の勝利”. 日本将棋連盟 (2021年7月22日). 2021年7月22日閲覧。
- ^ “豊島将之叡王VS藤井聡太王位・棋聖 第6期叡王戦五番勝負第1局 藤井聡太王位・棋聖が初戦を飾る”. 日本将棋連盟 (2021年7月25日). 2021年7月25日閲覧。
- ^ “豊島将之叡王VS藤井聡太王位・棋聖 第6期叡王戦五番勝負第2局 豊島将之叡王が勝利”. 日本将棋連盟 (2021年8月3日). 2021年8月3日閲覧。
- ^ “豊島将之叡王VS藤井聡太王位・棋聖 第6期叡王戦五番勝負第3局 藤井聡太王位・棋聖の勝利”. 日本将棋連盟. 2021年8月9日閲覧。
- ^ “藤井聡太王位 VS豊島将之竜王 お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負第4局 藤井聡太王位が勝利”. 日本将棋連盟. 2021年8月19日閲覧。
- ^ “豊島将之叡王VS藤井聡太王位・棋聖 第6期叡王戦五番勝負第4局 豊島将之叡王が勝ち最終局へ”. 日本将棋連盟. 2021年8月22日閲覧。
- ^ “藤井聡太王位VS豊島将之竜王 お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負第5局 藤井聡太王位が防衛”. 日本将棋連盟. 2021年8月25日閲覧。
- ^ “豊島将之叡王VS藤井聡太王位・棋聖 第6期叡王戦五番勝負第5局 藤井聡太王位・棋聖が叡王奪取&最年少三冠に”. 日本将棋連盟. 2021年9月11日閲覧。
- ^ “豊島将之竜王VS藤井聡太王位・叡王・棋聖 第34期竜王戦七番勝負第1局 藤井聡太王位・叡王・棋聖が初戦を飾る”. 日本将棋連盟 (2021年10月9日). 2021年10月10日閲覧。
- ^ “豊島将之竜王VS藤井聡太王位・叡王・棋聖 第34期竜王戦七番勝負第2局 藤井聡太王位・叡王・棋聖の勝利”. 日本将棋連盟. 2021年10月23日閲覧。
- ^ “豊島将之竜王VS藤井聡太王位・叡王・棋聖 第34期竜王戦七番勝負第3局 藤井聡太王位・叡王・棋聖の勝利”. 日本将棋連盟 (2021年10月31日). 2021年10月31日閲覧。
- ^ “豊島将之竜王VS藤井聡太王位・叡王・棋聖 第34期竜王戦七番勝負第4局 藤井聡太王位・叡王・棋聖が竜王奪取&最年少四冠に”. 日本将棋連盟 (2021年11月13日). 2021年11月13日閲覧。
- ^ “やっぱり強い豊島将之九段! 池永天志五段を降して2年連続で藤井聡太王位に挑戦!(松本博文) - 個人”. Yahoo!ニュース. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “藤井聡太王位VS豊島将之九段 お~いお茶杯第63期王位戦七番勝負第5局 藤井聡太王位が勝利し防衛|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “将棋王座戦、豊島将之九段が挑戦者に 大橋貴洸六段破る”. 日本経済新聞 (2022年7月25日). 2023年5月31日閲覧。
- ^ “「価値観」のぶつかり合いを制した永瀬拓矢王座が4連覇達成!~第70期王座戦五番勝負第4局~(遠山雄亮) - 個人”. Yahoo!ニュース. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “第71期王座戦挑戦者決定トーナメント”. www.shogi.or.jp. 2024年5月3日閲覧。
- ^ a b “第51回将棋大賞受賞者のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2024年5月3日閲覧。
- ^ 『第82期順位戦A級最終局 一斉対局の結果|棋戦トピックス|日本将棋連盟』2024年2月29日 。
- ^ “第82期名人戦・順位戦 七番勝負”. www.shogi.or.jp. 2024年5月29日閲覧。
- ^ a b “まるで隙がない。関西の俊英、豊島将之七段をご紹介。王将戦七番勝負へ2回目の挑戦を目指す!|将棋コラム|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟. 2023年5月24日閲覧。
- ^ a b c “棋士・豊島将之竜王×関西大学・芝井敬司理事長徹底したAI研究が、ひとつのターニングポイントに|ヘッドライン 一覧|大学広報・プレスリリース|関西大学について|関西大学”. 関西大学. 2023年5月24日閲覧。
- ^ “電王戦公式統一パソコン「GALLERIA電王戦」豊島将之七段インタビュー - 成否の境界線 コンピュータの感覚を精査する (2)”. マイナビニュース (2014年11月7日). 2023年5月24日閲覧。
- ^ INC., SANKEI DIGITAL. “【マンスリー将棋】豊島、タイトル挑戦3度目「結果を」” (日本語). 産経ニュース 2018年10月6日閲覧。
- ^ “藤井聡太、早くも崖っぷちに…「AI漬け」から「対人研究」に戻った豊島将之に6連敗”. ビジネスジャーナル/Business Journal. 2023年8月9日閲覧。
- ^ 鈴木宏彦「緊急座談会 井上慶太九段 X 脇謙二八段 X 畠山鎮七段 元奨励会幹事が語る 光輝いていた天才少年たち」、『将棋世界』(2018年10月号)、日本将棋連盟 pp. 25-40
- ^ 倉沢鉄也 (2011年6月9日). “羽生世代がもたらした、速さと若さの時代”. WEBRONZA. 2018年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月29日閲覧。
- ^ “【甘口辛口】羽生永世七冠が演出する世代交代…1棋士1冠時代で群雄割拠” (日本語). サンケイスポーツ. (2018年7月19日). オリジナルの2018年7月19日時点におけるアーカイブ。 2018年9月28日閲覧。
- ^ “藤井六段、怪物くんも“退治” 元竜王・糸谷八段破り16連勝/デイリースポーツ online” (日本語). デイリースポーツ. (2018年3月23日). オリジナルの2018年9月29日時点におけるアーカイブ。 2018年9月28日閲覧。
- ^ 将棋界・20代の逆襲 -ライブドアニュース ・2018年5月30日
- ^ a b 読売新聞・2019年10月9日朝刊 21面
- ^ 編集部, ABEMA TIMES. “豊島将之竜王、両手を組んでの神頼みがレア過ぎ「とよぴのお祈り」「ボーナスシーン」胸キュン仕草でファンの心を鷲掴み | ニュース”. ABEMA TIMES. 2021年12月20日閲覧。
- ^ “豊島新名人「藤井七段と戦ってみたい」 対局から一夜:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2019年5月18日閲覧。
- ^ “将棋の豊島将之新名人が一夜明け取材に臨む ファンによる愛称「きゅん」について語る”. スポーツ報知 (2019年5月18日). 2019年5月18日閲覧。
- ^ “囲碁と将棋の名人は顔そっくり 初対面してぶつけた哲学。”. 朝日新聞. (2020年1月1日) 2020年8月28日閲覧。
- ^ a b 米長 2013, 第一章 名棋士今昔物語 - 豊島将之
- ^ “王位挑戦「ご褒美あげなきゃ」と祖母 豊島二冠に期待高まる地元:中日新聞Web”. 中日新聞Web. 2021年7月13日閲覧。
- ^ 一宮市役所. “8月11日(祝日・山の日) 豊島将之名人 指導対局”. 一宮市. 2021年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月13日閲覧。
- ^ a b c d e f “対局は意外な結末 久保九段―豊島七段:第2期 叡王戦本戦観戦記(筆者:君島 俊介)” (日本語). ニコニコ生放送. (2016年11月4日). オリジナルの2018年7月26日時点におけるアーカイブ。 2018年7月26日閲覧。
- ^ 第68期 将棋名人戦 第6局, 朝日新聞, (2020-08-18)
- ^ 豊島竜王 飛行機移動を解禁 手術で“耳キーン”克服 - スポーツニッポン・2021年6月14日
- ^ “豊島将之竜王、手術の効果◎ 空路での耳の痛さが解消「飛行機の方が楽ですね」と連勝へ視界も良好/将棋・王位戦七番勝負 【ABEMA TIMES】”. ABEMA TIMES. 2021年7月13日閲覧。
- ^ “豊島将之九段、師匠になる 初の弟子、岐阜の16歳”. 中日新聞 (中日新聞社). (2021年12月25日) 2021年12月27日閲覧。
- ^ 中学2年4月時点の三段昇段は当時歴代最年少。この4年後の2008年に佐々木勇気がこの記録に並ぶ。2023年4月時点での三段昇段歴代最年少記録は藤井聡太の中学1年10月。
- ^ “豊島将之四段が五段に昇段(5月8日付)|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2024年8月11日閲覧。
- ^ “豊島将之六段が七段に昇段|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2024年8月11日閲覧。
- ^ “豊島将之七段が八段に昇段|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2024年8月11日閲覧。
- ^ “豊島将之二冠が九段に昇段|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2024年8月11日閲覧。
- ^ “第39回将棋大賞が決まる!|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2024年8月11日閲覧。
- ^ “第42回将棋大賞が決まる!|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2024年8月11日閲覧。
- ^ “第44回将棋大賞受賞者のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2024年8月11日閲覧。
- ^ “最優秀棋士賞に羽生善治竜王、特別賞に藤井聡太六段。第45回将棋大賞決まる|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2024年8月11日閲覧。
- ^ “最優秀棋士賞に豊島将之二冠、第46回将棋大賞決まる|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2024年8月11日閲覧。
- ^ “第47回将棋大賞受賞者のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2024年8月11日閲覧。
- ^ “第48回将棋大賞受賞者のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2024年8月11日閲覧。
- ^ “第49回将棋大賞受賞者のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2024年8月11日閲覧。
- ^ 「名人戦・順位戦」『日本将棋連盟』。
- ^ 「竜王戦」『日本将棋連盟』。
- ^ [1][名無しリンク]
- ^ [2][名無しリンク]
- ^ [3][名無しリンク]
- ^ [4][名無しリンク]
- ^ [5][名無しリンク]
- ^ [6][名無しリンク]
- ^ [7][名無しリンク]
- ^ [8][名無しリンク]
- ^ [9][名無しリンク]
- ^ [10][名無しリンク]
- ^ [11][名無しリンク]
- ^ [12][名無しリンク]
- ^ [13][名無しリンク]
- ^ [14][名無しリンク]
- ^ [15][名無しリンク]
- ^ [16][名無しリンク]
- ^ [17][名無しリンク]
- ^ [18][名無しリンク]
- ^ 「豊島将之九段、600勝(将棋栄誉賞)達成|将棋ニュース」『日本将棋連盟』2024年5月23日。
- ^ 「通算成績(2024年5月22日対局分まで)|成績・ランキング」『日本将棋連盟』2024年5月23日。2024年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。
- ^ 豊島将之竜王・名人が「第28回関西囲碁将棋記者 クラブ賞」を受賞 日本将棋連盟(2020年4月22日)
- ^ “トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト”. global.toyota. 2020年3月21日閲覧。
参考文献
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 豊島将之 - 日本将棋連盟
- 豊島将之 (@shogitoyoshima) - X(旧Twitter)
- チーム豊島 (@abT_toyoshima) - X(旧Twitter)(第4回ABEMAトーナメント)
- チーム豊島 (@abT5_toyoshima) - X(旧Twitter)(第5回ABEMAトーナメント)