コンテンツにスキップ

藤棚町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 神奈川県 > 横浜市 > 西区 > 藤棚町
藤棚町
町丁
地図北緯35度26分56秒 東経139度36分47秒 / 北緯35.448844度 東経139.613108度 / 35.448844; 139.613108
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川
市町村 横浜市
行政区 西区
人口情報2023年(令和5年)9月30日現在[1]
 人口 2,879 人
 世帯数 1,722 世帯
面積[2]
  0.169 km²
人口密度 17035.5 人/km²
設置日 1928年昭和3年)9月1日
郵便番号 220-0053[3]
市外局番 045(横浜MA[4]
ナンバープレート 横浜
ウィキポータル 日本の町・字
神奈川県の旗 ウィキポータル 神奈川県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
テンプレートを表示

藤棚町(ふじだなちょう)は、神奈川県横浜市西区町名。現行行政地名は藤棚町1丁目および藤棚町2丁目(字丁目)[5]住居表示未実施区域[6]郵便番号220-0053[3](集配局:神奈川郵便局[7])。

地理

[編集]

横浜市西区南西部に位置する[5]。北西で浜松町、北東で中央、東で西戸部町、南で境之谷、西で久保町に接する。 町域内はほぼ住宅地として利用されている[5]。中央部を藤棚浦舟通りが南北に縦貫している。1丁目の藤棚交差点は五叉路であり、野毛山からの水道道を含めると6本の道が集中する市内でも珍しい場所である[5]

警察

[編集]

町内の警察の管轄区域は以下の通りである[8]

丁目 番・番地等 警察署 交番・駐在所
藤棚町1丁目 全域 戸部警察署 藤棚町交番
藤棚町2丁目 全域

歴史

[編集]

1928年昭和3年)9月1日、横浜市中区西戸部町・同久保町から設置された[5]1935年(昭和10年)、1938年(昭和13年)に西戸部町の一部を編入した[5]1944年(昭和19年)からは分区のため西区藤棚町となる[5]1955年(昭和30年)浜松町・久保町と境界変更、1966年(昭和41年)一部が中央2丁目および久保町となる[5]。また同年浜松町と境界変更が行われた[5]1977年(昭和52年)にも久保町と境界変更が行われている[5]

地名の由来

[編集]

横浜市電久保山線の停留所が設置される際、藤棚交差点にあった「鈴木屋」という和菓子屋の軒先に見事な藤棚があったため、停留所名に採用された[5]。また、1928年(昭和3年)に町名がつけられる際一度は「東雲町」に決定しかかったが、住民の反対で停留所名を町名に採用した経緯がある[5]。この藤棚は戦時中に失われたが、1977年(昭和52年)に再設置された[5]

世帯数と人口

[編集]

2023年9月30日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯 人口
藤棚町1丁目 616世帯 1,010人
藤棚町2丁目 1,106世帯 1,869人
1,722世帯 2,879人

人口の変遷

[編集]

国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[9]
2,982
2000年(平成12年)[10]
3,035
2005年(平成17年)[11]
2,952
2010年(平成22年)[12]
2,873
2015年(平成27年)[13]
2,847
2020年(令和2年)[14]
3,001

世帯数の変遷

[編集]

国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[9]
1,187
2000年(平成12年)[10]
1,297
2005年(平成17年)[11]
1,349
2010年(平成22年)[12]
1,388
2015年(平成27年)[13]
1,443
2020年(令和2年)[14]
1,674

学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年4月時点)[15]

丁目 番地 小学校 中学校
藤棚町1丁目 28〜50番地 横浜市立西前小学校 横浜市立西中学校
51〜126番地 横浜市立稲荷台小学校 横浜市立岩井原中学校
藤棚町2丁目 198〜229番地
177〜197番地 横浜市立一本松小学校 横浜市立老松中学校

産業

[編集]

事業所

[編集]

2021年現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[16]

丁目 事業所数 従業員数
藤棚町1丁目 72事業所 402人
藤棚町2丁目 29事業所 216人
101事業所 618人

事業者数の変遷

[編集]

経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[17]
116
2021年(令和3年)[16]
101

従業員数の変遷

[編集]

経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[17]
629
2021年(令和3年)[16]
618

交通

[編集]

鉄道

[編集]

町域内に鉄道は通っていないが、相鉄線西横浜駅が最寄駅として利用されている。

バス

[編集]

町域内には以下の路線バスが運行されている。

横浜市営バス

[編集]

道路

[編集]

施設

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b 令和5(2023)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和5年9月” (xlsx). 横浜市 (2023年10月6日). 2023年10月6日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ 横浜市町区域要覧”. 横浜市 (2018年7月9日). 2021年8月11日閲覧。
  3. ^ a b 藤棚町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m 『角川日本地名大辞典 14 神奈川県』角川書店、1991年9月。p.767, p.1026。
  6. ^ 住居表示実施町名一覧 (令和2年10月19日現在)”. 横浜市 (2020年10月29日). 2021年8月28日閲覧。
  7. ^ 郵便番号簿PDF(2022年度版) 表紙等付属資料” (pdf). 日本郵便. 2022年12月16日閲覧。 “郵便番号データダウンロード 郵便番号簿PDF(2022年度版)
  8. ^ 交番案内/戸部警察署/神奈川県警察”. 神奈川県警察. 2023年9月27日閲覧。
  9. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  13. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  14. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  15. ^ 小・中学校等の通学区域一覧(通学規則 別表)”. 横浜市 (2023年4月1日). 2023年9月18日閲覧。
  16. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  17. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。

関連項目

[編集]