藤原経邦
| 時代 | 平安時代初期 |
|---|---|
| 生誕 | 不詳 |
| 死没 | 不詳 |
| 官位 | 従五位上、武蔵守 |
| 主君 | 醍醐天皇 |
| 氏族 | 藤原南家巨勢麻呂流 |
| 父母 | 父：藤原有貞、母：藤原富士麻呂の娘 |
| 兄弟 | 忠行、忠門、経邦、清邦、忠相、長福、藤原有実室 |
| 妻 | 紀春江の娘、藤原氏江の娘 |
| 子 | 保方、興方、佐方、治方、職方、盛子 |
藤原 経邦（ふじわら の つねくに）は平安時代初期の貴族。藤原南家、右近衛少将・藤原有貞の子。官位は従五位上・武蔵守。
経歴
[編集]皇太后大進や武蔵守を歴任した。延喜11年（911年）出羽守を務めていた際に、亭子院酒合戦に酒豪として招聘され、参加している[1]。盃を重ね、最初は調子がよかったが、嘔吐した。
系譜
[編集]※以下、『尊卑分脈』の記載に従う。
娘の盛子は藤原師輔に嫁ぎ、摂関を歴任した伊尹・兼通・兼家や、村上天皇の中宮となった安子ら四男四女の生母となっている。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『尊卑分脈 第二篇』吉川弘文館、1987年