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藤原弓主

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
藤原弓主
時代 奈良時代
生誕 不詳
死没 不詳
官位 従五位下右衛士佐
主君 光仁天皇桓武天皇
氏族 藤原南家巨勢麻呂流
父母 父:藤原巨勢麻呂、母:藤原宇合の娘
兄弟 黒麻呂長川真作今河河主弓主貞嗣川合真書伊勢人瀧麿主後広河
常陸国鹿島郡人、常陸国久慈郡人
宮田助川川田
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藤原 弓主(ふじわら の ゆみぬし)は、奈良時代貴族藤原南家参議藤原巨勢麻呂の子。官位従五位下右衛士佐

経歴

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光仁朝末の宝亀10年(779年従五位下右兵衛員外佐に叙任される。

天応元年(781年)4月の桓武天皇即位後まもなく左兵衛員外佐に、5月には正官の左兵衛佐に遷り阿波守を兼ねる。翌天応2年(782年右衛士佐伊予介と武官を歴任した。

なお、常陸国の娘との間に複数の子息がいることから、常陸国の国司を務めたか。

官歴

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続日本紀』による。

系譜

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尊卑分脈』による。

  • 父:藤原巨勢麻呂
  • 母:藤原宇合の娘
  • 妻:常陸国鹿島郡人
    • 男子:藤原宮田
  • 妻:常陸国久慈郡人
    • 男子:藤原助川
  • 生母不詳の子女
    • 男子:藤原川田 - 一説に助川と同人

参考文献

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