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笠幡駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
笠幡駅
駅舎(2021年4月)
かさはた
Kasahata
的場 (2.9 km)
(3.2 km) 武蔵高萩
地図
所在地 埼玉県川越市大字笠幡3732
北緯35度54分27.22秒 東経139度24分23.27秒 / 北緯35.9075611度 東経139.4064639度 / 35.9075611; 139.4064639座標: 北緯35度54分27.22秒 東経139度24分23.27秒 / 北緯35.9075611度 東経139.4064639度 / 35.9075611; 139.4064639
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 川越線
キロ程 23.8 km(大宮起点)
八王子から37.9 km
電報略号 カサ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[1]
乗車人員
-統計年度-
2,752人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1940年昭和15年)7月22日[1][2]
備考 業務委託駅
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笠幡駅(かさはたえき)は、埼玉県川越市大字笠幡にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)川越線である[1]

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線を有する地上駅である[1]。開業当時からの駅舎(木造駅舎[1]は隣の的場駅とよく似ている。自動券売機、簡易Suica改札機が設置されている。2008年1月末までは窓口で定期券・長距離乗車券等を発売していたが、現在は購入できない。2020年東京オリンピックのゴルフ競技の会場の最寄駅として、競技開催期間に合わせ臨時改札口を整備したが[4]、無観客開催となった為、使用されないまま撤去された。

川越駅管理の業務委託駅JR東日本ステーションサービス委託)。当駅の駅員がシフトで西川越駅の勤務にも当たる(但し、同駅は休日に無人駅となり、利用者のために乗車駅証明書発行機が設置されている)。

川越線は大宮 - 武蔵高萩間でATOSを導入しているが、かつて当駅ではATOS導入区間にもかかわらず、連動放送は使用されずに自放音源である仙石型放送の接近・発車放送を使用していた[注釈 1]。2011年6月ごろより再びATOS連動放送の使用が再開された。また、当駅には発車標が改札口上に設置されており、こちらもATOSに連動した案内がなされている。

利用状況

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2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員2,752人である。

JR東日本および埼玉県統計年鑑によると、1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 2,957
1991年(平成03年) 3,425
1992年(平成04年) 3,453
1993年(平成05年) 3,497
1994年(平成06年) 3,479
1995年(平成07年) 3,511
1996年(平成08年) 3,453
1997年(平成09年) 3,349
1998年(平成10年) 3,230
1999年(平成11年) 3,197 [* 1]
2000年(平成12年) [JR 1]3,072 [* 2]
2001年(平成13年) [JR 2]2,948 [* 3]
2002年(平成14年) [JR 3]2,872 [* 4]
2003年(平成15年) [JR 4]2,877 [* 5]
2004年(平成16年) [JR 5]2,863 [* 6]
2005年(平成17年) [JR 6]2,893 [* 7]
2006年(平成18年) [JR 7]2,938 [* 8]
2007年(平成19年) [JR 8]3,002 [* 9]
2008年(平成20年) [JR 9]2,998 [* 10]
2009年(平成21年) [JR 10]2,957 [* 11]
2010年(平成22年) [JR 11]2,916 [* 12]
2011年(平成23年) [JR 12]2,863 [* 13]
2012年(平成24年) [JR 13]2,942 [* 14]
2013年(平成25年) [JR 14]3,024 [* 15]
2014年(平成26年) [JR 15]2,997 [* 16]
2015年(平成27年) [JR 16]3,010 [* 17]
2016年(平成28年) [JR 17]3,000 [* 18]
2017年(平成29年) [JR 18]2,979 [* 19]
2018年(平成30年) [JR 19]2,956 [* 20]
2019年(令和元年) [JR 20]2,933 [* 21]
2020年(令和02年) [JR 21]2,290
2021年(令和03年) [JR 22]2,506
2022年(令和04年) [JR 23]2,617
2023年(令和05年) [JR 24]2,752

駅周辺

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駅前広場

駅から小畔川の方へ歩くと長閑な田園風景が広がっている。最寄りの霞ヶ関カンツリー倶楽部2020年東京オリンピック会場になることから、駅の西側に駅前広場(2019年2月17日供用開始)およびアクセス道路が新たに整備された[5][6]

バス路線

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駅前広場にある「笠幡駅」停留所にて、以下の路線バスが発着する。

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
川越線
的場駅 - 笠幡駅 - 武蔵高萩駅

脚注

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記事本文

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注釈

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  1. ^ 2005年の導入時は使用されていた。

出典

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  1. ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 46号 甲府駅・奥多摩駅・勝沼ぶどう郷駅ほか79駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月7日、25頁。 
  2. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、446頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「一人ぼっちの民間駅員」『交通新聞』交通協力会、1966年2月4日、2面。
  4. ^ 東京2020オリンピック競技大会 ゴルフ競技開催中、川越線笠幡駅に臨時改札口を開設します』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道大宮支社、2021年6月17日。オリジナルの2021年6月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210617092109/https://www.jreast.co.jp/press/2021/omiya/20210617_o02.pdf2021年6月17日閲覧 
  5. ^ 笠幡駅周辺地区”. 川越市 (2019年3月19日). 2019年9月23日閲覧。
  6. ^ “川越・笠幡駅前に広場…五輪ゴルフ会場玄関口”. 読売新聞. (2019年1月26日). オリジナルの2019年1月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190923080256/https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/news/20190128-OYTNT50091/ 2021年2月12日閲覧。 
広報資料・プレスリリースなど一次資料
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  1. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月29日閲覧。

利用状況

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  1. ^ 埼玉県統計年鑑 - 埼玉県
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
埼玉県統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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