稲垣祥
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名前 | ||||||
愛称 | ショウ、ゴロー、ガッキー | |||||
カタカナ | イナガキ ショウ | |||||
ラテン文字 | INAGAKI Sho | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1991年12月25日(33歳) | |||||
出身地 | 東京都練馬区[1] | |||||
身長 | 176cm | |||||
体重 | 72kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | 名古屋グランパス | |||||
ポジション | MF | |||||
背番号 | 15 | |||||
利き足 | 右足[2][3] | |||||
ユース | ||||||
1998-2001 | 大泉西ハリケーン(練馬区立大泉西小学校) | |||||
2002-2003 | サウスユーベFC(練馬区立大泉西小学校) | |||||
2004-2006 | FC東京U-15むさし(練馬区立大泉西中学校) | |||||
2007-2009 | 帝京高等学校 | |||||
2010-2013 | 日本体育大学 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2014-2016 | ヴァンフォーレ甲府 | 81 | (6) | |||
2017-2019 | サンフレッチェ広島 | 71 | (9) | |||
2020- | 名古屋グランパス | 175 | (22) | |||
代表歴2 | ||||||
2021 | 日本 | 1 | (2) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2024年12月25日現在。 2. 2021年3月30日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
稲垣 祥(いながき しょう、1991年12月25日 - )は、東京都練馬区出身のプロサッカー選手。Jリーグ・名古屋グランパス所属。ポジションはミッドフィールダー(MF)。元日本代表。
来歴
[編集]プロ入り前
[編集]4歳の時にサッカーを始める[3]。2004年、中学進学に併せて同年新設のFC東京U-15むさしへ加入。2006年には同期の重松健太郎、碓井鉄平、梅内和磨[1] と共に高円宮杯U-15で全国準優勝。山口隆文監督や天野賢一コーチの下で体格差をカバーする動き出し・ボールタッチを学んだが、主力に食い込むことは出来なかった[4][5]。
U-18への昇格を果たせず[5][6]、2007年に帝京高等学校へ進学。高校入学後に身長を伸ばし[3]、2年時よりボランチに配される機会が増えていった[4]。在学中、2度の全国高校選手権に出場したが、2008年度大会では自身のPK失敗により初戦敗退[7][8]。主将として[8][4]臨んだ2009年度大会では大会前に負った骨折の影響で[8]出場時間が限られ、1得点を挙げたものの初戦敗退となった[6][9]。
2010年、日本体育大学へ進学。1期先輩の新井純平とボランチでコンビを組み[10][4]、鈴木政一監督の下で主体的にプレーすることで[10]自身の長所を発揮する術を掴んだ[11][12]。2年時には関東大学リーグ2部で優勝。1部昇格4年時には主将に就き[12]、平野又三から背番号10を受け継いで、チームの心臓[13]・大黒柱[4] として奮戦したが、攻撃陣の不発による2部降格を喫した。
ヴァンフォーレ甲府
[編集]2014年より、ヴァンフォーレ甲府へ入団[2]。抜群の持久力[14] と献身的なプレーで評価を掴み[15]、攻守に駆け回った[16]。2015年2nd第14節山形戦でJリーグ初得点を記録[17]。甲府加入以来、粘り強い守備を買われ[18]シャドーでのプレーが主となっているが、自身はボランチを志望している[19]。
サンフレッチェ広島
[編集]2017年シーズン、サンフレッチェ広島へ完全移籍。10月11日、第30節の川崎フロンターレ戦では新監督のヤン・ヨンソンが「4-1-2-3」を採用し、インサイドハーフで存在感を発揮した[20]。11月26日、第33節のFC東京戦では残留を決める得点を決めて勝利に貢献した。
2018年、広島のレギュラーに定着。高いボール奪取力と無尽蔵のスタミナで存在感を発揮した。
2019年、怪我などにより出遅れるもレギュラーに返り咲く。ホーム大分戦では、両チーム2位となる83本のパスで、パス成功率100%を記録。J1の試合で80本以上のパスを供給し、100%のパス成功率を記録したのは、2017年5月C大阪戦での森崎和幸(広島)以来だった。
名古屋グランパス
[編集]2020年シーズンより名古屋グランパスエイトへ完全移籍した。2020年シーズンは、全ての試合に出場し、最小失点と、チームの2012年以来9年ぶりのAFCアジアチャンピオンズリーグ出場に攻守に渡って大きく貢献した。2021年3月21日、第6節の鹿島アントラーズ戦では決勝点を決めて、その後日本代表に追加招集された。[21] 2021年8月25日の北海道コンサドーレ札幌戦で2ゴールを決め、キャリアハイを更新した。
加入した2020年から全試合出場を続けており、2022年9月10日の第29節・ヴィッセル神戸戦で100試合連続出場を達成した[22]。名古屋での100試合連続出場は楢﨑正剛・ランゲラックに続く3人目で[22]、2023年シーズン中には楢﨑正剛の持つクラブ記録「123試合」も更新したが累積警告により最終節は出場停止となり、記録は「139試合」で途絶えた[23][24]。
代表
[編集]2021年3月18日、国際親善試合およびFIFAワールドカップ2022カタールアジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選モンゴル代表戦のメンバーとして日本代表に初選出された。[25]2021年3月30日モンゴル戦にて代表デビューを果たし、代表初ゴールをあげた。
所属クラブ
[編集]- 1998年 - 2001年 大泉西ハリケーン(練馬区立大泉西小学校)[2]
- 2002年 - 2003年 サウスユーベFC(同上)[2]
- 2004年 - 2006年 FC東京U-15むさし(練馬区立大泉西中学校)[2]
- 2007年 - 2009年 帝京高等学校
- 2010年 - 2013年 日本体育大学(体育学部[4])
- 2014年 - 2016年 ヴァンフォーレ甲府
- 2017年 - 2019年 サンフレッチェ広島
- 2020年 - 名古屋グランパスエイト
個人成績
[編集]国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2014 | 甲府 | 23 | J1 | 19 | 0 | 5 | 0 | 3 | 1 | 27 | 1 |
2015 | 29 | 1 | 5 | 0 | 2 | 0 | 36 | 1 | |||
2016 | 33 | 5 | 6 | 0 | 0 | 0 | 39 | 5 | |||
2017 | 広島 | 15 | 14 | 2 | 6 | 0 | 3 | 0 | 19 | 2 | |
2018 | 33 | 3 | 3 | 0 | 2 | 0 | 38 | 3 | |||
2019 | 24 | 4 | 2 | 0 | 1 | 0 | 27 | 4 | |||
2020 | 名古屋 | 34 | 3 | 4 | 0 | - | 38 | 3 | |||
2021 | 38 | 8 | 5 | 4 | 4 | 0 | 47 | 12 | |||
2022 | 34 | 2 | 10 | 2 | 1 | 0 | 45 | 4 | |||
2023 | 33 | 3 | 8 | 0 | 4 | 0 | 45 | 3 | |||
2024 | 36 | 6 | 8 | 0 | 0 | 0 | 44 | 6 | |||
通算 | 日本 | J1 | 327 | 37 | 62 | 6 | 20 | 1 | 409 | 44 | |
総通算 | 327 | 37 | 62 | 6 | 20 | 1 | 409 | 44 |
国際大会個人成績 | ||||
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年度 | クラブ | 背番号 | 出場 | 得点 |
AFC | ACL | |||
2019 | 広島 | 15 | 5 | 0 |
2021 | 名古屋 | 8 | 0 | |
通算 | AFC | 13 | 0 |
タイトル
[編集]クラブ
[編集]- 日本体育大学
- 関東大学サッカーリーグ戦2部(2011年)
- 名古屋グランパス
個人
[編集]- JリーグカップMVP:1回(2021年)
- Jリーグ優秀選手賞:1回(2021年)
- Jリーグベストイレブン:1回(2021年)
- Jリーグ月間MVP:1回(2021年2,3月)
代表歴
[編集]出場大会
[編集]- 日本代表
- 2022 FIFAワールドカップ・アジア予選(2021年)
試合数
[編集]- 国際Aマッチ 1試合 2得点(2021年)
日本代表 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|
年 | 出場 | 得点 |
2021 | 1 | 2 |
2022 | 0 | 0 |
通算 | 1 | 2 |
出場
[編集]No. | 開催日 | 開催都市 | スタジアム | 対戦国 | 結果 | 監督 | 大会 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1. | 2021年3月30日 | 千葉 | フクダ電子アリーナ | モンゴル | ○14-0 | 森保一 | 2022 FIFAワールドカップ・アジア2次予選兼AFCアジアカップ2023予選 |
ゴール
[編集]# | 開催年月日 | 開催地 | 対戦国 | 勝敗 | 試合概要 |
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1. | 2021年3月30日 | 日本、千葉 | モンゴル | ○14-0 | 2022 FIFAワールドカップ・アジア2次予選 |
2. |
脚注
[編集]- ^ a b FC東京U?15むさし 選手紹介 - ウェイバックマシン(2006年12月2日アーカイブ分) FC東京
- ^ a b c d e 日本体育大学 稲垣祥選手 来季新加入内定のお知らせ ヴァンフォーレ甲府公式サイト (2013年9月17日)
- ^ a b c 『Jリーグ選手名鑑 2014J1・J2・J3エルゴラッソ特別編集』三栄書房、2014年、91頁。
- ^ a b c d e f 稲垣祥 / 日体大・MF 前編 日刊スポーツ (2013年8月26日)
- ^ a b 川端暁彦『Jの新人』東邦出版、2014年、131頁。
- ^ a b 帝京稲垣、初戦敗退に涙/高校サッカー 日刊スポーツ (2009年12月31日)
- ^ 選手権 広島皆実、数的不利乗り越えPK勝利(帝京vs広島皆実) ゲキサカ (2008年12月31日)
- ^ a b c 帝京・稲垣主将「監督の信頼に応えたい」 日刊スポーツ (2009年12月30日)
- ^ 第88回 全国高校サッカー選手権大会 公式記録 (PDF) 日本サッカー協会 (2009年12月30日)
- ^ a b 「勝ちきるサッカーへ」日体大ボランチコンビ 新井・稲垣インタビュー CSPark、2012年8月29日
- ^ 稲垣祥 / 日体大・MF 後編 日刊スポーツ (2013年8月27日)
- ^ a b 日本体育大MF稲垣祥「多くボールに絡んでいくことが自分のスタイル」 ゲキサカ (2013年6月1日)
- ^ 東京都サッカートーナメント 東京都サッカー協会
- ^ 【甲府】新加入MF稲垣が体力王!「まさか1番になるとは」 - ウェイバックマシン(2014年1月25日アーカイブ分) スポーツ報知 (2014年1月25日)
- ^ 『週刊サッカーダイジェスト No.1304』日本スポーツ企画出版社、2014年、28頁。
- ^ 【甲府】7戦ぶり勝ち点3へルーキー稲垣2戦連発狙う! - ウェイバックマシン(2014年8月23日アーカイブ分) スポーツ報知 (2014年8月23日)
- ^ 甲府、残留へ大きな白星…MF稲垣が価値あるJ初ゴール!! ゲキサカ (2015年10月17日)
- ^ 『サッカーダイジェスト 2015Jリーグ総集編 (No.1347)』日本スポーツ企画出版社、2015年、58頁。
- ^ 甲府・稲垣 圧倒的運動量でいつかボランチ勝ち取る! スポーツニッポン (2016年2月27日)
- ^ 残留争いの真っ只中。広島が生き残るためのキーマンは稲垣祥だ! サッカーダイジェスト(2017年10月22日)
- ^ 名古屋稲垣が代表追加招集 6連勝V弾で一発回答 日刊スポーツ(2021年3月21日)2021年3月21日閲覧。
- ^ a b “「これは取れん」 名古屋MF稲垣祥が決めた左足“ダイレクトボレー弾”に賛辞「ナイスミドル職人!」”. FOOTBALL ZONE (2022年9月16日). 2023年3月3日閲覧。
- ^ “【J1名古屋】MF稲垣祥 123試合のクラブ記録更新へ 「積み重ねていきたい」”. 中日スポーツ. (2023年2月15日) 2023年2月27日閲覧。
- ^ “稲垣祥、神戸との差を語る「常にぶれなかった」 次節出場停止で連続出場もストップ【名古屋グランパス】”. 中日スポーツ. (2023年11月25日) 2023年12月3日閲覧。
- ^ “SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー 国際親善試合韓国代表戦(3/25 神奈川/日産スタジアム)FIFAワールドカップ2022カタールアジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選モンゴル代表戦(3/30 千葉/フクダ電子アリーナ)”. JFA|公益財団法人日本サッカー協会. 2021年3月18日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 稲垣祥 (@s_s1225) - X(旧Twitter)
- 稲垣祥 (@inasho1225) - Instagram
- 稲垣祥 - National-Football-Teams.com
- 稲垣祥 - Soccerway.com
- 稲垣祥 - Soccerbase.comによる選手データ
- 稲垣祥 - FootballDatabase.eu
- 稲垣祥 - WorldFootball.net
- 稲垣祥 - Transfermarkt.comによる選手データ
- 稲垣祥 - J.League Data Siteによる選手データ
- 稲垣祥 - playmakerstats.com
- プロフィール - ヴァンフォーレ甲府