神宮寺 (加須市)
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神宮寺 | |
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所在地 | 埼玉県加須市油井ケ島1164 |
位置 | 北緯36度05分52.4秒 東経139度36分30.9秒 / 北緯36.097889度 東経139.608583度座標: 北緯36度05分52.4秒 東経139度36分30.9秒 / 北緯36.097889度 東経139.608583度 |
山号 | 八幡山 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 不詳 |
文化財 | 神宮寺の青石塔婆(加須市指定有形文化財) |
神宮寺(じんぐうじ)は、埼玉県加須市にある真言宗智山派の寺院。
歴史
[編集]創建年代は不明である。ただ「嘉暦」(1326年 - 1329年)の元号が刻まれた青石塔婆が出土していることから、その頃までには既に存在していたものと推測される。隣の八幡社の旧別当寺であり、山号寺号は八幡社に由来している。同市の金剛院の末寺である[1]。
当地は源頼政の家臣が帰農したという伝説がある。油井ケ島の鎮守が八幡社であるのも、それが由来という。また先述の青石塔婆には「源氏女比丘尼妙賢(源氏出身の尼妙賢)」と刻まれており、それを裏付けている[1]。
文化財
[編集]- 神宮寺の青石塔婆(加須市指定有形文化財 昭和31年9月24日指定)[2]
交通アクセス
[編集]- 加須ICより車10分。
脚注
[編集]- ^ a b 渡辺良夫 著『古利根の寺々(さきたま双書)』さきたま出版会、1995年、56-57p
- ^ 加須地域指定文化財一覧加須市
参考文献
[編集]- 渡辺良夫 著『古利根の寺々(さきたま双書)』さきたま出版会、1995年