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真実の口

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真実の口
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会

真実の口(しんじつのくち、イタリア語: Bocca della Veritàボッカ・デラ・ベリタ〉)は、イタリアローマにある彫刻である。

ローマのサンタ・マリア・イン・コスメディン教会Santa Maria in Cosmedin)の外壁、教会の正面柱廊(ポルチコ)の奥に飾られている。元々はフォロ・ボアリオ地区の寺院内にあった集水器の覆いであったと考えられている[1]。刻まれている顔は海神オーケアノス(またはトリートーン[2])のものとされる[1]

を口に入れると、偽りの心がある者は、手を抜く時にその手首を切り落とされる、手を噛み切られる、あるいは手が抜けなくなるという伝説がある。

影響

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ローマの休日
真実の口をモチーフにした業務用占い機(高尾山中腹にて)
  • 映画『ローマの休日』では、グレゴリー・ペック扮する新聞記者のジョーがオードリー・ヘプバーン演じるアン王女を驚かそうとして、伝説に基づき悪ふざけで「真実の口」に手を入れて、抜けないという演技をした。このときうぶな王女はそれを真に受け、恐怖のあまり叫び声を上げ、あげくに泣き出してしまった。
  • この『真実の口』をモチーフにした業務用占い機がイタリアで製造された(日本語版もある。音声合成も内蔵されているが、台詞はイタリア語のまま)。口の中にスキャナーがあり、手を挿し入れる事で手相を占い、その結果はプリントアウトされるという仕組みである。
  • ローマの三越店内に複製品があり、日本からの観光客を中心に写真撮影をしている風景がたびたび見られる。

日本国内の複製品

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獅子浜ビーチの真実の口
浅草ビューホテル1階敷地内に設置された真実の口レプリカ
ホテル・アイリーンドナン町田に設置された真実の口

地獄の口

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地獄の口

類似したものとして、ヴィテルボ郊外の怪物公園(Parco dei Mostri)には、地獄の口という人が入れる大きさのものがある。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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