王様のためのホログラム
王様のためのホログラム | |
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A Hologram for the King | |
監督 | トム・ティクヴァ |
脚本 | トム・ティクヴァ |
原作 |
デイヴ・エガーズ 『王様のためのホログラム』 |
製作 |
ウーヴェ・ショット シュテファン・アルント アルカディー・ゴルボヴィッチ ティム・オヘア ゲイリー・ゴーツマン |
製作総指揮 |
スティーヴン・シェアシアン ガストン・パヴロヴィッチ クローディア・ブリュームフーバー アイリーン・ゴール ゲロ・バウクネット ジム・セイベル ビル・ジョンソン シャーヴィン・ピシュヴァー |
出演者 |
トム・ハンクス アレクサンダー・ブラック サリタ・チョウドリー シセ・バベット・クヌッセン ベン・ウィショー トム・スケリット |
音楽 |
ジョニー・クリメック トム・ティクヴァ |
撮影 | フランク・グリーベ |
編集 | アレクサンダー・バーナー |
製作会社 |
Playtone Primeridian Entertainment X-Filme Creative Pool Fábrica de Cine |
配給 |
ライオンズゲート/ロードサイド・アトラクションズ/サバン・フィルムズ ポニーキャニオン |
公開 |
2016年4月20日(トライベッカ映画祭) 2016年4月22日 2017年2月10日[1] |
上映時間 | 97分[2] |
製作国 |
アメリカ合衆国 ドイツ メキシコ |
言語 | 英語 |
製作費 | $35,000,000[3][4] |
興行収入 | $4,212,494[5] |
『王様のためのホログラム』(おうさまのためのホログラム、A Hologram for the King)は、2016年製作のアメリカ合衆国のコメディ映画。
デイヴ・エガーズの小説を『クラウド アトラス』のトム・ティクヴァ監督、トム・ハンクス主演で映画化[6]。ティクヴァは原作本が発売されてわずか2日後にエガーズにコンタクトを取り、映画化を申し出たという[7]。
あらすじ
[編集]アラン・クレイは大手自転車メーカーの取締役であったが、会社の業績が悪化、その責任を問われる形で解任され、さらに負債に充てるため家や車などは全て差し押さえられ、妻にも去られてしまう。
アランは娘キットの養育費を稼ぐため、サウジアラビア国王の甥と知り合いだと誇張してIT企業の営業職に転職する。ある日、彼は国王に立体的な映像を投影する3Dホログラムを使ったテレビ会議システムを売り込むため、サウジアラビアに派遣される。
しかし、現地のオフィスは傷んだテントが張られているだけで、設備も環境も整っていなかった。しかも、プレゼン相手の国王は超過密スケジュールで、いつ現れるのかも分からない。その上、上司からは商談成立のプレッシャーをかけられ、ついに彼の体は悲鳴をあげる。
そんな彼に予想もしない人物からの助けが入り、アランは新たな一歩を踏み出していく。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替[8]
- アラン・クレイ - トム・ハンクス(江原正士)
- ユセフ - アレクサンダー・ブラック(内田岳志)
- ザーラ・ハキム - サリタ・チョウドリー(山像かおり)
- ハンナ - シセ・バベット・クヌッセン(藤田奈央)
- デイヴ - ベン・ウィショー(金城大和)
- ロン - トム・スケリット(前田弘喜)
- キット・クレイ - トレイシー・フェアラウェイ(東内マリ子)
- ルビー - ジェーン・ペリー(藤田奈央)
- ブラッド - デヴィッド・メンキン(西谷修一)
- カリーム・アル=アーマッド - ハリド・レイス(金城大和)
- マハ - アミーラ・エル・サイード(美々)
- ハッサン - ダーフィル・ラブディニ(野坂尚也)
スタッフ
[編集]- 監督・脚本 - トム・ティクヴァ
- 原作 - デイヴ・エガーズ
- 製作 - ウーヴェ・ショット、シュテファン・アルント、アルカディー・ゴルボヴィッチ、ティム・オヘア、ゲイリー・ゴーツマン
- 製作総指揮 - スティーヴン・シェアシアン、ガストン・パヴロヴィッチ、クローディア・ブリュームフーバー、アイリーン・ゴール、ゲロ・バウクネット、ジム・セイベル、ビル・ジョンソン、シャーヴィン・ピシュヴァー
- 撮影監督 - フランク・グリーベ
- プロダクションデザイナー - ウリ・ハニッシュ
- 編集 - アレクサンダー・バーナー
- 衣裳デザイン - ピエール=イヴ・ゲロー
- 音楽 - ジョニー・クリメック、トム・ティクヴァ
日本語版スタッフ
- 日本語字幕 - 松浦美奈
- 吹替翻訳 - 赤木真理子
- 吹替演出 - 工藤美樹
- 吹替製作 - ポニーキャニオンエンタープライズ
製作
[編集]2013年6月12日、トム・ティクヴァがデイヴ・エガーズによる2012年の小説『王様のためのホログラム』の脚本を展開していることが報告された。ティクヴァは脚本と監督を担当し、主演俳優はトム・ハンクスになった。本作はPlaytone、Primeridian Entertainment、X-Filme Creative Poolによって製作された[9]。2013年9月5日、Lotus Entertainmentが本作の国際的な権利取得を開始した[10]。2014年3月6日、サリタ・チョウドリー、アレクサンダー・ブラック、トレイシー・フェアラウェイ、デヴィッド・メンキン、そしてトム・スケリットの出演が発表された[11]。
製作は2014年の第1四半期に開始された[10]。主要撮影は、2014年3月6日にモロッコで始まった[12]。エジプトのフルガダ、ドイツのベルリン、デュッセルドルフでも撮影された。撮影は2014年6月に終了した[13][14]。
脚注
[編集]- ^ 日本版公式サイトより
- ^ “A HOLOGRAM FOR THE KING (12A)”. 全英映像等級審査機構 (2016年3月17日). 2017年7月7日閲覧。
- ^ “Hollywood's comedy crisis with the Middle East”. NewsTalk. 2017年7月7日閲覧。
- ^ “A Hologram For The King”. BoxOfficeFlops.com. 2017年7月7日閲覧。
- ^ “A Hologram for the King”. Box Office Mojo. 2017年7月7日閲覧。
- ^ “トム・ハンクス×トム・ティクヴァのコメディ公開、ベン・ウィショーも出演”. 映画ナタリー. (2016年11月8日) 2016年11月8日閲覧。
- ^ “「王様のためのホログラム」原作本にほれ込んだ監督、発売2日後に映画化を直談判!”. 映画.com. (2017年1月7日) 2017年1月27日閲覧。
- ^ “王様のためのホログラム Blu-ray”. 2017年7月7日閲覧。
- ^ Billington, Alex (2013年6月13日). “Tom Hanks & Tom Tykwer Reteaming to Adapt a Dave Eggers Novel”. FirstShowing 2017年8月2日閲覧。
- ^ a b Fleming Jr, Mike (2013年9月5日). “Lotus Stakes ‘A Hologram For The King’ With Tom Hanks And Tom Tykwer”. Deadline 2017年8月2日閲覧。
- ^ “Tom Tykwer’s Tom Hanks-Starrer ‘A Hologram For The King’ Finalizes Cast”. Deadline. (2014年3月6日) 2017年8月2日閲覧。
- ^ Kay, Jeremy (2014年3月6日). “Hologram shoot underway in Morocco”. Screen Daily 2017年8月2日閲覧。
- ^ McNary, Dave (2014年3月6日). “Sarita Choudhury, Omar Elba Join Tom Hanks in ‘Hologram for the King’”. バラエティ 2017年8月2日閲覧。
- ^ “Tom Hanks: Ballett Lessons in Berlin (in German)”. TV Today. (2014年5月14日) 2017年8月2日閲覧。