栗原彬
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栗原 彬(くりはら あきら、1936年4月18日 - )は、日本の社会学者。立教大学名誉教授。立命館大学研究顧問。専門は政治社会学。
略歴
[編集]栃木県宇都宮市生まれ。東京大学教養学部卒業。三井物産勤務を経て、東京大学大学院社会学研究科で学ぶ。立教大学法学部助手、武蔵大学人文学部講師、立教大学法学部助教授・教授、2002年定年、名誉教授、明治大学文学部教授、2007年立命館大学特別招聘教授。水俣フォーラム代表および日本ボランティア学会代表。
著書
[編集]単著
[編集]- 『やさしさのゆくえ――現代青年論』(筑摩書房, 1981年)
- 『歴史とアイデンティティ――近代日本の心理=歴史研究』(新曜社, 1982年)
- 『管理社会と民衆理性――日常意識の政治社会学』(新曜社, 1982年)
- 『政治の詩学――眼の手法』(新曜社, 1983年)
- 『政治のフォークロア――多声体的叙法』(新曜社, 1988年)
- 『やさしさの存在証明――若者と制度のインターフェイス』(新曜社, 1989年)
- 『人生のドラマトゥルギー』(岩波書店, 1994年)
- 『「やさしさ」の闘い――社会と自己をめぐる思索の旅路で』(新曜社, 1996年)
- 『「存在の現れ」の政治――水俣病という思想』(以文社, 2005年)
共著
[編集]- (本田和子・前田愛・山本哲士)『学校化社会のストレンジャー――子どもの王国』(新曜社, 1988年)
- 『3・11に問われて ひとびとの経験をめぐる考察』テッサ・モーリス-スズキ,苅谷剛彦,吉見俊哉,杉田敦,葉上太郎共著 岩波書店 2012
編著
[編集]- 『講座差別の社会学(全4巻)』(弘文堂, 1996年 - 1997年)
- 『証言水俣病』(岩波新書 2000年)
- 『人間学』編 世織書房 2015
- 『ひとびとの精神史 第3巻 六〇年安保 1960年前後』編 岩波書店 2015
共編著
[編集]- (今防人・杉山光信・山本哲士)『世界社会学をめざして』(新評論, 1983年)
- (内山秀夫)『昭和同時代を生きる――それぞれの戦後』(有斐閣, 1986年)
- (今防人・杉山光信・山本哲士)『身体の政治技術』(新評論, 1986年)
- (庄司興吉)『社会運動と文化形成』(東京大学出版会, 1987年)
- (見田宗介・田中義久)『社会学事典』(弘文堂, 1988年)
- (木田元・野家啓一・丸山圭三郎)『コンサイス20世紀思想事典』(三省堂, 1989年)
- (杉山光信・吉見俊哉)『記録・天皇の死』(筑摩書房, 1992年)
- (小森陽一・佐藤学・吉見俊哉)『越境する知』(全6巻)(東京大学出版会, 2000年-2001年)
- 『高畠通敏集』全5巻 五十嵐暁郎共編 岩波書店 2009
- 『ひとびとの精神史 第1巻 敗戦と占領 1940年代』吉見俊哉共編 岩波書店 2015
訳書
[編集]脚注
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