板垣峠
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座標: 北緯35度52分59.1秒 東経136度18分25秒 / 北緯35.883083度 東経136.30694度
板垣峠(いたがきとうげ)は、福井県越前市と同県今立郡池田町を隔てる峠である。
概要
[編集]標高349mの越前市と池田町を隔てる峠である。
元は一般県道根尾今立線で、1976年に主要地方道29号鯖江美山線へ昇格、1981年に一般国道417号に指定されており、峠直下を板垣トンネルが貫き、トンネル峠となっている。
現在の板垣トンネルは1936年に板垣隧道として開通し、52年後の1988年に拡張、古くからトンネルが利用されてきた峠である。そのため、古来からの隧道を使わず峠を越す道路は風化してしまい、現存していない。
道路状況
[編集]峠付近は片側1車線の確保された国道らしい道路である。トンネルには歩道は整備されていないが、車両同士が離合するには十分な道幅が確保されている。越前市と池田町を結ぶ3路線の中で唯一の国道であり、他の路線以上に交通の往来の激しい峠である。峠付近には越前市側にさらに鳥越トンネルが貫いており、付近の山の険しさを物語っている。
本峠と鳥越トンネルをバイパスする板垣坂バイパスが事業中であり、2024年11月24日開通予定と発表された。