本田ルーカス剛史
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生誕 |
2002年9月15日(22歳) 大阪府岸和田市[1] | |||||||||||||||||
身長 | 172cm | |||||||||||||||||
出身校 |
尼崎市立塚口中学校 綾羽高等学校 同志社大学(在学中) | |||||||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||||||
代表国 | 日本 | |||||||||||||||||
パートナー | 清水咲衣 | |||||||||||||||||
コーチ |
濱田美栄 田村岳斗 佐藤洸彬 村元小月 | |||||||||||||||||
所属クラブ | 木下アカデミー | |||||||||||||||||
練習拠点 | 京都府宇治市 | |||||||||||||||||
開始 | 2011 | |||||||||||||||||
ISUサイト | バイオグラフィ | |||||||||||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||||||||||
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本田 ルーカス剛史(ほんだ ルーカスつよし、英語: Lucas Tsuyoshi Honda、2002年9月15日 - )は、日本のフィギュアスケート選手(男子シングル、ペア)。大阪府出身。血液型はAB型。2020年全日本フィギュアスケートジュニア選手権1位、2020年NHK杯国際フィギュアスケート競技大会3位。
人物
[編集]日系ブラジル4世[2]。両親はブラジル出身だが、自身は日本で生まれ育っている[1]。
神戸市に住んでいた幼稚園の時に、幼馴染みの母親に遊びに連れていってもらってスケートに出会い[2][1]、小学2年の時、山下艶子が教える大阪の教室に入り本格的にスケートを始める[3]。その後、長沢琴枝に師事。 2020年4月から木下アカデミー京都アイスアリーナが拠点。 2021年4月、同志社大学スポーツ健康科学部へ進学[4]。 レイクスサポートアスリート[5]。
技術・演技
[編集]長沢琴枝コーチによる本田評は「最近のスケーターには珍しく骨太というか、”男気”のあるジャンプがいいと思います」。本田自身も 「高さと幅のある大きなジャンプが持ち味ですね」 と話す[6]。
経歴
[編集]ノービス時代
[編集]初めての全日本となる第16回(2012年)全日本ノービス選手権大会では13位[7]。 翌2013年、日本スケート連盟が開催する「野辺山合宿」に初めて参加すると、第17回(2013年)全日本ノービス選手権大会のシード選手に選ばれ、4位に入る[7]。
2013年の近畿フィギュアスケート選手権大会 ノービスB[8]、2014年同大会 ノービスAで優勝する[9]。
ジュニア時代
[編集]2016年、ジュニアに進み、3回転アクセルを除く5種類の3回転ジャンプを習得して臨んだ近畿選手権大会のジュニア男子で3位に入り、全日本ジュニア選手権に初出場する[10][11]。
ジュニア2シーズンめに、大阪スケート倶楽部から滋賀県の滋賀ドリームFSCに拠点を移す[12]。2017年、近畿選手権大会では3位[13]、2018年、同2位となる[14]。
2019-2020シーズン
[編集]2019年 全日本フィギュアスケートジュニア選手権 3位。推薦出場となった全日本選手権では11位と健闘。新人賞に選ばれた。 全国高等学校選手権、国民体育大会冬季大会でも2位と好成績を収めた。
2020-2021シーズン
[編集]2020年 全日本フィギュアスケートジュニア選手権 1位。2020年NHK杯国際フィギュアスケート競技大会(非公認大会)[注 1]3位。
シニア時代
[編集]2022-2023シーズン
[編集]2023年5月、清水咲衣とのカップル結成、ペアへの挑戦を発表[15]。
主な戦績
[編集]ペア
[編集]- 2023-2025シーズンは清水咲衣とカップル
清水咲衣とのカップル
[編集]大会\年 | 2023 -24 |
2024 -25 |
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世界Jr.選手権 | 14 | TBD |
JGPファイナル | 5 | |
JGPアンカラ | 3 | |
JGPチェコスケート | 4 | |
アジア冬季競技大会 | TBD | |
ババリアンオープン | 11 J | |
全日本選手権 | 3 | |
全日本Jr.選手権 | 1 |
- J=ジュニアクラス
ISUパーソナルベストスコア
[編集]- SP - ショートプログラム、FS - フリースケーティング
- TSS - 部門内合計得点(英: Total segment score)は太字
- TES - 技術要素点(英: Technical element score)、PCS - 演技構成点(英: Program component score)
部門 | 種類 | 得点 | 大会 |
---|---|---|---|
総合 | TSS | 145.66 | 2024 JGPファイナル |
SP | TSS | 50.20 | 2024 JGPファイナル |
TES | 26.58 | 2024 JGPファイナル | |
PCS | 23.62 | 2024 JGPファイナル | |
FS | TSS | 95.46 | 2024 JGPファイナル |
TES | 48.57 | 2024 JGPアンカラ | |
PCS | 48.73 | 2024 JGPファイナル |
詳細
[編集]2024-2025 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2025年2月24日 - 3月2日 | 2025年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(デブレツェン) | |
|
TBD |
2025年2月7日 - 14日 | 第9回アジア冬季競技大会(ハルビン) | |
|
TBD |
2024年12月19日 - 22日 | 第93回全日本フィギュアスケート選手権(門真) | 3 54.22 |
3 82.50 |
3 136.72 |
2024年12月5日 - 8日 | ISUジュニアグランプリファイナル(グルノーブル) | 5 50.20 |
4 95.46 |
5 145.66 |
2024年9月18日 - 21日 | ISUジュニアグランプリ アンカラ(アンカラ) | 4 48.04 |
3 92.15 |
3 140.19 |
2024年9月4日 - 7日 | ISUジュニアグランプリ チェコスケート(オストラヴァ) | 7 44.96 |
3 91.33 |
4 136.29 |
2023-2024 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2024年2月26日 - 3月3日 | 2024年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(台北) | 14 43.69 |
14 72.08 |
14 115.77 |
2024年1月1日 - 2月4日 | 2024年ババリアンオープン(オーベルストドルフ) | 12 39.82 |
7 77.22 |
11 117.04 |
2023年11月17日 - 19日 | 第92回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(大津) | 1 40.00 |
1 69.69 |
1 109.69 |
シングル
[編集]大会/年 | 2019-20 | 2020-21 | 2021-22 | 2022-23 | 2023-24 |
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GPNHK杯 | 3 [注 1] | ||||
GPエスポー[18] | 11 | ||||
CSオーストリア杯 | 2 | ||||
世界Jr.選手権 | 14 | ||||
ババリアンオープン | 3 J | ||||
全日本選手権 | 11 | 13 | 12 | 21 | 10 |
全日本Jr.選手権 | 3 | 1 |
- J - ジュニアクラス
詳細
[編集]部門 | 種類 | 得点 | 大会 |
---|---|---|---|
総合 | TSS | 225.89 | 2021 CSオーストリア杯 |
SP | TSS | 83.95 | 2021 CSオーストリア杯 |
TES | 46.15 | 2021 CSオーストリア杯 | |
PCS | 37.80 | 2021 CSオーストリア杯 | |
FS | TSS | 141.94 | 2021 CSオーストリア杯 |
TES | 67.24 | 2021 CSオーストリア杯 | |
PCS | 74.70 | 2021 CSオーストリア杯 |
2023-2024 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2023年12月20日 - 24日 | 第92回全日本フィギュアスケート選手権(長野) | 14 73.58 |
10 144.04 |
10 217.62 |
2022-2023 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2022年12月21日 - 25日 | 第91回全日本フィギュアスケート選手権(門真) | 20 62.48 |
20 118.39 |
21 180.87 |
2022年11月25日 - 27日 | ISUグランプリシリーズ エスポーグランプリ(エスポー) | 10 67.92 |
11 129.98 |
11 197.90 |
2021-2022 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2022年4月13日 - 17日 | 2022年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(タリン) | 9 73.01 |
16 123.82 |
14 196.83 |
2021年12月22日 - 26日 | 第90回全日本フィギュアスケート選手権(さいたま) | 11 78.53 |
11 146.69 |
12 225.22 |
2021年11月11日 - 14日 | ISUチャレンジャーシリーズ オーストリア杯(グラーツ) | 1 83.95 |
5 141.94 |
2 225.89 |
2020-2021 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2020年12月24日 - 27日 | 第89回全日本フィギュアスケート選手権(長野) | 14 67.52 |
13 126.51 |
13 194.03 |
2020年11月27日 - 29日 | 2020年NHK杯国際フィギュアスケート競技大会(門真) | 3 79.22 |
6 138.34 |
3 [注 1] 217.56 |
2020年11月21日 - 23日 | 第89回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(八戸) | 1 80.35 |
3 129.13 |
1 209.48 |
2019-2020 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2020年2月3日 - 9日 | 2020年ババリアンオープン(ジュニア)(オーベルストドルフ) | 2 69.45 |
3 126.25 |
3 195.70 |
2019年12月19日 - 22日 | 第88回全日本フィギュアスケート選手権(東京) | 9 75.72 |
12 134.24 |
11 209.96 |
2019年11月15日 - 17日 | 第88回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(横浜) | 4 74.14 |
6 120.61 |
3 194.75 |
プログラム使用曲
[編集]ペア
[編集]シーズン | SP | FS | EX |
---|---|---|---|
2024-2025 | Music Box: Wind Up 曲:Dr. Sound FX 白鳥の湖 作曲:ピョートル・チャイコフスキー 振付:キャシー・リード |
Photograph / Clair de Lune Fantasietta on a Theme from “Photograph” 曲:クロード・ドビュッシー, Cody Fry 振付:キャシー・リード |
|
2023-2024 | ウエスト・サイド・ストーリー 振付:キャシー・リード |
男子シングル
[編集]シーズン | SP | FS | EX |
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2023-2024 | Black Betty 振付:キャシー・リード |
エクソジェネシス:交響曲第3部 演奏:ミューズ 振付:樋口美穂子 |
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2022-2023 | エル・チョクロ 作曲:アンヘル・ビジョルド 振付:キャシー・リード |
エクソジェネシス:交響曲第3部 演奏:ミューズ 振付:樋口美穂子 |
|
2021-2022 | 苦悩する地球人からのSOS 振付:キャシー・リード |
ブルース・フォー・クルック 作曲:エディ・ルイス メモリーズ(ザ・プロフェット) 演奏:ゲイリー・ムーア 振付:キャシー・リード |
|
2020-2021 | 映画「007シリーズ」より 振付:キャシー・リード |
Katchi 振付:キャシー・リード | |
2019-2020 | 愛という名の欲望 by QUEEN 振付:キャシー・リード |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “【本田ルーカス剛史〈上〉】「自分のスケートを作ってくれた」山下艶子コーチとのノービス時代”. 日刊スポーツ (2024年5月7日). 2024年12月17日閲覧。
- ^ a b “本田ルーカス剛史 フィギュアスケートを始めたきっかけ”. LAKES MAGAZINE WEB 公益財団法人 滋賀レイクスターズ (2020年6月26日). 2020年11月29日閲覧。
- ^ 本田ルーカス剛史 (2020年9月29日). “『自分史 part1』 本田ルーカス剛史”. LAKES MAGAZINE WEB 公益財団法人 滋賀レイクスターズ. 2020年11月29日閲覧。
- ^ “全日本ジュニア王者、同志社大・本田ルーカス剛史の挑戦 4回転習得へ意欲”. 4years.朝日新聞 (2021年4月21日). 2021年4月25日閲覧。
- ^ “レイクスサポートアスリート”. 公益財団法人 滋賀レイクスターズ. 2020年11月29日閲覧。
- ^ “フィギュアスケート 綾羽高校/滋賀県立アイスアリーナクラブ 本田ルーカス剛史”. LAKES MAGAZINE WEB 公益財団法人 滋賀レイクスターズ (2019年3月15日). 2020年11月29日閲覧。
- ^ a b 本田ルーカス剛史 (2020年10月30日). “『自分史 part2』 本田ルーカス剛史”. LAKES MAGAZINE WEB 公益財団法人 滋賀レイクスターズ. 2020年11月29日閲覧。
- ^ 2013 近畿フィギュアスケート選手権大会
- ^ 2014 近畿フィギュアスケート選手権大会
- ^ “『自分史part4』 本田ルーカス剛史”. 滋賀のスポーツ&教育情報WEBマガジン【レイクスターズマガジンWEB】 (2021年2月4日). 2024年12月16日閲覧。
- ^ 2016 近畿選手権大会
- ^ “『自分史part5』 本田ルーカス剛史”. 滋賀のスポーツ&教育情報WEBマガジン【レイクスターズマガジンWEB】 (2021年6月23日). 2024年12月16日閲覧。
- ^ 2017 近畿選手権大会
- ^ 2018 近畿選手権大会
- ^ “【【フィギュア】注目の新ペア誕生!清水咲衣と本田ルーカス剛史「日々精進してまいります」”. nikkansports.com. Nikkan Sports News. (2023年5月19日). 2023年5月19日閲覧。
- ^ “Personal Bests - Sae SHIMIZU / Lucas Tsuyoshi HONDA (JPN)”. 国際スケート連盟 (2024年12月8日). 2024年12月8日閲覧。
- ^ “フィギュア、今季GPは得点非公認 変則開催で”. 日本経済新聞. (2020年10月27日) 2021年9月7日閲覧。
- ^ “ISU Grand Prix of Figure Skating Series 2022/23”. International Skating Union (ISU). (14-July-2022) 2022年7月31日閲覧。
- ^ “Personal Bests - Lucas Tsuyoshi HONDA (JPN)”. 国際スケート連盟 (2024年12月8日). 2024年12月8日閲覧。
外部リンク
[編集]- 国際スケート連盟による本田ルーカス剛史のバイオグラフィー
- 日本スケート連盟による強化紹介 - 本田 ルーカス剛史
- 国際スケート連盟による清水咲衣 & 本田ルーカス剛史のバイオグラフィー
- 本田 ルーカス剛史|木下スケートアカデミー
- 本田 ルーカス剛史 | スケート∞リンク ~フジスケ~ - フジテレビ
- 清水 咲衣 / 本田 ルーカス 剛史 | スケート∞リンク ~フジスケ~ - フジテレビ
- 本田 ルーカス剛史-Figure365フィギュアスケート:日刊スポーツ
- 本田ルーカス剛史 (@lu9_ho15) - Instagram