早川敦子 (英文学者)
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早川 敦子(はやかわ あつこ、1960年 - )は、日本の英文学者、津田塾大学教授。
人物
[編集]1982年津田塾大学英文科卒。1990年同大学院博士課程満期退学。エディンバラ大学で社会学修士。オックスフォード大学に学ぶ。1990年津田塾大学芸学部専任講師、1995年助教授、2008年教授。
英国児童文学、ナチスなどについて研究、翻訳を行う。
著書
[編集]- 『世界文学を継ぐ者たち-翻訳家の窓辺から』集英社新書、2012
- 『吉永小百合、オックスフォード大学で原爆詩を読む』集英社新書、2012
- 『翻訳論とは何か―翻訳が拓く新たな世紀』彩流社 2013
共編著・監修
[編集]翻訳
[編集]- エリナー・ファージョン『想い出のエドワード・トマス 最後の4年間』白水社 1993
- ローズマリー・サトクリフ『はるかスコットランドの丘を越えて』ほるぷ出版 1994
- A・A・ミルン『こどもの情景』パピルス 1996
- アーヴィン・ウェルシュ『マラボゥストーク』アンナ・ピンスキー共訳 スリーエーネットワーク 1997
- ブライアン・シブリー『クマのプーさんの世界』岩波書店 2003
- エレン・チェスラー『マーガレット・サンガー 嵐を駆けぬけた女性』監訳 日本評論社 2003
- ハロルド・ジョーンズ『うさぎのぴょんのクリスマス』徳間書店 2004
- エリック・ヒューフェル絵 リュート・ファン・デア・ロール, メンノ・メッツェラー文『マンガで学ぶナチスの時代』汐文社 2009
- エヴァ・ホフマン『記憶を和解のために 第二世代に託されたホロコーストの遺産』みすず書房 2011
- ロジャー・パルバース『驚くべき日本語』 (知のトレッキング叢書) 集英社インターナショナル, 2014 集英社文庫、2020
- エミリー・R. グロッショルツ『こどもの時間』クルミド出版, 2015
- マイケル・ボンド 文, エミリー・サットン 絵『人形の家にすんでいたネズミ一家のおはなし』徳間書店, 2016
- ---『人形の家にすんでいたネズミ一家のおるすばん』徳間書店, 2019
- 『子どもの本がつなぐ希望の世界 イェラ・レップマンの平和への願い』日本国際児童図書評議会40周年記念出版委員会編,板東悠美子共監修. 彩流社, 2016
- エヴァ・ホフマン『希望の鎮魂歌(レクイエム) :ホロコースト第二世代が訪れた広島、長崎、福島』編訳. 岩波書店, 2017