コンテンツにスキップ

広島県道204号安登停車場線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一般県道
広島県道204号標識
広島県道204号 安登停車場線
一般県道 安登停車場線
路線延長 10.5 m[1]
起点 呉市安浦町安登西五丁目【北緯34度15分15.6秒 東経132度43分20.9秒 / 北緯34.254333度 東経132.722472度 / 34.254333; 132.722472 (県道204号起点)
終点 呉市安浦町安登西五丁目【北緯34度15分16.0秒 東経132度43分20.1秒 / 北緯34.254444度 東経132.722250度 / 34.254444; 132.722250 (県道204号終点)
接続する
主な道路
記法
国道185号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

広島県道204号安登停車場線(ひろしまけんどう204ごう あとていしゃじょうせん)は、広島県呉市を通る一般県道である。

概要

[編集]

JR西日本呉線 安登駅から国道185号交点を結ぶ。

この県道はJR西日本呉線 安登駅前広場から国道185号までのわずか10.5 mしかない[1][2]2001年平成13年)頃に拡幅されたため道路幅が延長を上回ってしまい、駅前広場がそのまま国道につながっているようにしか見えないのが特徴である[2]。日本一短い県道であることをアピールする看板も建てられているが、実延長では長野県上田市にある長野県道162号上田停車場線が一番短い(延長7 m)とされる[注釈 1][4][5]。なお、1975年昭和50年)4月1日現在の「国・県道路線一覧表」[注釈 2]によると延長は14 mだったと記されており、のちに、国道185号の拡幅工事で延長が短くなった[2]

路線データ

[編集]
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史

[編集]
  • 1960年昭和35年)10月10日 - 広島県告示第682号により広島県道75号安登停車場線として認定される。
  • 1972年(昭和47年)11月1日 - 都道府県道番号標識導入に伴う広島県の県道番号再編により現行の路線番号に変更される。
  • 2002年平成14年)頃 - 住居表示実施により起終点の地名表記が変更される(豊田郡安浦町安登→豊田郡安浦町安登西五丁目)。
  • 2005年(平成17年)3月20日 - 豊田郡安浦町が呉市に編入されたことに伴い起終点の地名表記が変更される(豊田郡安浦町安登西五丁目→呉市安浦町安登西五丁目)。
  • 2007年(平成19年) - 呉市や安浦町観光協会により日本一短い県道であることを示す看板が立てられる[2]

地理

[編集]
広島県道204号安登停車場線の全景
画像中央やや左の植込みが起点、横断歩道の右端付近が終点

通過する自治体

[編集]

交差する道路

[編集]
交差する道路 交差する場所
国道185号 安浦町安登西五丁目 安登駅前交差点 / 終点

沿線

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 2012年平成24年)10月5日放送の『めざましテレビ』で、広島県職員が語る[3]
  2. ^ 広島県庁舎1階の広島県行政資料コーナーで閲覧可能。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d 国県道一覧表(平成25年4月1日現在)” (PDF). 広島県. 2015年5月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 浅井建爾 2015, p. 82.
  3. ^ 佐藤健太郎 2015, p. 57.
  4. ^ 佐藤健太郎 2014, pp. 137–138、「最長・最短県道」より。
  5. ^ 浅井建爾 2015, p. 83.

参考文献

[編集]
  • 浅井建爾『日本の道路がわかる辞典』(初版)日本実業出版社、2015年10月10日。ISBN 978-4-534-05318-3 
  • 佐藤健太郎『ふしぎな国道』講談社〈講談社現代新書〉、2014年10月20日。ISBN 978-4-06-288282-8 
  • 佐藤健太郎『国道者』新潮社、2015年11月25日。ISBN 978-4-10-339731-1 

関連項目

[編集]