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山本隆寛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山本 隆寛
基本情報
本名 山本 隆寛[1]
階級 スーパーバンタム級
身長 171cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1990-12-21) 1990年12月21日(34歳)
出身地 兵庫県宝塚市
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 27
勝ち 21
KO勝ち 17
敗け 6
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たかゴリch
YouTube
チャンネル
活動期間 2021年7月24日 -
登録者数 約3万人
総再生回数 約1609万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年9月3日時点。
テンプレートを表示

山本 隆寛(やまもと たかひろ、1990年12月21日 - )は、日本の元プロボクサー兵庫県宝塚市出身[1]。元OPBF東洋太平洋バンタム級王者。現役時代は井岡ボクシングジム所属。

来歴

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2008年9月14日、プロデビュー戦をバンタム級で森永真一(新日本大阪)と戦い、2RTKOで飾る。

2009年8月15日、新人王トーナメント西日本新人王バンタム級決勝まで4連続2R以内KOで勝ち進み、仲田雅宗(八尾)を1RKOで勝利。5戦連続KO勝利で西日本新人王MVPに選ばれる。

2009年9月26日、西部日本新人王対抗戦で西部新人王坂本英生(フジタ)と戦い、5R判定0-2で初黒星を喫する。

2010年2月21日、再起戦で橋詰知明(井岡)と戦うが6R判定0-3で連敗となる。

2010年9月12日、元世界王者ヘルマン・トーレスの子、利幸トーレス(大鵬)を相手に6R判定3-0で勝利し、連敗ストップ。この試合の前々日に母を病気で亡くしている。

2011年3月27日、ゼロフィット・ジェロッピ瑞山(千里馬神戸)に8R判定1-2で敗れる。

2012年3月20日、ダニーロ・ペーニャ(フィリピン)と戦い、8R判定3-0で勝利で飾る。

2015年4月5日、OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ。川口裕(グリーンツダ)を相手に序盤優勢を保つも追い上げられ、12R1-2で判定負け。

2015年8月2日、OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ。川口裕(グリーンツダ)とダイレクトリターンマッチを行い、ダウンの応酬の末、7RTKO勝ちを納め、OPBF東洋太平洋バンタム級王座獲得。初のタイトル獲得と共に世界ランキング入りを果たす。

2015年12月31日、ストロング小林佑樹(グリーンツダ)を相手に初防衛戦を行い、計4度のダウンを奪い、2RTKO勝利で初防衛を飾る。

2016年7月20日、レックス・ワオ(フィリピン)との2度目の防衛戦に1RKO勝利。2度目の防衛に成功。

2016年11月11日、マーク・ジョン・ヤップ(六島)相手に5RTKO負けで防衛失敗。初のKO負けと共に王座陥落。

2017年4月23日、2RKO勝ちで再起戦を飾る。

2018年12月18日、大森将平(WOZ)と世界ランキングが掛かった試合に2RTKO負け。

その後は試合をしておらず、引退。

2021年8月より親交のある元日本・OPBFスーパーウェルター級王者の細川貴之YouTubeチャンネル「たかゴリch」を開設する[2]

BreakingDown

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BreakingDown5のオーディションに参加し、地下格闘技出身のハイメとのスパーリングでKO負け。2022年7月17日に開催されたBreakingDown5で本戦に初出場。ライト級ワンマッチでキックボクシングトレーナーのみっくんと対戦し、5-0の判定勝ち。

2022年11月3日、BreakingDown6で殴られ屋KENJIと対戦し、左ボディでダウンを奪い、5-0の判定勝ち[3]

2023年2月19日、BreakingDown7で朝倉未来朝倉海のマネージャーである宮島翔と対戦。ダウンを奪い、5-0の判定勝ち。

2023年11月23日、BreakingDown10の「BreakingDown vs プロ格闘家」にBreakingDown選手として出場。キックボクサーのSAIGOと対戦し、0-5の判定負け[4]

2024年6月2日、BreakingDown12のライト級トーナメントに出場。THE OUTSIDER出身の秀虎と対戦し、左フックでダウンを奪いKO勝利。ダウンを奪われた秀虎は両脚が痙攣し、レフェリーがすぐに試合を止めていた[5]

2024年9月1日、BreakingDown13のライト級トーナメント準決勝でYURAと対戦。第1ラウンドでは互いが相手をふらつかせる攻防を繰り広げ、延長ラウンドでも打ち合いを続けたが、有効打の数で上回った。判定の末、5-0で勝利。優勝候補と目されていたYURAを倒したことで番狂わせと評された[6][7][8][9]。続くトーナメント決勝ではNAOと対戦。第1ラウンドではNAOに的確に攻撃をかわされ、決着がつかず延長。延長ラウンドではNAOのカウンターの左フックをもらいダウン。判定の結果、0-5で敗北した[10][11][12]

戦績

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  • プロボクシング:27戦21勝(17KO)6敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2008年9月14日 2R 1:25 TKO 森永真一(新日本大阪) 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2008年12月13日 1R 2:41 TKO 濱野量平(JM加古川) 日本の旗 日本
3 2009年3月22日 2R 0:50 TKO 中岡雅司(西日本ボクシング協会) 日本の旗 日本
4 2009年5月17日 1R 2:37 KO 大村起論(ハラダ) 日本の旗 日本
5 2009年8月15日 1R 1:36 TKO 仲田雅宗(八尾) 日本の旗 日本
6 2009年9月26日 5R 判定0-3 坂本英生(フジタ) 日本の旗 日本
7 2010年2月21日 6R 判定0-3 橋詰知明(井岡) 日本の旗 日本
8 2010年9月12日 6R 判定3-0 利幸トーレス(大鵬) 日本の旗 日本
9 2011年3月27日 8R 判定1-2 ゼロフィット・ジェロッピ瑞山(千里馬神戸) フィリピンの旗 フィリピン
10 2012年3月20日 8R 判定3-0 ダニーロ・ペーニャ フィリピンの旗 フィリピン
11 2012年12月31日 3R 1:56 TKO コラートレック・シッサイトーン タイ王国の旗 タイ
12 2013年5月8日 8R 判定3-0 ガオタワン・シッサイトーン タイ王国の旗 タイ
13 2013年9月11日 3R 1:31 KO ピラサックレック・ウォーポーシサケット タイ王国の旗 タイ
14 2013年10月13日 2R 2:37 TKO 青木一平(六島) 日本の旗 日本
15 2013年12月31日 2R 1:11 KO ノーンディア・ソーバンカル タイ王国の旗 タイ
16 2014年5月7日 3R 0:45 TKO ジャカラートレック・ソーワンゲー タイ王国の旗 タイ
17 2014年9月16日 2R 0:31 KO パンカ・シラバン インドネシアの旗 インドネシア
18 2014年12月31日 3R 1:11 KO ガムライヨック・オーワンダビー タイ王国の旗 タイ
19 2015年4月5日 12R 判定1-2 川口裕(グリーンツダ) 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋バンタム級王座決定戦
20 2015年8月2日 7R 0:50 TKO 川口裕(グリーンツダ) 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ
21 2015年12月31日 2R 1:06 TKO ストロング小林佑樹(六島) 日本の旗 日本 OPBF防衛1
22 2016年7月14日 1R 2:28 TKO レックス・ワオ フィリピンの旗 フィリピン OPBF防衛2
23 2016年11月11日 5R 2:19 TKO マーク・ジョン・ヤップ(六島) フィリピンの旗 フィリピン OPBF王座陥落
24 2017年4月23日 2R 1:56 TKO ペットインシー・ローンリアンギーラーコラート タイ王国の旗 タイ
25 2017年9月13日 1R 2:43 KO スーパージェン・シッサイトーン タイ王国の旗 タイ
26 2018年4月28日 8R 判定3-0 ジェストニ・アウティダ フィリピンの旗 フィリピン
27 2018年12月9日 3R 2:48 TKO 大森将平(ウォズ) 日本の旗 日本
テンプレート

アマチュアキックボクシング

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勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× NAO 1分1R+延長1R終了 判定0-5 BreakingDown13
【BreakingDownライト級王座決定トーナメント決勝】
2024年9月1日
YURA 1分1R+延長1R終了 判定5-0 BreakingDown13
【BreakingDownライト級王座決定トーナメント準決勝】
2024年9月1日
秀虎 1R 0:27 KO(左フック) BreakingDown12
【BreakingDownライト級王座決定トーナメント1回戦】
2024年6月2日
× SAIGO 1分3R終了 判定0-5 BreakingDown10 2023年11月23日
宮島翔 1分1R終了 判定5-0 BreakingDown7 2023年2月19日
しな 1R 0:28 KO バトルミリオネア 第1回 2022年12月25日
殴られ屋KENJI 1分1R終了 判定5-0 BreakingDown6 2022年11月3日
みっくん 1分1R終了 判定5-0 BreakingDown5 2022年7月17日

脚注

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  1. ^ a b ボクシングジム一覧”. 2017年4月17日閲覧。
  2. ^ たかゴリch”. YouTube. 2024年8月13日閲覧。
  3. ^ ボクシング元東洋太平洋バンタム級王者の山本隆寛が貫禄示す 殴られ屋KENJIに判定勝ち 日刊スポーツ 2022年11月3日
  4. ^ 藤中栄二. “【BD10】BOX元東洋太平洋王者山本隆寛、プロ対抗戦でキックボクサーSAIGOに判定負け - 格闘技 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年8月13日閲覧。
  5. ^ 格闘技情報を毎日配信!, eFight 【イーファイト】 (2024年6月2日). “【BD】元ボクシング王者・山本隆寛、豪腕フックで衝撃KO!ダウンの秀虎は両足が痙攣”. eFight【イーファイト】格闘技情報を毎日配信!. 2024年8月13日閲覧。
  6. ^ 千葉修宏. “【BD】ライト級T準決勝はNAOと山本隆寛が勝利 メインイベントの決勝戦へ進出 - 格闘技 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年9月3日閲覧。
  7. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2024年9月1日). “【ブレイキングダウン13】山本隆寛がハイレベルな打ち合いを制し決勝へ 優勝候補のYURAに判定勝ち”. サンスポ. 2024年9月3日閲覧。
  8. ^ 格闘技情報を毎日配信!, eFight 【イーファイト】 (2024年9月1日). “【BD】“優勝候補”YURAが敗れる番狂わせ!元ボクシング王者・山本隆寛がパンチ勝負で圧倒し決勝へ”. eFight【イーファイト】格闘技情報を毎日配信!. 2024年9月3日閲覧。
  9. ^ ボクシングvsキックボクシングの喧嘩ファイトは神試合に!【元東洋太平洋バンタム級王者】山本隆寛と【ロシアンストライカー】YURAが壮絶殴り合い!”. バトル・ニュース. 2024年9月3日閲覧。
  10. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2024年9月1日). “【ブレイキングダウン13】格闘歴わずか1年半での快挙! NAOがライト級王者に 解説陣「すごい」「天才」と大絶賛”. サンスポ. 2024年9月3日閲覧。
  11. ^ BDライト級初代王者はNAO!才賀紀左衛門の弟子が元ボクシング東洋太平洋王者を圧倒 格闘技初めて1年で頂点に/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2024年9月3日). 2024年9月3日閲覧。
  12. ^ 千葉修宏. “【BD】ライト級T決勝で才賀紀左衛門の弟子NAOがボクシング元王者・山本隆寛倒し戴冠 - 格闘技 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年9月3日閲覧。

外部リンク

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前王者
川口裕
OPBF東洋太平洋バンタム級王者

2015年8月2日 - 2016年11月11日

次王者
マーク・ジョン・ヤップ