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小川春樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小川 春樹
おがわ はるき
内閣府地方創生推進室より公表された肖像
生年月日 (1948-02-09) 1948年2月9日(76歳)
出身校 茨城県立日立第一高等学校
所属政党 無所属

当選回数 3回
在任期間 2015年5月1日 - 現職
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小川 春樹(おがわ はるき、1948年2月9日[1] - )は、日本政治家茨城県日立市長(3期)。

来歴

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1966年(昭和41年)3月、茨城県立日立第一高等学校卒業[2]。同年4月、日立市役所に入所。2000年(平成12年)4月、総務部長に就任。2006年(平成18年)4月から2015年(平成27年)1月29日まで日立市助役、副市長を務めた[3][4]

2015年(平成27年)4月19日告示、4月26日投票の日立市長選挙に無投票で初当選した。5月1日、市長就任[5]

2019年(平成31年)、無投票により再選[6]

2023年(令和5年)、24年ぶりの選挙戦となり、会社社長を破って三選した[7]

市政

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新庁舎建設

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東日本大震災で被害を受け、建て替えが進められていた新庁舎が、2017年6月30日に完成し、7月18日に供用を開始した。記念式典において、小川市長は「行政機能の中枢と市のシンボルとして、市民に世代を超えて親しまれ、受け継がれていく庁舎となることを期待している」と述べた。[8]

2019年3月30日、庁舎東側の大屋根広場が完成し、記念式典が開催された。市役所敷地内を流れる数沢川の暗きょ化などと合わせた2期分の工事費は約25億円で、新庁舎本体を建設した1期分と合わせた総事業費は約127億円。小川市長は「(新庁舎全体が)市民の願いが込められて完成した。震災復興も一区切りとなる。市役所が市民の役に立つところと改めて肝に銘じて取り組む」と述べた。[9]

2023年9月8日、台風13号の接近に伴い、日立市の24時間降水量は269ミリと、観測史上最大を記録した。市役所西側の数沢川が氾濫し、庁舎には50センチほどの濁流が押し寄せ、地下の電源機器が浸水し、8日夜から9日夕まで全ての電源を喪失、災害対策本部は近くの市消防本部に移転した。9日は証明書などの発行業務を停止し、職員は復旧作業に追われた。小川市長は「東日本大震災を経験して災害に強い庁舎を造ったはずだが、想定外の出来事だった」とし、「構造も含めて課題があった。しっかり検証する」と述べた。インフラなどの復旧事業費は80億円程度になる見通し。[10]

脚注

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外部リンク

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公職
先代
吉成明
日立市旗茨城県日立市長
2015年 -
次代
現職