コンテンツにスキップ

小山弘健

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小山 弘健(こやま ひろたけ、1912年明治45年)6月21日 - 1985年昭和60年)1月16日)は、日本歴史学者

略歴

[編集]

大阪府出身。天王寺商業学校卒。マルクス主義研究や軍事技術研究から出発。日本の近代経済史労働社会運動史の研究を行った。日本共産党の党員であったが除名1968年本州大学(現:長野大学)教授。

著書

[編集]
  • 近代軍事技術史(三笠書房 1941年)
  • 近代日本軍事史概説(伊藤書店 1944年)
  • 日本資本主義論争の現段階(青木選書 1956年)
  • 日本マルクス主義史(青木選書 1956年)
  • 戦後日本共産党史 党内闘争の歴史(三月書房 1958年)
  • 戦後の日本共産党(青木新書 1962年)
  • 革命運動の虚像と実像(芳賀書店(今日の状況叢書) 1965年)
  • 日本労働運動史 抵抗と解放のたたかい(社会新報 1968年)
  • 戦闘的左翼の世界的潮流(現代史研究所 1969年)
  • 日本階級運動の現段階(現代史研究所 1970年)
  • 軍事思想の研究(新泉社 1970年)
  • 現代革命の虚像と実像(芳賀書店 1970年)
  • 反体制運動の変革(現代史研究所 1971年)
  • 図説世界軍事技術史(芳賀書店 1972年)
  • 日本軍事工業の史的分析 日本資本主義の発展構造との関係において(御茶の水書房 1972年)
  • 日本社会運動史研究史論 文献目録とその解説 1899-1956(新泉社 1976年)
  • 日本社会運動史研究史論 続(新泉社 1979年5月)
  • たたかう住民たち(新泉社 1984年11月)
  • 戦前日本マルクス主義と軍事科学(エスエル出版会 1985年10月)

共編著

[編集]
  • 日本産業機構研究(上林貞治郎北原道貫共著 伊藤書店 1943年)
  • 日本資本主義論争史(青木文庫 1953年)
  • 日本労働運動社会運動研究史 戦前・戦後の文献解説(三月書房 1957年)
  • 日本帝国主義史 第1-3巻(浅田光輝共著 青木書店 1958年-1960年)
  • 片山潜 第1-2部(岸本英太郎渡辺春男共著 未来社 1959年-1960年)
  • 日本近代社会思想史(岸本英太郎京編著 青木書店 1959年)
  • 講座現代反体制運動史 全3巻(信夫清三郎渡部徹共編 青木書店 1960年)
  • 日本の非共産党マルクス主義者 山川均の生涯と思想 岸本英太郎共編著(三一書房(さんいち・らいぶらり) 1962年)
  • 日本社会党史(清水慎三共編著 芳賀書店 1965年)
  • 日本マルクス主義史概説(芳賀書店 1967年)
  • 安保条約論争史(社会新報 1968年)
  • マルクス主義の再構築めざして 共産主義革新の一軌跡(西尾昇八木萌共編著 現代史研究所 1969年)
  • 戦闘的左翼とはなにか(浅田光輝共編 芳賀書店 1969年)
  • 反安保の論理と行動(樺俊雄共編 有信堂 1969年)
  • 戦闘的労働運動の論理 (夏目孝一共編 芳賀書店 1970年)
  • 講座日本の革命思想 第6巻 永続革命の構想(芳賀書店 1970年)
  • 回想・日本の革命運動(荒畑寒村春日庄次郎、山本正美 現代史研究所 1971年)
  • 現代革命の世界(佐藤浩一共著 有信堂 1971年)
  • 天皇制国家論争(浅田光輝共著 三一書房 1971年)
  • 現代共産党論 高度資本主義国共産党の変容と展開(海原峻共編著 柘植書房 1977年4月)

親族

[編集]

参考文献

[編集]
  • 日本人名大辞典