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固化防止剤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

固化防止剤(こかぼうしざい、anticaking agent)は、たとえば食塩などの状または粉粒状製品の固化を防止し、包装や輸送および消費を容易にするための食品添加物である。

たとえば、"anti-caking agent (554)"とラベルに表示されている場合、固化防止剤として化成品のアルミノケイ酸ナトリウム(E554)が添加されている。この物質は食塩の他に粉ミルク砂糖製品および穀粉にも使われている。欧州では、フェロシアン化ナトリウム(E535)とフェロシアン化カリウム(E536)が一般に食塩に添加されている。より高価な食塩には天然の固化防止剤の炭酸カルシウムまたは炭酸マグネシウムが使われる。

数種の固化防止剤はに溶けるか、アルコールまたはその他有機溶媒に溶ける。これらは過剰な水分の吸着、粒子のコーティングまたは撥水作用を作ることにより固化防止剤として機能する。ケイ酸カルシウムは食塩に広く使われている固化防止剤であり、水にもにも溶ける。

固化防止剤は食品以外にも、道路用塩[1]肥料[2]化粧品[3]合成洗剤[4]などにも使われている。

固化防止剤リスト

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以下はE番号が与えられている固化防止剤である。

出典

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  1. ^ Anticaking Admixtures to Road Salt”. Transportation.org. 2010年6月17日閲覧。
  2. ^ Fertilizer compositions containing alkylene oxide adduct anticaking agents”. Google.com. 2010年6月17日閲覧。
  3. ^ Talc Information”. Cosmeticsinfo.org. 2010年6月17日閲覧。
  4. ^ Synthetic Detergents: Introduction to Detergent Chemistry”. Chemistry.co.nz (2006年12月15日). 2010年6月17日閲覧。