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吹替映画大事典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

吹替映画大事典』(ふきかええいがだいじてん)は、とり・みきと吹替愛好会による研究本。三一書房より1995年に出版された。

吹き替えに造詣の深い漫画家とり・みきを含む吹替愛好会の7人が執筆。出版当時、声優ブームが起こっていたが、盛り上がりを見せていたアニメ声優でなく、ベテランの外画の吹替声優にスポットを当てたことに特色がある。1986年にテレビ朝日から出版された『映画はブラウン管の指定席で: 淀川長治と『日曜洋画』の20年』を除けば、吹替文化に関する書物は類書はないだろうと、とりは自負していた[1]

著名な吹替声優20名へのアンケート、これまでにテレビ放送された外国映画、いわゆるテレビ洋画の配役情報、吹替翻訳家の額田やえ子インタビュー、広川太一郎に関するエッセイ、著名人による吹替についての分析などがその内容である。

執筆者

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関連本

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  • とり・みきの映画吹替王(洋泉社MOOK)
  • 声に恋して 声優小原乃梨子・著)

出典

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  1. ^ とり・みき「あとがき」『吹替映画大事典』pp,243-244