及位駅
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及位駅 | |
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駅舎(2024年4月) | |
のぞき Nozoki | |
◄大滝 (5.5 km) | |
所在地 | 山形県最上郡真室川町大字及位 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■奥羽本線 |
キロ程 | 185.8 km(福島起点) |
電報略号 | ノソ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
20人/日(降車客含まず) -2004年- |
開業年月日 | 1904年(明治37年)10月21日[1] |
備考 | 無人駅 |
及位駅(のぞきえき)は、山形県最上郡真室川町大字及位にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線の駅である。
新庄方面から当駅までは東北本部管轄、以北は秋田支社管轄となる支社境となる駅である。
歴史
[編集]- 1904年(明治37年)10月21日:国鉄奥羽南線(現・奥羽本線)新庄駅 - 院内駅間延伸時に開設[1]。
- 1976年(昭和51年)
- 1982年(昭和57年):海上コンテナを改造した駅舎へ改築[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[1]。
- 2004年(平成16年)3月31日:簡易委託解除、終日無人化。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[5]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅。かつては単式・島式ホーム2面3線を有していたが、3番線は2020年(令和2年)現在、ロープが張られ、線路が錆びていることから使用されておらず、安全確認用鏡や「ワンマン運転乗車口」の案内板などが残されている[6]。両ホームは跨線橋で連絡している。
新庄駅管理の無人駅。駅舎は簡易な造りであるが、内部には待合所の他に出札口も設置されている。2004年(平成16年)までは簡易委託駅であり、この出札口が使用されていた。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■奥羽本線 | 上り | 新庄方面[7] |
2 | 下り | 秋田方面[7] |
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待合室(2024年4月)
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ホーム(2024年4月)
利用状況
[編集]2004年度(平成16年度)の1日平均乗車人員は20人であった[8]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2000 | 26 |
2001 | 26 |
2002 | 25 |
2003 | 23 |
2004 | 20 |
駅周辺
[編集]駅前周辺には民家が数軒あるのみだが、約1.2キロメートル南下すると及位集落がある[6]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、532頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “日本国有鉄道公示第67号”. 官報. (1977年7月31日)
- ^ “「通報」●奥羽本線釜淵駅ほか2駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1976年7月31日)
- ^ “カプセル駅舎はいかが・・・ 利用者の評判も上々 完成まで一週間 海上コンテナ改良”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1982年12月11日)
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年8月4日閲覧。
- ^ a b 『鉄道ジャーナル』通巻653号 p.28
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(及位駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年4月26日閲覧。
- ^ 『山形県の鉄道輸送』平成26年度版 - 山形県
参考文献
[編集]関連項目
[編集]- 日本の鉄道駅一覧
- 三代目三遊亭圓歌 - 岩倉高等学校(当時:岩倉鉄道学校)の入学試験で他の答案を覗いていたら、試験官の教師に「眼鏡覗くな」と言われて頭に来て「次の駅名に振り仮名を付けよ」の設問にあった「及」「位」に「のぞき」と振り仮名をつけたら正解だったから頭に来た、と「中沢家の人々」のマクラで語り、実際に山形を訪れた時に本駅に寄っている。
外部リンク
[編集]- 駅の情報(及位駅):JR東日本