別府大学駅
別府大学駅 | |
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東口駅舎(2022年5月) | |
べっぷだいがく Beppudaigaku | |
◄亀川 (2.1 km) (3.8 km) 別府► | |
所在地 | 大分県別府市上人ヶ浜町1[1] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■日豊本線 |
キロ程 | 117.0 km(小倉起点) |
電報略号 | ヘク |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
1,666人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1987年(昭和62年)3月9日[2][3] |
備考 | 直営駅 |
別府大学駅(べっぷだいがくえき)は、大分県別府市上人ヶ浜町にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1987年(昭和62年)
- 2012年(平成24年)12月1日:ICカード「SUGOCA」の利用が可能となる[5]。
- 2021年(令和3年)1月23日:西口改札供用開始[6]。
- 2022年(令和4年)4月1日:併設されている別府市国際交流会館閉鎖され、学校法人別府大学の留学生寮となる。
- 2023年(令和5年)10月1日:JR九州サービスサポートによる業務委託駅から[7]九州旅客鉄道本体による直営駅へと変更される[8]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1][3]。駅本屋は別府大学留学生寮(かつては別府市国際交流会館として別府市の所有)との合築となっている[1]。
開業から2023年までJR九州サービスサポートが駅業務を受託する業務委託駅であった。きっぷうりばが設置されている[9]。開業時に出札小屋として使われていた建物は、駅舎新築時に豊肥本線の滝尾駅に移設されている[10]。SUGOCAの利用が可能であり、チャージや無記名SUGOCAの発売も行っている[11]。
2021年1月23日 より、2番のりば直結の西口改札を供用開始した[6]。これに伴い、従来の改札を「東口」と称し、1番のりば専用とするとともに、構内の跨線橋を使用停止とした[6]。駅員は従来の東口事務室に引続き常駐すると共に、西口へはインターホンによる遠隔対応を取る設備を設置した[6]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■日豊本線 | 下り | 別府・大分方面 |
2 | 上り | 中津・小倉方面 |
利用状況
[編集]1986年(昭和61年)度には乗車人員が4,181人(定期外:740人、定期:3,441人)で降車人員が4,490人[12]、 1987年(昭和62年)度には乗車人員が303,314人(定期外:23,556人、定期:279,758人)で降車人員が300,642人であった[13]。
2016年(平成28年)度の乗車人員は667,210人、降車人員は637,088人である[14]。
※1日平均乗車人員の数値は各年度版「大分県統計年鑑」による年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。2016年度以降は数値が非公表となった為、九州旅客鉄道が公表する「駅別乗車人員」の数値を用いた。
年度 | 年間 乗車人員 |
定期外 乗車人員 |
定期 乗車人員 |
1日平均 乗車人員 |
年間 降車人員 |
出典 |
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1986年(昭和61年) | 4,181 | 740 | 3,441 | - | 4,490 | [12] |
1987年(昭和62年) | 303,314 | 23,556 | 279,758 | - | 300,642 | [13] |
- | - | - | - | - | - | - |
1990年(平成 | 2年)500,914 | 96,060 | 404,854 | - | 506,801 | [15] |
1991年(平成 | 3年)533,567 | 121,659 | 411,908 | - | 535,263 | [16] |
1992年(平成 | 4年)515,892 | 129,108 | 386,784 | - | 525,795 | [17] |
1993年(平成 | 5年)496,938 | 148,616 | 348,322 | - | 499,966 | [18] |
1994年(平成 | 6年)503,310 | 145,738 | 357,572 | - | 511,883 | [19] |
1995年(平成 | 7年)595,071 | 220,239 | 374,832 | - | 549,317 | [20] |
1996年(平成 | 8年)630,674 | 219,335 | 411,339 | - | 609,101 | [21] |
1997年(平成 | 9年)628,889 | 216,094 | 412,795 | - | 606,397 | [22] |
1998年(平成10年) | 615,381 | 216,105 | 399,276 | - | 592,388 | [23] |
1999年(平成11年) | 594,552 | 209,325 | 385,227 | - | 573,993 | [24] |
2000年(平成12年) | 584,641 | 203,535 | 381,106 | 1,602 | 568,727 | [25] |
2001年(平成13年) | 585,870 | 199,437 | 386,433 | 1,605 | 566,523 | [26] |
2002年(平成14年) | 594,755 | 195,224 | 399,531 | 1,630 | 582,108 | [27] |
2003年(平成15年) | 493,484 | 187,930 | 305,554 | 1,614 | 580,805 | [28] |
2004年(平成16年) | 624,101 | 183,163 | 440,938 | 1,710 | 606,692 | [29] |
2005年(平成17年) | 613,176 | 182,156 | 431,020 | 1,680 | 594,436 | [30] |
2006年(平成18年) | 609,736 | 179,426 | 430,310 | 1,671 | 595,078 | [31] |
2007年(平成19年) | 593,918 | 177,690 | 416,228 | 1,623 | 577,425 | [32] |
2008年(平成20年) | 590,580 | 176,170 | 414,410 | 1,618 | 576,273 | [33] |
2009年(平成21年) | 578,110 | 163,708 | 414,402 | 1,584 | 562,914 | [34][注釈 1] |
2010年(平成22年) | 568,143 | 158,654 | 409,489 | 1,557 | 554,115 | [36][注釈 1] |
2011年(平成23年) | 586,425 | 161,410 | 425,015 | 1,602 | 573,196 | [37][注釈 1] |
2012年(平成24年) | 597,859 | 160,562 | 437,297 | 1,638 | 582,856 | [38][注釈 1] |
2013年(平成25年) | 617,196 | 163,198 | 453,998 | 1,691 | 599,114 | [39][注釈 1] |
2014年(平成26年) | 617,242 | 162,827 | 454,415 | 1,691 | 596,537 | [40][注釈 1] |
2015年(平成27年) | 667,959 | 185,828 | 482,131 | 1,825 | 638,841 | [41][注釈 1] |
2016年(平成28年) | 667,210 | - | - | 1,828 | 637,088 | [14][42] |
2017年(平成29年) | - | - | - | 1,875 | - | [43] |
2018年(平成30年) | - | - | - | 1,881 | - | [44] |
2019年(令和元年) | - | - | - | 1,933 | - | [45] |
2020年(令和 | 2年)- | - | - | 1,531 | - | [46] |
2021年(令和 | 3年)- | - | - | 1,511 | - | [47] |
2022年(令和 | 4年)- | - | - | 1,666 | - | [48] |
駅周辺
[編集]別府の市街地にある駅。周辺はマンションが立ち並び、主要金融機関やスーパーも揃っている。駅の約150 m東で国道10号が日豊本線に並行している。
駅東側(海側)
[編集]- 駅ビル(別府市国際交流会館)
- 別大駅前バス停
- 六勝園バス停 - 東へ約100 m
- 上人ヶ浜公園・上人ヶ浜海水浴場- 東南へ約300 m
- 別府市営海浜砂湯 - 東へ約250 m
- ホテル晴海(温泉ホテル) - 北へ約400 m
- 癒しの郷(温泉旅館) - 北へ約200 m
- TSUTAYA・蔦屋書店別府上人店 - 東へ約200 m、24時間営業
- OHC上人病院・いでゆの園 - 東へ約200m
- 別府競輪場 - 北へ約1.2 km
- 別府国際観光港 - 南へ1.8 km
駅西側(山側)
[編集]- 別府大学 - 西へ約800 m
- 別府大学通り商店街 - 当駅から別府大学へと続く商店街。
- 亀の井自動車学校 - 北へ約200 m
- 上人南公民館 - 南東へ約500 m
- 別府市立上人小学校・上人幼稚園 - 北西へ約800 m
- 鉄輪温泉 - 西へ約2.5 km。距離的には最寄駅であるが、当駅前から鉄輪方面へのバスの本数は少ない。
- 地獄蒸し工房 鉄輪 - 同上
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 38号 大分駅・由布院駅・田主丸駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年5月12日、27頁。
- ^ a b c 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
- ^ a b c d “地域密着へ6新駅開業 九州総局管内 日豊本線の一部複線化も”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1986年3月10日)
- ^ 「通報 ●駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1987年3月7日、3面。
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日)
- ^ a b c d “別府大学駅 西口改札【新設(山側)】の使用開始に伴い駅のご利用方法が変わります” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月30日閲覧。
- ^ “北九州事業所”. JR九州サービスサポート. 2021年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月25日閲覧。
- ^ “鉄道駅業務”. JR九州サービスサポート. 2023年10月2日閲覧。
- ^ 別府大学前駅 - JR九州.2021年12月11日閲覧
- ^ 西崎さいき『珍駅巡礼』イカロス出版、2010年、72頁。ISBN 978-4863202702。
- ^ SUGOCA 利用可能エリア 九州旅客鉄道、平成28年3月26日時点(2016年10月5日閲覧)。
- ^ a b 大分県総務部統計課 『昭和62年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1988年12月28日。
- ^ a b 大分県総務部統計課 『平成元年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1989年12月28日。
- ^ a b “別府市統計書(平成29年版)- 10.運輸・通信” (PDF). 別府市. 2018年5月17日閲覧。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成3年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1991年12月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成4年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1992年12月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成5年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1994年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成6年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1995年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成7年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1996年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成8年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1997年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成9年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1998年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成10年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1999年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成11年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2000年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成12年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2001年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成13年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2002年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成14年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2003年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成15年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2004年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成16年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2005年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成17年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2006年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成18年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成19年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 130 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成20年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2009年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成21年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2010年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ “平成22年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 129.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年2月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ 池端真理 『全国都道府県統計協会刊行の統計資料調査について』 地域総合研究 第38巻 第2号 (鹿児島国際大学地域総合研究所) (2011年)
- ^ “平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成24年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2013年8月5日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成26年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2015年3月10日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成27年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2016年3月29日”. 大分県総務部統計課. 2017年3月4日閲覧。
- ^ “平成28年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物)”. 大分県総務部統計課 (2017年3月30日). 2017年5月22日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(平成28年度)” (PDF). 九州旅客鉄道 (2017年7月31日). 2017年8月2日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(平成29年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年5月20日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年7月28日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年12月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月8日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2023年1月29日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2022年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年2月21日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 別府大学駅(駅情報) - 九州旅客鉄道