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中山宿駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中山宿駅
駅出入口(2022年9月)
なかやまじゅく
Nakayamajuku
磐梯熱海 (5.4 km)
(6.5 km) 上戸[* 1]
地図
所在地 福島県郡山市熱海町中山字早稲田[1]
北緯37度29分44.49秒 東経140度13分10.68秒 / 北緯37.4956917度 東経140.2196333度 / 37.4956917; 140.2196333座標: 北緯37度29分44.49秒 東経140度13分10.68秒 / 北緯37.4956917度 東経140.2196333度 / 37.4956917; 140.2196333
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 磐越西線
キロ程 20.8 km(郡山起点)
電報略号 ナク
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[2][新聞 1]
乗車人員
-統計年度-
11人/日(降車客含まず)
-2004年-
開業年月日 1898年明治31年)7月26日[1][3][新聞 1]
備考 無人駅[1][2]
  1. ^ この間に沼上信号場あり(当駅から4.2 km先)。
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中山宿駅(なかやまじゅくえき)は、福島県郡山市熱海町中山字早稲田[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線である。

歴史

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かつては勾配型スイッチバックの駅であったが、1997年(平成9年)に800メートル会津若松寄りの中山トンネル脇の本線上に移転し、スイッチバックではなくなった[2][新聞 1]

スイッチバック時代の旧駅跡はそのまま残されており、2015年(平成27年)の「ふくしまデスティネーションキャンペーン」に際して、鉄道遺産として地元が説明看板や駅名標などの整備を行って公開した。以降、ホーム跡が見学可能になっている[新聞 2]

年表

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駅構造

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単式ホーム1面1線[2]を有する地上駅である[新聞 1]。スイッチバック時代は島式ホーム1面2線だった。

郡山駅管理の無人駅である[2]。駅舎はなく、小さな待合所のみである[2]

利用状況

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「福島県統計年鑑」によると、2000年度(平成12年度)- 2004年度(平成16年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 14 [10]
2001年(平成13年) 11 [11]
2002年(平成14年) 11 [12]
2003年(平成15年) 11 [13]
2004年(平成16年) 11 [14]

駅周辺

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踏切付近から当駅に向かう舗装道路が旧線路跡であり、駅駐車場の先は旧・中山トンネルへと続いている。

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
磐越西線
快速(「あいづ」を含む)
通過
普通
磐梯熱海駅 - 中山宿駅 - (沼上信号場) - 上戸駅

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e 駅の情報(中山宿駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月13日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 『週刊JR全駅・全車両基地』第50号、朝日新聞出版、2013年8月4日、23頁、2014年10月21日閲覧 
  3. ^ a b c d 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、14頁
  4. ^ 『逓信省告示第169号』大正3年3月20日官報第491号3ページ
  5. ^ 『東北電信電話史資料 事業史39-10』東北電気通信局、1964年、197頁。 
  6. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、16頁
  7. ^ 「日本国有鉄道公示第192号」『官報』1972年8月28日。
  8. ^ 「通報 ●磐越西線中山宿駅及び関都駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1972年8月28日、4面。
  9. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、17頁
  10. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第116回 福島県統計年鑑. 福島県 (2002年11月). 2024年10月28日閲覧。
  11. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第117回 福島県統計年鑑. 福島県 (2003年3月). 2024年10月28日閲覧。
  12. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第118回 福島県統計年鑑. 福島県 (2004年3月). 2024年10月28日閲覧。
  13. ^ 95 鉄道輸送状況” (xls). 第119回 福島県統計年鑑. 福島県 (2005年3月). 2024年10月28日閲覧。
  14. ^ 95 鉄道輸送状況” (xls). 第120回 福島県統計年鑑. 福島県 (2006年3月). 2024年10月28日閲覧。

報道発表資料

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新聞記事

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  1. ^ a b c d e 「東北唯一のスイッチバック廃止へ 磐越西線中山宿駅 3月新ダイヤ駅移転に伴い」『交通新聞』交通新聞社、1997年1月27日、3面。
  2. ^ a b 「スイッチバック方式」方式導入 郡山の旧中山宿駅跡、観光地に」『福島民報』2015年5月1日。オリジナルの2015年5月2日時点におけるアーカイブ。2024年11月13日閲覧。
  3. ^ 「仙鉄の営業近代化計画」『交通新聞』交通協力会、1972年7月15日、1面。

参考文献

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  • 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「磐越東線・只見線・磐越東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第6号、朝日新聞出版、2009年8月16日。 

関連項目

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外部リンク

[編集]
旧・中山宿駅構内と通過可能形の勾配型スイッチバックが見える。