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中世古祥道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Nakaseko, Shoudo
中世古 祥道
生誕 1916年
北海道
死没 2019年1月1日[要出典]
研究分野 日本中世史
出身校 駒澤大学
指導教員 衛藤即応
主な業績 『道元禅師伝研究』三部作
『伊勢愛洲氏の研究』
主な受賞歴 三重県教育委員会教育功労賞(1984年)
曹洞宗特別奨励賞(1993年)
プロジェクト:人物伝
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中世古 祥道(なかせこ しょうどう、1916年 - 2019年1月1日[要出典])は、日本歴史学者曹洞宗僧侶三重県正泉寺14世住職のち東堂)。道元禅師愛洲氏の研究で知られる。号は興国。

来歴

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北海道に生まれる。1937年に大連第一中学校(旧制)を卒業後、駒澤大学仏教学部に入学。道憲寮にて衛藤即応博士に師事。1940年に卒業。

大学の舎監を辞して1941年より天津に赴任し、道元の研究を重ねる(「道元禅師の歩み」)。戦中・戦後の中、研究活動は幾度も中断。1948年、度会郡小川郷中学校の教諭となり、以降、1975年まで五ヶ所小学校・中学校で教鞭を取る。研究の方では1967年小川弘貫博士の「唯識研究会」に参加したのを契機とし、1970年に『道元禅師伝ノート』を刊行。また「伊勢愛洲氏の研究」をはじめ、郷土史の論文が多い[1]

1954年に三重県度会郡正泉寺に入って14世住職となり、1986年に引退、東堂となる[2][3][4]

その他、三重県文化財・史資料調査委員、南勢町文化財調査委員会会長、南勢町町史研究員・編纂委員、愛洲の館館長を務めた。

受賞歴

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著作リスト

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道元関係
  • 『道元禅師伝研究』(国書刊行会、1979年)鏡島元隆による書評
  • 『道元禅師伝研究 正』(国書刊行会、1997年)
  • 『道元禅師伝研究 続』(国書刊行会、1997年)
  • 『新道元禅師伝研究』(国書刊行会、2002年)
愛洲氏関係
  • 『伊勢愛洲氏の研究』(三重県郷土資料刊行会、1975年)
  • 『愛洲物語』(愛洲の館、1997年)
    →『愛洲物語-伊勢愛洲氏の歴史- 再版』(南伊勢町教育委員会、2009年)
  • 『愛洲氏の資料紹介と考察』(愛洲氏顕彰会、2006年)
  • 『愛洲移香斎久忠傳考 増補』(南伊勢町教育委員会、2009年)
  • 『「剣祖影流愛洲移香斎久忠顕彰会」 (茨城) 等の発表を読んでの疑着点』(2010年、私家版)
  • 『熊野愛洲管見』(2011年、私家版)
その他
  • 『南勢町史の研究』(南勢町教育委員会、1968年)
  • 『南勢町の地名』(南勢町教育委員会、1998年)
  • 『上泉武蔵守信綱傅私考』(南勢町教育委員会、1998年)
  • 『ふるさとの資料の真を求めて』(2013年、私家版)
  • 『ふるさとの資料の真を求めて 続々』(2016年、私家版)

論文

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出典

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  1. ^ 三重県立図書館. “第38回 剣法の祖・影流の元祖 謎多き剣豪 愛洲移香斎久忠2015/10/16”. 2020年4月16日閲覧。
  2. ^ hmv. “「新 道元禅師伝研究」”. 2020年4月16日閲覧。
  3. ^ 宝蔵院流槍術. “中世古祥道師本葬儀に参列”. 2020年4月16日閲覧。
  4. ^ buddhism. “道元禪師七百五十回大遠忌記念出版”. 2020年4月16日閲覧。