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ラビスパ裏磐梯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ラビスパ裏磐梯(ラビスパうらばんだい)は、福島県耶麻郡北塩原村の温泉健康増進施設[1]2024年(令和6年)1月末で事業を停止している[2]

歴史

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1996年(平成8年)に開設された延床面積5,404㎡、鉄筋コンクリート構造(RC造)の施設である[1]。株式会社ラビスパが指定管理者として管理委託された[1][2]

2003年度(平成15年度)に屋根やボイラーの改修、2011年度(平成23年度)に震災補修を兼ねた工事が行われた[1]

施設の老朽化により、2024年から大規模改修工事を予定していたが、改修費が高額で収支の維持が難しいことなどから2023年9月に保留された[2]

2023年12月22日、北塩原村は2024年1月末での事業停止と同3月末での廃止を正式発表した[2]。民間への譲渡や売却のため、2024年4月から民間事業者の公募を行うとした[2]

村の方針のとおり、2024年1月末で事業を停止したが、村議会は1月臨時会で廃止の条例案を全会一致で否決[3]。廃止の条例案は、3月の村議会でも賛成4、反対5で否決され、村は廃止の方針を維持するとしつつ同年3月末での廃止を断念した[3]

脚注

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  1. ^ a b c d 北塩原村公共施設等総合管理計画(北塩原村)”. 福島県. 2023年12月23日閲覧。
  2. ^ a b c d e 「ラビスパ裏磐梯」24年3月末廃止を正式発表 民間事業者公募へ”. 福島民友新聞. 2023年12月23日閲覧。
  3. ^ a b ラビスパ裏磐梯廃止、条例案2回目否決 村議会、賛成4反対5”. 福島民友新聞. 2024年3月15日閲覧。