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マイク・キャメロン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マイク・キャメロン
Mike Cameron
ボストン・レッドソックス時代
(2011年4月26日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州ラグレンジ
生年月日 (1973-01-08) 1973年1月8日(51歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 1991年 ドラフト18巡目でシカゴ・ホワイトソックスから指名
初出場 1995年8月27日
最終出場 2011年9月12日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

マイケル・テレンス・キャメロンMichael Terrance Cameron, 1973年1月8日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州ラグレンジ出身の元プロ野球選手外野手)。右投右打。

経歴

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ホワイトソックス時代

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1991年ドラフト18巡目指名でシカゴ・ホワイトソックスに入団。

1995年8月27日にメジャーデビューした。

レッズ時代

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1998年11月11日にポール・コネルコとのトレードシンシナティ・レッズに移籍[1]

マリナーズ時代

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2000年2月10日にケン・グリフィー・ジュニアとの4対1のトレードでシアトル・マリナーズに移籍。

2001年オールスターに初選出を果たし、25本塁打・110打点の成績で自己ベストを更新。シーズン終了後にはゴールドグラブ賞を初受賞を果たした。

2002年はマリナーズの球団記録のシーズン176三振を記録したが、同年5月2日のホワイトソックス戦でメジャー史上13人目の1試合4本塁打を達成している。

2003年、2度目のゴールドグラブ賞を受賞し、外野手として21世紀では最多となる刺殺数485の守備記録を打ちたてている[要出典]

シーズン終了後の10月27日にフリーエージェントを宣言[1]

メッツ時代

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ニューヨーク・メッツ時代
(2004年8月7日)

ニューヨーク・メッツは投手から守備の改善の要望があり、トム・グラビンアル・ライタージョン・フランコらは守備の名手であるキャメロン本人に電話で入団を口説き、12月23日に3年総額1,950万ドルの契約で合意。

2004年本塁打こそ自己最多の30本を記録したものの、打率は.231と低かった。

2005年カルロス・ベルトランの加入により、本来の守備位置のセンターからライトコンバート。8月11日の試合中にベルトランと衝突し、故障者リスト入り[2]。そのままシーズンを終えた。

パドレス時代

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サンディエゴ・パドレス時代
(2007年5月10日)

2005年11月18日にゼイビア・ネイディ外野手との交換トレードでサンディエゴ・パドレスへ移籍した。

2006年は、3度目のゴールドグラブ賞を受賞した。

2007年シーズン終了後には球団から3年総額2,400万ドルの契約延長を打診されたが、拒否[3]

ブルワーズ時代

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2008年1月14日にミルウォーキー・ブルワーズと1年700万ドル(2年目は1,000万ドルのオプション契約)で合意[4]

ミルウォーキー・ブルワーズ時代
(2008年7月20日)

2007年10月31日に禁止薬物検査で2回目の陽性反応が出て25試合の出場停止処分が科された[5]。この処分は2008年シーズン開幕から適用され、2008年シーズン初出場は4月29日となった。本塁打数は4年ぶりに25に達し、シーズン終了後球団は2009年のオプションを行使した[6]

レッドソックス時代

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2009年のシーズン終了後にボストン・レッドソックスFA移籍した。

2010年は開幕してすぐに脇腹を痛め、48試合にしか出場出来なかった[7]。出場試合数が激減した影響で、打率.259・4本塁打・15打点という成績に留まり、それまで4年連続で記録していた20本塁打以上の記録が途切れた。

2011年は、カール・クロフォードの加入と高齢である事から、J.D.ドリューとプラトーンでの起用になると見られている[7]

マーリンズ時代

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2011年7月5日にトレードでフロリダ・マーリンズへ移籍したが、9月13日に解雇された。

引退

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2012年ワシントン・ナショナルズと契約。しかし、同年2月19日に現役引退を発表。引退式のため1日だけ古巣マリナーズと契約。4月13日に、セーフコ・フィールドでの開幕戦で始球式を行い、正式に引退。始球式は、マリナーズ時代のチームメイトとして右中間でコンビを組んだイチローが捕手を務めた。

選手としての特徴

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人物

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息子のダズ・キャメロンデトロイト・タイガースでプレーし、現在はボルチモア・オリオールズの傘下に所属している。

2002年1月1日放送のTBS系「最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦」に出演し、総合4位の成績を収めた。

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
1995 CWS 28 44 38 4 7 2 0 1 12 2 0 0 3 0 3 0 0 15 0 .184 .244 .316 .560
1996 11 12 11 1 1 0 0 0 1 0 0 1 0 0 1 0 0 3 0 .091 .167 .091 .258
1997 116 446 379 63 98 18 3 14 164 55 23 2 2 5 55 1 5 105 8 .259 .356 .433 .789
1998 141 443 396 53 83 16 5 8 133 43 27 11 1 3 37 0 6 101 6 .210 .285 .336 .621
1999 CIN 146 636 542 93 139 34 9 21 254 66 38 12 5 3 80 2 6 145 4 .256 .357 .469 .826
2000 SEA 155 643 543 96 145 28 4 19 238 78 24 7 7 6 78 0 9 133 10 .267 .365 .438 .803
2001 150 633 540 99 144 30 5 25 259 110 34 5 1 13 69 3 10 155 13 .267 .353 .480 .833
2002 158 640 545 84 130 26 5 25 241 80 31 8 4 5 79 3 7 176 8 .239 .340 .442 .782
2003 147 612 534 74 135 31 5 18 230 76 17 7 1 2 70 1 5 137 13 .253 .344 .431 .775
2004 NYM 140 562 493 76 114 30 1 30 236 76 22 6 1 3 57 2 8 143 5 .231 .319 .479 .798
2005 76 343 308 47 84 23 2 12 147 39 13 1 1 1 29 0 4 85 5 .273 .342 .477 .819
2006 SD 141 634 552 88 148 34 9 22 266 83 25 9 0 5 71 2 6 142 8 .268 .355 .482 .837
2007 151 651 571 88 138 33 6 21 246 78 18 5 2 3 67 1 8 160 9 .242 .328 .431 .759
2008 MIL 120 508 444 69 108 25 2 25 212 70 17 5 1 3 54 1 6 142 4 .243 .331 .477 .808
2009 149 628 544 78 136 32 3 24 246 70 7 3 0 5 75 3 4 156 12 .250 .342 .452 .795
2010 BOS 48 180 162 24 42 11 0 4 65 15 0 1 0 1 14 0 3 44 3 .259 .328 .401 .729
2011 33 105 94 9 14 2 0 3 25 9 0 0 1 2 8 0 0 25 3 .149 .212 .266 .477
FLA 45 164 143 18 34 8 0 6 60 18 1 0 1 0 20 0 0 34 3 .238 .331 .420 .751
'11計 78 269 237 27 48 10 0 9 85 27 1 0 2 2 28 0 0 59 6 .203 .285 .359 .643
MLB:17年 1955 7884 6839 1064 1700 383 59 278 3035 968 297 83 31 60 867 19 87 1901 114 .249 .338 .444 .782
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

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中堅(CF) 左翼(LF) 右翼(RF)




































1995 CWS 3 6 0 0 0 1.000 - 26 28 1 0 0 1.000
1996 4 6 0 0 0 1.000 2 2 0 0 0 1.000 5 0 0 0 0 ----
1997 102 295 4 5 1 .984 - 37 36 1 0 1 1.000
1998 136 311 6 4 0 .988 - 2 3 0 0 0 1.000
1999 CIN 146 372 7 8 3 .979 - -
2000 SEA 155 396 5 6 3 .985 - 1 2 0 0 0 1.000
2001 149 410 8 6 2 .986 - -
2002 155 413 6 5 0 .988 - -
2003 147 485 3 4 2 .992 - -
2004 NYM 135 354 6 8 2 .978 - -
2005 10 15 1 0 0 1.000 - 68 136 2 6 1 .958
2006 SD 141 367 6 6 2 .984 - -
2007 150 365 7 5 2 .987 - -
2008 MIL 119 293 3 1 0 .997 - -
2009 147 404 4 4 1 .990 - -
2010 BOS 46 111 3 2 1 .983 - -
2011 2 1 0 0 0 1.000 4 2 0 0 0 1.000 25 45 0 1 0 .978
FLA 40 93 3 0 0 1.000 - -
'11計 42 94 3 0 0 1.000 4 2 0 0 0 1.000 25 45 0 1 0 .978
MLB 1787 4697 72 64 19 .987 6 4 0 0 0 1.000 164 250 4 7 2 .973

背番号

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  • 24(1995年 - 1998年、2011年途中 - 同年終了)
  • 44(1999年 - 2005年)
  • 25(2006年 - 2009年)
  • 23(2010年 - 2011年途中)

表彰

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  • ゴールドグラブ賞 3回:2001年、2003年、2006年
  • ア・リーグ週間MVP 2回:2001年8月19日、2002年5月5日

記録

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  • オールスター選出 1回:2001年
  • 1試合4本塁打:2002年5月2日シカゴ・ホワイトソックス戦 ※MLBタイ記録

脚注

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  1. ^ a b Mike Cameron Transactions” (英語). Baseball-Reference.com. 2009年2月1日閲覧。
  2. ^ Noble, Marty (2005年8月12日). “Cameron suffers fractures in collision Mets right fielder placed on DL after running into Beltran” (英語). MLB.com. 2009年2月1日閲覧。
  3. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2008』廣済堂出版、2008年、341頁頁。ISBN 978-4-331-51300-2 
  4. ^ Associated Press (2008年1月14日). “Brewers, Cameron strike deal to bolster outfield depth” (英語). ESPN.com. 2009年2月1日閲覧。
  5. ^ Associated Press (2007年10月31日). “Baseball suspends Cameron 25 games for failed test” (英語). ESPN.com. 2009年2月1日閲覧。
  6. ^ Brewers to bring back CF Cameron with $10M option” (英語). ESPN.com (2008年11月3日). 2009年2月1日閲覧。
  7. ^ a b 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2011』廣済堂出版、2011年、80頁頁。ISBN 978-4-331-51518-1 

関連項目

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外部リンク

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