シェッド・セヴン
シェッド・セヴン Shed Seven | |
---|---|
基本情報 | |
出身地 | イギリス、ヨーク |
ジャンル |
ロック ブリットポップ インディー・ロック |
活動期間 |
1990年 - 2003年 2007年 - |
レーベル |
ポリドール・レコード (1993–1999) Artful Records (2001–2002) Taste Media (2003) BMG (2017-) |
公式サイト | http://www.shedseven.com/ |
メンバー |
リック・ウィッター ポール・バンクス トム・グラッドウィン アラン・リーチ ジョー・ジョンソン |
旧メンバー | フレイザー・スミス |
シェッド・セヴン(Shed Seven)は、イギリス・ヨーク出身のロックバンドである。
1990年に結成。ザ・スミスやローリング・ストーンズなどの影響を受けたストレートなロックを特徴としており、ブリットポップの一角を担うバンドとして活躍した。2003年にいったん解散したが、2007年に再結成している。
来歴
[編集]90年代半ばのブリットポップの本格的なブーム到来前から活動を開始し、デビュー当時は同期のオアシスのライバルとも目されていた。
1994年に1stアルバム『Change Giver』を発表、全英トップ20入りを果たす。1996年発表の2ndアルバム『A Maximum High』はイギリス国内で25万枚を売り上げるヒットとなった。またこの年だけで、「チェイシング・レインボウズ」など6枚ものシングルを全英トップ30に送り込むなど、イギリス国内での人気バンドとしての地位を確立した。1998年、3rdアルバム『Let It Ride』を発表、再び全英トップテン入りを果たす。
1999年にベストアルバム『Going for Gold』を発表後、バンドはポリドール・レコードを離れ、ギタリストのポール・バンクスが脱退。後任には、ポール加入前のギタリストだったジョー・ジョンソンとキーボード担当のフレイザー・スミスが加入。2001年、インディーレーベルから4thアルバム『Truth Be Told』を発表するも、商業的には失敗に終わる。その後契約したレーベルからも、5枚目のアルバムのリリースを拒否されたことから、2003年に解散を発表。
解散後メンバーはそれぞれソロ活動を行っていたが、2007年には一回限りの再結成ツアーを敢行すると発表(ギタリストのポール・バンクスも復帰)。ツアーはおおむねソールド・アウトするなど人気が復活し、その後のブリットポップバンドの再結成ブームの先陣を切る形となった。以降も毎年のようにツアーやフェスへの出演を行っていたが、その間も一切新曲は発表していなかった。
しかし、2017年に16年ぶりとなるニューアルバム『Instant Pleasures』を、メジャーレーベルからリリースすることを発表。プロデューサーにはキリング・ジョークのユースを起用、ブリットポップ全盛期を彷彿とさせる充実作となり、キャリア史上最高位となる全英8位を記録した。アルバム発表後にはキャストをゲストに迎えた全英ツアーを行い、総計5万枚ものチケットが売れたという。
ディスコグラフィー
[編集]以下の順位は全て全英チャートによるもの
オリジナル・アルバム
[編集]- チェンジ・ギヴァー / Change Giver (1994年)
- 16位、シルヴァー・ディスク獲得
- マキシマム・ハイ / A Maximum High (1996年)
- 8位、ゴールド・ディスク獲得
- レット・イット・ライド / Let It Ride (1998年)
- 9位、シルヴァー・ディスク獲得
- トゥルース・ビー・トールド / Truth Be Told (2001年)
- 42位
- インスタント・プレジャーズ / Instant Pleasures (2017年)
- 8位
編集盤
[編集]- ゴーイング・フォー・ゴールド / Going for Gold (1999年)
- ベストアルバム、7位、ゴールド・ディスク獲得
- ホエア・ハヴ・ユー・ビーン・トゥナイト ライブ / Where Have You Been Tonight? Live (2003年)
- ライブアルバム、112位
- コレクション / The Collection (2004年)
- 廉価版ベストアルバム
- ワン・ハンド・クラッピング / One Hand Clapping – The Unreleased Demos 2001–2003 (2005年)
- 未発表5thアルバムのデモ音源集
- ライブ・アット・ザ・BBC / Live at the BBC (2007年)
- セッション、ライヴアルバム
- シングルス・コレクション / The Singles Collection (2008年)
- ベストアルバム